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曲目・内容1.クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): Confitebor III alla francese - フランス様式による「わたしは心から主であるあなたを祝い」第3番-『宗教的・倫理的な森』(1640)より2-3.ベネデット・パッラヴィチーノ(1551頃-1601): Dum complerentur - 五旬節の時は満ち -『讃美の聖唱歌集』(1605)より4.サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630): Keter yitnu - あなたの聖なる王冠は天使たちに歓迎をもって認められ -『ソロモンの歌集』(1623)より5.ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596): Adesto dolori meo - わたしは悲しみに蝕まれています、神よ -『5声のモテット集 第1巻』(1566)より6.モンテヴェルディ: Laetaniae della Beata Vergine - 聖母マリアの連祷 -『モンテヴェルディ氏による4声のミサ曲、独唱群と合唱による 1-8声の詩篇曲および聖母マリアの連祷』(1650)より7.デ・ヴェルト: Omnis homo primum - 誰もがまずは上等なワインを -『5声のモテット集 第1巻』(1566)より8.ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1554頃-1609): Magificat VIII toni - 第8旋法によるマニフィカト(聖母マリアの讃歌) -『聖母マリアの讃歌を含む、全ての荘厳なる晩課のための詩篇曲集』(1593)より9.パッラヴィチーノ: Misericordias Domini - わたしは主の憐れみをとこしえに歌い -『讃美の聖唱歌集』(1605)より10.モンテヴェルディ: Cantate Domino - 歌え、主に向かって新しき歌を -ジューリオ・チェーザレ・ビアンキの『モテット集 第1巻[中略]クラウディオ・モンテヴェルディ氏のモテット1曲を含む』(1620)より11.アマンテ・フランツォーニ(1575-1630): Dixit Dominus VI toni - 第6旋法による「ディクシット・ドミヌス(主は言われた)」-『聖母マリアの讃歌を含む、全ての荘厳なる晩課のための詩篇曲集』(1619)より12.デ・ヴェルト: Speremus Meliora omnes わたしたちはみな至上の善を願います!-『5声のモテット集 第1巻』(1566)より13.ロッシ: Yesusum midbar 皆で来たれ、渇きに苛まれる者たちよ-『ソロモンの歌集』(1623)より14.ガストルディ: Regina coeli 天の皇后よ-『ローマ式典礼による終課全編』(1597)よりアーティスト(演奏・出演)ビスカントレス(声楽&古楽器アンサンブル)ルーカ・コロンボ指揮レコーディング2020年9月18-20日パラッツォ・ピニャーノ礼拝堂、クレモナ、イタリアその他の仕様など収録時間: 63分商品番号:A545ゴンザーガ家の輝きデ・ヴェルトからモンテヴェルディまでの宗教作品集 [ルーカ・コロンボ、ビスカントレス] SPLENDOURS OF THE GONZAGA - Sacred Music from Wert to Monteverdi (Ensemble Biscantores, Colombo)CD 発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:A545 Arcana1600年前後の音楽発展を、イタリア古楽界の俊才たちが縦横無尽にルネサンスからバロックにかけてのマドリガーレや宗教曲を、当時の様式に従って専門的に演奏するイタリアの新しい古楽合唱団ビスカントレス。少数精鋭の室内楽的な響きの確かさから合唱における精緻なアンサンブルまで、一貫して手堅くも魅力的な解釈を聴かせるこの団体が、ルネサンス期にさまざまな分野の芸術を擁護・推進しイタリア宮廷文化を牽引したマントヴァのゴンザーガ家にゆかりのある作曲家たちの作品を集中的にとりあげたアルバムです。軸となっているのはフランドル出身でイタリアに渡った16世紀屈指のマドリガーレ作曲家デ・ヴェルトと、独唱中心のオペラばかりでなくルネサンス以来の合唱音楽にも新技法を大きく取り入れ発展させた大家モンテヴェルディ。マントヴァ宮廷との縁で生まれた彼らの作品の他、フランツォーニやガストルディといった演奏機会の少ない作曲家たちの作品に潜む細やかな機微まで鮮やかに浮かび上がらせる好演です。解説も充実(伊語/仏英訳付)。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴェルトガストルディパッラヴィチーノフランツォーニモンテヴェルディロッシ
曲目・内容グエッラの写本 第5集1.ファン・イダルゴ(1614-1685):Zagalejos del valle - 谷の羊飼い2.イダルゴ:Recelos, cuidados - 疑え、注意しろ3.ホセ・マリン(1619頃-1699):Válgate Amor por Gileta - 愛の神よ、ジレタのために4.作者不詳:¿Qué quiere el sol en el monte? なぜ山で太陽が輝くのか5.作者不詳:Rompe, Amor, la venda - 愛の神、目隠しを外す6.作者不詳:Por no merecer - あなたにはふさわしくない7.ホセ・マリン:Aquella sierra nevada - 雪をかぶった山々8.作者不詳:Diga el dolor - 悲しみを説明9.作者不詳:¿Por qué afectas imposibles? - なぜあなたは拒否するのか10.ホセ・マリン:Apostemos niña que acierto - あの少女について賭けましょう11.作者不詳:No lloren más mis ojos - わが瞳、泣かないで12.作者不詳:Pues de la beldad que adoro - 私が大好きな美しさ13.ファン・イダルゴ:Porque no es falta - 罪ではない14.作者不詳:A las peñas las penas - 山が動く15.マティアス・ルイス(1665頃-1702):Oíd del amante más fino - 高貴な情熱を聞く16.作者不詳: ¿A quién me quejaré? - 誰に文句をいうの17.ファン・イダルゴ:Al aire se entregue - 私の言葉を送ろう18.作者不詳:Ya, madre del ciego dios - 盲目の神の母グエッラの写本 … 既発リリース第1集 8.570135第2集 8.572876第3集 8.573312第4集 8.573678アーティスト(演奏・出演)アルス・アトランティカ(アンサンブル)[メンバー]ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン) … 1-15.17-18ブルーノ・フォルスト(チェンバロ) … 1-3.5.7-11.13.14.16-18マヌエル・ビラス(スパニッシュ・バロック・ハープ) … 1.2.4-6.8-.11-15.17.18指揮レコーディング2011年7月17-19日ビア・ステラ音楽祭Church of San Vicente de Pombeiro, Ferreira de Pantón, Lugo, Galicia, Spain商品番号:8.574092グエッラの写本 第5集17世紀スペインの世俗歌曲集 [アルス・アトランティカ(アンサンブル)] GUERRA MANUSCRIPT (The), Vol. 5 (Ars Atla?ntica, Vilas)CD 発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:8.574092 NAXOS[8.574...]スペイン王宮の礼拝堂の書記を務めたミゲル・デ・グエッラ(1646-1722)が編纂した「グエッラの写本」の第5集。スペイン・バロックの知られざる側面を楽しむシリーズです。これまでは、ソプラノとテノールの独唱による歌集でしたが、今作はバリトンの落ち着いた声による演奏です。片思いの愛の痛みや苦しみ、人生を象徴するために用いられる神話や自然界の風景など、さまざまな光景が描かれた多彩なテキストが歌われています。バックには、これまでと同じくスペイン風バロック・ハープだけでなく、今回は初めてチェンバロが加わり、新たな響きが追求されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)イダルゴフェルナンデス・デ・ウエテ不詳マリンムルシアメンドーサルイス・デ・リバヤスルイス関連商品リンク第1集8.570135第2集8.572876第3集8.573312第4集8.573678第6集8.574390
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)1-6.カンタータ 第130番 herr gott, dich loben alle wir - 主なる神よ、われらはみな汝をたたえん BWV 1307-15.カンタータ 第202番 Weichet nur, betrübte Schatten - いまぞ去れ、悲しみの影よ(結婚カンタータ) BWV 20216-21.カンタータ 第77番 Du sollt Gott, deinen Herren, lieben - 汝の主なる神を愛すべし BWV 77アーティスト(演奏・出演)シュテファニー・プフェッファー(ソプラノ) … 1-6リサ・ヴァイス(アルト) … 1-6パトリック・グラール(テノール) … 1-6ドミニク・ヴェルナー(バス) … 1-6キャロリン・サンプソン(ソプラノ) … 7-15ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ) … 16-21ミヒャエラ・ゼーリンガー(アルト) … 16-21ラファエル・ヘーン(テノール) … 16-21ジョナサン・セルズ(バス) … 16-21バッハ財団合唱団バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)ルドルフ・ルッツ(指揮/チェンバロ … 7-21)レコーディング[ライヴ]2023年10月27日 … 1-62017年6月30日 … 7-152021年9月24日 … 16-21Evangelischen Kirche Trogen AR,Einstein-Saal in St. Gallen, Olma-Halle 2.0 in St. Gallen(スイス)その他の仕様など総収録時間: 50分商品番号:C396CDJ.S.バッハ(1685-1750):〈カンタータ 第47集〉第77番・130番・202番 [キャロリン・サンプソン/ドミニク・ヴェルナー/シュテファニー・プフェッファー 他/ルドルフ・ルッツ(指揮/チェンバロ)/バッハ財団合唱団/バッハ財団管弦楽団]CD 発売日:2024年06月28日 J.S. Bach-Stiftung, St. Gallenルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第47集。第130番「主なる神よ、われらはみな汝をたたえん」は1724年のミカエル祭のために書かれたカンタータ。ミカエル祭とは、大天使ミカエルと全ての天使を記念する9月29日のことで、ヨハネ黙示録から採られたテキストは、神の軍勢が蛇や竜に例えられた悪魔の軍勢と戦う場面を描いています。前面に押し出されているのは、神への賛美。冒頭の合唱は祝祭的な雰囲気を湛え、第3曲のバスのアリアではトランペットとティンパニが活躍、 英雄的な歌声を彩ります。独奏フルートを伴う第5曲のアリアは軽やかな舞曲のリズムに乗って祈りを歌う美しい曲。最後のコラールでもトランペットとティンパニが彩りを添えています。第202番「いまぞ去れ、悲しみの影よ」は「結婚カンタータ」と呼ばれるもの。成立年は不明で、バッハの知人の結婚式を祝うために作曲されたと考えられています。ソプラノ独唱と、オーボエ、弦楽器と通奏低音という小ぶりな編成で、第1曲こそ不安な雰囲気が漂いますが、その後は神々の力による愛の成就から結婚生活における教訓までが語られた喜ばしい雰囲気のカンタータです。 第77番「汝の主なる神を愛すべし」は、バッハがトーマス・カントルに就任した最初の年である1723年の8月、三位一体節後第13日曜日に初演されたカンター タ。「神への愛、隣人への愛」をテーマとし、ルカ福音書の「善きサマリア人のたとえ」との関連があります。冒頭の合唱はイエスの愛の勧めが合唱のフーガで歌われ、簡潔なバスのレチタティーヴォが続き、2本のオーボエ伴奏によるソプラノのアリアでイエスへの愛が強く歌われます。第4曲のレチタティーヴォのテーマは人類愛。そして自身の愛の不完全さを告白するアルトのアリアが続きます。バッハの自筆譜には最後のコラールに歌詞がありません。ここではバッハ研究者マルティン・ペツォルト(1946-2015)の見解と同じく、ダーヴィト・デニッケが1637年に書いた讃美歌「主よ、あなたの戒めと掟」の第11節の歌詞を充てています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
曲目・内容1-10.クリスマス・オラトリオ(イエス=キリストの降誕の物語) SWV 435序章 - 合唱間奏曲 I - 天使間奏曲 II - 天の軍勢間奏曲 III - 羊飼いたち間奏曲 IV - 賢者たち間奏曲 V - 高僧間奏曲 VI - ヘロデ王間奏曲 VII - 天使間奏曲 VIII - 天使終曲 - 合唱11-13.カンツィオーネス・サクレ(1625)主に向かって新しい歌をうたえ SWV 81わが望みよ、神なるキリスト SWV 69おお善意に満ち、やさしく恵み深きイエスよ SWV 53-414.ダヴィデの詩篇歌集 - 全地よ、主に向かってよろこびの声をあげよ(詩編100番) SWV 36アーティスト(演奏・出演)ポール・アグニュー(福音史家)アナ・クルックス(天使)マイケル・マッカーシー(ヘロデ王)ジェレミー・サマリー指揮オックスフォード・カメラータ商品番号:8.553514シュッツ(1585-1672):クリスマス・オラトリオ SWV 435カンツィオーネス・サクレ(1625)主に向かって新しい歌をうたえ SWV 81 他 [オックスフォード・カメラータ/サマリー] SCHUTZ: Christmas Story / Cantiones SacraeCD 発売日:1996年09月01日 NMLアルバム番号:8.553514 NAXOS[8.553...]一年中聴きたい、心暖まるクリスマスの音楽クリスマスに心が落ち着く音楽を聴きたいあなたに、シュッツの「クリスマス・オラトリオ」をお薦めします。キリスト降誕の様子が聖書の言葉を用いて描かれており、福音史家の朗唱が全曲を繋ぎます。特に終曲合唱の喜びに満ちた音楽は感動的。シュッツと言えば厳しい音楽というイメージですが、ここでのシュッツは暖かみに溢れています。このディスクには、日本でも特に演奏機会の多い「カンターテ・ドミノ」や、二重合唱による壮麗な詩篇第百番なども収録されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シュッツ
曲目・内容●協奏曲 ト短調 Op.4-1 HWV 289●協奏曲 変ロ長調 Op.4-2 HWV 290●協奏曲 ト短調 Op.4-3 HWV 291●協奏曲 ヘ長調 Op.4-4 HWV 292●協奏曲 ヘ長調 Op.4-5 HWV 293●協奏曲 変ロ長調 Op.4-6 HWV 294アーティスト(演奏・出演)マティアス・キルシュネライト(ピアノ)ライン・ドイツ室内アカデミーラヴァー・スコウ・ラーセン指揮商品番号:777853ヘンデル(1685-1759):ピアノ協奏曲 Op.4 HWV 289-294(オルガン協奏曲からの編曲) 2LP ■協奏曲発売日:2013年12月18日 CPO「ヘンデルのピアノ協奏曲?」それは変でる? J.S.バッハのチェンバロ協奏曲をピアノで演奏しても不自然ではないのですから、ヘンデル(1685-1759)の作品をピアノで演奏してもよいのでは。と考えたのがドイツのピアニスト、マティアス・キルシュネライトでした。彼はヘンデルのOp.4のオルガン(曲によってはハープやチェンバロで演奏可能)協奏曲集に着眼し、各曲をピアノ独奏用に置き換えたのです。 もともとこれらの協奏曲はオラトリオなどの劇場作品の幕間に演奏されたものであり、ここで使われたオルガンは小さなもので、決して壮大なものではありません。そんなオルガン・パートをピアノに置き換えるには多少のテクニックが必要でしたが、この演奏では全く違和感ないものとして仕上がっています。777837-2(SACDハイブリッド)と同内容です。777837-2(SACDハイブリッド)と同内容作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル
曲目・内容1.ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): トッカータ 第1番(1615)2.ジョヴァンニ〔ジャン〕・ド・マック(1550頃-1614): レ・ファ・ミ・ソの調べによるカプリッチョ3.ド・マック: 風変わりな協和音(1600頃)4.ド・マック: ガリアルダ 第1番5.ロッコ・ローディオ(1530頃-1620頃): リチェルカータ 第3番(1625)6.フレスコバルディ: トッカータ 第10番(1615)7.シピオーネ・ステッラ(1558-1642): ロマネスカの調べによるパルティータ8.フランチェスコ・ロンバルド(1587-1642): トッカータ9.ロンバルド: ガリアルダ10.フレスコバルディ: ルッジェーロの調べによるパルティータ(1616)11.フレスコバルディ: 「ラ・バッターリャ(戦い)」の調べによるカプリッチョ(1637)12.フレスコバルディ: 舞踏曲〜チャッコーナ(1637)13.ミケランジェロ・ロッシ(1601頃-1656): トッカータ 第1番(1634頃)14.フレスコバルディ: ガリアルダ 第2番(1627)15.ベルナルド・ストラーチェ(生歿年不詳、17世紀中盤に活躍): チャッコーナ(1664)16.M.ロッシ: コルレンテ 第3番(1634頃)17.フレスコバルディ: トッカータ 第9番「最後まで弾けば疲れなしには済まされず」(1627)18.フレスコバルディ: ドゥレッツェを用いたカプリッチョ 第9番(1624)19.フレスコバルディ: トッカータ 第7番(1627)20.フレスコバルディ: リチェルカール「第5声部は鍵盤で弾かずに歌い手に任せること」(1635)21.フレスコバルディ: ガリアルダ 第5番(1627)22.ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(17世紀初頭-1688頃):第9正格旋法によるフランス風カンツォーナ 第2番(1641)23.フレスコバルディ: パッサカリアの調べによる100のパルティータ(1637)※国内仕様盤 解説日本語訳 … 白沢達生アーティスト(演奏・出演)フランチェスコ・コルティ(チェンバロ、A=440Hz ミーントーン)使用楽器: バルバスト(フランス)のフィリップ・ユモー2005年製作[2-5、7-9、18]バルバスト(フランス)のフィリップ・ユモー2007年製作[1、6、10-17、19-23]アンドレス・ロカテッリ(リコーダー) … 20レコーディング2022年9月7-10日サンテーユ聖母教会、シラン(フランス南部ラングドック地方エロー県)その他の仕様など収録時間: 81分商品番号:NYCX-10405フレスコバルディと南イタリアの作曲家たち〜16-17世紀ナポリ前衛音楽の影響〜 [フランチェスコ・コルティ] FRESCOBALDI AND THE SOUTH - Intendomi chi può che m'intend'io (Corti)CD国内仕様 解説日本語訳付き 発売日:2023年07月07日 NMLアルバム番号:A547 Arcanaイタリア式チェンバロの美音が解き明かすナポリ流儀の影響。名手コルティの快挙!2018年の単独来日で話題を呼び、ARCANAレーベルではヘンデル『八つの組曲』(A499/NYCX-10285)が大きなヒットとなったイタリアの実力派チェンバロ奏者フランチェスコ・コルティ。古楽器楽団イル・ポモ・ドーロとのバロック・オペラやバッハ協奏曲でも名盤を連発していますが、今回は古楽鍵盤奏者としての原点に立ち返り、17世紀前半にローマ教皇庁のオルガン奏者として活躍しバロック鍵盤音楽史上に不滅の地位を築いたフレスコバルディに迫ります。この重要作曲家の精巧にして多面的な音楽語法は無から生じたわけではなく、前世紀以来ナポリで育まれていた、不協和音を多用する実験精神旺盛な鍵盤技法から大きな影響を受けていたことが音楽史研究の末明らかになっていますが、ここでは具体的な作品の演奏を通じてその影響関係を探求。バロック期のイタリアのモデルに基づく2台のチェンバロを駆使し、1600年前後の和声感覚に立ち返って織り上げられる高雅な解釈に触れるうち、フレスコバルディの傑作群という金字塔的存在の「下絵」が明かされてゆくような、発見に満ちた選曲と曲順となっています(有名なトッカータや変奏曲が多数含まれている点も好感度大)。欧州古楽界に数多くの愛奏者を持つ名工フィリップ・ユモーが手掛けた楽器はいずれも、イタリア式楽器ならではの鋭角的な音の立ち上がりが急速なパッセージで粒立ちの良さを失わないばかりか、各音に含まれる豊饒な音色成分がこの上なく魅力的。数々の古楽名盤の録音場所にもなっている教会のほどよい残響をよく伝える、ALPHAレーベルでの活躍も目覚ましいエンジニア吉田研の精妙な仕事も頼もしい1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)サルヴァトーレステッラストラーチェトラバーチフレスコバルディマックランバルドロッシロッシロディオ関連商品リンク輸入盤A547ヘンデル『八つの組曲』NYCX-10285
曲目・内容ジョン・ダウランド(1563-1626)ラクリメ、あるいは7つの涙 (1604/全曲)1.昔のままの涙2.デンマーク王のガリアード3.新たにした昔の涙4.ジョン・ソーチ卿のガリアード5.ため息の涙6.ニコラス・グリフィス氏のガリアード7.悲しみの涙8.ジャイルズ・ホビー氏のガリアード9.偽りの涙10.エセックス伯のガリアード11.愛の涙12.ディゴリー・パイパー船長のガリアード13.真実の涙14.ヘンリー・ノエル氏のガリアード15.ヘンリー・アンプトン卿の葬送16.バクトン氏のガリアード17.ジョン・ラングトン氏のパヴァン18.2つのトレブル声部を伴うトーマス・コリアー氏のガリアード19.ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルメイン20.ニコルス夫人のアルメイン21.いつも悲しむダウランドアーティスト(演奏・出演)ミュジカル・ユモール(ヴィオール合奏)ジュリアン・レオナールニコラス・ミルンミリアム・リニョルリュシル・ブーランジェジョシュ・チータムトーマス・ダンフォード(リュート)レコーディング2018年10月15-18日コンダ=シュル=トリンクー教会、フランスその他の仕様など収録時間: 70分商品番号:ALPHA944ダウランド(1563-1626):ラクリメ、あるいは7つの涙 [ミュジカル・ユモール(ジュリアン・レオナール、ミリアム・リニョル、リュシル・ブーランジェ、トーマス・ダンフォード ほか)] DOWLAND, J.: Lachrimae, "Seaven Teares" (Complete) (Musicall Humors)CD 発売日:2023年04月14日 NMLアルバム番号:ALPHA944 Alpha Classics名手たち集結のコンソートで聴くダウランドジュリアン・レオナールを中心に、フランスほかヨーロッパで活躍するヴィオール(=ヴァイオル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者たちとリュートのトーマス・ダンフォードによるアンサンブル、ミュジカル・ユモールが奏でるダウランド。1604年に出版された『ラクリメ、あるいは7つの涙』全21曲を収録しています。トレブル、テナー、ベースそれぞれ2種類の楽器を使用。通常続けて演奏される7つの「涙」を、間に動きのあるガリアードを挟んで分ける曲順とすることで各曲の個性と美しさが際立ち、たいへん新鮮に響きます。名手たちそれぞれが奏でる声部の綾もたいへん魅力的。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ダウランド関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10387
曲目・内容1-7.シンフォニア・メロディカ ハ長調 TWV50:22台のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための8-11.協奏曲 変ホ長調 TWV54:Es1(食卓の音楽から)2台のホルン、2台のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための12-14.協奏曲(七重奏曲) 変ロ長調 TWV44:433台のオーボエ、3台のヴァイオリン、弦楽のための15-19.協奏曲(ソナタ) ホ短調 TWV50:42台のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための20-23.協奏曲 イ長調 TWV53:A2(食卓の音楽から)フルート、ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のためのアーティスト(演奏・出演)ラ・スタジオーネ・フランクフルトミヒャエル・シュナイダー指揮レコーディング2018年3月9-11日Deutschlandfunk Kammermusiksaal商品番号:555239テレマン(1681-1767):さまざまな楽器のための大協奏曲集 第6集 [ラ・スタジオーネ・フランクフルト/ミヒャエル・シュナイダー(指揮)] TELEMANN, G.P.: Grand Concertos for Mixed Instruments (The), Vol. 6 (La Stagione Frankfurt, M. Schneider)CD 発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:555239-2 CPOテレマンの数多い作品の中でも、様々な楽器のための協奏曲は多彩な音色を駆使した華麗な響きで人気を博しています。cpoでは名手シュナイダーが率いる「ラ・スタジオーネ・フランクフルト」による全8集からなる協奏曲のシリーズを企画、その第6集にあたるアルバムでは、オーボエを中心とした作品が収録されています。ドイツ、イタリアの様式を併せ、豊富な色彩に満ちたテレマンの曲ですが、あまりにも数が多すぎ、未だ完全に整理されていないため、魅力的な作品も埋もれたままになっています。このように系統的に紹介することで、バッハとは違うテレマンの魅力を提示することができ、作品に触れる機会も多くなることでしょう。ラ・スタジオーネ・フランクフルトの達者な演奏も作品の魅力を引き出しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン関連商品リンク第1集777859第2集777890第3集777891第4集777892
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 10524-6.ピアノ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 10537-9.ピアノ協奏曲 第3番 ニ長調 BWV 105410-12.ピアノ協奏曲 第4番 イ長調 BWV 105513-15.ピアノ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV 1056(以下、DVD及びデジタル配信のみ)16-18.イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971 (A.ピオヴァーノ編曲/弦楽とピアノ版)アーティスト(演奏・出演)ギル・ベ(ピアノ/ベーゼンドルファー)サンタ・チェチーリア音楽院弦楽合奏団ルイジ・ピオヴァーノ指揮レコーディング2021-2022年その他の仕様などCD … 収録時間: 80分DVD … NTSC/All Region/16:9リニアPCMステレオ 片面一層ディスク収録時間: 100分商品番号:A542J.S.バッハ(1685-1750):ピアノ(チェンバロ)協奏曲 第1番-第5番 [ギル・ベ、ルイジ・ピオヴァーノ、サンタ・チェチーリア音楽院弦楽合奏団]CD 発売日:2024年06月28日 Arcana気鋭のピアニスト、ギル・ベとピオヴァーノによるバッハ登場オランダ出身で韓国にルーツを持ち、現在はイタリアを中心にヨーロッパ各地で精力的に活動しているピアニスト、ギル・ベによるバッハの協奏曲が登場。共演はルイジ・ピオヴァーノ率いるサンタ・チェチーリア音楽院弦楽合奏団で、全曲の映像がDVDで付属するうえ、映像にのみ、ルイジ・ピオヴァーノの父で作曲家であったアントニオ・ピオヴァーノが編曲したイタリア協奏曲のピアノ協奏曲版も収録されているという豪華なもの。全編にわたって溌溂としてよく歌うベのピアノに伸び伸びとしたストリングスが絡む、美しく清涼感溢れる演奏に仕上がっています。協奏曲を鍵盤楽器1台で表現するコンセプトの大もとへと引き戻されたイタリア協奏曲も面白い出来栄え。なおデジタル配信版ではDVDの代わりに、イタリア協奏曲も音声ファイルとしてアルバムに組み込まれています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
曲目・内容1-4.ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759): ソナタ ニ長調 Op.1-13/HWV 3715-7.ウィリアム・ローズ(1602-1645): ファンタジア=組曲 第8番 ニ長調8.ジョン・ブロウ(1649-1708): グラウンド ト短調9-16.マシュー・ロック(1621-1677): 数人の友人たちと弾く2声の小コンソート ハ短調/ハ長調17.ヘンリー・パーセル(1659-1695): ソナタ ト短調 Z. 78018.ヨハン・ショップ(1590頃-1667): ラクリメ(涙)19-21.ジョン・ジェンキンズ(1592-1678): ファンタジア=組曲 イ短調 VdGS Group IV-122-26.ヴァイオリンと通奏低音によるメドレートーマス・バルツァー(1630頃-1663): プレリュード(『ディヴィジョン・ヴァイオリン』〔1688〕より)フランチェスコ・バルサンティ(1690-1772): ロハバー湖(『スコットランド古謡集』より)パーセル: 新しいアイルランドの歌「リリバレロ」(1686)ジェイムズ・オズワルド(1710-1769): アロウェイ館(『楽しいスコットランド曲集』より)フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762): オールド・ボブ・モリス(『音楽芸術における良い趣味についての論考』より)27-29.リチャード・ジョーンズ(1680頃〜1744): ヴァイオリンと通奏低音のための室内エアー イ短調 Op.2-4アーティスト(演奏・出演)レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)ブレコン・バロック(古楽器使用)市瀬礼子(6弦バス・ガンバ)フェリクス・クネヒト(チェロ)エリザベス・ケニー(テオルボ、アーチリュート、バロックギター、ルネサンス・リュート、バロック・リュート)マルツィン・シフィオントキェヴィチ(チェンバロ、オルガン)レコーディング2023年11月福音書記者聖ヨハネ教会、アッパー・ノーウッド、ロンドンその他の仕様など収録時間: 80分商品番号:CCS46324取り戻されたミューズ〜英国バロックの室内楽を集めて〜 [レイチェル・ポッジャー、ブレコン・バロック] Chamber Music (English Baroque) - BALTZAR, T. / BLOW, J. / JENKINS, J. / LAWES, W. / SCHOP, J. (The Muses Restor'd) (Brecon Baroque, Podger)CD 発売日:2024年05月24日 NMLアルバム番号:CCS46324 Channel Classicsポッジャーと実力派古楽奏者たちが追求する、英国バロック室内楽の真髄バロック・ヴァイオリンの世界を席捲する英国の名手レイチェル・ポッジャーによる、17〜18世紀初頭の英国室内楽を集めた充実プログラム。15世紀から16世紀にかけたエリザベス女王の時代に欧州最大級の洗練された音楽文化を誇ったイングランドは、17世紀半ばの清教徒革命による文化破壊でその伝統が途絶えかけたものの、1660年の王政復古を経て徐々にかつての活況と豊かさを取り戻し、フランスやイタリアの最先端の流行からも大きな影響を受けつつ新たな音楽世界を花開かせます。本盤はその勢いの只中で活路を見出したドイツ人作曲家ヘンデルのソナタに始まり、王政復古期の新潮流の礎を築いた革命前夜の室内楽まで時代を遡った後、バロック期の英国人たちを惹きつけたスコットランドやアイルランドの伝承音楽にも触れながら、徐々に18世紀へと年代を追って英国音楽の変化を辿ってゆく流れ。ポッジャーのヴァイオリンはもちろんのこと、英国を拠点に幅広い活躍をみせてきたガンバ奏者の市瀬礼子や、ルネサンス・バロック2種のリュートを使いこなす撥弦奏者エリザベス・ケニーなど、全ての奏者が音楽的対話を通じみずみずしい存在感を示し続ける様子はさながら、自発性と高いコミュニケーション感覚で紡ぎ出されていった英国貴族たちの語らいのよう。名技師ジャレッド・サックスならではの精妙なエンジニアリングもそれぞれの古楽器の味わいを最大限に伝え、やんごとなき人々の社交の嗜みの中で大きな意味を持った当時の音楽芸術の素顔がありありと蘇る奥深い1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)オズワルドジェミニアーニジェンキンスジョーンズショップパーセルバルサンティバルツァーブロウヘンデルロウズロック関連商品リンク国内仕様盤CDNYCX-10472
曲目・内容レグレンツィ(1626-1690)1-15.聖母マリアのリタニとアンティフォナ Op.7世界初録音アーティスト(演奏・出演)ノーヴァ・アルス・カンタンディ[メンバー]アレッサンドロ・カルミナーニ(ソプラノ)アンドレア・アッリヴァベーネ(コントラルト)マッシモ・アルティエリ(テノール)ジャンルカ・フェッラリーニ(テノール)マルチェロ・ヴァルジェット(バス)イヴァナ・ヴァロッティ(オルガン)ジョヴァンニ・アッチャイ指揮レコーディング2018年4月23-25日Palatine Basilica of Santa Barbara, Mantua, Italy商品番号:8.579086レグレンツィ(1626-1690):聖母マリアのリタニとアンティフォナ Op.7 [ジョヴァンニ・アッチャイ(指揮)/ノーヴァ・アルス・カンタンディ/イヴァナ・ヴァロッティ(オルガン) 他] LEGRENZI, G.: Compiete con le lettanie et antifone della Beata Vergine a 5, Op. 7 (Nova Ars Cantandi, Valotti, Acciai)CD 発売日:2020年12月11日 NMLアルバム番号:8.579086 NAXOS[8.579...]17世紀ヴェネツィアで活躍した作曲家ジョヴァンニ・レグレンツィ。北イタリアの後期バロック音楽の発展に寄与しました。1681年にヴェネツィアの聖マルコ大寺院の副楽長に就任、1685年には楽長に昇進し、アルビノーニやロッティなど数多くの弟子を育てた功績だけではなく、バッハとヘンデルが対位法を学ぶ際、彼の旋律を主題にしたことでも知られています。オペラや器楽曲など多彩な作品を遺しましたが、この「聖母マリアのリタニとアンティフォナ」は活動の初期である1662年の作品で、モンテヴェルディの伝統を受け継ぎながらも、当時としては劇的な性格と野心的な作風を持つ、まばゆいばかりの美しさを見せています。1998年に設立されたノーヴァ・アルス・カンタンディは、ルネサンスとバロック期の未知のレパートリーを探求する声楽アンサンブル。これまでにレーオやブルーンスを始めとした希少な作品を録音し、その素晴らしさを聴き手に届けています。指揮者アッチャイは、現在ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の音楽学科の名誉教授を務める音楽学者としても活躍するヴェテランです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)レグレンツィ
曲目・内容マラン・マレ(1656-1728)ヴィオール曲集 第5巻(1725/全曲)Disc 11-13.組曲 イ長調Prélude - プレリュード (17)Allemande - アルマンド (18)Sarabande - サラバンド (19)Gigue - ジグ (20)Marche - à la Turque トルコ風の行進曲 (21)Gavotte - ガヴォット (22)Menuet - ムニュエ(メヌエット)(23)2e Menuet - & Double 第2ムニュエとドゥーブル (24 & 25)La petite Bru、 Air gracieux - 優美なエール「息子の愛らしき嫁」(26)Fantaisie - ファンタジア (27)Grand Rondeau - 大ロンド (28)La Babillarde - & Double ラ・バビヤルド(おしゃべり好き)とドゥーブル (29 & 30)Chaconne - シャコンヌ (31)14-26.組曲 ニ長調Prélude - プレリュード (47)Allemande la Flateuse - アルマンド「追従」(48)Sarabande - サラバンド (49)Gigue - ジグ (50)Gavotte - ガヴォット (51)Menuet - ムニュエ (52)2e Menuet - 第2ムニュエ (53)La Fromental - & Double ラ・フロマンタル(小麦向きの土壌)とドゥーブル (54 & 55)Chaconne - シャコンヌ (56)Fantaisie - & Double ファンタジアとドゥーブル (58 & 58b)Allemande La Dornel - アルマンド「ドルネル」 (59)Allemande dans le goût des Anciens - 昔日の人々の趣味に合わせたアルマンド (60)Rondeau Le Brillant - ロンド「華麗」(62)27-37.組曲 ト短調Prélude - プレリュード (63)Fantaisie - ファンタジア (64)Allemande La Freval des Loges - アルマンド「フレヴァル・デ・ロージュ」(65)Sarabande - サラバンド (66)Gigue la Pagode - ジグ「パゴダ(東洋の人形)」(67)Gavotte - ガヴォット (68)Menuet - ムニュエ (69)Allemande La Marianne - アルマンド「マリアンヌ」 (70)Tombeau pour Marais le Cadet - 若きマレを悼むトンボー (71)Rondeau le Badin - ロンド「道化者」 (72)La Georgienne ou la Maupertuy - ラ・ジョルジエンヌ(ジョージア風)またはラ・モーペルテュイ (73)Disc 21-20.組曲 ト長調Prélude - プレリュード (74)Allemande La Fière - アルマンド「高慢」(75)Sarabande - サラバンド (76)Gigue la precieuse - ジグ「高級」(77)Gavotte - ガヴォット (78)2e Gavotte legere - 軽やかな第2ガヴォット (79) Menuet - ムニュエ (80)2e Menuet - 第2ムニュエ (81)Rondeau le Troilleur - ロンド「ぶどう踏み」(82)Chaconne - シャコンヌ (83)La Tatillone 狭量 (84)Saillie du Jardin - 庭園の高台 (85)Gigue la pointilleuse - ジグ「目打ち」 (86)Le Jeu du Volant - 空を飛べる者たちの戯れあい (87)Allemande Poisat - アルマンド「ポワザ」 (88)Basse variée pour la viole - ヴィオールのための低音部変奏 (88a)Le Rondeau Villeneuve - ロンド「ヴィルヌーヴ」 (89)Le petit Badinage - 些細な冗談 (90)Dialogue - 対話 (91)La Poitevine - ポワトヴィーヌ(ポワトゥー風) (112)21-40.組曲 ホ短調Prélude - プレリュード (92)Allemande La Beuron - アルマンド「ブーロン」(93)La Simplicité Paÿsanne - 農民らしい朴訥さ(94)Allemande la Baily Duchené アルマンド「ラ・バイー・デュシュネ」 (95)Gavotte Singulière - 風変わりなガヴォット(96)2e Gavotte La Mignone - 第2ガヴォット「愛らしさ」 (97)Sarabande - サラバンド (98)Menuet - ムニュエ (99)2e Menuet - 第2ムニュエ (100)Resveries Mesplaiziennes - 楽しくない夢想のあれこれ (101)Marche Persane la Savigny - ペルシャ風の行進曲「ラ・サヴィニ」(102)Rondeau Le Plaisant - ロンド「楽しさ」(103)Gigue la resolüe - ジグ「決然」 (104)Les Amusements - さまざまな愉しみ (105)Le Contraste - 対比 (106)Le Caprice Bellemont - カプリース「ベルモン」 (107)Le Tableau de l’Opération de la Taille - 膀胱結石摘出手術の図 (108)Les Relevailles - 快癒 (109)Suitte - その続き (110)Suitte - さらにその続き (111)Disc 31-5.組曲 ニ短調Le Tact - 触覚 (114)La même pièce rendüe facile - 「触覚」を弾きやすくした版 (115)La Paraza - パラザ (113)Caprice - カプリース(気まぐれ) (61)Variations sur une basse contrainte - オスティナート変奏曲 (57)6-18.組曲 ヘ長調Prélude - プレリュード (32)Allemande la bois Guillaume - アルマンド「ギヨームの森」(33)Sarabande - サラバンド (34)La Demoi Gigue - ジグ「ドゥモワ」 (35)Menuet - ムニュエ (36)2e Menuet - & Double 第2ムニュエとドゥーブル (37 & 38)Gavotte - ガヴォット (39)Rondeau Paysan - ロンド「農民(田舎風)」(40)Rondeau le doucereux - ロンド「優しさ」 (41)Idée Grotesque - & Double イデ・グロテスク(突飛な考え)とドゥーブル (42 & 43)Les Forgerons - 鍛冶屋たち (44)Le Toucher du clavecin - クラヴサンの演奏 (45)Prélude en harpègement - 分散和音によるプレリュード (46)19-35.組曲 イ短調Prélude le Soligni - プレリュード「ソリニ」(1)Allemande la Facile - アルマンド「平易」 (2)Sarabande - サラバンド (3)La Mariée - (4)Gavotte - ガヴォット (5)Gigue - ジグ (6)Menuet - & Double ムニュエとドゥーブル (7)2e Menuet - 第2ムニュエ (8)La Sincope - 裏拍 (9)Petit Caprice - 小さなカプリース (10)Rondeau - ロンド (11)La Bagatelle - バガテル(遊び心) (12)Fantaisie - ファンタジア (12b)Grande Gavotte - 大ガヴォット (13)Gigue La Mutine - ジグ「暴徒」 (14)Rondeau moitié pincé et moitié coup d’archet ou tout coup d’archet si l’on veut - ロンド、半分はピツィカートで半分は弓奏、もしくは好み次第で全て弓奏でもよし (15)Prélude en harpègement - 分散和音によるプレリュード (16)アーティスト(演奏・出演)フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール〔=ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)ラシェロン(古楽器使用)マリー=シュザンヌ・ド・ロワ、アンドレアス・リノス(バス・ド・ヴィオール)ミゲル・アンリ(テオルボ、テオルブ・ド・ピエス〔=フランス式小型テオルボ〕、バロックギター)アンドレ・ハインリヒ(テオルボ)フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン〔チェンバロ〕)レコーディング2021年5月、8月サンテーユ聖母教会、シラン(南仏ラングドック地方エロ?県)その他の仕様など収録時間: 224分商品番号:RIC451マレ(1656-1728):ヴィオール曲集 第5巻(1725/全曲) [フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロン] MARAIS, M.: Pièces de viole, Book 5 (Joubert-Caillet, L'Achéron)CD 3枚組 発売日:2023年06月30日 NMLアルバム番号:RIC451 Ricercar出版作品全集、堂々の完結編!「天使のように弾く」マレ晩年の集大成フランス・バロックの大家マラン・マレが生前に出版した500曲あまりのヴィオール作品の全てを録音するという前人未踏の挑戦を2014年から続けてきたフランスの名手フランソワ・ジュベール=カイエが、ついに最終巻となる第5巻をリリース。フランス王室楽団の指揮者をしながら、自身ヴィオールの名演奏家として「天使のごとく弾く」と讃えられ、太陽王ルイ14世の寝室で入眠間際まで演奏を聴かせたこともあったマレ。フランス宮廷風かつユニークな書法を駆使して描かれたヴィオール曲の数々の中でも、晩年に出版された第5巻はマレの作曲家人生の集大成ともいうべき存在。ジュベール=カイエは共演する通奏低音奏者と楽器の組み合わせを組曲ごとに変え、圧巻の技量で細部まで解像度高くもスケール感豊かに聴かせます。その演奏解釈はますます冴えわたり、1分程度の小品からポワトゥー風組曲のような長めの作品まで、まさに新時代の決定版と呼ぶにふさわしい名演。楽譜に記された説明の朗読とともに奏でられる有名な「膀胱結石摘出手術の図」でも、惚れ惚れするほどの気品がさながら上質のバロック絵画のごとく場面の生々しさを際立たせ、精妙な通奏低音とともにバロック期の宮廷文化の気配を脈々と伝えてやみません。演奏者自身による解説(仏語・英語)は今回も読みごたえ十分。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マレ関連商品リンク第2巻RIC408第3巻RIC424第4巻RIC432
曲目・内容ジャック=クリストフ・ノード(1690-1762)『6つの協奏曲』 Op.17(1742)1-3.協奏曲 ト長調 Op.17-6(ミュゼット〔ふいご式バグパイプ〕、2つのヴァイオリンと通奏低音による)4-6.協奏曲 ハ長調 Op.17-2(リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音による)7-9.協奏曲 ト長調 Op.17-5(フラウト・トラヴェルソ、2つのヴァイオリンと通奏低音による)10-14.三重奏による田園風ディヴェルティスマン(ミュゼット、フラウト・トラヴェルソとヴァイオリンによる)〔1749〕15-17.協奏曲 ハ長調 Op.17-4(ヴィエラルー〔ハーディガーディ〕、2つのヴァイオリンと通奏低音による)18-20.協奏曲 ハ長調 Op.17-1(バロック・ピッコロ、2つのヴァイオリンと通奏低音による)21-23.協奏曲 ハ長調 Op.17-3(ミュゼット、2つのヴァイオリンと通奏低音による)アーティスト(演奏・出演)レザンバサドゥール&ラ・グランド・エキュリー(古楽器使用)アレクシス・コセンコ(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、バロック・ピッコロ)ジャン=ピエール・ヴァン・エース(ミュゼット)トビー・ミラー(ヴィエラルー)ステファノ・ロッシ、ダイアナ・リー(ヴァイオリン)ハジェル・ハナナ(チェロ)ダヴィド・ドゥソ(バスーン)エマニュエル・アラケリアン(クラヴサン〔チェンバロ〕)レコーディング2022年1月3-7日ヴィルファヴァール農園(フランス中南部リムーザン地方)その他の仕様など収録時間: 77分商品番号:CVS084田園幻想J.C.ノード(1690-1762):協奏曲集 Op.17(全6曲) 他 [アレクシス・コセンコ、レザンバサドゥール&ラ・グランド・エキュリー]CD 発売日:2023年10月20日 Château de Versailles Spectaclesフランスの名手たちが織りなす、ポスト・ヴィヴァルディ世代のパリの響き18世紀前半、コレッリやヴィヴァルディをはじめとするイタリアのソナタや協奏曲に強く感化されたパリの人々向けに、当時のフランスの嗜好を大きく取り入れながら数々の作品を発表したノード(ノドー)の傑作協奏曲集を、楽譜の表紙の指定に合わせてさまざまな楽器で全曲演奏。ノードはバッハやラモーより少し年下、タルティーニやボワモルティエと同世代のフランス人作曲家で、生前とくに王室などの公的機関でポストを得ていなかった一方、印刷譜が少なからず現存するところから音楽教師としての仕事を通じて高い人気を誇っていたことが窺えます。作品17の協奏曲集は楽譜の売れ行き向上への配慮から、表題ページには色々な楽器の名が独奏パート用に提案されていますが、そこでフルートやリコーダーより先に大書されているのがヴィエラルー(ハーディガーディ)とミュゼット(ふいご式バグパイプ)。1740年代のフランスではこれらが長閑な田園地帯を連想させる楽器としてロココ好みの都市民に愛され、とくにノードはヴィエラルーの名手ダンギーやミュゼット演奏の見事さで知られたコラン・シャルパンティエとの親交を通じ、これらの楽器の機構をよく踏まえた作品を多く出版していたのでした。バロックから近代に至る多様なフルート作品を時代に応じた楽器で巧みに演奏、近年ますます話題を呼んでいるアレクシス・コセンコを中心に集まった今回の演奏陣も、ヴィエラルーの天才的名手トビー・ミラーや18世紀バグパイプ研究でも注目されるジャン=ピエール・ヴァン・エースらをはじめ頼もしい顔ぶれ。18世紀流の室内楽編成で緊密かつ優美なアンサンブルをくりひろげ、ロココ情緒に満ちた作品の魅力を存分に楽しませてくれます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ノード
曲目・内容1-3.シャルモー、ファゴット、チェロ、2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェンバロのための協奏曲 ハ長調 GWV 306I. VivaceII. -III. Allegro4-11.食卓の音楽 CGWV 468 からエントラータ ト短調I. Largo - Allegro - LargoII. Menuet I-IIIII. Rondeau en EcchoIV. CourranteV. La CongiurazioneVI. La PlaisanterieVII. EchoVIII. Gigue12-14.オーボエ・ダ・モーレ、2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェンバロのための協奏曲 ハ長調 GWV 302I. VivaceII. Tempo giustoIII. Allegro15-17.独奏ヴァイオリン、2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェンバロのための協奏曲 イ長調 GWV 337I. AllegroII. AndanteIII. Allegro18-20.ファゴット、2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェンバロのための協奏曲 ハ長調 GWV 301I. VivaceII. Largo e giustoIII. Allegroアーティスト(演奏・出演)アカデミア・ダニエルシャレフ・アド=エル指揮商品番号:777645グラウプナー(1683-1760):協奏曲集と食卓の音楽 [アカデミア・ダニエル/アド=エル] GRAUPNER, C.: Concerti e Musica di Tavola (Accademia Daniel, Ad-El)CD 発売日:2015年04月22日 NMLアルバム番号:777645-2 CPOバッハと同世代の作曲家グラウプナー(1683-1760)。トーマス教会のカントル職をバッハに譲ったエピソードが良く知られています。これは当時、グラウプナーが雇われていたダルムシュタットの宮廷オーケストラが彼の手腕により高い能力を維持していたため、雇用主であるヘッセン=ダルムシュタット方伯がグラウプナーを手放さなかったため、結果的にバッハがトーマス教会のカントルになることになったのです。そんなグラウプナーは、数多くの協奏曲や組曲を含む作品を残していますが、これらはほとんど出版されることなく、ダルムシュタットの城に残っています。このアルバムでは、そんな彼の作品を聴くことができます。様々な楽器のための合奏協奏曲はテレマンを凌駕するほどの色彩感を持ち、またチェンバロが著しく活躍することでも、グラウプナーの演奏の腕前が伺い知れることでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)グラウプナー
曲目・内容1-8.アンドレ・カンプラ(1660-1744): 舞踏歌劇《優雅なヨーロッパ》組曲Ouverture - 序曲Prélude pour la Discorde - 不和の女神の場面のプレリュード(序幕)Air: gavotte en rondeau - エール: ロンド形式のガヴォット(第1幕 フランス)Rigaudon I&II - リゴードンI&II(第1幕 フランス)Passepied I&II - パスピエI&II(第1幕 フランス)Air pour les espagnols: Loure - スペイン人のエール: ルール(第2幕 スペイン)Sarabande - サラバンド(第2幕 スペイン)Air pour les bostangis - 後宮の番人たちのエール(第4幕 オスマン帝国)9-13.ヨハン・ヘルミヒ・ルーマン(1694-1758): 『ゴロヴィン伯爵邸祝宴音楽』BeRI 1による組曲Entrée - アントレLarghetto - ラルゲットGavotta grazioso - Gavotte en rondeau - [イタリア風の]優美なガヴォット〜[フランス風の]ロンド形式のガヴォットSiciliano - シチリアーノHornpipe - ホーンパイプ14-16.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): チェンバロ協奏曲 第4番 イ長調 BWV 1055AllegroLarghettoAllegro ma non tanto17-22.ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): 序曲 ト長調「昔日と現代の諸国民」TWV 55:G4による組曲Les allemands anciens - 大昔のドイツ人たちLes allemands modernes 18世紀のドイツ人たち Les suédois anciens - 大昔のスウェーデン人たちLes suédois modernes 18世紀のスウェーデン人たちLes danois anciens - 大昔のデンマーク人たちLes danois modernes - 18世紀のデンマーク人たち23-26.アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741): 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 RV 550(『調和の霊感』作品3-4)AndanteAllegro assaiAdagioAllegro27-31.ヘンリー・パーセル(1659-1695): 歌劇《妖精の女王》Z 629による組曲Prelude - プレリュードHornpipe - ホーンパイプRondeau - ロンドDance for the Fairies - 妖精たちの踊りChaconne - シャコンヌアーティスト(演奏・出演)カメラータ・エアソン(古楽器使用)ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ、コントラバス、テオルボ&ギター、チェンバロレコーディング2021年6月7-11日ガーニソンス教会、コペンハーゲンその他の仕様など収録時間: 65分商品番号:CCS45823ブーレのステップで〜宮廷舞踏と18世紀ヨーロッパ諸国の様式〜 [カメラータ・エアソン] Chamber Music (Baroque) - CAMPRA, A. / BACH, J.S. / TELEMANN, G.P. / ROMAN, J.H. (Pas de bourrée) (Camerata Øresund)CD 発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:CCS45823 Channel Classicsデンマーク発、気鋭古楽集団が意外な角度から見せるバロック諸様式コペンハーゲンを拠点に2010年から活動を続けてきた古楽器アンサンブルのカメラータ・エアソンが、フランス様式とイタリア様式という二大潮流だけでは語りつくせないバロック後期のヨーロッパ音楽世界を概観。東はオスマン帝国領のあったバルカン半島から西はスペインまで、南はイタリア半島から北はデンマークやスウェーデンまで……と欧州各地にルーツを持つ、あるいはそれらの土地にインスパイアされた楽曲を丁寧に集め、組曲形式と協奏曲形式の間を行き来しながら至高のガット弦サウンドを堪能させてくれます。時に舞曲のリズムをはっきり際立たせた彫琢の深い音楽作りも聴かせながら、しなやかなカンタービレの味わいは古楽器ならではの音運びの魅力が存分に生かされ、何筋ものメロディラインが音を重ねてゆく心地良さがCHANNEL CLASSICSならではの克明なエンジニアリングで伝えられる快感は格別。アンサンブルのメンバーはデンマークに限らずスウェーデン、ノルウェー、アイスランドなど北欧諸国や英国で研鑽・活動歴を重ねてきた実力派たちで、北欧のグループだけにスウェーデン宮廷の俊才ルーマンやテレマンの北欧向け音楽まで視野に入れているのも頼もしいところ。夏には清涼感、冬には季節との親和性を楽しめそうな極上バロック・アルバムと言ってよいでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディカンプラテレマンパーセルJ.S.バッハルーマン
曲目・内容フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)1-2.トリオ・ソナタ 第1番 イ長調 H. 25 3-6.トリオ・ソナタ 第2番 ニ短調 H. 267-8.トリオ・ソナタ 第3番 ホ短調 H. 279-12.トリオ・ソナタ 第4番 ニ長調 H. 28*13-16.トリオ・ソナタ 第5番 変ロ長調 H. 29 17-19.トリオ・ソナタ 第6番 ト短調 H. 3020-23.トリオ・ソナタ 第7番 ハ短調 H. 31*24-27.トリオ・ソナタ 第9番 ヘ長調 H. 3328-30.トリオ・ソナタ 第11番 イ短調 H. 35フランチェスコ・ジェミニアーニによるトリオ・ソナタ版、管弦楽による演奏* … チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)編曲による合奏協奏曲版アーティスト(演奏・出演)カプリッチョ・バロック管弦楽団(古楽器使用)ドミニク・キーファー(音楽監督)レコーディング2021年4月23-25日、5月27日Musiksaal Kurbrunnenanlage, Rheinfeldenその他の仕様など総収録時間: 66分商品番号:TUDOR7213ジェミニアーニ(1687-1762):ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 によるトリオ・ソナタ集(管弦楽版) [ドミニク・キーファー/カプリッチョ・バロック管弦楽団] GEMINIANI, F.: Trio Sonatas Nos. 1-7, 9 and 11 (after Violin Sonatas, Op. 1) (Capriccio Baroque Orchestra, Kiefer)CD 発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:TUDOR7213 Tudorジェミニアーニのヒット作、ヴァイオリン・ソナタ集 作品1を作曲家自ら編曲したトリオ・ソナタ版の録音が登場!イタリアに生まれイギリスに渡って活躍したバロック期のヴァイオリニスト、作曲家フランチェスコ・ジェミニアーニ。彼の作品1は1716年に出版されると大きな注目を浴び、バルサンティ、エイヴィソン、ルーマンらの編曲も登場しました。ジェミニアーニは後の1739年に多くの変更を加えた改訂版を出版、更に1757年にはトリオ・ソナタ版を出版します。2つのヴァイオリン・パートはオリジナルの旋律を重ねたり、パラフレーズしたり、あるいはまったく新規に作曲されたものとなりましたが、更に「ヴァイオリン・パートを複数の奏者で演奏する場合に加える第4のパート」つまりリピエーノ用の低音パートが加えられていました。このことから、このトリオ・ソナタ版はコンチェルティーノとリピエーノの対比効果を生かした合奏協奏曲という演奏形態も想定していたことがうかがわれます。原盤解説筆者は、それが70歳のジェミニアーニが第三者の編曲を自ら越えようとする挑戦だったと想像しています。当ディスクでは9曲中7曲でジェミニアーニ作品全集の編集主幹であるルドルフ・ラーシュが校訂した楽譜(2020年出版)を使用。第5番のみリピエーノ・パートを加えず1パート1人のトリオ・ソナタとして演奏し、第1、2、3、6、9、11番は人数を増やして合奏協奏曲として演奏しています。更に一部の曲では、当時ジェミニアーニが活躍していたロンドンの嗜好を鑑みて木管楽器を追加するなど、楽譜に無い工夫も凝らしています。また第4番と第7番をエイヴィソン版で収録することで、ジェミニアーニとのオーケストレーションの違いを聴かせるという念の入れよう。オーケストラのメンバーには朝吹園子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、菅間周子(ヴィオローネ)、木下恵子(フルート)、福井美穂(ファゴット)といったスイスで活躍する日本人演奏家が参加しているのも注目です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジェミニアーニ
曲目・内容マッシミリアーノ・ネーリ(1620頃-1670以降)1.Sonata Decimaquinta à dodeci - Op.2 第15ソナタ(12声のための)2.Sonata Prima à trè - Op.2 第1ソナタ(3声のための)3.Salve Virgo benignissima めでたし、至福の乙女4.Sonata Undecima à nove - Op.2 第11ソナタ(9声のための)5.Sonata Seconda à 4 - Op.1 第2ソナタ(4声のための)6.Sonata Prima à 4 - Op.1 第1ソナタ(4声のための)7.Liebster Jesu 最愛のイエスよ [カテリーナ・ジアーニ(1630-1673以降)作曲]8.Sonata Decima à otto - Op.2 第10ソナタ(8声のための)9.Canzon Seconda à 4 - Op.1 第2カンツォン(4声のための)10.Sonata Terza à trè - Op.2 第3ソナタ(3声のための)11.Sonata Quinta à quatro - Op.2 第5ソナタ(4声のための)12.Sonata Seconda à trè - Op.2 第2ソナタ(3声のための)13.Ad charismata caelorum 魅惑の天に向けて14.Sonata Decimaquarta à dodeci - Op.2 第14ソナタ(12声のための)アーティスト(演奏・出演)コンチェルト・シロッコ(古楽器使用)ジュリア・ジェニーニ(リコーダー、ドゥルツィアン、指揮)編成: ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ1、ヴィオローネ2、木管コルネット2、リコーダー3、サックバット3、ドゥルツィアン1、テオルボ2、オルガン、チェンバロヴォーチェス・スアーヴェス(声楽アンサンブル)…3、7、13ピッチ: A=415Hz(弦楽器&鍵盤楽器)/A=466Hz(管楽器)調律: 1/4コンマ・ミーントーンレコーディング2022年2月12-16日ラントガストホーフ、ライエン(スイス北部バーゼル・ラントシャフト州)その他の仕様など収録時間: 76分商品番号:A544ネーリ(1620頃-1670以降):様々な楽器のためのソナタ集 [コンチェルト・シロッコ、ヴォーチェス・スアーヴェス] NERI, M.: Sonate da sonarsi con varij stromenti (Voces Suaves, Concerto Scirocco, Genini)CD 発売日:2023年04月21日 NMLアルバム番号:A544 Arcanaコレッリ登場前のイタリアに花咲いた、驚くべきバロック・オーケストラ!古楽奏者・研究者育成の世界的拠点バーゼル・スコラ・カントルムで研鑽を重ねた気鋭奏者が集うコンチェルト・シロッコとヴォーチェス・スアーヴェスは、イタリアのARCANAレーベルへの録音を通じてクローチェ、ベルナルディ、ピッキといった知られざる17世紀イタリアの作曲家たちを続々発掘、その優れた実績の再評価に寄与してきました。これほどの結束力と専門性を兼ね備えた17世紀音楽の演奏団体は決して多くはありませんが、今回のアルバムも既存盤全てと同じく、各楽器の個性がきわだつ小編成作品から、当時の演奏作法に通じた弦・管・鍵盤の名手が何人もいなくては実現不可能な大編成の充実作まで収録。巨匠モンテヴェルディ亡き後、歌劇作曲家カヴァッリが人気を誇った17世紀中盤のヴェネツィアで活躍したネーリの作品は、この“水の都”で器楽芸術が最初に発展した時代の面影を残しながらも、端正な気品を感じさせる整った曲構成が18世紀の音楽をも予感させ、12声部にも及ぶ大規模な合奏曲はヴィラールトやガブリエーリの複合唱形式にも、バロック後期のコレッリやヴィヴァルディの合奏協奏曲にも通じる音使いが聴かれ興趣が尽きません。小編成の作品も声楽・器楽共にコントラスト鮮やかな展開が聴き手を飽きさせず、生前のネーリがドイツ語圏や遠くスウェーデンまで名声を轟かせていたことを裏付けてあまりある面白さ。バーゼルの名手たちの妙技に聴き惚れながら、知られざるバロック中期の音楽世界に思いを馳せたい1枚です。研究に基づき、弦楽器などと管楽器はほぼ全音違うピッチを採用しており、管楽器が移調して演奏することで解決されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジャーニネーリ
曲目・内容1.作者不詳: A qui direlle sa pensée 彼女は誰に思いを打ち明ければよいのか2.オッタヴィアーノ・ペトルッチ(1466-1539): A qui direlle sa pensée - 彼女は誰に思いを打ち明ければよいのか3.作者不詳: Je suis d’Allemagne - わたしはドイツから来た者で4.ヨハネス・デ・ストケム(1445頃〜1487/1501): Je suis d’Allemagne - わたしはドイツから来た者で(器楽による演奏)5.作者不詳: L’amour de moy - わたしの恋は、素敵な庭に閉じ込められ6.作者不詳: L’amour de moy - わたしの恋は、素敵な庭に閉じ込められ7.ペトルッチ: L’amour de moy - わたしの恋は、素敵な庭に閉じ込められ(器楽による演奏)8.作者不詳: En douleur et tristesse - 苦悩と悲痛のうちに9.作者不詳: En douleur et tristesse - 苦悩と悲痛のうちに10.ノエル・バウルデウェイン(ボゥルドアン 1480頃-1513以降): En douleur et tristesse - 苦悩と悲痛のうちに11.作者不詳: Il est de bon heure né - 幸運の下に生まれた男とは12.ペトルッチ: Il est de bon heure né - 幸運の下に生まれた男とは13.ペトルッチ: Il est de bon heure né - 幸運の下に生まれた男とは(器楽による演奏)14.ペトルッチ: Je suis d’Allemagne - わたしはドイツから来た者で(器楽による演奏)15.作者不詳: Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で16.ニコル・デ・スリエ・デダン(1500頃〜1538): Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で17.ペトルッチ: Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で(器楽による演奏)18.ニコラ・ゴンベール(1495-1560): Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で(器楽による演奏)19.ヨハネス・デ・サンクト・マルティーノ(生歿年不詳、16世紀に活躍): Bon temp las ! - 素晴らしきひとときよ、何事が20.作者不詳: Bon temp las ! - 素晴らしきひとときよ、何事が21.ペトルッチ: Bon temp las ! - 素晴らしきひとときよ、何事が(器楽による演奏)22.作者不詳: Gentils galans de France - フランスの麗しき殿方23.クリスピン・ファン・スタッペン(1465-1532): Gentils galans de France - フランスの麗しき殿方(器楽による演奏)24.作者不詳: La roussée du moys de may - 五月の朝露に25.ピエール・ムリュ(1484頃-1550頃): La roussée du moys de may - 五月の朝露に26.ジャン・リシャフォール(1480頃-1547以降): La roussée du moys de may - 五月の朝露に(器楽による演奏)27.作者不詳: Ne l’oseray je dire - あえて口にはしますまい28.ペトルッチ: Ne l’oseray je dire - あえて口にはしますまい29.ペトルッチ: Ne l’oseray je dire - あえて口にはしますまい(器楽による演奏)30.作者不詳: Vrai dieu d’amour - 本物の恋の神よ31.ペトルッチ: Vrai dieu d’amour - 本物の恋の神よ(器楽による演奏)アーティスト(演奏・出演)ドゥース・メモワール(声楽&古楽器アンサンブル)クララ・クトゥリ(ソプラノ)ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)エルザ・フランク(ショーム、各種リコーダー)ジョアンヌ・メートル、ジェレミー・パパセルジオー(ボンバルド、各種リコーダー)ボル・ズリアン(リュート)ベランジェール・サルダン(ハープ)セバスティアン・ヴォンネール(スピネット)ドゥニ・レザン・ダドル(ボンバルド、各種リコーダー、指揮)レコーディング2022年2月聖マルタン教会、アミリ(フランス中北部サントル地方)その他の仕様など収録時間: 57分商品番号:RIC457王の愛ヴェネツィアの初期活版印刷譜とルネサンスの声楽・器楽 [ドゥニ・レザン・ダドル、ドゥース・メモワール] L'AMOUR DE MOY (Doulce Mémoire, Dadre)CD 発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:RIC457 Ricercarア・カペラだけではない!多声音楽の発展をルネサンス楽器のスペシャリストたちとフランス中部の古都トゥールに拠点を置き、深い研究の成果と筋の通った企画を音楽性に満ちたパフォーマンスへ昇華させ、古楽シーンを賑わせてきたルネサンス音楽集団ドゥース・メモワール。今回は16世紀初頭のヴェネツィアで、多声音楽の普及と発展に大きな貢献をもたらしたオッタヴィアーノ・ペトルッチの業績に光を当て、その当時のポリフォニー音楽の粋を多角的かつ体感的に味わえるプログラムを組み上げました。15世紀半ば過ぎにイタリア東部フォソンブローネで生まれたペトルッチは版画技法を学んだ後、1490年頃からヴェネツィア総督の後援を受けて印刷工房を持ち、活版印刷技術を楽譜出版に転用。『オデカトン』と題された一連の曲集などを通じ、ジョスカンやイザーク、ラ・リューなどフランドル楽派の洗練された声楽曲やスピナチーノ、ダルツァといった名匠たちのリュート音楽を続々出版、その普及に大きく貢献しました。多声楽曲の中には歌詞が添記されていないものも多く、それらが器楽独奏や合奏で演奏されていたことを窺わせます。ドゥース・メモワールはシンプルな編成で歌われる「元歌」と、ペトルッチの楽譜や同時代の作曲家たちによるその編曲例を並べ、多声編曲や当時の楽器の音色の組み合わせを縦横無尽に楽しませながら、1500年前後のヨーロッパ多声音楽がどのような広がりを見せていたかを卓越した演奏で実感させてくれます。ソロ活動でも注目されるビュンドゲンほか3人の歌手たちの瑞々しい歌の傍ら、さまざまな形状のルネサンス・リコーダーや大小のボンバルド(オーボエ普及以前のダブルリード管楽器)、ルネサンスハープやリュートなど多様な楽器を使いこなすプロフェッショナルたちの妙技も聴き逃がせません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)エスダンゴンベールジャパールシュトケムスタッペンバウルデヴェイン不詳ムリュリシャフォール
曲目・内容カルドーソ(1566-1650)1.哀歌2.第2旋法によるマニフィカトロボ(1564-1646)3.天よりの声を聞き4.御父よマガルハース(1571-1652)5.天より恵みの水がもたらされ6-11.ミサ“荘厳な光”キリエグロリアクレドサンクトゥスベネディクトスアニュス・デイ12.我が罪に震え恥じフォンセッカ(-1585)13.処女マリアは祝福されトロシロー(1500-1567)14.死の声が私を取り巻きエスコパール(1465-1535)15.しかし彼女は神に向かって呼ぶアーティスト(演奏・出演)アルス・ノーヴァ - Ars Novaボー・ホルテン - Bo Holten (指揮者)商品番号:8.553310ポルトガルの多声音楽 [アルス・ノーヴァ/ホルテン] Portuguese PolyphonyCD 発売日:1995年06月01日 NMLアルバム番号:8.553310 NAXOS[8.553...]一組のミサ曲を含むルネサンスポルトガルの声楽曲わが国ではさほどポピュラーではないポルトガル音楽ですが近年流行しているファドと呼ばれる民族音楽にも共通する悲しげな響き、和声などはこの地方の音楽の完成された形式といえる。世界的に評価されるアルスノヴァの歌唱も絶品。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)エスコバルカルドーソフォンセカマガリャアエスローボトロシロー
曲目・内容ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル(1711-1772)●英雄舞踏劇《パルナス山の謝肉祭》(序幕と全3幕/1749年パリにて初演)台本 … ルイ・フュズリエ(1674-1752)アーティスト(演奏・出演)フロリーヌ、タリー … グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ)リコリス … エレーヌ・ギユメット(ソプラノ)クラリス、ユーテルプ、テルプシコールの侍女、老女 … ハスナア・ベナニ(ソプラノ)羊飼い、アポロン … マティアス・ヴィダル(テノール)モミュス … ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)ドラント、ユーテルプの従者、テルプシコールの従者 … アドリアン・フルネゾン(バス)ナミュール室内合唱団(合唱指揮: ティボー・レナールツ)レザンバサドゥール=ラ・グランド・エキュリー(古楽器使用)ヨアン・ムーラン(クラヴサン〔チェンバロ〕)アレクシス・コセンコ指揮レコーディング2023年3月ナミュール(ベルギー南部ワロニー地方)その他の仕様など総収録時間: 128分商品番号:CVS122モンドンヴィル(1711-1772):英雄舞踏劇《パルナス山の謝肉祭》 [アレクシス・コセンコ、レザンバサドゥール=ラ・グランド・エキュリー、ナミュール室内合唱団、グヴェンドリーヌ・ブロンデール ほか]CD 2枚組 発売日:2024年04月12日 Château de Versailles Spectaclesラモーに追い迫り新時代を築いたフランス18世紀の名匠、象徴的傑作待望の全曲録音!既に数多くのグラン・モテ(管弦楽付き教会声楽曲)や舞台音楽が録音されてきたモンドンヴィルは、巨匠ラモーと共にフランス王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の愛顧を受けた18世紀中盤の人気作曲家。《パルナス山の謝肉祭》はラモーと共に彼の名声も絶頂に達しつつあった1749年に初演されて大成功を収め、その後も1759年と1767年、そして作曲家歿後の1774年にもリヴァイヴァルされた金字塔的傑作。ニケやヴァシュヘーギら古楽シーンの俊才たちも折に触れ名場面をとりあげ録音もしていますが、全曲通しての録音はこれが初となります。26人の弦楽器奏者に対しフルート、オーボエ、バスーンをそれぞれ4人ずつ起用、一対のホルンとティンパニ、パイプ&テイバーが加わる充実編成。これを率いメロディアスで精彩に富んだ作品美を十全に引き出すのは、近年バロックから初期ロマン派まで広範なレパートリーの古楽器演奏で話題を呼んでいる指揮者アレクシス・コセンコ! ブロンデール、ギユメット、ヴィダルら今を時めく欧州歌劇界の名歌手たちと共に、羊飼いたちが暮らす理想郷で少女リコリスへ思いを寄せる太陽神アポロンを巡る物語を起伏豊かに現代に蘇らせます。「英雄舞踏劇」と銘打たれている通り、躍動感に富んだ舞曲ナンバーが多い点も魅力の一つ。モンドンヴィル随一の自然でメロディアスな音運びを通じ、古典派前夜の流麗な音楽を抜群の古楽器オーケストラと名歌唱で堪能できる録音です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モンドンヴィル
曲目・内容ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749)●受難オラトリオ「Ein Lämmlein geht und trägt die Schuld - 子羊が往く、咎を背負って」(1731)アーティスト(演奏・出演)ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)フランツ・フィッツトゥム(カウンター・テナー)マルクス・ブルッチャー(テノール)マルティン・シッケタンツ(バス)ライニッシェ・カントライダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)ヘルマン・マックス指揮レコーディング2019年6月14-15日トーマス教会、ライプツィヒ(ドイツ)商品番号:555311シュテルツェル(1690-1749):受難オラトリオ「子羊が往く、咎を背負って」 [ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)/ヘルマン・マックス(指揮)] Ein Lämmlein geht und trägt die Schuld CD 2枚組 発売日:2021年06月11日 NMLアルバム番号:555311-2 CPOドイツ・バロック期の作曲家シュテルツェルは、ライプツィヒで神学とオルガンを学び、1713年にはイタリアに留学。当時最先端の音楽様式を採り入れながら、この地で活躍する音楽家たちと親交を結びました。1719年にはゴータの宮廷礼拝堂楽長に就任、亡くなるまでこの地で数多くの管弦楽作品や宗教曲を生み出しました。存命当時の人気はとても高く、J.S.バッハもシュテルツェルの作品を研究したことで知られています。このアルバムに収録された受難オラトリオは22の『Reflections』と呼ばれる部分で構成されており、福音史家はイエスの最後の時を忠実に歌い上げながら、3人の寓意的な人物の視点が絡み合って物語が展開されていきます。ここでは厳格な聖書のテキストのみではなく、同時代の『ブロッケス受難曲』のように詩的で自由なテキストも歌われています。また、後年J.S.バッハはこの作品のアリア「Dein Kreuz〜」を、自身の作品カンタータ第200番の一部に転用しています。ドイツ・バロック音楽の名匠、ヘルマン・マックスとダス・クライネ・コンツェルトによる演奏で。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シュテルツェル
曲目・内容1.序曲 - 合奏組曲 ハ短調 TWV55:c4より2-5.協奏曲 ト長調 TWV53:G1 - 2本のフルート、弦楽と通奏低音のためのI. [Vivace]II. AllegroIII. LargoIV. Presto6-10.8声のソナタ ホ短調 TWV50:4 - 2本のオーボエ、ファゴット、2部のヴァイオリン、2部のヴィオラと通奏低音のためのI. GravementII. Alla breveIII. AirIV. TendrementV. Gay11-14.協奏曲 ニ長調 TWV54:D1 - 2本のフルート、ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のためのI. VivaceII. SicilianaIII. AllegroIV. Gavotte: Presto15-21.シンフォニア・メロディカ(旋律的合奏曲)ハ長調 TWV50:2第1曲 ヴィヴァーチェ・アッサイ第2曲 サラバンド第3曲 ブーレー第4曲 ロンドー形式のメヌエット第5曲 ルール第6曲 シャコネット第7曲 カナリー形式のジーグアーティスト(演奏・出演)バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)指揮インディアナポリス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)レーラ・ブライサウプト(第2フラウト・トラヴェルソ)スン・リー、メアリーアン・ショア(バロック・オーボエ)ステファニー・コーウィン(バロック・ファゴット)レコーディング2019年2月11-13日Ruth Lilly Performance Hall, Christel DeHaan Fine Arts Centerat the University of Indianapolis, USA商品番号:NYCX-10154Colourful Telemannテレマン(1681-1767):様々な作品集 [バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)指揮/インディアナポリス・バロック・オーケストラ(古楽器使用) 他] TELEMANN, G.P.: Concertos, TWV 53:G1, TWV 54:D1 / Sinfonia Melodica, TWV 50:2 (The Colorful Telemann) (Indianapolis Baroque Orchestra, B. Kuijken)CD国内仕様 日本語解説付 発売日:2020年07月22日 NMLアルバム番号:8.573900 NAXOS[8.573...]20世紀後半以来、古楽器演奏シーンを世界的にリードしてきたクイケン兄弟の末男で、近年は世界各地の古楽器オーケストラとの関係もますます深めつつあるベルギーの名匠バルトルド・クイケンは、近年アメリカ随一の古楽器集団インディアナポリス・バロック・オーケストラと手を組み、NAXOSからも着々と音盤をリリースしています。これまでリュリ、マレ、ラモー、ブラヴェ、ルクレール・・・とフランスの作品が多かったのですが、今回はテレマン・・・それも、ただこの作曲家の作品を雑多に集めるのではなく、その作風の広がりと半世紀以上にわたる活動の変遷がわかるよう、最初期から晩期にいたる多様な作品が集められています。長大かつ簡潔な協奏曲TWV54:D1など中期の充実度もさることながら、亡くなる直前に書かれた「シンフォニア・メロディカ」は作風の集大成と新たな展望が半ばする稀有な逸品。他の収録作の作曲様式もまちまちで、聴き深めるほどに演奏陣の本気度に気づかされることでしょう。インディアナポリス・バロック・オーケストラの引き締まった編成からくりだされる泰然自若の演奏表現にも、ソリストとしてのみならず指揮者としても深まりをみせるバルトルド・クイケンの才覚が感じられます。なお解説文も指揮者自身が手掛けています。*輸入国内仕様盤には日本語解説付き。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン関連商品リンク輸入盤8.573900
曲目・内容1-5.ルイ・ルメール(1693頃-1750): Cantatille “La Musette” - カンタティユ「ラ・ミュゼット」6-9.ラヴェ氏(生歿年不詳、1750年前後に活躍): 1re Sonate “La Champêtre” - 第1ソナタ「田園情緒」10-13.ジャン=バティスト・デュピュイ(生年不詳〔18世紀前半〕-1759): Sixième Sonate à deux vielles - 二つのヴィエル[=ヴィエラルー]のための第6ソナタ14-16.ルメール: Cantatille “Les Plaisirs champêtres” - カンタティユ「田園の楽しみ」17.セルヴェ・ベルタン(1687頃-1759): “Tu ne m’écoutes point Lisette” - リゼット、ぼくの話なんて聞いてないんだね18.デュピュイ: Premier air / second Air (de Quatrième Suite) 第1&第2エール 〜『二重奏の戯れ』第6組曲より19-21.ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755): Cinquième gentilesse - 第5のお楽しみ 〜『新たなお楽しみの曲集』Op.100より22.作者不詳: Le Berger innocent - 純朴なる羊飼い23-26.ジャン=フランソワ・ボユアン(1716頃-1781頃): Les Folies d’Espagne, 4e Divertissement Champêtre - 田園風ディヴェルティスマン第4番「スペインのフォリア」アーティスト(演奏・出演)アンサンブル・ダンギー(声楽&古楽器アンサンブル)トビー・ミラー(ヴィエラルー〔宮廷風ハーディガーディ〕、指揮)モニカ・マウフ(ソプラノ)フランソワ・ラザレヴィチ(ミュゼット〔ふいご式バグパイプ〕)アリス・アンベール(ヴィエラルー)エリー・ニメロスキ(ヴァイオリン)カロライン・リッチー(バス・ド・ヴィオール〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕、チェロ)ノラ・ハンゼン(バスーン)サム・チャップマン(テオルボ、バロックギター)ナージャ・ルソーニエ(クラヴサン〔チェンバロ〕)レコーディング2022年10月19-22日サン=レジェ教会、ライメン(フランス東部アルザス地方)その他の仕様など収録時間: 74分商品番号:RIC448純朴なる羊飼いヴィエラルーのための18世紀フランス音楽 [レインベルト・デ・レーウ(ピアノ&指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)、マルニクス・ド・カート(オルガン)] BERGER INNOCENT (LE) (Ensemble Danguy, Humbert, Miller)CD 発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:RIC448 Ricercar田園気分に浸るロココの響き、名手トビー・ミラーの真骨頂木製の箱の端につけたハンドルで楽器内の車輪を廻し、その車輪が接する弦を擦ることで音を出す楽器ハーディガーディ。その歴史を中世まで遡れば知識人社会では一時廃れ、農村で伝承曲を奏でる楽器として辛うじて残りましたが、そのイメージが逆に牧歌的な理想郷での田園生活への憧れと結びついたのが18世紀のフランスでした。フランス語でヴィエラルー(車輪式ヴィエル)の名のもと、愛奏者の激増に合わせて上流階級向けの楽器が多く作られ、同時期に同じ事情で流行したミュゼットと共に多くの曲が誕生しました。21世紀にその名手として活躍、中世音楽からバッハの無伴奏曲までヴィエラルーで弾きこなす俊才トビー・ミラーはここで、独奏楽器としてのヴィエラルーの可能性の広さや声楽との相性を十全に示すべく、多角的な視点で作品を厳選。ミュゼット(演奏は横笛とバグパイプの名手ラザレヴィチ!)やヴァイオリンとの共演やヴィエラルー二重奏なども盛り込むことで、2017年にリリースした技巧派ソナタやカンタートを集めたアルバム(RIC382)とはまた異なる角度からロココのヴィエラルー芸術の面白さを堪能させてくれます。ふくよかで柔軟なミュゼットの音との対比も、同じ弦を擦るヴァイオリンとの特性の違いも聴きどころ。通奏低音付きソナタではトビー・ミラーが細やかな装飾音や急速なパッセージを流麗に弾きこなし、時に異界感さえ感じさせる曲作りの面白さと相俟って、伸縮自在の音作りでこの楽器の味わいを最大限に楽しませてくれます。楽器や音色の珍しさに全く甘んじない、圧巻の音楽性あればこその聴きごたえ。多くの人に届いてほしい21世紀ならではの古楽アルバムです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)デュピュイ不詳ボワモルティエルメール関連商品リンクRIC382
曲目・内容1.Kommt, Seelen, seid in Andacht stille - さあ、魂たち、献身的に静かに GWV1119/41日曜日 赦罪の主日のカンタータ2.Sie rüsten sich wider die Seele - 魂に敵対する GWV1124/41日曜日 Judicaのカンタータ3.Jesus, auf dass er heiligte das Volk - イエスよ、彼らはあなたを崇拝する聖木曜日のカンタータアーティスト(演奏・出演)フローリアン・ハイアリック指揮ゾリステンアンサンブル・エクス・テンポーレバロックオーケストラ・マンハイム・ホーフカペレレコーディング2016年2月27日Pauluskirche, Darmstadt [ライヴ収録] … 12018年2月17日Sint-Marchariuskerk, Gent [ライヴ収録] … 2.3商品番号:555230グラウプナー(1683-1760):Das Leiden Jesu - イエスの苦しみ受難カンタータ集 第3集 [フローリアン・ハイアリック指揮/ゾリステンアンサンブル・エクス・テンポーレ/バロックオーケストラ・マンハイム・ホーフカペレ] GRAUPNER, C.: Passion Cantatas, Vol. 3 (Ex Tempore, Mannheimer Hofkapelle, Heyerick)CD 発売日:2019年04月26日 NMLアルバム番号:555230-2 CPOザクセンに生まれ、ライプツィヒで法学を学び、聖トーマス教会カントルのクーナウの元で音楽を学んだグラウプナー。カイザーが指揮するハンブルク歌劇場でチェンバロ奏者を務め(当時、歌劇場のオーケストラではヘンデルがヴァイオリンを演奏していた)、カイザーと共に作品を発表、オペラ作曲家として力をつけていきます。やがてオペラ作曲家としてダルムシュタットで職を得ますが、宮廷でのオペラ演奏が禁止されてからは、宗教作品を主として作曲。当時はバッハに匹敵するほどの名声を獲得したことで知られています。このアルバムに収録されたカンタータも、どれもが色彩豊かなオーケストレーションと、随所に「印象的で記憶に残るメロディ」が置かれた魅力的な作品です。人と神との対話を表すソプラノ独唱によるアリアとバス独唱のアリアを中心に、重厚な合唱がそれを彩るという規則的な形式を持ち、これに沿って様々な受難の物語が展開していきます。第1集(555071)、第2集(555170)と同じくエクス・テンポーレのメンバーとマンハイム・ホーフカペレ、ハイアリックの指揮による洗練された演奏でお楽しみください。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)グラウプナー
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)1-9.カンタータ 第31番 Der Himmel lacht! Die Erde jubilieret - 天は笑い、地は歓呼す BWV 3110-15.カンタータ 第85番 Ich bin ein guter Hirt - われは善き羊飼いなり BWV 8516-22.カンタータ 第178番 Wo Gott der Herr nicht bei uns hält - 主なる神、われらがもとにあらずば BWV 178アーティスト(演奏・出演)ユリア・ドイル(ソプラノ) … 1-9フローリアン・ジーファース(テノール) … 1-9ステファン・マクラウド(バス) … 1-9ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ) … 10-15テリー・ウェイ(アルト) … 10-15ゲオルク・ポプルッツ(テノール) … 10-22マルクス・フォルペルト(バス) … 10-15マーゴット・オイツィンガー(アルト) … 16-22ペーター・コーイ(バス) … 16-22バッハ財団合唱団バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)ルドルフ・ルッツ(指揮/チェンバロ … 10-15)レコーディング2022年4月28日 … 1-92016年4月8日 … 10-152023年8月18日 … 16-22[ライヴ]Evangelischen Kirche Trogen ARSt. Gallen(スイス)その他の仕様など総収録時間: 56分商品番号:C368CDJ.S.バッハ(1685-1750):〈カンタータ 第46集〉カンタータ 第31番・第85番・第178番 [テリー・ウェイ/ゲオルク・ポプルッツ/マルクス・フォルペルト 他/ルドルフ・ルッツ(指揮)/バッハ財団管弦楽団&合唱団] BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 46 - BWV 31, 85 and 178 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)CD 発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:BSSG-C368 J.S. Bach-Stiftung, St. Gallenルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第46集。第31番「天は笑い、地は歓呼す」は復活祭用のカンタータ。ザロモン・フランクの台本が用いられたこの作品は3本のトランペット、ティンパニ、3本のオーボエとオーボエ・ダ・カッチャを含む祝祭的な楽器編成が用いられており、キリスト復活の喜びが表現されています。初演は1715年4月21日。その翌年にも再演されています。ソナタと題された協奏曲風の器楽合奏で幕をあけ、バス、テノール、ソプラノのアリアが続き、最後は輝かしいコラールで曲を閉じます。第85番「われは善き羊飼いなり」は、1725年4月15日に初演された復活後第2日曜日のカンタータ。よき羊飼いとしてのイエスの姿が示されています。落ち着いたバスのアリアで曲が始まり、装飾的な前奏に導かれたアルトのアリアが続きます。牧歌的なソプラノのコラールが続き、弦楽器による三連符のモテーフが際立つテノールの美しいアリア、最後は簡素なコラールで聴き手を慈悲と神の加護の世界へと導きます。1724年7月30日に初演された第178番「主なる神、われらがもとにあらずば」は、ユストゥス・ヨナスのコラールを基にした劇的な内容を持つカンタータ。コラールは詩篇第12篇によるもので、神の下、敵と戦うことをテーマにしています。付点音符が際立つ合奏が印象的な冒頭の合唱、手の込んだ手法で書かれたアルトのレチタティーヴォ、そして舟の心地よい揺れを表す低弦の響きに乗ったバスのアリアが続きます。信仰と理性が葛藤する人々を諫めるかのようなテノールのコラールとアリア、最後は天と地、全てを掌握する神を湛えるコラールが続きます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
曲目・内容Disc 11-5.合奏協奏曲 Op.6 第1番 ト長調 HWV 319 I. A tempo giustoII. AllegroIII. AdagioIV. AllegroV. Allegro6-9.合奏協奏曲 Op.6 第2番 ヘ長調 HWV 320 I. Andante larghetto -II. AllegroIII. Largo - Larghetto andante e piano -IV. Allegro ma non troppo10-14.合奏協奏曲 Op.6 第3番 ホ短調 HWV 321 I. LarghettoII. AndanteIII. AllegroIV. Polonaise: AndanteV. Allegro, ma non troppo15-18.合奏協奏曲 Op.6 第4番 イ短調 HWV 322 I. Larghetto affettuosoII. AllegroIII. Largo e pianoIV. AllegroDisc 21-6.合奏協奏曲 Op.6 第5番 ニ長調 HWV 323 I. [Larghetto e staccato] -II. AllegroIII. PrestoIV. Largo -V. AllegroVI. Menuet: Un poco larghetto7-11.合奏協奏曲 Op.6 第6番 ト短調 HWV 324 I. Largo affettuosoII. A tempo giustoIII. Musette: LarghettoIV. AllegroV. Allegro12-16.合奏協奏曲 Op.6 第7番 変ロ長調 HWV 325 I. LargoII. AllegroIII. LargoIV. AndanteV. Hornpipe17-22.合奏協奏曲 Op.6 第8番 ハ短調 HWV 326 I. AllemandeII. GraveIII. Andante allegroIV. AdagioV. Siciliana: AndanteVI. AllegroDisc 31-6.合奏協奏曲 Op.6 第9番 ヘ長調 HWV 327 I. LargoII. AllegroIII. LarghettoIV. AllegroV. MinuetVI. Gigue7-11.合奏協奏曲 Op.6 第10番 ニ短調 HWV 328 I. Overture - II. AllegroIII. Air: LentoIV. AllegroV. AllegroVI. Allegro moderato12-15.合奏協奏曲 Op.6 第11番 イ長調 HWV 329 I. Andante larghetto, e staccatoII. Allegro - III. Largo, e staccatoIV. AndanteV. Allegro16-20.合奏協奏曲 Op.6 第12番 ロ短調 HWV 330 I. Largo -II. Allegro -III. Aria: Larghetto e piano -IV. LargoV. Allegroアーティスト(演奏・出演)アラディア・アンサンブル(ピリオド楽器使用)ケヴィン・マロン指揮レコーディング2011年8月15-18日カナダ トロント、グレース・チャーチ・オン・ザ・ヒル商品番号:8.557358ヘンデル(1685-1759):合奏協奏曲集 Op.6 [アラディア・アンサンブル/マロン] HANDEL, G.F.: Concerti Grossi, Op. 6 (Aradia Ensemble, Mallon)3CD ■協奏曲発売日:2013年04月24日 NMLアルバム番号:8.557358-60 NAXOS[8.557...]この合奏協奏曲 Op.6は、数あるヘンデル(1685-1759)の作品の中ではどちらかというとマイナーな曲集に属するものかもしれませんが、この中には18世紀最高の音楽がいくつも含まれています。様々な色彩的な響きと舞曲のリズム、宮廷の優美さ、コレッリなど他の作曲家たちからの影響…など興味深い要素が盛りだくさんなのです。ヘンデル54歳、1739年の9月から10月まで、およそ1か月足らずの期間に一気に書かれた作品で、その勢いと流麗さには思わず舌を巻くことでしょう。マロンの演奏は全体的にしっとりとした音色を用い、過度に華美になることのない落ち着いたものです。本来は弦楽合奏の曲ですが、1、2、5、6番ではヘンデルが付け加えたオーボエ・パートを加えて演奏しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル
曲目・内容1.モテット「アヴェ・マリア」2-8.ミサ「武装した人」俗謡「武装した人」(第6旋法) - L'homme armeKyrieGloriaCredo聖歌「この幸せな日」(第6旋法) - Laeta DiesSanctusAgnus Dei9.モテット「わが子、アブサロン」10.ヴィンデルス:「ジョスカンの死を悼む哀歌」アーティスト(演奏・出演)ジェレミー・サマリー指揮オックスフォード・カメラータ商品番号:8.553428ジョスカン・デ・プレ:ミサ「武装した人」モテット「アヴェ・マリア」モテット「わが子、アブサロン」 [オックスフォード・カメラータ/サマリー] JOSQUIN: Missa L'homme arme / Ave Maria / Absalon, fili miCD 発売日:1998年03月01日 NMLアルバム番号:8.553428 NAXOS[8.553...]究極のアカペラ合唱曲に耳を澄ます喜び当時人気のあった旋律ロム・アルメ(武装した人)を用いて何人もの作曲家が残したミサ曲、ナクソスでは、デュファイ、オケゲム、そして今回のジョスカンと3大名曲を揃えました。全てオックスフォード・カメラータの見事な演奏、楽しく聴き比べられます。カップリングの小曲にもご注目、特に「アヴェ・マリア」の、音の完璧な調和がもたらすどこまでも清澄な美は、まさに究極の逸品。ここでは混声合唱で演奏しています。滅多に聴く機会のないジョスカンの死を悼む音楽が収録されていることにも拍手。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジョスカン
曲目・内容1-5.ピアノ協奏曲第7番 変ロ長調 Op.7, No.1, HWV 306 I. AndanteII. LargoIII. Fuga: AllegroIV. Organo ad libitum: AdagioV. Bourree: Allegro6-9.ピアノ協奏曲第8番 イ長調 Op.7, No.2, HWV 307 I. OuvertureII. A tempo ordinarioIII. Organo ad libitum - SarabandeIV. Allegro10-13.ピアノ協奏曲第9番 変ロ長調 Op.7 No.3, HWV 308 I. AndanteII. Organo ad libitum - SarabandeIII. SpiritosoIV. Menuet14-16.ピアノ協奏曲第10番 ニ短調 Op.7, No.4, HWV 309 I. AdagioII. Allegro cosiIII. Allegro17-22.ピアノ協奏曲 ト短調 Op.7, No.5, HWV 310 I. Staccato ma non troppo allegroII. AdagioIII. Andante larghetto e staccatoIV. AdagioV. MenuetVI. Gavotte23.24.ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.7, No.6, HWV 311 I. PomposoII. Air: A tempo ordinarioアーティスト(演奏・出演)マティアス・キルシュネライト(ピアノ)ノイス・ドイツ・カンマーアカデミーラヴァルド・スコウ・ラーセン指揮商品番号:777855ヘンデル(1685-1759):ピアノ協奏曲集 Op.7 [キルシュネライト/ノイス・ドイツ・カンマーアカデミー/ラーセン] HANDEL, G.F.: Keyboard Concertos, Op. 7, Nos. 1-6 (Kirschnereit, Deutsche Kammerakademie Neuss, Larsen)SACD-Hybrid 発売日:2016年08月26日 NMLアルバム番号:777855-2 CPOヘンデル(1685-1759)の様々な協奏曲をドイツのピアニスト、マティアス・キルシュネライトが現代ピアノで演奏するシリーズの第3集(完結盤)。今作ではもともとオルガン協奏曲として書かれたOp.7の6曲が収録されています。バッハのハープシコード協奏曲は、すでに現代のピアニストたちの標準的なレパートリーになっているのに対し、ヘンデルの一連の作品はほとんどコンサートで取り上げられることはありません。このOp.7に属する6曲の協奏曲は、ヘンデルが豊かな音響を求めるために、どれもオルガンと、2本のオーボエ、2本のファゴット、弦楽合奏と通奏低音のために書かれています。この演奏では、メロディの即興性を活かしながら、現代的な響きがもたらされるように絶妙なアレンジが施されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル
曲目・内容特に「甥のフォルクレ」として知られたジャン=バティストの弟ニコラ=ジル(アントワーヌの弟ミシェルと共にオルガニストとして活躍したところからの綽名)の曲に出会えるのは貴重。ALPHAでも活躍の多い技師アリーヌ・ブロンディオの克明かつ自然なエンジニアリングが奏者たちの阿吽の呼吸を見事に捉え、意外に古風なヴィオール三重奏から出版譜作品の縦横無尽のヴィルトゥジティまで、一族の音世界を鮮やかな演奏で堪能できる画期的な2枚組です。 Disc 1アントワーヌ・フォルクレ(1671-1744)作と推定1-4.ヴィオールのための作品(手稿譜による)Allemande - アルマンド(中声部補筆: ミリアム・リニョル)La Girouette - 風見鶏(低音部補筆: ミリアム・リニョル)La Vénitienne - ヴェネツィア風(ロベール・ド・ヴィゼー〔1650/65頃〜1732以降〕編曲によるリュート独奏版/ヴォドリ・ド・セズネ写本より)Rondeau - ロンドニコラ=ジル・フォルクレ(1703-1761)5.Rondeau « Que je regrette Papillon » ロンド「わたしは悔しい、蝶々の君よ」アントワーヌ・フォルクレ作と推定6.Muzette - ミュゼット(ド・ヴィゼー編曲によるリュート独奏版/ヴォドリ・ド・セズネ写本より)7.Prélude - プレリュードジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782)8-10.三つのヴィオールのための作品(手稿譜による)Allemande - アルマンドCourante - クラントSarabande - サラバンドアントワーヌ・フォルクレ作と推定11.Menuet - ムニュエ(メヌエット)ニコラ=ジル・フォルクレ12.Rondeau Musette « N’espère plus jeune Lisette » ロンド=ミュゼット「もう期待しないで、うら若きリゼット」アントワーヌ・フォルクレ作と推定13.Branle - ブランル(中声部補筆: ミリアム・リニョル)アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ14-18.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第1番 ニ短調Allemande La La Borde - アルマンド「ラ・ボルド」La Forqueray - フォルクレLa Cottin - コタンLa Bellemont - ベルモンLa Portuguaise - ポルトガル風19.La Couperin - クープラン20-25.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第4番 ト短調La Marella - マレッラLa Clément - クレマンSarabande La D’aubonne - サラバンド「ドーボンヌ」La Bournonville - ブルノンヴィルLa Sainscy - センシLa Carillon de Passy - パッシーの鐘Disc 2アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ1-5.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第2番 ト長調La Bouron - ブロンLa Mandoline - マンドリンLa Dubreüil - デュブリュイユLa Leclair - ルクレールChaconne La Buisson - ビュイソン(茂み)6-12.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第3番 ニ長調La Ferrand - フェランLa Régente - レジャント(摂政)La Tronchin - トロンシャンLa Angrave - アングラーヴLa Du Vaucel - デュ・ヴォーセルLa Eynaud - エノーChaconne La Morangis ou La Plissay - シャコンヌ「モランジまたはプリセ」13-18.ヴィオールと通奏低音のための組曲 第5番 ト短調La Rameau - ラモーLa Guignon - ギニョンSarabande La Léon - サラバンド「レオン」La Montigni - モンティニLa Silva - シルヴァLa Jupiter - ジュピテールアントワーヌ・フォルクレと推定19.Musette - ミュゼットアーティスト(演奏・出演)ミリアム・リニョル(バス・ド・ヴィオール〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)ガブリエル・リニョル(テオルボ、バロックリュート、バロックギター)ジュリアン・ヴォルフス(クラヴサン〔チェンバロ〕)リュシル・ブーランジェ(ドシュ・ド・ヴィオール〔ディスカント・ガンバ〕)パウ・マルコス・ビセンス(ドシュ・ド・ヴィオール、バス・ド・ヴィオール) マティルド・ヴィアル(バス・ド・ヴィオール)レコーディング2023年2月11-16日ベギン修道会教会、サン・トロン(ベルギー)その他の仕様など総収録時間: 156分(78分/78分)商品番号:CVS120フォルクレ父子:ヴィオール作品全集 [ミリアム・リニョル、ガブリエル・リニョル、ジュリアン・ヴォルフス、リュシル・ブーランジェ、パウ・マルコス・ビセンス、マティルド・ヴィアル]CD 2枚組 発売日:2024年06月21日 Château de Versailles Spectacles「悪魔のように弾く」ヴィオールの大家、手稿譜作品と一族全員の作品を網羅!クープランやアルビノーニと同世代で、フランス人が愛した弦楽器ヴィオールの希代の名手として幼少期から王室で活躍、13歳年上の「天使のように弾く」と讃えられたマレと並び称され「悪魔のように弾く」と讃えられたアントワーヌ・フォルクレ。その作品は当人の歿後、生前彼から酷い暴力を受けていた息子ジャン=バティスト・フォルクレにより整理・出版されました。作者の技量が反映された難曲揃いで現代のヴィオール奏者たちも頻繁に演奏しますが、近年はその全てが父の作ではなく、同様に凄腕ヴィオール奏者だった息子の創出した部分が大部分に渡ると考えられています。現代フランス随一のヴィオール奏者ミリアム・リニョルは今回、信頼できる演奏仲間たちと共に「フォルクレ」の名で残る作品を全て、手稿譜のみ現存する曲や別作曲家名義で知られてきた曲まで含め網羅し全曲録音。「悪魔的なイメージを含む先入観を全て斥け、白紙の状態から新たに解釈を進めたことの意義は極めて大きかった」とリニョルは語っています。通奏低音にはクラヴサンや撥弦楽器に加え8弦のヴィオールも用い、曲によっては高音部向けヴィオールも演奏、出版譜だけでは見えてこないフォルクレ一族の全貌に迫りました。(曲目・内容欄に続く)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)フォルクレフォルクレ
曲目・内容ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)1-17.フーガの技法 BWV 1080コントラプンクトゥス I コントラプンクトゥス IIIコントラプンクトゥス IIコントラプンクトゥス IVコントラプンクトゥス Vコントラプンクトゥス IX (alla Duodecima 12度)コントラプンクトゥス X (alla Decima 10度)コントラプンクトゥス VI (per Diminutionem in Stylo Francese - フランス風の縮小)コントラプンクトゥス VII (per Augmentationem et Diminutionem - 拡大と縮小)コントラプンクトゥス VIIIコントラプンクトゥス XIコントラプンクトゥス inversus XIIコントラプンクトゥス inversus XIIIカノン (alla Ottava 8度)カノン (alla Decima 10度)カノン (alla Duodecima 12度)カノン (per Augmentationem in Contrario Motu - 拡大及び反行形によるカノン)アーティスト(演奏・出演)アーポ・ハッキネン(チェンバロ) … 1-11、13-171614年アンドレアス・ルッカース製レ・ヴォワ・ユメーヌ(ヴィオール・コンソート) … 12アンナ・ゲベルト(ヴァイオリン) … 13レコーディング2023年10月30日-11月1日Nagu Church(フィンランド)トラック12のみ原盤 … Atma Classique (ACD2 2645)よりその他の仕様など総収録時間: 80分商品番号:ODE-1437J.S.バッハ(1685-1750):フーガの技法 BWV 1080 [アーポ・ハッキネン(チェンバロ) 他] BACH, J.S.: Kunst der Fuge (Die) (The Art of Fugue) (Häkkinen)CD 発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:ODE1437-2 Ondineボブ・ファン・アスペレンやピエール・アンタイに師事し、今や北欧を代表する古楽鍵盤奏者・指揮者として目覚ましい活躍を繰り広げるハッキネンがフーガの技法を録音しました。ハッキネンはバッハの死後出された出版譜ではなく1740年代に書かれた自筆譜の順番で演奏しており、その理由を「作品の持つ周期性と対称性がわかり易いから」としています。同時に、部分的には出版譜の解釈を採用し、未完のコントラプンクトゥス14は含まず、古風なコンソート・スタイルに通じるコントラプンクトゥス12はヴィオール・コンソートで(ハッキネンは参加せず)、トリオ・ソナタの書法を採り入れたコントラプンクトゥス13はヴァオリンとチェンバロのデュオで演奏しています。使われた楽器はアンドレアス・ルッカースが1614年に製作した2段鍵盤のオリジナルで、後に作曲家ジョン・ブロウの手に渡り、ヘンデルも演奏した記録も残っています。録音で聴くと、非常に豊かな響きを持つ楽器のようです。原盤ブックレットの作品解説にはバッハの伝記作者でもある音楽史家フィリップ・シュピッタ(1841-1894)が1880年に書いたものを採用しています(英語・ドイツ語)。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ