本、雑誌、コミック歴史全般  [64]
カーイラストレーションで広く知られる穂積氏も東京生まれです。 「明治の東京」をイラストレーションで紹介していますが、その「絵」がスッキリした雰囲気で心地良く読めます。 東京の歴史について書かれた文章は、建築家らしい堅牢なものであり、取り上げている話題にも歴史研究分野の著者たちとの違いがあり、面白いです。 建築、ファッション、自動車などのイラストレーターとして活躍した「物を見るセンス」を感じさせる新鮮な一冊と言えます。
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絵で見る明治の東京 穂積和夫/著 2,160円 |
花はさくらよ戦闘機乗りは-爆音も高く、山本五十六搭乗機護衛の任についた六機の零戦は、遂に大任を果たしえず、ひそかにその重責を負い、南溟の空に消えていく。 山本長官の死とともに訪れた護衛戦闘機の悲劇の運命を描く『六機の護衛戦闘機』-ラバウルの若き撃墜王たちの生と死を綴る『非情の空』併載。
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六機の護衛戦闘機 新装版 (光人社NF文庫)/高城肇/著(文庫) 1,029円 |
昭和十八年九月、海軍兵学校卒業と同時に竣工直前の最新鋭軽巡「矢矧」に乗艦、太平洋戦争後半の三大海戦に参加し連合艦隊の最期を目撃した池田武邦。 戦後、霞が関ビルなどの超高層ビルやハウステンボスの設計に活躍した半生を振り返り、「矢矧」沈没後の人生は余生―という建築家が封印を解いて語った戦争の記憶。
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機動部隊出撃 空母瑞鶴戦史 (光人社NF文庫)/森史朗/著 1,080円 |
ヒトラーの命令を唯一とし、忠誠をつくすことを求められた軍隊。 権力抗争に明け暮れながら、強大な軍事力を独自に発展させた武装SSとは、どんな組織だったのか。 プロイセン陸軍の流れをくむ国防軍との複雑な関係を明らかにし、その誕生から終焉までを辿る。 写真・図版350点を駆使して詳解する精鋭部隊の全貌。
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月光の囁き 3 (双葉文庫)/喜国雅彦/著(文庫) 1,000円 |
小林信彦・川本三郎の著作、東京エッセイを推す気分が高揚して、「ならば、新派の中の東京も…」と選んだのがこの一冊です。 新派演目の背景をなす江戸と明治の東京を辿る、まったりと楽しめる写真と文章であります。 「新派」も「新国劇」も、「新」の一文字にこめた情熱は、日本の近代をかたちづくるエネルギーのあらわれでした。 きめ細やかな新派の舞台を愛しむような気分で、ガス燈に浮かぶ「もうひとつの東京」を教えてくれます。
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街角で見つけた新派 成瀬芳一/文 岡田明彦/写真 写真集 1,944円 |
映画・文芸書を多岐に渡って紹介しつつ、今日に通じる東京の幾つもの顔をたくみに伝えている、東京エッセイの好著であります。 この一冊に挙げられている映画、文芸の諸作品や、東京について語った知識人の様々を、私達はどれだけ知っているでしょうか。 現実の街並みの変化にふれる面白さに加えて、映像や文芸における仮想世界の東京への興味も引き起こさせます。
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いまむかし東京町歩き 川本三郎/著 エッセイ 2,052円 |
「私の東京地図」の著者で、小林信彦氏の実弟であります。 小林泰彦は70年代、平凡パンチを始めとしたファッション情報誌にイラスト・ルポを掲載していました。 そのイラストレーションは著者たちにとても人気がありました。 ヒッピームーブメントやウエストコースト情報で「ヤスヒコ」のイラストレーションは‘‘マスト’’な知識の源でありました。 その「ヤスヒコ」の描き出す、語りつくす東京エッセイは、文体のものやわらかな雰囲気もあって、心地良く東京街路へと誘います。
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小林泰彦の謎と秘密の東京散歩 小林泰彦/著 エッセイ 1,512円 |
幕末期、世界から吹き込む風が北辺の寒村を経済拠点とし、また新時代の都市の始まりとして変化せしめました。 また、新しい状況と新しい人々が「函館」の基礎を造った。 江戸時代なき地の発展史として実に面白い。
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函館人 中村嘉人/著 1,728円 |
海軍戦闘機隊指揮官として誰よりも勇敢に戦い、戦後もなお旧部下から慕われ続ける宮野善治郎。 貧しいが誠実な家庭に育った少年が海軍兵学校を経て戦闘機乗りとなり、昭和十八年六月十六日、二〇四空飛行隊長としてルンガ沖航空戦で戦死するまで、全力で生き抜いた二十七年の生涯と零戦隊の戦いの実相を克明に描く。
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零戦隊長宮野善治郎の生涯 (光人社NF文庫)/神立尚紀/著 1,382円 |
泉麻人などを含めて、東京人の語る「東京物語り」は、街ッ子のオシャレな気分、独特の抑制があって、好もしい雰囲気のものが多いです。 映画評論や喜劇人などに関するエッセイで知られる小林信彦氏は、下町の商家であった出自から、東京に関しての著作も評価が高いです。 東京各所の人いきれまで感じる事の出来る、著者ならではの語り口が「ある時代の、普通の人々の東京」を教えてくれます。
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私の東京地図 小林信彦/著 エッセイ 1,728円 |
この本も東京生まれ・東京育ちの街っ子のセンスにあふれた著作といえます。 翻訳家であり、作家であり、エッセイストとして活躍し、ファッションにも通じる著者がまとめた、東京の各所のお祭りの大事典であります。 21世紀の新しい歳時記というのもうなづける良いものであります。 古い慣習的な祭りからビジネスも絡んで創作された新しい定期のイヴェントも含めて都市生活の快適さを深めて行くには絶好の一冊です。 読んでいるだけでも十分に楽しめるけれど季節ごとにこの本を片手に祭りへと繰り出すのがおすすめです。
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東京お祭り!大事典 井上一馬/著 文化史 1,728円 |
著者を含めた法政大学「東京のまち研究会」による労作です。 若手研究家グループらしく東京という多面性に満ちた都市の歴史とその変化、時間軸の中での変化の意味や価値など、様々な「東京を知る視点」を教えてくれます。 今と昔を往来し、また世界の他の都市との比較など、文明史の観点を加えて「東京から考える楽しさ」にワクワクしてきます。 今日の東京の再開発変化と、その未来を考えるうえでも、読んで損のない一冊です。
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江戸東京のみかた調べかた 陣内秀信・法政大学東京のまち研究会/著 地理学 2,376円 |
「♪お江戸・日本橋、七ツ立ち〜」であります。 繁華の中心・日本橋は当時「水路の都」でもあった江戸の顔であります。 自身が日本橋、堀留の織物問屋に生まれた著者が描き出す、街・人・店は研究所でありつつも、いまとなっては夢幻の街を訪ねる…そんな気分で読み進めることが出来ます。 郵便番号制度以前の慕わしい町名を辿る嬉しさもあります。
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日本橋街並み繁昌史 白石孝/著 エッセイ 3,888円 |
ヒトラーの命令を唯一とし、忠誠をつくすことを求められた軍隊。 権力抗争に明け暮れながら、強大な軍事力を独自に発展させた武装SSとは、どんな組織だったのか。 プロイセン陸軍の流れをくむ国防軍との複雑な関係を明らかにし、その誕生から終焉までを辿る。 写真・図版350点を駆使して詳解する精鋭部隊の全貌。
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武装親衛隊 (光人社NF文庫)/広田厚司(文庫) 1,059円 |
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