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リゲティから同時代の作曲家まで。 実力派の若手演奏家で結成されたアルンドス木管五重奏団、 待望のデビュー・アルバム「起源」!! ★ケルン音楽大学、ライン・ドイツオペラで学んだ新進気鋭の5人の演奏家により2013年結成されたアルンドス木管五重奏団。アントン・ガルシア・アブリル国際室内楽コンクール(2014年)、カスティーリャ・イ・レオン国際室内楽コンクール(2015年)など数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る当団が独auditeレーベルよりついにデビュー・アルバム「起源(ORIGIN)」をリリースします! ★当団はノルトラインヴェストファーレン州を本拠に活躍するドイツの木管五重奏団。躍動的かつ魅力的なアンサンブルで聴衆を虜にしてきました。その演奏は「ウィットに満ちた表現能力、個々の完璧な演奏能力、そして官能的なプレゼンテーションが大きな一枚板となり、心に強く語りかけてくる。」(西ドイツアルゲマイネ新聞)など、演奏技術の高さはもちろんのこと豊かな表現力でも高く評価されています。 ★収録作品はジェルジ・リゲティ(1923-2006)、トーマス・ブローメンカンプ(1955-)(数々の国際作曲コンクールに入賞しており、リゲティからもその才能を高く評価されている作曲家)に加えて世界初録音となるマンフレート・トロヤーン(1949-)、マクシミリアン・グート(1992-)の4篇。リゲティ初期の作品「6つのバガテル」にはバルカンの民族音楽が、グートの「ンゴマ」にはアフリカのトランス音楽が、そしてトロヤーンとブローメンカンプの作品にはフランスのモダニズムの精神が反映されており、20世紀から21世紀へ脈々と継承される生命力にあふれる音楽をフルート、オーボエ、クラリネット、ホルンそしてファゴットという木管五重奏の演奏でご堪能いただけます。 ★これだけ多様な表情を見せる4人の作曲家の作品を当団は阿吽の呼吸で見事に演奏。アルバム・タイトル「ORIGIN」には“原点”としてのCDデビューだけでなく、歴史的な意義や遺産の“起源”や“発端”などの多角的な意味が込められています。 このジャンルの新たな魅力に気づかせてくれる名盤が生まれました! 収録情報 曲目・内容 「起源」 1. トーマス・ブローメンカンプ(1955-):「7つのデザート・リズミクス」〜木管五重奏のための(2006) 2. マンフレート・トロヤーン(1949-):ソナタ第3番〜木管五重奏のための(1991/1995) 3. マクシミリアン・グート(1992-):「ンゴマ(NGOMA)」〜木管五重奏のための(2020) 4. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):「6つのバガテル」〜木管五重奏のための(1953) アーティスト(演奏・出演) アルンドス木管五重奏団 【アンナ・シャハ(フルート)、志茂嘉彦(オーボエ)、クリスティーネ・シュテムラー(クラリネット)、リサ・ロジャース(ホルン)、メアレ有香(ファゴット)】 レコーディング セッション録音:2021年7月12-15日/イムマヌエル教会、ヴッパータール(ドイツ) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルドガー・ベッケンホーフ(audite) レコーディング・プロデューサー&エディティング:マルティン・ルスト
苦難の人生を歩みながらも希望と生命力溢れる豊かな音楽。 モーザー、コロベイニコフ共演第2弾はマルティヌーのチェロ・ソナタ集! ★PENTATONEレーベルの看板アーティストのひとりヨハネス・モーザー。アンドレイ・コロベイニコフとの共演第2弾はマルティヌーのチェロ・ソナタです。 ★多作曲家マルティヌーは交響曲をはじめ、アメリカ時代の産物が多く知られており、ここに収録した3つのチェロ・ソナタもまた同時代の作品です。第1番 (1939年) はチェロ奏者フルニエ、第2番 (1941年) はマルティヌーの友人リブカ、第3番 (1952年) は指揮者のキンドラーにそれぞれ献呈しており、第二次世界大戦時の祖国チェコへの憧れなど、苦難の人生を歩みながらも希望と生命力溢れる音楽は、現代社会に生きる私たちの心にも響く作品です。フランス、アメリカ、そしてチェコと異なる民族音楽を取り入れてきたマルティヌーらしく、各曲それぞれの個性があるのもまた魅力。モーザー、コロベイニコフの豊かな表現で聴けるのは贅沢な限りです。 ★2016年録音のプロコフィエフ、ラフマニノフ、スクリャービンの作品をおさめたモーザー、コロベイニコフのアルバム (KKC-5711/PTC-5186594) は高い評価を得ており、レコード芸術誌「特選盤」にも選出されています! 収録情報 曲目・内容 マルティヌー: 1. チェロ・ソナタ第2番 H.286 (1941) 2. チェロ・ソナタ第1番 H.277 (1939) 3. チェロ・ソナタ第3番 H.340 (1952) アーティスト(演奏・出演) ヨハネス・モーザー (チェロ) アンドレイ・コロベイニコフ (ピアノ) レコーディング セッション録音:2022年3月/ドレンテ・スタジオ、ファルテルモント (オランダ)ptc-5187007
16世紀と21世紀という2つの時代の音響領域を巡る旅。 独リコーダー四重奏団、ボレアス・カルテット・ブレーメンによる ポリエッティとシェーネヴォルフの作品を組み合わせたアルバム ★古楽を中心に活躍する名歌手ドロテー・ミールズをゲストに迎えたデビュー・アルバム『「バゼヴィの写本」〜オーストリア、マルガレーテ王女の宮廷音楽』 (AU-97783) で、権威ある国際的音盤賞であるインターナショナル・クラシカル・ミュージック・アワード (ICMA) を受賞 (2022年) した、2009年の結成のドイツのリコーダー四重奏団、ボレアス・カルテット・ブレーメンによるセカンド・アルバム。17世紀初頭の作曲家アレッサンドロ・ポリエッティと現代作曲家マルクス・シェーネヴォルフの作品を組み合わせて構成した1枚です。 ★アレッサンドロ・ポリエッティは、1600年までに生まれ1683年に没したルネサンス最後期からバロック初期のイタリアの作曲家で、ウィーンのハプスブルク家の宮廷のオルガニストでした。特に描写的な鍵盤音楽で知られていて、自身の名前 (ポリエッティ=鶏) からか、「雄鶏と雌鶏の鳴き声によるカンツォーネ」や「小夜啼鳥のためのリチェルカーレ」など鳥の鳴き声を模倣した特異な音楽を作曲し、その模倣描写は現代に感覚からは過激とも思えるほどです。ボレアス・カルテットは、ポリエッティの特異な鍵盤音楽をリコーダー四重奏で演奏。様々な音域の楽器と鳥の鳴き声そのもののような吹き方まで繰り出す超絶技巧を駆使して、ポリエッティの個性的な作品を鮮烈に奏でています。ここにドイツの現代作曲家シェーネヴォルフのリコーダー四重奏のための音楽が織り交ざり、幻想的で不思議な音楽空間が生み出されています。40種類以上のリコーダーを駆使して、16世紀と現代の音楽を自由自在に行き来するボレアス・カルテットによる16世紀と21世紀という2つの時代の音響領域 (スフィア) を巡る旅をお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 ビトウィーン・スフィア〜ポリエッティ&シェーネヴォルフ 1. アレッサンドロ・ポリエッティ (〜1600-1683) :第7旋法のリチェルカーレ 2. マルクス・シェーネヴォルフ (1977-) :鶴の群れに※ 3. ポリエッティ:雄鶏と雌鶏の鳴き声によるカンツォーネ 4. ポリエッティ:第2旋法のフーガ 5. シューネヴォルフ:雲間を泳ぐために※ 6. ポリエッティ:第3旋法のリチェルカーレ 7. ポリエッティ:第5旋法のリチェルカーレ「この日こそ喜びあふれ」 8. ポリエッティ:3つの主題による第1旋法のリチェルカーレ 9. シェーネヴォルフ:急降下※ 10. シェーネヴォルフ:魂の旅※ 11. ポリエッティ:フーガ 12. ポリエッティ:第1旋法のリチェルカーレ 13. ポリエッティ:第4旋法のリチェルカーレ 14. シェーネヴォルフ:求愛※ 15. ポリエッティ:小夜啼鳥のためのリチェルカーレ 16. ポリエッティ:リチェルカーレのシンコペーション 17. ポリエッティ:リチェルカーレによる小夜啼鳥のためのカプリッチョ 18. 第2旋法のリチェルカーレ 19. シェーネヴォルフ:風が舞い春を告げる※ ※マルクス・シェーネヴォルフ:「リコーダー四重奏のための"うなり"」より アーティスト(演奏・出演) ボレアス・カルテット・ブレーメン (リコーダー四重奏団) 【ジン-ジュー・ペク、エリザベト・シャンポリオン、ユリア・フリッツ、ルイーゼ・マンスケ】 レコーディング セッション録音:2022年8月27-30日/フンクハウス・ハルベルク・ザールブリュッケン、グロッサー・ゼンデザール エグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ (audite)
★SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団(団名の“Chiaroscuro(キアロスクーロ)”はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します)。BISレーベルで録音を続けているハイドンのシリーズ第3弾はエルデーディ四重奏曲より第75番、第76番「5度」、第77番「皇帝」を収録しました。 ★エルデーディ伯爵に捧げられたことによりその名がついたハイドンの6つの弦楽四重奏曲(第75番〜第80番)。全6曲中、もっともくだけた雰囲気を持ち溌剌とした旋律が印象的な第75番、第1楽章第1主題が下行5度音程を特色とする第76番「5度」、そして第2楽章が自作の「皇帝賛歌」の主題による変奏曲であるためにその名がついた第77番「皇帝」をキアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏で聴くことができます。 ★当団は2016年4月、カルテットとして初来日を果たし大成功をおさめました。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団はこれまでにハイドン、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております 【曲目・内容】 ハイドン: 1. 弦楽四重奏曲第75番 ト長調 Op.76-1 Hob. III -75 2. 弦楽四重奏曲第76番 ニ短調「5度」 Op.76-2 Hob. III -76 3. 弦楽四重奏曲第77番 ハ長調「皇帝」 Op.76-3 Hob. III -77 【アーティスト(演奏・出演)】 キアロスクーロ四重奏団 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780) パブロ・エルナン=ベネディ(ヴァイオリン/Andrea Amati 1570) エミリー・ホーンルンド(ヴィオラ/Willems,c.1700) クレール・チリヨン(チェロ/Carlo Tononi 1720) 【レコーディング】 セッション録音:2017年12月/ゼンデザール(ブレーメン)
ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現 ともに宮廷楽団で演奏したライヒャ、ロンベルクの作品集 ★ベートーヴェンを主軸に、周辺の音楽、作曲家にも焦点を当て、当時の宮廷音楽を再現していくシリーズ第2弾。 ベートーヴェンというと宮廷や教会に雇用されない自立した音楽家というイメージがありますが、ベートーヴェン家は、祖父が宮廷楽長で父が宮廷テノール歌手と代々ボン宮廷と関わりがあり、ルートヴィヒ自身も音楽家としてのキャリアは宮廷音楽家でありました。 このアルバムでは、楽聖ベートーヴェンの生誕の地ボンを本拠地とし、1907年に設立されたボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによる演奏で、ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現しています。 ボヘミア出身のアントン・ライヒャはベートーヴェンと同年生まれで、ケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者としてボンに移りそこでベートーヴェンと知り合います。後にパリ音楽院の作曲教授として名声を得、古典派様式の管楽室内楽に優れた作品を残した事で知られています。アンドレアス・ヤーコプ・ロンベルクはヴァイオリニストとして1790年、ボンの選帝侯の宮廷楽団に入団し、前述の通りここには若きベートーヴェンとライヒャも所属しており、彼らと親交を持ちました。優れたヴァイオリン奏者として活躍したロンベルクによるヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン・トリオ・ボンのミハイル・オヴルツキが卓越した技巧で演奏しています。パウル・ヴァインベルガーは6曲の交響曲を作曲。このニ長調の作品は名人芸を披露するようなソロパートがあり、実験的なアプローチと豊かなサウンドが際立った作品。今回200年ぶりにボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによって再演されました。 収録情報 曲目・内容 エディション・ホーフカペレ2〜宮廷コンサート アントン・ライヒャ (1770-1836) :大序曲ニ長調 アンドレアス・ロンベルク (1767-1821) :ヴァイオリン協奏曲第8番変ホ長調 パウル・ヴァインベルガー (1758-1821) 交響曲ニ長調 アーティスト(演奏・出演) ボン宮廷楽団 (ボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバー) ディルク・カフタン (指揮) ミハイル・オヴルツキ (ヴァイオリン) レコーディング 録音:2021年3月25,26日 (ライヒャ、ロンベルク) 、2023年1月9-12日 (ヴァインベルガー) 、ラ・レドゥーテ、ボン=バート・ゴーデスベルク
世界初録音! ヴラトコヴィチも参加!! カールスルーエを中心に活躍したヨゼフ・シェルプの室内楽曲3篇 ★カールスルーエを中心に活躍したピアニスト、作曲家ヨゼフ・シェルプ (1894-1977) の世界初録音となる室内楽3篇。レ・ヴァン・フランセのメンバーでも知られるホルン奏者ラドヴァン・ヴラトコヴィチをはじめ実力派の演奏家による注目の録音です。 ★1942年、カールスルーエの空襲・爆撃の影響で、自身の初期作品のほとんどを失うも、戦後、印象派、表現主義、無調、十二音技法など様々な作風に挑戦し150ほどの作品を残したシェルプ。モチーフやテーマをポリフォニックに作曲することを得意としたシェルプの室内楽の豊かな響きをご堪能ください。 収録情報 曲目・内容 ヨゼフ・シェルプ (1894-1977) : 1. ピアノ三重奏曲第2番 2. ホルン、ヴァイオリン、チェロとピアノのための四重奏曲 3. ピアノ五重奏曲 アーティスト(演奏・出演) ダニエル・ゲーテ (ヴァイオリン) ザミュエル・ルツカー (チェロ) オリヴァー・トリンドル (ピアノ) (2) ラドヴァン・ヴラトコヴィチ (ホルン) (3) ニーナ・カーモン (ヴァイオリン) 、ハリオルフ・シュリヒティヒ (ヴィオラ) レコーディング 録音:2021年12月17-19日/クプフェルハウス、プラネグ (ミュンヘン)
これぞ巨匠の芸術。 ジェラール・プーレがヴァンデン・エインデンと奏でる 極上のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ3篇! ★フランスの至宝ジェラール・プーレ。日本でも活躍する巨匠が長きに渡り共演を続けているジャン=クロード・ファンデン・エイデンと2019年5月に収録したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第3番、第5番「春」、第7番をおさめたアルバムをリリースします! ★ジェラール・プーレは1938年生まれ。父ガストン・プーレ (1892-1974) はドビュッシーのヴァイオリン・ソナタを作曲者と世界初演したことでも知られる名ヴァイオリニスト。父をはじめジノ・フランチェスカッティ、ユーディ・メニューイン、ナタン・ミルシテインなど、20世紀の錚々たるヴァイオリニストから薫陶を受け、なかでもヘンリク・シェリングの愛弟子として知られます。 ★一方ジャン = クロード・ヴァンデン・エインデンは1947年ベルギー生まれ。1964年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで当時史上最年少で3位入賞を果たし、その後ヨーロッパを中心に演奏活動を展開している名手。ソロだけでなく室内楽奏者として国際的に評価されており、プーレとは「フランク&マニャール:ヴァイオリン・ソナタ集」 (PDD-002) 、「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集」 (PDD-011) での録音でも知られます。 ★80歳を過ぎた現在も非常に安定した技術と軽やかで明るい音色を奏でるプーレ。しなやかなボウイングと香り高い音色で唯一無二の演奏を展開し、20世紀の名演奏家達から受け継いだ、誰も真似することのできない豊かな音楽を聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: 1. ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3 (1798) 2. ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 「春」Op.24 (1800-01) 3. ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2 (1801-02) アーティスト(演奏・出演) ジェラール・プーレ (ヴァイオリン) ジャン=クロード・ファンデン・エイデン (ピアノ) レコーディング セッション録音:2019年5月15-17日/ヴォーヌ・ロマネ村、ドメーヌ・ロマネ・コンティのラ・ゴワイヨット
室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演がここに新たに誕生!ファウスト、ケラス、メルニコフ超豪華メンバーによるベートーヴェンの『大公』! ★世界が注目する音楽家たち、ヴァイオリン奏者イザベル・ファウスト、チェリストのケラス、ピアニストのメルニコフ。このなんとも豪華な三名によるベートーヴェンの登場。第6番は、「幽霊」とならんで作品70として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。ファウストのヴァイオリンの伸びやかな音色で聴くメロディがえもいわれぬ美しさ。それをささえるメルニコフの溌剌としたフォルテピアノと、ケラスのハリのある音色が、活き活きと美しいアンサンブルを奏でます。「大公」は歴史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオリンと、ケラスの豊かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈しむように、実に細やかに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。それでいて、作品の雄大なスケール感を感じさせる、音楽の広がり具合も見事。奏者の懐の深さゆえの余裕のある出来栄えです。スケルツォでの弾むリズム、緩徐楽章での弦が織り成す美しいレガートは絶品です。終楽章の華やかなコーダは圧倒的です。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 op.70-2 ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 op.97『大公』 アーティスト(演奏・出演) アレクサンドル・メルニコフ (フォルテピアノ/Alois Graff、1828年頃 エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」) ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/Geoffredo Cappa、1696年) レコーディング 録音:2011年9月ベルリン、テルデックス・スタジオ
遂に登場! マイナルディのベートーヴェン・ソナタ全集! ★クオリティの高いLPでおなじみのAnalogphonicから、遂に!マイナルディによるベートーヴェンが3枚組で登場です。オリジナル盤はプレミアがついており、これまで復刻盤の発売もありませんでしたので、Analogphonicの確かなクオリティによる復刻盤の登場は大歓迎といえるでしょう。高貴なベートーヴェン像が、マイナルディの弓さばきから掘り出されていくような演奏です。高貴な音楽性、それでいて非常に抑制の効いた、静謐の世界のイメージの演奏。これほどまでに偉大で深遠で真の人間味を感じさせるベートーヴェンを今日聴くことは非常に稀といえるでしょう。モノラル録音ながら、素晴らしいマイクのセッティングにより、録音空間の空気の振動や、ボウイングのかすかな音までもがとらえられています。50代後半、円熟の極みを迎えていたマイナルディの貴重なる記録が、LPで遂によみがえりました! 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン : チェロ・ソナタ全集 [1-A] ソナタ第1番 ヘ長調 op.5-1 [1-B] ソナタ第2番 ト短調 op.5-2 [2-A] ソナタ第3番 イ長調 op.69 [2-B] モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 [3-A] ソナタ第4番 op.102-1 [3-B] ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2 アーティスト(演奏・出演) エンリコ・マイナルディ (チェロ) カルロ・ゼッキ (ピアノ) レコーディング 録音 : [LP1] 1955年10月17-20日、[LP2] 1956年5月27-30日、[LP3] 1957年1月6-10日 マスタリング : ライナー・マイヤール (エミール・ベルリナー・スタジオ)
モディリアーニ弦楽四重奏団 シューベルトの弦楽四重奏曲全集登場! 縦と横の美しい完璧なバランス ★シューベルトの弦楽四重奏曲は、どれもが美しい旋律と抒情に満ちた、音楽史上の至宝。2003年に結成されたモディリアーニ弦楽四重奏団が、2021年の2月から10月まで、ほぼ1年間をかけてじっくり全曲録音に取り組みました。一挙にボックスセットとしてリリースします。 ★全体をとおして素晴らしいバランスのアンサンブル。ひとつのパートが旋律を奏でている時も、他のパートも実に気持ちよいバランスで響いており、ハーモニーを奏でているひとつひとつの瞬間のどこを切り取っても、端正で美しいバランス。それぞれの出るところと引くところの駆け引きも見事。縦と横の線の完ぺきなバランス、そして心地よい抑制感、つねに豊かに漂う抒情、と実に美しいシューベルトの登場です。 収録情報 曲目・内容 シューベルト:弦楽四重奏曲全集 [CD1]〜ハーモニー ・弦楽四重奏曲第1番 D18 ・弦楽四重奏曲第4番 ハ長調 D46 ・弦楽四重奏曲第13番 イ短調 D804「ロザムンデ」 [CD2]〜歌の技法 ・弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 D32 ・弦楽四重奏曲第6番 ニ長調 D74 ・弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 D87 [CD3]〜古典派の精神 ・弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 D36 ・弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調 D112 ・弦楽四重奏曲第11番 ホ長調 D353 [CD4]〜魂の感傷 ・弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 D68 ・弦楽四重奏曲第9番 ト短調 D173 ・弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D810「死と乙女」 [CD5]〜光と影 ・弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D703「四重奏断章」 ・弦楽四重奏曲第7番 ニ長調 D94 ・弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D887 アーティスト(演奏・出演) モディリアーニ弦楽四重奏団 アムリ・コエイトー(ヴァイオリン/1773年製グァダニーニ) ロイック・リョー(ヴァイオイン/1780年製グァダニーニ) ローラン・マルフェング(ヴィオラ/1660年製マリアーニ) フランソワ・キエフェル(チェロ/1706年製マッテオ・ゴフリラー”ex-Warburg”) レコーディング 録音:第1,2,3,5,6,11番/2021年2,3月、第4,8,9,10番/2021年10月、第12,13,14,15番/2021年9月
バラエティ豊かな6曲を世界初録音 知られざる古典派ディヴェルティメント ★レオポルト・ホフマンはゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイルの弟子であり、オーストリア皇室の音楽教師やシュテファン大聖堂の楽長を務めた人物。鍵盤奏者として有名でしたが、弦楽のための室内楽の作曲にも力を入れました。初録音となるディヴェルティメント Op.1は、2種の編成による6曲の三重奏曲集。おおむね古典派のすっきりした響きを用いたディヴェルティメントですが、ところどころバロックのトリオ・ソナタ的な音響が出てきたりと手が込んでいます。楽章構成も2楽章のものから5楽章のものまで幅広く様々。★マッテオ・チッキッティ率いるムジカ・エレジェンティアは、ヴァーゲンザイルの同編成のソナタ集も世界初録音しています (CC-72896) 。18世紀の知られざる音楽の紹介者として注目です。 収録情報 曲目・内容 ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネのための3つのディヴェルティメント・第1番 イ長調 ・第2番 変ロ長調 ・第3番 イ長調ヴァイオリン、チェロ、ヴィオローネのための3つのディヴェルティメント・第4番 変ホ長調 ・第5番 ニ長調 ・第6番 ヘ長調※全曲世界初録音 アーティスト(演奏・出演) ムジカ・エレジェンティア[マッテオ・チッキッティ (ヴィオローネ、指揮) 、パオラ・ネルヴィ (ヴァイオリン、ヴィオラ) 、アントニオ・コロッチャ (チェロ) ] レコーディング 録音:2022年8月/イタリア、サッレ
渡辺克也、余裕と充実の第5弾アルバム 日本語帯・解説付き ★ドイツを本拠に活躍する渡辺克也、第5弾アルバムの登場です。今回もオーボエの魅力を存分に味わえる6篇を厳選、至福の一時間を過ごさせてくれます。プーランクのオシャレなオーボエ・ソナタを渡辺克也の美音でたっぷり楽しめるのがうれしい限り。また、オーボエ以外のレパートリーで知られるラヴェルの「ハバネラ形式の小品」やディニクの「ホラ・スタッカート」も注目。渡辺の超絶技巧を満喫できます。さわやかな作品を集めた「パストラール」、ご期待下さい。 収録情報 曲目・内容 パストラール〜渡辺克也 1. ウェオルミズリー : ソナチネ第1番 2. ラヴェル : ハバネラ形式の小品 3. プーランク : オーボエ・ソナタ 4. ヘッド : 3つの小品 5. ディニク : ホラ・スタッカート 6. ゴダール : レジェンド・パストラールOp.138 アーティスト(演奏・出演) 渡辺克也 (オーボエ) ウルグベク・パラヴァノフ (ピアノ) レコーディング 録音 : 2015年10月13-15日/イエス・キリスト教会 (ベルリン)
ベートーヴェン生誕250周年記念 シトコヴェツキー・トリオによる ベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音始動! ★ SACDハイブリッド盤。アレクサンドル・シトコヴェツキー、チェロのレオナルト・エルシェンブロイヒ、そしてピアノのウー・チェンで2007年に結成されたシトコヴェツキー・トリオ。その後2018/2019シーズンよりチェロのエルシェンブロイヒに変わりイサン・エンダースが新メンバーに加わりました。当盤は新メンバー加入後初の録音で2020年の生誕250周年を記念してベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音を開始しました。その第1弾として第3番、第6番とアレグレットが収録されております。明瞭なアーティキュレーション、抜群のアンサンブル能力そして豊かな音楽性が魅力のシトコヴェツキー・トリオが溌剌とした演奏を聴かせてくれます。 ★ドヴォルザーク、スメタナ、スークの作品集(BIS SA 2059)、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集(BIS SA 2109)とあわせてお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 1. ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-32. アレグレット 変ロ長調 WoO 393. ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op.70-2 アーティスト(演奏・出演) シトコヴェツキー・トリオ 【アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)、イサン・エンダース(チェロ)、ウー・チェン(?倩)(ピアノ)】 レコーディング セッション録音:2018年5月/ポットンホール(サフォーク)
自然な簡潔さと古典的な明快さ。 知られざる名作曲家ハインリヒ・ホーフマンの ピアノを伴う室内楽曲全集 ★知られざる室内楽作品の録音に積極的なピアニスト、オリヴァー・トリンドルが、19世紀後半に活躍した作曲家ハインリヒ・ホーフマン (1842-1902) のピアノを伴う室内楽曲全曲を録音しました。 ★ベルリン生まれのホーフマンはジークフリート・デーン、リヒャルト・ヴュエルストらに学び、ピアニスト、作曲家として活躍。1869年にベルリンで上演された喜歌劇《カルトゥッシュ》で大成功をおさめ、その後歌劇《アルミン》でドイツ中に知れ渡りました。自然な簡潔さと古典的な明快さがホーフマンの作品の特徴で、ピアノ三重奏曲やヴァイオリン・ソナタなど豊かな旋律が魅力の名作を残しております。 収録情報 曲目・内容 ハインリヒ・ホーフマン (1842-1902) :ピアノを伴う室内楽曲全集 CD1 1. ピアノ五重奏曲 ニ短調 Op.50 (1880) 2. ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.67 (1883) 3. チェロとピアノためのロマンス Op.48 (1880) CD2 4. ピアノ三重奏曲 イ長調 Op.18 (1874) 5. ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ Op.31a (1877) 6. ヴァイオリンとピアノのための「3つの草原の絵」Op.39 (1879) 7. チェロとピアノのためのセレナード Op.63 (1882) 8. クラリネットとピアノのためのアンダンテ Op.98 (1899) アーティスト(演奏・出演) オリヴァー・トリンドル (ピアノ) 1,2,4,5,6. ニーナ・カモン (ヴァイオリン) 1. ステファン・フェーラント (ヴィオラ) 1,3,7. ウェン=シン・ヤン (チェロ) 8. ゲオルク・アルツベルガー (クラリネット) レコーディング 録音:2022年2月22-25日、2022年3月23日/ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン
これぞ名演、ドイツ伝統の響き! ヘルシャーとナイの名盤ベートーヴェンが オリジナルデザインLPで堂々の復刻!! ★ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナルデザイン復刻シリーズから、ヘルシャーとナイの名演ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集が登場します。SOUND TREE社がライセンス先である現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。プレスはドイツのパラス社で行われています。オリジナルLP盤は中古市場で常に高値で取引される入手困難盤。当盤はオリジナル盤の代用品としても充分な価値を誇る魅力的なセットとなっています。 ★完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち頂きたい逸品でございます。 【輸入盤情報】 レーベル:Sound Tree 商品番号:PWCL 0018/0019/0020 プレス:Pallas Gmbh (ドイツ) 【オリジナルLP】 レーベル:Telefunken 商品番号:BLE 14081/14087/14097 ■SOUND TREE復刻シリーズ シゲティ/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 (KKC-1159/61) マルツィ/シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 (KKC-1178/80) ドゥヴィ・エルリー/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 (KKC-1187/9) ミッシャ・エルマン/ジュビリー・レコード (STCL-1001) ミッシャ・エルマン/ウィーン奇想曲 〜クライスラー愛奏曲集 (STCL-1002) ヤーノシュ・シュタルケル/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 BWV1007-1012 (KKC-1190/2) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 [LP1] A面:チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1 B面:チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2 [LP2] A面:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 B面:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 モーツァルトの歌劇『魔笛』から「恋を知る殿方には」の主題による7の変奏曲 変ホ長調 WoO.46 [LP3] A面:チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2 B面:ヘンデルのオラトリオ『ユダス・マカベウス』から「見よ、勇者の帰還を」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45 モーツァルトの歌劇『魔笛』から「娘っ子でも女房でも」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 アーティスト(演奏・出演) ルートヴィヒ・ヘルシャー (チェロ) エリー・ナイ (ピアノ) レコーディング 録音:1956年/ベルリン、リヒターフェルデ・フェストザール (モノラル)
★当代きってのヴィオラ奏者、アントワン・タメスティ。難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。ハルモニアムンディからは、「ベル・カント〜ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)、「ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲」(HMM902268/KKC5916)、「J.S.バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集」(HMM902259/KKC6057)、などをリリースし非常に高く評価されており、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。 ★本作は、ブラームスの2つのソナタを中心に、歌曲のヴィオラ編曲版と、歌にオブリガートのヴィオラ、ピアノが付いた珍しい編成の2つの歌など、「人の声に最も近い」とも言われるヴィオラの魅力が詰まった内容です。 ブラームスはその晩年、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに影響を受け、クラリネットの名曲を立て続けに書いています。なかでも 1894年に作られた 2曲のクラリネット・ソナタは、ブラームスにとって の最後のソナタであり、自身によってヴィオラ版にも編曲されました。情熱的な曲想の第1番、そして哀愁漂う旋律の第2番を滋味豊かに歌うタメスティと、1899年製のベヒシュタインで演奏したティベルギアンの優美な演奏は、ブラームス晩年の境地を見事に描いています。 そして、マティアス・ゲルネが歌う「2つの歌」。リュッケルトの詩による第1曲「鎮められたあこがれ」はヴィオラも歌い手の心情を共に表現し、タメスティの内省的な美しさとゲルネの心に訴えかける歌唱は必聴。第2曲「聖なる子守歌」は、友人ヨーゼフ・ヨアヒムの長子誕生を祝って書かれたとも言われる優美な子守歌で、ヴィイオラは古いクリスマスの歌を奏します。 【曲目・内容】 ブラームス: ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1 ナイチンゲール Op.97-1(ヴィオラとピアノ版) ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2 子守歌Op.49-4(ヴィオラとピアノ版) 2つの歌Op.91【1. 鎮められたあこがれ 2. 聖なる子守歌】* 【アーティスト(演奏・出演)】 アントワン・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス「マーラー」1672年製) セドリック・ティベルギアン(ピアノ/ベヒシュタイン) マティアス・ゲルネ(バリトン)* 【レコーディング】 録音:2019年9、11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
名手マンデルリング四重奏団が奏でるフレンチ・アルバム第2弾はドビュッシーと世界初録音のジャン・リヴィエ! ★独 auditeレーベルの看板アーティスト、マンデルリング四重奏団。前作「ペニーズ・フロム・ヘヴン」〜アンコール作品集(AU-97786)では弦楽四重奏の新たな魅力を伝える、ジャンルを超えた多様な音楽を聴かせてくれました。その後、フランスの作曲家、ラヴェルとラ・トンベルを組み合わせたアルバム(AU97709)をリリースしました。期待のアルバムはフレンチ第2弾としてドビュッシーとジャン・リヴィエを組み合わせました。 ★ドビュッシー唯一の弦楽四重奏曲はいわずと知れた名曲。1893年にイザイ四重奏団献呈されたこの作品は現在フランスを代表する弦楽四重奏曲として頻繁に演奏されております。 ★フランス、ヴィルモンブル出身のジャン・リヴィエ(1896-1987)。リヴィエは哲学を学んだ後、パリ国立高等音楽・舞踊学校にてモーリス・エマニュエル、ジャン・ギャロンなどに師事。その後 1947年から1966年まで作曲科の教授をつとめました。交響曲、歌劇、バレエ、協奏曲などの大曲から室内楽、詩篇、歌曲など様々なジャンルに挑み、生涯100曲ほど残しています。ここに収録された2つの弦楽四重奏曲は変化に富んだ情熱的な作品。この度世界初録音が実現しました。 ★マンデルリング四重奏団のアンサンブルは安定感抜群。激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏で、名門の名にふさわしい堂々たる演奏を聴かせてくれます。 ★2015年より新メンバーに迎えられたヴィオラのアンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。ワイマールの音楽学校を卒業後ヴィオラに転向し、ベルリン・ハンス・アイスラー高等音楽院にてアルフレート・リプカに師事。また、キム・カシュカシアン、クリストフ・ポッペンなど著名な演奏家から薫陶を得ました。その後、国際的な音楽祭に出演するほかファウスト・クァルテットのメンバーとして、また2001年よりベルリン放送交響楽団首席奏者として活躍しております。 収録情報 曲目・内容 1. ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 2. ジャン・リヴィエ:弦楽四重奏曲第1番 3. リヴィエ:弦楽四重奏曲第1番 アーティスト(演奏・出演) マンデルリング四重奏団 【ゼバスティアン・シュミット(第1ヴァイオリン)、ナネッテ・シュミット(第2ヴァイオリン)、アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)、ベルンハルト・シュミット(チェロ)】 レコーディング セッション録音:1. 3. 2019年10月10-12日、2. 2020年1月28&29日/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ プロデューサー:ステファン・ラング レコーディング・プロデューサー:ステファン・シュミット
今年は結成10周年!「12人のチェリスト」より2人分さらに贅沢な、プロフェッショナル集団のニュー・リリース!! ★ベルリン・フィル首席奏者ブラウが中心となって1996年に結成された「ベルリン14人のフルーティストたち」。ベルリンのオーケストラの首席奏者たちが揃いも揃ったゴージャスなアンサンブルとして知られ、第1作『ダンシング・フルート』もスマッシュ・ヒットとなりました。それから4年を経てセカンド・アルバムがようやく登場です。タイトルの『フルート・ウェイヴ』は彼らが現代作曲家ジークフリート・マットゥースに委嘱した新作。他にもクラシックの名曲に混じってマンシーニの『ピンク・パンサー』組曲などが収録されています(ピンク・パンサーはドイツで人気なのでしょうか、ベルリン・フィルの金管アンサンブルもよく演奏しています)。メンバーのほとんどがベルリンの主要オケ・メンバーという名手ぞろい。ピッコロからサブコントラバス・フルートという巨大フルートまでを駆使し、フルート属の無限の可能性を見事に引き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヘンデル: シバの女王の入場ラヴェル: 「クープランの墓」より 前奏曲〜メヌエット〜リゴードンヴェルディ: 歌劇 「椿姫」 前奏曲モーツァルト: 歌劇 「フィガロの結婚」 序曲メンデルスゾーン: 劇音楽 「真夏の夜の夢」より スケルツォバッハ: 協奏曲 ハ短調 BWV1060マシューズ: 海とフルートの波ディニク: ホラ・スタカートマンシーニ: 「ピンク・パンサー」組曲 アーティスト(演奏・出演) ベルリン14人のフルーティストたちアンドレアス・ブラウ(Fl)、他 レコーディング 録音:2005年6月
★ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びるシゲティの無伴奏(KKC-1159/61)に続く、韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナル・デザイン復刻シリーズ第2弾!これまた大注目、マルツィ至高のシューベルト録音集が登場します。今回もオリジナル盤は中古市場において高値での取引が常となっている超名盤。そのデザインを可能な限り踏襲して復刻した、マニア泣かせのLPとなっております。音に関してはSOUND TREE社がライセンス先であるワーナーから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。さらに内容によってプレス工場を吟味し変えるというこだわりぶりで、今作はドイツ・パラス社でのプレスとなっています。オリジナルの代用品としての価値は十二分にあると言って良いでしょう。★完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち頂きたい逸品でございます。【輸入盤情報】レーベル:Sound Tree 商品番号:PWCL 0010/0011/0012 プレス:Pallas Gmbh(ドイツ)【オリジナルLP】レーベル:Columbia 商品番号:33CX 1359/1372/1399 収録情報 曲目・内容 【LP1】A面:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 ニ長調 D.384(Op.137-1)B面:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番 イ短調 D.385(Op.137-2)【LP2】A面:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番 ト短調 D.408(Op.137-3)B面:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調《デュオ》 D.574(Op.162)【LP3】A面:ヴァイオリンとピアノのための華麗なるロンド ロ短調 D.895(Op.70)B面:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934(Op.159) アーティスト(演奏・出演) ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)ジャン・アントニエッティ(ピアノ) レコーディング モノラル録音:【LP1、2】1955年11月7-13日、【LP3】1955年11月26日/エレクトローラ・スタジオ
ローザンヌの若手音楽家が出演する 「四季音楽祭・ローザンヌ」の8周年を祝うアルバム ★2014年オレグ・ギャフナーがはじめた「四季音楽祭・ローザンヌ」。春・夏・秋・冬の毎年4 回行っている同音楽祭は地元ローザンヌの若い演奏家達が意欲的なプログラムを披露する場を設けることを目的とし、また普段クラシック音楽に馴染みのない人たちに親しんでほしいということで入場料、飲食代を無料で開催しています。回を重ねるごとに知名度をあげており現在ではローザンヌを代表する音楽祭のひとつになっております。開催8周年を記念してリリースされるのが当アルバム。これまで出演してきた実力派アーティストが全身全霊で演奏しております。 収録情報 曲目・内容 「四季音楽祭・ローザンヌ」〜8年の歩み 2014-2022 1. コダーイ:間奏曲〜弦楽三重奏のための 2. ギィ=バティスト・ジャコテ (1998-) :小幻想曲〜ハープとハルモニウムのための 3. J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816より i.「アルマンド」、iii.「サラバンド」 4. スクリャービン:2つの詩曲 Op.32 5. シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1 6. ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58より第3、4楽章 アーティスト(演奏・出演) (1) TRIO 42’【エレーナ・モルツィ (ヴァイオリン) 、ミラ・ギャフナー (ヴィオラ) 、クララ・シュロッツ (チェロ) 】 (2) ギィ=バティスト・ジャコテ (ハルモニウム) 、サーシャ・ギャフナー (ハープ) (3,4,5) アウローレ・グロスクロード (ピアノ) (6) イオナ・マイアツキー (ピアノ) レコーディング 録音:(1,3-6) 2022年4月/メゾン・ド・カルティエ・ド・ラ・ポンテーズ (ローザンヌ) 、 (2)2020年10月/ラ・トゥール・ド・ペイルズ寺院
3人の作曲家の個性が刻印された 若き日のピアノ三重奏曲集 ★出自も時代も異なる3人の作曲家によるピアノ三重奏曲集。どれも若き日の作品であることが特徴です。ピアニストとして世に出たベートーヴェンが20代前半に作品1として生み出した、3つの楽器が対等にやりとりする野心的な作品。モスクワ音楽院で学ぶ19歳のラフマニノフが書いた才能あふれる『悲しみの三重奏曲』。そしてこちらも19歳のバーンスタインによる才気煥発な作品。3人の個性が刻印された魅力的な音楽を聴き比べ出来ます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 ト短調バーンスタイン:ピアノ三重奏曲(1937) アーティスト(演奏・出演) シルバー・トリオ レコーディング 録音:2020年
収録情報 曲目・内容 フォーレ : チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 op.109 フロラン・シュミット : 悲歌 op.24 ケックラン : チェロ・ソナタ ハ長調 op.66 フォーレ : チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.117 アーティスト(演奏・出演) アラン・ムニエ (チェロ) アンヌ・ル・ボゼック (ピアノ/1917年製プレイエル) レコーディング 録音 : 2015年12月12-14日
充実した書法と屈託のない旋律の融合 美しい掛け合いがうみだす色彩の妙 曲の隅々まで聴きたくなる四重奏作品 ★音楽に造詣が深くフルートの名人だったフリードリヒ大王のもとには、多くの音楽家が集まりました。ヤニッチュもまた大王の宮廷楽団に在籍していた作曲家で、ここで「金曜アカデミー」なるものを開催し、中流階級の人々にも宮廷音楽を聴かせる場を提供していました。ここから名をとった古楽アンサンブル「フライタクスアカデミー」による、ヤニッチュの四重奏作品集です。 ★ヤニッチュは対位法の大家として名を知られた作曲家であり、その実力が遺憾なく発揮された4声体書法が味わえます。同時にフルートやオーボエと弦の色彩の対比が鮮やかで、ギャラントな性格と見通しの良い和声をまとっているのも大きな特徴。充実していながらも堅苦しさのまったくない、隅々まで耳を澄まして聴きたくなるようなとても美しい音楽です。2曲は世界初録音。 収録情報 曲目・内容 ヨハン・ゴットリープ・ヤニッチュ (1708-1763) : 室内楽作品集 フルート、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ ニ長調 『こだま』 フルート、オーボエ、ヴィオラと通奏低音のための室内ソナタ ハ短調 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.1-2 * オーボエ・ダモーレ、2つのヴィオラと通奏低音のための室内ソナタ ホ短調 * オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための四重奏曲 ト短調 『血潮したたる』 *世界初録音 アーティスト(演奏・出演) フライタクスアカデミー レコーディング 録音 : 2022年5月22-24日/チューリッヒ放送スタジオ
ベートーヴェンの不吉な "Opus 61" トリオ・パルナッススによる 弦楽三重奏曲のリース編曲ピアノ三重奏版 ★ベートーヴェンとこれほど密接な関係にあった人物はいないともいえるフェルディナント・リース (1784〜1838) 。ベートーヴェンと同じボンに生まれ、音楽一家で育ったリース。幼い頃から才能を開花させ、彼の父はすでにウィーンでピアニストとして成功していたベートーヴェンの下へ息子を送ることを決意します。1801年ウィーンに着いたリースは、ベートーヴェンに師事するだけではなく、彼の秘書や写譜の仕事も務めており、難聴が進行しつつあったベートーヴェンをサポートしていました。1805年にはリースが徴兵され5年間のウィーンでの修業は終わりを告げます。しかし健康上の理由で兵役を免除されたリリースはしばらくボンで過ごすことになり、そこで同郷の出版社ニコラウス・ジムロックにより「2つのピアノソナタ Op.1」を出版、師ベートーヴェンに捧げられました。その後リースの初期作品の多くはジムロック社によって楽譜が出版されました。 今回トリオ・パルナッススが録音した作品は、まさにこの時期に書かれたもの。その作品は「ベートーヴェンの不吉な "Opus 61"」。1806年ジムロック社が誇らしげにこのように新作の発表を行いました。"著名な作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの新作ピアノフォルテとヴァイオリン、チェロのための3つの大三重奏曲 作品61" 作品番号61というのは今日我々に知られているニ長調のヴァイオリン協奏曲の番号です。なんとも不可解な発売です。1851年ジムロック社が発行したカタログには再びこの作品番号で掲載されていますが、後の版では作品番号61には「作品9参照」と記載されていました。そう1806年に発売されたのは、リースによるベートーヴェンの弦楽三重奏曲作品9のピアノ三重奏版編曲だったのです。ジムロック社の出版については疑問がありますが、ベートーヴェンの作曲を間近で見て熟知していたリースならではの技法で編曲されています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン/フェルディナント・リース (1784〜1838) : 弦楽三重奏 作品9/ピアノ三重奏版編曲 ・ピアノ三重奏曲第1番ト長調 ・ピアノ三重奏曲第2番ニ長調 ・ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 アーティスト(演奏・出演) トリオ・パルナッスス 【ユリア・ガリッチ (ヴァイオリン) ミヒャエル・グロス (チェロ) ヨハン・ブランシャール (ピアノ) 】 レコーディング 録音:2021年11月26-28日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス 制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス
充実した中期の幕開けを告げるソナタ ★2012年結成のフォイル・シュトシュラ・デュオによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集録音シリーズ第2弾。聴覚を失いゆく絶望をものともせず充実した傑作を量産する中期の入り口となるOp.30の3曲を中心とした選曲です。★彼らは2015年にヨーロッパ・ベートーヴェン・ピアノ協会の二重奏コンクールとサリエリ・ジネッティ国際室内楽コンクールで優勝。またヴァイオリンのマイケル・フォイルは2016年オランダ・ヴァイオリン・コンクール優勝。正確無比な音の運びと輝きのある音色が持ち味です。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 第2集ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2 アーティスト(演奏・出演) マイケル・フォイル(ヴァイオリン)マクシム・シュトシュラ(ピアノ) レコーディング 録音:2020年7月9-11日
ブルゴーニュ・ワインの名醸造元「クロ・ド・タール」 (Clos de Tart) の石造りの蔵での録音。ワインを楽しみながら聴ければ最高です。 収録情報 曲目・内容 マニャール (1865-1914) : ヴァイオリン・ソナタ Op.13 フランク (1822-1890) : ヴァイオリン・ソナタ イ長調 アーティスト(演奏・出演) ジェラール・プーレ (ヴァイオリン) ジャン=クロード・ヴァンデン=エインデン (ピアノ) レコーディング 録音時期 : 2013年12月13-16日 録音場所 : フランス、モレ・サン・ドニ、クロ・ド・タール 録音方式 : ステレオ (デジタル/セッション)
★これはすごい音源の登場!それは抜群の高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからアマデウス四重奏団の結成初期の録音からベートーヴェンの弦楽四重奏曲集(第10番を除く全曲)とセシル・アロノヴィッツをむかえた弦楽五重奏op.29です。アマデウス弦楽四重奏団は1948年に結成したとのことですので、RIASの当録音は結成初期に収録された貴重な録音と言えます。アマデウス弦楽四重奏団のベートーヴェンと言えば1959年から1963年にかけてDGレーベルに残した全曲盤が有名ですが当RIAS録音は一部時期が重なるものもありますがそれより前の主に1950年代の録音です。★メンバーはイギリスに亡命していたことにより出会い、1948年に結成することとなったアマデウス弦楽四重奏団ですが、音楽はドイツ、オーストリアの作品を得意とし、特にベートーヴェン、モーツァルトの解釈は今でも定評があります。とりわけ第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添えます。そして、それぞれのパートを際立たせ、まるで交響曲と思わせるスケールの大きな演奏も魅力です。当ベートーヴェン弦楽四重奏のボックスセットはモーツァルトの影響を感じさせる初期作品から、弦楽四重奏の可能性を広げた後期作品まで実に幅広い作品をそれぞれの解釈にあった演奏を聴かせてくれます。なお当RIAS盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴを思わせる躍動感に満ちています。のちのDG盤との違いも楽しめます。第10番が収録されていないのは残念ですが、見事な高音質復刻でアマデウス弦楽四重団が得意としていたベートーヴェンを聴くことができるのは非常に喜ばしいことでしょう!RIASアマデウス四重奏団レコーディング集は今後シューベルト、モーツァルト、ハイドン等をリリース予定とのことです。 収録情報 曲目・内容 [CD1]1. 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調op.18-12. 弦楽四重奏曲第2番ト長調op.18-23. 弦楽四重奏曲第3番ニ長調op.18-3[CD2]4. 弦楽四重奏曲第4番ハ短調op.18-45. 弦楽四重奏曲第5番イ長調op.18-56. 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調op.18-6[CD3]7. 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」op.59-18. 弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」op.59-2[CD4]9. 弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」op.59-310. 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」op.95[CD5]11. 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調op.12712. 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調op.131[CD6]13. 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調op.13014. 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調op.13515. 大フーガop.133[CD7]16. 弦楽四重奏曲第15番イ短調op.13217. 弦楽五重奏曲ハ長調op.29* アーティスト(演奏・出演) アマデウス四重奏団[ノーバート・ブレイニン(1st vn)、ジークムント・ニッセ(2ndvn)、ピーター・シドロフ(va)、マーティン・ロヴェット(vc)]セシル・アロノヴィッツ(va)* レコーディング 録音:1950年6月9日(track-6)1951年4月24日(track-1)、1951年11月20日(track-10)、1952年5月26日(track-9)1956年11月12日(track-16)、1957年11月29日(track-15,17)、1958年12月7日(track-2,14)、1959年12月10日(track-7)1960年12月8日(track-8)1962年2月10日(track-3,4)、1962年11月26日(track-5,12,13)以上、ジーメンスヴィラ、ベルリン、ランクヴィッツ1967年3月17日(track-11)ハンス・アイスラー音楽大学、ベルリン
信念をもって暗がりをゆくピアノ・トリオ ★ソ連時代のしがらみのなかで苦難の音楽人生をあゆんだ二人の作曲家のピアノ三重奏曲を収録。これらはレクイエムとして作曲されたという共通点があります。 ショスタコーヴィチは親友のイワン・ソレルチンスキー追悼のために、一方ババジャニアンは自身への鎮魂歌として、この三重奏を書きました。両曲とも暗い響きを 持ちながらも、「死」という避けられない問題を克服する「生命の強さ」を音楽によって見出すという姿勢が感じられます。切々とした歌が息長く展開される緩徐楽章はことのほか感動的。 ★「アレス・トリオ」は、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学で出会った三人によって2019年に結成された三重奏団です。 収録情報 曲目・内容 ババジャニアン&ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲集 アルノ・ババジャニアン (1921-1983) :ピアノ三重奏曲 嬰へ短調 ショスタコーヴィチ (1906-1975) :ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 アーティスト(演奏・出演) アレス三重奏団 カルロッタ・マルクオーリ (ヴァイオリン) マティアス・バルザット (チェロ) アンドレア・ダマート (ピアノ) レコーディング 録音:2022年3月31日、4月3日/ヴッパータール、インマヌエル教会
ベートーヴェンに筆を執らせた18世紀のホルン大奏者、 ジョヴァンニ・プントゆかりのプログラム ★ナチュラルホルンの奏者として世界に名をはせる名手ズヴァールトと、ピアノのメルニコフによるデュオ・アルバムの登場。18世紀のホルンの名手で、ベートーヴェンにもホルン・ソナタの筆を執らせた、ジョヴァンニ・プント (本名ヤン・ヴァーツラフ・スティフ) ゆかりの作品をプログラムしています。ズヴァールトのプントについての博士研究が下地となったアルバムです。 ★ズヴァールトが使用している楽器は、19世紀頃に主にフランスで制作されていた、コール・ソロ、つまりオーケストラではなく、ソロのホルン奏者のための楽器。その中でも、低音域も出る楽器、コール・バッスを使用。マウスピースは通常使い慣れたものより2ミリ広いコルバスのためのものを使っています。これのおかげで、ホルンの音色がよりベルベットのようになり、つんざくような音色がでなくなり、さらに音域の跳躍もこなせるとのこと。プント自身、16曲のホルン協奏曲をのこし、さらにプントが亡くなった後も同時代の作曲家たちが名手プントに触発されてホルンのための作品を書きました。その中からの選りすぐりを、名手ズヴァールトと、メルニコフによるフォルテピアノというこれ以上ない理想的な組み合わせで聴くことができる、貴重なアルバムです。 収録情報 曲目・内容 HORN & PIANO ベートーヴェン (1770-1827) :ホルン・ソナタ ヘ長調 op.17 フェルディナンド・リース (1784-1838) :ホルン・ソナタ ヘ長調 op.34 ジョヴァンニ・プント (1746-1803) :ホルン協奏曲第1番 (ピアノ編曲版) フランツ・ダンツィ (1763-1826) :ホルン・ソナタ 変ホ長調 op.28 アーティスト(演奏・出演) アレクサンドル・メルニコフ (フォルテピアノ) 使用楽器:(2) クリストフ・ケルン制作/1796年製アントン・ヴァルター・モデル、 (1,3,4) 1830年頃のアロイス・グラフ・モデル/エドウィン・ボインク修復 トゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト (ホルン (cor solo by Couesnon, 1900) ) レコーディング 録音:2020年1月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
フルートの魅力を最大化した名品集 ★バーゼル交響楽団ソリストやヴェルビエ祝祭管弦楽団メンバーを務め、他にも数々のオーケストラと共演しているスイスのフルート奏者、ヘレナ・マシェレルによる1900年前後の美しいフルート作品集です。プーランク、ピエルネ、マルタンの楽曲はどれもフルートの魅力を大いに引き出した名品。ラヴェルのヴァイオリン・ソナタの編曲版も楽器の音色にぴったりで違和感なく聴き惚れてしまいます。ピアノ伴奏はシギスヴァルト・クイケンの息女ヴェロニカ。モダンピアノによる録音は珍しいですが、フルートと溶け合うように、美しく共演しています。 ★「録音とはいわば〈凍結〉されたものですが、私たちは音楽の〈生々しさ〉〈息づかい〉を引き出したいと願っています。作曲というのは子供と同じで、作曲家もまた作品を支配するのではなく、世に送り出すだけで、作品自体が、独立して生きているのですから。」 (ヴェロニカ・クイケン) 収録情報 曲目・内容 静寂から静寂まで ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ 遺作 イ短調 (マシェレル編フルート版) プーランク:フルート・ソナタ FP164 ピエルネ:フルート・ソナタ Op.36 マルタン:フルートとピアノのためのバラード アーティスト(演奏・出演) ヘレナ・マシェレル (フルート) ヴェロニカ・クイケン (ピアノ) レコーディング 録音:2021年2月2-5日/スイス、ベルムント、ラ・プレリー文化センター