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虚構のジェンダー 小平 麻衣子 以文社ナゾルコト キリサクコト オダイラ マイコ 発行年月:2023年03月30日 予約締切日:2023年02月01日 サイズ:単行本 ISBN:9784753103720 小平麻衣子(オダイラマイコ) 慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(1997年)。博士(文学)。専門は日本近代文学、ジェンダー批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 書くことを拒否しながら書くー田村俊子「女作者」の複雑さ/第1章 “女性”を立ち上げる困難ー『青鞜』における小説ジャンルの揺らぎ/第2章 自然主義が消去した欲望ー森田草平「煤烟」のマゾヒズム/第3章 大正教養派的“個性”とフェミニズムー田村俊子・鈴木悦の愛の陥穽/第4章 労働とロマンティシズムとモダン・ガールー『若草』の投稿者と林芙美子/第5章 “女性作家”として生き延びるー林芙美子『放浪記』の変節/第6章 盗用がオリジナルを超えるということー太宰治「女生徒」と川端康成の“少女”幻想/第7章 紫式部は作家ではないー国文学研究の乱世と文芸創作/第8章 戦後世界の見取り図を描くー野上彌生子『迷路』と田辺元の哲学/第9章 “女性作家”という虚構ー倉橋由美子『暗い旅』盗作疑惑の周辺 日本近代文学の虚構を“なぞり”ジェンダーという虚構を“切り裂く”。「新しい女」「モダン・ガール」「才女」ー次々と生み出される“女”という虚構。この虚構をめぐる幾多の文学的“書きかえ”。文学は“現実”の何に寄与するのか?無名性/有名性を超えて、書く女性たちの逡巡=闘争をあぶり出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
加藤周一 かもがわ出版ニホン ブンガクシ ジョセツ ホコウ カトウ,シュウイチ 発行年月:2006年11月 ページ数:271p サイズ:単行本 ISBN:9784780300543 加藤周一(カトウシュウイチ) 1919年9月19日、東京に生まれる。東京帝国大学医学部で血液学を専攻。医学博士。幼少から読書に親しみ、フランス文学や日本の古典文学に深い関心を寄せる。学生時代に中村真一郎、福永武彦らと「マチネ・ポエティック」を結成、押韻の定型詩を創る。戦後、留学生として渡仏し、医学研究のかたわら西欧各国の文化を摂取したことが、日本文化の特徴を考えるきっかけとなる。和漢洋の幅広い教養と繊細な感性をもって、評論・創作活動に従事。日本の文学・思想・美術の歴史を世界的視野から見つめる態度は、労作『日本文学史序説』(大佛次郎賞)を生んだ。カナダ、ドイツ、スイス、アメリカ、イギリス、イタリアなどの大学や、上智大学、立命館大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 日本文学の特徴について/『万葉集』の時代/最初の転換期/『源氏物語』と『今昔物語』の時代/再び転換期/能と狂言の時代/第三の転換期/元禄文化/町人の時代/第四の転換期/工業化の時代/戦後の状況/自由討論 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
自由になるためのメソッド 太田越知明 未知谷キダ ミノル オオタゴシ,トモアキ 発行年月:2007年02月 ページ数:364p サイズ:単行本 ISBN:9784896421828 太田越知明(オオタゴシトモアキ) 1948年北海道に生まれる。明治大学法学部卒業。出版社ほかの勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) prologue(飽和と蕩尽ー自由であるためのフィールド/キールン・函館・東京ー旅の装備)/第1部 マラケッシュまで(パリ・ラバー異空間への誘い/大西洋の町々ー統治のかたち ほか)/intermezzo モースの教室から(モース教室の日本人学生/ミカドの聖性と古代ギリシア ほか)/第2部 村へ(深層の日本へ/ミニマルな生のあり方 ほか)/´epilogue 小説のきだみのる(描かれたムラ八分/神木の伐採、入り乱れる欲望 ほか) 日本生れフランス育ちを自認するきだみのるの生涯と言説の全貌!!きだが生きた20世紀の日本は「国家と戦争」の、「集団妄想と狂熱」の、つまり「精神的狭隘と自閉」の時代であった。しかし彼は当時の集団意識には同調せず、自由に自らの目で共同体の核心を凝視し、論理的に思索してその幻想性を書き綴った。彼の記述は飽くまで明晰で、胸の中を風が吹き抜けるように心地好い。しかも、経済の効率性にのみ導かれる妄想情報化社会を生きるわれわれに確実な指針、ミニマルに思考し確かに生きるセンスを教えてくれる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
三宅晶子 勉誠出版モウイチドヨミタイニホンコテンブンガク ミヤケアキコ 発行年月:2021年06月30日 予約締切日:2021年05月15日 ページ数:280p サイズ:単行本 ISBN:9784585390015 三宅晶子(ミヤケアキコ) 奈良大学教授・横浜国立大学名誉教授。専門は日本中世文学(特に能楽)、古典教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 日常のどこかで出会った古典文学(百人一首 感じる『百人一首』/竹取物語 不死の薬に託されたかぐや姫の思い/説話 繋がっている今と昔ー昔話「こぶとりじいさん」と『宇治拾遺物語』「鬼に瘤取らるる事」/義経記 『義経記』義経像の変遷/神話 神話因幡の白ウサギ/国語教育 国語教育の役割と「古典」や「古文」の教育)/第2部 学校で学んだ古典文学(軍記 軍記教材を読みなおすー二度目からの『平家物語』・「敦盛最期」「木曾最期」の場合/平家物語 「敦盛最期」を読み直す/竹取物語 『竹取物語』が「竹取の翁といふものありけり」と語り出される訳ー絵本「かぐや姫」と『竹取物語』の冒頭部の比較から/源氏物語 紫式部と出会う/徒然草 『徒然草』で学ぶ異文化/中国説話 中国の「蟻通し」難題譚/漢詩 「長恨歌」と謫仙女楊貴妃/古筆切 古典文学の本文を考えるー写本・古筆切の世界/国語教育 いずれ役に立つかもしれない古典から、今に働きかけてくる古典へ)/第3部 現代社会で再生される古典(安倍晴明は、なぜスーパーヒーローになったのか。/ライトノベル・少女小説・児童文庫から親しむ古典文学/古典と現代の言葉の接点を求めて/小学生と古典を楽しむ/拡張する「古典」ーデジタル時代における古典の役割と意味の変容) 小・中学校・高校教科書に掲載される日本の古典文学作品を中心にとりあげ、新しい読み方・楽しみ方、知っているとより作品が楽しめる豆知識などを多数の図版とともに解説。ライトノベルやアニメ・漫画などの題材になり現代にもつながる古典文学についても考察し、実際の教育現場での教え方・授業案なども紹介。古典嫌いになってしまったあなたに贈る、新しい古典入門。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
研究叢書 西木忠一 和泉書院オウチョウ ブンガク ロンコウ ニシキ,タダカズ 発行年月:2002年09月 ページ数:320p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757601758 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
自国中心主義の地平を超えて 桜美林大学叢書 13 鄭百秀 論創社アイダ ノニッカンブンガク チョン ベックスー 発行年月:2022年12月22日 予約締切日:2022年11月28日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784846022020 鄭百秀(チョンベックスー) 1962年、韓国大邱生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。桜美林大学リベラルアーツ学群教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 ナショナルヒストリーの内と外、そのあいだで読む「反日」/1 母語と異言語、そのあいだ(「自分のものではない言語」で/を生きるーNative Speaker/言語のあいだで読むーBeloved)/2 民族、故郷というイデオロギー(「民族」の呪縛ー李光洙の「親日」を読み直す/余白の民族文学ー李光洙『私の告白』/構成としての民族文学ー金達寿の二つの『族譜』と『落照』/故郷喪失を書くー金達寿『対馬まで』、『故国まで』)/3 国家暴力への抵抗(国家の戦争、個人の実存ー『広場』、War Trash/ナショナルヒストリーの彼方ー死者への記憶) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
諏訪春雄 勉誠社コクブンガク ノ ヒャクネン スワ,ハルオ 発行年月:2014年01月 ページ数:263, サイズ:単行本 ISBN:9784585290629 諏訪春雄(スワハルオ) 学習院大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 国文学の誕生/古典文学の特色/日本文学の本質ー超越的な存在との交流/著作権と原稿料/近代における古典文芸批判/近代日本文学の試み/近代日本語の成立/国文学史の成立/文献実証主義の進展/戦争と国文学/国文学ーさまざまな意匠/国文学の再生 アジア世界との関係で成立した古典文学と、西洋世界の影響で形成された近現代文学。それは同質性よりも異質性の多い別種の文学である。両者の根底には、“神と人間の交流の世界”と“神と人間を峻別する世界”の相違がある。この異質な二種からなる日本文学の全体像を解明できなかったために、国文学は凋落した。国文学の成立史を丹念に辿り、再生のための道筋を示す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
三田益可 鳥影社ミシマユキオ ソノアイトケンシントイウトジ ミタアリカ 発行年月:2021年01月05日 予約締切日:2020年11月26日 ページ数:444p サイズ:単行本 ISBN:9784862658449 第1章 『仮面の告白』論ー「告白」というフィクションと「不在」化する「私」(「私」の戦略的語りと、理解としてのイメージ化/「私」という主体の生成と、不可能な恋/人生と“生”/「「不在」に入れかわる」ということ)/第2章 『金閣寺』論ー“他者”と“言葉”という「私」の問題(序章としての第一章/金閣による支配とその影響/「私」と“他者”/金閣を焼くということ)/第3章 三島由紀夫における二元論の克服が意味するものー『太陽と鉄』を中心に(“他者”との合一/三島由紀夫の“他者”/三島由紀夫の「自由」と「幸福」/三島由紀夫における二元論の克服が意味するもの)/第4章 三島由紀夫における感情と権威主義的倫理の問題ー『豊饒の海』を中心に(『豊饒の海』と、怒りという感情/「認識」することと「行為」すること/輪廻転生の物語と権威主義的倫理の問題) 『仮面の告白』の中に出てくる、「悲劇的なもの」、「「身を挺している」と謂った感じ」という記述には、何か不穏で甘やかな響きがあった。三島由紀夫について考えはじめたきっかけである。三島の真実を知ることは、自分の真実を知ること、もしかしたら、私たちの真実を知ることになるかもしれないという予感があったのだと思う。小林秀雄をはじめ、三島の作品には“他者”がいないとする評者は多い。だが、“他者”のいない現実を生きる人はいない。『仮面の告白』、『金閣寺』、『太陽と鉄』、『豊饒の海』の四作品を主たる対象とし、登場人物にとっての“他者”がどのように描かれているかを考察することによって、三島の実人生における問題の核心に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
生きているきだみのる 北実三郎 未知谷エイエン ノ ジユウジン キタミ,サブロウ 発行年月:2006年03月 ページ数:206p サイズ:単行本 ISBN:9784896421521 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
旅・歌・物語 新典社選書 島内景二 新典社ブンガク ノ カイロウ シマウチ,ケイジ 発行年月:1992年06月01日 予約締切日:1992年05月25日 ページ数:174p サイズ:全集・双書 ISBN:9784787967541 旅と日本人ー『剣と横笛』補説/旅の文学史/人はなぜ旅に出るのか?/「武蔵野の心」を求めてー古典文学編/平安京の都市空間/失せてゆく光ー小野小町『小町集』を読む/真実と虚構との交響ー『伊勢物語』断面/『伊勢物語』芥河を読む/ユルスナールの『源氏物語』享受ー『東方綺譚』/文学と類型学ー『源氏物語の話型学』補説/ルネ・シフェール氏の講演を聴く/物語の森へ/よく似た話/御伽草子『あきみち』の地下水脈/昔話の原型ー異郷譚をめぐって/村上春樹と文学的伝統/「ばななブーム」の残したもの 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
評伝・宮尾登美子 単行本 林 真理子 中央公論新社ツヅルオンナ ハヤシマリコ 発行年月:2020年02月19日 予約締切日:2020年01月07日 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784120052699 林真理子(ハヤシマリコ) 1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。85年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で紫田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛文学賞を受賞。18年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 誕生会/ある噂/富田屋の跡/南国/同級生/学歴/『櫂』の世界/農家の嫁/二人の母/兄と妹/満州の少年/『朱夏』の村/テレビ出演/借金二人三脚/事業/家出/再婚/太宰治賞受賞/直木賞/映画化/女流作家たち/きのね/最後の小説/帰郷/続・仁淀川 懸命に生きるヒロインを描いた物語が次々と映画や大河ドラマの原作となり、直木賞、紫綬褒章、菊池寛賞、文化功労者他を受けるー。昭和と平成を代表する国民的作家・宮尾登美子自身もまた、懸命に生き、綴り続けた女性であった。その波瀾の生涯を、生前の宮尾と親交の深かった著者が追いかけた「婦人公論」連載、書籍化! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
「作品とその生成要素」「惜別」から「人間失格」まで 山内祥史 和泉書院BKSCPN_【高額商品】 ダザイ オサム ケンキュウ ヤマノウチ,ショウシ 発行年月:2015年06月 ページ数:309p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757607576 作品とその生成要素ー「惜別」から「人間失格」まで(「潔白の独立親和」ー『惜別』の成立と小田嶽夫『魯迅伝』/「竹青」と田中貢太郎訳、公田連太郎註『聊斎志異』/『お伽草紙』の「瘤取り」と童話/『お伽草紙』の「浦島さん」と童話/溺れる醜男ー「カチカチ山」と童話/『お伽草紙』の「舌切雀」と童話/『パンドラの匣』の「民衆」/「トカトントン」再論ー保知勇二郎書簡との関係から/「ヴィヨンの妻」と佐藤輝夫訳『大遺言書』他/「斜陽」と「桜の園」/“灰色の震え”と倍音の響きー太田静子のノートと太宰治「斜陽」/「斜陽」一面ー作品生成要素としての聖書/「渡り鳥」と堀口大学訳ヴァレリイ『文学論』ー笑いと切実/「人間失格」と堀井梁歩訳『ルバイヤット異本留盃耶土』/「人間失格」と『上田敏詩集』)/作品論/アンケート回答/回想記/資料紹介/作品評釈 戦争末期から敗戦後にかけての太宰作品を論じる。さまざまな新見の提示された、「作品とその生成要素」「作品論」「アンケート回答」25篇、中村貞次郎・壬生男両氏の「回想記」と「資料紹介」3篇、「二十世紀旗手」「HUMAN LOST」の精緻な評釈等を収載。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
ドナルド・キーン 新潮社ドナルドキーンチョサクシュウ1ニホンノブンガク キーン,D.(ドナルド) 発行年月:2011年12月22日 予約締切日:2011年12月21日 ページ数:576p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106471018 日本の文学(日本の文学/海外の万葉集/近松と欧米の読者/啄木の日記と芸術/日本と太宰治と『斜陽』)/日本文学散歩(室町編/戦国編/江戸編/明治編)/古典を楽しむー私の日本文学(『源氏物語』と私/平安後期の物語の新しさ/能の楽しみ/『おくのほそ道』の世界/世界のなかの近松ー悲劇の条件について/歌舞伎における改作の功罪/外国人に俳句がわかりますか?/日本古典文学の特質)/古典の愉しみ(日本の美学/日本の詩/日本の詩の有用性/日本の小説/日本の演劇)/日本文学の国際性(太平洋戦争まで/自由の享受/翻訳者たちの活躍/海を渡る日本文学・日本文化)/Japanese literature 誰よりも日本を愛し、誰よりも日本文学を深く究めた著者の、70年に及ぶ執筆活動のエッセンス。人麻呂、正岡子規、紫式部、樋口一葉、そして世阿彌から近松、黙阿彌まで、文学史に輝く人物はもちろん、無名でも面白い作品を残した作家、感動的な歌を詠んだ詩人たちにも光を当てた。処女作「日本の文学」を始め六篇を収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
見失われた異空間を尋ねて 前田速夫 平凡社コテン ユウレキ マエダ,ハヤオ 発行年月:2012年04月 ページ数:421p サイズ:単行本 ISBN:9784582835441 前田速夫(マエダハヤオ) 1944年、福井県生まれ。民俗研究者。東京大学文学部英米文学科卒業後、新潮社に入社、文芸編集者として雑誌「新潮」編集長などをつとめる。退社後は法政大学ほかで教鞭を執る。著書に『余多歩き 菊池山哉の人と学問』(同、読売文学賞受賞)などがある。「白山の会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 窟ー篭りと再生『古事記』黄泉国訪問/野ー禁じられた愛『常陸国風土記』/泉ー入水する女『万葉集』『大和物語』/竹ー伝承のミッシング・リンク『丹後国風土記逸文』『竹取物語』/渚ー時の岸辺『土佐日記』/道ー好色と流離『伊勢物語』東下り/簾ー兄妹相姦の闇『篁物語』/川ー荒ましき瀬音『源氏物語』宇治十帖/瓢ー皇女の矜持『更級日記』竹芝伝説/夷ー知らぬ世界『今昔物語集』本朝世俗部〔ほか〕 白山信仰研究で知られる元「新潮」名物編集長が、民俗学の該博な知見を携えて古典世界に遊ぶ。いまに響く言葉の力に満ちた異色の日本文学案内。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
古井 由吉 河出書房新社ハンジジョデン フルイ ヨシキチ 発行年月:2014年03月19日 予約締切日:2014年03月17日 ページ数:200p サイズ:単行本 ISBN:9784309022574 古井由吉(フルイヨシキチ) 1937(昭和12)11月19日、東京都生まれ。1971年「杳子」で第六十四回芥川龍之介賞、1983年『槿』で第十九回谷崎潤一郎賞、1987年「中山坂」(『眉雨』所収)で第十四回川端康成文学賞、1990年『仮往生伝試文』で第四十一回読売文学賞、1997年『白髪の唄』で第三十七回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 半自叙伝(戦災下の幼年/闇市を走る子供たち/蒼い顔/雪の下で/道から逸れて/吉と凶と/魂の緒/老年)/2 創作ノート(初めの頃/駆出しの喘ぎ/やや鬱の頃/場末の風/聖の祟り/厄年の頃/秋のあはれも身につかず) 時代になにを読み、自身の創作をどう深めてきたのか老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。現代日本最高峰の作家が語る、その半生。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
関口安義 翰林書房ラショウモン ノ タンジョウ セキグチ,ヤスヨシ 発行年月:2009年05月 ページ数:214p サイズ:単行本 ISBN:9784877372828 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
富岡多惠子論集 水田宗子 めるくまーるハグレモノ ノ シソウ ト カタリ ミズタ,ノリコ 発行年月:2021年01月 予約締切日:2021年01月22日 ページ数:317p サイズ:単行本 ISBN:9784839701796 水田宗子(ミズタノリコ) 比較文学者(アメリカ文学、比較女性文学、ジェンダー文化論、現代詩批評)、詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序文ー富岡多惠子と場所の記憶/家族のトラウマと語りー『逆髪』まで/富岡多惠子の「語り」と女性のナラティヴー『動物の葬禮』と参列者/「冬の国」からの旅、ガリヴァーの行かなかった共和国へー『ひべるにあ島紀行』/異形とジェンダー越境ー『逆髪』を読む/“哀れな女”から“自由なハグレ者”へー富岡多惠子の評論「女の表現」におけるハウスキーパー像の転換/富岡多惠子の過激な反逆精神ー『砂に風』『波うつ土地』『白光』をめぐって/Bodies Beyond Reproach:Sex,Sanctity,and Straw Dogs 恥辱を超越する身体ー性、聖域、そして『芻狗』/In the Voice of Amanojaku:Tomioka Taeko’s Poetry of Refusal 天邪鬼の声:富岡多惠子による拒否の詩/富岡多惠子の詩の世界/富岡多惠子の文学世界ー年譜風に 制度化された生と性の物語に回収されることを拒否する富岡多惠子のはぐれものたちー。本書は、富岡文学の前衛性を明らかにし差別の構造を解体するラディカルな表現を分析したフェミニズム批評である。再び台頭する若い世代の差別への抗議に応えジェンダー制度を見つめ直した一冊。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
花の呪縛を修羅と舞い 河出書房新社編集部 河出書房新社アカエバクノセカイ カワデショボウシンシャヘンシュウブ 発行年月:2020年06月23日 予約締切日:2020年05月07日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784309028958 1 赤江瀑傑作選(小説 花曝れ首 人形=辻村寿三郎(写真=高木素生)/小説 花帰りマックラ村/小説 歌のわかれ イラスト=佳嶋 ほか)/2 赤江瀑の蟲惑(畏怖と感謝と(恩田陸)/赤江瀑に導かれて(近藤史恵)/綺羅の海峡と青の本(山尾悠子) ほか)/3 赤江瀑迷宮(論考 俗世から幻想領へー赤江瀑作品の受容史(千街晶之)/論考 妖美の一季節ー赤江瀑と中井英夫(東雅夫)/作品ガイド 赤江瀑への十五の扉 ほか) 「獣林寺妖変」「禽獣の門」「花夜叉殺し」「オイディプスの刃」…数多の伝説的な名品を生んだ蟲惑の鬼才、復活。凄絶な情念と、絢爛たる魔性の美学。単行本未収録小説・エッセイ・詩、作品ガイドなどを収録し、赤江魔界へといざなう決定版読本。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
高橋和巳 小田実 真継伸彦 開高健 黒古一夫 アーツアンドクラフツヤケアトセダイノブンガク クロコカズオ 発行年月:2022年05月24日 予約締切日:2022年05月10日 ページ数:304p サイズ:単行本 ISBN:9784908028731 黒古一夫(クロコカズオ) 1945年12月、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 何故、今「焼跡世代」の文学なのか/第1章 「見果てぬ夢」を抱き続けー高橋和巳論/第2章 「難死」に抗してー小田実という存在/第3章 “私”の居場所…ー真継伸彦の文学/第4章 「虚無」との戦いー開高健の文学/「あとがき」に代えて 人は何故「歴史」から学ばない? “戦争・戦後・ベトナム反戦”体験から築く。従来の戦後文学史の「常識」とは異なる文学潮流を提示する作家論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
【文芸の本棚】 断腸亭東京だより 河出書房新社編集部 河出書房新社ナガイカフウ カワデショボウシンシャヘンシュウブ 発行年月:2014年09月24日 予約締切日:2014年09月19日 ページ数:192p サイズ:単行本 ISBN:9784309023274 最初の妻、ヨネのこと(川本三郎)/偏奇館の高み(須賀敦子)/荷風先生覚え書(正岡容)/〓(ぼく)東挿画余談(木村荘八)/荷風百句(永井荷風)/勲章(永井荷風)/牡丹の客(永井荷風)/吾妻橋(永井荷風)/深川の唄(永井荷風)/夏すがた 発禁小説(永井荷風)〔ほか〕 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
森 正人 岩波書店コダイシンセイヒョウゲンノケンキュウ モリ マサト 発行年月:2019年08月29日 予約締切日:2019年08月28日 ページ数:440p サイズ:単行本 ISBN:9784000229685 森正人(モリマサト) 1948年生まれ。1971年熊本大学法文学部卒業。1976年東京大学大学院博士課程中途退学。熊本大学文学部助教授、同教授を経て、2014年定年により退職。2015年尚絅大学・尚絅大学短期大学部学長に就任。2019年同学長を退任。現在、熊本大学名誉教授、尚絅大学・尚絅大学短期大学部名誉教授。専攻、日本古典文学。特に古代・中世の物語および説話集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 古代心性表現論序説/第1部 “もののけ”ー霊魂と憑依/第2部 鬼ー外部と内界/第3部 龍蛇ー罪障と救済/第4部 翁ー聖性と化現/第5部 死ー他界像の変容 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
新・フェミニズム批評の会 井上理恵 翰林書房BKSCPN_【高額商品】 タイショウ ジョセイ ブンガク ロン シン フェミニズム ヒヒョウ ノ カイ イノウエ,ヨシエ 発行年月:2010年12月 ページ数:517p サイズ:単行本 ISBN:9784877373085 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
折口学の水脈 近代の作家 石内徹 日本図書センターオリクチ シノブ イシウチ,トオル 発行年月:1991年11月 ページ数:314, サイズ:単行本 ISBN:9784820591870 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小川榮太郎 飛鳥新社サッカノネウチ レイワノチョウブックガイド オガワエイタロウ 発行年月:2021年12月15日 予約締切日:2021年10月27日 ページ数:352p サイズ:単行本 ISBN:9784864108591 1 エンターテイメント編(朝井まかて/朝井リョウ/浅田次郎/安部龍太郎/有川ひろ ほか)/2 純文学編(青山七恵/阿部和重/池澤夏樹/石原慎太郎/絲山秋子 ほか) 「最近の小説はつまらないなぁ」と思っている人、必読。現役作家100人、主要505作品を、気鋭の文藝評論家が“厳正”かつ“徹底的”に100点満点で採点!あなたの心を震わせる「最高の1冊」に出会えます。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
著者:平林一, 山田博光出版社:三一書房サイズ:単行本ISBN-10:4380852326ISBN-13:9784380852329■通常24時間以内に出荷可能です。※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
國語學懇話會五十年國語學國文學論文集 国語学懇話会 中日出版ミクニ コトバ コクゴガク コンワカイ 発行年月:2015年01月 ページ数:199p サイズ:単行本 ISBN:9784885194009 木簡等における難読地名の読み(試論)ー「褥多」と「桑花」/枕草子古梓堂文庫本濁点語集成/常滑市大野町の山車(常滑市民俗文化財指定)「紅葉車」の高欄の彫刻について/更級日記解釈の問題点 ふたむらの山/『平家物語』解釈摘記/平家物語八坂系巻九の川瀬本・右田本の性格ー三類本について/『おくのほそ道』酒田の宿/橘守部の『萬葉集緊要』について/広瀬淡窓「休道の詩」の「辛苦」について/「みくし」「御くし」/「つ」は助数詞か/露伴の晩年について/芥川龍之介「杜子春」「女仙」における「桃の花」の表象/小説家小山正孝の文学的出発への試みー官立弘前高等学校時代の小説を中心に/高見順『敗戦日記』の金魚/桶廻間合戦古戦場考察/字音接辞「不」と「非」との相違点 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
探偵小説研究会 原書房ニセンニジュウニホンカクミステリベストテン タンテイショウセツケンキュウカイ 発行年月:2021年12月07日 予約締切日:2021年10月25日 ページ数:190p サイズ:単行本 ISBN:9784562059843 2021国内本格ミステリ・ランキング/国内本格ミステリ2021 MY BEST5全アンケート回答/「国内本格」座談会ーベストテン級の傑作が集った一年を総振り返り(浅木原忍×嵩平何×蔓葉信博)/ミステリ風味が横溢する『唐人街探偵 東京MISSION』2021年の映像本格(千街晶之)/『オーダーは探偵に』完結!『涼宮ハルヒ』新作出来!ライトノベル・ミステリ遊行(鷹城宏)/コナンワールドの拡大、短編集にも収穫あり ミステリコミック事情2021(廣澤吉泰)/interview MAN OF THE YEAR 2021 今村昌弘(聞き手・円堂都司昭)/特集 「本格」の真髄は短編にあり!探偵小説研究会によるテーマ別厳選「本格」短編ガイド/祝・舞台版「刑事コロンボ」初上演!ミステリ演劇2021(羽住典子)/interview 注目の気鋭2021 浅倉秋成(聞き手・羽住典子)〔ほか〕 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
佐谷 眞木人 慶應義塾大学出版会エドノハナミチ サヤ マキト 発行年月:2023年04月05日 予約締切日:2023年03月18日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784766428902 佐谷眞木人(サヤマキト) 1962年大阪市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。現在、恵泉女学園大学人文学部教授。専攻は、中世・近世国文学、古典芸能史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 西鶴の義理批判ー『武家義理物語』と幸若舞曲『満仲』/第2章 芭蕉の名所革命ー『おくのほそ道』と『平家物語』『義経記』/第3章 松尾芭蕉と木曾義仲ー『おくのほそ道』と『平家物語』/第4章 近松浄瑠璃と『平家物語』ー『佐々木大鑑』を視座として/第5章 『義経千本桜』と『平家物語評判秘伝抄』/第6章 新田義貞の兜は何を意味しているのかー『仮名手本忠臣蔵』と『太平記』/第7章 反転する敵討ー鶴屋南北と『東海道四谷怪談』/第8章 生命と貨幣ー『三人吉三廓初買』と『曾我物語』/第9章 和歌から物語へー「浅茅が宿」と『兼好法師集』/第10章 『平家物語』伝承の近世と近代ー『小敦盛』をめぐって 『平家物語』『太平記』『曾我物語』『義経記』といった軍記物語類は、浄瑠璃や歌舞伎といった演劇のみならず、浮世草子から読本に至る小説などにも多大な影響を与えている。本書では、西鶴・芭蕉・近松の諸作品から幕末の河竹黙阿弥の歌舞伎に至るまで、その特徴的な作品を幅広く取り上げてその影響を詳細に検討し、江戸文芸の「花道」にあらわれた近世の世界認識を提示する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
遠くからの知恵 簾内敬司 影書房ミヤザワ ケンジ スノウチ,ケイジ 発行年月:1995年07月25日 予約締切日:1995年07月18日 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:9784877142087 遠くからの知恵/「ポラーノの広場」の方へ/「グスコーブドリの伝記」について/「銀河鉄道の夜」をめぐって/あるセールスマンの死/賢治残照 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
ーー 抽象の閃き 加藤 宗哉 慶應義塾大学出版会ヨシユキジュンノスケ カトウ ムネヤ 発行年月:2016年10月15日 予約締切日:2016年10月14日 ページ数:192p サイズ:単行本 ISBN:9784766423815 加藤宗哉(カトウムネヤ) 1945年生れ。慶應義塾大学経済学部卒。日本大学芸術学部文芸創作科非常勤講師。1997年より2012年まで「三田文學」編集長。学生時代、遠藤周作編集の「三田文學」に参加、同誌に載った小説が「新潮」に転載され、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 伝説への序奏ー「鳥獣虫魚」/第2章 恋愛と覚醒ー『闇のなかの祝祭』/第3章 痩せ我慢とダンディズムー『焔の中』/第4章 文章の高みへー『驟雨』における改稿から/第5章 具象から抽象へー『砂の上の植物群』まで/第6章 荷風と淳之介ー『星と月は天の穴』の頃/第7章 衰弱と薔薇ー『暗室』/第8章 澄みわたる文体ー最後の短篇「蝙蝠傘」へ 吉行淳之介(一九二四ー九四)は、新宿赤線地帯の娼婦を題材にした作品群で登場し、一九七〇年代以降一世を風靡するごとく注目された作家である。現代の侍にたとえられ、ストイックな芸術家、女好きの女嫌いなどと評され、その文学は人工的な冷やかさを持ち、虚無と抽象性、研ぎ澄まされた感覚にみちている、と評された。だが、その作品の魅力の全体像を探りながら論じたものはこれまでにない。本書は主要な作品の生成をたどりながら、あらたなる吉行文学の本質ー「現実から非現実への飛翔」「心理ではなく生理のメカニズムの抽象化」「繰り返された改稿の果てにたどりついた文体の美」等を論じた意欲作である。“女”や“性”を書いた作家ではない、という言葉の先に見える吉行の文学世界が新鮮に輝く。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)