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小山鉄郎 春陽堂書店ムラカミハルキクロニクル コヤマテツロウ 発行年月:2022年05月10日 予約締切日:2022年03月24日 ページ数:504p サイズ:単行本 ISBN:9784394190257 小山鉄郎(コヤマテツロウ) 1949年生まれ。群馬県出身。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹氏に注目し、85年から取材を続け、以降、村上氏へのインタビューは10回に及ぶ。その一部は、村上春樹のインタビュー集『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』にも掲載されている。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムの可能性を広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「それだけでは、大切な何かが足りない」 記憶の力の物語/「ふかえり」と「そとおり」 古代神話と長い因縁話1/ワーグナー『ニーベルングの指環』 古代神話と長い因縁話2/歴史から目をそむけるな 「皮剥ぎと原爆」/「脈絡もなく一直線に並べる新幹線」 「冥界と現実を結ぶ」/雨ふりをじっと見ているような ボブ・ディランと『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』/カーブするもの 異界へ入る道・成長して出る道/曖昧な心の空白 「納屋を焼く」/ジャック・ロンドン「たき火」 「アイロンのある風景」1/ちゃんと生きていくための矜持 「アイロンのある風景」2〔ほか〕 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が刊行された1985年にインタビューをして以来、30年以上、村上春樹を取材し、読解・考察を続けてきた文芸記者の記録。小説の細部から作家が何を伝えようとしているのかを探り、村上春樹の全体像に迫る。東日本大震災直後から10年間、地方紙と共同通信社のwebサイト「47NEWS」にて毎月連載されていた「小山鉄郎の村上春樹を読む」待望の書籍化! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小山鉄郎 春陽堂書店ムラカミハルキクロニクルブックワン コヤマテツロウ 発行年月:2022年01月04日 予約締切日:2021年12月03日 ページ数:432p サイズ:単行本 ISBN:9784394190240 小山鉄郎(コヤマテツロウ) 1949年生まれ。群馬県出身。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹氏に注目し、85年から取材を続け、以降、村上氏へのインタビューは10回に及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムの可能性を広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 2011(主人公たちは大粒の涙をこぼすー泣く村上春樹1/涙は「切実な問題」の表れー泣く村上春樹2 ほか)/2012(朗読の力、村上春樹を聴く体験ー松たか子さんによる「かえるくん、東京を救う」など/読者を引っ張る「リーダブル」という力ー「桃子」と「緑」から考える ほか)/2013(殺される「牛河」と七夕神話ー村上春樹作品とカラス3/北欧神話の森ー『ノルウェイの森』とは何か1 ほか)/2014(異界に誘う猫ーT.S.エリオット番外編1/死と魂の世界「猫の町」ーT.S.エリオット番外編2 ほか)/2015(「両義的」という視点ー再読『女のいない男たち』/「移動」をめぐる物語ー「動きのある魂の力」 ほか)/2016(「28」と「キョウチクトウ」ー多様な読みの視点/象徴的な「五」という数ー四つに折った五千円札 ほか) 村上春樹の全作品を読み、また1985年から村上春樹を取材し続けた文芸記者による、10年間の春樹読解の記録。「わかりそうでわからない」春樹作品にちりばめられた謎を、作品の細部を読み込み、「惑星直列」のようにつなぎ合わせ、解き明かしていく。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
「文学史を読みかえる」研究会 インパクト出版会ブンガクシ オ ヨミカエル ロンシュウ ブンガクシ オ ヨミカエル ケンキュウカイ 発行年月:2020年08月 予約締切日:2020年08月12日 ページ数:119p サイズ:単行本 ISBN:9784755480140 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
林 茜茜 田畑書店タニザキジュンイチロウトチュウゴク リン センセン 発行年月:2023年01月04日 予約締切日:2022年12月09日 サイズ:単行本 ISBN:9784803804065 林茜茜(リンセンセン) 1985年、中国浙江省生まれ。四川外国語大学日本語学院、北京外国語大学日本学研究センター修士課程、早稲田大学大学院教育学研究科博士課程を経て、早稲田大学で博士(学術)を取得。専攻は日本近代文学、比較文学。現在、中国上海にある同済大学外国語学院に勤めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 谷崎潤一郎の中国旅行とエキゾティシズム/第1章 風景のなかの女ー「西湖の月」をめぐって/第2章 谷崎潤一郎が中国へ投射したものー「天鵞絨の夢」を視座にして/第3章 「風流」な文学者ー「蘇東坡(三幕)ー或は「湖上の詩人」」論/第4章 西洋芸術と東洋芸術との統合の試みー「鮫人」における“浅草オペラ”/第5章 十年一覚揚州夢ー「鶴唳」論/第6章 谷崎潤一郎と田漢についてー戯曲を中心に/第7章 女と蛇ー谷崎潤一郎「蛇性の婬」と田漢「白蛇伝」をめぐって/第8章 エキゾティシズムからノスタルジアへー二度目の中国旅行をめぐって 画期的論考! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
探偵小説研究会 原書房ニセンジュウハチホンカクミステリベストテン タンテイショウセツケンキュウカイ 発行年月:2017年12月07日 予約締切日:2017年11月28日 ページ数:180p サイズ:単行本 ISBN:9784562054619 国内本格ミステリ・ランキング/国内本格ミステリ 2017 MY BEST 5 全アンケート回答/「国内本格」座談会 拡散の危機か、それとも再始動か/横溝正史ブームの再来と安楽椅子探偵の復活 2017年の映像本格/探偵と助手の理ない関係 ライトノベル・ミステリ散策/名探偵コナン二億冊事件と、少年少女の脱出行 ミステリコミック事情2017/INTERVIEW MAN OF THE YEAR 2017 大倉崇裕/特集 新本格ミステリ30周年/近現代史を題材にした作品に傑作が集中 歴史・時代ミステリ2017/復刊は、著作権消滅をどう捉えるかという問題でもある 復刊ミステリ2017〔ほか〕 新本格ミステリ30周年特集号!記事や年表、コラム形式で30年を一挙おさらい!映像、ラノベ、コミックにゲーム、評論関連まで。1年間の「本格情報」を濃密凝縮!作家、評論家、書店員など読み巧者たちによる個性際立つ本格ミステリ・ランキング! 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
高木信 水声社発行年月:2021年04月23日 予約締切日:2021年04月19日 ISBN:9784801005648 高木信(タカギマコト) 1963年、滋賀県生まれ。名古屋大学大学院博士後期課程満期退学。1996年に名古屋大学より博士(文学)を取得。専門は、軍記物語、日本語古典テクスト分析、ジェンダー分析、国語教育。学校法人東海学園東海中学・高等学校教諭を経て、2008年より相模女子大学教員。2021年現在、相模女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 長めの「はじめに」 亡霊論からテクストを読むとはどういうことか?/“亡霊”とはなにか?ー中世戦記文藝の窓から/第1部 戦争をさまよう亡霊(原爆体験は混線して語られるー林京子「空缶」/敗戦を“よろけ”ながら歩くー梅崎春生「桜島」/戦争を“とつとつ”と歩くー梅崎春生「桜島」、山川片夫「夏の葬列」、田宮虎彦『沖縄の手記から』)/第2部 教室に取り憑く亡霊(死者と語りあうー川上弘美「花野」/秘密で女神を拘束するー三島由紀夫「美神」/語らぬ東北の“女”を動物化するー三島由紀夫「橋づくし」/教室のなかの嘘と闘うー恩田睦「骰子の七の目」)/第3部 JーPOPのなかの亡霊(“話型”からテクストを読むーJーPOPで身につける読解の技法/女性たちは抑圧され搾取されるー JーPOPのジェンダー・バイアス)/第4部 放射性物質という亡霊(原発が“不在の原因”として潜勢化するー園子温監督作品『希望の国』/亡霊としての放射線物質が撹乱するー園子温監督作品『希望の国』、太田隆文監督作品『朝日のあたる家』)/“亡霊”を読むとはどういうことか?ー「誤解」ではなく「誤読」へ この支配からの逃走=闘争!物語理論、精神分析、ジェンダー批評などの枠組みも導入しながら、現代文学、歌詞、原発映画を細緻に読み解き、テクストに刻引された“亡霊論”的(=不確定的・多義的・撹乱的)な意味/認識/世界のあり方を闡明する、混沌の時代を見つめ直すためのテクスト分析入門。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
中川李枝子 スイッチ・パブリッシングイシュー ナカガワリエコ ボウケンノハジマリ ナカガワリエコ 発行年月:2024年04月15日 予約締切日:2024年03月13日 ページ数:128p サイズ:単行本 ISBN:9784884186296 付録付 工藤直子ーきっぱり、のひと/対談 中川李枝子×工藤直子 世界は絵本を窓として生まれる/中川李枝子の本箱/大村李枝子『青空が見えるまで』/いやいやえん再訪/大村李枝子 いたどりシリーズ3『いやいやえん』/interview 中川李枝子 子どものうた/石井桃子 中川御夫妻とのおつきあい/『絵本と私』を紐解く/立体と絵本『花の物語り』/interview 美術家 中川宗弥/interview 中川李枝子 中川画太 宗弥についての記憶/私の楽しい写真帖 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
ナラトロジーへ;2 知の新書 J10 鈴木貞美 読書人エドガワランポ ミシマユキオナカムラシンイチロウ ココントウザイノエンゲキエイガトショウセツヲマタグ エロスノモノガタリ スズキサダミ 発行年月:2024年04月12日 予約締切日:2024年02月10日 ページ数:192p サイズ:単行本 ISBN:9784924671829 鈴木貞美(スズキサダミ) 1947年、山口生まれ。1972年東京大学文学部仏語仏文学科卒業。創作、評論、出版編集、予備校講師等に従事。1985年東洋大学文学部国文科専任講師。1988年同助教授。同年『新青年』読本(『新青年』研究会編)で大衆文学研究賞。1989年国際日本文化研究センター助教授。1997年「梶井基次郎研究」で博士(学術)総合研究大学院大学を取得。同年総合研究大学院大学国際日本研究専攻教授(併任)。日文研教授。2004年総研大文化科学研究科長等を歴任。2013年停年規定により日文研及び総研大を退職退任。同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 トランス・ジャンル・スタディーズにおける「表現」概念/第1章 古今東西の演劇、及び映画ー「再現」と「表現」、もしくは「現前性」(河竹登志夫の歌舞伎論/「再現」と「写実」/イプセン『ヘッダ・ガーブレル』 ほか)/第2章 江戸川乱歩、眼の戦慄ー小説表現のヴィジュアリティーをめぐって(文芸におけるヴィジュアリティー(視覚性)/江戸川乱歩の位置/イリュージョンとリアリティー ほか)/第3章 中村真一郎と三島由紀夫ーエロスと能をめぐって(なぜ、比較するのか/戦後日本のエロティック・フィクション/三島由紀夫における女性同性愛 ほか) エロスのナラトロジーへ!文芸を通して、日本・世界の東西を考える。小説は映画にどう表現されるか?!鈴木文芸論の第3弾。江戸川乱歩の視覚。谷川潤一郎の語り方。中村真一郎、三島由紀夫による、能との関わり方。文学にはエロスと死がある。哲学がある。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
植田弘隆 青土社ブンジン ホームズ オ アイス ウエダ,ヒロタカ 発行年月:2015年12月22日 ページ数:332p サイズ:単行本 ISBN:9784791769070 植田弘隆(ウエダヒロタカ) 1941年静岡県生まれ。立教大学文学部史学科卒。「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」会員、「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 岡倉天心ーホームズ譚を読み聞かせてお酒をせしめた/尾崎紅葉ー恋のためなら命も棄てる「心中船」。ドイルの短編を翻案した/徳田秋声ーコナン・ドイルの怪奇小説二篇を翻案した/田山花袋ー夏目漱石の作品にコナン・ドイルの影響を嗅ぎ取った/上田敏ー人力車上でコナン・ドイルを読んだ/小栗風葉ー『緋色の研究』を翻案した破倫作家/島村抱月ーロンドン仕込みのホームズ好き/谷崎潤一郎ーポオとドイルに傾倒した「探偵小説中興の祖」/萩原朔太郎ードイルに熱中し、ドイルを卒業した/小泉信三ー青年のときも、老年のときもホームズを愛読した〔ほか〕 コナン・ドイルのホームズ譚は日本近代文学の錚々たる作家たちに愛され続けてきた。さまざまな資料から、作家たちとホームズ、ドイルの秘められた関係を明らかにするとともにホームズ譚の魅力を再確認し、愛され親しまれてきた当時の状況を描く画期の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
中部大学ブックシリーズアクタ 青木澄夫 風媒社 風媒社ホウロウ ノ サッカ アンドウ サカン ト カラユキサン アオキ,スミオ 発行年月:2009年03月 ページ数:141p サイズ:単行本 ISBN:9784833140683 青木澄夫(アオキスミオ) 中部大学国際関係学部国際関係学科教授。1950年、長野県松本市に生まれる。1974年、富山大学文理学部文学科国史学専攻卒業。一年間の民間会社勤務を経て1975年ケニアに渡りスワヒリ語を学ぶ。1976〜1980年在ケニア共和国ナイロビ日本人学校と在タンザニア連合共和国ダニエルサラーム日本語補習校で現地採用助教論を務める。1980年帰国、国際協力事業団(現独立行政法人国際協力機構JICA)に奉職。海外勤務は1984〜87年インドネシア事務所、1992〜1995年ケニア事務所次長、2000〜2004年タンザニア事務所長。2004年JICAを退職、中部大学国際関係学部教授に就任。日本アフリカ学会会員、日本ナイルエチオピア学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 謎の放浪作家と甥の執念/大分から台湾へ/忘れ去られた処女作『南支那と印度支那(みたままの記)』/ジャーナリストから作家の道へ/久米正雄の盗作「安南の暁鐘」事件/盗作事件の余波と『騒人』時代/読売新聞に連載された『海賊王の懐に入る』/長谷川時雨と『女人藝術』/からゆきさんを描いた『祖国を招く人々』/「祖国を招く人々」に出会った田澤震五/「祖国を招く人々」の真実/ベトナムのからゆきさん/絵ハガキにされたベトナムのからゆきさん/「南洋通」の安藤盛/早すぎた死 本書は、十三冊の書籍を残しながら、今や全く忘れ去られた、放浪の作家安藤盛の人生をたどりつつ、盛が海外で出会った「からゆきさん」の嘆きと望郷の声を、盛の作品を通じて再現しようと試みるものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
石原千秋 大修館書店キョウカショノナカノナツメソウセキ イシハラチアキ 発行年月:2023年11月02日 予約締切日:2023年07月05日 ページ数:258p サイズ:単行本 ISBN:9784469222807 石原千秋(イシハラチアキ) 1955(昭和30)年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章/第1章 教材の新たな可能性(『こころ』の「心」を読むー『こころ』1/男同士の争いー『こころ』2/『こころ』の襖ー『こころ』3/語りは文学かー『夢十夜』「第一夜」/「芸術」が生まれるときー『夢十夜』「第六夜」/「開化」は文化であるー『現代日本の開化』/時代の中の個人主義ー『私の個人主義』)/第2章 教科書における受容の変遷(なぜ「おもしろく」読まなければならないのかー『吾輩は猫である』/漱石はうっぷんをユーモアで解消したー『坊っちゃん』/帰ってくる物語かもしれないー『草枕』/漱石の心が見えるかもしれないー『夢十夜』/なぜ美禰子は藤尾にならなくてすんだのかー『三四郎』/代助がわかっていたことー『それから』/「私」から「私たち」へー『こころ』/ヨーロッパ近代と資本主義ー『現代日本の開化』/自由と主体と個人ー『私の個人主義』)/付録 教材としての「漱石文学」に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
築地正明 月曜社フルイ ヨシキチ エイゴウ カイキ ノ リンリ ツキジ,マサアキ 発行年月:2022年12月 予約締切日:2022年12月13日 ページ数:301p サイズ:単行本 ISBN:9784865031560 築地正明(ツキジマサアキ) 1981年福岡生まれ。武蔵野美術大学大学院博士後期課程美術理論研究領域単位取得、博士(造形)。立教大学、武蔵野美術大学、京都芸術大学他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 聖、民俗と記憶/折り重なる厄災の記憶/病者の光学と「私」の消失ー『山躁賦』について/完全過去の精神と永遠の現在/言葉の音律に耳を澄ますー翻訳と創作の関係について/反復する「永遠の今」/エッセイズムとは何か/見者という現象ー既視感と予言について/見者と聖耳ー視覚と聴覚の関係について/先祖になること/永劫回帰の倫理 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
日本の災害と文学 小山鉄郎 作品社タイヘン オ イキル コヤマ,テツロウ 発行年月:2015年11月28日 ページ数:426p サイズ:単行本 ISBN:9784861824258 小山鉄郎(コヤマテツロウ) 1949年、群馬県生まれ。一橋大学卒。73年、共同通信社入社。川崎、横浜支局、社会部を経て、84年から文化部で文芸欄、生活欄を担当。現在、同社編集委員兼論説委員。2013年、文芸記者として初めて日本記者クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 50メートルの津波 吉村昭/村民を救った「生神様」 小泉八雲/投込寺の永井荷風「震災」碑/宮沢賢治の内心の祈り「雨ニモマケズ」/巨大地震を阻止した、かえるくんの「ぼく」と「非ぼく」ー村上春樹/谷崎潤一郎『細雪』と阪神大水害、その報道管制/芸術は無用の贅沢品か、人生の底へ深い根を張っているかー菊池寛と芥川龍之介/外国で知った関東大震災 斎藤茂吉/田山花袋の『東京震災記』『百夜』/島崎藤村と関東大震災〔ほか〕 宝永大地震・富士山大爆発、安政東南海地震、関東大震災、阪神大水害…。日本人は各時代時代の天災とどのように向き合い、どのように受け止め、どのように生きてきたか。「日本人と災害」を文学作品から読み解く初めての試み。日本人は災害をどう生きたか。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
音楽と星と法華経 中村節也 コールサック社ミヤザワ ケンジ ノ ウチュウ オンカン ナカムラ,セツヤ 発行年月:2017年08月 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:9784864353045 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
武内 涼 実業之日本社ゲンジノシラハタオチウドタチノイクサ タケウチ リョウ 発行年月:2021年07月08日 予約締切日:2021年04月19日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784408537887 武内涼(タケウチリョウ) 1978年群馬県生れ。早稲田大学第一文学部卒。映画、テレビ番組の制作に携わった後、第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』で2011年にデビュー。15年「妖草師」シリーズが徳間文庫大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 奔る義朝ー源義朝/雪の坂ー常盤御前/歌う老将ー源頼政/落日の木曾殿ー源義仲/しずのおだまきー静御前 慟哭の源平合戦小説!源義朝、常盤御前、義仲、義経、静御前…奔る源氏たちの敗れざる魂を描く。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
柴田勝二 加藤雄二 東京外国語大学出版会セカイ ブンガク ト シテノ ムラカミ ハルキ シバタ,ショウジ カトウ,ユウジ 発行年月:2015年02月 ページ数:295p サイズ:単行本 ISBN:9784904575406 柴田勝二(シバタショウジ) 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。博士(文学)。1956年生まれ。1986年、大阪大学文学研究科(芸術学)単位取得退学。専門分野は日本近代文学。明治・大正期から現代にいたる近代文学を幅広く研究・評論している 加藤雄二(カトウユウジ) 東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。修士(文学)。1963年生まれ。1990年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、ニューヨーク州立大学バッファロー校博士課程中退。東京大学文学部助手などを経て現職。専門分野はアメリカ文化、批評理論、比較文化論。国内外で活動し、小説、詩、音楽などを広く研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 村上春樹と世界(システムのなかの個人ー村上春樹・カフカ・オーウェル/無意識と神話の心ー村上春樹の作品におけるバランスの問題 ほか)/2 座談会 世界のなかで村上春樹を読む/3 外国語のなかの村上春樹(荒野の始まりと遠東(ファーイースト)ダイアローグ・テーブル/「距離」を取る難しさ ほか)/4 村上春樹研究への眼差し(“春樹論”の流れと広がり/村上春樹文学翻訳状況一覧 ほか) グローバル化へ向かう状況に驚くべき柔軟さで適応し、絶えず新しい状況を作り出してきた村上春樹・Haruki Murakamiは、「文学」そのものがすでに抗いがたく新しい場へと変貌してしまっていることを、他に先駆けて教えてくれているー。多言語・多文化的な視点から、様々なアプローチと文学的言説を交錯させる試みを通じて、村上春樹文学のグローバルな「現在」を検証する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
日本古典の自然観 鈴木健一(文学) 三弥井書店チョウジュウ チュウギョ ノ ブンガクシ スズキ,ケンイチ 発行年月:2012年07月 ページ数:367, サイズ:単行本 ISBN:9784838232314 鈴木健一(スズキケンイチ) 1960年生まれ。学習院大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 泳ぐ魚、食用の魚/『万葉集』の鰻/『伊勢物語』の「われから」/『源氏物語』明石の「竜王」/『源氏物語』の氷魚/『枕草子』「中納言まゐりたまひて」の海月/『今昔物語集』の「鮭」/鯛を詠む和歌/蟹満寺説話/『平家物語』の鱸ー「贄」を食ふ平清盛〔ほか〕 ストーリーの役者としてだけでなく、食用として人間と密接に関わる存在が際立つ生き物。時代の文化や習俗を映す魚。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
日本古典の自然観 鈴木健一(文学) 三弥井書店チョウジュウ チュウギョ ノ ブンガクシ スズキ,ケンイチ 発行年月:2011年08月 ページ数:363, サイズ:単行本 ISBN:9784838232130 鈴木健一(スズキケンイチ) 1960年生まれ。学習院大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鳥の自由さと不自由さ/『風土記』に描かれた鳥/『万葉集』のひばり/『竹取物語』「燕の子安貝」/『伊勢物語』の都鳥/『蜻蛉日記』道綱鷹を放つ/『源氏物語』「雀の子を犬君が逃がしつる」/『今昔物語集』の「屎鵄」/『平家物語』富士川合戦の水鳥/鶯詠の変遷ー夏鶯・冬鶯をめぐって〔ほか〕 『風土記』でバードウォッチング、『竹取物語』の燕、『今昔物語集』の怪しきトビ、漢詩の中の孔雀、読本を彩る鷲、和歌に詠まれる鷹と鴬。ー文学史の空間を羽ばたく鳥の姿を観る。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
百花繚乱の文豪秘話 ライブ カンゼンブンゴウ シュンジュウ ライブ 発行年月:2017年01月 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:9784862553768 1章 恋と憧れ(エリート文人森鴎外の未練すぎるドイツの恋人/夏目漱石と妻・鏡子 波乱万丈の結婚生活 ほか)/2章 生活と性癖(森鴎外 西洋での経験が日常生活で困ったことに?/食にうるさい尾崎紅葉 食通ではない疑惑 ほか)/3章 作品と執念(夏目漱石の運を開いた福猫 名前はやっぱり…なかった!/小泉八雲と妻・セツの熱愛執筆生活 ほか)/4章 死と病(芥川龍之介が感じたぼんやりした不安とは?/病床の友人に向けた不吉な島崎藤村の言葉 ほか) 文豪の生き方はスキャンダラス!?有名文豪28人を、作風や生き様から擬人化。34点の漫画と共に出来事をわかりやすく解説。年表や相関図などから、親しい人間関係や交流がバッチリ見えてくる!! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
グローバル情報化時代に日本文学を読む ホイト・ロング 秋草俊一郎 フィルムアート社カズノネウチ ホイト・ロング アキクサシュンイチロウ 発行年月:2023年08月26日 予約締切日:2023年07月08日 ページ数:432p サイズ:単行本 ISBN:9784845921300 ロング,ホイト(Long,Hoyt) 1976年、オレゴン州ポートランド生まれ。オレゴン大学を卒業後、ミシガン大学アナーバー校で博士号を取得。近代日本文学を専門とし、現在、シカゴ大学東アジア言語文化研究科教授。シカゴ・テキスト・ラボを主宰している 秋草俊一郎(アキクサシュンイチロウ) 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など 今井亮一(イマイリョウイチ) 1987年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、立正大学文学部特任講師。専門は比較文学など 坪野圭介(ツボノケイスケ) 1984年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、和洋女子大学国際学部助教。専門はアメリカの文学と文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 数の不確かさ/第1章 事実と差異/第2章 アーカイヴとサンプル/第3章 ジャンルと反復/第4章 影響と判断/第5章 言説とキャラクター/エピローグ 数の差異 「機械で読む」ことで何ができるのか?批評理論と統計学・計量的読解を融合した新たなアプローチから、言語やテキストにひそむ人間の認識の問題にせまり、日本文学の読み直しを通して世界文学へと接続する。“デジタル・ヒューマニティーズ”の手法をつまびらかにする入門書にして、文学研究に量的革命を巻きおこす挑戦の書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
三浦 綾子 上出 惠子 三浦綾子記念文化財団ミウラアヤコセイタンヒャクネンプラスアルファー キネンブンガクアルバム ヒカリトアイトイノチノサッカ ゾウホバン ミウラ アヤコ カミデ ケイコ 発行年月:2024年01月12日 予約締切日:2023年12月22日 ページ数:162p サイズ:単行本 ISBN:9784910881072 上出惠子(カミデケイコ) 活水女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章/第1章 三浦綾子の原点/第2章 作家・三浦綾子/第3章 伝える言葉 手渡したい言葉/第4章 ひかりと愛といのちの文学館/第5章 終章 「ひとはどのように生きたらいいのか」人間のあり方を問いかける、ひかりと愛といのちの作家・三浦綾子の生誕100年を振り返る記念文学アルバム。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・ま行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
宮崎駿から古事記まで シリーズ・世界の文学をひらく 千葉 一幹 西川 貴子 ミネルヴァ書房ニホンブンガクノミトリズ チバ カズミキ ニシカワ タカコ 発行年月:2022年02月14日 予約締切日:2021年12月21日 ページ数:266p サイズ:全集・双書 ISBN:9784623092840 千葉一幹(チバカズミキ) 1961年生まれ。大東文化大学文学部教授、文芸評論家。「文学の位置ー森鴎外試論」(群像新人文学賞、1995年)『宮沢賢治ーすべてのさひはひをかけてねがふ』(島田謹二記念学藝賞受賞、ミネルヴァ書房、2015年) 西川貴子(ニシカワアツコ) 1974年生まれ。同志社大学文学部教授 松田浩(マツダヒロシ) 1972年生まれ。フェリス女学院大学文学部教授 中丸貴史(ナカマルタカフミ) 1979年生まれ。防衛大学校人文社会科学群准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 日本文学の今を知るーテーマ・話題(超時代編/古典編/近現代編)/第2部 日本文学史を彩る(作った)名作・作家たち(現代/近代/近世/中世/古代後期 ほか) 日本文学を学ぶ上で重要なテーマや課題「メディア」「資本主義」「ジェンダー」「神話と正史」などを取り上げ、また厳選した75の作家・作品を現代から古代の順に配列し、最新の知見に基づきわかりやすく解説する。本書を通読すると、断片的に見える日本文学に関する情報が有機的に結びつき、全体像が把握できる。学部生、大学院生、文学愛好家を対象に、いまを軸に日本文学を捉え、世界へひらくための地図・見取り図を提供する新しい一冊。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
二葉亭四迷・内田魯庵・大庭柯公 松枝 佳奈 ミネルヴァ書房キンダイブンガクシャタチノロシア マツエダ カナ 発行年月:2021年06月28日 予約締切日:2021年05月25日 ページ数:552p サイズ:単行本 ISBN:9784623091188 松枝佳奈(マツエダカナ) 1987年福岡県生まれ。2010年、東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程ロシア語専攻卒業。2019年、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース博士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属東アジアリベラルアーツイニシアティブ特任助教を経て、九州大学大学院比較社会文化研究院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ロシアに対峙した近代文学者たち/第1部 二葉亭四迷のロシアー志士と文学者の両立(二葉亭四迷が生まれた土壌/知露派言論人・二葉亭ー明治三十年代の談話記事/日露戦争後の二葉亭とロシア特派)/第2部 内田魯庵のロシアー啓蒙と思想・言論弾圧への抵抗(志士の理解者ー内田魯庵の二葉亭追悼文/思想・言論弾圧への抵抗としてのロシア研究ー随筆「労農政府の承認問題」(一九二三))/第3部 大庭柯公のロシアー志士・二葉亭四迷の後継としての観察と実行(志士の挫折と新生ー日露戦争前後の大庭柯公/「北隣の巨人に接せよ」ー大正期の大庭柯公のロシア研究)/自由と「経世済民」の希求ー近代文学者たちのロシア 「北隣の巨人に接せよ」ー明治・大正期の知識人である二葉亭四迷、内田魯庵、大庭柯公の三者は、真のロシア理解と日露関係の発展を目指した「ロシア研究者」でもあった。ロシアの社会と文化を総体的に理解し、日露の人民の自由や幸福、知的な成熟を希求した二葉亭四迷。同時代に二葉亭と同じく終生ロシア問題に関心を寄せていた文学者・内田魯庵。革命後のロシアで消息を絶った新聞記者・大庭柯公。彼らの軌跡を緻密に辿り、その思想的系譜を明らかにする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
宮本百合子 新日本出版社シンペンブンガクニミルジョセイゾウ ミヤモトユリコ 発行年月:2021年01月14日 予約締切日:2020年12月08日 ページ数:304p サイズ:単行本 ISBN:9784406065542 第1編 新しい女性像・作家像を求めて(女性の歴史ー文学にそって/衣服と婦人の生活ー誰がために/明日の知性/アンネット/「或る女」についてのノート/歴史の落穂ー〓外・漱石・荷風の婦人観にふれて)/第2編 近代日本の女性作家の歩み(婦人と文学) あふれるジェンダー平等への萌芽。百合子との新たな出会いがー 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
川本直 樫原辰郎 冨山房インターナショナルヨシダケンイチフタタビ カワモトナオ カシハラタツロウ 発行年月:2019年02月21日 予約締切日:2019年01月09日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784866000572 対談/批評1(随筆)/エッセイ/批評2(批評)/批評3(小説・翻訳)/講演ー吉田健一と文学の未来/ブックガイド 気鋭の書き手たちが描く新しい吉田健一。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
近代日本の思想家 色川大吉 東京大学出版会キタムラ トウコク イロカワ,ダイキチ 発行年月:2007年09月26日 予約締切日:2007年09月19日 ページ数:320p サイズ:全集・双書 ISBN:9784130141567 色川大吉(イロカワダイキチ) 1925年千葉県に生れる。1948年東京大学文学部卒業。1967年東京経済大学教授。プリンストン大学客員教授、国立歴史民族博物館客員教授、東北大学チベット学術登山隊学術隊長。東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 劇詩人としての生涯(明治の青春/透谷的テーマの展開/『蓬莱曲』の世界/演劇への情熱/“劇詩の前途如何”)/第2章 政治から文学へー「透谷と政治」再考(自由民権運動と透谷/「政治」からの離脱/石坂美那子との関係ー二つの「決意書」をめぐって/国会開会への期待と幻滅)/第3章 平和活動と宗教思想(明治思想界での位置/日本平和会の活動/透谷の平和論の視座/教会からの離脱)/第4章 文学者としてーその戦いと死(恋愛/「民友社」功利主義との戦いー内部生命論/国民・民衆・人間ー透谷の人間把握/その死) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
EAJS(ヨーロッパ日本研究協会)で発表しよう Presentations at EAJS 横溝博 クレメンツ・レベッカ 勉誠出版ニホンコテンブンガクヲセカイニヒラク ヨコミゾヒロシ クレメンツレベッカ 発行年月:2022年12月28日 予約締切日:2022年12月01日 ページ数:368p サイズ:単行本 ISBN:9784585390145 横溝博(ヨコミゾヒロシ) 1971年生まれ。博士(文学)。東北大学大学院教授。専門は中古・中世物語文学 クレメンツ,レベッカ(Clements,Rebekah) 1979年生まれ。博士(ケンブリッジ大学)。ICREA Professor,Department of Translation,Interpreting and East Asian Studies,Autonomous University of Barcelona。専門は日本史・日本文学史 ノット,ジェフリー(Knott,Jeffrey) 1980年生まれ。博士(スタンフォード大学)。国文学研究資料館助教。専門は室町後期〜戦国期の古典学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 『源氏物語』のパトロン・藤原道長と紫式部の“戦略”(『源氏物語』の勝利ー「絵合」巻における主家賛美の方法と紫式部(横溝博)/「源氏」の物語という“企て”ー藤原道長と紫式部と「作り手」の人々(中西智子)/藤原道長の影の元でー『紫式部日記』における摂関政治の方法と中宮サロンの営みの意義(ネグリ・カロリーナ))/第2部 “平安文学”の歴史的構成ー再発掘される「既成事実」(『枕草子』本文の受容と変容ー諸本間の本文異同と「女」「女房」「乳母」をめぐる記述の差異から(山中悠希)/中世源氏学の心理的転換ー宗祇流の性格を求めて(ノット・ジェフリー)/「つくりものがたり」の位相(小川陽子))/第3部 写本研究の未来ーマテリアリティー、テキストマイニング、データ基盤の構築(書誌学的本文研究の未来ー「定家手沢本源氏物語」を事例として(佐々木孝浩)/変体仮名を用いて写本の書写者と書写年代に迫るーその方法と事例(齊藤鉄也)/大規模画像蓄積からデータ駆動型の研究へーEAJS 2021における特別企画The future possibilities of DH in Japanese Studiesの報告から(海野圭介))/第4部 文化資本の所有者ー近世の武士社会における教養人の交換と使用について(豊臣秀吉と『源氏物語』(新美哲彦)/柳沢吉保の文化資本としての女性たち(ローリー・ゲイ)/異言語を話すー日本の大名や禅僧における唐話の意味、一六六一〜一七一一(クレメンツ・レベッカ)) ヨーロッパにおける日本学は長い伝統を有しており、ハイレベルかつバラエティに富んだ視角は、世界規模での学的影響を与え続けている。そのヨーロッパ日本学の最先端を伝える研究集会が、1973年設立されたEAJS(ヨーロッパ日本研究協会)による国際会議である。本書では、2021年に開催された同集会における日本古典文学を考えるための新視点を提示する充実のパネル4点を収載。日本古典文学を世界にひらいていく研究視角、方法論のパイロットケースを提示、EAJSの歩みや参加のためのhow toも示し、これからの日本研究・日本学の未来を構築するための手引きとなる貴重な一書。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
没後10年企画雑誌『信徒の友』『こころの友』誌上で Tomoセレクト 三浦光世 『信徒の友』編集部 日本基督教団出版局ミウラ アヤコ シンコウ ト ブンガク ミウラ,ミツヨ シント ノ トモ ヘンシュウブ 発行年月:2009年09月 ページ数:160p サイズ:単行本 ISBN:9784818407220 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
人と作品 新装版シリーズ 福田 清人 荒井 惇見 清水書院ヨコミツリイチ フクダ キヨト アライ アツミ 発行年月:2017年09月10日 予約締切日:2017年09月09日 ページ数:204p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389401177 第1編 横光利一の生涯(流転の幼年時代/青春ー懸命なる作家修業時代/処女作のころ/前途洋々/欧州旅行 ほか)/第2編 作品と解説(蝿/日輪/春は馬車に乗つて/機械/紋章/旅愁) 飢えをものともせず、ひたすら理想の文学を求めてきた横光が『蝿』と『日輪』とを捧げて華々しく文壇に登場してきたのは大正十二年のことである。以来、若い文学者の心をとらえ、その風貌とともに強い印象と陶酔とを与え続ける。思想乱入という暗い混迷の中で、横光は常に文学の理想の形を求めて生きる。その強い意思による生き方が作品をより一層魅力のあるものにした。戦後、この作家がなくなっておよそ七十年。まだ一時代を風靡した文豪が忘れ去られる歳月ではない。しかし、不思議にも横光の精彩は次第に失われてきている。現代文学の課題を多くはらむこの作家を、もう一度よく検討すべき時期であろう。そのためにこの書が少しでも役立ってくれたら幸いである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
自我・女・朝鮮 関口すみ子 海鳴社ソウセキノコジンシュギ セキグチスミコ 発行年月:2017年06月09日 予約締切日:2017年06月08日 ページ数:312p サイズ:単行本 ISBN:9784875253334 関口すみ子(セキグチスミコ) 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)、元法政大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 私の個人主義ー私は私自身を代表している(「文鳥」「夢十夜」「心」から探る“意中の人”ー「それから」の前夜/楠緒・保治・金之助ーテキスト外のこと/愛せない男ー市蔵(「彼岸過迄」)の燃えない愛と燃え上がる「嫉妬心」/「行人」ー猜疑の拡散と、震源地・愛嬌のない女/「現代の青年に告ぐ」から「先生の遺書」へー「野分」と「心」の間/「道草」等に見る、子どもに対する精神的虐待の諸形態)/第2部 漱石とその時代ー性別・階層・国の壁(「三四郎」の“絵を描く女”と野上弥生子の「明暗」/幸徳秋水(「それから」)・満韓遊歴(「韓満所感」「満韓ところどころ」)・安重根ー漱石が一九〇九年から一九一一年にかけて経験したこと/進化する「細君」ー「野分」「門」「道草」から「明暗」へ/持たざる者と持てる者ー「明暗」の人々) 江戸から帝都東京へー精神的・社会的怒濤の時代に「個人主義」を掲げ、自己・他者・社会を文学を通して追求・表現した漱石。その作品群を読み解く。「韓国併合」前後の漱石の動きについても、新たな見方を提示。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)