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豊かな果実味が美しく表現されたワイン 所有する自社畑の中で最も古い畑。収量が少なく凝縮したブドウが得られます。凝縮感に富み、全房発酵によるストラクチャーと豊かな果実味が美しく表現されたワインです。 生産者アルマン ハイツArmand Heitzワイン名シャサーニュ モンラッシェ モルジョ ルージュChassagne Montrachet Morgeot Rougeヴィンテージ2021容量750ml ブルゴーニュの未来を担う有望な若手醸造家として国際的に注目 アルマン ハイツ Armand Heitz ロシャルデ家は19世紀にさかのぼる歴史を有するネゴシアンです。コート・ド・ボーヌ最高の畑をアルマンの母ブリジットらが継承し、ブドウをジョゼフ・ドルーアンに売却していました。2011年に醸造学校を卒業したアルマンは2013年からドメーヌのためのワイン造りを始めました。 ビオディナミを導入し、ピエール・マッソンのカレンダーに基づいて、チームで栽培をしています。ルフレーヴで8年間働いていた栽培コンサルタントのルードヴィック・ピエロから助言を受け、その妥協のないワイン造りは世界の評論家から高い評価を受けています。 アルマン ハイツ 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名ネクスト オブ キンNext of Kynヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2013 - 2025Looking at the 2009 Cumulus Vineyard #3, it is an interesting blend of 80% Syrah, 14% Grenache and 6% Roussanne that spent 30 months in 30% new French oak. Offering up lively black fruits, pepper and roasted meat-like aromas on the nose, it’s a total knockout on the palate and has layers of richness that stay perfectly focused. Seamless, layered and long, with sweet tannin, it will continue to thrill for 10-12 years. Drink now-2025.(The Wine Advocate, Aug 29, 2013)
シュレイダーのポートフォリオの中で最も「芳醇」 RBSとは2002年設立のRoach Brown Schrader LLCの法人名の略でRoachはビジネス・パートナーRobert “Randy” Roach Jr.(弁護士)、BrownはワインメーカーのThomas Rivers Brown、Schraderは創業者のFred Schraderの名前。日中は十分な太陽と最適な熱を受け、夜は海の霧によって冷却されるブドウ畑のブロックから供給されたカベルネ ソーヴィニヨンから生産されています。赤系の果実味があり、豪華でありながら、ローストコーヒーの風味豊かなノートとしなやかでシルキーなタンニンとのバランスが取れています。当社のポートフォリオの中で最も芳醇なワインである RBS は、他のボトリングよりもリリース時に親しみやすい傾向があります。Cabernet Sauvignon100%。 生産者シュレイダーSchraderワイン名カベルネ ソーヴィニヨン ベクストファー ト カロン ヴィンヤード RBSCabernet Sauvignon Beckstoffer To Kalon Vineyard RBSヴィンテージ2021容量750ml パーカーポイント100点を多数獲得したカルトの帝王 シュレーダー Schrader 醸造家のフレッド・シュレイダー氏は、1988年に有名なナパバレーのワインオークションに参加したことがきっかけで、ワイン作りを志すようになりました。1992年に元妻のアン・コルギンとコルギン・シュレイダー・セラーズを設立。1998年には、カリストガに自分のワイナリー「シュレーダー・セラーズ」を設立するために、このレーベルを離れました。 シュレイダー・セラーズの設立と同時に、フレッドは天才的なワインメーカーでナパを牽引するトップコンサルタントのトーマス・リヴァース・ブラウンを採用しました。2017年、Constellation Brands社(ロバート・モンダヴィ・ワイナリーのオーナーでもあります)は、シュレイダー・セラーズを6000万ドルで買収しました。しかし、フレッドと現在の妻キャロルは、引き続きブランドの顔として、ワイナリーの運営を管理しています。シュレーダー・ワインの美味しさの秘密シュレーダー・セラーズは、ブドウ畑を所有しておらず、ナパ・ヴァレーの中でも最も歴史のある一流の畑のブドウの区画を30年間リースしています。 ベクストファー ・ト・カロン、オークヴィル・ト・カロンは初生のブドウ畑で、ナパ・ヴァレーの最高級のブドウの主要な供給源となっています。ナパ・ヴァレーの中でも最も歴史のある一流の畑のブドウの区画を30年間リースしている。 ここでは、そのブドウ畑とブドウ栽培についてご紹介します。Beckstoffer To Kalon VineyardTo Kalon(ギリシャ語で「最高の美」を意味する)は初生のブドウ畑で、ナパ・ヴァレーの最高級のブドウの主要な供給源となっています。ベックストファー・ヴィンヤードの土壌は、ミネラル分が多く、水はけが良いのが特徴です。 日中は日当たりが良く、夜は海岸沿いの涼しい空気に包まれています。Beckstoffer Georges III Vineyardナパ・ヴァレーの東に位置するラザフォード・ベンチにあるぶどう畑です。ここでシュレーダーは、以前はわずかな斜面にある自然の川床だった小さなエリアでブドウを栽培しています。砂利や岩の土壌構成と相まって、驚くほど凝縮した果実を生み出しています。Beckstoffer Las Piedras Vineyardラス・ピエドラス(スペイン語で「小さな石」の意)は、ナパ・ヴァレーのセント・ヘレナにある150年の歴史を持つぶどう畑です。そのテロワールは、緩やかな斜面に岩の多い砂利が敷き詰められ、日中は暖かく、夕方には涼しい海風が吹きます。その結果、凝縮感のある濃厚な果実が生まれるのです。ワインメーカーのトーマス・ブラウン氏は、ベックストファー・ヴィンヤードのチームと直接仕事をしているため、ブドウ畑の管理を完全に行うことができます。シュレーダー・セラーズのワイン作りシュレーダー・セラーズでは、可能な限り自然な方法でワイン造りを行っています。【収穫】シュレイダー・セラーズでは、生育期間中、熟成を促進するために小さなブドウの房を取り除きます。望ましい酸度と糖度に達したブドウを収穫します。収穫は通常、夜間または早朝に行われます。【発酵】ブドウは除梗され、ステンレス・スチール・タンクの中で1週間の低温浸漬を行います。ブドウ果汁の温度が上がり、天然酵母が活性化します。発酵が終わると、果汁と果皮を分離します。【熟成】ワインはダルナジュー社のフレンチオーク樽に移され、セラーで約20ヶ月間熟成されます。これらの樽は、シュレーダー氏の仕様に合わせて手作りされています。 シュレーダー 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名ストックホルム シンドローム グルナッシュStockholm Syndrome Grenacheヴィンテージ2010容量1500ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2014 - 2034The current release of the estate vineyard (a.k.a. the extended barrel-aged cuvee), the 2010 Grenache Stockholm Syndrome is an incredible effort that I couldn’t find a fault with. A blend of 75% Grenache, 22% Syrah, 2% Roussanne and 1% Viognier, all from the Eleven Confession Vineyard, it spent just under 30 months in 22% new and 78% used French oak prior to bottling. Locked and loaded, it knocks it out of the park with its cassis, licorice, smoked duck, spice-box and exotic herb-styled bouquet. The palate follows suit and while it has the expected depth and richness of the estate, it’s seamless, elegant and lively, with perfect balance, ultra-fine tannin and a finish that just won’t quit. It doesn’t get any better and count yourself lucky if you can latch onto a couple of these. It will thrill for 15-20 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2014)
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名パティーヌ シラーPatine Syrahヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2020 - 2035A wine that needs to be forgotten in the cellar for 5-6 years, the 2011 Syrah Patine checks in as a blend of roughly 97% Syrah and the balance Roussanne and Viognier. It too comes all from the estate's Eleven Confessions Vineyard and saw 39 months in 63% new French oak. Backward, tight, concentrated and structured, with full-bodied richness and depth, it gives up Guigal La Landonne like aromas and flavors of graphite, sweet oak, smoked meats, pepper and black raspberry and cassis-like fruit. While it shows the vintage's cooler nature, it has a stacked mid-palate and will evolve gracefully for 15-20 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2015)
名門アンティノリが手掛ける偉大なスーパータスカン ソライアは1978年にアンティノリがキアンティ・クラッシコ北部のサン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザに所有するテヌータ・ティニャネロに、必要以上のカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランがとれたことから仕込んだのが始まり。82年にサンジョヴェーゼをブレンドして基本形が生まれています。80年代は古典的なボルドー・スタイルに近かったですが、2000年代以降は早摘みでフィネスを求めています。アンティノリを代表するフラッグシップワインです。 生産者アンティノリAntinoriワイン名ソライアSolaiaヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2024 - 2050The Marchesi Antinori 2019 Solaia is another blockbuster success from Tuscany's leading wine estate. The blend sees a slightly higher percentage of Cabernet Franc and a slightly lower percentage of Sangiovese. The current mix is 75% Cabernet Sauvignon, 15% Sangiovese and 10% Cabernet Franc (which has been creeping up in recent years, especially as the climate changes). The soils at the Solaia vineyard are rich in Galestro rock, which is an especially happy pairing with Cabernet Franc in particular. Managing Director Renzo Cotarella tells me that that a vintage like 2019 is proof that the final character of a wine comes from its surrounding territory, not from the blend. This is a generous and extremely expressive edition with lots of dark fruit, spice and sweet tobacco. The tannins are beautifully velvety and soft. This is a beautiful wine that collectors will love.(The Wine Advocate, Jul 01, 2022) アンティノリ 一覧へ
生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 86点予想される飲み頃:2002 - 2010A surprisingly feeble garnet/ruby color already displaying pink and amber hues is followed by a Medoc-like bouquet of cedar, plums, cherries, and spice box with hints of sweet oak as well as roasted peanuts. The wine is light to medium-bodied, with fine balance but a short finish. This fully mature 1998 requires consumption over the next 5-8 years. If the Bordelais can significantly drop prices, recognizing the inherent weaknesses in the international marketplace as well as the overall quality of the wines, why can't California wine producers do the same, especially when this vintage is considerably inferior to 1997 and 1996?(The Wine Advocate, Aug 31, 2002)
Robert Chevillon Nuits Saint Georges Les Chaignots 1.55ha。Chaignotsは、古いフランス語の”Chasne”に由来し、現代語”chêne”(現代フランス語ではオーク)にブルゴーニュ語の接尾辞”ot”が付いたものであるようです。ニュイ・サン・ジョルジュ北部、標高250m?280mの東向きの斜面に位置する畑。粘土質の強い、小石を多く含む土壌からは南部のワインに似たスパイシーでボディもしっかりしたワインが生まれます。 生産者ロベール シュヴィヨンRobert Chevillonワイン名ニュイ サン ジョルジュ レ シェニョNuits Saint Georges Les Chaignotsヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NAWafting from the glass with notions of cassis, dark chocolate, plums, spices and peonies, the 2020 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Chaignots is medium to full-bodied, velvety and enveloping, with a rich core of concentrated fruit, lively acids and a penetrating finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 8つの一級畑を擁するニュイのスペシャリスト ロベール シュヴィヨン Robert Chevillon ロベール シュヴィヨンは、五代に渡って続くニュイ・サン・ジョルジュのトップ・ドメーヌです。2003年にロベール氏が引退した後は、彼の二人息子であるドニ氏、ルトラン氏が運営を引き継いでいます。20世紀初頭、ドメーヌはわずか3haに過ぎませんでしたが、都度規模を拡大し、今では約13haもの広さを所有しています。ACブルゴーニュやアリゴテも含め、他8つの1erワインのクリュもすべてニュイ・サン・ジョルジュ内に所有するという、まさしくニュイに特化したドメーヌと言えるでしょう。シュヴィヨンが評価される理由は様々ですが、主に樹齢の高さ、テロワールへのこだわりがあげられます。平均樹齢は50?75年、レ・カイユ、ヴォークラン、レ・サン・ジョルジュは樹齢100年にもなる古樹が存在しています。単位面積当たりの収量は30?35ヘクトリットルで、古樹ゆえの自然な収量制限こそが、シュヴィヨンのワインの凝縮感の源なのです。また、「ワインの良し悪しは畑の段階で決まる」という信念のもと、モダンな醸造技術を柔軟に取り入れつつ、伝統を重んじてテロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを続けています。彼らは、ブドウ本来の魅力が引き出されるように、畑をきちんと管理し、よりテロワールの個性が反映されるよう、努力を惜しみません。手作業での収穫はもちろんのこと、収穫後にはブドウの実の選別を行い、ワイン造りに適した、熟したブドウのみを使用します。農法はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を採用し、剪定を短くするなどして収量を極限まで抑えています。醸造は低温マセラシオンを5-6日間行い、その後自然発酵が行われます。1級に関しては100%除梗を行い、アルコール発酵は温度が35℃程度になるまでは自然に任せるスタイル。熟成に関しては、新樽比率が30%、18ヶ月間の樽熟成が行われています。かつては、特級をもたないニュイ・サンジョルジュのスペシャリストでしたが、レ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ばれるワイン造りの姿勢や情熱、特級への昇格が検討中のレ・サンジョルジュの素晴らしさが評判となり、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっています。中でも一級畑のレ・サン・ジョルジュ、レ・ヴォークラン、レ・カイユは、ベルトラン氏が三大テロワールと呼ぶほどのドメーヌ自慢のワインで、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかく、ヴォークランがもっとも骨格がしっかりしている、レ・サン・ジョルジュはその中間的なバランスの取れた唯一無二の存在です。 ロベール シュヴィヨン 一覧へ
生産者ハーラン エステートHarlan Estateヴィンテージ2018容量1500ml解説パーカーポイント: (97 - 100)点予想される飲み頃:NAThe 2018 Harlan Estate was tasted as a barrel sample, to be bottled in March. Deep garnet-purple in color, it needs a fair bit of swirling to reveal a wonderfully fragrant perfume of blueberry pie, chocolate-covered cherries, mulberries and black currant pastilles with hints of cumin seed, rose oil and black olives. Medium to full-bodied, the taut, grainy-textured palate delivers remarkable energy with compelling tension and a long, graceful, earth-laced finish.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2029 - 2065The 2019 Grands Échézeaux Grand Cru is more reserved than the Échézeaux, even if it's far from forbidding. Mingling aromas of blackberries and raspberries with notions of exotic spices, orange rind, smoked duck and forest floor, it's full-bodied, rich and concentrated, with broad structural shoulders supplied by ripe, powdery tannins. Layered and muscular, it's remarkably seamless and integrated at this early stage, concluding with a long, sapid finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022)
生産者ジャン イヴ ビゾJean Yves Bizotワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2009 - 2019Musky floral and animal scents, high-toned kirsch and framboise, and sea breeze salinity and alkalinity lend Bizot's 2006 Echezeaux (from the les Orveaux section of that cru, high above Clos Vougeot) far and away the most intriguing nose in his current collection. Brightly-fruited on the palate, with its berry-tart edge serving for considerable invigoration, this exhibits an uncanny suggestion of caramelized, fruit-filled pastry, yet at the same time a lovely sense of transparency to persistent floral, mineral, and animal nuances. This should be worth following for at least a decade.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) 入手困難生産者!カルト的な人気を誇るヴォーヌ・ロマネ自然派の傑人 ジャン イヴ ビゾ Jean Yves Bizot ボーヌでブドウ栽培と醸造学の教授をしているビゾは、、1993年にヴォーヌ・ロマネにドメーヌを開き、1995年が初ヴィンテージです。ヴォーヌ・ロマネではアンリ・ジャイエの旧居の向かいに住んでおり、アンリ・ジャイエとはヴォーヌで隣り合った区画を所有していたことから、彼の生前、畑作業中にワイン造りについて話しをすることもあったそうです。発酵前の温度を低くするなどジャイエの技術のいくつかを醸造に取り入れましたが、全房のみを使用し、畑では有機栽培を行い、醸造やエレヴァージュでSO2を使用しないなど、ジャイエとは多くの重要な違いがあります。【ブドウ栽培】97年に有機栽培に切り替え、。収穫量は1本の木に5房までに抑えられていますが、これはブルゴーニュの他の偉大なドメーヌの半分程度の量です。ルロワと同じ哲学を持っており、ブドウの樹のエネルギーを引き出すことに力を注いでいます。刈り込みはブドウの木に害を与え、垂直に伸びることで光合成が活発になると考えているため、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わず、伸びた枝を上部で編み物のように束ねる方法を取っています。これはルロワに感化されたシャルル・ラショーも行っています。【発酵/熟成】100%全房発酵させています。オープントップの木製発酵槽で5?6日間。発酵中は亜硫酸塩を添加せず、二酸化炭素を注入して酸化を防ぎます。オリ引きは、酸化を招くので行われません。 熟成は100%フランス産の新樽で行われます。最小限の硫黄をボトリング時にのみ添加しています。全房、新樽、最小限の硫黄という組み合わせは、ワインが最高の状態を示すためには、非常に正確に実行されなければならないアプローチです。 瓶詰めは100%手作業で、各樽から直接ボトルに詰めていきます。ビゾは、ワインを動かさなければ動かさないほど、果実の表現力が高まると考えています。 2020年には、世界最優秀ソムリエらトップソムリエが選んだ世界最高のワインリスト「Star Wine List 2020」に最も多く掲載された生産者となりました。純粋さ、繊細さ、エレガンスすべてが表現されているビゾのワインは見つけたら即購入をおすすめします。 ジャン イヴ ビゾ 一覧へ
年産僅か1700本のフレッシュでピュアなワイン オー・クラの下部のRD974に接する砂質土壌から。全房発酵がフレッシュ感と精妙な口当たりを与えています。赤いベリー系の果実の香りが広がり、ジューシーな果実の風味と滑らかなタンニンがうまく調和され、柔らかくてしなやかなフィニッシュが楽しめます。 生産者ロベール シリュグRobert Sirugueワイン名シャンボール ミュジニー レ モンビーChambolle Musigny Les Mombiesヴィンテージ2021容量750ml ジャイエ家の流れを組むヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌ ロベール シリュグ Robert Sirugue ジャイエ家の流れを組んでいるドメーヌ・ロベール・シリュグは、ヴォーヌ・ロマネに拠点を置く家族経営のドメーヌで、ヴォーヌ・ロマネやシャンボール村などに約12haの畑を所有しています。彼らのトップ・キュヴェは、わずか0.12haの畑から毎年2樽のみ造られる「グラン・エシェゾー」です。シルキーで艶やかかつポテンシャルの高いこのワインは、稀少性もあり海外の愛好家を魅了しています。手作業で収穫されたブドウは、畑とセラーの両方で選別された後、低温浸漬を行い、赤い果実のフレーバーを引き出します。一般的には、18ヶ月間の樽熟成を行いますが、レジョナルからグラン・クリュのエシェゾーまで、果実の凝縮感とエレガンスを重視したワイン造りを行っています。2007年にマリー・フランスとジャン・ルイがドメーヌを引き継ぎ、さらに、ジャン・ルイの息子のアルノーも加わりました。現在は、アルノーが中心となってワイン造りを行っています。品質の向上とともに、注目する愛好家、評論家も増えてきており、入手困難な生産者になっています。 ロベール シリュグ 一覧へ
生産者ルイ ジャドLouis Jadotワイン名ヴォルネイ クロ ド ラ バールVolnay Clos De La Barreヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (90 - 92)点予想される飲み頃:NAThe 2019 Volnay 1er Cru Clos de la Barre Monopole (Maison Louis Jadot) is more structured than the Mitans, bursting with aromas of plums, candied peel, spices and toasty new oak. Medium-bodied, chalky and a little reserved on this showing, I expect it to round out nicely.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
生産者ポッジョ アンティコPoggio Anticoワイン名ロッソ ディ モンタルチーノRosso di Montalcinoヴィンテージ2020容量750ml 高い評価を受けるブルネッロ ポッジョ アンティコ Poggio Antico 1976年創業のポッジョ・アンティコはモンタルチーノ村の南、この地区で最も高い場所(標高約500m)に位置しています。ポッジョ・アンティコの畑からは、西に50kmほど先に広がるティレニア海が望めます。ティレニア海から吹く風が遮られることなくこの丘に届くため、ポッジョ・アンティコの畑は暑いモンタルチーノの中にあって比較的冷涼です。土壌は石灰質の岩石と泥灰土からなる混合土壌。35ヘクタールの畑は徹底した地質調査により小区画に分けられて管理され、それぞれに適した栽培・醸造が行われます。栽培は有機的な手法が採られ、2020年には完全に有機農法へ転換しています。1990年には1985ヴィンテージでWine Spectatorの「Top100」で4位にランクインするなど高い評価を受けました、また2012年には当時のオバマ大統領がベイナー下院議長の誕生日プレゼントにポッジョ・アンティコのワインを贈ったことで話題になりました。Wine Advocate、Wine Spectator、James Sucklingなども特に近年は高く評価しています。 ポッジョ アンティコ 一覧へ
しっかりとした構造の凝縮感のあるワイン このワインはニュイ・サン・ジョルジュの3つの区画(les Maladières, les Croix Blanches, les Perrières de la Combe)をブレンドしたものです。土壌の性質は、白亜質から粘土質まで様々です。赤い果実(ラズベリー、ストロベリー)の香りで、凝縮感があり、しっかりとした構造を持ち、パワーがあります。他のワインに比べて若いうちに楽しむことができます。 生産者レシュノーLecheneautワイン名ブルゴーニュ ピノ ノワールBourgogne Pinot Noirヴィンテージ2021容量750ml テロワールの独特の豊かさを守り伝統を尊重した自然農法を実践 レシュノー Lecheneaut 1960年に2.5ヘクタールの畑からスタートしたドメーヌは1985年にフィリップとヴァンサンが後を引き継いだ後、現在では合計10ヘクタールの畑を所有し、平均約5,000ケースを生産するまで大きくなりました。兄弟の出身地はモレ・サン・ドニですが、母親がニュイ・サン・ジョルジュ出身ということもあり、小さな家族経営のワイナリーにしては、コート・ド・ニュイの様々な村に畑を所有しています。受け継いだ区画に加えて、長年にわたってジェヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネの古樹の区画を加え、現在ではブルゴーニュからグラン・クリュまで、合計20のキュヴェを造っています。畑は2000年から認証なしの有機栽培で運営されており、ビオディナミにも関心が寄せられています。害虫駆除には製品を使用し、土壌の微生物バランスを保つために肥料には有機物のみを使用しています。また、冬の寒い霧が出ている季節に、ドメーヌのブドウ畑で馬が働いているのを見るのは珍しいことではありません。土地は伝統的な方法で耕され、すべてのブドウの木はシンプルなギヨ式で剪定されています。収穫量を厳密にコントロールするために、除芽と剪定はすべて手作業で行われます。収穫前には、ブドウの通気性を良くし、ボトリティス菌の発生を抑えるために、各列の北側で余分な葉を丁寧に取り除きます。これらの予防措置を行っていてても、収穫量を制限しているので、収量が多すぎると予測された場合は、グリーンハーベスト(間引き)を行います。葡萄は通常、除梗されますが、暖かい年には全房も含まれるようになりました。レシュノーでは、毎年約3分の1の樽を新しくしていますが、新樽の割合はヴィンテージや「クリュ」の特徴によって異なります。彼らは、ピノ・ノワールの香りやフィネスを常に追求しており、フランスの最高の森林から採取した最高品質のオーク材のみを使用しています。以前よりも抽出量は少なく、熟成が終わったワインは、無清澄、無濾過でボトリングされ、温度と湿度が一定に保たれた空調設備の整ったセラーに入れられ、完璧な熟成が行われます。兄弟はそのキャリアをスタートさせてから過去30年間で多くのことを成し遂げ、その結果、生産者仲間から非常に高く評価されています。ロバート・パーカーは、世代交代後のレシュノー兄弟を、ニュイ・サン・ジョルジュの新たなスーパースターとして称賛しています。 レシュノー 一覧へ
唯一無二の偉大なメルロ カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンドで造られるオルネッライアに対し、メルロのみを使用したもうひとつのオルネッライアの伝説的ワインがマッセート。(※2019年ヴィンテージよりカベルネ・フランも使用)トスカーナにはメルローから造られる秀逸なワインがいくつかありますが、その中でも群を抜く品質と価格を誇り、ときに「イタリアのル・パン」と賞賛され、世界中のワインラヴァーが熱望するワインです。オルネッライア農園の粘土土壌のメルローを独立させて1986年にデビューしました。2018年には独立したセラーを完成させ、ワインメーカーのアクセル・ハインツが、オルネッライアと共にワイン造りを監修しています。マッセートの畑は僅か6.63ha。イタリア語でMASSIが「大きな石」を意味するとおり、片手には余るほどの大きな石が多いのが何よりの特長。畑は海抜120mの丘の上にあり、標高と土壌の差で大きく3つに区別されています。収穫は、果実の糖度と水分量が抜群の状態で収穫できる早朝に実施。収穫された果実は15kgの小箱で運ばれ、2度の選果を行います。醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。適正な温度管理が可能なステンレスタンクを使用し、畑の区画ごとに別々に醸造。毎日テイスティングし、進行状態を確認しながら、25?28℃の温度で15?20日間かけて発酵を行います。その後、ミディアムトーストのフレンチオーク100%の新樽に入れてまず12ヵ月間熟成。その後各樽をブレンドした上でさらに12ヵ月間の樽熟成。瓶詰め後、1年間の熟成を経てリリースされます。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセートMassetoヴィンテージ2002容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2008 - 2017The 2002 Masseto is a strong effort, made all the more notable given the poor overall quality of the vintage. It presents an herbal profile on the nose along with notes of tobacco, black pepper and white truffle that emerge with some time in the glass. On the palate it is a decidedly slender Masseto, with less concentration than is typical of this wine, but the fruit is vibrant and fresh, the oak well-integrated, and it offers much persistence as well as length in a more linear expression of this wine. While the 2002 will never compete with the best Massetos, on an absolute level it is a lovely wine that clearly has the potential to offer some surprises down the road. Anticipated maturity: 2008-2017.(169, The Wine Advocate, 28th Feb 2007) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
土の香りが豊かで、ボリューム感のあるフルボディのパワフルな味わい ワイルドなレッドベリーの熟した香り、控えめなスパイスと土の香り、アーシーでピュアで素晴らしく複雑なノーズです。土の香りが豊かで、熟した果実の豊かさと、鮮やかな酸味、ボリューム感のあるフルボディのパワフルな味わいです。支えとなるタンニンが際立っており、素晴らしい余韻を楽しめますがさらに熟成させるとさらによくなるクラシックなクロ・ド・ヴージョです。 生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (95-97)点予想される飲み頃:2025 - 2050The 2019 Clos de Vougeot Grand Cru has a deep color. The beautifully defined bouquet offers blackberry, raspberry, incense and crushed stone aromas, all incredibly detailed and precise. The palate is medium-bodied with supple tannins, perfectly pitched acidity and a structured finish that delivers good grip and a touch of black pepper on the spicy aftertaste. Seriously fine.(Vinous, October 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
Opus One 2018 明るく大胆なボイセンベリー、温かみのあるカシス、熟したジューシーな黒プラムに加え、ライラック、ウーロン茶、シナモンスティック、耕した土、黒トリュフのニュアンスがグラスから湧きあがります。ミディアムからフルボディの味わいは、歯ごたえのあるブラックフルーツの層がぎっしりと詰まっており、しっかりとした粒状のタンニンと素晴らしいフレッシュさに支えられ、果実味のあるミネラリーな余韻へと続きます。 生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2018容量375ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2024 - 2058Very deep garnet-purple in color, the 2018 Opus One soars out of the glass with bright, bold boysenberries, warm cassis and ripe, juicy black plums notes, plus emerging nuances of lilacs, oolong tea, cinnamon stick, tilled soil and black truffles. Medium to full-bodied, the palate is packed with tightly wound layers of crunchy black fruits, supported by firm, grainy tannins and fantastic freshness, finishing with lifted fruitiness and on a lingering mineral note.(Issue 253 End of February 2021, The Wine Advocate, 27th Feb 2021) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン一覧へ
生産者シャトー ル プリューレ(サンテミリオン)Chateau Le Prieure (Saint Emilion)ヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2021 - 2035Formerly owned by Artemis domaines and recently acquired by Calon-S?gur, the 2019 Le Prieur? exhibits aromas of plums, cherries and loamy soil, followed by a medium to full-bodied, lively palate framed by powdery tannins.(April 2022 Week 1, The Wine Advocate, 8th Apr 2022)
オルネッライアのセカンドワイン オルネッライアのブレンドに使われるベースワインをさらに厳密にセレクトするために、1997年に誕生。主に樹齢の若いブドウから造られたこのワインは、爽やかな風味と親しみやすさを感じるスタイル。まろやかさに加え独自の優れたテロワールから生まれるしっかりした骨格、バランス、深みが発揮されています。 2019ヴィンテージ 2019年のブドウ品種内訳は、メルロ54%、カベルネ・ソーヴィニヨン28%、カベルネ・フラン14%、プティ・ヴェルド4%。■味わい外観は深みのあるルビーの色調。グラスからは、黒スグリやブラックベリー、ブラックチェリーの果実のアロマが溢れ出します。リコリスやシダー、黒コショウ、タール、コーヒーなどのニュアンスが重なる複雑な印象。ワイン・アドヴォケイトは「前ヴィンテージより凝縮度が高く、細部に至るまで洗練されている」と表現しています。凝縮した果実味としっかりとしたタンニンが口いっぱいに広がり、厚みのある質感。綺麗な酸味が伸びやかに続き、心地よい余韻を演出しています。今飲むのはもちろん、長期熟成も期待できるワインです。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名レ セッレ ヌオーヴェ デル オルネッライアLe Serre Nuove dell' Ornellaiaヴィンテージ2019容量6000ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2022 - 2033A blend of Merlot, Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc and Petit Verdot, the 2019 Bolgheri Rosso Le Serre Nuove dell'Ornellaia shows a greater degree of focus and detail compared to the previous vintage that I tasted at the same time. This wine reveals the sharp contours and etched character of the Cabernet Franc, especially with black licorice and black pepper. The results are linear and pure. Elegant fruit notes of blackberry and dark currant add to the thick layering of the wine. I tasted this sample not long after bottling, and we can expect the wine to hit the market in September 2021.(The Wine Advocate, May 07, 2021) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
クロ・ド・ヴージョ ブルゴーニュ・ワインの産地として印象的な場所でもある。ヴージョ。石垣(クロ) に添って50ヘクタールの葡萄畑がある。ルロワの所有はわずか1.9ヘクタール。ルロワの畑の3分の2は斜面下部の、排水もよくない沖積土壌であるが、そんな環境下で秀逸なワインを造り出す。ビオディナミ農法による技術と収穫量に関する厳しい自己規制によって、悪環境を克服した結果だ。年間わずか約4千本の生産量。通常ワインの3分の1の生産量である。1995年産はヴェルヴェットの肌合い、ミディアムからフルボディの重厚さを有し、素晴らしいスパイス香に濃密な黒苺系の果実味がこのワインの特徴を一層引立てる。飲みごろとしては2004年から2017年までがおいしく味わえる時期といえる。「マダム・ルロワの愛からワイン」 星谷ひとみ著 文園社 2006年★★★★★ 飲み頃:2016-2026 評価:18/20スパイシーなバラの気品ある香り。滑らかで、長さがあり、洗練されている。タンニンと触感に見事な気品が感じられる。偉大な余韻の長さ、全房発酵の醸造による比類ない魅力がはっきりと現れている。べタンヌ&ドゥソーヴ「LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE」(フランスワイン格付け) 生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:NABroad-shouldered and meaty as well as palpably extract-rich, and in at least those respects reminiscent of this year's Richebourg, the Leroy 2006 Clos Vougeot suggests herbed lamb roasted in a stone pit, with a concentrated saucing of cassis and blackberries. Smoky, saline, and pungently herbal notes mingle with the carnal and berry-rich elements in a long finish of mouth-watering savor and invigoratingly pungent smokiness. This sturdy, dense, yet immediately appealing Clos Vougeot should be fascinating to follow, and offers further evidence of the remarkably varied vinous personalities within the 2006 Leroy collection.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) ドメーヌ ルロワ一覧へ
大胆かつ繊細な味わいを誇るピーター・マイケルのフラッグシップワイン レ・パヴォはピーター・マイケルのフラッグシップブレンドで、自社畑で栽培されたブドウを使用しています。ヴィンテージによってブレンドは異なりますが、通常はカベルネ・ソーヴィニヨンが3分の2、残りはカベルネ・フランとメルローがほぼ同量で、最後にプティ・ヴェルドを加えています。この洗練されたカベルネのブレンドは、特徴的なブルーベリーの香り、ほのかなプロヴァンスのハーブの香り、そしてボルドーの赤い品種の特徴を見事に表現しています。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名レ パヴォLes Pavotsヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2023 - 2040From one of the smallest yields in the history of this Knights Valley vineyard, the 2019 Les Pavots matured in 70% new French oak. It's a dark, concentrated effort, with straightforward aromas of black cherries, cassis, vanilla and dark chocolate, a full-bodied, plush feel on the palate and a long, velvety finish. A delicious blend of 60% Cabernet Sauvignon, 21% Merlot, 14% Cabernet Franc and 5% Petit Verdot, it should possess close to two decades of drinkability.(The Wine Advocate, Jun 01, 2022) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
生産者コルギンColginワイン名カリアドCariadヴィンテージ1999容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2011 - 2026There are 450 cases of this blend of 55% Cabernet Sauvignon, 35% Merlot and 10% Cabernet Franc and Petit Verdot. The 1999 Cariad has aged beautifully, revealing abundant notes of cedar wood, sweet blueberry and black currant fruit and camphor. Powerful and medium to full-bodied with sweet tannins, it appears to be close to full maturity. However, aging it another 12-15 years will be no problem. The wine is better than I initially rated it (91 points) and exhibits greater longevity. Drink this beauty now and over the next 12-15 years.(195, The Wine Advocate, 2nd May 2011) ロバート・パーカー氏が「ブドウ栽培の理想郷に近い」と高評価 コルギン Colgin 美術商だったアン・コルギンが1992年に始めたこのワイナリーは、瞬く間にナパで最も優れた生産者のひとつとなりました。ワイン醸造は、当初はヘレン・ターリーが担当していましたが、1999年からはマーク・オーベールが担当しています。ボルドーブレンドの生産に最適な素晴らしい土地で栽培されており、低収量でテロワールを非常によく反映した気品ある洗練されたワインです。ロバート・パーカー氏がコルギンのIXエステートを 「今まで見た中で最もブドウ栽培の理想郷に近い 」と評し、何度も100点をつけています。彼らのワイン販売方法は、小売店ではほとんど販売されず、3本または6本のロットで、レストランやワイナリーのメーリングリストに登録されている個人顧客に提供されています。 当然のことながら、このワインの評判は非常に高く、メーリングリストにはかなりの行列ができており、ワイン愛好家やコレクターの間でカルト的な人気を博しています。 コルギン一覧へ
《コレクション・ベレナム “厳選された最高品質の古酒”》 生産者のセラーに眠る飲み頃の古酒を買付けリリースニコラ・ポテルは、長い間、古いヴィンテージのワインに興味を持っていました。このコレクションは、卓越したワインを手頃な価格で提供することを目的としています。ポテルは、研ぎ澄まされたテイスティング技術と、コート・ドールにおける膨大な人脈を、コレクション・ベレナムで最大限に活用し、2,500以上のワインを試飲した中から最高のクリュとキュヴェを選びました。状態が良いことは当然として、自らのワイン哲学と同じ、つまり「テロワールをきちんと反映したエレガントさ、フィネスが感じられる自然な味わいを持つワイン」を基準に試飲を重ね、納得できる味わいのワインのみを厳選。リコルク、補酒等を一切行っていない本物の、そして純粋な古酒ワインです。 生産者ロッシュ ド ベレーヌ(コレクション ベレナム)Roche de Bellene (Collection Bellenum)ワイン名ボーヌ レ グレーヴBeaune Les Grevesヴィンテージ2002容量750ml 古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造り ロッシュ ド ベレーヌ Roche de Bellene 1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、ヴィニュロン目線の新世代ネゴシアンとして一躍脚光を浴びるも2009年に当時の親会社、コタン・フレール社と決別。自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルは現在ボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、そこを拠点に自社畑のぶどうを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」とネゴシアン部門「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」を運営。ベレーヌとはガリアの太陽神Belenosベレノスに由来しており、ボーヌ市の古い呼称。ロッシュ・ド・ベレーヌでは従来のメゾン・ニコラ・ポテル時代よりぶどうの供給を受けていた栽培農家とドメーヌとの関係の多くをそのまま引き継いでおり、古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造りを変わらず実践。ワインはいかなる場合も補糖、補酸等を一切行わず、ヴィエイユ・ヴィーニュ表記をする場合は平均樹齢が50年以上としている。 ロッシュ ド ベレーヌ 一覧へ
リッチでパワフルかつ繊細さも併せ持つ、熟成のポテンシャルに優れた至福の逸品 桑の実、プラム、チェリーのアロマとともに、バラの花びら、甘草、スパイスのニュアンスが感じられ、フルボディで肉付きがよく、果実の熟した核、甘いタンニン、長い余韻が楽しめます。香り、味わい、余韻のすべてのバランスが絶妙に美しいバランスです。豊かで力強いシュヴァル・ブランが好な愛好家の方にぜひ試していただきいとっておきのヴィンテージです。 2020ヴィンテージ情報 夏は非常に乾燥し、秋は酷暑という極端な気候条件を反映し、力強く熟したノーズと濃厚なタンニンのストラクチャーを持つワインが生まれました。1・2月は乾燥し、3月前半は雨が多く後半は穏やかに。その後も温暖な日が続き、8月中旬の大雨を除いて収穫まで非常に乾燥した天候に。特に砂利質の土壌では水不足が激しく、8月31日はシュヴァル・ブランで記録された中で最も水不足となりました。9月に入っても気温が高く、収穫期の15日間のうち10日間が30度を記録し、1994年以来最も暑い年のひとつとなりました。ブドウの成熟度は気隠逸で、区画内の差はほとんどありませんでした。暑さと乾燥に強いカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの出来栄えは見事です。 生産者シャトー シュヴァル ブランChateau Cheval Blancヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2027 - 2055The 2020 Cheval Blanc wafts from the glass with aromas of mulberries, plums and cherries mingled with hints of rose petals, licorice, sweet spices and lilac. Full-bodied, broad and voluptuous, it's layered and fleshy, with a ripe core of fruit, sweet tannins and a long, expansive finish. While purists will gravitate toward the purer and more precise and perfumed 2019, the 2020 will appeal to readers who love the richest, most powerful expressions of Cheval Blanc.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) リッチでパワフルかつ繊細さも併せ持つ、熟成のポテンシャルに優れた至福の逸品 シャトー シュヴァル ブラン Chateau Cheval Blanc シュヴァル・ブランは、サン・テミリオンの中で2022年に更新されるまでたった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第一特別級A)を獲得していた別格扱いのシャトー。かのワイン評論家ロバート・パーカー氏から、「シュヴァル・ブランは間違いなく、ボルドーで最も深遠なワインの1つである」(ロバート・パーカー著『ボルドー第四版』)と評されています。なお、2022年9月のサン・テミリオン格付けの更新時に、格付けから撤退。シュヴァル・ブランのディレクター、ピエール・リュルトン氏とテクニカル・ディレクター、ピエール・オリヴィエ・クルエ氏は、単純に格付けの基準にワイナリーが当てはまらないことが、撤退を決断した理由だと述べています。所有する39haのブドウ畑は45区画に細分化されており、砂利や粘土を均等に含む土壌で構成されています。カベルネ・フランとメルロを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨンも少量栽培。 ブドウを収穫・選果した後、除梗と破砕を実施。果汁を発酵した後、28?30度で2?3日間醸すことで、果汁をリッチかつエレガントに、タンニンを和らげシルキーなスタイルへと仕上げます。果汁を圧搾後、約20度でマロラクティック発酵をすることで、酸味を和らげ、ワインを安定化させます。その後トロンセ産のフレンチオークを用いて、15?18ヵ月間熟成。シャトー・シュヴァル・ブランの真骨頂とも言える、カベルネ・フランを多く使用したことによって現れるコクと力強い味わいで、長期熟成ポテンシャルに長けた至高の逸品に仕上がります。 シャトー シュヴァル ブラン 一覧へ
毎年1樽を自家用にするほどのデュガ家お気に入りのワイン 平均樹齢80年以上の古樹のブドウから造られるリッチで重層感のある味わいのワインです。これまでヴィラージュクラスにブレンドされていましたが、2018年ヴィンテージから単独でリリースされるようになりました。0.95haという小さな畑から取れるワインは年間1,500本ほど。繊細で緻密なタンニン、溌剌とした酸を備え、濃縮されたパワフルなミディアムボディのフレーバーの魅力的なワインです。 ■2021ヴィンテージ情報/ベルトラン・デュガのコメント■ 「2021年は、生育期は霜と雨に見舞われ、完熟を待ってからではなく、ブドウが痛む前に収穫せざるを得ない厳しい年でした。9月15日から5日間収穫を行い、結果として収量は例年の20%減となりました。病気が発生する前に早めに収穫を開始したため、健全なブドウを収穫することができました。2018、2019、2020年のように暑い年は、凝縮感のある濃厚な味わいに仕上がりますが、酸が不足しがちです。一方、2021年のように困難な年は、酸が高めで繊細な味わいに仕上がります。2021年は私好みのスタイルです。どの年も醸造法は同じですが、出来たワインは、その年ごとに異なる魅力を備えており、興味が尽きることはありません。」 しなやかさを備えた比較的軽やかな味わい 品種:ピノ・ノワール100%畑面積:0.95ha平均樹齢:80年以上醸造:新樽率40%のバリックで16ヶ月熟成生産量:1500本2021年のラ・マリーは、通常のジュヴレ・シャンベルタンよりも筋肉質かつシリアスなスタイル。甘いチェリーとダークベリーのアロマに、ローム質の土壌とエスプレッソローストのニュアンスが溶け合う。肉付きの良い重層的なミディアム?フルボディの味わいで、見事な凝縮感と熟したタンニンを備えている。熟成向きのワイン。 生産者クロード デュガClaude Dugatワイン名ジュヴレ シャンベルタン ラ マリーGevrey Chambertin La Marieヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: (90-92)点予想される飲み頃:N/AMore muscular and serious than the regular Gevrey-Chambertin bottling, the 2021 Gevrey-Chambertin La Marie derives from a parcel from which the Dugat family have always reserved a barrel for personal consumption. Exhibiting aromas of sweet cherries and dark berries mingled with hints of loamy soil and espresso roast, it's medium to full-bodied, fleshy and layered, with good concentration, ripe tannins and an age-worthy profile.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) 生産量が極めて少なくカルト的な人気を誇るドメーヌ クロード デュガ Claude Dugat ジュヴレ・シャンベルタンの傑出したワイン生産者であるクロード・デュガを抜きにして、このアペラシオンを語ることはできません。 生産者というよりも、彼はジュヴレ・シャンベルタンのワインの品質とスタイルの真の保護者といっても過言ではありません。彼のフルーティーで肉質的で濃密なスタイルは、ドメーヌの評価を高めています。彼のワインは、ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジュヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールがうまくリンクした素晴らしいワインで、カルト的な地位に見合う品質を持っています。ジュヴレ・シャンベルタンで何世代にもわたって確固たる地位を築いてきたデュガ家は、現在では村全体で6ヘクタールの土地を所有しています。クロード・デュガの祖父はかつて12樽を生産していましたが、現在は年間100樽を生産しています。1988年、クロードは肥料と除草剤をやめ、現在では環境(空気、気候、水、土壌、生物多様性、景観)に対する負荷を最小限に抑える『持続可能なぶどう栽培』を行っています。彼が打ち出した栽培哲学は今日でもなお生きています。・低利回り・均質な成熟度・樹勢をコントロール(最適な集中力)彼の栽培哲学により収穫したブドウは完全に除梗され、すぐに発酵を始めることができますが、酸素の侵入を制限し、乱暴な発酵を避けるために、ポンピングオーバーは事実上行われていません。その代わりに、1日に2回、先が平らな棒を使って果帽を突き崩したり、ワインをかき混ぜたりする方法を実施します。トータルの樽詰め期間は約2週間で、その後樽詰め前の2日間は果汁が落ち着くまで放置されます。「ブルゴーニュ ルージュ」は全て1年物、「ヴィラージュ」ワインは60%が新樽、40%が1年物、1erクリュ、グランクリュは全て新樽で造られています。樽は全てフランソワ・フレールが提供しています。1990年代に入り、自らワインを瓶詰めして販売するようになってから、評論家の間ですぐに噂になり、高い評価を得るようになりました。 現在は彼の3人の子供たちがその役割を担っており、彼らが育ったジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールを昇華させようと意欲的に取り組んでいます。2000年代に入ると、彼の子供たちもドメーヌに加わり、現在では、息子のベルトラン・デュガが中心となり、2人の姉妹に支えられて事業を引き継いでいます。デュガは、ブドウの木に最大限の敬意を払い、テロワールを重んじ畑での仕事を重視しています。石灰岩のテロワールに植えられたピノ・ノワールの樹は、驚くほどのミネラルとフィネスを持ったフレッシュでエレガントなワインを生み出します。ブドウは、肥料や除草剤を一切使用しないサステイナブルな方法で栽培されています。2013年からは有機農法に重点を置き、さらにビオディナミ農法も取り入れています。ブドウは手摘みで収穫され、果実が熟成して、糖分が極端に濃縮されないよう、早い時期に収穫されます。幸運なことに、彼らはこの地域で最も古いブドウの木をいくつか所有しており、それがメゾンのスタイルに反映されています。クロードは低収量と小粒な果実を好み、隣人と同じ数の房を持ちながら、果実の大きさは隣人の半分になることを望んでいます。これがデュガのワインを支える凝縮感と力強さの決定的な要因となっています。 クロード デュガ 一覧へ
オレゴン特有のジョリーと呼ばれる火山性土壌から豊かな果実味とスパイスの風味 『デクヴェルト・ヴィンヤード』はウィラメット・ヴァレーの中心にあるダンディー・ヒルズA.V.Aに所在する単一畑です。所有する約7ha弱のうち、6ha弱でピノ・ノワールが育てられており、オレゴン特有のジョリーと呼ばれる火山性土壌から豊かな果実味とスパイスの風味が感じられるワインが生み出されます。 生産者レゾナンスResonanceワイン名デクヴェルト ヴィンヤード ピノ ノワールDecouverte Vineyard Pinot Noirヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2020 - 2025The 2015 Pinot Noir Découverte Vineyard has a medium ruby color and scents of rhubarb, cranberries, forest floor and mushroom with touches of cinnamon stick, blackberries and black cherries. It’s medium-bodied, smoothly textured but firm, with great freshness to lift the dense finish. 500 cases produced.(The Wine Advocate, Apr 24, 2020) ブルゴーニュの名門ルイ・ジャドが手掛けるオレゴンワイン レゾナンス Resonance 新世界で際立つピノ・ノワールのエレガンスルイ・ジャドの新しい冒険1859年の創業より、ルイ・ジャドはピノ・ノワールの銘醸地フランス、ブルゴーニュでワインを造り続けてきました。そんなブルゴーニュの名門ルイ・ジャドが、2013年、アメリカ・オレゴンのヤムヒル・カールトンにあるレゾナンス・ヴィンヤードを購入し、新たな挑戦を始めました。ルイ・ジャドはこの冒険的ともいえる事業に踏み出す前に、何度も現地へ足を運びました。そして畑だけでなく、そこから生み出されるワインや働く人々などから、ルイ・ジャドの新しい出発に絶好の地と判断し、新しい事業へと乗り出したのです。このレゾナンス・ヴィンヤードを出発点としたプロジェクトを「レゾナンス」と称しました。壮大なプロジェクトのためのチームこの壮大なプロジェクトを遂行するためにふさわしいチームが必要でした。42年間ルイ・ジャドの醸造責任者を務めたジャック・ラルディエール、そして社長ピエール・アンリ・ガジェの息子チボー・ガジェが加わり、新たな挑戦を始めました。現在、レゾナンスの醸造にはジャックと2017年にルイ・ジャド社から赴任したギヨーム・ラルジュが、統括にはチボーがあたり、新天地でのワイン造りに取り組んでいます。自社畑の拡大2013年、最初に購入したレゾナンス・ヴィンヤードはウィラメット・ヴァレー地区にあるAVAヤムヒル・カールトンにあります。畑は海岸山脈を起点に西から東へ低く伸びる尾根の凸部にあり、土壌は主にウィラケンジー(古い海洋性の堆積物)とヤムヒル(玄武岩土壌)で構成されています。1981年に最初の自根によるブドウが植樹されました。2014年、2番目に取得した畑は、AVAダンディー・ヒルズにあるデクヴェルト・ヴィンヤードです。鉢状の地形にある南向きの畑は、ジョリー・ローム土壌で構成されています。その後も、ウィラメット・ヴァレーをメインに優良な自社畑の拡大に努めています。ピノ・ノワールの銘醸地『オレゴン』オレゴンでは、ピノ・ノワールから非常に良質で素晴らしい品質のワインが生産されます。オレゴンの栽培面積のおよそ6割を占めているのがピノ・ノワールです。一般的にカリフォルニアのピノ・ノワールは、果実味が豊富で酸味が少なく、全体的にヴォリュームのあるものが多い印象ですが、オレゴンのピノ・ノワールは果実味のバランスが良く、なによりきれいな酸があります。それはカリフォルニアより冷涼で、ピノ・ノワールの栽培に理想的な環境にある為です。最高のオレゴンのピノ・ノワールは、複雑で新鮮な果実味を持ち、オークや土やキノコの風味を感じられます。また、シャルドネもカリフォルニアと比較して生産量は少ないですが、素晴らしい品質のワインが生産されています。オレゴンのシャルドネは一般的に爽やかで、高い酸味をもち、柑橘類から熟した果実(トロピカルフルーツ)など幅広い風味を持つことがよくあります。 レゾナンス 一覧へ
生まれはムルソー、名前はヴォルネイ、さらにはモノポールという、不思議な区画で育った一級品 所在地はムルソー村でも、赤ワインが造られると「ヴォルネイ」になるという、不思議な区画で造られる赤ワインです。ブラックカラントやブラックチェリーなどの新鮮な黒系フルーツとスパイスのアロマが複雑に重なり、高貴な味わいは素晴らしくスムーズでエレガント。ナツメグや甘草、ダークチョコレートなどのニュアンスの後に、フィニッシュにはリッチでこなれたタンニンが心地よい風味と共に広がります。 天候の気まぐれに大きく左右された2019年ヴィンテージ 天候の気まぐれに大きく左右された2019年ヴィンテージは、収穫量の少なさが特徴的でした。シャルドネとピノ・ノワールの果実は、糖度と酸度のバランスが完璧で、成熟度も申し分なく、健康状態も良好です。ブルゴーニュ専門の評論家アレン・メドウズは、「ヴィンテージのスタイルに関して、ワインは熟し、リッチでフルボディ、素晴らしい濃縮度とバランスの良い酸を持っており、タンニンは濃く、フェノール的に成熟しているので、無理なく熟成できるはずと」テクニカルディレクター兼ワインメーカーのナディーヌ・ギュブランの見解をレポートしています。 生産者ジャック プリウールJacques Prieurワイン名ヴォルネイ クロ デ サントノ モノポールVolnay Clos des Santenots Monopoleヴィンテージ2019容量750ml解説ワインスペクテーター: 95点予想される飲み頃:2026 - 2045Though intensely flavored with black currant, blackberry, licorice, violet, mineral and spices, this red has a laser beam of acidity defining it and driving the long finish. Shows civilized, well-integrated tannins, with fine depth and detail overall. Best from 2026 through 2045.(Wine Spectator, Apr 30, 2023) 9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌ ジャック プリウール Jacques Prieur ドメーヌ・ジャック・プリウールは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌのひとつであり、その理由はテロワールの広さだけでなく、ワインの品質の高さにもあります。ル・モンラッシェ、ル・コルトン、レ・エシェゾー、ル・ミュジニー、ル・シャンベルタンなどの9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌです。この他にも14のプルミエ・クリュ畑を持ち、合計52エーカーのブドウ畑を所有しています。一時期、品質よりも量を重視し衰退していった「ジャック・プリウール」が、再評価されたのは、ブドウ畑にあります。栽培責任者のダニエル・ゴドフロワの本格的な管理のもと、1997年からビオと同じ条件で有機栽培を行っており、完璧に管理された畑から素晴らしい品質の果実を生み出しています。こうして栽培された非常に質の高いブドウは、エキスパートとして知られるナディーヌ・ギュブリンによって見事に醸造されます。彼女は、かつて、フランスで最も歴史あるワイン専門誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌において「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」をフランス人女性として初めて受賞し、一度傾きかけたドメーヌを見事に再興させた手腕の持ち主です。セラーは、ラブリュイエール家がドメーヌを購入して以来、改装を続けており、現在では世界最高レベルの設備を備えています。そこで、それぞれの区画のテロワールの特徴を表現するために別々に醸造され、白ワインは、フルボディで複雑な味わいで、包み込まれるような酸味があり、赤ワインは力強さと滑らかさ、素晴らしいフィネスを持つ秀逸なワインが造られています。2008年からは新樽での熟成を行わないことにしているようですが、グラン・クリュには50%、プルミエ・クリュとキュヴェ・アン・モノポールには25%の新樽が使用されており、熟成能力はまだ高いが、早くから飲むことができる、よりフレッシュでストレートな骨格のワインが生産されています。 ジャック プリウール 一覧へ
Thibault Liger Belair Corton Les Renardes 1956年に植えられた0.3ヘクタールのブドウ畑。この区画はコルトンの丘の中腹に位置します。南東に面しており、コルトンの中でも最も格式の高い区画のひとつとされています。テロワールはコート・ド・ボーヌの他の地域とは正反対です。これは区画の中央部に石灰岩の断層があるためで、斜面の下部には多くの石灰岩の母岩が露出しています。黒色粘土を含む石の多い土壌です。土壌に石灰岩が多く含まれているため、このワインはいつも生き生きとしています。キビキビとして力強く、深みがあります。ピノ・ノワール100%。 生産者ティボー リジェ ベレールThibault Liger Belairワイン名コルトン レ ルナルドCorton Les Renardesヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (91-93)点予想される飲み頃:2025 - 2045Containing 40% whole cluster, the 2020 Corton-Renardes Grand Cru is well-defined on the nose with touches of white pepper and bay leaf infusing the red fruit, light touches of cassis emerging with time. The palate is medium-bodied with a ripe, quite silky opening, a pinch of black pepper and clove courtesy of the stem, though I am seeking a little more depth and swagger on the finish. Hopefully it will just gain a bit of grip and grit during its élevage.(Vinous, November 2021) ブルゴーニュきっての名門リジェ・ベレール家の系譜 ティボー リジェ ベレール Thibault Liger Belair 大学で醸造学を学んだ後、2002年にブルゴーニュの宝石とも言える素晴らしい畑を両親から相続すると同時にドメーヌを立ち上げました。ニュイ・サン・ジョルジュの中で最も著名な一級畑“レ・サン・ジョルジュ”を2ヘクタール所有し、グラン・クリュ昇格運動の発起人としても活動しています。健全なブドウこそが良いワインを生むと考え設立当初からビオロジックを実践し、2004年にビオディナミを導入。2009年からはムーラン・ア・ヴァンでもワイン造りを開始し、あふれる情熱を原動力に進化し続けています。エコセール認証取得。 ティボー リジェ ベレール 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名パパ シラーPapa Syrahヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2006 - 2021There are 860 cases of the 2003 Papa, a blend of 97% Syrah, 2% Mourvedre, and 1% Grenache sourced from six different vineyards. An old black and white photograph of Manfred Krankl’s father holding a baby with a head the size of a large watermelon (presumably Manfred) serves as the label for this wine, which has just about everything one could want in a great Syrah. It exhibits extraordinary power and richness along with large quantities of sexy, seductive cassis, black cherries, and a chocolaty undertone. Unctuously textured, rich, and full, it will provide amazing drinking over the next 10-15 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2006)