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EANコード:4988001976851■こちらの商品もオススメです ● Great Pianists 38 / E2 / Leopold Godowsky, Chopin, Grieg, Schumann / Philips [CD] ● ショパン:12の練習曲 作品10/作品25/CD/UCCG-2002 / マウリツィオ・ポリーニ / Universal Music [CD] ■通常24時間以内に出荷可能です。■ネコポスで送料は1?3点で298円、4点で328円。5点以上で600円からとなります。※2,500円以上の購入で送料無料。※多数ご購入頂いた場合は、宅配便での発送になる場合があります。■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。メール便送料無料です。■まとめ買いの方は「もったいない本舗 おまとめ店」がお買い得です。■「非常に良い」コンディションの商品につきましては、新品ケースに交換済みです。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 非常に良い状態です。再生には問題がありません。・良い: 使用されてはいますが、再生に問題はありません。・可: 再生には問題ありませんが、ケース、ジャケット、 歌詞カードなどに痛みがあります。アーティスト:ネイガウス(スタニスラフ)枚数:2枚組み限定盤:通常曲数:23曲曲名:DISK1 1.ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 作品84 I2.ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 作品84 II3.ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 作品84 III4.前奏曲 ト長調 作品32の55.前奏曲 ハ短調 作品23の76.前奏曲 変ホ長調 作品23の67.前奏曲 ヘ短調 作品32の68.前奏曲 ニ長調 作品32の49.前奏曲 ト短調 作品23の510.バラード 第1番 ト短調 作品2311.バラード 第2番 ヘ長調 作品3812.バラード 第3番 変イ長調 作品47 DISK2 1.バラード 第4番 ヘ短調 作品522.子守歌 変ニ長調 作品573.舟歌 纓ヘ長調 作品604.ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 I5.ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 II6.ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 III7.ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 IV8.ワルツ 変イ長調 作品64の39.月の光10.前奏曲 ハ短調 作品23の711.舞い踊る愛撫 作品57の2型番:COCQ-83982発売年月日:2005年05月25日
郷古廉バルトーク バイオリン ソナタ ダイ1バン ジェイ エス バッハ ムバンソウ ソナタ ダイ3バンアンドパルティータ ダイ3バン ゴウコスナオ カトウヒロシ 発売日:2017年11月22日 予約締切日:2017年11月18日 BARTOK: VIOLIN SONATA NO.1. J.S.BACH: SONATA NO.3 & PARTITA NO.3 FOR SOLO VIOLIN JAN:4526977006327 OVCLー632 EXTON 加藤洋之 バルトーク 郷古廉 (株)オクタヴィア・レコード [Disc1] 『バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 J.S.バッハ:無伴奏ソナタ 第3番&パルティータ 第3番』/CD アーティスト:郷古廉/加藤洋之 曲目タイトル: 1.(バルトーク)/ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 BB84、Sz.75 1 Allegro appassionato /(郷古廉)[13:02] 2.(バルトーク)/ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 BB84、Sz.75 2 Adagio /(郷古廉)[10:30] 3.(バルトーク)/ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 BB84、Sz.75 3 AllegroーAllegro molto /(郷古廉)[9:53] 4.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005 1 Adagio /(郷古廉)[3:41] 5.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005 2 Fuga /(郷古廉)[10:17] 6.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005 3 Largo /(郷古廉)[3:37] 7.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005 4 Allegro assai /(郷古廉)[5:02] 8.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 1 Preludio /(郷古廉)[4:09] 9.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 2 Loure /(郷古廉)[3:48] 10.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 3 Gavotte en Rondeau /(郷古廉)[2:59] 11.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 4 Menuet /(郷古廉)[3:31] 12.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 5 Bourree /(郷古廉)[1:09] 13.(J.S.バッハ)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 6 Gigue /(郷古廉)[2:03] CD クラシック 室内楽曲
新レーベル、BRAVO RECORDS第1弾リリース作品! 透徹した知性と瑞々しい感性があふれるライヴ録音登場! 佐原敦子&山田武彦による プーランクのヴァイオリン・ソナタ! ★新レーベル、BRAVO Records第1弾リリース作品はヴァイオリンの佐原敦子とピアノの山田武彦のライヴ録音!プーランク、ベートーヴェンの有名曲の他に、佐原自身が長年にわたり追究を重ねているオランダの作曲家、ユリウス・レントヘンの無伴奏曲を収録しております。演奏パートナーに、山田武彦という最良のピアニストを得て、佐原敦子の瑞々しい創造の翼が、自由に飛翔します!★「日本が誇るヴァイオリニスト、佐原敦子さんの待望の新録音です。確かな演奏技術、音楽を絶えず高揚させて紡ぎ出すワクワクするような推進力。エスプリの効いたプーランクや至高の名曲、ベートーヴェンのソナタでご一緒させていただき、目の覚めるような鋭さや豊かな音楽性を共にし、幸せな気持ちを感じながら演奏いたしました。そしてロマンティシズム溢れるオランダのレントヘン??佐原敦子さんが長年取り組んでいる珠玉のレパートリーです。生き生きとした演奏が生まれる瞬間を切り取った記録=録音が、佐原さんの美しい音楽を私たちの身近に届けます。」山田武彦(ライナーノートより) 佐原敦子 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業、同大学院ヴァイオリン専攻修了。文化庁芸術家在外研修員として2年間留学、ウィーン国立音楽大学大学院室内楽科修了。2004年ウラルスク国際ヴァイオリンコンクール優勝。日本各地をはじめ、イギリス、スコットランド、アメリカ、インド、カザフスタンなどでリサイタルや音楽祭に出演。イギリスのQuartzより[Atsuko Sahara Works for Violin & Piano]を、Toccata Classics より[Julius R?ntgen:Chamber Music Vol.1]をリリース。オランダの作曲家ユリウス・レントヘンの日本初演を行っている。学生時代より故P.ブーレーズ氏監督のルツェルン・フェスティバル・アカデミーに参加するなど現代音楽にも積極的に取り組んでおり、クァルテットで参加した「南聡作品集Second Air...」はレコード芸術特選盤を受賞。東京藝術大学大学院室内楽科非常勤講師を歴任、現在、藝大フィルハーモニア管弦楽団(東京藝術大学講師)、アンサンブルofトウキョウメンバー。 収録情報 曲目・内容 1. プーランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ FP1192. レントヘン:無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジー3. ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第9番 イ長調 Op.47《クロイツェル》4. アルベニス(クライスラー編):スペイン Op.165 第2曲 タンゴ アーティスト(演奏・出演) 佐原敦子(ヴァイオリン)山田武彦(ピアノ) レコーディング ライヴ録音:2019年12月3日/トッパンホール
世界が注目する俊英ユーハン・ダーレネ。 BIS第4弾は20世紀に生まれた作品を録音! ★SACDハイブリッド盤。2022年にグラモフォン誌の「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、世界から注目されているスウェーデンのヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ。2023年5月の来日公演でも抜きん出たテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を魅了しました。 ★BISレーベル第4弾は『ステンドグラス』。収録作品は、ペルトの「フラトレス」にはじまりラヴェルのヴァイオリン・ソナタ ト長調、リリ・ブーランジェの「ノクターン」、プロコフィエフのソナタ第2番、そしてポーランドのグラジナ・バツェヴィチ (1909-1969) の小品で構成。それぞれの作曲家が独自の音楽言語を持ちますが、ダーレネはそこに共通点を見出した意欲的な内容で、『北欧ラプソディ』 (BIS SA-2560) に続き、共演はクリスチャン・イーレ・ハドランです。 ★バツェヴィチは国際的に知られた最初のポーランド人女性作曲家。音楽一家に生まれ、自身はヴァイオリニストとしても活躍し、大ヴァイオリニスト、カール・フレッシュにも学んでいます。作曲はワルシャワ音楽院でカジミェシュ・シコルスキに、エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェにそれぞれ師事しています。ヴァイオリン・ソナタを5つ書いていますが、ダーレネは小品4曲を収録。ヴァイオリニストの作曲家なだけにピツィカート、フラジオレットなど様々な奏法を巧みに取り入れており、幻想的な世界を色彩感豊かに音化しています。 ★スウェーデンのBISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏はこれまでエフゲニー・スドビン、アレクサンドル・カントロフなど数多くの若き才能を見出してきました。ユーハン・ダーレネもその一人で、9歳の時からその才能に注目していたという逸材です。ダーレネの今後の活躍にもご期待ください! 好評発売中 ●チャイコフスキー&バーバー:ヴァイオリン協奏曲 (BIS SA-2440) ●「北欧ラプソディ」 (BIS SA-2560) ●ニールセン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 (BIS SA-2620) 収録情報 曲目・内容 ステンドグラス 1. ペルト:フラトレス (1977 / 1980) 2. ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 (1923-27) 3. リリ・ブーランジェ:ノクターン (1911) 4. プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a (1943) 5. バツェヴィチ:ユモレスク (1953) 6. バツェヴィチ:子守歌 (1952) 7. バツェヴィチ:スラヴ舞曲 (1952) 8. バツェヴィチ:ステンドグラス・ウィンドウ (1932) アーティスト(演奏・出演) ユーハン・ダーレネ (ヴァイオリン/ストラディヴァリウス (1736年製) ) クリスチャン・イーレ・ハドラン (ピアノ/Steinway D) レコーディング セッション録音:2022年11月14-16日/グリューネヴァルトホール、ストックホルム・コンサートホール (スウェーデン) 制作・録音:イェンス・ブラウン
ステンハンマルの弦楽四重奏曲全集がセットになって登場。 その名を冠したステンハンマル弦楽四重奏団演奏の圧倒的名盤! ★SACDハイブリッド盤。スウェーデンを代表する作曲家、ヴィルヘルム・ステンハンマル (1871-1927) 。その名を冠したステンハンマル弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲全集がセットになって登場します! ★ステンハンマルは交響曲、協奏曲、声楽曲、オペラなど様々な音楽形態の作品を残しており、巨匠ブロムシュテットが積極的に演奏していることで、日本でも人気を高めている作曲家です。その中でも弦楽四重奏曲はステンハンマルの芸術を知る上で最も優れた作品群です。当セットには世界初録音となった1897年作曲のヘ短調の四重奏曲も収録しており、全集としての価値を非常に高めております。 ★2002年に結成したステンハンマル弦楽四重奏団はその名の通りステンハンマルの作品を中心に演奏しており、スウェーデン国内外で高い評価を得ております。近年、現代音楽にも力を入れアメリカ、イギリスなどの作曲家から多くの委嘱作品を依頼されております。当クァルテットならではの的確な解釈は、同作品群を知る上で必聴と申せましょう。 ※ブックレットはオリジナルの3冊がクラムシェル・ボックスに封入されております。 収録情報 曲目・内容 ステンハンマル:弦楽四重奏曲全集 Disc1 (BIS SA-2019) 1. 弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.2 (1894) 2. 弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.14 (1896) Disc2 (BIS SA-1659) 3. 弦楽四重奏曲第4番 イ短調 Op.25 (1904-09) 4. 組曲『ロドレッシの歌』よりエレジーと間奏曲 Op.39 (1919) 5. 弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 Op.18 (1897-1900) Disc3 (BIS SA-2009) 6. 弦楽四重奏曲第5番 ハ長調 Op.29「セレナード」 (1910) 7. 弦楽四重奏曲 へ短調 (1897) 8. 弦楽四重奏曲第6番 ニ短調 Op.35 (1916) アーティスト(演奏・出演) ステンハンマル弦楽四重奏団 【ペータ・オロフソン (第1ヴァイオリン) 、ペール・エマン (第2ヴァイオリン) 、トニー・バウアー (ヴィオラ) 、マッツ・オロフソン (チェロ) 】 レコーディング セッション録音:(3) 2011年4月&10月、(7) 2011年10月、(4,5) 2012年6月、 (6,8) 2012年12月、(2) 2013年9月、(1) 2013年12月/スウェーデン プロデューサー&サウンド・エンジニア:トーレ・ブリンクマン エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
豪華メンバー集結! 可変アンサンブル「ウィグモア・ソロイスツ」第3弾は ベートーヴェンとベルワルドの七重奏曲! ★SACDハイブリッド盤。2020年に結成された「ウィグモア・ソロイスツ」は、イザベル・ファン・クーレンとマイケル・コリンズが中心となりウィグモア・ホールのディレクターであるジョン・ギルホリー (1973-) とのコラボレーションによって生まれた可変室内アンサンブルで、歴史ある当ホールの名を冠した初めての団体です。当団はバロックから現代まで様々な形態で演奏していくことを目的とし、次世代を担う優れた若手の音楽家たちとの共演でも話題を呼んでいます。 ★当アルバムは同団第3弾。同時代に生きたベートーヴェンとベルワルドの七重奏曲を収録しました。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ファゴット、ホルンという珍しい編成の両者の七重奏曲。若きベートーヴェンが書き上げた七重奏曲は軽快さと温かさに満ちた全6楽章の作品。一方、スウェーデンの作曲家ベルワルドは独自の音楽表現が魅力で、ことに管楽器の扱いも非常に巧みます。透明感とともに音楽的なユーモアは新鮮さを感じさせ、ベルワルドの傑作のひとつに数えられます。 ★マイケル・コリンズ、イザベル・ファン・クーレンを筆頭に名手が奏でる贅沢な音色をご堪能ください。 好評発売中 ■シューベルト:八重奏曲 (BIS SA-2597) ■モーツァルト、シューマン、ブルッフ、ストラヴィンスキー:クラリネット三重奏曲集 (BIS SA-2535) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20 ベルワルド:大八重奏曲 変ロ長調 アーティスト(演奏・出演) ウィグモア・ソロイスツ イザベル・ファン・クーレン (ヴァイオリン) レイチェル・ロバーツ (ヴィオラ) アドリアン・ブレンデル (チェロ) ティム・ギブス (コントラバス) マイケル・コリンズ (クラリネット) ロビン・オニール (ファゴット) アルベルト・メネンデス・エスクリバーノ (ホルン) レコーディング 録音:2022年5月27-29日/セント・ジョーンズ教会、アッパー・ノーウッド (ロンドン、イギリス)
お買い得なセットで登場!! トリオ・ツィンマーマンが極上のアンサンブルで奏でる 珠玉の弦楽三重奏曲集! ★SACDハイブリッド盤。フランク・ペーター・ツィンマーマン、アントワン・タメスティ、クリスチャン・ポルテラによるトリオ・ツィンマーマン。これまでBISレーベルに録音してきた5枚のアルバムがお買い得なセットになって登場します! ★トリオ・ツィンマーマンは2007年に結成。「トリオは自分にとってベストなアンサンブル」と語るツィンマーマンは長年ベストなアンサンブルができる演奏者を探していましたが、若きヴィオラ奏者のアントワン・タメスティの演奏に感銘を受け、ツィンマーマンが直々にトリオ結成を懇願。その後タメスティが信頼を寄せるチェリスト、クリスチャン・ポルテラにオファーしたことによりトリオ・ツィンマーマンが結成しました。作品の真価を伝えてくれる彼らの演奏は結成当初から高く評価され、これまでJ.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シェーンベルク、ヒンデミットを録音しております。 ★バッハのゴルトベルク変奏曲では「できる限り編曲やオクターヴ移動を施さず、基本的にバッハのスコアを詳らかにするような弦楽三重奏版を提案したい」と考え彼ら自身の編曲版で録音。弦楽器で奏することの意義が明確に伝わって来る快演を披露してくれました。 ★モーツァルトのディヴェルティメントではレコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤500」で、ほぼすべての撰者が満点をつけた名録音。「緻密なアンサンブルで最高水準の成果を示した演奏史の馬鹿でも出色の出来」と評されています。 ★ヒンデミットの弦楽三重奏曲第1番は1924年、第2番は1933年の産物。この年代の作品は新即物主義、新古典主義への移行とともに弦楽奏者ヒンデミットならではの各楽器の特性を熟知した非常に豊かな響きが魅力的です。単一楽章からなるシェーンベルクの弦楽三重奏曲は1946年の作品。生涯12音音楽の旗手として重きをなす存在であったシェーンベルク晩年の傑作です。 ★F.P.ツィンマーマンが厚い信頼を寄せるタメスティ、ポルテラとともに極上の弦楽トリオの演奏をお楽しみください! ※ブックレットはオリジナルの5冊がクラムシェル・ボックスに封入されております。 収録情報 曲目・内容 「回顧録」〜バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シェーンベルク、ヒンデミット:弦楽三重奏曲集 Disc1(BIS SA-2347) 1. J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988(トリオ・ツィンマーマン編曲による弦楽トリオ版) Disc2(BIS SA-1817) 2. モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563 3. シューベルト:弦楽三重奏曲第1番 変ロ長調 D.471 Disc3(BIS SA-2087) ベートーヴェン: 4. 弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3 5. セレナード ニ長調 Op.8 Disc4(BIS SA-1857) ベートーヴェン: 6. 弦楽三重奏曲第2番 ト長調 Op.9-1 7. 弦楽三重奏曲第3番 ニ長調 Op.9-2 8. 弦楽三重奏曲第4番 ハ短調 Op.9-3 Disc5(BIS SA-2207) 9. ヒンデミット:弦楽三重奏曲第1番 Op.34 10. ヒンデミット:弦楽三重奏曲第2番 11. シェーンベルク:弦楽三重奏曲 Op.45 アーティスト(演奏・出演) トリオ・ツィンマーマン フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン/1-8. 1711年製ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」、9. 10. 11. 1727年製ストラディヴァリウス「ピエール・デュポン−グリュミオー」&1712年製ストラディヴァリウス「ヴィオッティ−ex.ホッティンガー」) アントワン・タメスティ(ヴィオラ/1672年製ストラディヴァリウス「マーラー」) クリスチャン・ポルテラ(チェロ/1. 4. 5. 9. 10. 11. 1711年製ストラディヴァリウス「マラ」、2. 3. 6. 7. 8. 1675年製アンドレーア・グァルネリ) レコーディング セッション録音 1. 2017年8&9月、2018年6月/聖オスターグ教会、ノイシュタット(マンデルスロー) 2. 2009年7月、3. 6. 8. 2010年7&8月、4. 5. 2013年6&7月/旧ストックホルム音楽アカデミー(ストックホルム) 7. 2011年8月/ポツダマー・マイスターザール(ベルリン) 9. 2016年1月、11. 2016年8月/SRFスタジオ(チューリッヒ) 10. 2015年8月/ライツターデル(ノイマルクト)
共鳴弦をもった「バリトン」を名手ツィパーリングが演奏! ツィパーリング、若松夏美、鈴木秀美がハイドンのバリトン・トリオを録音! ★エスターハージ候ニコラウスが愛好していた楽器「バリトン」。ヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器で共鳴弦をネックの後ろ側ではじくことができるのが特徴です。ハイドンはこの楽器を含むおびただしい作品を残しておりヴィオラ、チェロを伴うバリトン・トリオは1770年代半ばまでに、少なくても126曲を残しています。当アルバムには6曲を収録しました。 ★こんにちではほとんど弾かれなくなった「バリトン」を名手ライナー・ツィパーリングが演奏。若松夏美、鈴木秀美という古楽界の名手たちとともにハイドンが想定した楽器で演奏、録音した当アルバムは非常に喜ばしいことと言えます。ハイドンのミニチュア・ワールドをご堪能ください! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:バリトン・トリオ集 1. 第101番 ハ長調 Hob.XI:101 2. 第96番 ロ短調 Hob.XI:96 3. 第125番 ト長調 Hob.XI:125 4. 第109番 ハ長調 Hob.XI:109 5. 第87番 イ短調 Hob.XI:87 6. 第97番 ニ長調 Hob.XI:97「エスターハージ侯爵の命名祝日のために」 アーティスト(演奏・出演) ライナー・ツィパーリング (バリトン) 若松夏美 (ヴィオラ) 鈴木秀美 (チェロ) レコーディング 録音:2018年3月13-15日 / 六花亭 ふきのとうホール (札幌)
韓国期待のヴァイオリニスト、スーイエ・パクが オール・シマノフスキ・プログラムに挑戦! ★SACDハイブリッド盤。韓国若手期待のヴァイオリニスト、スーイエ・パク。BISレーベルから非常に積極的なリリースが続いておりますが、当アルバムでは名手ローランド・ペンティネンとオール・シマノフスキ・プログラムに挑戦しました! ★ヴァイオリン・ソナタ ニ短調は初期作ながら既に独自の個性があらわれた作品。「ロマンス」や「夜想曲とタランテラ」はシマノフスキらしい独特の音楽表現が実に魅力的。そしてギリシア神話を題材にした『神話』は、ヴァイオリンのあらゆる技巧が散りばめられた意欲作。別次元の音楽世界に誘われるシマノフスキの作品は技巧面での難しさ故、録音が少ないだけに名手2人による当盤登場は大歓迎と申せましょう。 ★SACDハイブリッド盤。2000年生まれの韓国人ヴァイオリニスト、スーイエ・パク。16歳で録音した衝撃のデビュー盤『パガニーニ:24のカプリース』 (BIS SA-2282) が話題となり、その後『愛の挨拶〜ヴァイオリン愛奏曲集』 (BIS SA-2382) 、『世紀を越える旅』 (BIS SA-2492) 、『ユン・イサン:ヴァイオリン協奏曲』 (BIS SA-2642) など続々とリリースしています。 収録情報 曲目・内容 シマノフスキ: 1. 『神話』Op.30 2. ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9 3. ロマンス ニ長調 Op.23 4. 夜想曲とタランテラ Op.28 5. アイタコ・エニアの子守歌 Op.52 アーティスト(演奏・出演) スーイエ・パク (ヴァイオリン/1724年製アントニ・ストラディヴァリウス (弓;1865年製ハインリッヒ・カール・クノッフ) ) ローランド・ペンティネン (ピアノ/スタインウェイD, 1929) レコーディング 録音:2021年11月22-25日、2022年4月11&12日/ニコデマス教会 (ベルリン) プロデューサー&サウンド・エンジニア:マルティン・ナゴルニ (Arcantus Musikproduktion)
純フランス的センス。 若き名手たちによる管楽アンサンブル ★アンサンブル・ウラノスはパリ音楽院の学生たちにより2014 年に結成された木管五重奏団。ミシンのブランド、シンガー=ポリニャック財団のレジデント・アーチストとなり活動しながら、2017年にリヨン国際室内楽コンクール、2020年カール・ニールセン国際室内楽コンクールでともに最優秀賞を受賞した実力派団体。★今回はリヒャルト・シュトラウス、フランセ、プーランクの華やかで演奏効果に満ちた作品に挑戦。リヒャルト・シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」はデイヴィッド・コープの編曲。アメリカの作曲家兼科学者で、AI による作曲プログラム「エミー」を開発し、「人工知能が音楽を創る」(音楽之友社刊)の著作もある奇才で、どのような編曲か興味津々です。 収録情報 曲目・内容 1. リヒャルト・シュトラウス(デイヴィッド・コープ編):ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28 2. フランセ:恋人たちの時間 3. フランセ:木管五重奏曲第 1 番 4. プーランク:ピアノと木管のための六重奏曲 アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ウラノス ギヨーム・ヴァンサン(ピアノ) レコーディング 録音:2020年8月/イル・ド・フランス国立管弦楽団会館
優美で高貴な演奏! キアロスクーロ四重奏団による ベートーヴェン第3弾は第10番「ハープ」と第13番! ★SACDハイブリッド盤。現代屈指のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。当アルバムではベートーヴェンの第3弾として弦楽四重奏曲第10番「ハープ」と第13番を録音しました! ★2005年結成の当団 (団名の"Chiaroscuro (キアロスクーロ) "はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します) は、結成当初から楽曲の深い解釈で注目を集め、演奏活動とともに録音にも積極的に取り組んでおり、これまでリリースしたディスクすべてで非常に高い評価を獲得している現代最高峰の弦楽四重奏団です。 ★作品18の6つの四重奏曲に続き、キアロスクーロ四重奏団はベートーヴェン中・後期の傑作2篇を収録。第1楽章の特色あるピッツィカートから「ハープ」の愛称で親しまれる第10番 変ホ長調は、初演から好評を博し、1810年に初版が出版されて以降、現在まで最も人気のある弦楽四重奏曲のひとつです。第13番 変ロ長調は1824年から1826年にかけて作曲された、いわゆる「後期四重奏曲」に属する作品。18世紀の変奏曲を模した6楽章構成で、これまでの伝統的な4楽章構成に、2つの楽章 (アラ・ダンツァ・テデスカ (ドイツ舞曲風に) とカヴァティーナ) が加えられています。しみじみとした抒情を自由かつ即興的に歌い上げる、晩年のベートーヴェンらしさが魅力です。キアロスクーロ四重奏団のシャープにして非常に温かみのある演奏でお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: 1. 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」 2. 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 アーティスト(演奏・出演) キアロスクーロ四重奏団 アリーナ・イブラギモヴァ (ヴァイオリン/Andrea Amati 1570) パブロ・エルナン=ベネディ (ヴァイオリン/Nicolo Amati c. 1675) エミリー・ホーンルンド (ヴィオラ/Willems,c.1700) クレール・チリヨン (チェロ/Carlo Tononi 1720) レコーディング セッション録音:2022年5月18〜22日/ワイアストーン・コンサート・ホール (モンマス) プロデューサー:アンドリュー・キーナー サウンド・エンジニア、エディティング&ミキシング:オスカー・トレース エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
「マンハイム楽派」のフルート室内楽を満喫できる1枚! 小川隆、若松夏美、鈴木秀美、上尾直毅が奏でるシュターミッツの作品集 ★このアルバムはホフ・ムジーク・マンハイムを結成し、古楽器でマンハイム楽派の作曲家を中心にしたプログラムの演奏活動を続けているフラウト・トラヴェルソ奏者の小川隆が、若松夏美、鈴木秀美、上尾直毅とともに美しく奏でるシュターミッツのフルート、ヴァイオリン、バッソの為のフルート三重奏曲集です。★カール・フィリップ・シュターミッツ(1745-1801)は、マンハイム・ホーフカペレの全盛時代に活躍した音楽家です。マンハイムのオーケストラでヴァイオリン奏者として活躍(1762-1770)する一方で、作曲にもその才能を開花させました。その後パリ、フランクフルト、アウグスブルグ、ストラスブールなどに演奏旅行を重ね、ロンドンで大成功を収めてからヴィオラ奏者、ヴィオラ・ダモーレ奏者としての確固たる地位を築き、オランダ、チェコをはじめドイツの主要都市、そしてマンハイムで演奏活動を行いました。★ここに収録されたフルート、ヴァイオリン、バッソの為のフルート三重奏曲集は、当時ロンドンで印刷された初版譜を使用して演奏されましたが、特にチェロの譜面に書かれた数字譜により、選び抜かれた楽章ごとにチェンバロの音を加えており、当時の宮廷で演奏されていたであろう上品さを再現しております。 収録情報 曲目・内容 マンハイム楽派のフルート曲集1. ソナタ I ト長調2. ソナタ II ハ長調3. ソナタ III ヘ長調4. ソナタ IV ト短調5. ソナタ V ヘ長調6. ソナタ VI イ長調 アーティスト(演奏・出演) 小川隆(フラウト・トラヴェルソ)若松夏美(ヴァイオリン)鈴木秀美(チェロ)上尾直毅(チェンバロ) レコーディング セッション録音:2018年2月28日-3月2日/東京 五反田文化センター内音楽ホール
鈴木秀美、若松夏美、成田寛による極上の弦楽トリオ 「最小弦」が紡ぎだす最大限の充実! モーツァルトのディヴェルティメント ★鈴木秀美、若松夏美、成田寛による極上の弦楽トリオによる最新録音はモーツァルトが作曲した唯一の弦楽三重奏曲、ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563です。オリジナル楽器によって紡ぎだされた"線画"が構築する響きは格別です。★構成は全6楽章からなります。充実したソナタ形式の第1楽章、一種の崇高ささえ感じられる第2楽章、非常によく練られた変奏手法の第4楽章、主題の展開を含むロンド形式の第6楽章など、全て弦楽四重奏から獲得した成果と考えられます。この"最小弦"が紡ぎだす最大限の充実を名手による演奏でお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563 アーティスト(演奏・出演) 若松夏美(ヴァイオリン)成田寛(ヴィオラ)鈴木秀美(チェロ) レコーディング セッション録音:2013年3月19,21,22日/彩の国さいたま芸術劇場
完璧なる美の世界 ハーゲン四重奏団&ヴィトマンの共演によるモーツァルト ヴィトマン作の世界初録音作品も収録! ★誰もが認める弦楽四重奏グループの最高峰、ハーゲン四重奏団 (1981年設立) と、クラリネット奏者・作曲家・指揮者として常に最先端に在るイェルク・ヴィトマンによる、夢の共演アルバムが登場します。 ★モーツァルトのクラリネット五重奏曲では、冒頭のハーモニーを聴いた瞬間から、その完璧なバランスと美しさに打ちのめされます。ヴィトマンのクラリネットの天上的な軽やかさと色彩が加わり、夢のような世界が広がります。ヴィトマンは幾度となくこの作品を演奏していますが、演奏のたびに美しさ色彩など新しい発見が尽きず、とても大切にしている作品だそう。長年にわたり共演しているハーゲン四重奏団との演奏、完璧なる美の世界、注目です。 ★ヴィトマンのクラリネット五重奏曲は、2009年にハーゲン四重奏団からの委嘱を受けて作曲されました。当時ヴィトマンは17小節まで書いたところで、モーツァルトのクラリネット五重奏を前にして書けなくなったといいますが、その後、約40分におよぶ巨大な五重奏曲 (アダージョ) を書き上げました。モーツァルトの五重奏同様、やさしいような、悲しいような二面性を湛えているような雰囲気で、現代最先端で活躍するヴィトマンの、さらに深化した音楽がここにあります。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト&ヴィトマン:クラリネット五重奏曲 W.A.モーツァルト (1756-1791) :クラリネット五重奏曲 イ長調 K581 [33:03] イェルク・ヴィトマン (b.1973) :クラリネット五重奏曲 (世界初録音) [38:40] アーティスト(演奏・出演) ハーゲン四重奏団 【ルーカス・ハーゲン (第1ヴァイオリン) 、ライナー・シュミット (第2ヴァイオリン) 、ヴェロニカ・ハーゲン (ヴィオラ) 、クレメンス・ハーゲン (チェロ) 】 イェルク・ヴィトマン (クラリネット) レコーディング 録音:2019年2月23-26日、センデザール、ブレーメン
注目盤! キアロスクーロ四重奏団がついにベートーヴェンを録音! 第1弾は弦楽四重奏曲第1〜3番! ★SACDハイブリッド盤。現代屈指のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団がついにベートーヴェンを録音開始。第1弾は弦楽四重奏曲第1-3番を収録しました!2005年結成の当団は結成当初から楽曲の深い解釈で注目を集め、演奏活動とともに録音にも積極的に取り組んできました。BISレーベルからはこれまでにハイドンとシューベルトを録音。そのいずれのディスクも高い評価を得ており、なかでもハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」はレコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤500」で同楽曲の第1位に選ばれました。結成当時から変わらぬメンバーで、さらなる進化を遂げている名団体です!★弦楽四重奏曲の第1番から第3番は作品18として第4番から第6番を含む6つの弦楽四重奏曲からなり、1798年から1800年頃までに書き上げ1801年に出版されています。30歳になろうかというベートーヴェンがついに挑んだこのジャンルではその生き生きとしたアンサンブルを楽しめる作品群。初期作品ながらベートーヴェンの個性と編み込まれた楽曲構成はさすがの一言です。キアロスクーロ四重奏団ならではのシャープにして実に温かみのある演奏は同曲集の新たな名盤誕生と申せましょう。今後のリリースにも期待が高まります!(団名の“Chiaroscuro(キアロスクーロ)”はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します)。好評発売中!ハイドン:弦楽四重奏曲第31-33番(KKC-5677 / BIS SA-2158)ハイドン:弦楽四重奏曲第34-36番(KKC-5832 / BIS SA-2168)ハイドン:弦楽四重奏曲第75-77番(KKC-6173 / BIS SA-2348)ハイドン:弦楽四重奏曲第78-80番(KKC-6320 / BIS SA-2358)シューベルト:弦楽四重奏曲第9番&第14番「死と乙女」(KKC-5996 / BIS SA-2268) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-12. 弦楽四重奏曲第2番 ト長調 「挨拶する」Op.18-23. 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3 アーティスト(演奏・出演) キアロスクーロ四重奏団アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780)パブロ・エルナン=ベネディ(ヴァイオリン/Andrea Amati 1570)エミリー・ホーンルンド(ヴィオラ/Willems,c.1700)クレール・チリヨン(チェロ/Carlo Tononi 1720) レコーディング セッション録音:2019年6月23-26日/ゼンデザール、ブレーメン(ドイツ)プロデューサー:アンドリュー・キーナーサウンド・エンジニア:ファビアン・フランク(Arcantus Musikproduktion)
日本語解説書付極上のアンサンブル!ハーゲン四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3、5、16番! ★SACDハイブリッド盤。ハーゲン四重奏団は2021年に結成40周年を迎え、さらなる高みへのぼりつめる名団体。当アルバムは2012年に収録したベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3、5、16番です。一切の妥協のない、密度の濃い演奏はこのベートーヴェンでも一層輝きを見せます。圧倒的な集中力とこの上なく上質なベートーヴェンは、彼らでしか演奏することのできない別次元の世界へといざなわれることでしょう。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 1. 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3 2. 弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5 3. 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135 アーティスト(演奏・出演) ハーゲン四重奏団 【ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)、ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)、ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)、クレメンス・ハーゲン(チェロ)】 レコーディング セッション録音: [track-1] 2012年10月/ジーメンス・ヴィラ(ベルリン) [track-2,3] 2012年11月/ドイチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン) レコーディング:シュテファン・カーエン
名器×名手で生まれる名演! フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館所蔵の名器を用いた第5弾! ピドゥーとヴィリアンクールが奏でるベートーヴェンのチェロ・ソナタ作品5 ★フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館とハルモニア・ムンディのパートナーシップによって、博物館が保存している貴重な名器を用いたシリーズ第5弾はトリオ・ヴァンダラーのチェリストでソリストとしても活躍するラファエル・ピドゥーとラ・フォルジュルネ TOKYO2018でも話題となったフランスの俊英ピアニスト、タンギ・ド・ヴィリアンクールが登場します。 ★今回の使用楽器はジュゼッペ・ガルネリの息子、ピエトロ・ガルネリ・ベニスが1734年に製作したチェロ、そしてカール・グリウス・ゲバウールが1855年頃に製作したフォルテピアノです。博物館の徹底した管理のもと丹念にメンテナンスされた楽器の鳴り方は素晴らしく、低音は朗々と高音も渋みと深い味わいのあるこのチェロに対して、可憐で繊細そして色彩豊かな響きを持っているのがこのフォルテピアノです。この名器を用いてのベートーヴェンは格別の極み。チェロ・ソナタ第1番&第2番 Op.5は1797年に出版され、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈された作品。ベートーヴェン初期の作品ながら貫禄すら感じさせますがこの二人の演奏で新たな発見があること間違いなしです。 ★カミーユ・プレイエル(1788-1855)作曲の夜想曲「魔笛の思い出」〜ピアノとチェロのためのコンチェルタンテはシャルル=ニコラ・ボディオが作曲した「チェロの指使いと弓使いについての教本」をもとにして作曲した作品。美しいメロディと2つの楽器の掛け合いが魅力的です。 ★ピドゥーはトリオ・ヴァンダラーとしてピアノ三重奏曲全曲(KKC-5635 / HMC-902100)を、ヴィリアンクールはバガテル全曲集(MIR-492)をそれぞれリリースしており、ベートーヴェンの作品に向き合ってきたこの2人の名手による演奏は期待せずにはいられません。 フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館のコレクション「ストラディヴァリ」を用いてのシリーズは下記の通り。名手が奏でた名器の音色をお楽しみください。 ●ルイ・クープラン:新しい組曲集/クリストフ・ルセ(チェンバロ)(KKC-5984 / HMM-902501/1652年アントワープ製ヨアンネス・クシェ) ●ベルリオーズ(エッセール編):幻想交響曲(2台ピアノ版)/ジャン=フランソワ・エッセール、マリー=ジョゼフ・ジュード(ピアノ/1928年プレイエル製対面ピアノ)(KKC-6017 / HMM-902503) ●「ベルリオーズとの夕べ」/ステファニー・ドゥストゥラック(メゾ・ソプラノ)、ティボー・ルーセル(ギター/ジャン=ニコラ・グローベール、パリ、1830年頃)、タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ/プレイエル、1842年製)、ほか(HMM-902504) ●マティアス・レヴィ:「UNIS VERS」/マティアス・レヴィ(ヴァイオリン/1924年ピエール・エル製“グラッペリ”)、ほか(HMM-902506) 収録情報 曲目・内容 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827): 1. チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1 2. チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2 3. モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46 カミーユ・プレイエル(1788-1855)、シャルル=ニコラ・ボディオ(1773-1849): 4. 夜想曲「魔笛の思い出」〜ピアノとチェロのためのコンチェルタンテ アーティスト(演奏・出演) ラファエル・ピドゥー(チェロ/ピエトロ・ガルネリ・ベニス(1734年)[国立音楽博物館コレクション E.1555]) タンギ・ド・ヴィリアンクール(フォルテピアノ/カール・グリウス・ゲバウール(1855年頃)[国立音楽博物館コレクション E.2005.4.1]) 調律=430 Hz レコーディング セッション録音:2020年1月/パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(フィルハーモニー・ド・パリ内)
聴き手に新たな発見を与える究極の表現。 ハーゲン四重奏団、 2014年録音のモーツァルトの第14番と第17番「狩」! ★SACDハイブリッド盤。ハーゲン四重奏団によるモーツァルトの弦楽四重奏曲第14番と第17番「狩」、2014年録音。DG時代に同曲を録音しておりますが、当録音ではさらに磨きのかかった演奏を披露。また、楽器は録音当時日本音楽財団より貸与されていた、ストラディヴァリウス「パガニーニ・クァルテット」を使用しており、名器で奏でられる極上のモーツァルトを堪能することができます。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト: 1. 弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387 2. 弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458『狩』 アーティスト(演奏・出演) ハーゲン四重奏団 【ルーカス・ハーゲン (第1ヴァイオリン) 、ライナー・シュミット (第2ヴァイオリン) 、ヴェロニカ・ハーゲン (ヴィオラ) 、クレメンス・ハーゲン (チェロ) 】 (日本音楽財団より貸与されていた、ストラディヴァリウス「パガニーニ・クァルテット」を使用しての録音) レコーディング セッション録音:2014年12月 レコーディング:シュテファン・カーエン
日本語解説書付聴き手に新たな発見を与える究極の表現。ハーゲン四重奏団、2014年録音のモーツァルトの第14番と第17番「狩」! ★SACDハイブリッド盤。ハーゲン四重奏団によるモーツァルトの弦楽四重奏曲第14番と第17番「狩」、2014年録音。DG時代に同曲を録音しておりますが、当録音ではさらに磨きのかかった演奏を披露。また、楽器は録音当時日本音楽財団より貸与されていた、ストラディヴァリウス「パガニーニ・クァルテット」を使用しており、名器で奏でられる極上のモーツァルトを堪能することができます。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト: 1. 弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387 2. 弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458『狩』 アーティスト(演奏・出演) ハーゲン四重奏団 【ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)、ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)、ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)、クレメンス・ハーゲン(チェロ)】 (日本音楽財団より貸与されていた、ストラディヴァリウス「パガニーニ・クァルテット」を使用しての録音) レコーディング セッション録音:2014年12月 レコーディング:シュテファン・カーエン
20世紀前半、女性作曲家たちが挑んだ新しいヴァイオリンの表現 ★1996年生まれのラファエル・モローは、チェリスト、エドガー・モローの実妹のヴァイオリニスト。パリ音楽院でドガレイユに師事し、近年注目を集める逸材。 ★彼女が1992年生まれの個性派ピアニスト、セリア・オヌト・ベンサイドと20世紀4名の女性作曲家のヴァイオリン曲に挑戦。アルバム・タイトルのDuellesは「ふたり」の意味のほかに「決闘」の女性形をも暗示しているようで、単なるメロディと伴奏に終わらない火花散らす共演を披露しています。 ★4名はオランダ、ポーランド、クロアチア、フランス出身で、それぞれの民族色を出しつつ、高度な作曲技法を駆使して聴き応えある作品に仕上げています。オランダのボスマンスのソナタは最初期に作品で、あふれ出るエネルギーと才気に惹きつけられます。フランスで女性として最初にオーケストラを指揮したとされるカナル、自身がヴァイオリンの名手だったポーランドのバツェヴィチ、クロアチアの民俗素材によりながら、どこかロシアの感覚もあるペヤチェヴィチの作品までいずれも宝物を発見したように興奮させられます。 収録情報 曲目・内容 デュール (Duelles) 1. ヘンリエッテ・ボスマンス:ヴァイオリン・ソナタ (1918) 2. グラジーナ・バツェヴィチ:カプリス第3番 (1930) 3. ドラ・ペヤチェヴィチ:スラヴ・ソナタOp.43 (1917) 4. バツェヴィチ:オベレク第1番 (1951) 5. マルグリット・カナル:ヴァイオリン・ソナタ (1925) アーティスト(演奏・出演) ラファエル・モロー (ヴァイオリン) セリア・オヌト・ベンサイド (ピアノ;YAMAHA CFX) レコーディング 録音:2023年2月17日〜3月2日/ヴィルファヴァール農園
ジュリアード弦楽四重奏団 創設75周年記念! WERGOの名盤ヒンデミット全集が国内仕様で登場 当曲のトップに君臨する素晴らしい演奏はもちろん、 リリースの少ない作品だけに解説の日本語訳も貴重! ★冴えわたる技巧と高い合奏能力を武器とするアメリカの名カルテット、ジュリアード弦楽四重奏団は2021年に創設75周年を迎えます。それを記念してWERGOレーベルのベストセラーであるヒンデミットの弦楽四重奏曲全集を国内盤化。1946年結成時から1997年までコンマスを務めたロバート・マンが在籍中の録音で、20世紀ドイツ音楽の面白さを世に伝えるWERGOならではの飛び切りの名盤です。 ★ハイドン、ベートーヴェン、バッハを思わせる彫琢された4声体でありながら、メカニックで皮肉めいた独特の語り口で構築される7曲のカルテット。ヒンデミットはヴィオラ弾きでもあったため内声の対位法的な充実ぶりも目を引きます。古典にも近現代にも滅法強いジュリアード弦楽四重奏団にヒンデミットの音楽はまさにうってつけで、疾走感と力強さを兼ね備えた未来的でドライなサウンドが最高。非常に完成度の高い全集録音です。 ★付属の日本語解説書には輸入盤ブックレットの日本語訳を掲載しています。ヒンデミットの弦楽四重奏録音は決して多くないのでWERGOのきちんとした楽曲解説はとても貴重。なお輸入盤では3枚組(WER-6960)の他に3巻の単売(WER-6283、WER-6607、WER-6622、いずれも入手困難)がありますが解説は同一の内容です。 収録情報 曲目・内容 ヒンデミット:弦楽四重奏曲全集 [CD1] 第1番ハ長調 Op.2、第4番 Op.22、第7番 変ホ調 [CD2] 第2番 Op.10、第6番 変ホ調 [CD3] 第3番 Op.16、第5番 Op.32 アーティスト(演奏・出演) ジュリアード弦楽四重奏団 [ロバート・マン(第1ヴァイオリン) ジョエル・スミルノフ(第2ヴァイオリン) サミュエル・ローズ(ヴィオラ) ジョエル・クロスニック(チェロ)] レコーディング 録音: [CD1]1997年3月8-10日(第1番・第7番)、1995年4月15・17・18日(第4番) [CD2]1996年6月14-16日 [CD3]1995年4月15・17・18日
またひとつ名盤が登場! キアロスクーロ四重奏団が ハイドンの6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」から 第1〜3曲を収録! ★SACDハイブリッド盤。現代屈指のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団 (団名の“Chiaroscuro (キアロスクーロ) ”はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します) 。2005年結成の当団は結成当初から楽曲の深い解釈で注目を集め、演奏活動とともに録音にも積極的に取り組んできました。これまでリリースしたディスクはどれも高い評価を得ており、なかでもハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」はレコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤 500」で同楽曲の第1位に選ばれるなど、結成当時から変わらぬメンバーで進化を遂げている現代を代表する四重奏団です。 ★当アルバムにはハイドンの6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」 (第37〜42番) Op.33から第1〜3曲 (第37〜39番) を収録しました!「太陽四重奏曲」 (第31〜35番) の作曲から10年ほど経った時期に作曲した第37〜42番「ロシア四重奏曲」。由来はロシア皇帝パウル一世 (ロシア大公パーヴェル・ペトロヴィッチュ) に献呈されたことからその名がつけられました。 ★冒頭、表情豊かな二小節の旋律が印象的な第37番、軽妙な第38番「ジョーク」、そして主題に鳥のさえずりを模した第39番「鳥」と、キアロスクーロ四重奏団ならではのシャープにして温かみのある演奏が際立ちます。同曲集の新たな名盤誕生と申せましょう! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」 (第37〜42番) Op.33 より 弦楽四重奏曲第37番 ロ短調 Hob.III-37 弦楽四重奏曲第38番 変ホ長調「ジョーク」 Hob.III-38 弦楽四重奏曲第39番 ハ長調「鳥」 Hob.III-39 アーティスト(演奏・出演) キアロスクーロ四重奏団 アリーナ・イブラギモヴァ (ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780) パブロ・エルナン=ベネディ (ヴァイオリン/Andrea Amati 1570) エミリー・ホーンルンド (ヴィオラ/Willems,c.1700) クレール・チリヨン (チェロ/Carlo Tononi 1720) レコーディング セッション録音:2021年10月26-29日/メニューイン・ホール、ユーディ・メニューイン音楽学校 (イギリス) プロデューサー:アンドリュー・キーナー サウンド・エンジニア:オスカー・トレース
モディリアーニ弦楽四重奏団が 瑞々しくも高貴に奏でるグリーグ&スメタナ ★2003年に結成されたモディリーアニ弦楽四重奏団。若々しい弦楽四重奏団としてスタートしましたが早くも活動20年を迎え、その演奏はフレッシュさとみずみずしさを保ったまま、深みと凄みを増した表現で世界から極めて高く評価されています。 ★今回彼らが取り上げたのはグリーグとスメタナ。海を隔て、国民性も異なる2人は、お互いを知りませんでしたが、ほぼ同時期に書かれた彼らの四重奏曲は、作曲者自身の苦しい境遇の中で書かれたという点で共通しています。グリーグは、ピアノ協奏曲で賞賛され、ペール・ギュントで成功を収めた後、33歳でト短調の四重奏曲に着手しました。グリーグは娘と両親の死、そして崩壊寸前の結婚生活という苦悩に満ちた自身の境遇を、四重奏という編成に、自身の歌曲「吟遊詩人の歌」 (op.25-1) の旋律をメインの素材に用いながら、この上ない高貴さもって打ち明けています。30分超の大作です。一方のスメタナも、チェコ音楽の父として崇められながらも、50代で全聾になってしまい指揮者としてのキャリアを去ることを余儀なくされ、ボヘミア中部の村に隠棲し苦悩と貧困の生活を送っていました。1876年12月29日に「わが生涯」と題して発表された本作にはそうしたスメタナの様々な思いが反映されているようです。モディリアーニの面々が、16本の弦がひとつの楽器であるかのような一体感と、時にオーケストラのような熱と迫力あるサウンドで、これらふたつの劇的な作品を感動的に響かせています。 収録情報 曲目・内容 グリーグ (1843-1907) :弦楽四重奏曲 第1番 ト短調 op.27 (1878年) スメタナ (1824-1884) :弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調 「わが生涯より」 (1876年) アーティスト(演奏・出演) モディリアーニ弦楽四重奏団 [アモリ・コエイトー (ヴァイオリン) :1773年ジョヴァンニ・バッティスタ・グアダニーニ/ロイック・リョー (ヴァイオリン) :1734年製ガリアーノ/ローラン・マルフェング (ヴィオラ) :1660年製ルイジ・マリアーニ/フランソワ・キエフェル (チェロ) :1706年ゴフリラー「ヴァールブルク」] レコーディング 録音:2022年12月6-9日、シューベルティアーデ、オーストリア
注目のチェロ奏者ブリュノ・フィリップ チェロの最強名曲アルバムの登場 驚異的な高解像度 新時代のフランクのソナタ決定盤!! サン=サーンスの協奏曲&プーランクのソナタ ★チェロの新星ブリュノ・フィリップが、名作を贅沢に盛り込んだ1枚をリリースします。息の長く聴き手を包み込むような歌と、一切のブレのない美しい音色が全開。高く評価されたバッハの無伴奏チェロ組曲 (KKC-6530/HMM-902684) に続き、またひとつ世界に名乗りを上げる1枚の登場です。 ★フランクのソナタは、驚異的に長いフレーズ感歌い上げるのではなく、どこか夢見ているような瞑想曲のような風合い。タンギ・ド・ヴィリアンクールのピアノは圧巻、完璧かつ、細部のパッセージまでよく聴こえる解像度の高さ。新時代のフランクの名演の登場と申せましょう。サン=サーンスでは繊細で美しい音色はそのままにダイナミックに歌い弾きまくっており、聴きごたえ大満足。エッシェンバッハとオケも全力でフィリップと対話しています。プーランクでは、洒脱さなどをところどころにピリッと効かせつつも、ブリュノ・フィリップ独特のどこか夢見がちな雰囲気が漂っており、そこにヴィリアンクールのピアノがプーランクのハーモニーをバチっと響かせた秀演。小品でも息の長い歌がとにかく印象に残ります。 ブリュノ・フィリップ 1993年、フランス南部のペルピニャン生まれ。パリでラファエル・ピドゥに師事、その後ゲリンガス、イッサーリス、ゲイリー・ホフマン、ウィスペルウェイやハーゲンらに師事して研鑽を積んだ逸材です。2011年にアンドレ・ナヴァラ国際コンクールでグラン・プリとベスト・リサイタル賞を受賞。2014年にはミュンヘン国際コンクールで第3番に入賞しました。2017年、エリザベート王妃国際コンクール入賞。2018年、ヴィクトワール・ド・ミュジークの "器楽天啓 (Instrumental Revelation) " 受賞。 タンギ・ド・ヴィリアンクール 1990年フランス生まれ。パリ国立高等音楽院でロジェ・ムラロ、クレール・デセール、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのクラスで学び、2008年のYAMAHAコンクール、2013年のフォーレ・コンクールで入賞、以降ジャック・ルヴィエ、ケフェレックらのもとでさらに研鑽をつみ、2016年にジュネーヴ芸術協会の審査員賞、およびオーディエンス賞を受賞。2017-19のSPEDIDAMジェネレーションのウィナーとなるなど、ますますの活躍が期待される新星です。 収録情報 曲目・内容 サン=サーンス:チェロ協奏曲&フランク:チェロ・ソナタ他 ・フォーレ:ロマンス op.69 ・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (ジュール・デルサールによるチェロとピアノ版) ・サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 op.33 ・フォーレ:蝶々 op.77 ・プーランク:チェロ・ソナタ ・フォーレ:夢のあとに (パブロ・カザルス編) アーティスト(演奏・出演) ブリュノ・フィリップ (チェロ/Gennaro Gagliano, 1760年製) タンギ・ド・ヴィリアンクール (ピアノ) クリストフ・エッシェンバッハ (指揮) フランクフルト放送交響楽団 レコーディング [サン=サーンス] 2020年9月 (協奏曲/ライヴ) [フォーレ、フランク、プーランク] 2022年4月
ギリシャの作曲家とギリシャをルーツにもつ作曲家による ヴァイオリンとピアノのための作品集! ★SACDハイブリッド盤。このアルバムは、ギリシャの作曲家とギリシャをルーツにもつ作曲家によるヴァイオリンとピアノのための作品を紹介する目的で作られました。 ★ボリス・パパンドプロ (1906-1991) は、ボンに近いドイツのホンネフ・アム・ラインに生まれた、ギリシャ系クロアチアの作曲家です。ザグレブ音楽アカデミーで学び、指揮者としても活動しました。《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ》は、バルカン半島の民俗音楽の味わいをもち、《瞑想》は、アドリア海に面したダルマチア沿岸の美しい村トリブニで作曲された、哀愁的な気分の小品です。 ★ディオス・コンスタンティニデス (1929-2021) は、ギリシャ北部のイオアニナ生まれ。ニューヨークのイヴァン・ガラミアンやドロシー・ディレイたちにヴァイオリン、アテネのヤニス・パパイオアヌーとミシガン州のオーウェン・リードに作曲を学びました。《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ》は、「厳格な十二音技法」で書かれた、「長く掃くような旋律」が特徴の3楽章の作品です。 ★アテネ生まれのディミトリー・テルツァキス (1938-) は、アテネのヤニス・パパイオアヌーとケルン音楽大学のベルント・アロイス・ツィンマーマンに学びました。その後「ダルムシュタット」のドグマを離れ、音色ではなく「メロディ」を重視する作曲を行うようになりました。《地獄のソナタ》は、ダンテの『神曲』からインスピレーションを得た3楽章の作品です。その直後、音と感情の世界で関連をもつ、短い旋律の楽想による格言的な曲集《風の中の言葉》が作曲されました。 ★ヤニス・コンスタンティニディス (1903-1984) は、アナトリアのスミルナ (現イズミル) で生まれました。ギリシャ=トルコ戦争の直前にアテネに移り、ベルリンでパウル・ユオンに作曲と理論を学んだ後、キャバレーや劇場のピアニストとして生計を立てました。帰国後、コスタス・ヤンニディスの別名で万能の音楽家として活動、経音楽の分野で大きな成功を収めました。《ドデカネス諸島のギリシャ民謡による組曲》は、スイスの民俗音楽研究家サミュエル・ボー=ボヴィの『ドデカネス諸島のギリシャ民謡』を基に作られた「オーセンティック」な歌と踊りの曲集です。 ★ダナエ・パパマッテウー=マチュケは、将来を託されるギリシャの若い世代のヴァイオリニストのひとりです。アテネ生まれ。ザルツブルクのモーツァルテウムのイゴール・オジム、ハンブルク音楽演劇大学のターニャ・ベッカー=ベンダーに学び、テッサロニキのマケドニア大学の博士号を取得しました。ピアニストのウーヴェ・マチュケは、ベルリン生まれ。フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学でユリアネ・レルヒェ、ブダペストのリスト・フェレンツ音楽大学でペーテル・ショイモシュたちに学びました。アテネに移り、2001年にマケドニア大学の音楽学部ピアノ科の教授に任命されました。 収録情報 曲目・内容 『橋 (Bridges) 』 ボリス・パパンドプロ (1906-1991) : 1. 瞑想 (Medidation) 〜ヴァイオリンとピアノのための (1987) 2. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (1988) 3. ディオス・コンスタンティニデス (1929-2021) :ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (1971 rev.1977) ディミトリー・テルツァキス (1938-) : 4. 地獄のソナタ (Sonate infernale) 〜ヴァイオリンとピアノのための (2008-09) 5. 風の中の言葉 (Spruche im Wind) 〜ヴァイオリンとピアノのための「10の小品」 (2009) 6. ヤニス・コンスタンティニディス (1903-1984) : ドデカネス諸島のギリシャ民謡による組曲 (Suite sur des melodies populaires grecques du Dodecanese) 〜ヴァイオリンとピアノのための (1948) 【カルパトス島の旋律 (Air de Karpathos) /カリムノス島の牧歌 (Chant pastoral de Kalymnos) /ロドス島の歌と踊り (Chant et danse de Rhodes) /レロス島の踊り (Danse de Leros) /ロドス島の旋律 (Air de Rhodes) /ロドス島の結婚の歌と踊り (Chant nuptial et danse de Rhodes) 】 アーティスト(演奏・出演) ダナエ・パパマッテウー=マチュケ (ヴァイオリン/カルロ・フェルディナンド・ランドルフィ1760年製作) ウーヴェ・マチュケ (ピアノ/スタインウェイD) レコーディング 録音:2022年6月17-20日/ゼンデザール (ブレーメン、ドイツ) 制作・録音エンジニア・編集:ファビアン・フランク
アンタイ兄弟&シャンゼリゼ管のコンマス&レザール・フロリサンのメンバー 名手たちによるハイドン円熟期のピアノ三重奏曲集 ★なんとも豪華な顔ぶれによるハイドンのピアノ三重奏曲集の登場。ハイドンが 1784年から1790年の間、エステルハージー公に仕えていた最後の頃の作品で、ハイドンの筆が完全に熟していたことを感じさせる作品がならびます。ハイドンがちりばめた、ころころと自在に変化する表情のパッセージを、名手たちがこれ以上なく典雅に響かせます。 ■ジェローム・アンタイ (鍵盤) =アンタイ3兄弟のひとり。ヴィーラント・クイケンのもとでヴィオラ・ダ・ガンバを学なかで歴史的鍵盤楽器にも興味をもつ。シギスヴァルト・クイケンやヤーコプス、マルゴワールらとガンバ、鍵盤の両方で共演。 ■マルク・アンタイ (フルート) =アンタイ3兄弟のひとり (もうひとりはピエール・アンタイ) 。バルトルド・クイケンのもとで学ぶ。ラ・プティット・バンドなどで活躍。 ■アレッサンドロ・モッチア (ヴァイオリン) =ミラノのヴェルディ音楽院でフェリーチェ・クザーノに師事。さらにアッカルドのもとでも研鑽を積む。1992年以降、シャンゼリゼ管のコンサートマスターを務めている。 ■アリックス・ヴェルジエ (チェロ) =パリ国立高等音楽院でコワンにチェロを師事。ヴィオラ・ダ・ガンバも演奏する。1991年よりレザール・フロリサンのメンバー。さらに、レ・タラン・リリクやル・コンセール・デ・ナシオンでも演奏している。ジェローム・アンタイ、アレッサンドロ・モッチアとトリオの活動もしている。 収録情報 曲目・内容 ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ三重奏曲集 ・ピアノ三重奏曲 ト長調 Hob.XV:15 (フルート、チェロとピアノ) ・ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Hob.XV:16 (ヴァイオリン、チェロとピアノ) ・ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.XV:16 (フルート、チェロとピアノ) ・ピアノ三重奏曲 ホ短調 Hob.XV:12 (ヴァイオリン、チェロとピアノ) アーティスト(演奏・出演) ジェローム・アンタイ (フォルテピアノ) マルク・アンタイ (フルート) アレッサンドロ・モッチア (ヴァイオリン) アリクス・ヴェルジエ (チェロ) レコーディング 録音:2020年2月
決定盤登場! イギリスの名匠マイケル・コリンズとスティーヴン・ハフがブラームスの“3つ”のクラリネット・ソナタを録音! ★SACDハイブリッド盤。マイケル・コリンズが小川典子と共演した「パリのクラリネット」がレコード芸術誌「特選盤」などで絶賛される中、またしても強力盤の登場。長年の友人で室内楽のパートナーとして絶大な信頼を寄せるスティーヴン・ハフとの共演でブラームスの“3つ”のクラリネット・ソナタを録音しました!クラリネット・ソナタといえば作品120の2曲ですが、ここではヴァイオリン・ソナタ第2番をコリンズ編曲によるクラリネット版で収録しており「3つのクラリネット・ソナタ」というアルバム・タイトルが付けられています。 ★コリンズ編のヴァイオリン・ソナタ第2番は実に優美。全楽章を通じ穏やかで温かい空気を持つ作品ですが、クラリネット版でも非常に美しい世界が広がります。 ★クラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルド(1856-1907)の演奏を聴き創作意欲を取り戻し書き上げたのが2つのクラリネット・ソナタです。枯淡の味わいをもつブラームス晩年の傑作を2人の名手による演奏で聴けるのは非常に喜ばしく、新時代の決定盤登場と申せましょう! 収録情報 曲目・内容 ブラームス: 1. ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100(マイケル・コリンズ編曲によるクラリネット版) 2. クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1 3. クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2 アーティスト(演奏・出演) マイケル・コリンズ(クラリネット/B flat: Yamaha Artist Model SE) スティーヴン・ハフ(ピアノ/C. Bechstein model D) レコーディング セッション録音:2020年6月19-21日/ヘンリーウッドホール(ロンドン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
★当代きってのヴィオラ奏者、アントワン・タメスティ。難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。ハルモニアムンディからは、「ベル・カント〜ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)、「ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲」(HMM902268/KKC5916)、「J.S.バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集」(HMM902259/KKC6057)、などをリリースし非常に高く評価されており、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。 ★本作は、ブラームスの2つのソナタを中心に、歌曲のヴィオラ編曲版と、歌にオブリガートのヴィオラ、ピアノが付いた珍しい編成の2つの歌など、「人の声に最も近い」とも言われるヴィオラの魅力が詰まった内容です。 ブラームスはその晩年、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに影響を受け、クラリネットの名曲を立て続けに書いています。なかでも 1894年に作られた 2曲のクラリネット・ソナタは、ブラームスにとって の最後のソナタであり、自身によってヴィオラ版にも編曲されました。情熱的な曲想の第1番、そして哀愁漂う旋律の第2番を滋味豊かに歌うタメスティと、1899年製のベヒシュタインで演奏したティベルギアンの優美な演奏は、ブラームス晩年の境地を見事に描いています。 そして、マティアス・ゲルネが歌う「2つの歌」。リュッケルトの詩による第1曲「鎮められたあこがれ」はヴィオラも歌い手の心情を共に表現し、タメスティの内省的な美しさとゲルネの心に訴えかける歌唱は必聴。第2曲「聖なる子守歌」は、友人ヨーゼフ・ヨアヒムの長子誕生を祝って書かれたとも言われる優美な子守歌で、ヴィイオラは古いクリスマスの歌を奏します。 【曲目・内容】 ブラームス: ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1 ナイチンゲール Op.97-1(ヴィオラとピアノ版) ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2 子守歌Op.49-4(ヴィオラとピアノ版) 2つの歌Op.91【1. 鎮められたあこがれ 2. 聖なる子守歌】* 【アーティスト(演奏・出演)】 アントワン・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス「マーラー」1672年製) セドリック・ティベルギアン(ピアノ/ベヒシュタイン) マティアス・ゲルネ(バリトン)* 【レコーディング】 録音:2019年9、11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ケラス&タロー、共演による新譜はマラン・マレ!! ケラスの歌とタローの魔法の音色が炸裂! ★ケラスとタローが、マラン・マレを録音しました。モダン・チェロとピアノによるマラン・マレというだけでも興味津々なうえ、ふたりによる演奏となれば、黙って通り過ぎるわけにはいきません。ケラスはその圧倒的なうまさと音楽で、洋の東西、時代を問わずに演奏活動を展開、そしてタローはラモーのクラヴサン曲集のピアノによる演奏で世界をあっといわせた存在。そんなふたりによるマレ!ひとつの組曲を核に、さまざまなキャラクターの小曲を合間にちりばめた、1枚をとおしてたのしめるプログラムも魅力。ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロで演奏するとどちらかといえばゆったりと典雅、内省的な印象すらあるマレ。ケラスとタローによる演奏は、フレーズひとつひとつに満ちる歌、さりげない装飾音にただよう繊細なエレガンスが美しく、そしてスタイリッシュ。かと思うと、ワールドミュージックを聴いているような感覚になるような場面もあるなど、1曲1曲が実に新鮮。膀胱結石手術図の患者役にはコメディ・フランセーズの役者をゲストに迎えた力の入りよう。タローのソロも、ラモーやクープランにつづき、衝撃の美しさに心がふるえます。そしてスペインのフォリアでの、ケラスの圧倒的うまさ!!絶対注目です!!! 収録情報 曲目・内容 マラン・マレ (1656-1728) :作品集 1. プレリュード * 2. ガヴォット * 3. ミュゼット (ヴィオール曲集第4巻、組曲イ短調より) 4. スペインのフォリアのクプレ (ヴィオール曲集第2巻より) 5. ラ・レヴーズ (夢、夢想、夢見る女) (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より) 6. ファンタジー* 7. グラン・バレ * 8. サラバンド * 9. 膀胱結石手術図 (ヴィオール曲集第5巻) 10. クーラント * 11. 作者不詳 (伝:マラン・マレ) :Les Regrets (後悔) (ヴィオール曲集第2巻 組曲ホ短調より) 12. プレリュード (ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より) 13. サラバンド・グラーヴ (ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より) 14. きわめて速く - 遅く (マレ風ソナタ) 15. ル・バディナージュ (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より) [ ピアノ・ソロ編曲 ] 16. ジグ - ドゥーブル * 17. アルマンド * *= ヴィオール曲集第3巻 組曲イ短調より アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/ジョフレド・カッパ、1696年製) アレクサンドル・タロー (ピアノ/YAMAHA CFXグランドピアノ) ギョーム・カリエンヌ (コメディ・フランセーズ会員/9) レコーディング 録音:2022年8月、大ホール、アルセナル・ド・メス (フランス)hmm-902315
ルツェルン2020ライヴ ルツェルン祝祭管のソリストたちによる モーツァルト・ベートーヴェンの七重奏 日本語帯・解説付き ★2020年新型コロナウイルスの感染拡大を受けて通常開催は中止となったスイスのルツェルン音楽祭。10日間という短期間で新たに公演が組まれ、メイン会場であるカルチャーコングレスセンターは、感染予防のため1898席のち1000席を稼働して行われました。 このライヴ録音は、そんな中に行われ、名手揃いのルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーによるモーツァルトのディヴェルティメント 第11番 とベートーヴェンの七重奏曲 が演奏されました。モーツァルトのディヴェルティメント 第11番は、ヴァイオリン2、ヴィオラ、コントラバスの弦4とオーボエ、ホルン2の管3というユニークな楽器編成でオーボエが活躍する華やかな作品です。姉ナンネルの誕生日のお祝いに書かれたので、「ナンネル・セプテット」とも呼ばれます。そして作曲当時から人気を博したベートーヴェンの七重奏曲。時の皇妃マリア・テレジアに献呈されています。 メンバーは世界各国で活躍する一流奏者たち。オーボエ奏者のルーカス・マシアス=ナバロは、アバドからの信頼が厚く、2008年にはルツェルン祝祭管の首席奏者に招かれ、現在は母国スペインのグラナダ市管弦楽団の芸術監督を務める多才な音楽家。クラリネットは、マーラー室内管、レ・ディソナンスの首席クラリネット奏者として活躍しているヴィセンテ・アルベローラ。ベルリン生まれのファゴット奏者マティアス・ラッツ。2002年のミュンヘン国際音楽コンクールで第1位なしの第2位を受賞、チューリッヒ・トーンハレ管。およびルツェルン祝祭管の首席ファゴット奏者をつとめています。そして世界最高峰のホルン奏者でベルリン・フィルの首席を長らく務めるシュテファン・ドール。マーラー室内管のホルン奏者ヨナタン・ウェグループ。ルツェルン祝祭管のコンサートマスター、カメラータ・ザルツブルクの第一コンサートマスターを務め、室内楽者、ソリストとして、世界各地で活躍を続けているグレゴリー・アース。バイエルン放送響コンサートマスターを務めるコルビニアン・アルテンベルガー。そしてベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者を22年にわたって務めたヴォルフラム・クリストとその息子ヴァイオリン奏者のラファエル・クリスト。ベルリン・ドイツ交響楽団の第1ソロ・チェロ奏者を9年間務めた後、世界中の大舞台で活躍しているイェンス=ペーター・マインツ。スウェーデン放送響とマーラー室内管の首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者リック・ストーティン。 名手たちの息の合ったアンサンブルを堪能できる1枚です。 ◆レコード芸術 2021年5月号 特選盤 収録情報 曲目・内容 モーツァルト : ディヴェルティメント 第11番 ニ長調K.251 (ナンネル・セプテット) ベートーヴェン : 七重奏曲 変ホ長調 Op. 20 アーティスト(演奏・出演) ルツェルン祝祭管のソリストたち ルーカス・マシアス=ナバロ (オーボエ/モーツァルト) ヴィセンテ・アルベローラ (クラリネット/ベートーヴェン) マティアス・ラッツ (ファゴット/ベートーヴェン) シュテファン・ドール (ホルン) ヨナタン・ウェグループ (ホルン/モーツァルト) グレゴリー・アース (ヴァイオリン/モーツァルト) コルビニアン・アルテンベルガー (ヴァイオリン/モーツァルト) ラファエル・クリスト (ヴァイオリン/ベートーヴェン) ヴォルフラム・クリスト (ヴィオラ) イェンス=ペーター・マインツ (チェロ/ベートーヴェン) リック・ストーティン (コントラバス) レコーディング 録音 : 2020年8月、KKLルツェルン・コンサート・ホール (ライヴ)