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★SACDハイブリッド盤。鬼才イリア・グリンゴルツがロカテッリの『ヴァイオリンの技法』から3曲を録音しました。ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』Op.3は12曲のヴァイオリン協奏曲と24のカプリッチョ(随意)による各3楽章構成の作品。のちのパガニーニの24の奇想曲の先駆をなし、その美しい旋律と独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が最大の魅力です。超高音、重音、すばやい音の跳躍など超絶技巧作品ながら美しい緩徐楽章もロカテッリの作品ならでは。そして、注目はなんといってもグリンゴルツの圧倒的な技巧で聴くカプリッチョ。第11番 イ長調の第3楽章ではなんと第17ポジションまで到達する超高音部まで演奏。確固たる技術を武器にグリンゴルツは流麗に奏でます。フィンランド・バロック・オーケストラとの対話も実に見事でアンサンブルを楽しみながら優美に演奏しております。 ★マリアンネ・ロネツ著「ロカテッリ:調和の迷宮」の香住隼による翻訳・補筆・注の日本語解説書付。実に読み応えのある内容となっております。 【曲目・内容】 ロカテッリ(1695-1764):《ヴァイオリンの技法》Op.3より 1.ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-9 2.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-11 3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-12「調和の迷宮〜たやすく入れるが、なかなか出られない」 【アーティスト(演奏・出演)】 イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン&指揮) [ヴァイオリン:フェルディナンド・ガリアーノ(1770年頃制作)、弓:ルイス・エミリオ・ロドリゲス制作)]ガット弦使用(A'=430Hz) フィンランド・バロック管弦楽団(ピリオド楽器仕様) 【レコーディング】 セッション録音:2019年1月/ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)
クリスマスの名作絵本が舞台に! 長年愛されてきた『スノーマン』が子供のための舞台となって登場 少年と雪だるまとの楽しい冒険と切ない別れが感動的な『スノーマン』 ★イギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグス原作の人気絵本「スノーマン」。1982年にはイギリスでアニメ化され、世界の子供たちを魅了しました。この映像は、1998年に制作された子供のための舞台版「スノーマン」が、ブルーレイとDVDで再発売されます。 「スノーマン」といえば、アニメの挿入歌としてハワード・ブレイクが作詞・作曲した「Walking In The Air (空を歩いて) 」が有名です。アニメではスノーマンと少年が空を飛ぶ場面で使われており、クリスマスの定番曲として親しまれています。当舞台でもスノーマンと少年が楽しそうに空を散歩する姿が描かれています。 歌うのは、当時ウィンチェスター大聖堂聖歌隊のメンバーであったトーマス・ガビンズです。ハワード・ブレイクのキャッチーな音楽は不思議と心が温かくなります。 (あらすじ) ある大雪の日に、一人の少年が家の外に積もった雪で大きな雪だるま (スノーマン) を作りました。その夜、時計が12時を指した時、少年が作ったスノーマンが動き出しました。少年とスノーマンは、仲良く遊びます。その後、二人は手を取り合って空へ飛び立ち、スノーマンは自分の仲間のいる国に少年を連れていきました。そこで、少年は大歓迎を受け、サンタクロースと出会い、青いマフラーをプレゼントしてもらいました。 少年はスノーマンとともに家に帰り、少年は眠りにつき、スノーマンは庭に戻りました。 翌朝、明るい日差しの中、スノーマンのことが気になって少年が外に出てみると、溶けてしまった雪だるまの跡。すべては夢かと思われましたが、少年のもとには青いマフラーが残されていました。 収録情報 曲目・内容 子供のための舞台『スノーマン』 原作:レイモンド・ブリッグス 音楽:ハワード・ブレイク 舞台監督:ビル・アレキサンダー 振付:ロバート・ノース 美術&衣裳:ルアリ・マルチゾン 照明:ブライアン・ハリス 演出:トーマス・グリム 歌:「Walking In The Air」 トーマス・ガビンズ (ウィンチェスター大聖堂聖歌隊メンバー) アーティスト(演奏・出演) スノーマン・・・キャスパー・コールニッシュ 少年・・・ドリュー・マッコーニー バレリーナ・・・モニカ・ザモラ レコーディング 制作:1998年
名誉指揮者スウィトナー、初来日時の貴重な記録 ★2011年10月発売。レコード芸術誌推薦。*もとの音源が古いため、テープ劣化によるお聴き苦しい箇所がございます。予めご了承下さい。 収録情報 曲目・内容 [Disc1]ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(ノヴァーク版)[Disc2]ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》(ノヴァーク版) アーティスト(演奏・出演) オトマール・スウィトナー(指揮)NHK交響楽団 レコーディング 録音:1971年12月6日/東京文化会館(Disc1)、1980年11月27日/NHKホール(Disc2)
渡辺克也、余裕と充実の第5弾アルバム 日本語帯・解説付き ★ドイツを本拠に活躍する渡辺克也、第5弾アルバムの登場です。今回もオーボエの魅力を存分に味わえる6篇を厳選、至福の一時間を過ごさせてくれます。プーランクのオシャレなオーボエ・ソナタを渡辺克也の美音でたっぷり楽しめるのがうれしい限り。また、オーボエ以外のレパートリーで知られるラヴェルの「ハバネラ形式の小品」やディニクの「ホラ・スタッカート」も注目。渡辺の超絶技巧を満喫できます。さわやかな作品を集めた「パストラール」、ご期待下さい。 収録情報 曲目・内容 パストラール〜渡辺克也 1. ウェオルミズリー : ソナチネ第1番 2. ラヴェル : ハバネラ形式の小品 3. プーランク : オーボエ・ソナタ 4. ヘッド : 3つの小品 5. ディニク : ホラ・スタッカート 6. ゴダール : レジェンド・パストラールOp.138 アーティスト(演奏・出演) 渡辺克也 (オーボエ) ウルグベク・パラヴァノフ (ピアノ) レコーディング 録音 : 2015年10月13-15日/イエス・キリスト教会 (ベルリン)
平均律クラヴィーア曲集第1巻作曲300年記念ベルギーの奇才リベールが放つ、バッハとの対話 ★ベルギーの奇才、ジュリアン・リベールによるバッハの登場!バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻の長調の楽曲と、それぞれの楽曲に呼応するようにリベール自身がセレクトした、のちの時代の作曲家たちによる短調の楽曲を並べ、バッハと様々な作曲家たちによる対話のようなプログラムとなっています。モーツァルトの自動ピアノのための幻想曲はブゾーニによる2台ピアノ版で、ラルームが共演しているのも注目です。ピアノは、バレンボイムが使用していることでも知られている、クリス・マーネ製による並行弦グランドピアノを使用。新しいバッハ像が浮彫となってきます!ジュリアン・リベール(1987年、ベルギー生まれ)6歳でピアノを始める。ジャン・ファッシーナ、そしてピリスの薫陶を受ける。ピリスとは演奏会でも共演を重ね、ピリスから音楽を生きることについて学んだ。2008年、ヨーロッパの若き才能あるソリストに与えられるユベントス賞を受賞。ヨーロッパおよび日本でも演奏をするなど、世界的に活躍している。室内楽ではデュメイ、ブラレイらと共演。テレビ番組でプレゼンターを務めて哲学など他分野のエキスパートと対談をしたり、困難な状況にあるブリュッセル郊外の小学校で音楽教育にあたるなど、音楽を広めるために様々な活動を展開している。 収録情報 曲目・内容 [CD1]1-2. バッハ:プレリュードとフーガ ハ長調 HWB 8463. ベートーヴェン:バガテル ハ短調 WoO 524-5. バッハ:プレリュードとフーガ 嬰ハ長調 BWV 8486. ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 op. 50 no. 3 (Moderato)7-8. バッハ:プレリュードとフーガ ニ長調 BWV 8509. ラフマニノフ:前奏曲 ニ短調 op. 23 no.310-11. バッハ:プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV 85212. フォーレ:前奏曲 変ホ短調 op. 103 no. 6 13-14. プレリュードとフーガ ホ長調 BWV 85415. ラヴェル:フーガ(Allegro moderato) ホ短調(クープランの墓より)16-17. バッハ:プレリュードとフーガ ヘ長調 BWV 85618. モーツァルト/ブゾーニ編による2台ピアノ版:自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K608*[CD2]1-2. バッハ:プレリュードとフーガ 嬰ヘ長調 BWV 8583. ブラームス:カプリッチョ(Un poco agitato) 嬰へ短調 op. 76 no. 14-5. バッハ:プレリュードとフーガ ト長調 BWV 8606. ショスタコーヴィチ:プレリュード ト短調 op. 34 no. 227-8. バッハ:プレリュードとフーガ 変イ長調 BWV 8629. ブゾーニ:プレリュード(Andantino) 嬰ト短調 op. 37 no. 12 (BV 181/12)10-11. バッハ:プレリュードとフーガ イ長調 BWV 86412. リゲティ:ムジカ・リチェルカータ I on A (Sostenuto)13-14. バッハ:プレリュードとフーガ 変ロ長調 BWV 86615. レーガー:2つのパートのカノン 変ロ短調 op.19(すべての短調と長調による111のカノン WoO III/4, 第1巻より)16-17. バッハ:プレリュードとフーガ ロ長調 BWV 86818. シェーンベルク:6つのピアノ小品 op.1919. バッハ:プレリュード ハ長調 BWV 846 アーティスト(演奏・出演) ジュリアン・リベール(ピアノ/クリス・マーネ製)アダム・ラルーム(ピアノ)*クリス・マーネ製の並行弦グランドピアノを使用 レコーディング 録音:2021年7月、サル・フラジェ(ベルギー)
2006年ミュンヘン国際コンクール覇者 ベン・キムによるモーツァルトの協奏曲第2弾 ★ベン・キムによるモーツァルトの協奏曲集第2弾。第17番・第23番を収録した第1弾 (CC-72816) に続き、今作では第24番と第25番を収録しています。どちらも1786年にウィーンで作曲された規模の大きな作品で、悲劇的なハ短調と明朗なハ長調という、対照的な性格を持っています。ベン・キムは軽やかなタッチでモーツァルトを奏で、作曲家特有のよろこびとかなしみの両面性をふわりと香らせます。ベン・キム1983年オレゴン州ポートランド生まれ。5歳でピアノを習い始め、8歳でソロ・デビュー、12歳でオーケストラと共演。ピーボディ音楽院でレオン・フライシャーに師事したのち、マルタ・アルゲリッチらが主宰する7人のピアニストのためのプログラム「コモ湖国際ピアノアカデミー」のメンバーに選ばれる。ベルリン芸術大学ではクラウス・ヘルヴィッヒに師事。2006年、ミュンヘン国際コンクールで優勝を飾る。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491 (カデンツァ:ベン・キム) ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K503 (カデンツァ:ユージン・イストミン / ベン・キム) アーティスト(演奏・出演) ベン・キム (ピアノ;Steinway D584307) コンセルトヘボウ室内管弦楽団 レコーディング 録音:2022年3月21-24日
ケフェレックによるモーツァルト20&27番 おそるべき完璧さと美しさ ★現代を代表する名ピアニストの一人、国際的な舞台で活躍を続けるアンヌ・ケフェレックによる、モーツァルトのピアノ協奏曲の登場です。第20番では短調での険しくも美しい表情。そして27番では、愛らしくもどこまでも気品に満ちた演奏。寸分の乱れもない、美しい真珠のような、恐るべき完璧さでととのった粒立ちのタッチで、旋律が次々と美しく歌われてゆきます。円熟をきわめた先にある清澄の世界。クオクマン指揮のパリ室内管とのアンサンブルも、親密な対話のよう。ケフェレック自身がライナーノートを執筆しており、そちらも注目です。 ★マカオ管弦楽団音楽監督・首席指揮者のほか、香港フィルの常任指揮者なども務めるリオ・クオクマン。2014年のスヴェトラーノフ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。2016年まではフィラデルフィア管でネゼ=セガンの副指揮も任されていました。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト: ・ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 KV 466 ・ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 KV 595 アーティスト(演奏・出演) アンヌ・ケフェレック (ピアノ) リオ・クオクマン (指揮) パリ室内管弦楽団 レコーディング 録音:2023年2月21-24日、フィルハーモニー・ド・パリ
ヤーコプスの大名盤、後宮からの誘拐と魔笛が ボックスで登場!!! 『後宮からの誘拐』〜〜ヤーコプスの『後宮からの誘拐』は、2014年の録音。パーカッションもにぎにぎしく活躍する快速序曲から、トルコを思わせる世界に一気に引きこまれる痛快な演奏です。セリフ部分にも演技と音楽の両面で様々に工夫がなされ、聴いていて実にたのしい「後宮」の誕生となりました! ★1782年の「後宮からの誘拐」のウィーン初演は、聴衆および批評家たちから、かつてない大成功の反響となりました。エキゾチズム (東洋趣味) に重きを置いた音楽、啓蒙主義思想の礼賛、当時のオスマン帝国に対する偏見とは間逆の筋書が当時の人々にとってまさにドンピシャ、ツボにはまったものだったのです。また、このオペラはジングシュピール (歌芝居) なのでレチタティーヴォがなく、アリアとセリフで構成されています。現在では、演奏に際し、セリフ部分は多くの部分がカットされてしまいますが、この録音では改訂を施しながらもフルに収録。さらに、アリアの途中でもセリフを挿入させるなど、耳のための音楽劇として聴き手が場面や登場人物の心情を想像しやすいような工夫も随所に見られます。さらに、様々な資料から、ヤーコプスは、セリフ部分でモーツァルトが自らフォルテピアノを操り場面を盛り上げ、次のアリアへのよい橋渡しとなるような即興、あるいは自作の鍵盤音楽からの引用を織り交ぜたのではと考え、この録音に際してもセリフ部分の何か所かで、フォルテピアノ奏者にちょっとした楽曲を演奏させ、さらにアリアの中でも通奏低音の枠を超えたようなものを演奏させています。このような細かな工夫により、セリフとアリアのつながりにも自然な流れが生まれ、オペラの内容がよりリアルなものとして見事によみがえっています。 ★歌唱陣は、バイロイトにも出演、カルダーラの世界初録音アリア集CD (マルコン指揮) でも注目を浴びたソプラノのロビン・ヨハンセン、既にバロックからロマン派のアリアまで多数のCDをリリース、2015年のザルツブルク音楽祭デビューをしたテノールのマキシミリアン・シュミットなど、旬の顔ぶれがズラリそろっています! 『魔笛』〜〜『魔笛』は2009年の録音。セリフ部分にも音楽部分にも入念な考察を重ねた、歌芝居としての面白さが万全に引き出された演奏です。タミーノ役のダニエル・ベーレはハンブルク出身で録音当時デビューしたてでしたが、今では大活躍のテノールです。ペーターゼンは押しも押されぬ存在のソプラノ。『魔笛』の録音に新たな歴史を刻んだ名盤です。 収録情報 曲目・内容 W.A.モーツァルト:後宮からの誘拐&魔笛/ヤーコプス 『後宮からの誘拐』[CD1-2] コンスタンツェ:ロビン・ヨハンセン (ソプラノ) ブロンデ:マリ・エリクスモーエン (ソプラノ) ベルモンテ:マキシミリアン・シュミット (テノール) ペドリッロ:ジュリアン・プレガルディエン (テノール) オスミン:ディミトリー・イヴァシュチェンコ (バス) 太守セリム:コルネリウス・オボニャ (語り) ルネ・ヤーコプス (指揮) ベルリン古楽アカデミー RIAS室内合唱団 録音:2014年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン 『魔笛』[CD3-5] タミーノ:ダニエル・ベーレ (テノール) パミーナ:マリス・ペーターゼン (ソプラノ) パパゲーノ:ダニエル・シュムッツハルト (バリトン) パパゲーナ:イム・スンヘ (ソプラノ) 夜の女王:アンナ=クリスティーナ・カーッポラ (ソプラノ) ザラストロ:マルコス・フィンク (バス=バリトン) モノスタトス:クルト・アツェスベルガー (テノール) 第1の侍女:インガ・カルナ (ソプラノ) 第2の侍女:アンナ・グレヴェリウス (メゾ・ソプラノ) 第3の侍女:イザベル・ドリュエ (メゾ・ソプラノ) 弁者:コンスタンティン・ヴォルフ (バス=バリトン) ほか ルネ・ヤーコプス (指揮) ベルリン古楽アカデミー RIAS室内合唱団 録音:2009年9,10月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
フランスの注目四重奏団、ハンソン四重奏団 最新盤は、「夜」にまつわるプログラム! ★2013年に結成されたハンソン四重奏団、第2弾は「夜」をキーワードとする作品集。第1弾のハイドン (AP-213) では、「ALL SHALL NOT DIE」という意味深いタイトルがつけられておりましたが、今回は「NOT ALL CATS ARE GREY」。これは、「暗闇ではネコはみなグレーに見える」という英語のことわざ (見た目は大事じゃない) にひっかけたもので、暗闇 (夜) にインスピレーションを得て書かれた作品が並びます。デュティユーの名曲にして難曲「夜はかくの如し」は非常にふくよかで音楽的。堆積した音色が織りなすハーモニー、無機的とも思える音型のひとつひとつに血がかよった、あたたかみすら感じられる演奏。「夜」のもつ秘密めいた雰囲気や情景が美しく様々にうかびあがってくるようです。 ★ハンソン四重奏団は2013年に、ハット・ベイエルレ (ヨーロッパ室内音楽アカデミー) 、エベーヌ四重奏団、そしてジャン・シュレムらのアドヴァイスによって結成されました。ハイドンの弦楽四重奏曲を柱にしながら、細川俊夫、ヴォルフガング・リーム、マティアス・ピンチャーらといった現代の作曲家作品までをも演奏するマルチな才能を持つアンサンブルです。2016年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位、同年ヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクール第2位 (ハイドン・プライズ、聴衆賞、20世紀作品のベスト演奏賞も同時受賞) するなど世界がその実力を認めています。 収録情報 曲目・内容 NOT ALL CATS ARE GREY リゲティ : 弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」 バルトーク : 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 デュティユー : 夜はかくの如し アーティスト(演奏・出演) ハンソン四重奏団 アントン・ハンソン (ヴァイオリン) ジュール・ドゥサップ (ヴァイオリン) ガブリエル・ラフェ (ヴィオラ) シモン・デュシャブル (チェロ) レコーディング 録音 : 2021年4月
エリザベス女王の戴冠を祝して書かれた 『グロリアーナ』の組曲ほか、 ボルトンのイギリス愛が生んだブリテン作品集 ★2016/17年シーズンの初めからバーゼル交響楽団の首席指揮者を務めているアイヴァー・ボルトン。彼は常に祖国イギリスの音楽に特別な親近感を抱いており、ベンジャミン・ブリテンの割とマイナーな作品を取り上げた当盤はボルトンのやりたかったことが詰まったアルバムと言えます。パドモアら声楽陣の活躍も聴き逃せません。 ★『狩をする私たちの先祖』は23歳、『4つのフランス歌曲』は僅か14歳で作曲された天才的な作品。また1953年にエリザベス二世の戴冠式のために書かれたオペラ『グロリアーナ』からの組曲も収録しています。 収録情報 曲目・内容 ブリテン:声楽と管弦楽のための作品集 ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) : 1. テノールと管弦楽のための『狩をする私たちの先祖』 Op.8 (プロローグ / ネズミよ、さらば! / メッサリナ / 死の舞踏 / エピローグ) 2. ソプラノと管弦楽のための4つのフランス歌曲 (6月の夜 / 良識 / 幼時 / 秋の歌) 3. テノールと管弦楽のための交響組曲『グロリアーナ』 Op.53a 組曲I:トーナメント 組曲II:リュートの歌 組曲III:宮廷の踊り 〜行進曲 / コラント パヴァーヌ / モリスダンス / ガリアード / ラヴォルタ 組曲IV:宮廷の踊り 〜モリトゥーラ アーティスト(演奏・出演) クリスティーナ・ランツハマー (ソプラノ (2) ) マーク・パドモア (テノール (1) ) アラスデア・ケント (テノール (3) 「リュートの歌」) アイヴァー・ボルトン (指揮) バーゼル交響楽団 レコーディング 録音:(1,3) 2020年8月10-14日、(2) 2020年8月17・18日/ドルナッハ、ゲーテアヌム
ソン・ヨルムの情熱的なピアノ ルセフの往年の巨匠を思わせる高貴な音色で聴く R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ! ★韓国のピアニスト、ソン・ヨルム、ナイーブ・レーベル第2弾の登場。第1弾のモーツァルトのピアノ・ソナタ全集 (V-8049) でも世界的に高く評価されました。今回はLOVE MUSICと題し、スヴェトリン・ルセフを共演者に迎え、ワーグナーに始まりワーグナーに終わる、後期ロマン派作品を集めたこだわりの1枚です。恋の喜びに満ちた、あるいは恋に落ちる瞬間の心が震え変容する瞬間を讃えるような作品がならび、ソン・ヨルムの情熱的な音楽と熱いエネルギー迸るテクニック、そしてルセフの高貴なヴァイオリンの音色が、作品を最高の形で再現しています。 ★ドイツ系ポーランド人のフランツ・ワックスマン (『レベッカ』、『サンセット大通り』、『陽のあたる場所』の音楽も手掛けた) は1946年、ハイフェッツの依頼で、ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』のパラフレーズを作曲しました。ディスクはこの作品から始まります。そして、1910年代にウィーンで神童として活躍したコルンゴルトの「マリエッタのアリア」や「からさわぎ」は、まさに映画的で美味しく酔わせるラブシーン。続いてクライスラーの名曲をはさみ、プログラムの核となるR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ。これを書いたシュトラウスは当時23歳で、シューマン、ブラームス、グリークの影響を大きく受けていましたが、すでにみられるR.シュトラウスらしさ、そして結婚することとなるパウリーネともすでに恋人関係にあったことなどまでをも感じさせる、若き才能の充実を前面に打ち出した演奏が展開されています。ディスクの最後には、偉大なヴィルトゥオーゾ、レオポルド・アウアー編による、ヴェーゼンドンク歌曲集の「夢」のトランスクリプションが収録され、文字通り夢のような幸福な瞬間に満ちた1枚が締めくくられます。 ソン・ヨルム (ピアノ) 1986年韓国生まれ。3歳からピアノを倣い、ハノーファー国立音楽大で学びました。2009年第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第2位。2011年第14回チャイコフスキー国際コンクール第2位など、輝かしいコンクール受賞歴をもつ。 スヴェトリン・ルセフ (ヴァイオリン) 1976年ブルガリア・ルセに生まれる。5歳よりルセ音楽院に学び、後にパリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィ・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフらに師事。インディアナポリス国際、メルボルン国際室内楽、ロン=ティボー国際等での受賞を誇り、2001年には第1回仙台国際音楽コンクールで優勝、併せてバッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞も受賞。2008年、カントロフの後任として最年少でパリ国立高等音楽院の教授に就任、現在も同音楽院およびジュネーヴ音楽院で後進の指導にもあたっている。フランス放送フィル (2005-2017年) 、ソウル・フィル (2007-2015年) 、スイス・ロマンド管などでコンサートマスターを務めた。 収録情報 曲目・内容 LOVE MUSIC 1. ワックスマン (1906-1967) :トリスタンとイゾルデ:愛の音楽 (1946) 2. コルンゴルト (1897-1957) :リュートを伴うマリエッタの歌 (私に残された幸せは) 〜《死の都》より (コルンゴルトによるヴァイオリンとピアノ版) 3. コルンゴルト:「から騒ぎ」作品11〜ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 (コルンゴルトによるヴァイオリンとピアノ版) 4. クライスラー (1875-1962) :ウィーン古典舞曲集 [1.愛の喜び 2.愛の悲しみ 3.美しきロスマリン] 5. R.シュトラウス (1864-1919) :ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18 6. ワーグナー (1813-1883) :ヴェーゼンドンク歌曲集 WWV 91より第5曲「夢」 アーティスト(演奏・出演) ソン・ヨルム (ピアノ) スヴェトリン・ルセフ (ヴァイオリン/1720年製アマティ-ストラディヴァリウス) レコーディング 録音:2022年4月、ハノーファー、ライプニッツ・ホール
男ゴロワノフの激演 異様な音の塊が燃え盛るラフマニノフ! ★ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS渾身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。衰えを知らぬ最晩年のラフマニノフ2番と、貴重な交響的舞曲(抜粋)の録音を収録。★「ゴロワノフの芸風はムラヴィンスキーと全く対照的である。ムラヴィンスキーが余分な響きを極力排除し、透明で繊細な音楽を奏でていたのに対し、ゴロワノフは野人のように粗野で熱っぽく、鼻がひん曲がるほどのロシア臭気を発していたのである」「ロシアの指揮者について語る時、ゴロワノフの存在は絶対に無視できない」「交響曲第2番では冒頭から異様に太くたくましい音の塊が出現し、第2楽章も終始オーケストラが乱れるほど熱くなっている。第3楽章はロシアのセンチメンタリズム満開、第4楽章の粗野な盛り上がりもゴロワノフならではである」(平林直哉氏の解説より) 収録情報 曲目・内容 ラフマニノフ:1. 交響曲第2番 ホ短調 作品272. 交響的舞曲 作品45より 第1・3楽章 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ(指揮)モスクワ放送交響楽団 レコーディング モノラル録音:[track-1] 1953年5月25日、[track-2] 1949年6月17日
ルツェルン2020ライヴ ルツェルン祝祭管のソリストたちによる モーツァルト・ベートーヴェンの七重奏 日本語帯・解説付き ★2020年新型コロナウイルスの感染拡大を受けて通常開催は中止となったスイスのルツェルン音楽祭。10日間という短期間で新たに公演が組まれ、メイン会場であるカルチャーコングレスセンターは、感染予防のため1898席のち1000席を稼働して行われました。 このライヴ録音は、そんな中に行われ、名手揃いのルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーによるモーツァルトのディヴェルティメント 第11番 とベートーヴェンの七重奏曲 が演奏されました。モーツァルトのディヴェルティメント 第11番は、ヴァイオリン2、ヴィオラ、コントラバスの弦4とオーボエ、ホルン2の管3というユニークな楽器編成でオーボエが活躍する華やかな作品です。姉ナンネルの誕生日のお祝いに書かれたので、「ナンネル・セプテット」とも呼ばれます。そして作曲当時から人気を博したベートーヴェンの七重奏曲。時の皇妃マリア・テレジアに献呈されています。 メンバーは世界各国で活躍する一流奏者たち。オーボエ奏者のルーカス・マシアス=ナバロは、アバドからの信頼が厚く、2008年にはルツェルン祝祭管の首席奏者に招かれ、現在は母国スペインのグラナダ市管弦楽団の芸術監督を務める多才な音楽家。クラリネットは、マーラー室内管、レ・ディソナンスの首席クラリネット奏者として活躍しているヴィセンテ・アルベローラ。ベルリン生まれのファゴット奏者マティアス・ラッツ。2002年のミュンヘン国際音楽コンクールで第1位なしの第2位を受賞、チューリッヒ・トーンハレ管。およびルツェルン祝祭管の首席ファゴット奏者をつとめています。そして世界最高峰のホルン奏者でベルリン・フィルの首席を長らく務めるシュテファン・ドール。マーラー室内管のホルン奏者ヨナタン・ウェグループ。ルツェルン祝祭管のコンサートマスター、カメラータ・ザルツブルクの第一コンサートマスターを務め、室内楽者、ソリストとして、世界各地で活躍を続けているグレゴリー・アース。バイエルン放送響コンサートマスターを務めるコルビニアン・アルテンベルガー。そしてベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者を22年にわたって務めたヴォルフラム・クリストとその息子ヴァイオリン奏者のラファエル・クリスト。ベルリン・ドイツ交響楽団の第1ソロ・チェロ奏者を9年間務めた後、世界中の大舞台で活躍しているイェンス=ペーター・マインツ。スウェーデン放送響とマーラー室内管の首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者リック・ストーティン。 名手たちの息の合ったアンサンブルを堪能できる1枚です。 ◆レコード芸術 2021年5月号 特選盤 収録情報 曲目・内容 モーツァルト : ディヴェルティメント 第11番 ニ長調K.251 (ナンネル・セプテット) ベートーヴェン : 七重奏曲 変ホ長調 Op. 20 アーティスト(演奏・出演) ルツェルン祝祭管のソリストたち ルーカス・マシアス=ナバロ (オーボエ/モーツァルト) ヴィセンテ・アルベローラ (クラリネット/ベートーヴェン) マティアス・ラッツ (ファゴット/ベートーヴェン) シュテファン・ドール (ホルン) ヨナタン・ウェグループ (ホルン/モーツァルト) グレゴリー・アース (ヴァイオリン/モーツァルト) コルビニアン・アルテンベルガー (ヴァイオリン/モーツァルト) ラファエル・クリスト (ヴァイオリン/ベートーヴェン) ヴォルフラム・クリスト (ヴィオラ) イェンス=ペーター・マインツ (チェロ/ベートーヴェン) リック・ストーティン (コントラバス) レコーディング 録音 : 2020年8月、KKLルツェルン・コンサート・ホール (ライヴ)
第一次世界大戦終戦100周年 ドキュメンタリー『音楽、権力、戦争そして革命』 ★2018年は第一次世界大戦終戦100周年にあたります。それを記念してドイツの映像レーベル ACCENTUS MUSICから『音楽、権力、戦争そして革命』をテーマとした3篇のドキュメンタリーが発売されます。 第1部の「第1次世界大戦の時代の音楽」は、大戦の前後で変わったクラシック音楽の役割について考察しています。1914年7月28日大戦は勃発。その一か月前にサラエヴォでオーストリア皇太子がセルビア人民族主義者に暗殺事件を口実にオーストリア=ハンガリー帝国がセルビアに宣戦布告しました。第一次世界大戦以前は、音楽が政治的に利用されることはほとんどありませんでした。19世紀は貴族、資本家たちの教養という側面でクラシック音楽の存在がし示されていた部分もありましたが、大戦がヨーロッパ中、世界中に深い傷を残し、変わり果てた世界で音楽に新しい役割を人々は見出すことになります。失われた世界の中で社会と密着した新たな楽曲を作り出そうとし、音楽は政治色を帯びていくこととなるのです。 第2部の「強いられた沈黙〜ロシア革命期の作曲家たち」では、ソ連の全ての芸術家がスターリン体制の犠牲となり、自由な表現を抑圧されていました。ここでは、モソロフ、ルリエ、ロスラヴェッツ、プロコフィエフ、テルミンといった体制の犠牲となりその運命が左右された芸術家たちを取り上げています。30〜40年続いた抑圧の状況から再起するには長い時間を要し、いまなおその危険と隣り合わせである政治手法についても憂慮すべきだと警鐘を鳴らしています。 第3部は、「音楽と権力」と題し、祖国の政治的な側面にも接している現代の音楽家(イヴァン・フィッシャー、ダニエル・バレンボイム、アンドラーシュ・シフ、ワレリー・ゲルギエフ)らのインタビューを交え、“音楽の力”、“手段としての音楽”、“音楽で世界を変える”というテーマについて、切っても切れない「音楽と権力」という関係について語ります。 収録情報 曲目・内容 ドキュメンタリー『音楽、権力、戦争そして革命』 第1部:第1次世界大戦の時代の音楽 (監督:アンドレアス・モレル) 第2部:強いられた沈黙〜ロシア革命期の作曲家たち (監督:アンネ=カトリーン・パイツ) 第3部:音楽と権力 (監督:マリア・ストッドマイヤー)
神童から巨匠へ 圧倒的な才能を持つピアニスト、エフゲニー・キーシン 恩師に捧げる演奏 ザルツブルク音楽祭リサイタル2021 ブルーレイ&DVDで発売! 日本語帯・解説付き ★世界的な人気を誇るピアニスト、エフゲニー・キーシン。1971年モスクワ生まれ。2歳でピアノを弾き始め、6歳のときにグネーシン音楽学校に入学、10歳でデビューを果たし神童として注目を集めました。1986年には初の日本ツアーも開催し、以来日本でも高い人気を誇っています。 この映像は、50歳を迎える節目の年に登場したザルツブルク音楽祭の模様。キーシンは1987年の同音楽祭デビューから、その輝きに満ちた演奏で人々を魅了し続けてきました。また、この演奏は自身の節目であると同時に、2021年7月27日98歳で亡くなったキーシンの恩師アンナ・パヴロヴナ・カントールに捧げるリサイタルでもありました。カントール先生とはキーシンは、家族同然のお付き合いがあり長年進行を温めてきた、彼の唯一のピアノ教師でありました。 プログラムはベルク、ガーシュウィン、ショパン、そしてロシアの作曲家フレンニコフに、アンコールは4曲演奏しています。 収録情報 曲目・内容 エフゲニー・キーシン/ザルツブルク・リサイタル ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1 フレンニコフ: ピアノのための3つの小品 Op.5-3「舞曲」 ピアノのための5つの小品 Op.2 ガーシュウィン:3つの前奏曲 ショパン: 夜想曲 第17番ロ長調Op.62-1 即興曲 第1番変イ長調 Op.29 即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36 即興曲 第3番変ト長調 Op.51 スケルツォ 第1番ロ短調 Op.20 ポロネーズ 第6番変イ長調 Op.53「英雄」 [アンコール] メンデルスゾーン:無言歌集 Op.38-6 変イ長調「デュエット」 キーシン:4つのピアノ小品 Op.1-2「ドデカフォニック・タンゴ」 ショパン:スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31 ドビュッシー:ベルガマスク組曲第3曲「月の光」 アーティスト(演奏・出演) エフゲニー・キーシン (ピアノ) レコーディング 収録:2021年8月14日、ザルツブルク祝祭大劇場 (ザルツブルク音楽祭ライヴ)
錚々たる音楽家たちによるブラームス室内楽全曲を映像で! 16時間の貴重な映像を1枚のブルーレイに! SD on BDシリーズ再発売! ★膨大な映像を1枚のブルーレイ・ディスクに収録した好企画「クラシック・アーカイヴ」ブルーレイ・シリーズからブラームスの室内楽曲全曲が再発売されます。 (旧品番:20-64014は廃盤) DVD8枚分、16時間にのぼる貴重な映像が1枚のブルーレイに収められています。 「ソナタ」パートでの聴きどころは、パールマンとバレンボイムによるヴァイオリン・ソナタ。両者とも40代後半という心身ともに充実した時期であり、濃厚で情感豊かな演奏を聴くことができます。そしてチェロとピアノの味わい深い対話、ブラームスの情熱と哀愁を感じるペレーニとコチシュによるチェロ・ソナタ。またベルリン・フィル首席奏者ヴェンツェル・フックスとロシアのピアニスト、エレーナ・バシュキロワによるクラリネット・ソナタ。晩年の深みを感じさせつつも、瑞々しい感性に溢れた作品で、伸びやかなフックスの音色が胸に響きます。 「三重奏」パートのバシュキロワ、ヴェンゲーロフ、ペルガメンシコフのロシア系3人によるピアノ三重奏。ピアノ、チェロ、ヴァイオリンのそれぞれの楽器の表現力が素晴らしく、ブラームスらしい魅力と情熱に溢れる演奏を披露しています。その他にもシフ、塩川悠子、ペレーニ、今井信子の名手4人によるピアノ四重奏曲や、名門タカーチ四重奏団、ウィーン弦楽六重奏団らのヨーロッパの室内楽の伝統にしっかりと裏打ちされた充実した演奏も収録されています。またワークショップの風景やドキュメンタリー映像も収録され、見ごたえのある充実の内容となっております。 収録情報 曲目・内容 クラシック・アーカイヴ〜『ブラームス : 室内楽曲全集』 【ソナタ】 ・ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」 ・ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 ・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100 イツァーク・パールマン (ヴァイオリン) ダニエル・バレンボイム (ピアノ) 収録 : 1991年 ・ヴァイオリン・ソナタ「F.A.E.ソナタ」WoO2 ダヴィッド・オイストラフ (ヴァイオリン) フリーダ・バウアー (ピアノ) 収録 : 1962年 ・チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38 ・チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99 ミクローシュ・ペレーニ (チェロ) ゾルタン・コチシュ (ピアノ) 収録 : 1990年 ・クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1 ・クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2 ヴェンツェル・フックス (クラリネット) エレーナ・バシュキロワ (ピアノ) 収録 : 1996年 【三重奏】 ・ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8 ・ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87 ・ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101 エレーナ・バシュキロワ (ピアノ) マキシム・ヴェンゲーロフ (ヴァイオリン) ボリス・ペルガメンシコフ (チェロ) 収録 : 1989年 ・クラリネット三重奏曲イ短調Op.114 ヴェンツェル・フックス (クラリネット) エレーナ・バシュキロワ (ピアノ) ディートマール・シュワールケ (チェロ) 収録 : 1996年 ・ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40 イツァーク・パールマン (ヴァイオリン) ダニエル・バレンボイム (ピアノ) デイル・クレヴェンジャー (ホルン) 収録 : 1991年 【四重奏】 ・ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25 アンドラーシュ・シフ (ピアノ) 塩川悠子 (ヴァイオリン) ミクローシュ・ペレーニ (チェロ) 今井信子 (ヴィオラ) 収録 : 1993年 ・ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26 エマニュエル・アックス (ピアノ) アイザック・スターン (ヴァイオリン) ヨーヨ・マ (チェロ) ハイメ・ラレード (ヴィオラ) ・ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60 アンドラーシュ・シフ (ピアノ) 塩川悠子 (ヴァイオリン) ミクローシュ・ペレーニ (チェロ) 今井信子 (ヴィオラ) 収録 : 1993年 ・弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1 ・弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2 ・弦楽四重奏曲第3番変ロ短調Op.67 ケラー四重奏団 収録 : 1994年 【五重奏】+ボーナス ・ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34 ゾルタン・コチシュ (ピアノ) タカーチ四重奏団 収録 : 1992年 ボーナス : ・ハイドンの主題による変奏曲Op.56b ・2台ピアノのためのソナタOp.34b アンソニー&ヨセフ・パラトーレ (ピアノ) 収録 : 1989年 ・弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88 ・弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111 今井信子 (ヴィオラ) タカーチ四重奏団 収録 : 1997年 ・ワークショップ「弦楽五重奏曲/タカーチ四重奏団 今井信子」 制作 : 1997年 字幕 : 独、英 ・クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115 ベルリン・ゾリステン 収録 : 1989年 【六重奏】+ボーナス ・弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18 ・弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36 ウィーン弦楽六重奏団 収録 : 1996年 ボーナス : ・ドキュメンタリー「Waren nicht die Frauen ・・・」 制作 : 1996年 言語 : 独、英
ロトのドビュッシーがSACDで登場! ■ロトとレ・シエクルによるドビュッシーの《海》がSACDシングルレイヤーで登場します! ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリース。限定生産となります。■《海》が初演されたのは1905年10月。その時の響きを再現すべく、弦楽器はガット弦、金管は細管、木管やハープは当時のフランス製、パリ音楽院直伝の奏法を遵守しています。ヴィブラートとトレモロに終始するようなこの作品で、ヴィブラートが極力抑えられているため、聴感上の印象は雅楽のようでさえあります。《管弦楽組曲 第1番》はドビュッシーの学生時代の作品で、長く失われたとされてきましたが、草稿が発見されたもの。スコアが失われていた「夢」とその他不完全な部分を、現代フランスの作曲家フィリップ・マヌリが補筆完成させました。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー:・管弦楽組曲第1番(ドビュッシーによる管弦楽版/フィリップ・マヌリによる補筆完成版(第3楽章「夢」ほか)) ・海〜3つの交響的スケッチ アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル(管弦楽/ピリオド楽器使用) レコーディング ライヴ録音: 2012年2月2日/シテ・ド・ラ・ミュジーク(管弦楽組曲第1番)、2012年4月13日/聖チェチーリア音楽院(ローマ)(海)
酒井淳、マレのヴィオール曲集録音プロジェクト第1弾穏やかにして濃密な音楽 ★フランス・バロックの最も重要な人物、マラン・マレ。自身ヴィオラ・ダ・ガンバのヴィルトゥオーゾであり、作曲家、教師でもあった彼は、1686年から1723年にかけて生涯に5巻のヴィオール作品集を出版しました。宮廷の華やかさとはちがった、静かで内省的な雰囲気の作品が多く、演奏者のテクニックだけでなく、間の取り方や装飾など、あらゆるところに高度なセンスが要求されます。ヴィオール奏者として近年ますます充実を見せている酒井淳が、このマレのヴィオール曲集の録音に取り組み始めました。第1弾となる本CDでは、マレの曲集の第1巻を収録。ヴィオラ・ダ・ガンバは、弓の毛に直接触れながら弦を奏でるため、自分の体の中で感じ、表現したいことが、繊細にしてひとつのごまかしもきかない形で音となって表れてくる、と語る酒井淳。酒井の音楽への真摯な姿勢、人間性、すべてが美しい結晶となって鳴り響いています。ルセ、マリオン・マルティノーとの、穏やかにして濃密なアンサンブルも魅力です。 収録情報 曲目・内容 ・ヴィオールと通奏低音のための組曲 ニ短調・メリトン氏のトンボー ト短調・ヴィオールと通奏低音のための組曲 ト短調・2本のヴィオールと通奏低音のための組曲 ト長調・2本のヴィオールと通奏低音のための組曲 ニ短調・ヴィオールと通奏低音のための組曲 イ長調・ヴィオールと通奏低音のための組曲 ニ長調 アーティスト(演奏・出演) 酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ/2016年ユディト・クラフト製(ギョーム・バルベイ、1687年製(パリ)モデル)マリオン・マルティノー(ヴィオラ・ダ・ガンバ/2008年ユディト・クラフト製(ミシェル・コリション、1693年製(パリ)モデル)クリストフ・ルセ(チェンバロ/ニコラ・デュモン、1704年製) レコーディング 録音:2020年11月23-27日
チェロとピアノの対等で深遠な世界。 ワイラースタインがバルナタンとベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集を録音! ★チェロ界の女王ワイラースタインが厚い信頼を寄せるバルナタンとベートーヴェンのチェロ・ソナタを全曲録音しました!5つのチェロ・ソナタは、ベートーヴェンの作品のなかでも最も魅力的かつ叙情的な音楽であり、ベートーヴェンの芸術的成長をたどることができる作品です。 ★ベートーヴェンの友人グライヒェンシュタイン男爵献呈された第3番は、音楽史上初めてチェロとピアノが完全に対等な関係で書かれたいわばチェロ・ソナタの分岐点といえる作品。以後のチェロ・ソナタにも大きな影響を与えた傑作です。現代最高峰の二人が奏でる注目の新録音です! ★「イノン・バルナタンとは2008年に初共演し、素晴らしい音楽的パートナーシップを築いてきました。以来、チェロとピアノのためのデュオ作品のほぼすべてのレパートリーを世界中で演奏していく中で、私たちは親しい友人にもなりました。2020年私たちはベートーヴェン・イヤーにチェロ・ソナタ全曲を録音することに決めました。コロナ禍の中、サンディエゴの美しいコンラッド・プレビーズ舞台芸術センターで、1週間にわたりベートーヴェンの音楽に没頭することができ ました。困難な時代に完成したこの録音ができたことに喜びを感じております。」(アリサ・ワイラースタイン) 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 [CD1] ・チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1(1796) ・チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2(1796) [CD2] ・チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69(1807-08) ・チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1(1815) ・チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2(1815) アーティスト(演奏・出演) アリサ・ワイラースタイン(チェロ)イノン・バルナタン(ピアノ) レコーディング セッション録音:2020年10月/コンラッド・プレビーズ舞台芸術センター(カリフォルニア)
うれしい復活! フェドセーエフの『スペードの女王』! ★2002年にReliefレーベルから発売されたものの流通が途絶えていた、フェドセーエフの『スペードの女王』ライヴ録音が嬉しい再発売!今やオペラ解釈においても第一人者と目されるフェドセーエフの残した聴き応えある名盤です。これはドミトリー・ホロストフスキー(1962-2017)が27歳でモスクワ・デビューを飾った公演でもあり、エレツキー公爵は後のキャリアにおいて極めて重要な位置を占めるものとなりました。伯爵夫人を初めて演じたイリーナ・アルヒーポワ(1925-2010)や、長年ロシアのオペラ界に君臨したアレクサンドル・ヴェデルニコフ(1927-2018)等々、共演者も素晴らしい顔ぶれ。★オペラ全曲録音に加えて、ボーナス音源としてロシアの名女優アーラ・デミドワによる『スペードの女王』原作の朗読も。 収録情報 曲目・内容 1. 『スペードの女王』全3幕2. 【ボーナス】チャイコフスキーのオペラに合わせて朗読されるプーシキン『スペードの女王』抜粋(朗読:アーラ・デミドワ) アーティスト(演奏・出演) ヴィターリ・タラシチェンコ(テノール;ゲルマン)グリゴリー・グリチュク(バリトン;トムスキー伯爵)ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン;エレツキー公爵)アレクサンドル・ディアチェンコ(テノール;チェカリンスキー)アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス;スリン)ウラディーミル・グリシュコ(テノール;チャプリツキー)オレグ・クレノフ(バリトン;ナルモフ)イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ;伯爵夫人)ナターリャ・タツコー(ソプラノ;リーザ)ニーナ・ロマノヴァ(コントラルト;ポリーナ)タチアナ・クズミノヴァ(メゾソプラノ;女家庭教師)リディア・チェルニク(ソプラノ;マーシャ)ユルロフ記念国立アカデミー・ロシア共和国合唱団ヴェスナ児童合唱団モスクワ放送交響楽団ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮) レコーディング ライヴ録音: [track-1] 1989年12月25日/モスクワ音楽院大ホール [track-2] 1999年5月24日/モスクワ音楽院大ホール(プーシキン生誕200年記念コンサート)
収録情報 曲目・内容 アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲全集 CD1/BD1 交響曲第1番ハ短調(1865/66リンツ版) 49’18 小澤征爾(指揮) 録音:2009年1月29-31日 ●ベルリン・フィルは、この小澤征爾との演奏に至るまで、四半世紀この作品を演奏していませんでした。ブルックナーはこの交響曲を「小生意気な娘」と呼んでいたとも言われています。彼は当時40代前半で交響曲の作曲に着手し始めたときでしたが、すでにその響きはブルックナー独自の語法が見え隠れし、後年の大成を予見させる作品と言えるでしょう。 CD2/BD1 交響曲第2番ハ短調(第2稿1877年版) 56’38 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) 録音:2019年5月23-25日 ●第2交響曲にも初期作品ながら、すでにブルックナーの個性は横溢しています。パーヴォ・ヤルヴィの指揮によって表現されたドラマティックな緊張感と抒情的な美しさは聴きものです。 CD3/BD1 交響曲第3番ニ短調(1873年版初稿) 63’25 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) 録音:2017年12月8-10日 ●1873年に初稿が完成した第3交響曲。ワーグナーに献呈されたことから「ワーグナー交響曲」の愛称をもちます。しかし1874年にウィーン・フィルから初演を拒否されたことから最初の校訂作業が行われ第3稿まで存在します。ブロムシュテットは、20世紀中頃から見直されるようになった1873年初稿版を取り上げています。 CD4/BD2 交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》(1878/80年) 68’30 ベルナルド・ハイティンク(指揮) 録音:2014年3月13-15日 ●ブルックナーの交響曲の中でもっとも演奏される第4番。冒頭のホルンをはじめ、美しい旋律に溢れています。ハイティンクは、何十年にもわたりベルリン・フィルとブルックナーを指揮してきました。この録音は、1996年以来18年ぶりのベルリン・フィルとこの昨品を演奏となりました。 CD5/BD2 交響曲第5番変ロ長調 74’42 ベルナルド・ハイティンク(指揮) 録音:2011年3月10-12日 ●第5交響曲は、ブルックナーの生涯の中で、作曲家としても、私生活の面でも、困難な時期を象徴する楽曲です。作品は作曲家としての実力を示す精緻な対位法とブルックナー自身の深い信仰心をあらわす神聖なコラールという構成。ハイティンクは、厳格な書法と壮大なスケールをもつこの作品を、忠実に演奏しています。 CD6/BD2 交響曲第6番イ長調 54’18 マリス・ヤンソンス(指揮) 録音:2018 年1月25-27日 ●第6交響曲は、第2,3楽章のみが先に公開演奏されました。しかし部分初演の成功があったのにもかかわらず、全曲初演されたのはブルックナーの死後でした。ベルリン・フィルと幾多の共演経験のあるマリス・ヤンソンスですが、意外にもこの公演がベルリン・フィルとともにブルックナーを演奏した初の公演でした。オケとの呼吸もぴったりで、円熟味たっぷりの深い表現の演奏に魅了されます。 CD7/BD3 交響曲第7番ホ長調(1885 年版) 70’32 クリスティアン・ティーレマン(指揮) 録音:2016年12月15-17日 ●1884年12月にライプツィヒで初演されたこの第7番。初演は大成功をおさめ、この成功がブルックナーにさらなる作曲家として名声をもたらすこととなります。美しい旋律と色彩豊かなオーケストレーションにより、現代でも演奏機会の多い作品です。ティーレマンはこれまでに第4番、第8番とベルリン・フィルと演奏してきましたが、この第7番は高い集中力と圧倒的な完成度でベルリンの聴衆を沸かせました。 CD8/BD3 交響曲第8番ハ短調(1890年版) 81’14 ズービン・メータ(指揮) 録音:2012年3月15-17日 ●来日公演でも披露される予定のメータ指揮による第8交響曲。1892年12月にハンス・リヒター指揮ウィーン・フィルによって初演され大成功を収めました。ブルックナーが完成させた最後の交響曲であり、最高傑作と評価の高い交響曲。曲の長さ、多彩な展開、圧倒的なクライマックスとあらゆる意味でこれまでの作品を上回っています。ブルックナーの強烈な個性が作品に溢れんばかりのエネルギーを与えています。メータもこの大作でも円熟の名演奏を聴かせてくれます。 CD9/BD3 交響曲第9番ニ短調 (サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカによる4楽章完成版/1985-2008年・2010年改訂) 77’09 サー・サイモン・ラトル(指揮) 録音:2018年5月26日 ●未完の大作、第9交響曲。終楽章が未完のまま1896年に作曲者は亡くなっています。第3楽章までの演奏も多くありますが、ラトルはここで、1983年から2010年にかけて完成した補筆版を使用した4楽章版を演奏しています。サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカという4人の作曲家と音楽学者による非常に複雑な工程を経て完成した当版に、ラトルも大いに満足し、2011年、2012年にベルリン・フィルと取り上げ大きな話題となりました。そしてラトル最後のシーズンで再演を希望し、ここに録音されました。 アーティスト(演奏・出演) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 小澤征爾(指揮:第1番) パーヴォ・ヤルヴィ(指揮:第2番) ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮:第3番) ベルナルド・ハイティンク(指揮:第4,5番) マリス・ヤンソンス(指揮:第6番) クリスティアン・ティーレマン(指揮:第7番) ズービン・メータ(指揮:第8番) サー・サイモン・ラトル(指揮:第9番) レコーディング 録音:2009〜2019年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) CD1〜 9:交響曲第1〜9番 Blu-ray Disc Audio1:交響曲第1〜9番(2.0PCM Stereo,24bit/48kHz // 5.1DTS-HD MA,24bit/48kHz) Blu-ray Disc Video1〜3:交響曲第1〜9番( 画面:Full HD 1080/60i,16:9 // 音声:2.0 PCM Stereo,5.1 DTS-HD MA // リージョン:All // 総収録時間:639分) インタビュー:各指揮者が語るブルックナー交響曲について(37分) 【デジタルバウチャー】 ・ハイレゾ・ダウンロード・コード[24bit/48kHz] ・デジタル・コンサートホール7日間無料視聴商品番号 KKC-9507 "来日記念盤 ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー 現代の8人のブルックナー指揮者たちによる交響曲全集" アントン・ブルックナー:交響曲全集/ ベルリン・フィル ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団小澤征爾パーヴォ・ヤルヴィブロムシュテットハイティンクヤンソンスティーレマンメータラトル Anton Bruckner :Symphonies No.1-9 / Berliner Philharmoniker 9CD+4Blu-ray 国内仕様 日本語帯・解説付 発売日:2019年11月20日 レーベル:BERLINER PHILHARMONIKER 現代の8人のブルックナー指揮者たちによる交響曲全集 ★ベルリン・フィル・レコーディングスより2019年秋の来日公演にあわせて大注目盤がリリースされます。2009年から2019年にかけて、ベルリン・フィルで演奏されたブルックナーの交響曲9曲を、8人の巨匠指揮者によって演奏された全集が発売されます。ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー。これまで数々の名録音が世に出ていますが、現代の8人のブルックナー指揮者たちがそれぞれの解釈を聴かせます。豪華なのは指揮者だけではなく、CD9枚、そして全9曲のライヴ映像を収めたブルーレイディスク3枚、さらにハイレゾの音声を収録したブルーレイディスク1枚とハイレゾ音源をダウンロードできるコードと、デジタル・コンサート・ホールの7日間無料視聴チケットが含まれています。 ◆レコード芸術 2020年1月号 特選盤 関連商品リンク KKC-9612
日本語解説書付 歴史あるオリジナル楽器アンサンブル、カペラ・サヴァリアが テレマンの二重&三重協奏曲を録音! ★ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。HUNGAROTONレーベルより積極的なリリースが続いておりますが当アルバムではテレマンを取り上げました。多作で知られるテレマン。ここでは2つまたは3つの独奏楽器のための協奏曲を録音しました。テレマンは複数の楽器を独奏させることで聴衆を楽しませる創意工夫をしており、ここに聴く協奏曲でもそれぞれの独奏楽器の個性が光ります。 ★当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体。これまでに数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなどその高水準の演奏には定評があります。カッロー率いる当団は極めて端正で硬派な演奏スタイルが特徴で溶け合うようなアンサンブルが魅力です。 収録情報 曲目・内容 テレマン: 1. リコーダーとフルートのための協奏曲 ホ短調 TWV 52:e1 2. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 TWV 52:C2 3. 2つのヴィオラのための協奏曲 ト長調 TWV 52:G3 4. フルートとヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調 TWV 52:e3 5. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 52:G2「ダルムシュタット・コンチェルト」 6. 3つのヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 TWV 53:F1 アーティスト(演奏・出演) ジョルト・カッロー (指揮、 (2,4,5,6) ヴァイオリン、 (3) ヴィオラ) ラースロー・パウリク ( (2,5,6) ヴァイオリン) ダーニエル・パップ ( (6) ヴァイオリン) ガーボル・ラーツ ( (3) ヴィオラ) ガーボル・プレホファー ( (1) リコーダー) アンドレア・ベルタラン ( (1,4) フルート) カペラ・サヴァリア (オリジナル楽器使用 a'=415Hz) セッション レコーディング 録音:2020年8月20-22日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ (ハンガリー)
全宇宙的な表現力! シューリヒトはスイス・ロマンドにブルックナー演奏の奥義を伝授した! ★アンセルメ=スイス・ロマンドとの深い結びつき1944年、アンセルメの求めに応じて、スイス・ロマンド管弦楽団(OSR)に客演したカール・シューリヒト(1880-1967)。健康状態に不安を抱えていたシューリヒトはアンセルメの勧めもありそのままジュネーヴにとどまり、終戦後もスイスでアンセルメの協力の下、活動を再開するようになります。デッカへのレコーディングはアンセルメの推薦によるものでした。48年にスイス・ロマンド管弦楽団の客演指揮者に迎えられたシューリヒトは、53年にジュネーヴではじめてブルックナーの作品(9番)を採りあげ、57年に7番のアダージョを、4年後の61年にこの7番の全曲を演奏するに至りました。「スイス・ロマンド圏におけるブルックナーの大使でもあったシューリヒトは、戦後唯一のブルックナー交響曲演奏の先駆者といってもいいだろう。友であったシューリヒトの後を追ってヴォー州に住むようになったフルトヴェングラーでさえも、1947年から1954年のあいだに、ジュネーヴやローザンヌでブルックナーの交響曲を採りあげることはなかった」(ミシェル・シュヴィ/扇田慎平、塚谷由理子、佐藤正樹・共訳 『大指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術』アルファベータ刊)「(1953年の演奏会を評して『ラ・マンディエ』紙にヘルマン・ラングは)このマエストロは、この作曲家の全宇宙的な表現力の演奏に必要な情熱の集中と信念を、一から十まですべてオーケストラの楽団員に伝授した。(中略)ブルックナーの威光を現代に蘇らせ、このような成功を収めることができたのは、何よりも比類なき指揮者であるカール・シューリヒトの力によるものである」(同上)★アンセルメに鍛えられたスイス・ロマンドにブルックナーの奥義を伝授!その繰り出すサウンドは"シルクの肌ざわり"と称された弦、クリスタルの輝きで清らかさ漂う木管、咆哮力も著しい金管と、この上なく魅力的。そしてなによりも老シューリヒトの晩年であることを感じさせない情熱と集中力、その深遠で全宇宙的な表現力に圧倒されます!★待望!ブルックナー7番の新発掘録音。ブルックナーはシューリヒトの定番レパートリー。8,9番はVPOとのEMI録音が有名ですが、7番はハーグ・フィルとの64年録音(コンサートホール、いまCo)しか有名なものがありませんでした。こうしたなか、アルトゥスがフランス国立との63年ライヴを発売してベストセラーに。そして、このたびの61年OSR盤、由緒ある録音だけに興味津々!★エピタグラフ(レーベル)がRSR(ラジオ・スイス・ロマンド)のアーカイヴから入手した音源。かつて発売されたRARE MOTHレーベルのCD-R盤より格段音質は良く、関口台スタジオでの最新リマスタリングで、音はさらにしっかりと復元できています。しかも今回は高音質CDの決定版であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますので、お早めにお求め下さい。 収録情報 曲目・内容 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ハース版) アーティスト(演奏・出演) カール・シューリヒト(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団 レコーディング 録音:1961年1月25日 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ(ライヴ)Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
これは驚きの貴重音源! 巨匠フレイレによる ’86年のサン=サーンスの協奏曲のライヴと 20代にドイツで収録した グリーグ&リストの放送音源が初CD化!!! ★ブラジルが生んだ巨匠ネルソン・フレイレ、初CD化音源の登場です。1944年、ブラジル、ボア・エスペランサ生まれのフレイレは4歳のときにリサイタルを開いたという鬼才。神童として注目され自国ではニゼ・オビーノとルシア・ブランコに師事しました。1957年リオデジャネイロの国際コンクールで優勝し、その後ウィーンにて研鑽を積み、1964年にはリスボンでヴィアンナ・ダ・モッタ賞を、ロンドンではディヌ・リパッティ・メダルを受けるなど、10代にして国際的にその名が知られ、以後半世紀たった現在も世界屈指のピアニストとして第一線で活躍しております。★フレイレが最も得意とする作曲家サン=サーンス。1986年にアダム・フィッシャー指揮、ベルリン放送交響楽団と共演したサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番は、フレイレの圧倒的なテクニックに裏付けされたスケールの大きな演奏を聴くことができます。ピアノ独奏で始まる第1楽章では力強くも切ない旋律を感情をこめて演奏。第2楽章では歯切れの良いピアノとオーケストラが見事に対話。第3楽章のプレストでは、フレイレの卓越した技術を十分に堪能できる圧巻の演奏です!★グリーグとリストのピアノ作品は1966年6月にベルリンのラジオ・デビューとなった記念すべき放送用録音です。当時22歳だったフレイレですが、すでに独自のスタイルを確立しており、艶やかで表情豊かな演奏は聴き手を虜にします。ことに細かく速いパッセージでは驚くべき技巧の持ち主であることを再認識させられます。auditeレーベルが誇る1st Mater Releaseシリーズから最上の形でリリースされます。 収録情報 曲目・内容 1-3. サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22( I .11'12"+ II .5'42"+ III .6'12"=23'06")4-8. グリーグ:抒情小曲集より【「孤独なさすらい人」第3集第2曲 Op.43-2(1'42")/「小鳥」第3集第4曲 Op.43-4(1'37")/「民謡」第1集第5曲 Op.12-5(1'28")/「ノルウェーの旋律」第1集第6曲 Op.12-6(0'54")/「羊飼いの少年」第5集第1曲 Op.54-1(3'58")】9. リスト:ハンガリー狂詩曲第5番 ホ短調「悲しい英雄物語」S.244-5(8'23")10. リスト:ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調「前奏曲」 S.244-10(5'32")11. リスト:ポロネーズ第2番 ホ長調 S.223(8'28") アーティスト(演奏・出演) ネルソン・フレイレ(ピアノ)[track1-3] アダム・フィッシャー(指揮)ベルリン放送交響楽団 レコーディング 録音:[track1-3] 1986年3月16日/ベルリン放送局本館【Haus des Rundfunks RBB】(ライヴ/ステレオ)[track4-11] 1966年6月2日/ジーメンスヴィラ(ベルリン)(セッション/モノラル)
ある時代に思いを馳せながら、 様々な編成の中心で歌う古楽器チェロ ★ベートーヴェンの交響曲第9番初演を始め、多くの出来事があった「1824年」という年に光を当て、チェロに特別な役割を与えた4人の作曲家の素晴らしい音楽を集めたアルバム。古楽器による質の高い演奏で当時の空気感がよみがえります。とても魅力的なギター伴奏版「アルペジョーネ」など、チェロを中心とした様々な編成が楽しめる1枚。 ★クリストフ・ダンゲルは、バーゼル室内管弦楽団の首席奏者としてアントニーニ指揮のハイドン全集録音プロジェクトに参加しているほか、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、アニマ・エテルナ、シャンゼリゼ管弦楽団などでも活躍する古楽器チェロの名手。Harmoniamundiレーベルから発売されているジャン=ギアン・ケラスが弾いたヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集では通奏低音チェロを担当しています。 収録情報 曲目・内容 1824年〜チェロとギターのための作品集 ロッシーニ(1792-1868):チェロとコントラバスのための二重奏曲ニ長調 フンメル(1778-1837):チェロとピアノのためのソナタイ長調 Op.104 ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):三重奏曲第1番ホ短調(チェロ、ヴィオラ、コントラバス) シューベルト(1797-1828):アルペジョーネ・ソナタイ短調(チェロとギター版) アーティスト(演奏・出演) クリストフ・ダンゲル(チェロ;Bernardus Stoss製、ウィーン、1815年) エルス・ビーセマンス(フォルテピアノ) カティヤ・ポラン(ヴィオラ) ステファン・プライヤー(コントラバス) ステファン・シュミット(ギター) レコーディング 録音:2019-2020年
ロトの《運命》がSACDで登場! ★ロトとレ・シエクルによるベートーヴェンの《運命》がSACDシングルレイヤーで登場します! ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリース。限定生産となります。■《運命》は、基本的にロトらしい推進力に満ちた早目のテンポによります。歯切れの良いリズム、聴いたことのないような弦のフレージング、明るく輝かしい音色など、まさにロトとレ・シエクルにしかできない演奏を繰り広げ充実感の極み。カップリングは《ガヴォット》で有名なゴセック(1734-1829)の17声の交響曲。ゴセックはシンフォニストとして非常な人気を誇り、また当時フランスの管楽器奏者の水準が高く、それが作品に反映されているため、ベートーヴェンは多くのことを学び作品に応用したとされます。このたびのSACD化により、高音の伸びがより豊かになっており、実際に演奏会場のベスト・ポジションで聴いているような印象になっています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第5番 ハ短調 op.67 《運命》 ゴセック(1734-1829):17声の交響曲 ヘ長調 RH64 アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル(管弦楽/ピリオド楽器使用) レコーディング 録音:2017年3月/フィルハーモニー・ド・パリ(ベートーヴェン)、2020年2月/ブローニュ=ビヤンクール、ラ・セーヌ(ゴセック)
★SACDハイブリッド盤。鬼才イリア・グリンゴルツがロカテッリの《ヴァイオリンの技法》から3曲を録音!1733年に出版されたピエトロ・ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための《ヴァイオリンの技法》Op.3は12曲のヴァイオリン協奏曲と24のカプリッチョ(随意)による各3楽章構成の作品。のちのパガニーニの24の奇想曲の先駆をなし、その美しい旋律と独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が最大の魅力です。 ★注目はなんといってもグリンゴルツの圧倒的な技巧で聴くカプリッチョ。第11番 イ長調の第3楽章ではなんと第17ポジションまで到達する驚きの高音部まで演奏。確固たる技術を武器にグリンゴルツは流麗に奏でます。フィンランド・バロック管弦楽団との対話も実に見事でアンサンブルを楽しみながら優美に演奏しております。 ★イリア・グリンゴルツは弱冠16歳のときにパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して一躍世界的に有名になりました。その後、パガニーニの協奏曲第1番でCDデビュー(BIS 999)し注目を集め、以後バロックから現代まで幅広いレパートリーを、BISレーベルをはじめとする様々なレーベルから積極的なリリースを続けているヴァイオリニストです。当録音では1770年ごろに制作されたフェルディナンド・ガリアーノの名器を使用。温もり感じる艶やかな音色が魅力です。 【曲目・内容】 ロカテッリ(1695-1764):《ヴァイオリンの技法》Op.3より 1.ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-9 2.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-11 3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-12 【アーティスト(演奏・出演)】 イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン&指揮) [ヴァイオリン:フェルディナンド・ガリアーノ(1770年頃制作)、弓:ルイス・エミリオ・ロドリゲス制作)] ガット弦使用(A'=430Hz) フィンランド・バロック管弦楽団 【レコーディング】 セッション録音:2019年1月/ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)
イタリア・バロックの激辛刺激的音楽 ★17世紀イタリアは唐辛子の一大消費地でしたが、同時に名人芸爆発するバロック音楽の発祥の地でもありました。プラッティ、ヴィヴァルディ、ジェミニアーニの協奏曲はその代表と申せましょう。それらはドイツにも影響し、ここに収められたようなテレマンの作品が生まれました。★1987年創立のフライブルク・バロック・オーケストラが音楽監督ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの指揮でこれらスリリングなヒリヒリする作品から耳で辛みを感じる演奏を繰り広げています。 収録情報 曲目・内容 1. テレマン:2つのホルンのための協奏曲TWV52:D22. プラッティ:オーボエ協奏曲ト短調3. ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲変ホ長調RV4834. ジェミニアーニ:コレッリによる合奏協奏曲ニ短調「ラ・フォリア」5. テレマン:交響曲ト長調「コオロギ」TWV50:1 アーティスト(演奏・出演) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)フライブルク・バロック・オーケストラヘイス・ラシュール&リカルド・ロドリゲス(ホルン)[track-1]アン=カトリン・ブリュッゲマン(オーボエ)[track-2]ハビエル・サフラ(ファゴット)[track-3] レコーディング 録音:2020年10月26-28日/フライブルク・アンサンブルハウス
天才ギタリスト、シベがコロナ禍の今届けたい思い。スペインとフランスの作品を組み合わせた、情熱と安らぎを与えてくれる注目盤。 ★幅広いレパートリーを誇る天才ギタリスト、ショーン・シベがPENTATONE レーベル初登場。「巡礼」と題されたアルバムをリリースいたします!イギリス人と日本人の両親のもと、1992 年に生まれたシベはスコットランド王立音楽院で学び、その後イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事。その後の活躍は目覚ましく2017年のロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞で「ヤング・アーティスト賞」を受賞しています。★新型コロナウィルス感染拡大により、生活が一変してしまった2020 年。シベもまた様々な思いを持ちながら自問自答の日々が続きました。その状況下で“今”だからこそ聴衆に届けたいと思いから当アルバムを制作することを決意。その内容はファリャ、ホセ、モンポウ、サティ、ラヴェル、プーランクというスペインとフランスの作品を組み合わせており、シベにとって“孤独”の時間に深い慰めを与えてくれた作品で構成しております。★ここに収録したスペイン人作曲家といえば、情熱的かつもの悲しさを兼ね備えた魅惑的な作品を数多く残しておりますが、シベはこのパンデミックとい厳しい時代においても、悲しいノスタルジアではなく、未来への希望や喜びを表現したいという思いで演奏しました。卓越した技術と感性豊かな演奏は聴き手に安らぎを与えてくれます。 収録情報 曲目・内容 「巡礼」1. ファリャ:粉屋の踊り〜『三角帽子』より2. ホセ:悲しみのパヴァーヌ〜ギター・ソナタより第3楽章3. モンポウ:歌と踊り第10番(モンポウ自身によるギター編)4. サティ:ジムノペディ第1番5. サティ:グノシエンヌ第1番6. サティ:グノシエンヌ第3番7. モンポウ:歌と踊り第6番8. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ9. ファリャ:クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌10. モンポウ:コンポステラ組曲11. プーランク:サラバンド アーティスト(演奏・出演) ショーン・シベ(ギター/マイケル・ジー2020年製作) レコーディング セッション録音:2020年8月&11月/クライトン・カレッジ教会、ミドロシアン(スコットランド)エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケットレコーディング・プロデューサー:マシュー・スワンレコーディング・エンジニア:デイヴ・ローウェル
バッハの元で修行した フリードリヒ・クリスティアン・モールハイムの グダンスク時代の作品 ★独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第10弾。今回取り上げる作曲家は、フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム。1719年4月26日にノイマルクの教師兼カントールの息子として生まれ、父より音楽を学ぶ。1733年わずか14歳でライプツィヒのJ.S.バッハの元を訪ね、聖トーマス音楽院で3年間学ぶ。モールハイムは、楽譜の複写作業を手伝って、バッハ家での下宿代を補填していました。クリスマス・オラトリオBWV248の一部やカンタータ第82番 「われ 足れり」 BWV 82、カンタータ 第97番「わがすべての行いに」 BWV 97、カンタータ第21番「われは憂いに沈みぬ」BWV 21、カンタータ第213番「岐路のヘラクレスわれらにまかせて見張りをさせよ」BWV213などに彼の筆跡が残されています。最も重要な仕事としては、1736年にライプツィヒで初演されたマタイ受難曲の完璧な複写です。バッハの元での勉強を終えた後1738年イェーナの大学で法学を学び、その後ハレ大学で1年半ほど学ぶ。この時期に14曲のオルガン作品を残しています。ギャラント様式で書かれ、均整の取れた才気あふれる作品です。モールハイムは1747年頃からグダンスクで演奏活動を行っています。チェンバロのリサイタルであったり、ソプラノ歌手であった妻の伴奏を行うなど夫婦で活躍していた。またモールハイムは聖マリア大聖堂での大きな行事のための作品を多く作曲し、グダンスクの市民にも大いに受け入れられました。モールハイムの作品は小編成のアンサンブルでも繊細で魅力的な響きを作り出し、ここに収録されている作品も、4人のソリストたちによる絶妙なアンサンブルで聴かせます。 収録情報 曲目・内容 バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 10 フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム (1719-1780) :カンタータとアリア 1-6. 主は我と共にありせば (Festo Annunciationis Mariae) (1765) PL-GD Ms. Joh. 63 7-12. 私たちには子供が生まれる (クリスマス用カンタータ/キリストの降誕) PL-GD Ms. Joh. 61 13-16. いと高き所には神に栄光あれ (キリストの降誕をたたえるカンタータ) (1749) PL-GD Ms. Joh. 65 17. 天上の娘 (教会アリア) PL-GD Ms. Joh. 66 18-19. 選ばれた群れは (Festo Michaelis) PL-GD Ms. Joh. 173b 20-28. 主なる神は、啓示を与え (聖霊降臨) PL-GD Ms. Joh. 173a アーティスト(演奏・出演) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル ゴルトベルク・ヴォーカル・アンサンブル アンドレイ・シャデイコ (指揮) シーリ・カロリーン・ソーンヒル (ソプラノ) フランツィスカ・ゴットヴァルト (アルト) ヴァージル・ハルティンガー (テノール) ステファン・マクラウド (バス) レコーディング 録音:2021年10月6-8日、トリニティ教会、グダニスク