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曲目・内容1.ガブリエル・デュビュイソン(1716頃-1754): Prélude - プレリュード2.ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764): La Dauphine - 王太子妃3.ベルナール・ド・ビュリ(1720-1785): Sarabande, La *** ou Les Sentimens - サラバンド「***氏、または心情の機微」4.ド・ビュリ: Menuet 1, Zephir & Menuet 2, Flore - ムニュエ(メヌエット)1「西風の精」-ムニュエ2「花の精」5.クロード・バルバストル(1725-1799): Gavottes de Mr. Rebel - ルベル氏のガヴォット6.シャルル・ノブレ(1715-1769): Allemande - アルマンド7.ジャック・デュフリ(1715-1789): La Pothoüin - ラ・ポトウアン8.デュフリ: La De Vaucanson - ラ・ド・ヴォカンソン9.デュフリ: Rondeau [de la Première suite]- ロンド10.ジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782): La Angrave - ラ・アングラーヴ11.ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1703-1755): L’Aimable - 愛らしさ12.デュフリ: La Du Buq - ラ・デュ・ビュク13.ロワイエ: La marche des Scythes - スキタイ人の行進14.ミシェル・コレット(1707-1795): Les - Étoiles 星々15.デュフリ: La Damanzy - ラ・ダマンジ16.ラモー: Musette en rondeau - ロンド形式のミュゼット17.ラモー: Tambourin - タンブラン18.ド・ビュリ: Chaconne - シャコンヌ19.ラモー: Les Tendres Plaintes - 優しい嘆き20.ラモー: Les Cyclopes - 一つ目巨人たち21.バルバストル: Contredanse de Pygmalion[de Jean-Philippe Rameau]- ラモー《ピグマリオン》のコントルダンスアーティスト(演奏・出演)クレマン・ジョフロワ(クラヴサン〔チェンバロ〕)使用楽器:パリのジャン=クロード・グージョン1749年製作モデル(パリ楽器博物館所蔵)に基づくジャン=フランソワ・ショドゥルジュ製作の再現楽器レコーディング2022年10月16-19日ヴェルサイユ宮殿プチ・トリアノン、フランスその他の仕様など収録時間: 77分商品番号:CVS108ルイ15世のクラヴサン18世紀中盤のフランス鍵盤芸術 [クレマン・ジョフロワ]CD 発売日:2023年05月12日 Château de Versailles Spectaclesバロックと古典派の間、爛熟のクラヴサン芸術をヴェルサイユの王宮で!先代の太陽王ルイ14世ほどではないにせよ、実に60年近くもフランス王の座を守ったルイ15世。その治世(1715-1774)には17世紀以来のフランス様式も根強く人々を魅了し続けた一方で、太陽王のもとでは考えられなかったほど諸外国の音楽文化がフランスに流入、ひときわ華やかなロココの響きが王室やパリの人々を魅了しました。王は音楽にあまり関心を示さなかったものの、レグザンスカ王妃やポンパドゥール夫人、王女たちをはじめ周囲には一流作曲家と親しく交流し感性を豊かに育んだ音楽愛好の女性たちが多く、人々が室内で奏でたクラヴサンのための独奏曲も次々と世に送り出されました。伝統的なフランス様式とイタリアやドイツなど諸外国の様式の間で、折々の流行を先導していったクラヴサン作曲家たちの名品群は、ウィーン古典派風の音楽が定着してゆく前の、驚くほど豊かで独特な音楽世界を垣間見せてくれます。近年フランス古楽界で多忙な活躍をみせ、とりわけ声楽作品の通奏低音奏者としても経験豊かなクレマン・ジョフロワは、大御所ラモーの出世作2集から名匠デュフリによる1768年の曲集まで幅広い年代を視野に入れ、ルイ15世時代の音楽文化の広がりをクラヴサン一つで辿れるプログラムを厳選。この時代の銘器をモデルとする素晴らしい再現楽器をヴェルサイユ宮殿の音響空間で奏で、絶妙なタッチが快い機微細やかな演奏で各作品の魅力をじっくり伝えます。ラモー「一つ目巨人たち」やロワイエ「スキタイ人の行進」といった有名作のほか、2019年に新発見され未だ謎も多いデュビュイソン作曲による1732年出版の曲集や、競合録音が殆どないベルナール・デュ・ビュリの1737年の曲集など稀少な作品が多く収録されている点も見逃せません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラモービュリノブレデュフリフォルクレロワイエコレット
曲目・内容アントワーヌ・ゴスワン(またはアントニウス・ユソニウス、1546頃-1598頃)1.Ist keiner hie, der spricht zu mir - ここじゃ誰も俺に話しかけないのか(器楽による演奏)2.Eolo crudel come turbasti l’onde - 風の神アイオロスよ、おまえは容赦なく波を荒立て3.Missa ferialis, Kyrie - キリエ 〜『平日のミサ曲』より(器楽による演奏)4.Laetatus sum - わたしは嬉しいのです5.Der Wein, der schmeckt mir also wohl - ワインほど旨いものはない6.Im Land zu Wirtenberg so gut - ヴュルテンベルク公の土地は素晴しく(器楽による演奏)7.Vatter unser im Himelreich - 天にまします我らが父よ8.Ich ruf zu dir Herr Jesu Christ - 我は汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ9.Missa invidiosa amor, Agnus Dei - アニュス・デイ 〜『“嫉妬深き恋人よ”によるミサ曲』より10.Missa cognovi Domine, Kyrie - キリエ 〜『“お気に留めてください、主よ”によるミサ曲』より11.Im Maien hört man die Hannen kreen - 五月、雄鶏の啼き声が聞こえ12.Qual meraviglia se mi piacqu’il bosco - なんと素晴しい、森で楽しみを見つけられたなら13.Non trovo cosa alcuna s'io non pago - 何も手には入らないんだ、俺が金を払わなきゃ14.Missa ferialis, Sanctus - サンクトゥス 〜『平日のミサ曲』より15.Fröhlich zu sein ist mein Manier - / Wer frisch will sein - 陽気でいるのが俺の流儀さ/快適でいたい者は(器楽による演奏)16.Missa cognovi Domine, Sanctus - サンクトゥス 〜『“お気に留めてください、主よ”によるミサ曲』より17.Die Fasnacht ist ein schöne Zeit - 謝肉祭こそは麗しき季節(器楽による演奏)18.Ad te levavi oculos meos - わたしはあなたを見上げ19.Vor Zeiten was ich lieb und werth - かつてはわたしも親切で裕福だったがアーティスト(演奏・出演)ル・ミロワール・ド・ミュジーク(声楽&古楽器アンサンブル)ミリアム・トレヴィザン(ソプラノ)ザビーネ・ルッツェンベルガー、テッサ・ロース(メゾ・ソプラノ)イヴォ・アウン・デ・オリヴェイラ、ジェイコブ・ローレンス(テノール)ティム・スコット・ホワイトリー(バス)クレール・ピガニオル(ゴシックハープ、トリプルハープ)アリエノール・ヴォルテーシュ(ルネサンス・ヴァイオリン)エリザベス・ラムジー、ブライアン・フランクリン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)マルク・レヴォン(シターン、ヴィオラ・ダルコ)カタリナ・アンドレス(ボンバルド、テノール・ドゥルツィアン)ジルケ・シュルツェ(バス・ドゥルツィアン)エティエンヌ・アスラン(木管コルネット)ヘンリー・ヴァン・エンゲン(サックバット)バティスト・ロマン(ルネサンス・ヴァイオリン&指揮)レコーディング2022年10月サン=レジェ教会、ライメン(フランス東部アルザス地方)その他の仕様など収録時間: 64分商品番号:RIC450ゴスワン(1546頃-1598頃):作品集 [バティスト・ロマン、ル・ミロワール・ド・ミュジーク] GOSSWIN, A.: Selected Works - Ad te levavi oculos meos / Lætatus sum / Newe teutsche Lieder (Le Miroir de Musique)CD 発売日:2023年07月07日 NMLアルバム番号:RIC450 Ricercar16世紀ドイツ西部で活躍した知られざる名匠。器楽を交えた編成でその多彩さを堪能ルネサンス後期、16世紀後半に活躍したフランドル楽派のゴスワンは、現在のフランス語圏ベルギー東部にあたるリエージュ司教領で生まれ育ち、巨匠ラッススに見出されミュンヘンのバイエルン選帝侯宮廷の音楽家となりました。その後ケルン選帝司教の宮廷のあるボンにも活動拠点を得、さらにニュルンベルクで幾つかの曲集を出版しています。リエージュ司教領にも近いマーストリヒトやスロヴェニア、オーストリア南部などでも写本が見つかっており、さらにヴェネツィアで出版されたマドリガーレ集アンソロジーにも曲が含まれているところからも生前の高い名声が窺えます。この録音はゴスワン一人に捧げられた極めて珍しいアルバムで、マルク・レヴォンやエリザベス・ラムジーら中世と初期ルネサンスに通じた精鋭古楽プレイヤーたちが妥協のない作品解釈でその魅力を網羅的に紹介。ミュンヘンの宮廷では16世紀の時点でヴァイオリン奏者として記録もされているゴスワンの活動を、初期ヴァイオリン研究の先端をゆくバティスト・ロマン(英訳も添えられたライナーノートの執筆者でもあります)を含む演奏陣の解釈で聴けるのも頼もしいところ。ガンバやバロック・ヴァイオリンとも一味違うルネサンス期の羊腸弦楽器の響きを得て、多声の世俗曲も教会音楽もひときわ生々しい響きで味わえます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ゴスヴァン
曲目・内容1.ジョン・ラングトンのパヴァーヌ 2.ニコルス夫人のアルマンド 3.エセックス伯のガリアード 4.羊飼いが木陰で 5.疲れた私の命、私は死にたい 6.バクトン氏のガリアード 7.ヘンリー・ノエル氏のガリアード 8.トマス・コリアー氏のガリアード 9.別れ(イン・ノミネによる) 10.ダウランドはつねに悲しむ 11.恋人よ、もうちょっといてくれ、なぜ起きようとするのか 12.彼女は私の過ちを許してくれるだろうか 13.ファンシー 14.ジャイルズ・ホビー氏のガリアード 15.ディゴリー・パイパー大佐のガリアード 16.デンマーク王のガリアード 17.噴きこぼれよ、わが涙 18.ダウランドのオリヴァー・クロムウェル先生への別れ 19.ニコラス・グリフィス氏のガリアード 20.ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド 21.サー・ジョン・ソーチのガリアード 22.愛と運命にそむかれた君たち 23.サー・ヘンリー・アンプトンの葬送アーティスト(演奏・出演)キャサリン・キング(メゾソプラノ) ジェーコブ・ヘリングマン(リュート)ローズ・コンソート・オブ・ヴァイオルズ商品番号:8.553326ダウランド(1563-1626):「ラクリメ」からの舞曲集 抜粋 他 [ローズ・コンソート・オブ・ヴァイオルズ] DOWLAND: Consort Music and SongsCD ■声楽曲 ■器楽曲(リュート)発売日:1997年06月01日 NMLアルバム番号:8.553326 NAXOS[8.553...]ルネッサンス時代にメガヒットを飛ばしたダウランドとは?何の先入観も無しに触れてみてください。古雅で清潔な、時には恍惚感すら感じさせる歌謡性、言いようもない哀愁、あふれるファンタジー。現代の耳にも古めかしくない心の音楽があります。ダウランドの歌曲「流れよ、わが涙」(このCDには無し)は、当時誰もが口ずさんだほど流行、他の作曲家たちがこぞって編曲する中、本人もついに自らリュート合奏用に編曲し、様々な舞曲と合わせ出版したのが「ラクリメ」。その中から舞曲集の抜粋と、キングの透明な声が心に語り掛ける歌曲などの凝ったカップリング盤。音楽史に興味が無い人にもお薦めします。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ダウランド
曲目・内容1.作者不詳(インノチェンティオ・アルベルティ〔1535頃-1615〕?): Pavin Albarti - アルバーティのパヴァーン2.作者不詳: Two Gallyards - 2つのガリア?ド3.トーマス・モーリー(1557-1602) : It Was a Lover and His Lass - 恋する男とそのお目当ての娘が(『お気に召すまま』第5幕第3場)4.モーリー/フィリップ・ロシター(1567-1623)編: Now Is the Month of May - 今こそ五月5.モーリー: Now Is the Month of Maying - 今こそ五月を迎え(『あらし〔テンペスト〕』第4幕第1場)6.ウィリアム・バード(1539/40-1623): Passamezzo Pavana - パッサメッゾ・パヴァーン7.モーリー: O Mistress Mine - おお、わが愛しき女(『十二夜』第2幕第3場)8.作者不詳: Under the Greenwood Tree - 緑の木蔭で(『お気に召すまま』第2幕第5場)9.バード: Malt’s come Downe - 麦芽もなくなってくる10.作者不詳: Come Thou Monarch of the Vine - 来たれ、葡萄の王よ(『アントニーとクレオパトラ』第2幕第7場より)11.アントニー・ホルボーン(1545-1602): Heigh Ho Holiday - ヘイ・ホー、お休みだ12.ジョン・ウィルソン(1595-1647): Take, O Take Those Lips Away - さあ持ってゆけ、あんな唇(『尺には尺を』第4幕第1場/『ロミオとジュリエット』第1幕第5場)13.ホルボーン: The Sighes - 溜息14.作者不詳: Sigh No More - 溜息なんておよしなさい(『終わり良ければすべて良し』第1幕第5場)15.モーリー: My Lord of Oxenford’s Maske - 我が主君オクセンフォード伯のマスク16.作者不詳: Allemana d’amor - 恋するドイツ女17.作者不詳: Ruger - ルジェール18.作者不詳: Ronda - La represa - ロンド/変奏19.作者不詳: Brandeberges - La represa - ブランドベルジュ/変奏20.ウィルソン: Where the Bee Sucks - ハチが蜜を吸うところに(『あらし』第5幕第1場)21.ホルボーン: The Fairie Rounde - 妖精のラウンド22.ホルボーン: The Night Watch - 不寝番23.ジョン・プレイフォード(1623-1686): Jog on - どんどん進めよ24.プレイフォード: Tarleton’s Jig - タールトンのジグ25.作者不詳: When that I Was and a Little Tiny Boy - ヘイホー、風に雨(『十二夜』第5幕第1場)26.作者不詳: Nutmegs and Ginger / Come Unto these Yellow Sands - ナツメグとジンジャー/さあここへ、黄色い砂のところに(『あらし』第1幕第2場)27.作者不詳: Fortune My Foe - 運命はわが仇敵(『ウィンザーの陽気な女房たち』第1幕第2場)28.ロバート・ジョンソン(1583頃〜1633): Full Fathom Five - ここから五尋も潜ると(『あらし』第5幕第1場)29.作者不詳: Desperada - 絶望する女30.作者不詳: Willow Song 柳の歌(『オセロウ』第5幕第3場)31.作者不詳: O Death, Rock Me Asleep - おお死よ、われを眠りに(『オセロウ』第1幕第1場)32.ホルボーン: The Funeralles - 葬送アーティスト(演奏・出演)ハンナ・モリソン(ソプラノ)マルニクス・デ・カット(カウンターテナー)ハトホル・コンソート(古楽器使用)ロミーナ・リシュカ(ディスカント・ガンバ、指揮)リアム・フィンリー(アルト・ガンバ)ジョシュア・チータム(テノール・ガンバ)イレーネ・クライン(バス・ガンバ)ニコラス・ミルン(コンソート・バス・ガンバ)アンネ・フライターク(ルネサンスフルート、リコーダー)マルギット・ユーべラッカー(サルテリオ〔ダルシマー〕)マティアス・シュペーター(リュート)ジョヴァンナ・ペッシ(ルネサンスハープ)フランシス・ジェイコブ(ヴァージナル)レコーディング2023年8月17-19日聖アポリネール教会、ボラン(ベルギー東部リエージュ州)その他の仕様など収録時間: 70分商品番号:RAM2303心の奥底に〜シェイクスピア演劇の音楽〜 [ロミーナ・リシュカ、ハトホル・コンソート]CD 発売日:2024年07月05日 Ramee高雅にして人間的!変幻自在、昔日の舞台を彩った響きを最前線の古楽プレイヤーたちと欧州屈指の古楽拠点バーゼルとブリュッセルで学んだオーストリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ロミーナ・リシュカを中心に、意欲的なプログラムを次々と音盤化してきた古楽器集団ハトホル・コンソート。ルネサンス期の英国で愛されていたガンバ・コンソートを主なレパートリーとしてきたこのグループが、エリザベス朝時代を賑わせたシェイクスピアの戯曲に光を当てるアルバムを制作しました。シェイクスピアの作品は随所に音楽や楽器への言及が見られるほか、16〜17世紀の英国で実際に演劇上演時に音楽を使っていたことも分かっており、直接その詩句に曲がつけられた当時の楽曲はもちろん、同時代の英国で知られていた器楽曲もテーマに沿って厳選。一座の入場から劇の終わりまで、ルネサンス演劇を音で辿れる充実したプログラムになっています。政治風刺や道化芝居を織り込みながら、恋の魅力もさまざまに描きつつ最後は壮絶な死を連想させて終わるその流れは、まさしくシェイクスピア悲喜劇の展開さながら。英国と欧州各地で、さまざまな第一線グループの一員として幾多のステージや名盤を彩ってきた古楽器の名手が多数加わり、オラトリオや歌曲でも高く評価されているハンナ・モリソン、小編成ポリフォニーから劇音楽まで幅広い活躍をみせるマルニクス・デ・カットという名歌手2人が変幻自在の歌を鮮やかに歌い継ぐ70分。各歌詞の背景まで含め、古楽の奥深さとスリリングな多様さを十分に味わえる1枚となっています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーリーバードホルボーンウィルソンプレイフォードジョンソン
曲目・内容エラスムス・ヴィドマン(1572-1634):●「音楽の徳の鏡」(1613)(抜粋)ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):●「テレプシコーレ」(1612)(抜粋)アーティスト(演奏・出演)アカデミア・デル・リチェルカーレピエトロ・ブスカ指揮商品番号:777608ヴィドマン(1572-1634):「音楽の徳の鏡」(抜粋)プレトリウステレプシコーレ」(抜粋) [アカデミア・デル・リチェルカーレ/ブスカ] WIDMANN, E.: Musicalischer Tugendtspiegel (excerpts) / PRAETORIUS, M.: Terpsichore (excerpts) (Accademia del Ricercare, Busca)CD 発売日:2016年05月25日 NMLアルバム番号:777608-2 CPO17世紀初頭の舞曲集です。エラスムス・ヴィドマンは作曲家、オルガニストとしてドイツのグラーツからローテンブルクで活躍した人。彼の代表作である「音楽の徳の鏡」は当時流行していた舞曲集で、それぞれの曲には女性の名前が付されるという興味深いもの。どれもルネサンスから初期バロック期への変遷期らしい、闊達な表情を備えています。ほとんど同じ時期に出版されたプレトリウスの「テレプシコーレ」は300を越える舞曲からなる曲集で、そのほとんどはフランス伝来の様式で書かれています。当時の貴族たちが好んで聞いていたこれらの作品、演奏するのは25年前に結成され、数多くの演奏会を行ってきたアンサンブル、アカデミア・デル・リチェルカーレ。このアルバムがcpoレーベルへの初録音となります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィトマンM.プレトリウス
曲目・内容1.作者不詳: A qui direlle sa pensée 彼女は誰に思いを打ち明ければよいのか2.オッタヴィアーノ・ペトルッチ(1466-1539): A qui direlle sa pensée - 彼女は誰に思いを打ち明ければよいのか3.作者不詳: Je suis d’Allemagne - わたしはドイツから来た者で4.ヨハネス・デ・ストケム(1445頃〜1487/1501): Je suis d’Allemagne - わたしはドイツから来た者で(器楽による演奏)5.作者不詳: L’amour de moy - わたしの恋は、素敵な庭に閉じ込められ6.作者不詳: L’amour de moy - わたしの恋は、素敵な庭に閉じ込められ7.ペトルッチ: L’amour de moy - わたしの恋は、素敵な庭に閉じ込められ(器楽による演奏)8.作者不詳: En douleur et tristesse - 苦悩と悲痛のうちに9.作者不詳: En douleur et tristesse - 苦悩と悲痛のうちに10.ノエル・バウルデウェイン(ボゥルドアン 1480頃-1513以降): En douleur et tristesse - 苦悩と悲痛のうちに11.作者不詳: Il est de bon heure né - 幸運の下に生まれた男とは12.ペトルッチ: Il est de bon heure né - 幸運の下に生まれた男とは13.ペトルッチ: Il est de bon heure né - 幸運の下に生まれた男とは(器楽による演奏)14.ペトルッチ: Je suis d’Allemagne - わたしはドイツから来た者で(器楽による演奏)15.作者不詳: Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で16.ニコル・デ・スリエ・デダン(1500頃〜1538): Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で17.ペトルッチ: Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で(器楽による演奏)18.ニコラ・ゴンベール(1495-1560): Je suis trop jeunette - わたしはあまりにうぶな娘で(器楽による演奏)19.ヨハネス・デ・サンクト・マルティーノ(生歿年不詳、16世紀に活躍): Bon temp las ! - 素晴らしきひとときよ、何事が20.作者不詳: Bon temp las ! - 素晴らしきひとときよ、何事が21.ペトルッチ: Bon temp las ! - 素晴らしきひとときよ、何事が(器楽による演奏)22.作者不詳: Gentils galans de France - フランスの麗しき殿方23.クリスピン・ファン・スタッペン(1465-1532): Gentils galans de France - フランスの麗しき殿方(器楽による演奏)24.作者不詳: La roussée du moys de may - 五月の朝露に25.ピエール・ムリュ(1484頃-1550頃): La roussée du moys de may - 五月の朝露に26.ジャン・リシャフォール(1480頃-1547以降): La roussée du moys de may - 五月の朝露に(器楽による演奏)27.作者不詳: Ne l’oseray je dire - あえて口にはしますまい28.ペトルッチ: Ne l’oseray je dire - あえて口にはしますまい29.ペトルッチ: Ne l’oseray je dire - あえて口にはしますまい(器楽による演奏)30.作者不詳: Vrai dieu d’amour - 本物の恋の神よ31.ペトルッチ: Vrai dieu d’amour - 本物の恋の神よ(器楽による演奏)アーティスト(演奏・出演)ドゥース・メモワール(声楽&古楽器アンサンブル)クララ・クトゥリ(ソプラノ)ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)エルザ・フランク(ショーム、各種リコーダー)ジョアンヌ・メートル、ジェレミー・パパセルジオー(ボンバルド、各種リコーダー)ボル・ズリアン(リュート)ベランジェール・サルダン(ハープ)セバスティアン・ヴォンネール(スピネット)ドゥニ・レザン・ダドル(ボンバルド、各種リコーダー、指揮)レコーディング2022年2月聖マルタン教会、アミリ(フランス中北部サントル地方)その他の仕様など収録時間: 57分商品番号:RIC457王の愛ヴェネツィアの初期活版印刷譜とルネサンスの声楽・器楽 [ドゥニ・レザン・ダドル、ドゥース・メモワール] L'AMOUR DE MOY (Doulce Mémoire, Dadre)CD 発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:RIC457 Ricercarア・カペラだけではない!多声音楽の発展をルネサンス楽器のスペシャリストたちとフランス中部の古都トゥールに拠点を置き、深い研究の成果と筋の通った企画を音楽性に満ちたパフォーマンスへ昇華させ、古楽シーンを賑わせてきたルネサンス音楽集団ドゥース・メモワール。今回は16世紀初頭のヴェネツィアで、多声音楽の普及と発展に大きな貢献をもたらしたオッタヴィアーノ・ペトルッチの業績に光を当て、その当時のポリフォニー音楽の粋を多角的かつ体感的に味わえるプログラムを組み上げました。15世紀半ば過ぎにイタリア東部フォソンブローネで生まれたペトルッチは版画技法を学んだ後、1490年頃からヴェネツィア総督の後援を受けて印刷工房を持ち、活版印刷技術を楽譜出版に転用。『オデカトン』と題された一連の曲集などを通じ、ジョスカンやイザーク、ラ・リューなどフランドル楽派の洗練された声楽曲やスピナチーノ、ダルツァといった名匠たちのリュート音楽を続々出版、その普及に大きく貢献しました。多声楽曲の中には歌詞が添記されていないものも多く、それらが器楽独奏や合奏で演奏されていたことを窺わせます。ドゥース・メモワールはシンプルな編成で歌われる「元歌」と、ペトルッチの楽譜や同時代の作曲家たちによるその編曲例を並べ、多声編曲や当時の楽器の音色の組み合わせを縦横無尽に楽しませながら、1500年前後のヨーロッパ多声音楽がどのような広がりを見せていたかを卓越した演奏で実感させてくれます。ソロ活動でも注目されるビュンドゲンほか3人の歌手たちの瑞々しい歌の傍ら、さまざまな形状のルネサンス・リコーダーや大小のボンバルド(オーボエ普及以前のダブルリード管楽器)、ルネサンスハープやリュートなど多様な楽器を使いこなすプロフェッショナルたちの妙技も聴き逃がせません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)エスダンゴンベールジャパールシュトケムスタッペンバウルデヴェイン不詳ムリュリシャフォール
曲目・内容1-17.われは甦りなり 死者のためのグレゴリアン・チャント1. Regem cui omnia vivunt (Invitatorium)2. Apud Dominum (Antiphona) - Psalmus 1293. Subvenite (Responsorium prolixum)4. Requiem aeternam (Introitus) - Kyrie5. Epistula (I. Thess. 4, 13 - 18)6. Requiem aeternam (Resposorium-graduale)7. Absolve Domine (Tractus)8. Dies irae (Sequentia)9. Evangelium (Joann. 11, 21 - 27)10. Domine Iesu Christe (Offertorium)11. Prefatio12. Prex eucharistica13. Ritus communionis14. Lux aeterna (Comunio)15. Libera me (Responsorium-prolixum)16. In paradisum - Chorus angelorum (Antiphonae)17. Ego sum Resurrectio (Antiphona) - Benedictus (Canticum)アーティスト(演奏・出演)アレッシオ・ランドン(独奏・指揮)アウローラ・スルジット(女声アンサンブル)商品番号:8.553192われは甦りなり -死者のためのグレゴリアン・チャント Ego sum Resurrectio: Gregorian Chant for the DeadCD ■宗教曲発売日:1995年01月01日 NMLアルバム番号:8.553192 NAXOS[8.553...]魂の永遠の休息を求める祈りの声ミサを中心に置き、その前に柩を迎える式、後に埋葬式などの聖歌も加えて、死者のための典礼全体を再現。基本的に現行の式文によっているが、第2バチカン公会議(1962〜65)で廃止された〈ディエス・イレ〉も含めるなど、歴史的配慮もなされている。 - 那須輝彦(音楽学)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)不詳
曲目・内容ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):●歌劇《インドの王妃クレオフィーダ》アレキサンダー(アレッサンドロ)大王軍との戦いに敗れたインド王ポーロ(ポルス)。死を決意するも部下ガンダルテスと入れ替わり捕虜となります。アレクサンダー王は、ポーロの妻クレオフィーダの美貌に惹かれ求婚。ポーロが死んだと信じてしまった彼女は絶望の末、アレキサンダー大王の求婚を受け入れますが、婚礼の場に赴いたポーロは死をも厭わず自らの身分を明かし許しを請い…。ピエトロ・メタスタージオのイタリア語台本をクリストフ・ゴットリープ・ヴェントが1732年、ドイツ語に翻訳したレチタティーヴォを使用アーティスト(演奏・出演)クレオフィーダ … シュザンヌ・ジェローム(ソプラノ)ポルス … フローリアン・ゲッツ(バリトン)アレッサンドロ … ホルヘ・ナバーロ・コロラド(テノール)エリクセナ … ヨハンナ・ポムランツ(ソプラノ)ガンダルテス … レアンドロ・マルツィオッテ(カウンターテナー)ティマゲネス … ジュゼップ=ラモン・オリベ(バス)イル・グスト・バロッコ(古楽器使用)イェルク・ハルベック(指揮・チェンバロ)レコーディング2020年11月14-16日[ライヴ]Funkstudio des SWR Stuttgart(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 180分商品番号:555560ヘンデル(1685-1759)/テレマン(1681-1767):歌劇《インドの王妃クレオフィーダ》 [シュザンヌ・ジェローム(ソプラノ)/フローリアン・ゲッツ(バリトン)/ホルヘ・ナバーロ・コロラド(テノール) 他/イェルク・ハルベック(指揮・チェンバロ)/イル・グスト・バロッコ]CD 3枚組 発売日:2023年05月26日 CPO1731年に初演されたヘンデルの歌劇《インドの王ポーロ》を、テレマンが再構築当時、ヘンデルのイタリア語による歌劇は非常に人気が高く、この作品も初演後1年でイギリスからヨーロッパ全土で上演されるようになりました。これを知ったテレマンは、激動の人生を送ったアレキサンダー大王と、インド王ポーロと彼の妻クレオフィーダとの絡み合いがハンブルクの聴衆にも理解できるように、メタスタージオ作のイタリア語のレチタティーヴォをクリストフ・ゴットリープ・ヴェントにドイツ語に翻訳させ、物語のヒロインをポーロの妻クレオフィーダに変更、全体を再構築しました。そのためアリアはヘンデルのオリジナルのまま、イタリア語で歌われています。演奏は南ドイツの最も重要なバロック・オーケストラのひとつ“イル・グスト・バロッコ”。歌手たちの表現力豊かな歌唱を支え、作品に新たな命を吹き込みました。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデルテレマン
曲目・内容“Opus novum 新しい仕事”ヴォルフェンビュッテル 1623/1624 宗教的コンチェルト集アーティスト(演奏・出演)マンフレート・コルデス指揮ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスレコーディング2018年1月29-31日Stiftskirche Bassum商品番号:555223〔ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第3集〕ゼリヒウス(1581-1626):“Opus novum 新しい仕事”ヴォルフェンビュッテル 1623/1624宗教的コンチェルト集 [マンフレッド・コルデス(指揮)/ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス] SELICH, D.: Opus novum (Musik aus Schloss Wolfenbüttel, Vol. 3) (Bremen Weser-Renaissance, Cordes)CD 発売日:2019年03月15日 NMLアルバム番号:555223-2 CPOドイツ、初期バロックの作曲家ダニエル・ゼリヒウス。彼は1616年からザクセン地方を治めていたビュナウ公に仕えた後、1621年からミヒャエル・プレトリウスの後任としてヴォルフェンビュッテルの宮廷楽長に任命され、1626年までこの地位にありました。このアルバムにはコルデスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスの演奏による、宮廷の祝賀行事のために書かれた一連の宗教的コンチェルトが収録されています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ゼーリヒ関連商品リンク第1集555064第4集555285
曲目・内容ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)1-4.歌劇《リナルド》 HWV 7 よりOverture 序曲(R.ブラウン編)Sinfonia and Cara sposa(R.ブラウン編)Il vostro maggio(R.ブラウン編)Lascia ch'io pianga(S.ウォルストンによるチェンバロ編)5-7.5声のソナタ 変ロ長調 HWV 288(A.バターフィールド編)I. AndanteII.AdagioIII. Allegro8-10.オラトリオ『サムソン』 HWV 57よりOverture 序曲(J.ウォルシュ編)Total Eclipse(J.ウォルシュ&R.ブラウン編)Thus when the sun(J.ウォルシュ&R.ブラウン編)11.歌劇《ラダミスト》 HWV 12 - Ombra cara(G.ヘンデル編)12-14.歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》よりOverture 序曲(A.バターフィールド編)Se pietà(R.ブラウン編)Da tempeste(R.ブラウン編)15.歌劇《ヘラクレスの選択》 HWV 69 - Yet can I hear that dulcet lay(R.ブラウン編)アーティスト(演奏・出演)ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズレイチェル・ブラウン(フルート/リコーダー) … 1-3、8-10、13-15オリヴァー・ウェッバー(ヴァイオリン) … 1-3、6-7、12-13、15レイチェル・バート(ヴィオラ) … 1-3、5-7、9-10、12ギャビン・キッブル(チェロ) … 1-3、8-10、12-15サイラス・ウォルストン(チェンバロ) … 1-15エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン) … 5-7、9-10、12-15ナオミ・バレル(ヴァイオリン) … 5-7カリーナ・コスグレイヴ(コントラバス) … 5-7レコーディング2023年5月16-18日St John Baptist Church, Loughton, Essex(UK)その他の仕様など総収録時間: 75分商品番号:SOMMCD0676〈Handel at Home 第2集〉Total Eclipseヘンデル(1685-1759):作品集 [ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ] HANDEL, G.F.: Chamber Music (Handel at Home, Vol. 2 - Total Eclipse) (London Handel Players)CD 発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:SOMMCD0676 SOMM Recordingsヘンデルの名を冠したアンサンブル「ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ」の新アルバム。第1集(SOMMCD055)と同じく、録音の無い時代に、ヘンデル作品を家で楽しみたい・・・そんな希望を叶えたであろう編曲集です。17世紀から18世紀にかけて活躍した出版業者ジョン・ウォルシュによる室内楽版の編曲版に加え、メンバーのフルート奏者レイチェル・ブラウンらが新たに編曲を行った『サムソン』や《ラダミスト》からのアリアや序曲を収録。《リナルド》の名アリア「泣かせてください」はウォルストンがアレンジしたチェンバロ独奏版でお楽しみいただけます。親しみやすく楽しい1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル関連商品リンク第1集SOMMCD055
曲目・内容1.Aller Augen warten auf dich すべての瞳があなたを待つ TVWV1:662.In Christo gilt weder Beschneidung noch Vorhaut キリストは割礼も無割礼も適用されない TVWV1:9293.Ich bin der Erste und der Letzte 私は最初であり、最後である TVWV1:8164.Siehe, eine Jungfrau ist schwanger 見てください、処女は懐妊している TVWV1:1326アーティスト(演奏・出演)マルニクス・デ・キャット(アルト)フィリップ・ガニエ(テノール)ヴェルナー・ヴァン・メケレン(バス)フローリアン・ハイアリック指揮エクス・テンポーレマンハイム・ホーフカペレ商品番号:555083テレマン(1681-1767):1716/17年の通年カンタータ集 [ゲッツ/デ・カート/ガニェ/メヘレン/ハイアリック] TELEMANN, G.P.: Cantatas - TWV 1:66 / 1:816 / 1:929 / TWV 1:1326 (Goetz, De Cat, Gagné, Van Mechelen, Heyerick)CD 発売日:2018年02月23日 NMLアルバム番号:555083-2 CPO1700年代初頭のテレマンは、ポーランド領のジャルイで宮廷楽長を務め、伯爵が好んだフランス風の作品を書くためにリュリやカンプラの楽譜を研究。フランス風管弦楽組曲を2年間に200曲も作曲したという記録があります。しかし、その後のアイゼナハでは作風をがらりと変え、当時全盛だった「イタリア風」の様式で作品を書きました。このカンタータもイタリア様式で書かれており、楽器と声が存分に競い合う華麗な作風を見せています。1716年から1717年にかけてテレマンは、アドベントから聖霊降臨祭までの音楽を書きましたが、このアルバムにはその中の4曲が収録されています。このアルバムは2016年のテレマン音楽祭のハイライトの一つで、多くの聴衆から注目を浴びた公演のライブです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
曲目・内容フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)1-2.トリオ・ソナタ 第1番 イ長調 H. 25 3-6.トリオ・ソナタ 第2番 ニ短調 H. 267-8.トリオ・ソナタ 第3番 ホ短調 H. 279-12.トリオ・ソナタ 第4番 ニ長調 H. 28*13-16.トリオ・ソナタ 第5番 変ロ長調 H. 29 17-19.トリオ・ソナタ 第6番 ト短調 H. 3020-23.トリオ・ソナタ 第7番 ハ短調 H. 31*24-27.トリオ・ソナタ 第9番 ヘ長調 H. 3328-30.トリオ・ソナタ 第11番 イ短調 H. 35フランチェスコ・ジェミニアーニによるトリオ・ソナタ版、管弦楽による演奏* … チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)編曲による合奏協奏曲版アーティスト(演奏・出演)カプリッチョ・バロック管弦楽団(古楽器使用)ドミニク・キーファー(音楽監督)レコーディング2021年4月23-25日、5月27日Musiksaal Kurbrunnenanlage, Rheinfeldenその他の仕様など総収録時間: 66分商品番号:TUDOR7213ジェミニアーニ(1687-1762):ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 によるトリオ・ソナタ集(管弦楽版) [ドミニク・キーファー/カプリッチョ・バロック管弦楽団] GEMINIANI, F.: Trio Sonatas Nos. 1-7, 9 and 11 (after Violin Sonatas, Op. 1) (Capriccio Baroque Orchestra, Kiefer)CD 発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:TUDOR7213 Tudorジェミニアーニのヒット作、ヴァイオリン・ソナタ集 作品1を作曲家自ら編曲したトリオ・ソナタ版の録音が登場!イタリアに生まれイギリスに渡って活躍したバロック期のヴァイオリニスト、作曲家フランチェスコ・ジェミニアーニ。彼の作品1は1716年に出版されると大きな注目を浴び、バルサンティ、エイヴィソン、ルーマンらの編曲も登場しました。ジェミニアーニは後の1739年に多くの変更を加えた改訂版を出版、更に1757年にはトリオ・ソナタ版を出版します。2つのヴァイオリン・パートはオリジナルの旋律を重ねたり、パラフレーズしたり、あるいはまったく新規に作曲されたものとなりましたが、更に「ヴァイオリン・パートを複数の奏者で演奏する場合に加える第4のパート」つまりリピエーノ用の低音パートが加えられていました。このことから、このトリオ・ソナタ版はコンチェルティーノとリピエーノの対比効果を生かした合奏協奏曲という演奏形態も想定していたことがうかがわれます。原盤解説筆者は、それが70歳のジェミニアーニが第三者の編曲を自ら越えようとする挑戦だったと想像しています。当ディスクでは9曲中7曲でジェミニアーニ作品全集の編集主幹であるルドルフ・ラーシュが校訂した楽譜(2020年出版)を使用。第5番のみリピエーノ・パートを加えず1パート1人のトリオ・ソナタとして演奏し、第1、2、3、6、9、11番は人数を増やして合奏協奏曲として演奏しています。更に一部の曲では、当時ジェミニアーニが活躍していたロンドンの嗜好を鑑みて木管楽器を追加するなど、楽譜に無い工夫も凝らしています。また第4番と第7番をエイヴィソン版で収録することで、ジェミニアーニとのオーケストレーションの違いを聴かせるという念の入れよう。オーケストラのメンバーには朝吹園子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、菅間周子(ヴィオローネ)、木下恵子(フルート)、福井美穂(ファゴット)といったスイスで活躍する日本人演奏家が参加しているのも注目です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジェミニアーニ
曲目・内容ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)1-9.Dich rühmen die Welten TVWV 1:329(1762)[世界初録音]10-17.Wie ist dein Name so groß(雷のオード 第1部) TVWV 6:3a(1756年初演)18-24.Wie lieblich sind auf den Bergen TVWV 3:61(1754)[世界初録音]25-31.Mein Herz ist voll、 vom Geiste Gottes erhoben(雷のオード 第2部) TVWV 6:3b(1760)アーティスト(演奏・出演)ソロモンズ・ノット(声楽アンサンブル)ジョナサン・セルズ(バス・バリトン&指揮)レ・パシオン・ド・ラーム(古楽器オーケストラ)メレト・リューティ(ヴァイオリン&指揮)レコーディング2022年3月18-23日「第25回テレマン音楽祭」マクデブルク(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 81分商品番号:555546テレマン(1681-1767):カンタータ『雷のオード』晩年の教会音楽 [ジョナサン・セルズ/ソロモンズ・ノット(声楽アンサンブル)/メレト・リュティ(ヴァイオリン&指揮)/レ・パシオン・ド・ラーム]CD 発売日:2024年04月19日 CPOテレマンは晩年になっても創作意欲が衰えることがなく、70歳を超えて書かれた「イエスの死」や81歳の時の「審判の日」など高齢になっても次々と熟練の作品を生み出していきました。このアルバムに収録されたのは、テレマン晩年の充実した声楽作品の一つである『雷のオード』を中心とした一連の作品です。これは、雷鳴を思わせるバス二重唱とティンパニ・ソロが絡み合うなど当時としては先進的な書法が用いられた大胆なカンタータで、1756年に初演された第1部「Wie ist dein Name so groß」と、1756年に書かれ1760年にハンブルクで初演された(当時の新聞では「第2部が追加された」と報じられた)「Mein Herz is voll」を合わせて『雷のオード』と呼ばれています。2つの作品の主題は異なりますが、どちらも創造神を崇拝するものです。アルバムには世界初録音となる2曲のカンタータも収録。イギリスのアンサンブル、ソロモンズ・ノットと、ビーバーなどの作品を得意とするレ・パシオン・ド・ラームの素晴らしい演奏でお楽しみいただけます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
曲目・内容マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704)●《ダヴィドとジョナタス(ダヴィデとヨナタン)》〜序幕付全5幕の抒情悲劇(全曲)台本: フランソワ・ド・ポール・ブルトノー(1660-1741)アーティスト(演奏・出演)ダヴィド … レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)ジョナタス … カロリーヌ・アルノー(ソプラノ)サウル … ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)太陽神の神官 … フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)ジョアベル … アントナン・ロンドピエール(テノール)サミュエル(サムエル)の亡霊 … ジョフロワ・ビュフィエール(バス)アシス … ヴィルジル・アンスリ(バス・バリトン)羊飼いの女 … ジュリエット・ペレ(ソプラノ)、ブランディーヌ・サンサル(メゾ・ソプラノ)奴隷の女 … マルト・ダヴォスト、ローラ・オルム(ソプラノ)奴隷の男 … ロマン・シャンピオン(テノール)、フランソワ・ジョロン(バリトン)民衆 … ロマン・シャンピオン(テノール)戦士 … ローラン・ドルイユ(バリトン)マルグリット・ルイーズ(合唱&古楽器アンサンブル)ガエタン・ジャリ指揮演出: マーシャル・ピンコスキ振付: ジャネット・ラジュネス・ジグ舞台装置: アントワーヌ・フォンテーヌ、ロラン・フォンテーヌ照明: エルヴェ・ガリ衣装: クリスティアン・ラクロワ衣装補佐: ジャン=フィリップ・ポンスレコーディング2022年11月12-16日ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂その他の仕様など収録時間 【CD】 119分【DVD、Blu-ray】 132分字幕 仏語、英語、独語その他Dolby-digital 2.0/NTSC/ALL REGIONS商品番号:CVS102シャルパンティエ(1643-1704):歌劇《ダヴィドとジョナタス(ダヴィデとヨナタン)》 [レイナウト・ファン・メヘレン、カロリーヌ・アルノー、ガエタン・ジャリ、マルグリット・ルイーズ ほか]2CD+DVD+Blu-ray 4枚組日本語字幕無し 発売日:2023年06月09日 Château de Versailles Spectaclesリュリの逝去に続いた17世紀末の傑作オペラ、シーン最前線の新録音と映像!フランス17世紀を代表する作曲家の一人シャルパンティエの傑作オペラ《ダヴィドとジョナタス》、待望の新録音が本場ヴェルサイユから登場! シャルパンティエは若い頃に画業を学ぼうと訪れたローマで、巨匠カリッシミの作品に衝撃を受け音楽へ転向、帰国後は太陽王ルイ14世の王室音楽総監督リュリの君臨により活動を大幅に制限されながらも、パリのさまざまな機関から仕事を受けて躍進しました。旧約聖書の物語に取材した《ダヴィドとジョナタス》は妨害者リュリの急逝直後1688年に披露された抒情悲劇(フランス語台本による本格的な悲劇オペラ)で、この作曲家の第一級の手腕が生きた傑作でありながら全曲録音は滅多になされず、新録音がフランス古楽界の精鋭たちによってなされたのは大いに歓迎すべきことと言ってよいでしょう。俊才集団マルグリット・ルイーズの器楽勢には異才集団ネヴァーマインドのバス・ド・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者ロバン・ファロ、豊かなキャリアを誇るリコーダーのセバスティアン・マルクなど名手たちも参加。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレン、カロリーヌ・アルノー、ダヴィド・ヴィチャクらを筆頭に、端役のシーンに至るまで本場フランスならではの堂に入った演奏でこの傑作が味わえるのは頼もしい限り。映像では17世紀当時の蝋燭の明かりを尊重したマーシャル・ピンコスキの演出が、ヴェルサイユ王室礼拝堂での上演を鮮やかに盛り上げ、演奏の魅力をいっそう際立たせています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シャルパンティエ
曲目・内容1.作者不詳(13世紀): La Tierche Estampie Roial & Danse - 王の第3エスタンピと舞曲(フランス国立図書館の写本fonds français 884cより)2.作者不詳(13世紀): Suite de ducties - ドゥクティアによる組曲(大英図書館の写本Harley 978より)3.作者不詳(14世紀): Retrove - 見出されたもの(ロバートブリッジ写本より)4.作者不詳(14世紀): La Manfredina - & La Rotta - マンフレディーナとロッタ(大英図書館の写本Additional 29987より)5.ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ(1390-1470): Bassedanze Zoglioxa - バス・ダンス「ゾリオーシャ」6.アントニオ・コルナッツァノ(1430-1484): La Figlia di Guglielmino - グリエルミーノの娘(3声版/モンテカッシーノ写本より)7.ジョヴァンニ・アンブロージオ(生歿年不詳)/グリエルモ・エブレオ・ダ・ペーザロ(1420〜1484)編: Ballo Francese chiamato Amorosoフランス風舞踏曲、通称「恋心」8.アンブロージオ: Ballo Francese chiamato Petit Rinense - フランス風舞踏曲、通称「ライン地方の子」9.アンブロージオ: Voltate in Ça Rosina - そう踊りなさい、ロジーナ10.コルナッツァノ: Re di Spagna - スペイン王11.フランシスコ・デ・ラ・トレ(1460-1504): Danza Alta - 高い音の舞曲12.ハインリヒ・イザーク(1450-1517): Gloria(Missa La Spagna) - グローリア(「ラ・スパーニャによるミサ曲」より)13.イザーク: Agnus Dei (Missa La Spagna) - アニュス・デイ(「ラ・スパーニャによるミサ曲」より)14.ジル・バンショワ(1400頃-1460): Triste plaisirs - 悲痛なる快楽15.作者不詳(15世紀末): Basse-danse Triste plaisirs - 「悲痛なる快楽」によるバス・ダンス(『マルグリット・ドートリッシュのバス・ダンス集』より)16.作者不詳(16世紀初頭): Pavane La Monina - パヴァーヌ「ラ・モニーナ」(バイエルン州立図書館の写本Mus MS 1503より)17.作者不詳: Saltarello La comarina - サルタレッロ「ラ・コマリーナ」(バイエルン州立図書館の写本Mus MS 1503より)18.作者不詳: Ballo Tentalora - 舞踏曲「誘惑者」(フランス国立図書館の写本Vm7 676より)19.作者不詳: Saltarello El Marchese di Saluzzo - サルタレッロ「サルッツォ侯爵」(バイエルン州立図書館の写本Mus MS 1503より)20.イレール・ペネ(1501?-歿年不詳): Au joly boys - 楽しき森に21.クローダン・ド・セルミジ(1490-1562): Au joly boys - 楽しき森に22.ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508-1587): La Gamba in Basso e Soprano - 「ラ・ガンバ」の調べを低音と高音で23.ディエゴ・オルティス(1510-1570): Recercda Quarta - 第4レセルカーダ24.トワノ・アルボー(1520-1595): Basse-danse Jouissance vous donneray - バス・ダンス「あなたに愉悦を授けよう」25.ピエール・アテニャン(1494-1552): Tourdion C’est grand plaisir - トゥルディオン「それは大いに喜ばしく」(『ダンスリー〔舞曲集〕第2巻』より)26.クロード・ジェルヴェーズ(1525-1583?)/ピエール・ファレーズ(1510頃-1575頃)編: Pavane Passemaize, Passemèzes d’Italie & Gaillarde - パヴァーヌ・パスメズ、イタリアのパスメズ〔=パッセメッツォ〕とガリアルド(『ダンスリー 第6巻』〔1550〕、『俗謡集 第1巻』〔1571〕より)27.ジェルヴェーズ: Suite d’Allemandes - アルマンドによる組曲(『ダンスリー 第3巻』〔1557〕より)28.ジャン・デストレ(生歿年不詳、16世紀に活躍): Suite de Bransles de Champaigne - シャンパーニュのブランルによる組曲(『ダンスリー 第1巻』〔1559〕より)29.アテニャン: Basse-danse La Brosse - バス・ダンス「ラ・ブロス」(『九つのバス・ダンス』〔1530〕より)30.作曲者不詳(16世紀後半): Gallicum Sine Nomine - 名もなきガリアの調べ(ヴォルフガング・キュファー〔生年不詳-1566〕の採譜例より)31.デストレ: Suite de Branles gay - ブランル・ゲによる組曲(『ダンスリー 第1巻』〔1559〕より)アーティスト(演奏・出演)イントゥ・ザ・ウィンズ(古楽器使用)アナベル・ギボー(ショーム、各種リコーダー)レミ・レコルシェ(ビュシーヌ、スライドトランペット、サックバット、各種リコーダー)マリオン・ル・モアル(ボンバルド、各種リコーダー)アドリアン・ルボワソン(ショーム、ボンバルド、ドゥルツィアン、各種リコーダー)ローラン・ソーロン(各種打楽器)レコーディング2022年5月サンテーユ聖母教会、シラン(南仏ラングドック地方エロー県)その他の仕様など収録時間: 64分商品番号:RIC452完璧に踊るには13〜16世紀のヨーロッパ宮廷舞曲 [イントゥ・ザ・ウィンズ] PARFAICT DANSER (LE) - Dance Music 1300-1500 (Into the Winds)CD 発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:RIC452 Ricercar限りなく中世ヨーロッパ風。昔日の管楽器の音色とアクセントが痛快!十字軍遠征のあった13世紀から人文主義文化が盛り上がるルネサンスの16世紀まで、ヨーロッパ宮廷人たちの暮らしを折にふれ彩り続けたのが、宮廷舞踏と音楽でした。文字が読めて紙とインクを使えた宮廷人・知識人たちが書き残した当時の写本や初期印刷物の数々をもとに、ここでは中世から近世に至るヨーロッパ宮廷舞踏の音楽の数々を、入念に再現製作された当時流の様々な管楽器のアンサンブルで演奏。管楽器は金管・木管とも宮廷の楽師たちが頻繁に演奏していたことは当時の史料からも裏付けられますが、現代のオーケストラ楽器ともバロックの古楽器とも違う素材感豊かなその響きは、曲の古風な節回しや和声とあいまって昔日のヨーロッパ宮廷文化の気配を強く喚起してやみません。演奏は中世音楽の専門家も多いフランスのトゥールを拠点とするイントゥ・ザ・ウィンズ。軸となるのは15世紀イタリアの舞踏家コルナッツァロによる欧州初の宮廷舞踏指南書で(アルバムタイトルもここから取られています)、そこから数世紀遡っての中世舞曲の数々やルネサンス期の楽曲も、それぞれの時代の定番と言ってよい名曲がほどよく織り交ぜられており、古い舞曲のリファレンスとしても十分お勧めできる内容となっています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アテニャンアルボーイザークオルティスグリエルモ・エブレオ・ダ・ペサロコルナツァーノジェルヴェーズセルミジデストレトレバンショワピアチェンツァファレーズ不詳プネルッフォ
曲目・内容マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704)1-7.De Profundis - 深き淵より H.189 8-16.Magnificat - わたしの魂は主を崇め(マニフィカト) H.79ジャック・ダニカン・フィリドール(通称「若きフィリドール」1657-1708)17.Appels de trompettes - トランペット隊のファンファーレ18.Marches pour trompettes seules - トランペット隊だけで奏でる行進曲19.La Fontainebleau - フォンテーヌブロー20.Batterie de timbales - ティンパニ演奏シャルパンティエ21-31.Te Deum - わたしたちは神であるあなたを讃えます(テ・デウム) H.146アーティスト(演奏・出演)ラ・シャペル・アルモニーク(声楽&古楽器アンサンブル)ヴァランタン・トゥルネ指揮ソリスト: グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ドゥシュ〔=ソプラノ〕1)セシル・アシル(ドゥシュ2)ダヴィド・トリクー(オートコントル〔=高音テノール〕)マティアス・ヴィダル(ターユ〔=テノール〕)ジョフロワ・ビュフィエール(バス=ターユ〔=バリトン〕)レコーディング2022年11月19-22日ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂その他の仕様など収録時間: 64分商品番号:CVS098シャルパンティエ(1643-1704):『テ・デウム』およびその他のグラン・モテ [ヴァランタン・トゥルネ、ラ・シャペル・アルモニーク]CD 発売日:2023年09月08日 Château de Versailles Spectaclesあの「テ・デウム」とシャルパンティエの真価に迫る、本場の最新録音古楽器演奏に長年の実績がある国フランスで、2020年代に最も注目されている若手指揮者の一人ヴァランタン・トゥルネの最新録音は、有名曲「テ・デウム」を含むシャルパンティエの大規模声楽作品集。太陽王ルイ14世が治める17世紀フランスにあって、活動初期には王室音楽総監督リュリの妨害で王室関係の仕事を得られなかったにもかかわらず、パリ市内のさまざまな機関から作曲依頼を受け、膨大な量の傑作を残したのがシャルパンティエでした。20世紀にその真価が再評価されてゆく過程で最も注目されたのが、さまざまな規模の合奏を伴う教会向けの声楽曲の数々。特に、トランペットによる前奏がウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」を始めとしたヨーロッパの放送番組で多用される「テ・デウム」はシャルパンティエの代表作の一つですが、トゥルネは持ち前のフランス音楽への適性をここでも存分に生かし、豊かな合唱の響きはもちろん、室内楽的なアンサンブルが映える局面も細やかに仕上げてゆき、この作曲家ならではの伸縮自在の音作りの妙味をじっくり堪能させてくれます。17人の合唱と5人のソリストが織りなす音響美を支えるオーケストラは、弦楽14名に数々の管楽器群が加わる手堅い構成。サヴァールやモルテンセンなど歴戦の古楽人たちとの共演で知られるバロック・ヴァイオリン奏者マンフレード・クレーメルや、民俗音楽越境系の活躍でも知られるリュート奏者キート・ガートなど超ベテラン奏者たちも加わって、多層的な古楽器演奏の魅力も存分に味わえる演奏内容となっています。長年のシャルパンティエ研究で知られるカトリーヌ・セサックの詳細な解説(仏・英・独語)も読みごたえたっぷり。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シャルパンティエフィリドール
曲目・内容作曲者不詳●入祭唱全知全能の神よ主を信じるものに栄光あれ主は我が光神を見るものは幸いなり●昇階唱私の祈りは芳香となり主よ、主の御名は主の教えを広めわれ喜びに満てり●アレルヤ唱神聖な教会にて真中より主よ、裁きたまえ主に祈りたまえ●奉献唱真中より主を顧みたまえ神を喜びたまえ公正なる主よ●聖体拝領唱犠牲を払い生きる主は言われた、盃を一杯にせよと主は私の強さ私の肉となる主感謝の基準となる主よ(詩篇第33番)アーティスト(演奏・出演)アルベルト・トゥルコ指揮ノヴァ・スコラ・グレゴリアーナ商品番号:8.550711アドラーテ・デウムミサ固有文によるグレゴリオ聖歌集 [ノヴァ・スコラ・グレゴリアーナ/トゥルコ] Adorate Deum / Gregorian Chant from the Proper of the MassCD 発売日:1993年06月01日 NMLアルバム番号:8.550711 NAXOS[8.550...]最新の古ネウマ譜解釈学にもとづく演奏「教会暦の様々な季節のミサ固有文聖歌を収録。グレゴリオ聖歌隊の名門ノヴァ・スコラ・グラゴリアーナを指揮するトゥルコは、現存最古のネウマ譜(十世紀頃)にしたがって現行のグラゴリオ聖歌譜の旋律を訂正し、微妙なニュアンスをつけて演奏している。」 - 那須輝彦(音楽学)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)不詳
曲目・内容ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545頃-1607)『1、2、3部のソプラノ[と通奏低音]のためのマドリガーレ集』(1601)より1.T’amo mia vita - あなたを愛しています、わが命の君2.O dolcezze amarissime d’Amore - 恋の神がもたらす、いとも苦き甘やかさ3.Stral pugente d’Amore - 鋭く射抜く、恋の神の矢4.Aura soave - 優しきそよ風5.Come dolce hoggi l’auretta - こうして穏やかに風は吹き(『2声または3声のマドリガーレとカンツォーナ集』〔1661〕より/クラウディオ・モンテヴェルディ〔1567〜1643〕作曲)6.Le tre sirene : Chi nel fior di giovinezza - シレーナたちの歌「花咲ける青春の只中にある者は」(歌劇《アルチーナの島からのルッジェーロの解放》〔1625〕より/フランチェスカ・カッチーニ〔1587〜1641〕作曲)7.Deh vieni ormai cor mio - ああ戻ってこい、わが心よ8.Troppo ben può -あまりにも多くの力を9.Cor mio deh non languire - わが心よ、憔悴するな10.Ch’io non t’ami cor mio - わが心の君、あなたのことはもう愛していないのだから11.Non sa che sia dolore - 苦しみの何たるやを知らないのは12.Belle ne fe’ natura - 美しき者たちが、自然とは何かを教えてくれる(《ラ・ペッレグリーナ》〔1589〕より/ルーカ・マレンツィオ〔1553/54〜1599〕作曲)13.O primavera - おお春よ14.Le tre damigelle: Qui si può dire - 少女たちの合唱「喜びの中で申せましょう」(歌劇《アルチーナの島からのルッジェーロの解放》〔1625〕より/F.カッチーニ作曲)15.Io mi son giovninetta - わたしはほんの小娘よ16.Occhi del pianto mio - 泣いているわたしの、この両目17.Coro delle piante incantate: Ruggier de danni asprissimi - 魔法にかかった者たちの嘆きの歌「ルッジェーロはひどく不幸せで」(歌劇《アルチーナの島からのルッジェーロの解放》〔1625〕より/F.カッチーニ作曲)アーティスト(演奏・出演)ラ・ネレイード(声楽アンサンブル)カミーユ・アレア、ジュリー・ロゼ(ソプラノ)アナ・ヴィエイラ・レイテ(ソプラノ)ヨアン・ムーラン(チェンバロ)マノン・パパセルジオー(ヴィオラ・ダ・ガンバ、トリプルハープ)ガブリエル・リニョル(アーチリュート)レコーディング2022年8月サンテーユ聖母教会、シラン(南仏ラングドック地方エロ?県)その他の仕様など収録時間: 59分商品番号:RIC455秘密のコンチェルト〜ルッツァスキの女声重唱のための声楽作品群〜 [ラ・ネレイード] LUZZASCHI, L.: Concerto segreto (Il) (La Néréide, Moulin, Papasergio, Rignol)CD 発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:RIC455 Ricercar限られた知識人たちだけが味わった、精密な声楽芸術の粋ヨーロッパ最前線で活躍する気鋭の女性歌手3人が、巨匠ルッツァスキの作品を中心に、女声トリオというユニークな編成で歌われていた作品を集めたアルバム。物語の始まりは、教皇領として接収される17世紀初頭までに、名門エステ家の本拠として欧州屈指の高度な宮廷文化が花開いた古都フェラーラ。美術史でも重要な画家たちの活躍地として知られるその宮廷では、ルネサンス期からすぐれた多声音楽の担い手たちの至芸が聴かれました。ジョスカン・デプレやオブレヒト、ヴィラールト、チプリアーノ・デ・ローレといった往年のネーデルラント楽派の巨匠たちとの縁を経て、この宮廷で16世紀末に高い名声を誇ったのが「コンチェルト・デッレ・ドンネ」と呼ばれる女性音楽家の集い。その技量の高さは他のイタリア諸都市の音楽家たちを嫉妬させたほどで、ローマでは「麗しのアマリッリ」の作曲家ジュリオ・カッチーニが自身の娘たちとともに同様のアンサンブルを組織したほど。ここではフェラーラ宮廷のために数多くの名品を提供したルッツァスキの曲集からの音楽を軸に、カッチーニの娘フランチェスカの傑作オペラに含まれる女声三重唱や同時代の重要マドリガーレ作曲家マレンツィオとモンテヴェルディの曲も収録。同じ音域で重なり合うメロディが織りなす和声変化の妙を存分に楽しませつつ、この編成をよく生かしたルネサンス末期〜バロック初期のユニークな音世界を探ります。通奏低音にはRICERCARにソロ録音も多いヨアン・ムーランら実力派が集い、弦をはじく音と弓奏する音の交錯が歌の機微を的確にサポートしてゆくところも魅力的です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カッチーニマレンツィオモンテヴェルディルッツァスキ
曲目・内容オラトリオ「最後の審判」1.序曲2-10.第1部栄光と名誉を彼に来たれ聖なれ、聖なれ傷ついた子羊を見よいけにえの子羊そして全ての生き物よ大群衆を見よ栄光あれ、慈悲深き救い主よシンフォニア11-19.第2部主はこう言われるあなたは急ぎのときも慌ててはいけない心から私を求めよ審判の時バビロン崩壊祝福の死見よ、新しき天をそして見よ、私はすぐに来たる素晴らしき創造物はあなたの作品ですアーティスト(演奏・出演)サリー・マシューズ(ソプラノ)カタリーネ・ゲルトナー(メゾ・ソプラノ)ジェレミー・オヴェンデン(テノール)アンドリュー・フォスター=ウィリアムズ(バス)ザルツブルク・バッハ合唱団(アロイス・グラスナー…合唱指揮)ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団アイヴァー・ボルトン指揮レコーディング2013年6月6日ザルツブルク祝祭大劇場[ライヴ収録]商品番号:OC438シュポア(1784-1859):オラトリオ「最後の審判」 [マシューズ/ゲルトナー/オヴェンデン/フォスター=ウィリアムズ/ザルツブルク・バッハ合唱団/ザルツブルク・モーツァルテウム管/ボルトン] SPOHR, L.: Letzten Dinge (Die) [Oratorio] (S. Matthews, Goeldner, Ovenden, Foster-Williams, Salzburg Bach Choir, Salzburg Mozarteum Orchestra, Bolton)CD ■宗教曲発売日:2014年09月24日 NMLアルバム番号:OC438 Oehms Classics2014年に生誕260年を迎えた作曲家ルイ・シュポア(1784-1859)のオラトリオ「最後の審判」は、彼の活動の絶頂期である1825年から26年に書かれました。彼はヴァイオリニストとして高名でしたが、指揮者としても有能で1805年から12年まではゴータの宮廷楽長を務めた後、アン・デア・ウィーン劇場、フランクフルト歌劇場の指揮者、監督を務め、1822年から亡くなるまではカッセルの宮廷楽長を務めるほど、歌劇などにも精通していたのです。この作品はカッセル時代に書かれたもので、当時の「貧困層の利益のために」と催された、ルター派マルタン教会の聖金曜日のミサで初演されたものです。200人以上の演奏家と2000人以上の聴衆がこの記念碑的な演奏会を経験したといわれています。テキストはタイトルの通り、ヨハネの黙示録の“最後の審判”を元にしており、正義、責任と償還など人間の根本的な問題を扱っています。初演時の興奮が2013年に再度降臨した奇跡的な名演です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シュポア
曲目・内容1-4.Hymne Ave Maris Stella 讃歌「めでたし、海の星」 *5-14.Suite de pièces du 5ème ton 第5旋法による組曲 **15-18.Hymne Ave verum 讃歌「めでたし、まことの御体」 *19.Dialogue pour le tremblant à vent perdu à 4 choeurs トランブラン・ア・ヴァン・ペルデュ を使った4声のディアローグ **20-23.Hymne Victimae Paschali 讃歌「過越祭の生贄に讃美あれ」 *24.ジャン=ドゥニ・トムラン(1635-1693): Tierce en taille 中音域でティエルス管を使って **25-28.Hymne Pange lingua 讃歌「歌え、舌よ」 *29-37.Suite de pièces du 6ème ton 第6旋法による組曲 **38-41.Hymne Veni Creator 讃歌「来たれ、創世主よ」 *42.Offerte. Grand dialogue à trois ou quatre choeurs avec le tremblant a vent perdu. (6ème ton) 奉献唱: トレンブラン・ア・ヴァン・ペルデュを使った第6旋法による3声あるいは4声の大ディアローグ **※トラック24以外はすべて作曲者不詳* … カリフォルニア大学バークレー校所有の写本Ms776 より** … カトリーヌ・コーモン所有の写本(1707) よりアーティスト(演奏・出演)ジャン=バティスト・ロバン[オルガン]使用楽器: ジュリアン・トリビュオ1711年建造、ルイ=アレクサンドル・クリコによる1736年の改修とフランソワ=アンリ・クリコによる1762年の改修を踏まえた状態に復元(復元建造: ジャン=ルー・ボワソー&ベルトラン・カッティオ、1995年)レコーディング2022年10月23-24日ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂その他の仕様など収録時間: 68分商品番号:CVS097神の玄義〜2つの写本に記されたフランス・バロックの無記名オルガン作品集〜 [ジャン=バティスト・ロバン]CD 発売日:2023年07月07日 Château de Versailles Spectacles充実した内容の2つの写本と正面から向き合った、名手ロバンの好企画フランス・バロック作品の演奏解釈で高い評価を得てきた同国の名手ジャン=バティスト・ロバンが、ルイ14世の治世末期、1711年に完成したヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガンを使い、当時記された二つの筆写譜にある作曲者名が判っていない作品ばかりを集めて演奏。典拠に用いたのは、鍵盤曲研究で知られ自身も演奏家として多くの録音を残しているダヴィット・モロニーが教授を務める、カリフォルニア大学バークレー校が所有する写本Ms776と、クラヴサン奏者カトリーヌ・コーモンが2008年に購入し専門家たちの間で注目された1707年の年記がある写本。前者はフランス・バロック期の礼拝習慣に合わせ、聖職者や聖歌隊が唱える祈りの詩句と交互に演奏されるオルガン小品が讃歌5編分記されており、後者には111曲のオルガン曲が記されルベーグやボワヴァンなど17世紀の作曲家たちの作品もありつつ、実に81曲までが無記名かつ他の史料には見つからない楽曲。ロバンは後者から曲を選んで二つの組曲を編み、前述の写本Ms776に記されている讃歌全てと共に録音しました。鍵盤ごとに異なる音色の管を使い、多声の綾をわかりやすく描いてゆくフランス・バロック特有の語法は大クープランやマルシャンら同時代の作曲家たちの作品にも通じるものがあり、無記名なのが惜しまれる充実した小品の数々は発見の喜びをどこまでも堪能させてくれます。多くの音栓を同時に鳴らす「プラン・ジュ」の迫力も見事なもの。18世紀当時の状態に復元された楽器から導き出されるヴェルサイユ宮殿の音響空間で、知られざる昔日の空気をお楽しみください。
曲目・内容ゲオルク・カスパー・シュールマン(1672-1751)1.教会奉献カンタータ「Auff! Jauchzet, lobsinget dem König der Ehren - ああ! 喜び叫べ、王の栄光の賛美を歌え」2.1720年元日のためのカンタータ「Nimm das Opfer unsrer Herzen - 心の犠牲を取り払いたまえ」3.キリスト降誕のためのカンタータ「Siehe, eine Jungfrau ist schwanger - 見よ、聖処女は身ごもりたもう」アーティスト(演奏・出演)ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス(古楽器使用)マンフレート・コルデス指揮レコーディング2020年1月27-29日Kulturstadt Wolfenbüttel e.V. Stiftskirche、バッスム(ドイツ)商品番号:555374〈ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第5集〉シュールマン(1672-1751):カンタータ集 [ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス(古楽器使用)/マンフレート・コルデス(指揮)] SCHÜRMANN, G.C.: Cantatas (Bremen Weser-Renaissance, Cordes)CD 発売日:2021年06月11日 NMLアルバム番号:555374-2 CPO「ヴォルフェンビュッテル城の音楽」シリーズ第5集。ヴォルフェンビュッテル城はニーダーザクセン州にあった神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年にこの国を統治したハインリヒ2世は宗教改革に身を投じた人物として知られています。今作で採り上げられたのはドイツ・バロック期の作曲家ゲオルク・カスパー・シュールマンのカンタータ。ニーダーザクセンで音楽を学び、歌手としてハンブルク歌劇場で活躍すると同時に作曲家としても名をあげた人物で、1694年には、ブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル侯アントン・ウルリヒがヴォルフェンビュッテルに建設したザルツダールム城の完成式典にカンタータを作曲しています。その後、ウルリヒはシュールマンを自身の宮廷作曲家として迎え入れ、若干の中断はあったものの、およそ50年に渡ってヴォルフェンビュッテル城に奉職。宮廷音楽界に包括的な影響を及ぼすとともに多彩な作品を書きあげました。このアルバムに収録されているカンタータ「Nimm das Opfer unsrer Herzen」は、長い間作曲者不詳とされていましたが、今ではシュールマンの作品であることがわかっており、とりわけ不協和音を含む冒頭のアリアは、シュールマンの他のオペラ・アリアに近い様式を持っています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シュルマン
曲目・内容1.前奏曲(幻想曲)SwWV 265 2.「戦いの神マルス」による変奏曲 SwWV 321 3.ドリア旋法による半音階的幻想曲 SwWV 258 4.フィリッピのパヴァーヌ SwWV 329(フィリップス作、スヴェーリンク編) 5.「わが青春の日は既に過ぎたり」による変奏曲 SwWV 324 6.ドリア旋法によるトッカータ SwWV 286 7.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」による変奏曲SwWV 299 8.イオニア旋法によるエコー・ファンタジー SwWV 253 9.「もしも運命の女神に愛されるなら」による変奏曲 10.パッサメッツォ・モデルノ SwWV 326 11.涙のパヴァーヌ SwWV 328(ダウランド作、スヴェーリンク編) 12.いざ来れ、異教徒の救い主よ(ルター作コラール、オジアンダーによる和声付け) 13.第1旋法による4声のファンタジア(作者不詳)アーティスト(演奏・出演)グレン・ウィルソン(ハープシコード)商品番号:8.570894スウェーリンク(1562-1621):ハープシコード作品集 [グレン・ウィルソン] SWEELINCK, J.P.: Harpsichord Works - Fantasia chromatica / Echo fantasia / Toccata / Variations (Wilson)CD ■器楽曲(ハープシコード)発売日:2009年07月29日 NMLアルバム番号:8.570894 NAXOS[8.570...]大バッハより100年以上も前に活躍したスウェーリンク、当時のオランダは、こんなに斬新な音で満ちていたネーデルランドのオルガニストであったスウェーリンクは、さまざまな素晴らしいオルガンとハープシコードの作品を残しました。変奏曲の形式の発展に力を尽くしたことで知られ、対位法の扱いはもちろんのこと、フーガの発展性などには、バッハを先取りする斬新な作風が見てとれます。3曲目に置かれた「半音階的幻想曲」の冒頭などを聴いていると、とても16〜17世紀に書かれた音楽とは思えないくらいです。多くの変奏曲も収録されていますが、そのどれもが美しい唐草模様に彩られたメロディの宝庫と言えましょう。最後に置かれた2曲の作品は、スウェーリンクの作ではありませんが、当時編纂された曲集に彼の作品とともに収録されているもので、恐らくスウェーリンクの創造心にも影響を与えているものと思われます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)オジアンダースウェーリンク不詳ルター
曲目・内容1.モテトゥス「有益なる乙女」/アヴェ・マリア2.アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ) - キリエ3.アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ) - グローリア4.マリアのモテトゥス「おお、いと聡明なる乙女」 Virgo prudentissima a 45.モテトゥス「恵み深き救い主の御母よ」 Virgo salutiferi genitrix a 56.アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ) - クレド7.「救い主のうるわしき母」 - 幸いなるかな天の女王(コエロルム・レジーナ)8.モテトゥス「神のみ母なるけがれなき乙女」 Illibata Dei virgo nutrix - La mi la a 59.アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ) - サンクトゥス10.モテトゥス「めでたし、いと聖なる御体」11.アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ) - アニュス・デイ12.サルヴェ・レジーナアーティスト(演奏・出演)ブレーメン=ヴェーザー・ルネサンスマンフレード・コルデス指揮商品番号:777590ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):ミサ曲とモテトゥス集「アヴェ・マリス・ステラ」 他 [ブレーメン=ヴェーザー・ルネサンス/コルデス指揮] JOSQUIN DES PREZ: Missa Ave maris stella (Cordes)CD ■宗教曲発売日:2012年01月18日 NMLアルバム番号:777590-2 CPOルネサンス期を代表する作曲家の一人、ジョスカン・デ・プレのモテット集です。彼の青年時代のことはほとんどわかっていませんが、作風から想像するに、当時大作曲家として崇められていたオケゲムの門下に入ったであろうことは間違いありません。その後フランスからミラノへ行き、教会で職を得たとされています。彼の作品は存命中から多数印刷され、多くの人々に愛されていました。このアルバムには「聖母マリア」に関するモテトゥスが収録されています。彼が活躍した当時は、マリアの慈愛と献身についての詩がカトリック文化の中心的なレパートリーであり、多くの作曲家たちが「マリア賞賛」の音楽を書いていました。ジョスカンはその中でも突出した素晴らしい作品を書いていて、規模の大きな「アヴェ・マリス・ステラ」から、小さいモテットまで、グレゴリア聖歌の定旋律を彩る美しいポリフォニーは、まさに百花繚乱の世界と言えそうです。ブレーメン=ヴェーザー・ルネサンスの揺るぎない清冽なハーモニーは、聴き手の心を洗い清めることでしょう。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジョスカン
曲目・内容Disc 11-5.合奏協奏曲 Op.6 第1番 ト長調 HWV 319 I. A tempo giustoII. AllegroIII. AdagioIV. AllegroV. Allegro6-9.合奏協奏曲 Op.6 第2番 ヘ長調 HWV 320 I. Andante larghetto -II. AllegroIII. Largo - Larghetto andante e piano -IV. Allegro ma non troppo10-14.合奏協奏曲 Op.6 第3番 ホ短調 HWV 321 I. LarghettoII. AndanteIII. AllegroIV. Polonaise: AndanteV. Allegro, ma non troppo15-18.合奏協奏曲 Op.6 第4番 イ短調 HWV 322 I. Larghetto affettuosoII. AllegroIII. Largo e pianoIV. AllegroDisc 21-6.合奏協奏曲 Op.6 第5番 ニ長調 HWV 323 I. [Larghetto e staccato] -II. AllegroIII. PrestoIV. Largo -V. AllegroVI. Menuet: Un poco larghetto7-11.合奏協奏曲 Op.6 第6番 ト短調 HWV 324 I. Largo affettuosoII. A tempo giustoIII. Musette: LarghettoIV. AllegroV. Allegro12-16.合奏協奏曲 Op.6 第7番 変ロ長調 HWV 325 I. LargoII. AllegroIII. LargoIV. AndanteV. Hornpipe17-22.合奏協奏曲 Op.6 第8番 ハ短調 HWV 326 I. AllemandeII. GraveIII. Andante allegroIV. AdagioV. Siciliana: AndanteVI. AllegroDisc 31-6.合奏協奏曲 Op.6 第9番 ヘ長調 HWV 327 I. LargoII. AllegroIII. LarghettoIV. AllegroV. MinuetVI. Gigue7-11.合奏協奏曲 Op.6 第10番 ニ短調 HWV 328 I. Overture - II. AllegroIII. Air: LentoIV. AllegroV. AllegroVI. Allegro moderato12-15.合奏協奏曲 Op.6 第11番 イ長調 HWV 329 I. Andante larghetto, e staccatoII. Allegro - III. Largo, e staccatoIV. AndanteV. Allegro16-20.合奏協奏曲 Op.6 第12番 ロ短調 HWV 330 I. Largo -II. Allegro -III. Aria: Larghetto e piano -IV. LargoV. Allegroアーティスト(演奏・出演)アラディア・アンサンブル(ピリオド楽器使用)ケヴィン・マロン指揮レコーディング2011年8月15-18日カナダ トロント、グレース・チャーチ・オン・ザ・ヒル商品番号:8.557358ヘンデル(1685-1759):合奏協奏曲集 Op.6 [アラディア・アンサンブル/マロン] HANDEL, G.F.: Concerti Grossi, Op. 6 (Aradia Ensemble, Mallon)3CD ■協奏曲発売日:2013年04月24日 NMLアルバム番号:8.557358-60 NAXOS[8.557...]この合奏協奏曲 Op.6は、数あるヘンデル(1685-1759)の作品の中ではどちらかというとマイナーな曲集に属するものかもしれませんが、この中には18世紀最高の音楽がいくつも含まれています。様々な色彩的な響きと舞曲のリズム、宮廷の優美さ、コレッリなど他の作曲家たちからの影響…など興味深い要素が盛りだくさんなのです。ヘンデル54歳、1739年の9月から10月まで、およそ1か月足らずの期間に一気に書かれた作品で、その勢いと流麗さには思わず舌を巻くことでしょう。マロンの演奏は全体的にしっとりとした音色を用い、過度に華美になることのない落ち着いたものです。本来は弦楽合奏の曲ですが、1、2、5、6番ではヘンデルが付け加えたオーボエ・パートを加えて演奏しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヘンデル
曲目・内容マラン・マレ(1656-1728)ヴィオール曲集 第5巻(1725/全曲)Disc 11-13.組曲 イ長調Prélude - プレリュード (17)Allemande - アルマンド (18)Sarabande - サラバンド (19)Gigue - ジグ (20)Marche - à la Turque トルコ風の行進曲 (21)Gavotte - ガヴォット (22)Menuet - ムニュエ(メヌエット)(23)2e Menuet - & Double 第2ムニュエとドゥーブル (24 & 25)La petite Bru、 Air gracieux - 優美なエール「息子の愛らしき嫁」(26)Fantaisie - ファンタジア (27)Grand Rondeau - 大ロンド (28)La Babillarde - & Double ラ・バビヤルド(おしゃべり好き)とドゥーブル (29 & 30)Chaconne - シャコンヌ (31)14-26.組曲 ニ長調Prélude - プレリュード (47)Allemande la Flateuse - アルマンド「追従」(48)Sarabande - サラバンド (49)Gigue - ジグ (50)Gavotte - ガヴォット (51)Menuet - ムニュエ (52)2e Menuet - 第2ムニュエ (53)La Fromental - & Double ラ・フロマンタル(小麦向きの土壌)とドゥーブル (54 & 55)Chaconne - シャコンヌ (56)Fantaisie - & Double ファンタジアとドゥーブル (58 & 58b)Allemande La Dornel - アルマンド「ドルネル」 (59)Allemande dans le goût des Anciens - 昔日の人々の趣味に合わせたアルマンド (60)Rondeau Le Brillant - ロンド「華麗」(62)27-37.組曲 ト短調Prélude - プレリュード (63)Fantaisie - ファンタジア (64)Allemande La Freval des Loges - アルマンド「フレヴァル・デ・ロージュ」(65)Sarabande - サラバンド (66)Gigue la Pagode - ジグ「パゴダ(東洋の人形)」(67)Gavotte - ガヴォット (68)Menuet - ムニュエ (69)Allemande La Marianne - アルマンド「マリアンヌ」 (70)Tombeau pour Marais le Cadet - 若きマレを悼むトンボー (71)Rondeau le Badin - ロンド「道化者」 (72)La Georgienne ou la Maupertuy - ラ・ジョルジエンヌ(ジョージア風)またはラ・モーペルテュイ (73)Disc 21-20.組曲 ト長調Prélude - プレリュード (74)Allemande La Fière - アルマンド「高慢」(75)Sarabande - サラバンド (76)Gigue la precieuse - ジグ「高級」(77)Gavotte - ガヴォット (78)2e Gavotte legere - 軽やかな第2ガヴォット (79) Menuet - ムニュエ (80)2e Menuet - 第2ムニュエ (81)Rondeau le Troilleur - ロンド「ぶどう踏み」(82)Chaconne - シャコンヌ (83)La Tatillone 狭量 (84)Saillie du Jardin - 庭園の高台 (85)Gigue la pointilleuse - ジグ「目打ち」 (86)Le Jeu du Volant - 空を飛べる者たちの戯れあい (87)Allemande Poisat - アルマンド「ポワザ」 (88)Basse variée pour la viole - ヴィオールのための低音部変奏 (88a)Le Rondeau Villeneuve - ロンド「ヴィルヌーヴ」 (89)Le petit Badinage - 些細な冗談 (90)Dialogue - 対話 (91)La Poitevine - ポワトヴィーヌ(ポワトゥー風) (112)21-40.組曲 ホ短調Prélude - プレリュード (92)Allemande La Beuron - アルマンド「ブーロン」(93)La Simplicité Paÿsanne - 農民らしい朴訥さ(94)Allemande la Baily Duchené アルマンド「ラ・バイー・デュシュネ」 (95)Gavotte Singulière - 風変わりなガヴォット(96)2e Gavotte La Mignone - 第2ガヴォット「愛らしさ」 (97)Sarabande - サラバンド (98)Menuet - ムニュエ (99)2e Menuet - 第2ムニュエ (100)Resveries Mesplaiziennes - 楽しくない夢想のあれこれ (101)Marche Persane la Savigny - ペルシャ風の行進曲「ラ・サヴィニ」(102)Rondeau Le Plaisant - ロンド「楽しさ」(103)Gigue la resolüe - ジグ「決然」 (104)Les Amusements - さまざまな愉しみ (105)Le Contraste - 対比 (106)Le Caprice Bellemont - カプリース「ベルモン」 (107)Le Tableau de l’Opération de la Taille - 膀胱結石摘出手術の図 (108)Les Relevailles - 快癒 (109)Suitte - その続き (110)Suitte - さらにその続き (111)Disc 31-5.組曲 ニ短調Le Tact - 触覚 (114)La même pièce rendüe facile - 「触覚」を弾きやすくした版 (115)La Paraza - パラザ (113)Caprice - カプリース(気まぐれ) (61)Variations sur une basse contrainte - オスティナート変奏曲 (57)6-18.組曲 ヘ長調Prélude - プレリュード (32)Allemande la bois Guillaume - アルマンド「ギヨームの森」(33)Sarabande - サラバンド (34)La Demoi Gigue - ジグ「ドゥモワ」 (35)Menuet - ムニュエ (36)2e Menuet - & Double 第2ムニュエとドゥーブル (37 & 38)Gavotte - ガヴォット (39)Rondeau Paysan - ロンド「農民(田舎風)」(40)Rondeau le doucereux - ロンド「優しさ」 (41)Idée Grotesque - & Double イデ・グロテスク(突飛な考え)とドゥーブル (42 & 43)Les Forgerons - 鍛冶屋たち (44)Le Toucher du clavecin - クラヴサンの演奏 (45)Prélude en harpègement - 分散和音によるプレリュード (46)19-35.組曲 イ短調Prélude le Soligni - プレリュード「ソリニ」(1)Allemande la Facile - アルマンド「平易」 (2)Sarabande - サラバンド (3)La Mariée - (4)Gavotte - ガヴォット (5)Gigue - ジグ (6)Menuet - & Double ムニュエとドゥーブル (7)2e Menuet - 第2ムニュエ (8)La Sincope - 裏拍 (9)Petit Caprice - 小さなカプリース (10)Rondeau - ロンド (11)La Bagatelle - バガテル(遊び心) (12)Fantaisie - ファンタジア (12b)Grande Gavotte - 大ガヴォット (13)Gigue La Mutine - ジグ「暴徒」 (14)Rondeau moitié pincé et moitié coup d’archet ou tout coup d’archet si l’on veut - ロンド、半分はピツィカートで半分は弓奏、もしくは好み次第で全て弓奏でもよし (15)Prélude en harpègement - 分散和音によるプレリュード (16)アーティスト(演奏・出演)フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール〔=ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)ラシェロン(古楽器使用)マリー=シュザンヌ・ド・ロワ、アンドレアス・リノス(バス・ド・ヴィオール)ミゲル・アンリ(テオルボ、テオルブ・ド・ピエス〔=フランス式小型テオルボ〕、バロックギター)アンドレ・ハインリヒ(テオルボ)フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン〔チェンバロ〕)レコーディング2021年5月、8月サンテーユ聖母教会、シラン(南仏ラングドック地方エロ?県)その他の仕様など収録時間: 224分商品番号:RIC451マレ(1656-1728):ヴィオール曲集 第5巻(1725/全曲) [フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロン] MARAIS, M.: Pièces de viole, Book 5 (Joubert-Caillet, L'Achéron)CD 3枚組 発売日:2023年06月30日 NMLアルバム番号:RIC451 Ricercar出版作品全集、堂々の完結編!「天使のように弾く」マレ晩年の集大成フランス・バロックの大家マラン・マレが生前に出版した500曲あまりのヴィオール作品の全てを録音するという前人未踏の挑戦を2014年から続けてきたフランスの名手フランソワ・ジュベール=カイエが、ついに最終巻となる第5巻をリリース。フランス王室楽団の指揮者をしながら、自身ヴィオールの名演奏家として「天使のごとく弾く」と讃えられ、太陽王ルイ14世の寝室で入眠間際まで演奏を聴かせたこともあったマレ。フランス宮廷風かつユニークな書法を駆使して描かれたヴィオール曲の数々の中でも、晩年に出版された第5巻はマレの作曲家人生の集大成ともいうべき存在。ジュベール=カイエは共演する通奏低音奏者と楽器の組み合わせを組曲ごとに変え、圧巻の技量で細部まで解像度高くもスケール感豊かに聴かせます。その演奏解釈はますます冴えわたり、1分程度の小品からポワトゥー風組曲のような長めの作品まで、まさに新時代の決定版と呼ぶにふさわしい名演。楽譜に記された説明の朗読とともに奏でられる有名な「膀胱結石摘出手術の図」でも、惚れ惚れするほどの気品がさながら上質のバロック絵画のごとく場面の生々しさを際立たせ、精妙な通奏低音とともにバロック期の宮廷文化の気配を脈々と伝えてやみません。演奏者自身による解説(仏語・英語)は今回も読みごたえ十分。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マレ関連商品リンク第2巻RIC408第3巻RIC424第4巻RIC432
曲目・内容1-4.ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):Plaude laetare Gallia - ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ LWV 375-12.アンリ・デュ・モン(1610-1684):Magnificat - 聖母マリアの讃歌「わたしの魂は主を崇め」(マニフィカト)13-21.リュリ:Benedictus Dominus Deus Israël - ザカリアの讃歌「祝福あれ、イスラエルの主なる神よ」LWV 64-222-23.Domine salvum fac regem - 主よ、王を救い給え LWV 77-424-29.Notus in Judaea Deus - 神はユダヤの地で知られ LWV 77-17アーティスト(演奏・出演)レゼポペー(声楽&古楽器アンサンブル)ステファーヌ・フュジェ指揮レコーディング2022年3月18-21日ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂その他の仕様など収録時間: 72分商品番号:CVS087リュリ(1632-1687):グラン・モテ集 Vol.3 [ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー]CD 発売日:2023年09月22日 Château de Versailles Spectaclesリュリの真価をしみじみ実感させる精鋭陣の好企画、第3弾登場!精鋭メンバーによる2022年来日が好評を博したレゼポペーが、本場ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂で進めるリュリのグラン・モテ録音第3弾。18世紀以前の作品研究を反映させた古楽解釈が盛んなフランスにあって、21世紀を担う逸材として高い評価を得ているステファーヌ・フュジェは今回、ルイ14世の筆頭後継者たる男子誕生を祝う「ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ」でプログラムを始め、リュリの急逝2年前に書かれた「神はユダヤの地で知られ」まで、この作曲家がフランス王室で最も確たる権勢を見せていた時期の作を幅広く選んでいます。また同シリーズ初の試みとして、リュリの傍ら彼より前から王室に迎えられ、ルイ14世時代ならではの教会音楽の確立に先んじて寄与していた大家デュ・モンの充実作「マニフィカト」も収録、両者の作風の違いを軸にリュリ流儀の教会音楽の特徴が自ずと浮かび上がるようにしています。25〜37名編成の合唱にはグヴェンドリーヌ・ブロンデール、クレール・ルフィリアトル、シリル・オヴィティ、マルク・モイヨンら個性派ソリストも多く、坂本久美、湯川亜也子ら日本の気鋭歌手の名も。加えてオルガンとチェンバロをそれぞれ2台、曲によっては30人を超える弦楽奏者を含む大編成の古楽器オーケストラ(オルガンにマリー・ファン・レイン、低弦にエマニュエル・ジャック、リコーダーとバスーンでメラニー・フラオー……と多面的活躍で知られる名手たちも参加)が奏でる響きは、当時これらの作品の演奏に求められていた壮麗さはもちろん、両作曲家の細部まで考え抜いた音使いの繊細さにも柔軟に対応。きわめて幅広い表現力で17世紀フランスの王室礼拝堂音楽の至芸を追求、各作品の魅力を十全に引き出してゆきます。ヴェルサイユ・バロック音楽センターの音楽学者トマ・ラコントによる解説も充実(仏・英語)。舞台音楽ばかりではないリュリ芸術の真価を実感できる1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)リュリデュ・モン関連商品リンクVol.1CVS032Vol.2CVS059
曲目・内容ゴットリープ・ムッファト(1690-1770)1-8.チェンバロ組曲 イ長調 MC B36I. PréludeII. AllemandeIII. CouranteIV. Menuet AnglaisV. SarabandeVI. GavotteVII. Air en MenuetVIII. Gigue Anglaise9-16.チェンバロ組曲 ト短調 MC B6I. PréludeII. Le BastardIII. AriaIV. BourréeV. Menuet - TrioVI. La JalousieVII. GigueVIII. Harlequinade17-24.チェンバロ組曲 ニ長調 MC B7I. FantaisieII. AllemandeIII. CouranteIV. SarabandeV. RigaudonVI. Menuet - TrioVII. GigueVIII. Finale25-32.チェンバロ組曲 イ短調 MC B37I. PréludeII. AllemandeIII. CouranteIV. GavotteV. SarabandeVI. PaysanVII. PassepiedVIII. Gigue33-42.チェンバロ組曲 ニ短調 MC B12I. PréludeII. Menuet IIII. FantaisieIV. AirV. BourréeVI. BalletVII. GigueVIII. GavotteIX. Menuet II - TrioX. Finale世界初録音アーティスト(演奏・出演)芥川直子 (チェンバロ)Henk van Schevikhovenによるルッカース/エムシュの復元楽器【芥川直子】広島生まれ。3歳でピアノを始め16歳でチェンバロに転向。桐朋学園音楽学校で学んだ後、ドイツのヴュルツブルク音楽大学でグレン・ウィルソンに学ぶ。NAXOSにはこれまでにグラウプナー、ストラーチェ、ル・ルーのソロ作品とフランツ・ベンダのヴァイオリン・ソナタの録音がありどれも高く評価されている。レコーディング2021年2月25-27日Bronnbach Cistercian Monastery, Wertheim バーデン(ドイツ)商品番号:8.574098ゴットリープ・ムッファト(1690-1770):チェンバロのための組曲集 第3集 [芥川直子 (チェンバロ)] MUFFAT, Gottlieb: Suites for Harpsichord, Vol. 3 - MC B6, 7, 12, 36-37 (Naoko Akutagawa)CD 発売日:2021年12月17日 NMLアルバム番号:8.574098 NAXOS[8.574...]チェンバロ奏者、芥川直子によるゴットリープ・ムッファト作品集第3集。第1集(8.572610)、第2集(8.573275)と同じ楽器(Henk van Schevikhovenによるルッカース/エムシュ)を用いた3年ぶりの録音で、これがシリーズ最後のアルバムとなります。作曲者のゴットリープ・ムッファトはザルツブルクとパッサウの宮廷で活躍したゲオルク・ムッファトの末息子で、18世紀ウィーンで活躍した重要な作曲家です。彼の作品は、イタリア・バロックとフランス舞曲の様式を融合した洗練されたスタイルで書かれており、これらは同時期に活躍したヘンデルにも影響を与えていると考えられています。存命中に出版された作品はわずかですが、名手グレン・ウィルソンの協力によりヨーロッパ各地に散らばった譜面を探し出すことで、3集からなるアルバムが完成しました。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ムファット関連商品リンク第1集8.572610第2集8.573275
曲目・内容1-14.聖母マリアの夕べの祈りアンティフォナ 幸いなる者 詩篇111(現: 詩篇112) H.221 アンティフォナ 主の僕たちよ、主をほめたたえよ 詩篇112(現: 詩篇113) H.149 アンティフォナ わたしは喜びました 詩篇121(現: 詩篇122) H.216 アンティフォナ 主が家を建てられるのでなければ 詩篇126(現: 詩篇127) H.150 アンティフォナ エルサレムよ、主をほめたたえよ 詩篇147 H.210 アヴェ・マリス・ステッラ(めでたし、海の星よ) H.60 アンティフォナ マニフィカト H.72 3つの合唱のためのサルヴェ・レジナ(めでたし、元后) H.24)※ラテン語歌詞、英語対訳付き(アンティフォナを除く)アーティスト(演奏・出演)エルヴェ・ニケ指揮コンセール・スピリテュエル商品番号:8.553174シャルパンティエ(1643-1704):聖母マリアの夕べの祈り [ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ] CHARPENTIER, M.-A.: Sacred Music, Vol. 2 (Le Concert Spirituel. Niquet) - Vespres a La ViergeCD ■宗教曲発売日:1995年07月01日 NMLアルバム番号:8.553174 NAXOS[8.553...]ある時は陶酔、ある時は元気をくれる祈りの音楽宗教曲を書く作曲家にとって重要な題材の一つが「聖母マリアの夕べの祈り(ヴェスプロ)」。イタリアのモンテヴェルディが17世紀前半に通して書いた作品が特に有名ですが、詩篇をテキストとする作曲時期の異なる曲を集めて再構成されたシャルパンティエのヴェスプロも、期待を裏切りません。時に静かな祈りは癒しの調べとなり、時に彼らしいリズムの明快な音楽が元気をくれる、独自の世界をお楽しみください。合間に奏される女声のアカペラによるアンティフォナだけでも陶然とさせるニケの演奏、見事というほかありません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シャルパンティエ
曲目・内容1-3.フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):8つの楽器のための協奏曲 ニ長調4-6.ピエートロ・ロカテッリ(1695-1764):ヴァイオリン協奏曲 第2番 ハ長調 Op.3-2 〜『ヴァイオリンの技法』より(無伴奏ヴァイオリンのための二つのカプリッチョを含む)7-9.ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 D 6110-12.アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 208「ムガール大帝」アーティスト(演奏・出演)シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン)ヴェニス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)アンドレア・マルコン(チェンバロ、指揮)レコーディング2022年7月ロニーゴ(イタリア北東部ヴェネト州内陸部)その他の仕様など収録時間: 76分商品番号:ALPHA935ヴェネツィア弓決戦18世紀のヴェネツィア共和国とヴァイオリンの名手たち [シュシャーヌ・シラノシアン、アンドレア・マルコン、ヴェニス・バロック・オーケストラ] Violin Recital: Siranossian, Chouchane - LOCATELLI, P.A. / TARTINI, G. / VERACINI, F.M. / VIVALDI, A. (Duello d'archi a Venezia)CD 発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:ALPHA935 Alpha Classicsヴィヴァルディと肩を並べた個性派続々! 豪華な顔合わせで聴く鮮烈バロック鬼才インマゼールとのデュオ・アルバムや古楽器によるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲録音で話題を呼び、その後もタルティーニ、ロンベルク、バッハと幅広い時代の音楽で痛快な名演を聴かせ続けるヴァイオリン奏者シュシャーヌ・シラノシアン。タルティーニの協奏曲集に続くアンドレア・マルコン&ヴェニス・バロック・オーケストラとの新たな録音は「赤毛の司祭」ヴィヴァルディが自ら鮮やかなカデンツァまで書いた協奏曲「ムガール大帝」に、いずれ劣らぬ同時代の実力派作曲家3人の協奏曲をカップリングした充実企画! いずれもバロック期にしてはかなり長大と言ってよい力作ばかりで、ヴェラチーニの管楽器入り協奏曲、無伴奏カプリッチョをカデンツァ風に添えてのロカテッリ『ヴァイオリンの技法』からの1編、タルティーニの艶やかな旋律と和声に陶然とさせられるD 61と、それぞれの作曲家の個性の違いが明確になる選曲が絶妙。シラノシアンはますます冴えわたる弓さばきで18世紀イタリアならではの歌心とヴィルトゥオジティを縦横無尽に披露し、マルコン率いる合奏勢もこれに応えて地中海の情熱をはらんだ起伏豊かなドラマを聴かせてくれます。バロック舞踏とヴィヴァルディ研究で注目されるオリヴィエ・フレの解説(国内仕様盤は日本語訳付)も的確かつ注目の情報を盛り込んだ読み応えある内容。多角的に生々しい18世紀へ引きずり込まれること必至の、ALPHAレーベルならではの突き抜けたイタリア・バロック・アルバムの登場です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディヴェラチーニタルティーニロカテッリ関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10402
曲目・内容ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)1.ソナタ 変ロ長調 K503/L196/P4472.ソナタ ト短調 K315/L235/P543.ソナタ ト長調 K539/L121/P5434.ソナタ ホ長調 K530/L44/P5345.ソナタ ハ長調 K385/L284/P2206.ソナタ ヘ長調 K379/L73/P1077.ソナタ ニ短調 K396/L110/P4358.ソナタ ハ長調 K513/L.Supp.3/P1769.ソナタ 嬰ヘ長調 K319/L35/P30310.ソナタ 二長調 K358/L412/P45711.ソナタ ホ長調 K495/L426/P38412.ソナタ イ長調 K301/L493/P36113.ソナタ ニ長調 K346/L60/P25014.ソナタ ト長調 K520/L86/P36215.ソナタ ハ長調 K460/L324/P37816.ソナタ ト長調 K413/L125/P41617.ソナタ ト長調 K431/L83/P36518.ソナタ ニ長調 K484/L419/P428アーティスト(演奏・出演)アルテム・ヤスィンスキイ(ピアノ)レコーディング2016年9月26-28日Concert Hall of the University of Arts Bremen, Germanyその他の仕様などTotal Playing Time: 58'55"商品番号:8.573604D.スカルラッティ(1685-1757):鍵盤のためのソナタ全集 第20集 [ヤシンスキー] SCARLATTI, D.: Keyboard Sonatas (Complete), Vol. 20 (Yasynskyy)CD 発売日:2018年01月26日 NMLアルバム番号:8.573604 NAXOS[8.573...]初期のナポリ楽派において、オペラの発展に力を尽くしたアレッサンドロ・スカルラッティを父に持つドメニコ・スカルラッティ。スペイン王室に仕えた彼は、バルバラ王女のために555曲の練習曲=ソナタを作曲、この多彩な曲集は基本的にチェンバロの演奏技術を高めるためのものですが、現代のピアノで演奏すると、また違った魅力が開花することでも知られ、ホロヴィッツやリパッティら、20世紀のピアニストたちも好きな曲を選び、思い思いの演奏を繰り広げています。作品に付けられた番号は、K=カークパトリック番号(音楽家・音楽学者ラルフ・カークパトリック)、L=ロンゴ番号(音楽学者アレッサンドロ・ロンゴ)、P=ペステリ番号(音楽学者ジョルジョ・ペステリ)の3種類があり、現在ではカークパトリックの附番が一般的に使われています。ピアニスト、ヤスィンスキイは技巧的な作品を得意とする若手ピアニスト。ここでも美しい音色で流麗な演奏を披露しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)D.スカルラッティ関連商品リンク第2集8.553067第9集8.570368第10集8.570511第11集8.570468第12集8.570745第13集8.572107第14集8.572586第15集8.573222第16集8.573288第17集8.573708第18集8.573611第19集8.573590第21集8.573795第22集8.573713第23集8.574075第24集8.574196第25集8.574146第26集8.574221第27集8.574221