47Laboratory MODEL4705 Gemini 株式会社四十七研究所 4705 Gemini 4705Progressionの上位機種 Geminiは、Progressionと同じアルミ切削シャシーに2基のProgression 回路を納めたフラッグシップ・モデルです。
■つまり、1台のシャシーに2台のProgressionを収めたモデルであり、2基の回路にRchとLchを分担させることで、1基あたりにかかる負荷を半減しました。
■Progressionよりも更に自然な質感を獲得しています。
■また、電源部4799を2台使用すれば、LRの回路に独立した電源供給が行えます。
■このときの音は更に生音に近づき、16bit×44.1kHz本来のポテンシャルが如何に凄いものかをはっきりと認識いただけるでしょう。
■ Spec 出力電圧: 2.1V デジタル入力端子: 同軸1系統(RCA) 入力サンプリング周波数: 32KHz、44.1KHz、48KHz自動切換 外形寸法: 4705/W60xH70xD162mm デジタル・フィルターレス、アナログ・フィルターレスによる目の覚める鮮度と情報量 世界最少の部品点数=20個 世界最短のシグナルパス=35mm ターンテーブル駆動方式 超高感度、低イナーシャ、ゴギングレス、高トルクコアレスモーター(スピンドル直径3mm)によるダイレクトドライブ方式。
■ アウトサイダーによる革命 1996年から97年にかけてMJ誌に掲載された楠木亮平氏のノン・オーバーサンプリング方式デジタルフィルター・レスDAC(以後デジフィルレスDACと呼ぶ)の記事は、それまでCDの高音質化の決め手と言われ、業界がこぞってハイスペック化にしのぎを削ってきたオーバーサンプリングとデジタルフィルターの根本的な欠点を、聴覚理論に基づいて深く鋭く指摘しました。
■1人のアマチュアが過熱するレースそのものに冷水を浴びせたのです。
■氏の設計したDACはMJ誌に公表され、自作を試みた少なからぬ人々が、その衝撃的な音の良さによって、オーバーサンプリングとデジタルフィルターの弊害を認めたでしょう。
■ 47研のDACもここから出発しました。
■ デジタル臭さ デジタルフィルターでオーバーサンプリングを行うDACの音(現在の主流)とデジフィルレスDACの音を比較すると、いわゆる「デジタル臭さ」の原因が、録音フォーマット以上に,DACにあることが分かります。
■「デジタル臭さ]とは、デジタルフィルターによって粒立ちを壊され、質感が流れ出てしまった音達の「死臭」であり、全ての音が均質でのっぺりと弛緩しています。
■一つ一つの音に生気が漲る躍動的なアナログの音とは対照的に、このタイプのDACは、細かい音のクラスター(塊)によって生音の形態を模倣するのです。
■ デジフィルレスDACの特徴 一方、良質のトランスポートとデジフィルレスDACで聴く44.1kHz×16bitCD(普通のCD)の音は、アナログを越える可能性を感じさせてくれます。
■この方式のDACのオープンで抜けの良い生き生きとした音、その驚くべき情報量は、デジフィルレスだからというだけではありません。
■構成部品点数の圧倒的な少なさが大きく寄与しています。
■ テクノホリックのはまる典型的な落とし穴は、「如何にハイスペックな機器といえども、そこに使われているパーツのひとつひとつは負荷となってシステムにぶら下がる」という現実から目を逸らすところにあります。
■音楽という複雑な対象を扱うには、電子パーツはあまりにも粗雑であり、如何に高価なパーツと言えども、そこを通れば音楽信号は必ず傷つけられます。
■パーツは必要悪であり、「(パーツが)無いものには勝てない」という現実から目をそらせば、その努力は、限りなく生音に似せたまがい物へと向かわざるおえません。
■それはどこまでも音の形態の模倣もしくは誇張であり、生態にはなり得ないでしょう。
■ 47研のDACはアナログ・フィルターすら備えていません。
■アナログ・フィルターを排除した結果、音にかかるストレスが除去され、この方式本来のストレスフリーな音の出方と、自然な質感を100%引き出しました。
■心配されていたデジタルノイズの影響は、出荷された全数に関して認められませんでした。
■この結果、4705Progressionと4715の回路部品点数は共に20個!、そして最短距離を求めて3次元で組み立てられた回路のシグナルパスは,パーツの長さも含めて僅か35mm!に抑えられています。
■だからこそ音の立ち上がり、立ち下がりが速く、低域から高域までのスピードが揃い、情報量が多くて「当たり前」なのです。
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