本、雑誌、コミック日本文芸社 ニチブンコミックス  [79]
別冊漫画ゴラクに連載されていた、漫画ゴラクらしくない残酷劇画『夜見の国から〜残虐村綺譚〜』。 この物語のモデルは言うまでもなく、太平洋戦争中に岡山県の山間部の集落で起こった「津山事件」である。 約2時間半で33人を殺した都井睦雄こそが本作の主人公・都居睦男であるということは、その名前を見ても明らかだ。 この漫画、前半はネチネチとした集落の因習、ただれた人間関係をこれでもかとばかりに丁寧に描く。 その間の村の者の睦男に対するイジメが最悪。 心まで蝕まれていく睦男。 いや、もしかしたら始めから心は…。 まるで殺戮の舞台装置を作るかのように緻密に、執拗に動機を構築し、そして終盤からの殺戮が始まる。 百数十頁にも及ぶ大殺戮シーンは容赦がない。 血も涙もない…いや、血と脳漿と怒りが炸裂するラストに、読む者は度肝を抜かれるだろう。
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夜見の国から (ニチブン・コミックス)/池辺かつみ/著(コミックス) 1,404円 |
| 著:土田世紀 出版社:日本文芸社 発行年月:2011年04月 シリーズ名等:ニチブンコミックス |
現金を燃やす会/土田世紀 1,512円 |
| 著:土田世紀 出版社:日本文芸社 発行年月:2011年04月 シリーズ名等:ニチブンコミックス |
現金を燃やす会/土田世紀 1,512円 |
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