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コーヒー好きにはたまらない選べるお試しコーヒー豆 2kg 。粉にもできます。 ▼挽き方の種類 豆のまま→コーヒーミルを持っている方用 中挽き→ペーパードリップ・コーヒーメーカー用 細挽き→サイフォン用・水出し用 あら挽き→ネルドリップ・コーヒープレス・パーコレーター用 ▼20種類の中からお好きなコーヒーを4つお選びいただけます。 プレジデンシャル - 500g 中煎り焙煎 ピアノトリオ - 500g 深煎り+中煎り焙煎 シークレット - 500g 中煎り焙煎 インディアン - 500g 深煎り+中深煎り焙煎 ダブルアメリカン - 500g 浅煎り+中煎り焙煎 ロイヤルクラシック - 500g 中煎り焙煎 コクのあるブレンド - 500g 中煎り焙煎 ハピネス - 500g 中煎り焙煎 がりゅう - 500g 中煎り焙煎 ゴールデン - 500g 中深煎り焙煎 ピクニック - 500g 中煎り焙煎 ヌーボー - 500g 中煎り焙煎 ハイブレンド - 500g 中煎り焙煎 大阪ストロング - 400g 深煎り焙煎 鉄人レギュラ - 500g 中煎り焙煎 鉄人ライト - 500g 浅煎り+中煎り焙煎 鉄人ゴールド - 500g 中深煎り焙煎 鉄人コール - 500g 深煎り焙煎 マウンテンスピリット - 500g 中煎り焙煎 鉄人プレミアム - 500g 浅煎り+中煎り焙煎 ★このセットの人気ランキング★ 1位 マウンテンスピリット 2位 インディアン 3位 がりゅう 4位 ヌーボー 5位 鉄人プレミアム 6位 プレジデンシャル ●コーヒー焙煎士「ふう」が焙煎するこだわりのコーヒー豆 焙煎日 発送当日にコーヒー豆を焙煎して発送しますので煎りたてです。 焙煎者 古川 裕介(ふう店長)がお客様のコーヒー豆を焙煎します。 送料 こちらの商品は全国送料無料です。 ※食品必須記載事項 名称:レギュラーコーヒー 原材料名:コーヒー豆(粉) 内容量:2000g(500g入×4袋) 賞味期限:製造日より6か月(賞味期限はパッケージに記載) 原産国名:コロンビア・ブラジル・その他 保存方法:季節に関わらず常温保存をお薦めします。 製造者:古川珈琲株式会社 大阪府大阪市北区大淀中3丁目10-13 販売者の店舗名:コーヒー通販・古川珈琲株式会社 コーヒー,コーヒー豆,コーヒー粉,コーヒー豆 送料無料,コーヒー 送料無料,コーヒー豆 2kg,コーヒー豆 1kg,コーヒー豆 500g,コーヒー豆 お試し▼NEWアイテム追加しました! ※新登場の大阪ストロングは、100%フレンチロースト(深煎り)なので、 ブラックでお飲みになると、かなり苦みがあります。できれば・・・牛乳で割って飲むカフェオレ、または、アイスコーヒーとしてご使用いただけると幸いです^^ また、大変申し訳ないのですが、大阪ストロングのみ400gパックとなります。
【焙煎士コメント】 イルガナチュラルG1、品質重視で作り手をセレクション 熟したフルーツの香り、モカフレーバーをお探しの方必見 やむなく入荷を断念したセラムに負けていません! 「Buna」はアムハラ語で「コーヒー」の意味です。 アラビカ種発祥の地でありながら、且つその魅力を現在でも維持しているエチオピア。 さらにその中でも世界中を魅了している産地“イルガチャフィー”。 これから先の未来へも、歴史と魅力あるコーヒーの産地であり続けて欲しい、との願い。 また、このコーヒーを世界中のロースターに広く使い続けて欲しい、という願い。 この二つの願いが「Bunabuna(コーヒーコーヒー)」という商品名に込められています。 現地にて多数のダイレクトソースを持つファルコン社にて、品質レベルの高いウォッシングステーションを厳選し、その中でも作柄のすぐれたものにブナブナのブランド名をつけてお届けいたします。 安定供給の困難なエチオピアにおいて、品質と供給のサステナビリティ確立を目指します。 利用シーン ・朝食に、フルーツジャムを塗ったトーストと共に。 ・香りを楽しみたい ゆっくりとしたティータイムに。 ・コーヒーの違いを楽しみたいときに。 味・香りについて 浅煎り 柑橘、レモンのようなすっきりとした香りと明るい酸味がある。 ストロベリー、ブルーベリーのようなナチュラルモカの香り。 オレンジピール。ママレード。 特徴感を感じるのに一番おススメの焙煎度。 中煎り 酸味が少し落ち着き、甘味が増す。 イチゴジャム、ブルーベリーのようなナチュラルモカの香り。 黄桃。 カカオやチョコレートを思わせるコクを伴なった甘味がある。 中深煎り 苦味が少し出てくる。 イチゴジャム、ブルーベリーのようなナチュラルモカの香りがあり、後口にカラメルのような甘い余韻が残る。 緑茶のような心地よさがある。 華やかさを感じられる中深煎りコーヒー。 深煎り しっかりとした苦味があるが、徐々にナチュラルモカの香りが広がってくる。 コクがあり、華やかなニュアンスも感じられる。 生産地情報 トレース:イルガチャフィ地区内の単一ウォッシングステーション(ロットにより変更有) 栽培品種:在来種 規格:G1 ナチュラル 詳細 農薬検査 社内検査にて、基準値以下 商品規格 G1 精選方法 Natural SCA評価 83.875点
【焙煎士コメント】 ゲイシャに似たフレーバーの新品種”Wush Wush"×新発酵法。最先端のミュータント。 農園名:La Natura 農園 │ 産地:コロンビア南西部 ウイラ県 サンアグスティン 標高:2150m │ 規格:ナチュラル │ 品種:Wush Wush(ウシュ ウシュ) 製法:ダイナミック ファーメンテーション ラ ナチュラ農園について La Natura農園は、コロンビアの生産者コミュニティが生産したエキゾチックなコーヒーの研究や販売に熱心に取り組むスペシャルティコーヒー会社 Colors of Nature の代表、フェリペ・オスピナ氏が所有する、世界中のエキゾチックなコーヒー品種を栽培する実験的なコーヒー研究農園です。 標高約2150mの原産林が手つかずのまま残っている有機農地で、森林の生物多様性を保護しながら優れたコーヒーを生産できる、環境に優しい本物のコーヒー農園を作ることを夢見て、2015年に立ち上げられました。 品種 Wush Wushについて Wush Wushは、エチオピアのカッファ州のWush Wush地域で生まれたコーヒーの品種であり、エチオピアの農業省によって品種として認定されています。 Wush Wushエリアは、Geshaエリアからわずか50kmと近く、ゲイシャとWushWushの品種のステータスは非常に近しいものがあります。 ジャスミンのようなフローラルさや、レモングラスやライム、マンダリンといった柑橘系の特徴など、ゲイシャと共通の特徴をいくつか有していますが、Wush Wushはより複雑な特徴を有しているように思われ、また、長時間発酵を行ったWush Wushにはゲイシャよりもはるかに優れたフルーティーな風味が現れます。 唯一の問題は、ゲイシャよりもコーヒーの生産量が少ないことです。ある意味ではゲイシャより希少性が高く高級と言えるかもしれません。 精製 ダイナミック ファーメンテーション について ダイナミックファーメンテーションは、Colors of NatureがLa Cereza研究センターで開発した、独自の精選方法です。6年以上かけて開発した今も日々改良を続けており、いくつかのバリエーションがありますが、基本的には、発酵の工程をコントロールできる環境下で行い、地場の自然界に存在する酵母や微生物を使用することがポイントです。 厳密で注意深いステップで構成されていますが、再現性が高く、同じカッピングプロファイルを高確率で再現でき、この精選処理技術を用いることで、複雑でエキゾチックなフレーバーを高めながら、クリーンカップで程よいボディをもつコーヒーを生産することが出来ています。酵母の添加とさらなる発酵は、滅菌された容器内の管理された環境で行われ、発酵時間は使用する酵母の種類に応じて36時間から72時間の間で調整します。 また、乾燥工程も精選において非常に重要な部分で、チェリーの乾燥は日陰で行い、ナチュラルの場合は全ての工程を62日もかけて行います。この発酵技術は、自然界の発酵と同じように時間を追うごとにダイナミックな変化がある為、”Dynamic Fermentation”とフェリペ氏らは呼ぶことにしました。風味が素晴らしいだけでなく、他の発酵方法と比較してコーヒーの寿命を大幅に改善するのに役立つため、最良の選択肢としてこのプロセスが用いられています。
【焙煎士コメント】 赤道の丁度南の熱帯に位置するパプアニューギニア。第二次世界大戦の前にルター派の宣教師によりコーヒーが持ち込まれました。シグリ農園は西部高地地方ワギ・バレーに1950年代末に開発された大農園。海抜1,600mの標高、清涼な気候、十分な降水量、豊かな土壌、「1日で1年の気候を繰り返す」と言われる気象の変化など、コーヒーの生育には理想的な環境です。 シグリのおいしさはその様な気候風土に負っていることは言うまでもありません。 しかしながら、それに加えて、完熟チェリーを手摘み、通常より1日多い4日間をかけた手洗発酵工程、たっぷり10日間をかけた天日乾燥、完成豆の二度にわたる卓上手選別などにより、シグリのヒスイに似た蒼色と、最高級の風味、品格が出来上がるのです。 パプアニューギニアのシグリ農園で生産されるAAグレードのコーヒー豆は、非常に高品質で、鮮烈な風味と香りが特徴です。 シグリ農園は、パプアニューギニアの西部に位置し、標高1,500メートル以上の山々に囲まれた地域で生産されています。この地域は、肥沃な土壌と理想的な気候条件の恵まれた場所で、完熟したコーヒーの実を育てるのに最適な環境を提供しています。 シグリ農園で生産されるコーヒー豆は、厳しい品質管理のもとで栽培されています。収穫された豆は、選別され、不良品や傷んでいる豆は除かれます。その後、乾燥させ、更に選別されます。これにより、品質の高い豆のみが焙煎され、豊かで複雑な風味が引き出されます。 シグリ農園のコーヒー豆は、鮮烈でフルーティーな風味があり、複雑な味わいを持っています。特に、その風味には、柑橘類や赤い果物、甘いチョコレートのニュアンスがあり、非常に豊かで深みのある味わいが特徴です。また、豆自体の酸味も穏やかで、非常にバランスが良いとされています。 パプアニューギニアのシグリ農園で生産されるコーヒーは、高品質でありながら、まだあまり知られていないため、コーヒー愛好家には特におすすめの豆です。 [地域] ウエストハイランド州ワギバレー [土壌] 火山性砂質土壌 [品種] 主にティピカ [標高] 1,500メーター以上 [収穫期] 通年(メインは4月〜7月) [精製] ウォッシュド [年間生産量] 最大300トン
【焙煎士コメント】 甘味がギュッと詰まった樹上乾燥ナチュラル 商品管理番号 U432-230 生産地 南ミナス ネポヌセーノ 精製 ドライオンツリーナチュラル 標高 1,080m 品種 ブルボンアマレロ 生産者 アントニオ リマ レイス 乾燥 パティオで天日乾燥 その後ドライヤーで乾燥 規格 No2 サイズ 16up 栽培・農薬の使用 慣行栽培、できるだけ農薬をつかはないように心がけています INFORMATION おすすめ焙煎度:ライト〜フルシティ 梱包:30kg+グレインプロ フレーバーノート:nutty, cherry, cacao nib, smooth, sweet, soft body 焙煎度を変えた香味情報 Light Roast ソフトな口当たりが心地よいです。アフターでは、樹上乾燥ならではのチェリーのようなニュアンスがほのかに感じられます。 Medium Roast ボディ感が増して、チョコレートのような甘味をしっかりと楽しむことができます。雑味が少なく、クリーンな味わいもポイントです。 Dark Roast 苦味の効いた味わいだけでなく、甘味も感じられます。アフターが持続するので、深煎りブレンドのベースにもおススメです。 BUYER COMMENTS 2022年のクロップと比較すると、ナチュラルらしいナッツやカカオのニュアンスが強く、風味豊かな味わいに仕上がりました。甘味もありますが、チェリーやカスカラのようなニュアンスは控えめ。果実感を引き出す場合は浅煎りにとどめて、ローストのような香りを極力抑えるとよいでしょう。 ブラジル産コーヒーの中でも雑味が少なく、非常に優れた味わいなので、ブレンドのベースをはじめ、幅広い場面でお楽しみいただけますよ。 スペシャルティ・コーヒーを生み出すブラジル随一の産地・南ミナスジェライス 南ミナスはブラジル生産地の中でも歴史があり、多種多様なコーヒーを産出する地域です。1850年ごろにコーヒー栽培が導入され、この地域での主産品として大きく広がりました。南ミナスでは、60万ヘクタール以上の栽培面積を誇り、一大生産地となっておりますが、その多くは小農家による栽培が行われております。セラード地方と違いなだらかな丘陵な土地柄のため、大型収穫機を導入することが難しい地域でもあり、小型の収穫機ないし手積みで収穫がなされています。標高は750m~1,350mとブラジルの中でも標高が高い地域で、スペシャルティクラスのコーヒーを産出する優れた土壌と標高を有しています。 3代にわたって受け継がれる栽培技術と最新テクノロジーを駆使したコーヒー栽培 ベラビスタ農園は1923年にリマ・レイス家により開園され、当初は放牧による生計を立ておりましたが、すぐにコーヒー栽培へと転身。現在では3代目のアントニオさん(トニーさん)が引き継いでいます。430haにも及ぶ彼らのコーヒー農園では、環境に配慮した栽培方法を徹底し、各種認証を取得しています。現在の農園主トニーさんは、先代から土地を受け継ぐ前にラブラス農業大学の農学者パウロ・デ・ソウサ教授に農学の一般的な知識技術、コーヒー栽培を徹底して学びました。1964年に現在の妻イザベラさんと結婚、農園に住居を構え、子宝にも恵まれたトニーさんは、子供達が将来もこの農園を愛してくれるように自然を守り、動物を守り、水を守りながら農業をしようと決意しました。今では自然豊かで動植物に溢れる農園となっています。精選するための機械も新調し、ドライオンツリーの処理、パルプドナチュラルの加工も高い品質で生産しています。3代に渡るコーヒー栽培の歴史と現在の栽培テクノロジーを駆使し南ミナスの中でも有数のサステイナブルな良質コーヒーを産出する農園となっています。
【焙煎士コメント】 オレンジフレーバーたっぷりのクリンチマウンテン 商品管理番号 U505-230 生産地 スマトラ島南部 クリンチマウンテン周辺 カユアロ村 精製 スマトラ式 標高 1,300〜1,650m 品種 シガラルタン 生産者 ALKO生産者組合の皆さん460世帯 乾燥 天日乾燥+グリーンハウス内で乾燥 規格 G1 サイズ 16up 栽培・農薬の使用 シェードグロウン、栽培期間中 農薬化学肥料不使用 INFORMATION おすすめ焙煎度:ライト~フルシティ 梱包:30kg+グレインプロ フレーバーノート:herby, earthy, orange, mango, ligering, balanced, bright 焙煎度を変えた香味情報 Light Roast マンデリン特有のアーシーなフレーバーよりも、オレンジのような甘く爽やかなフレーバーが前面に感じられます。他のスマトラ島のコーヒーと比べ酸味がやや穏やかで、ジューシーな味わいです。 Medium Roast 爽やかな甘味と穏やかな酸味、ほどよいボディ感、焙煎による香ばしさなど、あらゆる要素がバランスよく感じられます。 Dark Roast 一般的なマンデリンに比べて繊細なボディ感なので、深く焙煎しすぎるとフラットな味わいになりやすいです。2ハゼのピーク手前にとどめると良いでしょう。 BUYER COMMENTS 以前より課題だった乾燥工程が改善され、きれいなアピアランスに仕上がりました。また乾燥がゆっくり行われたことにより、ギュッと詰まったボディ感に。果実感もアップして、よりジューシーな味わいをお楽しみいただけます。 注目を集めるクリンチマウンテン 新しい産地クリンチマウンテンは標高3,000m越えの山で、栽培地域もリントンよりも比較的高く、ほとんどが1,600m前後で栽培しています。クリンチマウンテン周辺には昔からコーヒー生産者がたくさんいましたが、そのほとんどがスタンダードのG1クラスに混ぜられてこの地域のコーヒーとして販売されることはありませんでした。近年生産者組合が数多く作られるようになり、しかもその生産者グループの代表はとても若く、意欲的です。このALKO生産者組合も同じく、代表のスルヨノ(Suruyono)さんが460世帯の農家さんをまとめ、彼らにスポットライトが当たるようなコーヒーを作りたいと設立しました。品質管理も徹底的に行い、ロットごとのトレーサビリティにも注力しています。その品質の高さから、アメリカ、ヨーロッパの大手バイヤーからの引き合いも最近多くなってきたとのことです。今回のロットをメインで担当したのはGunung tujuh村でリーダーとして活躍するZakwanさん、2haほどの農地で主にシガラルタンを育てています。 自然林を守りながら ALKO生産者組合は、460世帯の小農家さんで構成されており、現在全ての栽培面積を足すとおおよそ400haあります。通常の樹間よりも少し広くとり、 2m x 2,5mで栽培しています。シェードツリーにはシナモンや、マンダリンオレンジ、カリアンドラ(Lmatoro豆科)を植えています。剪定も定期的におこなっており、コーヒーの栽培管理をしっかりとおこなっている生産地です。今年からは商品名をコピ ジェルク(インドネシア語でオレンジコーヒーの意)として商品名も新たにリニューアル。シェードツリーとして植えられているオレンジの木の下でゆっくりと育つコーヒーは、まさにオレンジのような、明るく甘さのある酸味が楽しめます。効率重視の慣行栽培を良しとせず、環境に配慮した生産を続けるALKO生産組合の志を、味わいと共に思い浮かべて頂けると嬉しいです。彼らの主食は米。そのため米の栽培も盛んに行われており、換金作物としては、コーヒーのほかにスパイスが栽培されています。クリンチマウンテン周辺の山々から流れる水を利用して、農耕し、生活用水として使用しているため、自然林を大切に守ろうという風土がある地域です。
【焙煎士コメント】 ホンジュラス SHG コマヤグア ブエノスアイレス農園は、ホンジュラスのウイラン県に位置するコーヒー農園です。標高1,500メートル以上の山々に囲まれたこの地域は、高品質なアラビカ種の栽培に適した気候条件と肥沃な土壌が整っており、世界でも有名なコーヒー産地のひとつです。 この農園は、Strictly High Grown (SHG) というランクに認定されており、高品質なコーヒー豆を生産しています。また、農園内では持続可能な農業を実践しており、化学肥料や農薬の使用を極力抑え、有機肥料や自然の方法で害虫や病気を防いでいます。 ホンジュラス中西部に位置するコマヤグア県は、同国で最初にコーヒー栽培が始められた場所と言われています。 県土の平均標高は約1200メーターで、肥沃な土地と高山気候は、コーヒー生産に最も適したものです。このコマヤグア県のブエノスアイレス村は、野菜生産を主に行っている小さい村でしたが、近年農家の生活向上を目指して、コーヒー生産に力を入れるようになりました。 現在は50軒程度の小規模農家が、ボルカフェ・グループのコーヒー生産支援の取り組みであるボルカフェ・ウェイのスタッフと世界的な農家支援組織であるテクノサーブの協力を得て、生産性、品質向上、生産資源の有効活用の三本の柱の改善を目標に、日々生産技術の研鑽を重ねています。 また、従来ホンジュラスコーヒーの取り扱いの際に頭痛の種となっていた欠点豆や夾雑物の多さ、不安定な水分値による品質の劣化などを防ぐため、プロジェクト・ゼロというスローガンで、収穫から輸出精製に至るすべてのプロセスにおいて欠点の発生を防ぐ仕組みを作り、ホンジュラス・コーヒーの本来の持ち味を損ねないようにお届けすることに成功しました。 -ゼロにかける祈り-「プロジェクトゼロ」とは。 ホンジュラスは殺人率が世界で断トツ1位と聞いたことがある。2013年の統計では、世界平均では10万人あたり6人が、ホンジュラスでは90人。圧倒的なその差。まるでリアル北斗の拳、ギャングがはびこる国の唯一の希望は、実はスペシャルティコーヒーとも聞く。都会でギャングとして生きる誘惑を断ち、悪事に身を染めることを良しとせず、農村で真面目に良いコーヒーを作って、良い暮らしをしたい。スペシャルティコーヒーの生産に従事する人たちはまさに命と尊厳をかけて、毎年美味しいコーヒー作りをされている。 縁があって来日された、そんな農園の方が、京都のとあるお店に売り場に並ぶ自ら育てたホンジュラスの豆を見て、こんなに嬉しいことはないと目に涙を浮かべられこともある。そんな情熱に少しでも報いたい、そんな気持ちで始められたのが、ホンジュラスのスペシャルティコーヒーをよりクオリティを高め、その分をより高く購入させていただくサスティナブルな仕組み、名前は「プロジェクトゼロ」。スペシャルティコーヒーといえど少しは欠点豆は混入しているもの、この欠点豆を除く為のハンドピッキングの作業を、様々なプロセスで他の産地のスペシャルティクラスの農園よりも頑張ってもらうことで、日本でかかるはずのハンドピックの時間と日本人の人件費分を乗せて、産地に還元することにしたプロジェクト。 欠点豆の混入率ゼロを目指し、誇るべき仕事があればギャングになることもないと、いつか殺人率もゼロになって欲しい、そんな「プロジェクトゼロ」。もちろん全くゼロにするのはどちらも難しい。しかし限りなくゼロに近づこうとする祈り、ホンジュラスの村のみんなのスペシャルティコーヒーにかける想いを是非、この飛び切りクリーンなカップから感じとっていただきたい。 品名:ホンジュラス SHG ブエノスアイレス プロジェクト・ゼロ 生産地:ホンジュラス中西部 コマヤグア県 ブエノスアイレス村 生産者:ブエノスアイレス村の小規模農家 品種:カチモール, Ihcafe 90, レンピラ 精製:ウォッシュド 伝統的水洗行程 乾燥:100%天日乾燥 規格:SHG ファンシークラス 収穫:12月から3月 / 船積み2月以降 標高:1,400−1,700メーター 気温:年間平均18度 年間降水量:1,800mm
【焙煎士コメント】 サントゥアリオ農園のあるコロンビア カウカ県は、コロンビアコーヒーの名産地であるウイラ県が東に、そして、ナリーニョ県が南に接する、日照や降水量、標高、土壌といったコーヒー栽培の好条件の揃った地域です。 農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーの復活を目指し、サステナブルな条件のもと、一から農園を設計し、1999年に農園作りをスタートさせました。サントゥアリオ農園では当初から「至高のコロンビアマイルド」を目指し、木の播種から収穫、精選にいたるまで非常に高いクオリティを持った独自のマニュアルで農園の管理を行い、スペシャルティコーヒーの生産に力をいれています。また、スペシャルティコーヒーの生産だけでなく、ハーブやほかの果樹の栽培も行い、環境保護活動や養蜂、エコツーリズムの取り組みを通して、環境にやさしい持続可能な農園づくりに取り組んでいます。こちらのストロベリー アナエアロビコは、収穫した糖度24%以上のコーヒーチェリー(レッドブルボン)を5時間ほど綺麗な水に浸し、洗浄、その後、アナエロビックファーメンテーションと言われる二次発酵(嫌気性発酵)を9時間行ったのち、アフリカンベッドで天日乾燥させています。この精製により仕上がったコーヒーは、ストロベリーのような爽やかな酸味と甘味を持っています。 コロンビアのサントゥアリオ農園で生産されるストロベリー・アナエロビコとは、サントゥアリオ農園が独自に開発した特別な栽培法で育てられたコーヒー豆の品種です。 ストロベリー・アナエロビコは、アナエロビック発酵という特別な発酵方法を用いて生産されます。アナエロビック発酵とは、豆の周りの果肉を剥がさずに発酵させる方法で、この方法により、独特の風味が生まれます。ストロベリー・アナエロビコは、この発酵により、ストロベリーのような酸味と甘みが特徴的な、非常にフルーティーな味わいを持っています。 サントゥアリオ農園は、高度な栽培方法を使用して、ストロベリー・アナエロビコの品質を確保しています。農園は、コーヒーの木の密度を高め、日陰での成長を促進するための木陰の設置などの方法を用いて、理想的な成長環境を作り出しています。さらに、農園は持続可能な農業に取り組み、土地の保全や生態系の保護にも力を入れています。 ストロベリー・アナエロビコは、独特の風味と味わいを持っており、コーヒー愛好家に高く評価されています。そのため、サントゥアリオ農園のコーヒーは、世界中のカフェやロースタリーから高い評価を受けています。 商品名 :コロンビア サントゥアリオ農園 ストロベリー アナエアロビコ 農園名 :サントゥアリオ農園 農園主 :カミーロ・メリサルデ エリア :カウカ県 ポパヤン プロセス :ナチュラル (アナエロビックファーメンテーション) 品種 :レッドブルボン 標高 :1850−2100m
【焙煎士コメント】 イエメンのバニーマタルは、高地で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆で、自然ドライおよびサンドライの2つの方法で処理されます。 自然ドライプロセスは、収穫されたコーヒーチェリーをそのまま乾燥させる方法で、果肉が豆に付着したままの状態で豆を乾燥させます。このプロセスにより、コーヒー豆は甘くフルーティーな味わいと、ワインのような酸味を持つ特徴的な味わいを持ちます。 一方、サンドライプロセスは、自然ドライプロセスに比べて少し異なります。収穫されたコーヒーチェリーは、果肉を一部取り除いた後、直接砂漠の砂に敷いて豆を乾燥させます。この方法は、乾燥にかかる時間が自然ドライプロセスよりも短くなるため、酸味が少なく、コクがあり、複雑な風味を持つコーヒー豆ができるとされています。 イエメンのバニーマタルは、どちらのプロセスでも、甘くフルーティーな味わいや、スパイシーで芳醇な香りが特徴です。また、酸味や渋味も感じられ、非常にバランスの取れた味わいを楽しむことができます。さらに、イエメンのコーヒーは、その生産量が少なく、希少性が高いため、コーヒーファンから高い評価を受けています。 モカの名産地『バニーマタル』 イエメン内陸山岳地方(標高1000m〜3000m)の段々畑で「モカ」コーヒーは生産されています。この中でも特に有名な産地が、アラビア語で「雨の子孫達」を意味する「バニーマタル」地方です。この地方はその名の通り雨が多く、またしばしば霧がかかることでも有名です。「バニーマタル」コーヒーは原生種に近いので、生み出される豆は素朴でありながら気品のある味わいを醸し出すことで知られています。又、金色の豆が入っていることから、この豆は『ゴールデン・マタリ』とも呼ばれ独特のモカ臭と共にこれがバニーマタルの特徴です。 イエメンコーヒーの歴史と伝搬 「モカ」は紅海に面した、イエメンの小さな港町です。1628年のある日、この港でオランダ商船に40袋のコーヒー豆が積み込まれました。これがヨーロッパ人が買った最初のコーヒーでした。ただし当時まだヨーロッパではコーヒーを飲む習慣がなかったため、この豆はペルシャ・インド方面に売られたそうです。 1661年、ヨーロッパ「アムステルダム」で最初にコーヒーが売り出されました。もちろんこれもモカから積み出されたコーヒーでした。その後ヨーロッパ人は安いコーヒーを大量に確保するために、それぞれの植民地に「モカ」の豆を持って行ってコーヒーの栽培を始めました。 現在、南アメリカや東南アジアで栽培されているコーヒーの多くは、もともとこうしてイエメンから運び出されたと一説には言われており、イエメンは世界のコーヒーの母国とされています。 最高級モカコーヒー 原生種だけが持つ香り高いモカ臭、甘味とコクのバランスが良く、はっきりとした風味特性を持ち合わせています。 国:イエメン 標高:1500〜1800m エリア:バニーマタル地方 生産処理:ナチュラル/サンドライ 包装/重量:60kg麻袋
【焙煎士コメント】 ブラジル ブルボンアマレロ アルコイリス農園は、南米ブラジルのミナスジェライス州にある、優れたコーヒー豆を生産する農園です。この農園は、世界中のコーヒーラヴァーから高い評価を受け、品質の高い豆を提供しています。 この農園では、主にブルボンアマレロという品種のコーヒー豆を栽培しています。ブルボンアマレロは、ブラジルで最も広く栽培されている品種の一つで、芳醇で豊かな風味が特徴です。農園では、コーヒーの品質を最大限に引き出すために、栽培、収穫、そして精選に細心の注意を払っています。 ブラジル ブルボンアマレロ アルコイリス農園で生産されるコーヒー豆は、焙煎士にとっても非常に魅力的です。焙煎によって、この豆の繊細な風味と深みを引き出すことができます。豆は、深い焦げ茶色になるように焙煎され、口当たりの良さと豊かなアロマが引き立つように仕上げられます。 ブラジル ブルボンアマレロ アルコイリス農園は、長年にわたって高品質なコーヒー豆を提供し続けており、世界中で人気があります。焙煎士にとっても、この農園の豆は、品質と風味が保証されているため、非常に重要な素材となっています。 高品質で安全なコーヒー生産のために、優秀な品質鑑定士の正直な意見を良く聞き、農園技師から技術援助と指導をしっかりと受け、土壌作りから、苗の作り方、運搬にいたるまで、丁寧できちんとした仕事をすることを心がけ、一生懸命栽培されています。 生産国:ブラジル 生産地域:ミナスジェライス州サント・アントニオ・ド・アンパロ農園名:アルコイリス農園 品種:ブルボンアマレロ種 生産高度:1,100m以上 精製方法:パルプドナチュラル 認証:UTZ認証 カップ評価:Almond,Vanilla,Chocolate,Maple syrup,Coconut UTZ認証のポイント ・環境問題を重視し自然環境を痛めつけない栽培であること・社会問題として労働者の保護、消費者の安全性を重視していること・製品の出所、生産方法から流通まで厳しくコントロールし、追跡調査(トレーサビリティ)が可能なこと
【焙煎士コメント】 千の丘の国と呼ばれる肥沃な丘陵地で栽培されるルワンダコーヒーは、その品質水準の高さで、近年のスペシャルティーコーヒー市場で、ゆるぎない定評を受けています。 そのルワンダのコーヒー生産地の中でも、これまであまり注目されることの無かった北部地区には、最高2000メーターを超える、コーヒー生産地としては世界でも珍しい高度で栽培されているブルボン種があります。 この最高品質のチェリーを生産する零細農家と協業体制を打ち立てたキニニ水洗工場が、丹精こめてゆっくりと水洗、天日乾燥させて仕上げたルワンダのスペシャルティーコーヒーの極北キニニAAを紹介します。 ルワンダ AA キニニ水洗工場は、ルワンダのキニニ地区に位置するコーヒー豆の生産工場です。この工場は、AAと呼ばれる最高品質のコーヒー豆を生産することで有名です。 キニニ水洗工場は、水洗式処理を使用してコーヒー豆を加工します。このプロセスでは、コーヒーの果肉が取り除かれ、豆が水に浸され、発酵させられます。発酵後、豆は水で洗浄され、日干しにされます。この過程により、豆に特有の風味や酸味が生み出されます。 キニニ水洗工場のコーヒー豆は、通常、果実味と花の香りがあり、柑橘系の酸味があります。また、コクや甘味もあり、非常にバランスの取れた味わいが特徴です。これらの特徴的な風味と味わいは、コーヒー愛好家に高く評価されています。 キニニ水洗工場は、コーヒー生産者との長期的な関係を築き、持続可能なコーヒー生産に取り組んでいます。工場は、生産者に適正な価格を支払い、コミュニティに投資することで、生産者と共に成長することを目指しています。 [品名]ルワンダ、キニニ水洗工場、AAグレード [グレード] フリーウォッシュドAA [規格] スクリーン15アップ、欠点3%未満 [生産地] ルワンダの首都キガリの北方、ルリンド地方、ンボゴおよびルシンガ地区 [水洗工場所在地]同地区のキニニ村(マラリアの特効薬キニーネの木が多くあることから名づけられた村名) [生産者] 633 軒の零細農家(総計252ヘクタール相当) [標高] 1800 から 2250 メーター (一部2500 メーターに達する地区もある) [収穫期] 3 月〜6 月(メインクロップ)、9 月〜11 月(セカンドクロップ) [品種] ブルボン系の Bourbon Mayaguez 139 [総生産量] 54 〜 120 トン程度 (AAグレードの生産量31 〜85 トン程度) [肥料等] 牛糞等の有機肥料が中心。有機ピレスリンを農薬として使用し、ポテト臭の原因と疑われるアンテスティア虫等を駆除している。 [水洗工程] 自然の湧き水を使い浸水した状態でのウェットファーメンテーション=12〜24時間水路を使った手作業の水洗。アフリカンベッドで 15 から18 日天日乾燥 。
【焙煎士コメント】 ドミニカ共和国のワイニー地域にあるプリンセサ・アルフレド・ディアス農園では、高品質なアラビカ種のコーヒー豆が栽培されています。この農園は、特にオーガニック農法を尊重していることで知られており、化学的な農薬や肥料を使わずに栽培されたコーヒー豆は、品質が高く、独特のフレーバーを持っています。 プリンセサ・アルフレド・ディアス農園のコーヒー豆は、手摘みで収穫され、その後、豆から果肉を取り除くために水洗式処理が施されます。この方法は、豆の品質を保ち、豊かなアロマと味わいを引き出すために重要です。また、農園では、豆を完全に乾燥させるために、日光にあてて乾燥させる自然乾燥法が採用されています。 プリンセサ・アルフレド・ディアス農園で栽培されるコーヒー豆は、フルーティで、甘みのある風味が特徴的です。また、豆は中程度の酸味があり、口当たりは滑らかで、後味は長く続くとされています。 プリンセサ・アルフレド・ディアス農園のコーヒーは、ドミニカ共和国内外で高く評価されており、特にコーヒー通に人気があります。焙煎士にとっても、この豆は非常に魅力的な素材であり、独特の風味を引き出すことができます。 ドミニカでも稀少のワイニーナチュラル精製 完熟したコーヒーチェリーのみを天日にさらし、時間をかけてじっくりと乾燥させて精製しています。チェリーそのままを乾燥させる為、発酵した果肉が豆に残り、果実感のある味や香りは、まるでワインの様なフレーバーをつくりだします。ドミニカ特有のカリブ海の風土に養われた澄んだ味わいに加え、上質な酸味と舌ざわりが特?的。2007年には、ドミニカのコーヒー協会(CODOCAFE)主催の品評会で第二位を受賞したドミニカの誇るスペシャルティコーヒーです。 地域:ドミニカ中部 ハラバコア 農園:アルフレド・ディアス農園 農園主:アルフレド・ディアス 標高:1480m 品種:カトゥーラ 精選:ワイニー・ナチュラル 乾燥:天日乾燥 CUP評価:レッドワイン、ブルーベリー、etc…
【焙煎士コメント】 インドネシアのスラウェシ島のママサ地域で栽培されたコーヒー豆は、スマトラ式と呼ばれる独特の焙煎法で処理されます。この方法は、スマトラ島で広く用いられていることから名付けられました。 スマトラ式焙煎法は、コーヒー豆を非常に低い温度で長時間焙煎する方法で、豆が完全に乾燥するまで焙煎を続けます。このため、豆は非常にダークな色合いになり、オイリーな質感が特徴的です。また、この方法によって、コーヒー豆に独特の風味が生まれます。スマトラ式焙煎は、一般的にはフルボディで、スパイシーで、地味な風味が特徴とされています。 ママサ地域のコーヒー豆は、高地で育ったアラビカ種で、温暖で湿気の多い気候条件に育まれます。このため、豆は深い風味と豊かなアロマを持ち、スマトラ式焙煎を受けることによって、独特のフレーバーノートが生まれます。 インドネシア スラウェシ島 ママサのスマトラ式コーヒーは、世界中で高く評価されており、コーヒーラヴァーから人気があります。焙煎士にとっても、この豆は非常に魅力的な素材であり、スマトラ式焙煎を施すことで、独特の風味と深みを引き出すことができます。 赤道直下の島 スラウェシ島より、幻の名品 復活!! かつてヨーロッパで評判であったこの地のコーヒーも第2次世界大戦による動乱で農園が放棄されるままとなり、戦後しばらくは「幻のコーヒー」とも呼ばれていました。しかし戦後独立したインドネシア政府は民間の会社に委託して農園を復興。かつての名品を甦らせることに成功しました。 ◆赤道直下にある島 スラウェシ島 赤道直下に位置するスラウェシ島のママサ地区では、6月から8月豊かな雨にうながされジャスミンのような香りを漂わせて白い花が咲きます。緑深い肥沃な大地と透き通った青空から降り注ぐ太陽が白い花を赤く熟した実に変え、12月からの収穫期を迎えます。赤く熟した実を一粒一粒摘み取り精製してスラウェシ・ママサは作られます。華やかなフローラルフレーバー、ビターチョコのような甘味、口当たりの良いなめらかなコクと後に残る余韻は、世界のコーヒー通から賞賛され続けています。 [生産国] インドネシア [生産地域] スラウェシ島ママサ地区 [品種] ティピカ・S.LINI等 [生産高度] 1300m〜1500m [精製方法] スマトラ式・天日乾燥 [収穫時期] 12月〜 [カップ評価] Floral, Full-body, Bitter Chocolate.
【焙煎士コメント】 ブルンジのキビンゴ・ウォッシングステーションで生産されるコーヒー豆は、ハニープロセスという特別な方法で処理されます。ハニープロセスは、ウォッシュドプロセスとナチュラルプロセスの中間に位置する方法で、果肉を一部残しながら豆を乾燥させることで、甘い味わいと芳醇な香りを引き出します。 キビンゴ・ウォッシングステーションのハニープロセスは、果肉を取り除く際に微生物の働きを利用するため、従来のハニープロセスよりも時間がかかります。しかし、この方法によってコーヒー豆に含まれる酸味や渋味が軽減され、非常に滑らかで口当たりの良い味わいを生み出します。 キビンゴ・ウォッシングステーションのハニーコーヒーは、フローラルでフルーティーな香りと、キャラメルのような甘い味わいが特徴です。また、軽い酸味や渋味も感じられ、非常にバランスの取れた味わいを楽しめます。 3500人のファーマーとともに キビンゴ・コーヒーウォッシングステーションは、1986年にカヤンザ県カヤンザ地区に設立されました。この地は、ナイル川の水源地としても知られ、標高1893mの位置にウェットミルが建てられています。 ウォッシングステーションは、川を渡る為の大きな丸太の橋がある事で知られています。その川の周囲には河川の浸食を防ぐために葦(アシ)が植えられていますが、このアシを意味する現地語(KIBINGO)からステーションの名前が名付けられました。 キビンゴ・ウォッシングステーションでは、周辺の18集落に暮らす約3500名のファーマーが生産したコーヒーが集まっています。COEでも毎年の受賞、2017年には1位を獲得するなど、高い標高の恩恵を受けた素晴らしい風味と安定した品質が世界中で注目を受けています。 GREENCOの取り組み キビンゴがコーヒーの品質向上に真摯に取り組み、評価を得てきた躍進の陰には、運営母体となる現地のエクスポーターであるGREENCOの存在があります。 GREENCOは、2015年に設立したスペシャルティコーヒーに特化したコーヒーエクスポーターで、現在Kayanzaに8つ、Ngoziに5つ計13のウォッシングステーションを所有し、ブルンジのスペシャルティコーヒーを牽引する代表格になっています。 スイス資本の彼らにとって、ブルンジのコーヒーはもっとも複雑かつエキゾチックなコーヒーで、ブルンジのコーヒーがより高品質に、そして世界中に広がるようにエクスポーターを設立したそうです。 また、世界の中でも最貧国とも言われるブルンジにおいて、コーヒーを通じて未来を繋げていきたいと言うのが彼らの願いです。農家は、毎年生産するコーヒーに依存せざるを得ず、彼らの生計をサポートできるように、より高品質なコーヒーの生産を手助けしています。 ファーマーと二人三脚の取り組み 具体的に彼らが高品質なコーヒーを実現してきた要因に、適切なチェリーの評価体制があげられます。 農家が手収穫して自転車で持ち込まれたチェリーは、まず水の入った樽に入れ、フローターの確認・除去がされます。その後、チェリーを選別テーブルで再度手選別、フローター以外の未熟チェリーを除去します。この2つのチェックを受けた後に最終的な計量が行われ、ウォッシングステーションの担当者の品質チェックの上で売買できる仕組みとしています。 こうした厳格な品質管理体制により、高品質なコーヒーに対するプレミアムやファーマー自身の品質に対する意識を高めたことが、彼らのマネジメントするウォッシングステーションが軒並みCOEコンペディションなどの評価に繋がっています。 ジューシーさが際立つカップ クリーンカップに優れ液体の透明感を感じて頂ける銘柄になっているかと思います。また、甘さの伴うジューシーで明るい酸の質感がとても素晴らしいと感じました。フレーバーは、和梨やオレンジなど爽やかで明瞭な風味の印象になっているかと思います。余韻の持続感も長くバランスも良く、トータルで評価できる優秀なコーヒーかと思います。 ハチミツのような風味 ハチミツをおもわせるトロっとした質感や甘さ、余韻の印象が心地よいコーヒーです。あんずやオレンジ、林檎など円熟味のあるアロマ・フレーバーとなっており、フリーウォッシュドに感じるフレッシュな印象からしっかりとハニープロセスの変化があらわれているロットに仕上がっています。甘さの余韻が下支えとなり全体のバランスも良好なコーヒーです。 国:ブルンジ 標高:1893m エリア:カヤンザ県カヤンザ 品種:ブルボン 農園名:キビンゴ・ウォッシングステーション 生産処理:ハニープロセス 包装/重量:30kgグレインプロ 生産者:3500名18集落の生産農家(運営GREENCO)
【焙煎士コメント】 イエメンのモカマタリは、コーヒーラバーにとっては伝統的なモカコーヒーの一つであり、クラシックモカとしても知られています。このコーヒーは、手摘みで収穫されたアラビカ種のコーヒー豆で、高標高の山岳地帯で栽培されています。 モカマタリは、ナチュラルプロセスで処理され、果肉を取り除いてから乾燥させる方法が採用されています。このプロセスにより、豆に甘い味わいが生まれ、風味や香りが引き出されます。モカマタリのコーヒー豆は、丁寧にローストされることで、豊かな味わいや風味が引き出されます。 クラシックモカは、その名の通り、モカコーヒーの代表的な味わいを楽しむことができます。このコーヒーは、フルーティーで芳香な香りがあり、口当たりが柔らかく、豊かな味わいが広がります。また、酸味が穏やかで、コクのある口当たりも魅力的です。 イエメンのモカマタリのクラシックモカは、珍しい豆の品種と丹精込めた手作業のプロセスにより、非常に高品質で美味しいコーヒーとして評価されています。その味わいは、他のコーヒー豆では味わえない特別なものであり、コーヒーラバーにとっては必ず一度は試していただきたい一杯です。 モカの由来 「モカ」と言えばコーヒー、コーヒーと言えば「モカ」と言われるほどモカ・コーヒーは世界中で多くのコーヒー通に支持されております。紅海に面したイエメンの小さな港町「モカ港」から世界中にコーヒーが伝播していったことがネーミングの由来です。つまり、コーヒーのルーツは「モカ」なのです。1628年のある日、この港でオランダの商船が40袋のコーヒー豆を買い付けました。これがヨーロッパ人が買った最初のコーヒーでした。 しかし当時まだヨーロッパではコーヒーを飲む習慣がなかったため、この豆はペルシャ・インド方面に売られたようです。 世界中のコーヒーのルーツ ヨーロッパで最初にコーヒーが売り出されたのは1661年アムステルダムでのことです。もちろんこれもモカ港から積み出されたコーヒーでした。これをきっかけに、ヨーロッパ人は安いコーヒー豆を大量に確保するため、それぞれの植民地に「モカ」の豆を持って行き、コーヒーの栽培を始めました。現在南アメリカや東南アジアで栽培されているコーヒーの多くは、元はイエメンから運び出されたものなのです。つまりイエメンは世界のコーヒーの母国というわけです。 山岳地での伝統的農業 イエメンのコーヒーは急峻な山岳地(標高1,000m〜3,000m)の斜面を利用した段々畑やワジと呼ばれる涸れ谷周辺で栽培されます。イエメンにはプランテーションのような大農園はありません。殆ど全て零細な農民により栽培されております。これは山岳地が誇り高き部族民の領地であり、彼らが先祖伝来の地を他人に売ったりしないためです。農民は自分の畑の一部でコーヒーを作り、残りの部分で主食のヒエ、キビ、そして野菜などを作って自給自足の生活を送っています。 伝統的なモカコーヒーを 収穫されたコーヒーは10〜15日間天日乾燥されたあと、ハスクを取り除いて袋詰にされ、保管されます。中部山岳地帯の急峻な斜面で栽培されるCLASSIC MOKHA,この原生種が生み出す豆は、素朴ながら気品のある味わいを醸し出します。 国:イエメン 標高:1600〜2000m エリア:サイヒ 品種:原生種 生産処理:ナチュラル 包装/重量:60kg麻袋
【焙煎士コメント】 ケニアのトマトレッド AAは、高品質なアラビカ種のコーヒー豆で、ガタイシファクトリーと呼ばれる農場で栽培されています。トマトレッドという名前は、その赤みがかった色合いに由来しています。 このコーヒーは、高地での栽培、手摘みによる収穫、そして慎重な選別によって、非常に高い品質が保たれています。加えて、水洗式の処理方法を採用しているため、酸味が際立ち、爽やかな味わいを特徴としています。 ケニア産コーヒーは、一般的に酸味が強く、フルーティーな香りが特徴的であり、トマトレッド AAもその例外ではありません。ローストの度合いによっても風味が変化しますが、深煎りにすると酸味が抑えられ、甘みが増し、チョコレートのような風味が強くなります。一方、浅煎りにすると、フルーティーで鮮やかな酸味が際立ち、ブラックカラントやブラックベリーのような果物の風味が味わえます。 ケニア トマトレッド AAガタイシファクトリーは、高品質で酸味が際立つコーヒーをお探しの方にはおすすめの一品です。 ガタイシ生産者組合は・2000年に生産者組合として設可された組合です。組合の運営する唯一のファクトリーであるガタイシコーヒーファクトリーには、現在1656名の農家が加盟しています。ケニアの首都ナイロビから160キロほど離れたニエリ郡に位置します。ケニア山とアバーディア山脈のちょうど間にあり、ミネラルや有機物の多く含まれた赤く火山質の土壌を持つコーヒーの収量に恵まれた地域です。 この地域では収穫期が年に2度あり、年間収量の30%を4月から6月、70%を9月末から1月中旬にかけて収穫されています。収穫期になると、コーヒー農家が収穫一つひとつ手で選別した完熟のコーヒーチェリーが、その日のうちにファクトリーへと運ばれ精製されます。 組合ではチェリーの支払いとは別途、積み立てを行い、学費や農園にかかる費用など緊急の必要がでてきた場合に、メンバーがその積立金より資金を捻出できる仕組みを設けています。また環境保全への意識の高まりもあり、以前に排水処理の取り組みを行ったり、現在では加熱際家に対して植粒を促進したりしています。 また、適正農法のセミナーや持続可能な農業に関する資料の配布などを行い、農家がそうしたトレーニングの機会にふれることを通して、コーヒーの収量を上げ生産者に選元していくことを目標に掲げています。 、 赤士で育てられたケニアの豆は浅煎りにすると、フルーツトマトのような香りが楽しめます。 品名:ケニアトマトレッド AA ガタイシファクトリー 生産地:ケニアニエリ郡 NYERI COUNTY 生産者:GATHAITHI FARMERS COOP SOCIETY (ガタイシ生産者組合) 精製所:GATHAITHI COFFEE FACTORY (ガタイシコーヒーファクトリー) 標高:1720m 精製:ウォッシュド 品種:Ruiru11、$L28、 $L34, Batian
【焙煎士コメント】 エチオピアのモカイルガチェフェは、世界中のコーヒーラバーから高く評価されているコーヒーの一つで、その中でも特にG1ナチュラルコンガは、品質が非常に高いとされています。 このコーヒーは、手摘みで収穫されたアラビカ種のコーヒー豆で、高標高の山岳地帯で栽培されています。ナチュラルプロセスで処理され、果肉を取り除いてから乾燥させる方法が採用されています。このプロセスにより、豆に甘い味わいが生まれ、風味や香りが引き出されます。 G1ナチュラルコンガは、その名の通り、豆の大きさや形状が揃っており、品質が非常に高いことが特徴です。このコーヒーは、独特のフルーティーで甘い香りがあり、口当たりが柔らかく、豊かな味わいが広がります。また、酸味が穏やかで、コクのある口当たりも魅力的です。 エチオピアのモカイルガチェフェG1ナチュラルコンガは、その味わいや品質の高さから、世界中のコーヒーラバーから高い評価を得ています。その特別な味わいは、他のコーヒー豆では味わえないものであり、コーヒー愛好家にとっては必ず一度は試していただきたい一杯です。 エチオピア南部のイルガチェフェは、エチオピアNo.1のコーヒー産地として、また、世界的にも特に際立つキャラクターと高品質のコーヒーの産地として、世界中のスペシャルティコーヒーファンから愛されています。その秘密は、大地溝帯の豊かな土壌、2000mの高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差が、コーヒー栽培に適しています。そして、なによりエチオピアはコーヒーの原産地。野生でコーヒーの木が育つ、そんな土壌・気象環境がこのイルガチェフェコーヒーのおいしさの源のひとつなのかもしれません。 今回はセレクトピッキングした赤いチェリーを天日乾燥させ、桃などのストーンフルーツや赤ワインのフレーバーを色濃く残しました。エチオピア特有のナチュラルコーヒーのフレーバーを是非ご堪能ください。 品名:エチオピア モカ イルガチェフェG1 コンガ ナチュラル 地域:エチオピア南部 イルガチェフェ地区 生産者:イルガチェフェコーヒー生産者組合連合 コンガ農協 品種:エチオピア原種 精製:ナチュラル 標高:1800-2350m 士壌:肥沃な赤茶士 CUP 評価:ストーンフルーツ、赤ワイン
【焙煎士コメント】 エチオピアのモカイルガチェフェG1ウォッシュド ゲデブチェルベサ村は、品質が高く、特有の香りや風味があるコーヒーとして知られています。 このコーヒーは、手摘みで収穫されたアラビカ種のコーヒー豆で、エチオピアのゲデブチェルベサ村で栽培されています。収穫後、果肉を取り除くウォッシュドプロセスが採用されており、豆の風味や香りを引き出すことができます。また、G1グレードの豆のみを厳選しているため、品質が高いとされています。 このコーヒーの味わいは、フルーティーで甘味があり、柔らかな酸味とコクがあります。さらに、香りも芳醇で、口当たりが滑らかなのも特徴です。このコーヒーは、モカイルガチェフェならではの、独特の風味があるため、コーヒーラバーから人気を集めています。 エチオピアのモカイルガチェフェG1ウォッシュド ゲデブチェルベサ村は、その高品質な味わいと香り、そして特有の風味が評価されています。これは、エチオピアのコーヒー栽培地域が世界的に有名で、モカイルガチェフェの品質が高いことが要因となっています。このコーヒーは、コーヒー好きな方々にとって、必ず一度は試していただきたい一杯です。 スペシャルティコーヒー市場で不動の存在感を誇るイルガチェフェ。特に高品質で特徴的なコーヒーを産する特定地区「ゲデブ」の中でも、安定した高品質で、最上級のコーヒー生産地域のひとつに挙げられる「チェルベサ村」からのトップスペシャルティをお届けします。このチェルベサ村の完熟チェリーを独占的に買い付ける為に、輸出業者である“スナップスペシャリティコーヒー”は、2019年にチェルベサ村のダンチェと呼ばれる小さな集落に新しい水洗工場を建設し、見事買い付けを成功させています。この新たに建設された水洗工場の発酵タンクはセラミック製で作られており、セラミック内に熱を保持させる事で発酵を安定させる事と風味に透明性をプラスする事に役立っています。 商品名:エチオピア イルガチェフェG1 ウォッシュド ゲデブ チェルベサ村 産地:エチオピア中南部、SSNP州、ゲディオ地方、ゲデブ、チェルベサ村 標高:1,900ー2,200m 規格:ウォッシュド 収穫:11月〜1月 品種:地場伝統品種(Heirloom) 製法:完熟したチェリーのみを手摘みで収穫後、チェルベサの水洗工場で24?48時間発酵、綺麗な水で2時間浸水させ、アフリカンベッドで平均10-14日天日乾燥。 【備考】当店では新鮮なコーヒーを味わっていただくために、お客様からのご注文後にその好みに合ったカスタマイズ焙煎をします。100種類以上の珈琲豆を常備しておりますので、様々な産地のコーヒーをお楽しみください。また、お客様のモニター環境によっては実際の色味とは異なる場合がございますので、 画像はあくまで参考としてご覧ください。 【名称】 レギュラーコーヒー 【内容量】生豆時400gを焙煎します。焙煎後は生豆より2割程度少なくなります。 【賞味期限】3ヶ月 【保存方法】直射日光を避け冷暗所にて保存。コーヒーの風味維持するなら冷凍庫保存がおすすめです。 【原材料】コーヒー豆 【販売者】株式会社日光企画大山珈琲事業部大阪府大東市三住町17-12
【焙煎士コメント】 エチオピア産の「モカ」は、アラビカ種のコーヒー豆の中でも最も歴史が古く、複雑な風味が楽しめることで知られています。グランレイナ地域で生産された「モカ」は、ウォッシュド方式で加工された高品質な豆を使用しています。 「ウォッシュド」とは、コーヒー豆を収穫した後に果肉を取り除き、豆だけを水洗いする方法のことです。この方法によって、豆に付着した果肉や葉などの不純物を取り除き、クリーンで明るい風味が生まれます。 エチオピア産「モカ」は、フルーティーでワインのような風味があり、ジャスミンのような花の香りが感じられます。また、程よい酸味があり、コクや甘みも豊かです。焙煎の度合いによって、風味や香り、味わいが変化するので、ローストの方法によって異なる楽しみ方ができます。 特に、エチオピア産の「モカ」は、スペシャルティコーヒーとして高く評価されています。そのため、一度飲んだら虜になる方も多くいらっしゃいます。 エチオピア(モカ)の不安定な現状を鑑みて、高品質産地である、イルガチャフェ地区とグジ地区をブレンドする事により、品質の安定と価格を少しでも抑える事を目的に作られた商品です。 又、オーラム社アットソースプロジェクトは、生産地域への還元として、子供たちへの新しい教室を提供するなどの持続可能な生産活動に、貢献できるよう取り組みを行っています。 味の特徴として、ピーチ・紅茶・スパイシー・柔らかい酸味・甘味が長く感じられます。 生産地:エチオピア 連邦民主共和国 イルガチャフェ地区、グジ地区 標高:1,850〜2,100m 等級:G2(グレード2) 品種:ティピカ種、在来種 スクリーンサイズ:S18 3%、S17 11%、S16 24%、S15 35%、S14 27% 輸入時の形態:30kg麻袋入 精選方法:ウオッシュド
【焙煎士コメント】 ニカラグアのサンホセ農園で栽培されたジャバニカ種のコーヒー豆は、非常に高品質なコーヒーとして知られています。この豆は、ウォッシュドプロセスで処理され、果肉を取り除いてから豆を乾燥させる方法が取られています。 サンホセ農園では、高標高の地域でコーヒー豆が育てられており、独特の風味や香りを生み出すために、豆の成長に適した気候条件が整っています。また、この農園では、コーヒー豆の品質を向上させるために、手摘みで収穫され、厳選された豆が使用されています。 ジャバニカ種のコーヒーは、一般的にフルーティーな味わいと柔らかな口当たりが特徴で、サンホセ農園のウォッシュドプロセスによって、酸味が程よく引き立ち、非常にバランスの取れた味わいを楽しむことができます。このコーヒーは、フレッシュなベリーや柑橘類のようなフルーティーな香りがあり、口に含んだ時には、甘いキャラメルのような味わいが広がります。 サンホセ農園のジャバニカウォッシュドコーヒーは、コーヒーラバーにとっては贅沢な一杯となるでしょう。このコーヒーは、優れた品質と味わいのバランスを備えており、コーヒーの本来の風味を楽しむことができます。 アパナス湖畔のマイクロクライメット サン・ホセ農園はヒノテガ県北部にあるアパナス湖を望む高い断崖の上にあり、ここにいたるまでの道は大変急勾配で特に雨季の作業は困難を極める難所にあります。しかしその景観たるや、普通の旅行では決して見ることはかなわないほどすばらしく、ここほど美しい日没が見られるところもありません。こういった環境の中、高い標高と肥沃な火山灰土壌からもたらされるコーヒーは類まれな品質を誇っています。また、アパナス湖から反射される光により、日照時間は早朝5時半〜夕方6時半と日照に恵まれ、特徴的なマイクロクライメットを有します。また、風通し良く雨量にも恵まれている為、土壌保護や土壌バランスを整えるためにマメ科の植物が植えられている事もこの農園の特徴です。 ジャバニカの来歴 ジャバニカという品種は、エチオピア産ロングベリー種が起源の単一品種で、18世紀に中米でコーヒーが生産される際に、どのような品種が適しているか研究するために持ち込まれたと言われています。しかし、このジャバ品種はデリケートで生産性に欠けるとされ長く忘れられていました。1999年、コーヒー研究所の閉鎖に伴い、職員伝いに手にしたのがこのジャバニカ種でした。一般的に栽培がされていない品種を新植する事は、成功の保証もなく大きなリスクも伴いましたが、スペシャルティコーヒーの生産にいち早く臨んでいたミエリッヒ・ファミリーにとって大きな挑戦となり、数年後に見事にCOE入賞を果たし、名実ともに農園を代表する品種に育ちました。 多様性を伝える生産処理 またミエリッヒ・ファミリーは、2013年よりプライベートオークションを開催し、より多くの品種、農園、生産処理を実践し、コーヒーの多様性を伝えています。サンホセ農園で収穫されたチェリーは、主に高地のロットがウォッシュドコーヒーにされます。収穫したチェリーは、夕方に農園内のウェットミルに運ばれ、4台あるペニャゴスのウェットミルで選別・パルピングが行われ、外気温の影響を見ながら24〜36時間の発酵を経て水洗、パーチメントの状態に仕上げます。その後、気温も高く乾燥に向いた標高670mに位置するマタガルパのドライミルに運ばれます。持ち込まれたパーチメントは、トレサビリティカードが発行されロット管理。通気性の高い黒いビニールシートの上で約10cmの厚さに広げられ1日4回の撹拌をしながら、10日前後で仕上げられます。急激な乾燥によってパーチメントとグリーンの間に空間ができダメージを受けないように、水分値が20%を切ったらビニールシートで覆ったり、テント内のアフリカンベッドに移して時間を掛けてドライングをしています。 ミエリッヒが広げたジャバニカ種 ミエリッヒが育てるジャバニカ種の特徴として、シトラスフルーツ、ティーライク、ホワイトワインといった風味特性が代表的な風味特性となっており、今期もこうしたデリケートなジャバニカらしい風味特性を感じます。例年に比べると少しハーブティーのような印象を感じますが、甘さの余韻もありバランスの良いカップに仕上がっているように思います。 焙煎を進めると、レッドアップルやプラムのような風味を感じ、カッピングのロースティングとは大きくキャラクターも変化するように思いました。焙煎での変化も顕著ですので楽しんで頂けましたら幸いです。 温度によるバランスの変化が良好 オレンジやシードルのようなフレーバー、アフターテイストにティーライクな印象があり、標高と日照に恵まれたサンホセ農園らしい明るい風味を堪能いただけると思います。ハチミツのような甘さの質感やリンゴのような明るい酸の質、シルキーな舌触りと、総じて上品な風味バランスで心地よいフルーティーさを楽しんで頂けるように思います。 カッピング序盤では非常にスッキリとした印象でしたが、温度変化と共に甘さを伴うアシディティを良好に感じられ、バランスが整う印象を受けました。 国:ニカラグア 標高:1300〜1400m エリア:ヒノテガ、リプルロ 品種:ジャバニカ 農園名:サンホセ農園 生産処理:フリーウォッシュド 包装/重量:30KGバキューム 生産者:ミエリッヒ・ファミリー 【備考】当店では新鮮なコーヒーを味わっていただくために、お客様からのご注文後にその好みに合ったカスタマイズ焙煎をします。100種類以上の珈琲豆を常備しておりますので、様々な産地のコーヒーをお楽しみください。また、お客様のモニター環境によっては実際の色味とは異なる場合がございますので、 画像はあくまで参考としてご覧ください。 【名称】 レギュラーコーヒー 【内容量】生豆時400gを焙煎します。焙煎後は生豆より2割程度少なくなります。 【賞味期限】3ヶ月 【保存方法】直射日光を避け冷暗所にて保存。コーヒーの風味維持するなら冷凍庫保存がおすすめです。 【原材料】コーヒー豆 【販売者】株式会社日光企画大山珈琲事業部大阪府大東市三住町17-12
【焙煎士コメント】 ブラジルのイパネマ地区で生産されたS18ウォッシュドは、上質なアラビカ種のコーヒー豆の一種です。 「S18」とは、豆のサイズを表すグレードの一つで、Sサイズの中でも大きめの豆であることを示しています。大きめの豆は、焙煎することで豊かな風味が引き出されやすく、コーヒーの味わいを高めることができます。 「ウォッシュド」とは、コーヒー豆を収穫した後に果肉を取り除き、豆だけを水洗いする方法のことです。この方法によって、豆に付着した果肉や葉などの不純物を取り除き、クリーンで明るい風味が生まれます。 イパネマのS18ウォッシュドは、丁寧に収穫され、選別された高品質の豆だけが使用されています。焙煎することで、フローラルな香りと、穏やかで上品な味わいが引き出されます。 このコーヒーは、酸味がやや高めで、フルーティーでフローラルな香りがあります。口当たりは滑らかで、まろやかで優しい味わいが特徴です。朝食や軽いスイーツなど、ライトな食事に合わせて楽しむことができる、上品でクリーンなコーヒーです。 イパネマ農園は、ブラジル最大級のコーヒー農園と言われており、豊かな水源と肥沃な丘陵地帯を有しています。 ウオッシュドで精選することにより、柔らかな酸味とコクが増し、品質の安定感が生まれます。 ブラジルのミナスジェライス州の農園で、ウオッシュド、ナチュラル、両方の精選設備を有しているだけでも、如何にコーヒーの品質に拘り、挑戦している事が伺えます。 大規模農園の利点を生かし、最新の設備を導入し、品質管理も徹底していることから、欧米でも、品質において高く評価されています。去年は不作ながら、単一農園でスクリーン18を商品化、販売出来る能力には、驚かされます。 品質は、Qグレード鑑定で、81.92点を獲得していることからも、スペシャリティコーヒーであると証明されています。 ナチュラルコーヒーとは異なる柔らかな酸味と甘味をより一層引き立てクリアな口当たりに仕上げています。 生産地:ブラジル連邦共和国 ミナスジェライス州南部アルフェナス市 農園名:イパネマ農園 標高:800〜900m 等級:No2 スクリーン18 品種:ムンドノーボ・レッドアカシア スクリーンサイズ:S19 6%、S18 87%、S17 7% 乾燥方法:天日乾燥 Qグレードポイント:81.92点 輸入時の形態:30kg麻袋入 精選方法:ウオッシュド 認証:Qグレード
【焙煎士コメント】 甘味たっぷりのイルガチェフェ 焙煎度を変えた香味情報 Light Roast 柑橘系を中心にチェリーやピーチなど様々なフルーツのフレーバーが楽しめます。甘味や明るい酸味もあり、ジューシーな印象を受けるでしょう。 Medium Roast 紅茶のような上品で落ち着きのあるフレーバーが柑橘系のフレーバーと合わさり、レモンティを連想させます。スルスルと飲み進められる軽やかな口当たりも特徴です。 Dark Roast 2ハゼ以降、あまり長く焙煎しないことをおススメします。明るい酸や繊細なフレーバーが活きた、立体感のある味わいを楽しめます。 BUYER COMMENTS エチオピアといえば華やかなフレーバーが注目される一方で、心地よいマウスフィールやアフターのキレイさなど、液体の質感がひと際優れたクロップも存在します。この商品は後者。この軽やかで口の中を転がるような繊細な質感は、標高が高く冷涼な気候の中、ゆっくりと均一に乾燥が進むことによって作り出されます。エチオピア産スペシャルティコーヒーのもう1つの特徴をお楽しみください。 不動の人気を誇るイルガチェフェ イルガチェフェ 古くから最高級水洗式アラビカの産地として知られていたイルガチェフェでしたが、2000年以降は従来のトップグレードのGR2のさらに上をいき、味の広がりや奥行きを持ったGR1が生産されることで、近年のスペシャルティコーヒーの市場で、改めてその不動の存在感を確かにしました。ここ数年は、イルガチェフェの中でも、特に高品質で特徴的なコーヒーを生み出す特定地区の名前が知られるようになってきました。 300世帯の小農家によるコーヒー栽培 イルガチェフェ ゲルセイ地区もそのような地区の一つで、イルガチェフェ特有の紅茶を感じさせる優雅なフレーバー、特に今年は甘味に厚みがあり、ヨーグルトのような酸味をほのかに感じます。エチオピアでは地方、ゾーン(県)、ウォレダ(市)、ケベレ(村・地区)と分かれており、イディドは、エチオピア南部にあるゲデオゾーン、ウォレダ・イルガチェフェから東へ進んだ場所にあります。イルガチェフェコーヒー生産者連合という大きな組織の中の1つがゲルセイとなります。300世帯の小農家さんが、コーヒーの他にバナナ、野菜、果樹といったものを栽培しており、コーヒーはシェードツリーを使用しながら栽培されています。 こだわりの輸出業者Primrose社 イルガチェフェ Primrose社は環境・社会・コミュニティ経済に着眼点を置き、ただコーヒーチェリーを購入して輸出するだけでなく、しっかりと地元の小農家さんのニーズにあったサポートを継続的に行なっている会社です。2012年から始まった、まだとても若い会社でありながら、広くエチオピア(Yirgacheffe, Guji, Sidamo, Limu, Lekempti, Djimmah and Harar)で小農家のサポートをしている会社でもあります。徹底した品質管理とコミュニティサポートをバランスよく行なってるPrimrose社のコーヒーは、コーヒーの香味だけでなく、その裏にある一人ひとりの生産者への思いもしっかりと感じさせてくれる品質のコーヒーです。 品質維持のために6つの条件 イルガチェフェ 上記のPrimrose社ではイルガチェフェの品質基準を設けています。 どれだけ標高の高く、テロワールの良い地域の農家の近くにウォッシングステーションを持てるか。 その地域の農家に、どれだけ完熟したチェリーを摘むことが大事か。また、良いものを持ち込んだ農家にプレミアムを払うか。 ウォッシングステーションで丁寧に未熟を選別するか。 アフリカンベッドでの乾燥する約2週間、昼はパーチメントをしっかり撹拌し、夜はビニールシートを掛けて、ゆっくりまんべんなく乾燥される。 そして、途中の輸送でつまらない、しっかりとした国内輸送。 悪いもの/安いものと混ぜない徹底した管理のできる自社ドライミルを持っている。また、自社ドライミルのため、委託業者と違い、自分の予定ですすめることができます。 上記の6つを満たしているコーヒーが今回のゲルセイ村のコーヒーとなります。 生産地:エチオピア 南部 ゲデオ地方 イルガチェフェ ゲルセイ村 精製:ウォッシュ 標高:2,100〜2,250m 品種:在来種 生産者:ゲルセイ村の小規模農家さん 乾燥:アフリカンベッド+天日乾燥 規格:G1 サイズ:16UP 栽培・農薬の使用:シェードグロウン
【焙煎士コメント】 焙煎度を変えた香味情報 Light Roast 熟したグレープやブラックベリーのような甘いフレーバー。酸味は優しく、マイルドで穏やかな印象に仕上がります。 Medium Roast フローラルなフレーバーが増して、華やかな印象が強まります。ほどよいボディ感で、スルスルと飲み進められますよ。 Dark Roast 焙煎によって甘味がグッと増してきます。ベリージャムのような甘い香りやほのかな酸味によって苦味に偏らず、バランスの良い味わいに仕上がります。 BUYER COMMENTS オーロラ農園とのやりとりが始まったのは、なんとインスタグラムのDMから。お話を伺ってすぐに、栽培から精製、輸送まで、コーヒー生産のすべての工程をしっかりと管理されているプロフェッショナルであることが分かりました。何よりも素晴らしいのは、農家さんとのコミュニケーションを大切にしているところ。今回、私たちからの様々なお願いに柔軟に対応してくださいましたが、これは農家さんとの密な連携がなければ難しいことなのです。「次のクロップはもっと多様な精製にチャレンジしよう」と話す彼らの姿勢から、コーヒーにかける熱意が伝わってきました。これからのオーロラ農園にぜひご注目ください。 霧に包まれた鳥の楽園 オーロラ農園があるコバンは首都グアテマラシティからおよそ150km北に位置しています。山々に囲まれた盆地となっており、カリブ海からの温暖で湿った空気が流れ込むため、年中霧が多い町としても知られています。また、熱帯雨林がいまだ手付かずの状態で残る、鳥類の楽園でもあります。そこには、8種の固有種を含む179種の鳥類が確認されており、中でもその美しさから「オーロラ」と親しみを込めて呼ばれ、農園名の由来にもなった「Collared Trogon」(クビワキヌバネドリ)が生息しており、地域住民に大切に保護されています。この農園は1887年にドイツ系移民によって設立され、長年に渡りコーヒーを栽培し続けていましたが、2014年現在のオーナー、アルド アネーゼさんがオーナーとなり、スペシャルティコーヒーの生産に力を注ぎ始めました。現在では、カツーラやマラゴジッペの他にも、ゲイシャやパカマラ、ビジャサルチなど、7品種がそれぞれの管理の元栽培されています。豊富な雨量を活かした環境に負荷をかけない農場運営にも注力しており、使用する水は灌漑を行わず自然由来の物、さらに使用する電力はCO2を排出しない水力発電や太陽光発電によって賄われています。 オーロラ プロジェクト そんなアルドさんのビジョンは、経済的に自立し、ビジネスとしてコーヒー栽培ができる農家さんを育てること。そして、その教育を通して、コバンの土地から貧困を無くしていくことを目標に、日々農家さんの間を動き回っています。このビジョンの達成に向け、彼は1つのプロジェクトをスタートさせています。それが「AURORA STUDIO プロジェクト」.。コーヒーの価格の中にプレミアムが含まれ、その資金は近隣農家さんにソーラーパネルや、燃焼効率の良いエコストーブ等を配布、設置するための代金に充てられています。実際に今回の海ノ向こうコーヒーの買付により、6世帯の農家さんにソーラーパネルやエコストーブが設置されました。ここまで具体的に買付によって起こったインパクトを教えてくれた農園は、このオーロラ農園が中米では初めてでした。農家さんとの連携がかなり密に取れていることが想像できます。さまざまな精製についても非常に意欲的なので、来期以降はもっと面白い取り組みが期待されます。 生産地:コバン サンタクルスベラパス 精製:ウォッシュ 標高:1,650m 品種:カツーラ 生産者:50世帯 約300名の農家さん 乾燥:天日乾燥 規格:SHB サイズ:15up 栽培・農薬の使用:シェードグロウン
【焙煎士コメント】 ラパス県は、ホンジュラスの中でも標高が高い地域として知られ、その中でもマルカラ地区は、品質の高い豆が生産される事で知られています。現在、マルカラ産コーヒーは、ホンジュラスの中でもブランド化されるほど、高品質コーヒー産地として認知されています。 香りに優れ、明るい酸味とマイルドなコク、程よいバランスがとれたスペシャリティコーヒーです。 Qグレードで83点をとっていることからも品質は高く、ホンジュラス産としては、高得点と言えます。 更に、有機栽培にて、この得点を出せるのは珍しく、このマルカラ地域がコーヒー栽培に適した風土である事を証明していると言えます。 生産地:ホンジュラス共和国 ラパス県マルカラ地区 標高:1.400m 等級:SHG(ストリクトリー・ハイグロン) 収穫時期:12月〜4月 品種:カツアイ、レンピラ、 Ihcafe 90、 パライネマ スクリーンサイズ:S19‥31% S18‥34% S17‥25% S16‥10% 乾燥方法:天日乾燥 Qグレードポイント:83.25点 土壌:ローム質土壌 輸入時の形態:69kg麻袋入 精選方法:ウオッシュド 認証:Qグレード | 有機JAS認証
【焙煎士コメント】 ルイスとオルマン兄弟が魅せる最高のコーヒー ニカラグアを牽引するCOE常連農園 ブエノスアイレス農園は、ホンジュラス国境に近いDipiltoディピルトという村に位置します。2006年度カップオブエクセレンスではトップ10の中で何と8ロットがこのディピルト産。この地域はまさに、ニカラグア・スペシャルティコーヒーを語る上で切っても切れない重要な産地です。中でも、ブエノスアイレス農園を経営するLuis Emilio Valladarez氏は、COE常連で2014年もブエノスアイレスを含む4つのロットがCOEを見事受賞しました。 ブエノスアイレス農園は、ディピルトの標高1100mから1400mの急斜面に拡がっています。(セルヒオ氏の所有するCasa Blancaとは道路をはさんで反対側にあります。)マラゴジッペやマラカツーラなどの大粒豆の生産量ではニカラグアで2番目の生産者です。 技師としてのスキルを活かして 農園主のLuis Emilio Valladarez氏は地元の農学校卒業した農業技師で、そのルイス氏こだわりの厳選肥料は精製後の果肉をミミズに分解させたミミズ堆肥ですが、さらにこのミミズ堆肥を製造する槽に傾きを設け、ミミズの尿分を採取します。その液体はスプレーで樹に直接散布されます。また、農園内にはインガ、シロの木、柑橘系の木など土壌流出や虫を防ぐ役割も兼ねたシェードツリーを植えています。 収穫は、ピーク時で約180 人のピッカーが雇い行われ、4回に分けて収穫を行います。1 回目は木を掃除する程度。2 回目、3 回目で熟したチェリーを収穫。4 回目で余ったチェリーを取り除きます。スペシャルティコーヒーは2 回目と3 回目に収穫されたチェリーによってロット形成が行われます。 収穫したチェリーは、農園から20分ほどの道路沿いに位置するウェットミルに運ばれます。まず、Siphon式cherry選別機にかけられ、比重選別を行い重いチェリーをパルパーに流します。パルピング後は、タイル張りされた清潔な醗酵槽で8時間程度でウェットパーチメントに仕上げられ、車で20分ほどのオコタルのドライミルLas Segoviaに運び乾燥を仕上げます。 兄弟で力を合わせて ウェットパーチメントが運び込まれるのは、ヌエバセゴビアで最大のドライミルLas Segovias。社長は、ブエノスアイレス農園のオルマン、エミリオ兄弟の長男であるアルベルト氏。同ドライミルはヌエバセゴビア地区の小生産者のドライミル業務を行っており、数多くのCOE受賞農園が、ここのドライミルで処理を行っています。当初設けていなかったアフリカンベッドを取り入れるなど数多くの生産処理に挑み、そして情熱が注がれた環境で、エメラルド色の生豆に仕上げられます。 WATARU CUP TAISTER COMMENT ワタルカップテイスターコメント 上品で華やかなマイクロロット 華やかなフレーバーとアシディティの明るさ、マウスフィールの滑らかさがとても心地よいロットに仕上がっています。普段のブエノスアイレスのフリーウォッシュドに比べ、熟度の高さや華やかなアロマがあり、より洗練された風味になったような印象を受けました。クリーンカップの特性も非常に良く、メイプルシロップのような甘さも感じられ、総合力の高いコーヒーかと思います。今期はトライアルとして、ハシエンダという区画でのマイクロロットで生産してもらい、普段以上にキャラクターが鮮明になったかと思います。是非今期のブエノスアイレスもお楽しみください。 伝統的なニカラグアウォッシュドコーヒー 今年も昨年同様にハシェンダ区画のロットを買い付けました。ニカラグアの伝統的なウォッシュドコーヒーといった印象で、柔らかくマイルドな風味とオレンジやアプリコットを感じるフレーバーが特徴な穏やかなコーヒーです。昨年のロットに比べるとアシディティが大人しいように感じますが、透明感のある甘さの質感も心地よく、マイルドでお勧めできる使い勝手の良い仕上がりになっているかと思います。 国:ニカラグア 標高:1200〜1500m エリア:ヌエバ・セゴビア ディピルト村 品種:カトゥーラ 農園名:ブエノス・アイレス農園 生産処理:フリーウォシュド 包装/重量:30KGバキューム 生産者:ルイス・エミリオ・バジャダレス
【焙煎士コメント】 アプロカシ農協は、カハマルカ県のサンイグナシオ郡とハエン郡に600軒の組合員が所属し、海抜1,000m〜2,500mの高地で栽培されています。 また、この農協では、社会的・環境的プロジェクトを展開し、生産者の生活環境の改善と環境の持続可能性の維持に貢献しています。 『Santuario』は、スペイン語で『聖なる場所』と言う意味になります。 22時間〜30時間発酵工程を経て水洗、その後屋根付きのアフリカンベッドでゆっくり乾燥させます。 柔らかい口当たに優しい甘さ、チョコレートの香り・バニラ・オレンジの酸味とジューシーなボディが特徴です。 伝統品種の割合が多く、冷めてもさや雑味が少ない良質なコーヒーです。 また、「グアノ」と呼ばれるペルー特有の海鳥のフンから出来た良質な有機肥料を使用しており高品質な有機栽培を可能にしています。 生産地 ペルー共和国 カハマルカ県サンイグナシオ郡及びハエン郡 アプロカシ農協 (約600軒農家) 標高:1,450〜1,700m 等級:G-1(グレイド1) 収穫時期:5月〜11月 品種:ティピカ・カツーラ・カツアイ・カチモール スクリーンサイズ:S19‥13%、S18‥23%、S17‥21%、S16‥24%、S15…19% 乾燥方法:天日乾燥(アフリカンベッド) Qグレードポイント:83.25点 輸入時の形態:30kg麻袋入 精選方法:ウオッシュド 認証:Qグレード | 有機JAS認証
【焙煎士コメント】 脱炭素を目指す新たな取り組み 焙煎度を変えた香味情報 Light Roast ほのかにキャラメルのような、甘く香ばしさのあるフレーバーがあります。 Medium Roast ライトなボディ感ですが、甘さが出てきてバランスが取れています。酸味はやさしくオレンジのような爽やかなフレーバーが印象的です Dark Roast カカオニブのような香味があり、苦味の中にも特徴のある味わいを見つけることができます。軽い口当たりなので、飲み疲れしない深煎りのコーヒーとして楽しんでいただけそうです BUYER COMMENTS 脱炭素が世界中で叫ばれていますが、日本で暮らしている中ではまだまだ実感がわきにくいですよね。そんな中、ブラジルでは「脱炭素コーヒー」が作られました。専門機関による科学的根拠に基づいて、モンテッサー組合に所属する34の農園で、土壌改善、灌漑設備の効率化を通して、CO2排出量が通常の1/5ほどに抑えられたコーヒーです。また、トレーサビリティにも力を入れており、麻袋にはQRコードから農園情報やカップ評価、さらには原産地証明書まで確認することができます。 QRコード 麻袋につけられたQRコード コーヒーが栽培されるモンテカルメロ地区はミナスジェライス州の北西部に位置しており、高温多湿の夏と、心地よく乾燥した冬という、はっきりとした四季があることも、この地域の特徴です。カカオのような甘く香ばしいフレーバーが現れやすい地域で、今回のクロップでもその特徴的な香味がありました。コーヒーを飲むといういつもの行動が、そんな脱炭素にふれるきっかけになればと、ささやかながら1人のバイヤーとして願っています。 気候変動に具体的な対策を 産地の風景 ミナスジェライス州セラード地域のコーヒー生産地の1つ、モンテカルメロ地区で、脱炭素を柱とした環境保全型コーヒー生産プロジェクトが始まっています。ブラジル初のレインフォレストアライアンスの認証取得を目指し、モンテッサー組合のうち34農園の農家さんが中心となって取り組んでいます。 産地の風景 彼らの脱炭素にむけた取り組みの1つとして、コーヒー栽培において排出する二酸化炭素の大きな要因となる窒素肥料使用量の削減があげられます。窒素肥料の使用量を削減するため、コーヒーノキの樹間に夏はソバやキビを植え、冬の間はカブを植えています。ソバやキビはコーヒーノキを害虫から守る役割を果たすとともに、栽培期間後、刈り取られたソバやキビはそのまま栄養素を含んだ肥料となります。また、カブは太く地面に根を張り土壌の保水力を高めてくれます。このような取り組みでの土壌改善や、農園内の緑化を進めてゆくことで、CO2排出量が一般的な農園の約1/5程度に抑えられています。この排出量の計算は第三者機関・Imafloraによって行われました。そして、植物や土壌の吸収によるCO2の減少量も算出され、CO2排出量を吸収量が上回る「カーボンネガティブ」の状態であることが科学的に証明されました。この検証結果をもとに計算すると、コーヒー生産によって1ヘクタールあたり約5トン(生豆の麻袋、1つあたり200キロ)の温暖化ガスが吸収されているといえます。 Imafloraの取り組み 産地の風景 Imafloraはブラジルで1995年に創立され、25年以上にわたってブラジル全土で活動する、環境保護活動を牽引するNGOです。長年にわたる活動で、森林の継続可能な管理を広めるFSC※やレインフォレストアライアンスなど、世界中の認証パートナーと提携。そして、各認証においてブラジル国内の認定団体として、環境への影響を科学的なデータに基づいて検証してきました。また、2020年には独自でCO2の排出量と吸収量を調査する方法を開発しました。今回はこの方法を用いて、Imafloraは脱炭素にむけたコーヒー栽培のプロジェクトに協力し、調査を通して科学的な裏付けを行う役割を担いました。この他にも、森林、牧畜、農業など、ブラジルの自然に関わる多くの産業において、科学調査を通して、携わる人々の生活環境の向上と、それを取り巻く環境保全に大きく貢献しています。 ※FSC:The Forest Stewardship Councilの略。適切に管理された森林から製品を生み出し、消費者の目に見える形で届けることに加え、生産者にも経済的な利益を還元する仕組みのこと。 生産地:セラード モンテカルメロ パルミト農園 精製:ナチュラル 標高:850〜1,250m 品種:ムンドノーボ、カツアイ等 クロップ年:2021年12月入港 生産者:モンテッサー組合の34農園の生産者さん 乾燥:パティオで天日乾燥、その後ドライヤーで乾燥 規格:NY2 Scr16up サイズ:16up 認証:RA 栽培・農薬の使用:慣行栽培、温暖化ガスバランスの向上に向け化学肥料の節約を心がけています 【備考】当店では新鮮なコーヒーを味わっていただくために、お客様からのご注文後にその好みに合ったカスタマイズ焙煎をします。100種類以上の珈琲豆を常備しておりますので、様々な産地のコーヒーをお楽しみください。また、お客様のモニター環境によっては実際の色味とは異なる場合がございますので、 画像はあくまで参考としてご覧ください。 【名称】 レギュラーコーヒー 【内容量】生豆時400gを焙煎します。焙煎後は生豆より2割程度少なくなります。 【賞味期限】3ヶ月 【保存方法】直射日光を避け冷暗所にて保存。コーヒーの風味維持するなら冷凍庫保存がおすすめです。 【原材料】コーヒー豆 【販売者】株式会社日光企画大山珈琲事業部大阪府大東市三住町17-12
【焙煎士コメント】 マンチケーラ山脈は、サンパウロ州、ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州にまたがる山脈で、現地の言葉で「雨のひとしずく」という意味になります。 広い生産地域の中から選ぶことで、良質な豆を選定し易くなります。更に、標高1100m以上の農園に絞ることで、品質向上に繋げています。 セメントの乾燥場にチェリーを敷き詰めて、天日乾燥でゆっくり乾燥した後、仕上げに機械乾燥機を使用することで品質を安定させています。 マンチケーラの豊富な森林が雨を溜め込み、いくつもの湧き水が流れており、豊かな土壌と、豊富な水源に恵まれた地域は、ブラジルコーヒー生産地では稀です。その為、この地域のコーヒーは、品評会の常連となっています。 柔らかい甘い香りとマイルドな酸味、豊かなコクとチョコレート、バランスが良さが特徴です。 生産地:ブラジル連邦共和国ミナスジェライス州南部 マンチケーラ・デ・ミナス 農園名:ペドロ・プレッタ農園 標高:1,100m 等級 :No2 S17/18 収穫時期:6月〜8月 品種:ムンドノーボ・カツアイ スクリーンサイズ:S19…11%、S18…30%、S17…57%、S16…2% 乾燥方法:天日乾燥(アフリカンベッド) Qグレードポイント:82.50点 輸入時の形態:30kg麻袋入 精選方法:ナチュラル 認証:Qグレード
【焙煎士コメント】 人を第一に考えるマラカラ農園 130年続く伝統農園 サンタアナ アパネカ ラマテペックは、エルサルバドルで良質なコーヒー産地として知られるサンタアナ火山の斜面にあり、火山性の土壌と太平洋の影響を受け素晴らしい微気候をもたらします。 農園の起源は130 年前の1888 年にさかのぼり、当時コロンビアからサルバドルに移住した曾祖父の手により開墾されマラカラ農園はスタートしました。以後相続で農園を分割、マラカラ農園(Lote-A)は2005 年以降、ホセ ギジェルモ アルバレス氏とマリア デ ロスアンヘレス アルバレス プルネーラ(4 代目)へと引き継がれ、農園の管理、高品質のコーヒーの生産とマーケティングに従事しています。 人を大切に ギジェルモ氏は生産者として最良のコーヒーを継続的に生産するため伝統を守り続けています。それは農園で働く人達を代々家族のように大切にする事です。農場には学校と診療所があり教育と健康への配慮、食事のサポートなど労働者のケアを維持しています。また、毎年かかさずピッカーの教育を行い良い報酬を支払う、農園で働く方々みなさんは期待に応えようと仕事をし、より良い環境が維持されています。2003 年に開催されたエルサルバドルCup of Excellenceの第一回大会において2位 入賞を果たし、高品質なコーヒー生産へ力を注ぎ、今なお品質維持向上へ向けて進化し続けています。 最高のコーヒーを作るため 近年ではデジタルマップを用いたアプリを活用し農園内の6区画毎の土壌、木、葉の状態を細かく分析管理する事で、適した栄養素の肥料散布をより効果的に行っています。 シェードツリーのメンテナンス、肥料、病害虫対策・・・ どれか1つでも欠ければ良いコーヒーができないという考えのもとで、全ての工程に細心の注意を払っています。特にピッキングは重要で収穫後のチェリーは再選別を行います。再選別を終えたチェリーも、運搬時に傷がつかないように、また丁寧に扱えるように運搬時の1袋当たりの重量を34.5KGと半分にしています。こうした1つ1つのケアは、マラカラ農園に関わる皆の一年間の努力を無駄にする事無く最良のコーヒーを作りたいという願いでもあります。 エルサルバドルにとってコーヒー産業は大きな役割を果たします。労働者の生活を守る 為にもコーヒー生産を続けていくことが使命だとギジェルモさんは語ります。その前向きな姿勢、キメ細かな対応、ギジェルモさんの人柄が、このコーヒーが持つクリーンカップで甘くマイルドな風味に表れているように思います。 WATARU CUP TAISTER COMMENT ワタルカップテイスターコメント エルサルバドルの王道的ウォッシュドコーヒー 華やかで爽やかなフレーバーの印象や甘さの質感、程よいボディ感などエルサルバドルの伝統的なウォッシュドコーヒーとして、王道な風味バランスだと感じます。 特に、林檎やサクランボのような軽やかな風味とキャラメルのような甘さとその余韻感がとても心地よく、何杯でも飲めるコーヒーという印象を受けます。生豆も粒揃いがとても綺麗で、カップのクリーンさや明瞭さは、スペシャルティとしての品質を感じさせてくれます。伝統的なエルサルバドルのウォッシュドコーヒーの魅力を感じて頂けるロットかと思います。是非ご賞味ください。 国:エルサルバドル 標高:1370-1800m エリア:サンタアナ、アパネカ、ラマテペック 品種:ブルボン 農園名:マラカラ農園 生産処理:ウォッシュド 包装/重量:69KGグレインプロ 生産者:ホセ・ギジェルモ・アルバレス