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曲目・内容1-3.フルート協奏曲 イ短調 QV5:238 I. AllegrettoII. Arioso ma non troppoIII. Allegro assai4-6.フルート協奏曲 ト長調 QV5:165 I. AllegrettoII. AriosoIII. Presto7-9.フルート協奏曲 ハ短調 QV5:38 I. AllegroII. LentoIII. Vivace10-12.フルート協奏曲 ニ短調 QV5:81 I. Allegro e con spiritoII. AriosoIII. Vivace世界初録音アーティスト(演奏・出演)マリー・オレスキェヴィチ(バロック・フルート)コンチェルト・アルモニコ ミクローシュ・シュパーニ指揮レコーディング2011年1月17-18日…4-92011年1月19-21日…1-3.10-12 ハンガリー ディオーシュド,フェニックス・スタジオ商品番号:8.573120クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲集 [オレスキェヴィチ/コンチェルト・アルモニコ/シュパーニ] QUANTZ, J.J.: Flute Concertos, QV 5:38, 5:81, 5:165, 5:238 (Oleskiewicz, Concerto Armonico Budapest, Spanyi)CD ■協奏曲発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:8.573120 NAXOS[8.573...]ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773)は18世紀における、最も偉大で革新的なフルート奏者であり、作曲家でした。彼はアマチュア・フルート奏者であったプロイセンの大王フリードリヒ2世の教師でもあり、宮廷コンサートはクヴァンツのフルート協奏曲の主要な演奏会場でもあったのです。王はクヴァンツがフルート作品を書くたびに特別の謝礼金を払うなど彼を厚遇。クヴァンツもそれに応えるために素晴らしい作品を何曲も書いたのです。また1752年には「フルート奏法試論」を著述、こちらは現代でも読み継がれるほどの名著であり、当時のスタイルを知るうえでも格好の資料となっています。ここに収録された作品のうちイ短調の曲は、失われたとされていましたが、最近サンクトペテルブルクのロシア国立図書館から取得されたもので、ト長調のカデンツァとともに、貴重な資料となりうるものです。ハ短調の協奏曲はクヴァンツの死後、未完成だったものを王が補筆、完成稿としたものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クヴァンツ
曲目・内容1-88.51の練習曲 WoO 6Exercise No.1a in D majorExercise No.1b in D majorExercise No.1c in D majorExercise No.1d in D majorExercise No.1e in D majorExercise No.1f in D majorExercise No.2a in A majorExercise No.2b in A majorExercise No.3 in E majorExercise No.4 in A flat majorExercise No.5 in C minorExercise No.5a in C minorExercise No.6 in C minorExercise No.6a in C minorExercise No.7 in C majorExercise No.7a in C majorExercise No.7b in C majorExercise No.8a in C majorExercise No.8b in C majorExercise No.9a in C majorExercise No.9b in C majorExercise No.10 in C majorExercise No.11a in C majorExercise No.11b in C majorExercise No.12 in C majorExercise No.13 in C minorExercise No.14 in C majorExercise No.15 in C majorExercise No.16a in C majorExercise No.16b in C majorExercise No.16c in C majorExercise No.17 in C majorExercise No.18a in C majorExercise No.18b in C majorExercise No.19 in F sharp minorExercise No.20 in C majorExercise No.21a in C majorExercise No.21b in C majorExercise No.22 in C majorExercise No.23a in B majorExercise No.23b in B majorExercise No.23c in B majorExercise No.24a in C minorExercise No.24b in C minorExercise No.25a in B minorExercise No.25b in B flat minorExercise No.25c in C majorExercise No.26a in C majorExercise No.26b in C majorExercise No.26c in C majorExercise No.27 in C majorExercise No.28 in C majorExercise No.29 in A minorExercise No.30 in F majorExercise No.31a in C majorExercise No.31b in C majorExercise No.32a in C minorExercise No.32b in C minorExercise No.33a in C majorExercise No.33b in C majorExercise No.34a in A majorExercise No.34b in E majorExercise No.34c in B majorExercise No.35 in C major (with variant)Exercise No.36 in C majorExercise No.37a in C majorExercise No.37b in C majorExercise No.38 in C majorExercise No.39 in C majorExercise No.40a in C majorExercise No.40b in C majorExercise No.41a in C majorExercise No.41b in C majorExercise No.42a in C majorExercise No.42b in C majorExercise No.43a in C majorExercise No.43b in C majorExercise No.44a in C majorExercise No.44b in C majorExercise No.45 in G minorExercise No.46a in E majorExercise No.46b in E majorExercise No.47 in C majorExercise No.48 in E minorExercise No.49a - ModulatingExercise No.49b - ModulatingExercise No.50 in C majorExercise No.51 in G minorアーティスト(演奏・出演)イディル・ビレット - Idil Biret (ピアノ)商品番号:8.553425ブラームス(1833-1897):51の練習曲 WoO 6 [ビレット] BRAHMS, J.: 51 Exercises, WoO 6 (Biret)CD ■器楽曲(ピアノ)発売日:1996年11月01日 NMLアルバム番号:8.553425 NAXOS[8.553...]ブラームスの51(実質は88曲)の練習曲は、純粋に指のトレーニングのために書かれた作品です。例えれば“ブラームス流ハノン”とでも呼ぶべきものなので、所詮“音楽性”とは無縁です。そのため、通常の「ブラームス・ピアノ音楽全集」には収録されて来ませんでした。今回、覚悟を決めたビレット女史の努力で、演奏困難な全曲盤をお届けします。ただ、魅力ある半音階的和声進行や、独自のピアノ書方から、不思議とブラームスらしさが滲み出して来ます。彼のピアノ音楽の“基本構成要素”がここに結集してるようです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブラームス
クリスティアン・ヨスト - Christian Jost (1963-)・ヴァイオリン協奏曲「深き陶酔」ヴィヴィアン・ハグナー - Viviane Hagner (ヴァイオリン)エッセン・フィルハーモニー管弦楽団 - Essen Philharmonic Orchestraクリスティアン・ヨスト - Christian Jost (指揮)・コクーン交響曲「内なる旅の5つの駅」エッセン・フィルハーモニー管弦楽団 - Essen Philharmonic Orchestraクリスティアン・ヨスト - Christian Jost (指揮)録音: 16 June 2011、 Philharmonie Essen、 Germany
曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K449I. Allegro vivaceII. AndantinoIII. Allegro ma non troppo4-6.ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K595I. AllegroII. LarghettoIII. Allegro7.コンサート・ロンド ニ長調 K382アーティスト(演奏・出演)イングリッド・ヤコビ(ピアノ)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズネヴィル・マリナー指揮レコーディング2013年6月28-30日ロンドン アビー・ロード・スタジオ STEREO商品番号:ICAC-5125イングリッド・ヤコビモーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集ピアノ協奏曲 第14番・第27番ロンド K.382 [ヤコビ/アカデミー室内管/マリナー] MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 14 and 27 / Rondo, K. 382 (I. Jacoby, Academy of St. Martin in the Fields Orchestra, N. Marriner)CD ■協奏曲発売日:2014年05月30日 NMLアルバム番号:ICAC5125 ICA Classics「明確なアーティクレーション、フレージング、表現力…。彼女は完全に自己を確立させている。」このようにニューヨーク・タイムズから称賛された若手ピアニスト、イングリッド・ヤコビ。数多くのコンクール入賞歴と「スタインウェイ・ホール・アーティスト賞」を含む数多くの受賞歴を持つ彼女、イギリスでもその演奏は大絶賛されています。このアルバムは名指揮者ネヴィル・マリナーと共演したモーツァルトの協奏曲が収録されており、彼女の名声を確立したベートーヴェン演奏とはまた違う華やかさと流麗さに満ちたモーツァルトを楽しむことができます。秋には第2弾のリリースが予定されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト
曲目・内容グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)1.序曲(1943)2-4.ピアノ協奏曲(1949)I. Allegro moderatoII. AndanteIII. Molto allegro5-7.2台のピアノとオーケストラのための協奏曲(1966)I. Tempo mutabileII. LarghettoIII. Vivace8-10.弦楽、トランペットと打楽器のための音楽(1958)I. AllegroII. AdagioIII. Vivace好評発売中! ペーテル・ヤブロンスキー グラジナ・バツェヴィチ:ピアノ作品集NYCX-10275 … 国内仕様盤ODE-1399 … 輸入盤アーティスト(演奏・出演)ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ) … 2-7エリーザベト・ブラウス(第2ピアノ) … 5-7フィンランド放送交響楽団ニコラス・コロン指揮レコーディング2022年4月 … 8-102022年12月 … 1-7Helsinki Music Centre, Finlandその他の仕様など総収録時間: 62分商品番号:ODE-1427バツェヴィチ(1909-1969):序曲/ピアノ協奏曲2台のピアノとオーケストラのための協奏曲弦楽、トランペットと打楽器のための音楽 [ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)/ニコラス・コロン(指揮)/フィンランド放送交響楽団 他] BACEWICZ, G.: Piano Concerto / Concerto for 2 Pianos / Overture (P. Jablonski, Brauss, Finnish Radio Symphony, N. Collon)CD 発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:ODE1427-2 Ondine再評価著しいバツェヴィチの協奏的作品を集めた貴重なアルバム。ニコラス・コロン指揮フィンランド放送響、ピアノにペーテル・ヤブロンスキーと、演奏家にも注目!演奏家として、作曲家として、20世紀ポーランド楽壇を席巻したグラジナ・バツェヴィチ。彼女自身が極めて優れたヴァイオリニストであったことからヴァイオリン奏者は早くから彼女の作品に注目して来ましたが、近年はクリスティアン・ツィメルマンらが演奏するようになってピアノ作品も広く注目されています。当CDはポーランドの独立回復100周年(2018年)を記念する国際文化プログラムの一環として、アダム・ミツキエヴィチ協会と共同で制作されたもので、バツェヴィチの協奏的作品を3曲収録。いずれも録音が極めて少ないものばかりで貴重です。バツェヴィチは次のような言葉を残しています。「私は[ポーランドの同世代の作曲家からは]孤立しています。なぜなら私は作品における形式を重視しているからです。もし物を乱雑に置いたり、物が積み重なっているところに石を投げたりすれば、崩れるに決まっています。同様に、音楽においても構造的な法則が必要で、自立できるようにしなければならないのです。もちろんその法則は古いものである必要は決してありません」その言葉通り、2曲の協奏曲と「弦楽、トランペットと打楽器のための音楽」はいずれも伝統的な急-緩-急の3楽章形式をとっていますが、その語法は桁外れの情熱家だったと伝えられるバツェヴィチらしく、両端楽章はエネルギッシュでヴィルトゥオーゾ的、中間楽章は沈思や深い祈りや畏怖の念を感じさせて、コントラストが鮮やかです。技術的要求は高度ですが、当盤ではソリストもオーケストラも万全の対応を見せています。冒頭に序曲を置いて一晩のコンサートのように仕上げています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)バツェヴィチ関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10398ODE-1399
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)・ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58・ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」 Op. 73アルテュール・スホーンデルヴルト - Arthur Schoonderwoerd (フォルテピアノ)クリストフォリ - Cristofori録音: September 2004、 Muziekcentrum Vredenburg d'Utrecht、 Pays-Bas
曲目・内容1.交響的序曲 第1番 Op.8(1946)2.交響的序曲 第2番「リスボン」 Op.11(1947)3.Viver ou Morrer - 生きるか死ぬか Op.19(1952) - 前奏曲4.牧歌(1955)5.ロマンス(1955)6.交響的前奏曲(1955)7.インテルメッツォ(1956)8-10.ピアノ協奏曲 Op.52(1973)第1楽章:Allegro vivace第2楽章:Largo第3楽章:Allegro moderato世界初録音アーティスト(演奏・出演)ゴラン・フィリペツ(ピアノ) … 8-10アルヴァロ・カッスート指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団レコーディング2017年9月12-13日UK リヴァプール、フライアリー商品番号:8.573903ブラガ・サントス(1924-1988):交響的序曲ピアノ協奏曲 他 [ゴラン・フィリペツ(ピアノ)/アルヴァロ・カッスート(指揮)/ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団] BRAGA SANTOS, J.: Piano Concerto / Symphonic Overtures Nos. 1 and 2 (Filipec, Royal Liverpool Philharmonic, Cassuto)CD 発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:8.573903 NAXOS[8.573...]ポルトガルの作曲家ブラガ・サントスの作品集。フレイタス・ブランコの弟子である彼は、ポルトガルの民族舞曲を取り入れた色彩豊かな作品を残しました。6曲の交響曲が良く知られていますが、他にもオーケストラ作品や室内楽作品など多くの作品を書いており、その全容は未だ知られていません。このアルバムに収録された交響的序曲やピアノ協奏曲など、全てが世界初録音。彼の最初のオーケストラ作品である交響的序曲に始まり、1946年から1973年までの作曲年を追いながら、様々な作品を楽しめるアルバムとなっています。最初の3つの作品とピアノ協奏曲は大規模な編成で書かれていますが、残りの4作品は全て小編成、もしくは管楽器主体の編成で書かれており、どれもがポルトガル民謡をベースにしています。ピアノ協奏曲で独奏を務めるのは、リスト作品でおなじみのゴラン・フィリペツ。鍵盤上を自在に駆け巡る指が見えるような技巧的な作品を難なく弾いています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブラガ・サントス
曲目・内容1-3.ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102I. AllegroII. AndanteIII. Vivace ma non troppo4-6.ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲 第22番 イ短調(W22/G. 97)I. ModeratoII. AdagioIII. Agitato assai7.アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):森の静けさ Op.68 No.5アーティスト(演奏・出演)クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン) … 1-6ターニャ・テツラフ(チェロ) … 1-3、7ベルリン・ドイツ交響楽団パーヴォ・ヤルヴィ指揮レコーディング2022年12月21-23日Haus des Rundfunks Berlin, Masurenallee, Grosser Saalその他の仕様など総収録時間: 72分商品番号:ODE-1423ブラームス(1833-1897):二重協奏曲 Op.102ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲 第22番ドヴォルザーク(1841-1904):森の静けさ [クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/ターニャ・テツラフ(チェロ)/パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)/ベルリン・ドイツ交響楽団]CD 発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:ODE1423-2 Ondineラルス・フォークトの思い出をブラームスに重ねて...このアルバムはラルス・フォークト(1970-2022)と共演を重ねてきたクリスティアン・テツラフとターニャ・テツラフが、フォークトとの友情を記念すべく企画したもの。フォークトが敬愛していたブラームスと、彼を取り巻く友情をヒントに組まれたプログラムです。ブラームスの「二重協奏曲」は彼の最後の管弦楽作品であり、ブラームスが"8本の弦のために書いた"というこの曲は、一度は友情が途切れてしまった彼の親友ヨーゼフ・ヨアヒムとの和解のきっかけを作った作品でもあったことから、ラルスとの不変の友情を記念して今回の録音曲に決定したというもの。テツラフ兄妹による親密な対話が聴きどころです。2曲目は、そのブラームスが高く評価していたというヴィオッティのヴァイオリン協奏曲。ブラームスはヨアヒムが演奏するこのイ短調協奏曲に心を奪われ、クララ・シューマンに熱狂的な手紙を書き送り、二重協奏曲の中にも旋律を引用しており、テツラフはやはり友情の証としてこの曲を演奏したといいます。最後の「森の静けさ」はターニャからの友情の証。ドヴォルザークとブラームスの友情に加え、この曲を「チェロのための最も素晴らしく美しい小さな宝石」と語るターニャが、自らの悲しみ、喪失感と愛を表現するのにふさわしい曲として選んだということです。ベルリン・ドイツ交響楽団を指揮するのは、ラルス・フォークトの親友でもあったパーヴォ・ヤルヴィ。万全の演奏でテツラフ兄妹を支えています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィオッティドヴォルザークブラームス関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10424
曲目・内容アンリ・ヴュータン(1820-1881)1.ベートーヴェンの「ロマンス 第1番 ト長調」の主題による変奏曲(1837-38)(O. アドラーによるヴァイオリンと管弦楽のための復元版)2.幻想曲 ホ長調 「ラ・センティメンターレ」 Op.9b(1838)3.アリアと変奏 第3番(1833年以前)(ヴァイオリンと管弦楽版)4.ベッリーニの歌劇《ノルマ》の主題による変奏曲 ト長調 Op.2(1833-34)5.ヴァイオリン協奏曲 第8番 ロ短調 Op.59 - 第1楽章 アレグロ・マエストーソ(カデンツァ:アルベルト・マルコフ)(C. バウムガルテンによるヴァイオリンと管弦楽編 2020年)6.歌劇《メッシーナの花嫁》 - 第3幕 バレエの場面(M.K.マイクシャクによる管弦楽編 2020年)世界初録音アーティスト(演奏・出演)アレクサンドル・マルコフ(ヴァイオリン)ゴータ=アイゼハナ・チューリンゲン・フィルハーモニー管弦楽団マルクス・フーバー指揮レコーディング2021年5月18-22日Stadthalle Gotha(ドイツ)商品番号:8.574363ヴュータン(1820-1881):ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 [アレクサンドル・マルコフ(ヴァイオリン)/ゴータ=アイゼハナ・チューリンゲン・フィルハーモニー管弦楽団/マルクス・フーバー(指揮)] VIEUXTEMPS, H.: Fantasie, "La Sentimentale" / Variations on Bellini's Norma (Alexander Markov, Thüringen Philharmonie Gotha-Eisenach, M. Huber)CD 発売日:2022年08月26日 NMLアルバム番号:8.574363 NAXOS[8.574...]19世紀におけるヴァイオリン演奏の技術と美学を一変させるほどの影響力を持ち、名演奏家、作曲家としてパガニーニの後継者にふさわしいと賞賛されたアンリ・ヴュータンの作品集。このアルバムに収録された彼の作品は、未完のヴァイオリン協奏曲第8番を除き、全てヴュータンの死後に発見されたものです。ここで聴けるいくつかの作品でも顕著なように、彼はとりわけ変奏曲の形式を好んだようで、一つの主題を感情を込めながら発展させつつ、名人芸を発揮する場として作品を練り上げています。中でも、ベートーヴェンのロマンス第1番の主題による変奏曲や、ベルカントの影響を受けた幻想曲ホ長調「ラ・センティメンターレ」は、彼の演奏会用作品の中でも最も素晴らしいものの一つです。彼が完成させたヴァイオリン協奏曲は全7曲ですが、このアルバムに収録された未完の「第8番」はヴュータンの最後の作品で彼の弟子であるウジェーヌ・イザイに捧げられました。演奏者アレクサンドル・マルコフはユーディ・メニューインに絶賛されたヴァイオリニスト。16歳でカーネギーホールでソロ・デビューを飾り、以降ロリン・マゼールやシャルル・デュトワら世界的な指揮者と共演。パガニーニの「24のカプリース」などの19世紀ロマン派音楽から、ロックまで幅広いレパートリーを誇ります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴュータン
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)1-3.チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 10524-6.ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 10427-9.チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 105310-12.ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV 1041アーティスト(演奏・出演)オーゾニア(古楽器使用)[メンバー]ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン独奏)フレデリク・ハース(チェンバロ・総指揮)タミ・トロマン、ベネディクト・ペルネ(ヴァイオリン)バンジャマン・レスコア(ヴィオラ)ジュヌヴィエーヴ・クルフェル(チェロ)ジェイムズ・マンロー(コントラバス)レコーディング2015年10月16-18日 サン=ミシェル修道院、ティエラシュ(フランス北東部アルデンヌ地方)商品番号:HSP001J.S.バッハ(1685-1750):二つのヴァイオリン協奏曲(BWV 1041, 1042)と二つのチェンバロ協奏曲(BWV 1052, 1053) [オーゾニア]CD 発売日:2021年01月15日 Hitasura Productions弦楽器はほぼ全てオリジナルの現存古楽器使用!聴き深めがいのある、極小編成のバッハ2016年、ベルギーから突如リリースされるや日本でも高い評価を得たバッハ。通奏低音以外はすべて1パート1人ずつ(通奏低音もチェロ・コントラバス・チェンバロそれぞれ1人)の、経験ゆたかな古楽器の名手たちによる極小編成。じっくり確かめるように綴られる音のひとつひとつが味わい深く響くのは、独奏者グロデアヌの弾く1604年ポーランド製のユニークなヴァイオリンをはじめ、使われている弦楽器の大半が18世紀以前のオリジナルであることと、古楽器の録音に通暁した技師ユーグ・デショーによる、空気感まで的確に収めた誠実なエンジニアリングによるところも見すごません。チェンバロはパリのエムシュ・モデルによる再現古楽器ですが、豊富な古楽器コレクションを持つハースがあえてオリジナル現存楽器にこだわらなかったのは、「弦楽器の響きがくぐもってしまう低めのピッチはバッハの合奏曲に適切ではない」との認識から。昨今の鋭角的なピリオド演奏への違和感から、徹底して独自の音作りを探ってきた彼らならではの、妥協のない解釈の結晶とも言うべき名演です。《レコード芸術2016年10月号特選盤》作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
曲目・内容1.ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ 変ロ短調(1961)2-4.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(1940)I. Allegro con fermezzaII. Andante sostenutoIII. Allegro vivaceアーティスト(演奏・出演)ニコラス・ケッケルト - Nicolas Koeckert (ヴァイオリン)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 - Royal Philharmonic Orchestraホセ・セレブリエール - Jose Serebrier (指揮者)商品番号:8.570988ハチャトゥリアン(1903-1978):ヴァイオリン協奏曲 他 [ケッケルト/ロイヤル・フィル/セレブリエール] KHACHATURIAN, A.I.: Violin Concerto / Concerto-Rhapsody for Violin and Orchestra (Koeckert, Royal Philharmonic, Serebrier)CD ■協奏曲発売日:2009年07月29日 NMLアルバム番号:8.570988 NAXOS[8.570...]やっぱりこの曲はヴァイオリンで聴きたい! 狂ったように飛び跳ねる冒頭部からエキサイティング最近大流行のハチャトゥリアンは、アルメニアで生まれモスクワ音楽院で学び、アルメニアやコーカサス地方の民謡を積極的に取り入れた、色彩豊かで躍動的な音楽を多数作り、ロシアの作曲家たちとは一線を画す特異な地位を築きあげた人です。代表作の一つである「ヴァイオリン協奏曲」は名手オイストラフに献呈されたもので、フルートなどでも演奏される機会が多いのですが、やはり上手いヴァイオリンで聴くのは一味違います。NAXOSの期待のヴァイオリニスト、ケッケルトは文句なしの演奏を聴かせます。その20年後に書かれた「コンチェルト・ラプソディ」はレオニード・コーガンに捧げられた曲。こちらは更に濃厚な民族色を放つ狂おしい作品です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ハチャトゥリアン
曲目・内容1-3.フルート協奏曲 ニ長調 I. AllegroII. Adagio e cantabileIII. Presto non assai4-6.フルート協奏曲 ハ長調 I. Allegro assaiII. Andante poco adagioIII. Prestissimo7-9.フルート協奏曲 ニ長調 I. Allegro moderatoII. AdagioIII. Allegro10-12.フルート協奏曲 ト長調 I. AllegroII. AdagioIII. Prestoアーティスト(演奏・出演)ロバート・エイトケン(フルート)セント・クリストファー室内管弦楽団ドナタス・カトクス指揮商品番号:8.570150シュターミッツ(1717-1757):フルート協奏曲集 [エイトケン/セント・クリストファー室内管/カトクス] STAMITZ, J.: Flute Concertos (Aitken, St. Christopher Chamber Orchestra, Katkus)CD ■協奏曲発売日:2010年01月27日 NMLアルバム番号:8.570150 NAXOS[8.570...]贅沢な時代に花開いた地方の派閥? モーツァルトに多大なる影響を与えたマンハイム楽派の創立者マンハイム楽派の創立者であり、交響曲の形式の開拓者であったヨハン・シュターミッツはオルガニストの父親から最初に音楽を教えられ、後にプラハのカレル大学で学びました。1741年にマンハイムに行き、1743年に同地の宮廷楽団の首席ヴァイオリン奏者に、1745年には楽長に昇格し、この小さな一地方楽団をヨーロッパで最も尊敬されるオーケストラの一つに育て上げたのです。50曲以上もの交響曲、室内楽曲、声楽曲が残されていますが、多くの協奏曲も作曲し、その中には14曲のフルート協奏曲も含まれています。当時のマンハイムの奏者たちの高い技巧を才能を物語る高度な技術を駆使したこれらの協奏曲は、とてもチャーミングで、同時代のクヴァンツの作品よりも若干自由度が高く、バロックと古典派の橋渡しとしての機能を持ち合わせています。また彼自身の血筋であるボヘミアの素朴で抒情的な面も感じられる特徴的な作風が魅力的です。彼の息子カール・シュターミッツも才能ある音楽家です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.シュターミッツ
曲目・内容カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)1-3.チェロ協奏曲 イ長調 Wq. 172, H. 439(1753)I. AllegroII. Largo con sordini, mestoIII. Allegro assaiヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)4-6.チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1(1761-65)I. ModeratoII. AdagioIII. Finale: Allegro molto7-9.チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2(1783)I. Allegro moderatoII. AdagioIII. Rondo: Allegroアーティスト(演奏・出演)アンドレアス・ブランテリド(チェロ)コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)ラース・ウルリク・モルテンセン指揮レコーディング2020年10月4-6日ガリソン教会、コペンハーゲン(デンマーク)商品番号:8.574365C.P.E.バッハ(1714-1788):チェロ協奏曲 イ長調 Wq. 172, H. 439ハイドン(1732-1809):チェロ協奏曲 第1番・第2番 [アンドレアス・ブランテリド(チェロ)/コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)/ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮)] BACH, C.P.E.: Cello Concerto, Wq. 172, H. 439 / HAYDN, J.: Cello Concertos Nos. 1 and 2 (Times of Transition) (Brantelid, L.U. Mortensen)CD 発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:8.574365 NAXOS[8.574...]Times of Transition=転換期と題されたこのアルバムに収録された3曲のチェロ協奏曲からは、18世紀後半、それまで全盛だった対位法に重きを置くバロック時代の音楽が、少しずつ素朴で明晰な書法を特徴とする「ギャラント様式」に移り変わっていく様子を窺い知ることができます。冒頭に置かれたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲は、1753年に作曲された、まさにギャラント様式を代表する作品で、フランス風のロココ趣味にも通じる情緒豊かな旋律をチェロが滔々と歌う美しい曲。ボッケリーニやハイドンの作品よりも以前に書かれながらも、時代を先取りする斬新さを有しています。続くハイドンの協奏曲は第1番こそバロックの様式と古典派の様式、双方を併せ持っていますが、第2番は彼の後期の交響曲にも匹敵する充実した作風による音楽です。チェロを演奏するアンドレアス・ブランデリドは1987年コペンハーゲン生まれの奏者。14歳の時にエルガーのチェロ協奏曲を、デンマーク王立交響楽団と共演しデビューした逸材です。今回は、重鎮ラース・ウルリク・モルテンセンが指揮するコンチェルト・コペンハーゲンをバックに、1707年の「Boni-Hegar」ストラディヴァリウスを用いて端正、かつ歌心ある旋律を奏でています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ハイドンC.P.E.バッハ
曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 K.238I. Allegro apertoII. Adagio un poco adagioIII. Rondo. Allegro4-6.3台のピアノと管弦楽のための協奏曲 第7番 ヘ長調 K.242I. AllegroII. AdagioIII Rondo. Tempo di minuetto7-9.ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調 K.246I. Allegro apertoII. AndanteIII. Rondo. Tempo di minuettoK.238とK.246のカデンツァはロバート・レヴィン作アーティスト(演奏・出演)ロバート・レヴィン(タンジェント・ピアノ)ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ) … 4-6ローレンス・カミングズ(チェンバロ/指揮) … 4-6ボヤン・チチッチ指揮 … 1-3、7-9アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック ボヤン・チチッチ(リーダー) … 1-3、7-9使用楽器タンジェント・ピアノ:レーゲンスブルクのシュパート&シュマール1794年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。2008年製作フォルテピアノ:アウグスブルクのアントン・シュタイン1786年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。2021年製作チェンバロ:パリのパスカル・タスカン1769年製作をモデルとするマンチェスターのキース・ヒルの再現楽器。2010年製作レコーディング2022年5月3-7日All Hallows, Gospel Oak2022年7月2日St Giles’ Cripplegateその他の仕様など総収録時間: 60分商品番号:AAM-44モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第6番&第8番 3台のピアノのための協奏曲 [ロバート・レヴィン(タンジェント・ピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ローレンス・カミングズ(チェンバロ/指揮)/ボヤン・チチッチ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]CD 発売日:2024年03月15日 AAM Records長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。第4集は1776年にザルツブルクで作曲された協奏曲を集めています。注目は鍵盤楽器の選択。当時のザルツブルクではチェンバロまたはクラヴィコードという言葉が鍵盤楽器全般を指して使われていました。モーツァルトが「チェンバロ」と書いた曲に強弱記号があるのもそうした背景によります。レヴィンはこれらの作品に取り組むにあたり「チェンバロとフォルテピアノの中間的な存在でクラヴィコード的な性格もある」タンジェント・ピアノ(タンゲンテンフリューゲル)を使用。フォルテピアノに比べると音質は軽くて音量も小さめですが、4/3/2/2/1の弦の編成とうまくマッチして俊敏な音楽を透明なテクスチュアで奏でています。3台の鍵盤楽器のための協奏曲ではフォルテピアノとチェンバロを加えることで3種の音色が生み出す華麗な効果が生まれ、各パートの音の動きを追いやすくなりました。今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、製作スタッフの回想等を掲載し、充実した内容となっています。ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト関連商品リンク国内仕様盤CDNYCX-10460第21番&第24番AAM-41第5番、教会ソナタ 他AAM-42第7番&第10番 他AAM-43第25番&第27番 他AAM-45
曲目・内容ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)Disc 11-3.ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.154-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19Disc 21-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.374-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58Disc 31-3.ピアノ協奏曲(第7番) ニ長調 Op.61a(原曲: ヴァイオリン協奏曲)4-6.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73Disc 41-3.ピアノ協奏曲 第0番 変ホ長調 WoO 4(オーケストレーション:ヘルマン・デヒャント)4.ロンド 変ロ長調 WoO 65.ピアノ協奏曲(第6番) ニ長調(1814/15) H15(ニコラス・クックによる補筆完成版に基づく)アーティスト(演奏・出演)ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)ウィーン放送交響楽団コンスタンティン・トリンクス指揮レコーディング2020年12月21-23日2021年1月4-5、7-8日、3月18-19、21-22日ORF Radiokulturhaus Wien(オーストリア)商品番号:555447ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲全集(第0番-第7番)[4枚組 BOX] [ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)/ウィーン放送交響楽団/コンスタンティン・トリンクス(指揮)] BEETHOVEN, L. van: Piano Concertos Nos. 1-5 / Piano Concertos, Op. 61, WoO 4, Hess 15 (Korstick, ORF Vienna Radio Symphony, Trinks)CD 4枚組 発売日:2022年07月29日 NMLアルバム番号:555447-2 CPO1998年から2007年にかけてOEHMSレーベルに録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が高い評価を得たドイツのピアニスト、ミヒャエル・コルスティック。ベートーヴェン生誕250周年を機に満を持して取り組んだピアノ協奏曲の全曲セットが登場します。ベートーヴェンのピアノ協奏曲は通常、第1番から第5番までを全集としますが、このコルスティックの全集は、第2番の初稿フィナーレであるロンド変ロ長調 WoO 6や、ヴァイオリン協奏曲のピアノ版(このCDでは第7番と表記)に加え、ベートーヴェンが1814年から15年頃に作曲したとされるニ長調の協奏曲断章(このCDでは第6番と表記)、14歳頃に作曲した変ホ長調の協奏曲までも収録していることが大きな特徴。若書きの「第0番」変ホ長調 WoO 4はオーケストラ・パートが失われてピアノ・パートだけが伝えられています。この曲にオーケストレーションを施した例としてはスイスの作曲家ヴィリー・ヘスによるものがありますが、ここではコルスティックの発案で指揮者・音楽学者のヘルマン・デヒャントに依頼した新たなオーケストレーションを採用。第4番を参考に、ヘス版に無かったファゴット2本を追加。更に終楽章ではトランペット2本とティンパニを追加して、壮麗な響き持つ演奏時間約26分の協奏曲となりました。カデンツァはデヒャント作のものを参考にコルスティックが手を加えています。ニ長調H15は未完成ながら258小節あり、ベートーヴェンが残した断章の中でも最大規模です。1986年にイギリスの音楽学者ニコラス・クックが他のスケッチなども参照しつつ独立した楽章として補筆完成させました。ここではクック版にヘルマン・デヒャントがカデンツァとコーダを加え、更にコルスティックが独自に手を加えた楽譜を演奏しています(演奏時間13’57”)。本命と言うべき第1番から第5番では、ピアノもオーケストラもピリオド・スタイルを取り入れてペダルやヴィブラートを控え目にしつつ、モダン楽器らしいシンフォニックなサウンドの魅力もしっかりと表現しています。引き締まったテンポでドラマティックに展開してゆく速い楽章と、柔らかな響きで旋律をしっとりと歌う緩徐楽章が好対照です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ベートーヴェン
曲目・内容1-3.ヴァイオリン・ソナタ Op.586 I. アレグロII. レントIII. プレスト4-11.ヴァイオリンとピアノのためのペニリオン Op.571 主題 モデラート第1変奏 ヴィーヴォ第2変奏 リステッソ・テンポ第3変奏 メノ・モッソ(リトミコ)第4変奏 アレグロ第5変奏 レント(ミステリオーソ)第6変奏 モデラート(グラツィオーソ)主題 テンポ・プリモ(トランクィーロ)12-15.ピアノ四重奏曲 Op.179 I. アレグロII. スケルツォ - プレストIII. レントIV. アレグロ・リトミコ16-24.ヴァイオリンとピアノのためのジャズダンス Op.520a 第1番 パレード - アレグロ・モルト・リトミコ第2番 スロー・ラグタイム - ラルゲット第3番 ジャンプ - モルト・アニマート第4番 ミディアム・ロック - テンポ・ジュスト第5番 フォーク・バラード - レント第6番 ブーギ - プレスト第7番 ジャズ・ワルツ - アレグレット・トリステ第8番 チャ・チャ - モデラート第9番 ギャロップ - プレストアーティスト(演奏・出演)マデリーヌ・ミッチェル(ヴァイオリン)・・・1-11.16-24ハワード・ブレイク(ピアノ)ジャック・ロトスタイン(ヴァイオリン)・・・12-15ケニス・エセックス(ヴィオラ)・・・12-15ピーター・ウィリソン(チェロ)・・・12-15商品番号:8.572083ブレイク(1938-):ピアノと弦楽器のための作品集 [ミッチェル/ロトスタイン/エセックス/ウィルソン/ブレイク] BLAKE, H.: Violin Sonata / Piano Quartet / Penillion / Jazz Dances (Mitchell, Rothstein, Essex, Willison, Blake)CD ■器楽曲(ヴァイオリン) ■現代音楽発売日:2009年01月14日 NMLアルバム番号:8.572083 NAXOS[8.572...]まるで映画を見ているように聴いているだけで次々と風景が目に浮かぶような音楽集ハワード・ブレイクの名前を知らなくても、あの映画「スノーマン」の物悲しいメロディだったら知っている人も多いのではないでしょうか? 映画音楽の作曲家として高名な人で多数の曲を書いていますが、ここで聴けるのはどちらかと言うとクラシック寄りの作品です。天性のメロディストらしく、どれもが美しく伸びやかな旋律に満たされています。ピアノ四重奏曲はまるでフォーレの作品を聴いているかのような錯覚にとらわれるかも知れません。静かな癒しをもたらしてくれそうな1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブレイク
曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503I. Allegro maestosoII. AndanteIII. Allegretto4.コンサートアリア「どうしてあなたを忘れられよう … 心配しないで、愛する人よ」K.5055-7.ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595I. AllegroII. LarghettoIII. AllegroK.503とK. 595のカデンツァはロバート・レヴィンの即興による使用楽器フォルテピアノ:ウィーンのアントン・ヴァルター1795年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。2018年製作アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックとピアニスト、ロバート・レヴィンによるモーツァルトのピアノ協奏曲の全集企画が、昨年約20年ぶりに再開してから1年余り。まもなく完結の日が訪れる。この30年の間にも多くのモーツァルトのピアノ協奏曲の録音が世に出てきたが、当該全集は他に類を見ない特別な企画である。博識多才なピアニスト、レヴィンに加え、モーツァルト研究の第一人者クリフ・アイゼンが学術的アドバイザーを務める当企画は、ピアノ協奏曲というジャンルを従来の分類を超えて広く捉え、18世紀後半のピアノ文化の実態を物語る。詳細な時代考証から、録音にはチェンバロ、タンジェント・ピアノ、異なる時代、異なる制作者のフォルテピアノ、さらにはオルガンまでもが登場してきた。レヴィンは30年の時を経ても微塵の衰えも知らず、常に安定していながら即興性に富んだ演奏を繰り広げる。モーツァルトのピアノ協奏曲の新たな受容史がここに生まれる。?? 大津 聡(2024年5月)【ロバート・レヴィンとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)のモーツァルト:ピアノ協奏曲録音について】1980年代半ばから1990年代を通して古楽器による演奏が大きなブームとなりました。バッハの生誕300年(1985年)とモーツァルトの没後200年(1991年)にデジタル録音とCDの急速な普及が重なり、主要レーベルがこれらの作曲家の主要作品をデジタル録音による古楽器演奏で一新しようとしたのです。中でもオワゾリール・レーベルによるモーツァルトの交響曲全集は、序曲や断章をも含める最新の音楽的な知見と、クリストファー・ホグウッドとヤープ・シュレーダーがリードするAAM(当時の呼称はエンシェント室内管弦楽団)のスタイリッシュな演奏によって、モーツァルトの演奏史に極めて大きなインパクトを与えました。その交響曲全集に続いて彼らが1993年に始めた企画がモーツァルトのピアノ協奏曲全集です。ソリストには、気鋭のモーツァルト研究家にして即興演奏も巧みな歴史的ピアノの名手ロバート・レヴィンを起用。オリジナルのカデンツァや即興的な装飾表現を多用して大きな注目を集めましたが、17曲を録音したところで途絶えてしまいました。未完に終わったと思われていたそのプロジェクトが2023年に再起動。コロナ禍で演奏会が途絶えたAAMが活動の場を求めてセッション録音を企画し、かねてからこのプロジェクトを「自分のアイデンティティの一部」と感じていたロバート・レヴィンが賛同。AAM創設50周年にあたる2023/24シーズンの終わりに完結を迎えます。【デッカ・サウンドを引き継ぐ好録音】録音セッションは数多くの名録音を生み出したセント・ジョンズ・スミス・スクエアで行われ、最終巻ではデッカで数多くの録音を制作したフィリップ・サイニーとニール・ハッチンソンが担当。オーケストラの量感と透明感を両立させ、ソロ楽器の質感と存在感をさりげなく引き立てる絶妙なバランスで仕上がりました。【ジャケットについて】AAMレーベルの5作ではジャケットにパウル・クレーの絵を使用。AAM総裁のジョン・マクマンによればホグウッドはクレーの作品を愛好し、オワゾリール・レーベルから出したピアノ協奏曲の最初の4枚にはクレーの絵が使われていました。その後「商売上の理由で変えられた」そうですが、シリーズ完結へ向けて原点に回帰しました。【充実した解説書】当巻の原盤解説書は英語のみで60ページあり、下記の内容が掲載された充実したものとなっています。・AAM代表ジョン・マクマンによる当プロジェクト再開の経緯・モーツァルト研究の第一人者クリフ・アイゼンによる作品解説・AAMのチェロ奏者イモージェン・セス=スミスへのインタビュー・使用されたフォルテピアノ楽器の写真と解説・調律者のコメントと回想・演奏者のプロフィール・収録曲ごとのオーケストラ全員の名前、及び各メンバーの使用楽器の詳細・近代絵画の研究者Hajo Düchting氏によるパウル・クレーの絵と音楽の関りに関するコメント・制作スタッフ、サポーターの一覧・オワゾリール及びデッカ・レーベルでの8枚とAAMレーベルでの5枚の計13枚のジャケット写真【AAMからのリリース一覧】ピアノ協奏曲第21番&第24番(輸入盤:AAM-41/国内仕様盤:NYCX-10383)ピアノ協奏曲第第5番、教会ソナタ 他(輸入盤:AAM-42/国内仕様盤:NYCX-10404)ピアノ協奏曲第7番&第10番 他(輸入盤:AAM-43/国内仕様盤:NYCX-10436)ピアノ協奏曲第6番&第8番 他(輸入盤:AAM-44/国内仕様盤:NYCX-10460)ピアノ協奏曲第25番&第27番 他(輸入盤:AAM-45/国内仕様盤:NYCX-10475)アーティスト(演奏・出演)ルイーズ・オルダー(ソプラノ) … 4ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)リチャード・エガー指揮アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックレコーディング2022年1月4-8日St John’s Smith Square(UK)その他の仕様など総収録時間: 66分商品番号:AAM-45モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第25番&第27番 他 [ロバート・レヴィン/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック 他]CD 発売日:2024年06月21日 AAM Records計30余年をかけて、類を見ない全集がついに完結モーツァルトの演奏史に革命を起こしたクリストファー・ホグウッドとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが、モーツァルト研究家でピアニストのロバート・レヴィンを迎えて1993年に開始したピアノ協奏曲全集の録音。8枚をリリースして2001年を最後に途絶えていたプロジェクトが2023年に再開、当リリースをもって遂に完結します。収録曲は、モーツァルト後期作品の中でも壮麗な規模と楽想を持つ第25番K.503と当ジャンル最後の作品第27番K.595。間に挟まれたコンサート・アリアK.505は、作曲年代が近くピアノが活躍するという点に加えて、その歌詞「どうしてあなたを忘れられよう...心配しないで、愛する人よ」に、当プロジェクトに携わってきたすべての音楽家の気持ちを込めた採用と思われます。ピアノ協奏曲のカデンツァはここでもレヴィンの即興によるもの。全体的に即興や装飾など「楽譜に書かれていない」音符の多さに注意が行きがちですが、それらがモーツァルトのスタイルに見事にフィットしているところが特徴です。既存の録音との差別化を意図したものではなく、モーツァルトのスタイルを徹底的に尊重し、その細部にまで注意を払った結果生まれる「モーツァルトらしさ」の再発見にあると言えるでしょう。調律にはキルンベルガーから派生した調律法Prinzが使われています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト関連商品リンク国内仕様盤CDNYCX-10475第21番&第24番AAM-41第5番、教会ソナタ 他AAM-42第7番&第10番 他AAM-43第6番&第8番 他AAM-44
曲目・内容ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911)●小協奏曲 イ短調 Op.43a - ピアノとオーケストラのための●交響曲 変ロ長調 Op.71アーティスト(演奏・出演)オリヴァー・トリンドル(ピアノ) … 1ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団クレメンス・シュルト指揮レコーディング2021年3月11-12日 … 12020年11月2-5日 … 2Studio der Württembergischen Philharmonie Reutlingen(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 77分商品番号:555462ベルガー(1861-1911):交響曲 Op.71小協奏曲 Op.43a [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/クレメンス・シュルト(指揮)/ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]CD 発売日:2023年04月28日 CPO1861年、ボストンで楽譜店を営んでいたブレーメン出身の父のもとに生まれたヴィルヘルム・ベルガー。翌年家族でドイツに帰国し、優れた音楽の才能を発揮、14歳で初の公開演奏会を開くとともに、多数の歌曲やピアノ曲を作曲しました。その後、ベルリン高等音楽院で専門教育を受け、1888年から1903年まではクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院の教員を務める傍ら、ベルリン音楽協会の指揮者を務めるなど、ベルリン作曲家サークルの中心的存在として活躍しました。彼の作風はヨハネス・ブラームスに近いものですが、時折挟まれる不協和音や、精緻な対位法の使用などは、彼の次世代であるマックス・レーガーの作曲様式を先取りするものでもあります。49歳という短命にもかかわらず、100作以上の作品を遺し、それらの何曲かは彼の死後も長らく演奏されていましたが、近年では演奏機会はほとんどありません。これまでに出版された形跡のない小協奏曲 Op.43は、ピアノの妙技を際立たせるのではなく、ブラームスのピアノ協奏曲のようにピアノをオーケストラの楽器の一つとして扱うことで、作品全体がポリフォニックで重厚な響きで覆われています。このアルバムでは名手オリヴァー・トリンドルがピアノを担当、見事な演奏を聴かせます。その10年後に書かれた交響曲はベルガーの代表作です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)バーガー
曲目・内容1-3.アランフェス協奏曲I. Allegro con spiritoII. AdagioIII. Allegro gentile4-6.4台のギターと管弦楽のための「アンダルシア協奏曲」I. Tempo di boleroII. AdagioIII. Cadence: Allegretto7-16.2台のギターと管弦楽のための「マドリガル協奏曲」ファンファーレマドリガルエントラーダ羊飼いよ、お前は来る、羊飼いよ、お前は行くヒラルディーリャパストラルファンダンゴアリエータサバデアートスペイン風カッチャアーティスト(演奏・出演)デイル・カヴァナー(ギター)…1-3アマデウス・ギター・デュオ&エデン=ステル・ギター・デュオ…4-6アマデウス・ギター・デュオ…7-16インターナショナル・フィルハーモニー管弦楽団ホルスト=ハンス・ヴェッカー指揮レコーディング1999年9月25-28日ハノーファー トンスタジオ・ファン・ギースト商品番号:8.573441スペインの夜 ロドリーゴ(1901-1999):ギター協奏曲集 [カヴァナー/アマデウス・ギター・デュオ/エデン=ステル・ギター・デュオ] RODRIGO, J.: Concierto de Aranjuez / Concierto andaluz / Concierto madrigal (Spanish Night) (Kavanagh, Amadeus Guitar Duo, Eden-Stell Guitar Duo)CD 発売日:2015年05月27日 NMLアルバム番号:8.573441 NAXOS[8.573...]カナダ出身のデイル・カヴァナーとドイツ出身のトーマス・キルヒホフの2人による「アマデウス・ギター・デュオ」は、1991年にデュオ活動を開始し、世界各国でコンサートを行い、その高度な音楽性と豊かな音色で聴衆を魅了しています。また多数の著名なオーケストラとも共演を重ね、2台ギターのための協奏曲を積極的に紹介しています。このアルバムでは近代スペインの最も重要なギター作曲家であるロドリーゴ(1901-1999)の作品を演奏し、聴き手を幻想的なスペインの夜へと誘います。良く知られたアランフェス協奏曲はもちろん、1767年に作曲された4台のギターを用いる「アンダルシア協奏曲」ではエデン=ステル・ギター・デュオとともに親密で夢幻的な対話を繰り広げます。またその翌年に書かれた「マドリガル協奏曲」はスペインの古い旋律や民謡などがふんだんに盛り込まれた楽しい作品で、様々な味付けを施された小品が並ぶ体裁を取っており、軽やかに吹き抜ける風を思わせる流麗さが魅力的です。ギターの素晴らしさを堪能する1枚といえるでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ロドリーゴ
曲目・内容1.ヴェニスのムーア人(編曲:P.レーン) 2-4.合奏協奏曲 第2番 ト長調 I. Allegro moderato e vigorosoII. Adagio ed espressivoIII. Vivace (allegro ma non troppo)5-8.セレナード I. Prelude: Andantino - Tranquillo - A tempoII. Bacchanal: Moderato (poco allegro) - Allargando - A tempoIII. Air: Andante molto tranquillo e sempliceIV. Finale: Allegretto - Moderato e molto tranquillo - Presto - A tempo primo (l'istesso tempo)9-15.7つのアイルランドの旋律 No.1. The Little Red Lark: AndantinoNo.2. Country Tune: Allegretto giocosoNo.3. The Maiden Ray: Moderato e graziosoNo.4. Reel: The Ewe with the Crooked Horn: Allegro vivaceNo.5. The Gentle Maiden: Andante e sempliceNo.6. The Sigh: Allegretto (quasi andantino e poco dolente) - Piu lentoNo.7. Jig: Allegro e giocoso - poco tranquillo - Tempo primo16-18.合奏協奏曲 第3番 I. Maestoso - Moderato e ritmicoII. Andante - VivaceIII. Andanteアーティスト(演奏・出演)ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮商品番号:8.570145オルウィン(1905-1985):合奏協奏曲 第2番・第3番7つのアイルランドの旋律ヴェニスのムーア人 [ロイヤル・リヴァプール・フィル/ロイド=ジョーンズ] ALWYN, W.: Concerti Grossi Nos. 2 and 3 / 7 Irish Tunes / The Moor of Venice (Royal Liverpool Philharmonic, Lloyd-Jones)CD ■協奏曲発売日:2011年10月19日 NMLアルバム番号:8.570145 NAXOS[8.570...]合奏協奏曲第1番を始めとした作品集(8.570704)での表情豊かな音楽を聴くだけで、「まだまだイギリスにはすごい作曲家がいるんだな」と驚かせてくれたオルウィン(1905-1985)ですが、ここでも、その劇的な音楽がたっぷり楽しめます。ヴェニスのムーア人とは、あのシェークスピアが描いたオセロのこと。もともとはブラスバンドのために書かれたものをP.レーンがが管弦楽へと編曲。オセロとデズデモーナを中心とした人間模様が激しい音楽で表出されています。他には、見事に練られた合奏協奏曲2曲と、極めて田園的な2つの作品を収録。合奏協奏曲第3番は、偉大なる指揮者ヘンリー・ウッドの没後20年を記念してBBCから依嘱された作品です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アルウィン(オルウィン)
曲目・内容1-3.ヴィオラ協奏曲(1993-1994/2013改訂)第1楽章:Risoluto Appassionato -第2楽章:Largo Sonore - Distinto - Cadenza Prima - Vivo - 第3楽章:Tempo Primo: Risoluto Appassionato - Cadenza Seconda - Risoluto Appassionato(come prima) - Intimo quasi penoso4-8.ヘンデル・ヴァリエーションズ(2009)ヘンデルの8小節の主題による90のシンフォニック・リフレクション主題 - 第1-第10変奏第11-第35変奏第36-第65変奏第66-第76変奏第77-第90変奏世界初録音レコーディング2015年12月11-12日…1-32017年3月18-20日…4-8Symphonic Hall, Musikhuset Aarhus商品番号:8.226149ルーザス(1949-):ヴィオラ協奏曲ヘンデル・ヴァリエーションズ [トムテル/オーフス響/スーストロ/デルフス] RUDERS, P.: Viola Concerto / Handel Variations (Tomter, Aarhus Symphony, Soustrot, Delfs)CD 発売日:2018年02月23日 NMLアルバム番号:8.226149 DACAPO新古典的な作品から前衛的な作品まで、幅広い作風で知られるポール・ルーザス。このアルバムには、1995年のBBCプロムスで初演された「ヴィオラ協奏曲」(ここでは2013年にルーザスが改訂したヴァージョンを収録)と、ヘンデルの「水上の音楽」のブーレを主題に90の変奏を施した「ヘンデル・ヴァリエーションズ」を聴くことができます。前衛的でありながらも、ロマンティックさを失うことのない協奏曲、ヘンデルの軽快なメロディが全く原型をとどめないまでに変容していく変奏曲。どちらもルーザスの豊かな個性が提示されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ルーザス
曲目・内容 1.2.3.アントニオ・サリエリ:オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ長調 4.5.6.アントニオ・サリエリ:フルートとオーボエのための協奏曲 ハ長調 7.8.9.アントニオ・サリエリ:シンフォニア ニ長調 「ラ・ヴェネツィアーナ」 アーティスト(演奏・出演) ラヨシュ・レンチェス(オーボエ) ベーラ・バーンファルヴィ(ヴァイオリン) カーロイ・ボトヴァイ(チェロ) ヤーノシュ・バーリント(フルート) ブダペスト・ストリングス
ロドルフ・クロイツェル - Rodolphe Kreutzer (1766-1831)・ヴァイオリン協奏曲第19番 ニ短調・ヴァイオリン協奏曲第18番 ホ短調・ヴァイオリン協奏曲第15番 イ長調アルブレヒト・ブロイニンガー - Laurent Albrecht Breuninger (ヴァイオリン)南西ドイツ放送カイザースラウテルン管弦楽団 - South West German Radio Kaiserslautern Orchestraアラン・フランシス - Alun Francis (指揮)
曲目・内容1-3.フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314(285d)(カデンツァ:パトリック・ガロワ)I. Allegro apertoII. Andante ma non troppoIII. Allegro4-6.フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)(カデンツァ:パトリック・ガロワ、ファブリス・ピエールと友人たち)I. AllegroII. AndantinoIII. Rondo: Allegro7-8.フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313(285c)(カデンツァ:パトリック・ガロワ)I. Allegro maestosoII. Adagio non troppoIII. Rondo: Tempo di menuettoアーティスト(演奏・出演)パトリック・ガロワ(フルート、指揮)ロデリック・ショー(チェンバロ)ファブリス・ピエール(ハープ)…4-6カタリーナ・アンドレアソン(指揮)スウェーデン室内管弦楽団レコーディング2002年8月スウェーデン、オーレブロー・コンサート・ホール商品番号:8.557011モーツァルト(1756-1791):フルート協奏曲 第1番・第2番フルートとハープのための協奏曲 [ガロワ] MOZART: Flute Concertos Nos. 1 and 2 / Concerto for Flute and HarpCD ■協奏曲発売日:2003年12月01日 NMLアルバム番号:8.557011 NAXOS[8.557...]名曲中の名曲。 例え気乗りのしない仕事でも、完璧にこなすのがモーツァルト!ここに収録された3曲の協奏曲は、どれもとびきりチャーミングなのに、実はモーツァルト自身はフルートという楽器には大して興味を持っていなかったと言われています。「フルート協奏曲」は裕福な商人であったフェルディナン・ド・ジャンの依頼により、また「フルートとハープの協奏曲」はギーヌ公アドリアン=ルイ・ド・ボニエールの求めで書かれたものでした(どちらも金払いが悪かったとモーツァルトがこぼしています)。しかし、どのような理由で書かれたにしろ名曲中の名曲であることは間違いありません。この盤の聴きどころは何といっても名手ガロワの美音と彼自身によるカデンツァ。そして当時の編成を考慮した、第1ヴァイオリンが右側、第2ヴァイオリンが左側という、通常とは逆の配置による耳慣れない響きにもご注目ください。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト
曲目・内容1-4.オーボエと小管弦楽のための「牧歌 - 小協奏曲」 イ長調 Op.15 I. PreambolaII. ScherzoIII. AdagioIV. Rondo5-8.コールアングレと小管弦楽のための小協奏曲 変イ長調 Op.34 I. PreludioII. CapriccioIII. AdagioIV. Finale9-12.ファゴットと小管弦楽のための「組曲 - 小協奏曲」 Op.16 I. Notturno: Andante un poco mossoII. Strimpellata: PrestoIII. Canzone: Andante cantabileIV. Finale: Andante con motoアーティスト(演奏・出演)アンドレア・テナーリア(オーボエ)…1-4ウィリアム・モリコーニ(コールアングレ)…5-8ジュセッペ・チャボッキ(ファゴット)…9-12ローマ交響楽団フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮商品番号:8.572921ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):管楽器のための協奏曲全集 [テナーリア/モリコーニ/チャボッキ/ローマ響/ラ・ヴェッキア] WOLF-FERRARI, E.: Wind Concertinos (Tenaglia, Moriconi, Ciabocchi, Rome Symphony, La Vecchia)CD ■協奏曲発売日:2012年09月19日 NMLアルバム番号:8.572921 NAXOS[8.572...]ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948)と言えば、昔大切に聴いた「オーケストラ名曲集」の中に入っていた「マドンナの宝石」序曲を思い出す人が多いかもしれません。それはカラヤンの指揮であったか、それともポール・モーリアだったか・・・。どちらにしても甘いメロディと切ないオーケストラの響きが耳に残る名曲でした。しかし、他の曲を聴いたことがある人はどのくらいいるのでしょう? イタリア人の母親とドイツ人の父親を持つ彼は、オペラで大成功を収めましたが、活動の初期と晩年には、たくさんの器楽曲も作曲し、そのどれもが素晴らしい表現力を誇っています。ここでは彼の管楽のための協奏曲を全て収録。一度聴いたら誰もが好きになること間違いありません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴォルフ=フェラーリ
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー - Pyotr Il'yich Tchaikovsky (1840-1893)・ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23ツィモン・バルト - Tzimon Barto (ピアノ)・ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 Op. 33・ディミートリー・マスレニコフ - Dimitri Maslennikov (チェロ)ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinクリストフ・エッシェンバッハ - Christoph Eschenbach (指揮)録音: 7-9 December 2010、 Haus des Rundfunks Groser Saal、 Berlin、 Germany
曲目・内容メンデルスゾーン(1809-1847)1-4.ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op. 49 [録音:1927年6月20・21日、ロンドン]I. Molto allegro ed agitatoII. Andante con moto tranquilloIII. Scherzo - Leggiero e vivaceIV. Finale - Allegro assai appassionatoシューマン(1810-1856)5-8.ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63 [録音:1928年11月15日〜18日・12月3日、ロンドン]I. Allegro appassionatoII. Allegro ma non troppoIII. Andante espressivoIV. Con fuocoアーティスト(演奏・出演)ジャック・ティボー(ヴァイオリン)パブロ・カザルス(チェロ)アルフレッド・コルトー(ピアノ)レコーディング曲目・内容欄に記載復刻: ウォード・マーストン商品番号:8.110185メンデルスゾーン(1809-1847) シューマン(1810-1856):ピアノ三重奏曲集 [ティボー/カザルス/コルトー - 録音:1927年-1928年] MENDELSSOHN / SCHUMANN: Trios (Thibaud / Casals / Cortot) (1927-1928)CD-R ■室内楽発売日:2002年07月01日 NMLアルバム番号:8.110185 NAXOS[ヒストリカル]調和を美徳とした、史上最も崇高なトリオ再登場トリオとして名をはせた3人組は多く存在すれども、各々が才人であっても独奏者の競演的集まりであったり、メンバー一人では独奏者足りえないが、三人集まれば文殊の知恵的グループであったり、その性格はまちまちでした。このCDの3人組は各人独奏者としても一流であり、同時に「調和」を最大の理念として掲げたという点で、近代のトリオ史上きわめてユニークかつ偉大な存在でした。知的なコルトー、情緒のティボー、そして使徒カザルス。フランコ=スペイン流派の最上の音楽性を具現化したといって過言ではないトリオの金字塔たる一枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シューマンメンデルスゾーン
曲目・内容1-3.ヴィヴァルディ(1678-1741):フルート協奏曲 ニ短調「ムガール大帝」RV431aI. Allegro non moltoII. LarghettoIII. Allegro4-6.ペルゴレージ(1710-1736):協奏曲 ト長調 - フルート、2つのヴァイオリン、通奏低音のためのI. SpiritosoII. AdagioIII. Allegro spiritoso7-9.ルクレール(1697-1764):フルート協奏曲 ハ長調 Op.7-3I. AllegroII. AdagioIII. Allegro assai10-12.ブラヴェ(1700-1768):協奏曲 イ短調 - フルート、2つのヴァイオリン、通奏低音のためのI. AllegroII. Gavotte I-IIIII. Allegro13-16.テレマン(1681-1767):フルート協奏曲 ニ長調 TWV51:D1I. AndanteII. VivaceIII. LargoIV. Allegroアーティスト(演奏・出演)バルトルド・クイケン(バロックフルート)インディアナポリス・バロック管弦楽団レコーディング2013年1月24日 … 7-92014年10月14日 … 10-122018年2月26-27日 … 1-6.13-15Ruth Lilly Performance Hall, Christel DeHaan Fine Arts Center at the University of Indianapolis, USA商品番号:8.573899THE GRAND MOGUL - ムガール大帝バロック期のフルート協奏曲集 [バルトルド・クイケン(バロックフルート)/インディアナポリス・バロック管弦楽団] Flute Concertos - BLAVET, M. / LECLAIR, J.-M. / PERGOLESI, G.B. / TELEMANN, G.P. (The Grand Mogul) (B. Kuijken, Indianapolis Baroque Orchestra)CD 発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:8.573899 NAXOS[8.573...]バルトルド・クイケンが演奏する「バロック音楽の再発見」のシリーズ。ここでは5曲の協奏曲を演奏しています。17世紀の協奏曲といえば、さまざまな楽器がオーケストラと対話する「合奏協奏曲」が主流でしたが、18世紀はじめにイタリアで出現した「独奏楽器のための協奏曲」がまたたくまにヨーロッパ中に普及、以降、この形式が協奏曲の主流を占めることとなりました。このアルバムに収録された5つの作品は、フルートのための協奏曲が、ドイツ、イタリア、フランスでどのように異なるかを示しています。ヴィヴァルディの技巧的な作品、優雅で美しいブラヴェの作品、豊富な旋律と豊かなハーモニーを持つテレマンの作品など、どれもがバロックの理念である「まるで歌うように楽器を奏でる」を実証しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディテレマンブラヴェペルゴレージルクレール
曲目・内容ウェーバー(1786-1826)1-3.クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調 Op.74I. AllegroII. Romanza: Andante - Recitativo - Tempo IIII. Alla polaccaクルピンスキ(1785-1857)4.クラリネット協奏曲 変ロ長調(1825)クルーセル(1775-1838)5-7.クラリネット協奏曲 第1番 変ホ長調 Op.1I. AllegroII. AdagioIII. Rondo: Allegrettoアーティスト(演奏・出演)シャロン・カム(クラリネット)ウィーン放送交響楽団グレゴール・ビュール指揮レコーディング2019年4月29日・5月13-14日オーストリア放送商品番号:C995201シャロン・カム(クラリネット)ウェーバー/クルピンスキ/クルーセル:クラリネット協奏曲集 [シャロン・カム(クラリネット)/ウィーン放送交響楽団/グレゴール・ビュール(指揮)] Clarinet Concertos - WEBER, C.M. von / KURPIŃSKI, K.K. / CRUSELL, B.H. (S. Kam, Vienna Radio Symphony, G. Bühl)CD 発売日:2020年03月20日 NMLアルバム番号:C995201 Orfeo世界有数のクラリネット奏者の一人、シャロン・カム。1971年にイスラエルで生まれ、最初はリコーダー奏者を志すも12歳の時にクラリネットに転向。16歳でズービン・メータが指揮するイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団をバックにモーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏したことで、この曲は彼女の大切なレパートリーになりました。やがて1992年にミュンヘン・コンクールに優勝して以来、彼女は20年以上に渡りアメリカ、ヨーロッパ、日本のオーケストラと共演し人気を博しています。この2019年に録音された最新アルバムでは、ウィーン放送交響楽団とともに、彼女が最も得意とするウェーバーの協奏曲と、ポーランドの作曲家クルピンスキ、クラリネット奏者にはおなじみのスウェーデン系フィンランド人作曲家クルーセルの協奏曲を演奏。卓越した技術と温かくまろやかな音色が全体に漂う魅力的な1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ウェーバークルーセルクルピンスキ
曲目・内容オールドリッジ(1954-)1-3.クラリネット協奏曲(2004)軽く、速く穏やかに、定常運動で速く、大胆に生き生きと7.サンバ(1993)コープランド(1900-1990)4-6.クラリネット協奏曲(1948)I. ゆっくり表情豊かにI. カデンツァ(自由に)II. やや速くアーティスト(演奏・出演)デイヴィッド・シンガー - David Singer (クラリネット) ア・ファー・クライ - Far Cry, A 上海クァルテット - Shanghai Quartet商品番号:8.559667コープランド(1900-1990):クラリネット協奏曲オールドリッジ(1954-):クラリネット協奏曲/サンバ [シンガー/ア・ファー・クライ/上海クァルテット] COPLAND, A.: Clarinet Concerto / ALDRIDGE, R.L.: Clarinet Concerto / Samba (D. Singer, A Far Cry, Shanghai Quartet)CD-R ■協奏曲 ■器楽曲発売日:2010年09月15日 NMLアルバム番号:8.559667 NAXOS[8.559...]オルフェウス室内管弦楽団で長年活躍してきたクラリネット奏者、デイヴィッド・シンガーをソリストに迎えたこの協奏曲集。作品と演奏、この両方の素晴らしさに酔えること間違いありません。ベニー・グッドマンの依頼によって書かれたコープランドの協奏曲は、1950年にフリッツ・ライナー指揮のNBC交響楽団でグッドマンの演奏により世界初演されました。随所にジャズらしさが感じられる小粋な作品です。オールドリッジの作品はクラリネットの名人芸を要求される演奏効果の高い曲。ジャズあり古典的な雰囲気ありの、「21世紀のコープランド」と評される作品です。目のくらむようなカデンツァが聴きものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)オールドリッジコープランド