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待ちに待ったクレーメルによるヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲、最高の共演で登場! ★ヴァインベルク作品の開拓と普及に情熱を注ぐギドン・クレーメルの真打ち、ヴァイオリン協奏曲のディスクが登場します。2017年9月の読売日本交響楽団との日本初演を含め、各国のオーケストラと数多く演奏してきましたが、ダニエレ・ガッティ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と2020年2月に行ったコンサートのライヴが商品化されました。2019年12月に生誕100周年を迎えたヴァインベルクを祝うゲヴァントハウスのシリーズの一環として行なわれたコンサートで、クレーメルにとっても特別なものでした。★アルバムに収録された2篇はともに1959年作曲で、レオニード・コーガンが(ソナタは妻エリザヴェータと)初演しています。ヴァイオリン協奏曲はハープやチェレスタを含む大編成ですが、オーケストラとの掛け合いは少なく、終始技巧的なパッセージを弾き続ける大作。73歳のクレーメルは、かつてのような鋭さよりもじっくりと伝えていくような語り口で進め、浄化されたpppの終止は神々しいほどです。この思い入れの強さは情念のようで、聴く者の心を掴みます。★2つのヴァイオリンのためのソナタは、ヴァインベルク自身の楽器であるピアノの助けを借りず、容赦ないスタミナを要求される難曲。ヴァイオリン協奏曲と似た雰囲気を持ち、アクの強さとユダヤ的風味はとても魅力的です。★共演のマダラ・ペーテルソネはクレーメルと同郷のラトビア出身。2013年よりクレメラータ・バルティカに加わり、現在コンサートミストレスを務めるクレーメルの信任厚い若手です。 収録情報 曲目・内容 ヴァインベルク:1. ヴァイオリン協奏曲Op.672. 2つのヴァイオリンのためのソナタOp.69 アーティスト(演奏・出演) ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)ダニエレ・ガッティ(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団マダラ・ペーテルソネ(ヴァイオリン)2. レコーディング 録音:[track-1] 2020年2月/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス[track-2] 2019年12月/パリャシアス・ドヴァラス(リトアニア)(ともにライヴ)
F.P.ツィンマーマンがフルシャ率いるバンベルク響と ストラヴィンスキー、マルティヌー、バルトークを録音! ★SACDハイブリッド盤。1965年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。BISレーベルより積極的な録音が続いておりますが、当アルバムではヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団との共演でストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲、バルトークの2つの狂詩曲、マルティヌーの協奏的組曲を収録しました。これらの作品を書いたときにはそれぞれ国際的な地位を確立していたこの3人の作曲家は、政治的混乱と文化的変遷期においても東欧のアイデンティティを捨てずに西側で活躍。ストラヴィンスキーは協奏曲で近代的なヴァイオリン技法の可能性を試し、マルティヌーは協奏組曲で祖国ボヘミアの響きとフランスの新古典主義の色彩を融合させ、バルトークは狂詩曲でハンガリーとルーマニアの民族音楽を取り入れました。 ★現代のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの必須レパートリーとなったストラヴィンスキーの協奏曲。ツィンマーマンは1990年にジャンルイジ・ジェルメッティ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団と収録して以来、30年の時を経ての再録です。この作品のヴァイオリン・パートは献呈されたサミュエル・ドゥシュキン (1891-1976) 協力のもと作曲されました。超絶技巧を要し、ストラヴィンスキー独特の変拍子や、あっと驚く奏法など、ヴァイオリンの甘美さとは真逆の世界を展開。終楽章「カプリッチョ」では連続スピッカート、フラジョレット、ピツィカートなど様々な奏法で奏でられます。ツィンマーマンの現在の充実ぶりがあらわれた、同楽曲の新名盤登場です! ★演奏の素晴らしさはもちろんのこと、楽器にも注目。ヴァイオリンはツィンマーマンの愛器1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」。この楽器はかつてクライスラーが所有していた銘器でまるでビロードのような音色です。ツィンマーマンが長年ともにしてきた愛器で奏でる演奏をご堪能ください。 収録情報 曲目・内容 1. ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 (1931) 2. バルトーク:狂詩曲第1番 BB 94b (1928 rev.1929) 3. バルトーク:狂詩曲第2番 BB 96b (1928 rev. 1935) 4. マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 H 276a (第2稿版) 5. マルティヌー:瞑想曲〜ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 H 276 (初稿版) より第2楽章 アーティスト(演奏・出演) フランク・ペーター・ツィンマーマン (ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」 (1711年製) ) バンベルク交響楽団 ヤクブ・フルシャ (指揮) レコーディング 録音:(4) 2021年6月30日〜7月1日、(2,3,5) 2021年12月20〜22日、(1) 2022年9月28&29日/コンツェルトハレ・バンベルク (ヨーゼフ・カイルベルト・ザール)
ベザイデンホウト&FBOによる待望のモーツァルト協奏曲集第3弾! 音楽する喜びに満ちたジュノーム ★クリスティアン・ベザイデンホウトと FBO によるモーツァルトの協奏曲集シリーズ第3弾の登場!これまでにHMC-902147/KKC-5273 (第17番、ロンド K 386、第22番/ 2012年録音) 、HMC-902218/KKC-5664 (第11, 12, 13番/2014年) がリリースされており、その後はベートーヴェンのピアノ協奏曲や、イザベル・ファウストとのバッハのソナタ集などでも素晴らしい演奏を聴かせてくれていましたが、「モーツァルトの再来」とも称されるベザイデンホウトによる、待望のモーツァルト続編の誕生、ということになります!第9番「ジュノーム」と第18番という組み合わせは、女性に捧げられた2作、という点で共通しています。 ★1777年1月に完成された「ジュノーム」は、第1楽章の冒頭からアレグロでオーケストラが短い問いかけをし、それにピアノが応える、という斬新な幕開け。ジュノーム (Jeunehomme) として知られていますが、当時プロのピアニストとしても活躍していたルイーズ・ヴィクトワール・ジュナミ (Jenamy) (モーツァルトの大の友人の娘) に捧げられたもの。終楽章のロンドでのベザイデンホウトの小気味よい指さばきと、ベザイデンホウトが展開する世界に一糸乱れず絶妙にからんで色を添えるオーケストラのうまさは格別です。 ★第18番は、1784年9月30日、モーツァルトの二人目の子供であるカール・トーマスの誕生日に完成されました。ウィーンに定住し始めて3年目のころで、音楽家 (演奏・作曲) として認められ、生計を立てていく重要な手段として、ピアノ協奏曲を多く書いた時期でした。この1784年に完成したピアノ協奏曲は6作あるほどです (14-19番) 。さらに、『後宮』 とダ・ポンテ三部作の間の時期という、まさに神がかった時期の作品といえます。こちらも当時ピアニスト、そしてオルガン奏者、作曲家などとして活躍していたマリア・テレジア・フォン・パラディス (1759-1824) のために書かれたといわれています。第2楽章の、フィガロの結婚のバルバリーナの有名なアリアを思わせる雰囲気の前奏につづいてベザイデンホウトが奏でる歌は実に雄弁。パッセージの間の取り方や、休符に漂う豊かな香りも絶妙で、ひきつけられます。終楽章での、FBOの面々が奏でる豊かな響きに包まれる喜びもまた格別なものがあります。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト: ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」 ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456 アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ベザイデンホウト (フォルテピアノ/ヴァルター&ゾーン・ピアノ (ウィーン、1805年頃) のコピー (ポール・マクナルティ製、2008年) ) フライブルク・バロック・オーケストラ (コンサートマスター:ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ) レコーディング 録音:2021年5月、アンサンブルハウス、フライブルク
収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56 交響曲 第2番 ニ長調 Op.36(作曲者自身の編曲によるピアノ三重奏曲版) アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」) ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ジョフレド・カッパ1696年) アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/三重協奏曲:Lagrassa 1815年頃、エドウィン・ボインクのコレクションより 三重奏:クリストフ・ケルン、2014年製/1795年製アントン・ヴァルター(ウィーン)・モデル、メルニコフ・コレクション) フライブルク・バロック・オーケストラ パブロ・エラス=カサド(指揮) レコーディング 録音:2020年2&6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン 選べる「冬の福袋」 WINTER HAPPY BAG 福袋2022 対象商品 対象商品を2点選んで、3,980円チケットと合わせて購入するだけ! 商品名に【CD2点で3,980円】と記載のある商品が対象になります。 *商品名に記載がない商品は対象外です。 ★★★キャンペーン会場はこちら【3,980円福袋】 【3,980円福袋】キャンペーンチケット(クーポンページ)はこちら 【10,000円福袋】キャンペーン会場はこちら商品番号 KKC-6332 "ファウスト、ケラス、メルニコフ そしてエラス=カサド&フライブルク・バロック・オーケストラ 現代最高峰のメンバーによるベートーヴェンのトリプル・コンチェルト" ベートーヴェン:三重協奏曲/ファウスト、ケラス、メルニコフ、エラス=カサド、FBO イザベル・ファウストジャン=ギアン・ケラスアレクサンドル・メルニコフ BEETHOVEN :Triple Concerto / Isabelle Faust, Jean-Guihen Queyras,Alexander Melnikov, Freiburger Barockorchester,Pablo Heras-Casado CD 国内仕様 日本語帯・解説付 発売日:2021年3月11日 レーベル:HARMONIA MUNDI,FRANCE 現代最高峰のメンバーによるトリプル・コンチェルト ★ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズから大型新譜がリリースされます。 ★ファウスト、ケラス、メルニコフ、そして2020年度のレコード・アカデミー賞大賞受賞したエラス=カサド、フライブルク・バロック・オーケストラによるベートーヴェンの三重協奏曲。シューマンの協奏曲プロジェクトも成功させた彼らの演奏に大きな期待がかかります。 ★三重協奏曲は、弟子のルドルフ大公がピアノで知人たちと演奏するために書かれたといわれています。ですのでピアノ・パートは技巧的ではありませんが効果的に書かれ、ヴァイオリンとチェロは各々楽器の響きを生かした主題が現れ、ピアノとオーケストラが調和します。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、名盤が誕生しました。 ★そして、ベートーヴェン自身の編曲による響曲第2番のピアノ三重奏曲版。オーケストラ作品を少人数の室内楽で楽しむための編曲で、原曲とは違った魅力があります。ファウスト、ケラス、メルニコフの3人はベートーヴェンのピアノ三重奏曲集 [HMC 902125/ KKC 5385]をリリースしており、細やかな表情づけ、息ののむような美しい演奏を聴かせてくれているだけあって、お互いに自由に羽ばたいているのに、息はピタリと合っており、この版の決定版と言えるでしょう。 関連商品リンク HMM-902655 KKC-6234
第8回ショパン国際ピアノコンクール優勝者ギャリック・オールソン 24年ぶりにベートーヴェンのピアノ協奏曲を全曲録音! ★1970年第8回ショパン国際ピアノコンクールで優勝(2位:内田光子)したギャリック・オールソン(1948-)によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音がリリースされます。アメリカのワイオミング州にあるグランドティトン国立公園の麓の街ジャクソンを中心に毎年夏に行われるグランドティトン音楽祭での演奏で、同音楽祭の音楽監督を務める名指揮者ドナルド・ラニクルズ(1954-)との共演盤です。オールソンは、1998年アメリカのベリングハム・フェスティバルに出演した際にピアノ協奏曲全曲(マイケル・パーマー指揮)をライヴ録音しており、今回24年ぶりの再録音となります。ギャリック・オールソン:「60年前にベートーヴェンのピアノ協奏曲をはじめて勉強して以来、これら5曲を世界中のオーケストラと100回以上演奏してきました。今回、尊敬する音楽家ドナルド・ラニクルズ率いるスーパー・オーケストラとの共演を打診された時は、とても感激しました。ジャクソンの標高にも負けないエキサイティングな一週間の成果を存分にお楽しみください。」ドナルド・ラニクルズ:「ギャリック・オールソンは音楽界の至宝であり、私の長年の友人でもあります。今回この音楽祭に出演してくれたことを心から感謝しています。ギャリックが60年間にわたるこの作品へのたゆまぬ努力と研鑽により培われた音楽性は、我々を大いに刺激し、現在はもちろん未来の音楽愛好家への素晴らしいギフトとなりました。」[ギャリック・オールソン]1948年4月3日アメリカ・ニューヨーク州生まれ。ウェストチェスター音楽院で学んだ後、13歳でジュリアード音楽院に入学。彼の音楽的成長は、クラウディオ・アラウをはじめ、オルガ・バラビーニ、トム・リッシュマン、サッシャ・ゴルトニツキー、ロジーナ・レヴィーンやイルマ・ヴォルペなど著名な師のもとで培われた。1966年ブゾーニ国際ピアノコンクール、1968年モントリオール国際音楽コンクールで優勝後、1970年ショパン国際ピアノコンクールにおいて優勝して以来、その堂々たる演奏とゆるぎないテクニックで、世界的なピアニストとしての地位を確立してきた。1994年エーブリー・フィッシャー賞を受賞、2014年ノースウェスタン大学ビーネン音楽院よりジェーン・ギンベル・レイン賞を授与された。[ドナルド・ラニクルズ]1954年エジンバラ生まれ。エジンバラ出身。ケンブリッジとロンドンで、ホルンやピアノ、指揮を学ぶ。マンハイム、ハノーファー、フライブルクの劇場で活躍の後、サンフランシスコ・オペラの音楽監督、セントルークス管弦楽団の首席指揮者、BBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者(現在名誉指揮者)を歴任。現在、ベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督、アメリカ・ジャクソンで開かれているグランドティトン音楽祭の芸術監督、アトランタ交響楽団の首席客演指揮者の任にある。エジンバラ大学、王立スコットランド音楽演劇アカデミー、サンフランシスコ音楽院から名誉博士号を授与されている。また、2020年10月には、音楽文化への貢献を認められ、エリザベス2世から爵位を授けられた。[グランドティトン音楽祭]1962年創設。アメリカ北西部ワイオミング州西部にあるグランドティトン国立公園の麓の街でアメリカ有数の避暑地ジャクソンを中心に毎年夏に8週間にわたって開催される。1974年にはウォーク・フェスティヴァル・ホールが開館。全米屈指の音楽祭に成長し、現在はドナルド・ラニクルズが音楽監督を務めている(2026年まで)。 収録情報 曲目・内容 [Disc1](69'28)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19[Disc2](72'09)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58[Disc3](44'19)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.58『皇帝』「プロメテウスの創造物」序曲Op.43 アーティスト(演奏・出演) ギャリック・オールソン(ピアノ)サ−・ドナルド・ラニクルズ(指揮)グランド・ティトン音楽祭祝祭管弦楽団 レコーディング 録音:2022年7月5日〜9日 ウォーク・フェスティヴァル・ホール、ワイオミング州、アメリカ(グランドティトン音楽祭)
強烈なエネルギーのエキゾチックな色彩に満ちたチェロ協奏曲の系譜 ★三世代にわたるアルメニア人作曲家のチェロ協奏曲を、すべて同郷の演奏家が披露した熱い思いあふれるアルバム。ハチャトゥリヤンは第2次世界大戦後1946年の作で、辛い時代を反映してか内省的で、ヴァイオリンやピアノの協奏曲のような強烈さには欠けるものの、真摯な情熱が心を打ちます。 ★もともとハチャトゥリヤンはチェロを学んでいたこともあり、チェロの機能と効果を熟知していたため、非常に難しいテクニックが要求されます。シャウシヤンは歌心も満点で曲の魅力を再認識させてくれます。 ★ロストロポーヴィチに捧げられたババジャニヤンの協奏曲は1962年の作ですが、実際は1950年代後半に巨匠と会ったときから発想していたとされます。ハチャトゥリヤン以上にアルメニアの民族色が直接的で魅力的です。 ★同地で活動するペトロシヤンは1973年生まれ。パリで教育を受け、考古学者としても活躍しています。タイトルの「8.4」は創世記第8章4節、ノアの箱舟がアルメニアのアララト山にたどり着く場を表しています。ビザンツおよびアルメニアの典礼音楽を素材に第1楽章で大アララト山を、第2楽章は小アララト山を描いているとされます。 ★2000年以来エドゥアルド・トプチヤンが音楽監督を務めるアルメニア国立フィル。技術はもとよりアルメニア独特のリズムとエネルギーに惹きつけされます。 収録情報 曲目・内容 アルメニアのチェロ協奏曲 1. ハチャトゥリヤン:チェロ協奏曲ホ短調 2. ババジャニヤン:チェロ協奏曲 3. ペトロシヤン:チェロ協奏曲「8.4」 アーティスト(演奏・出演) アレクサンドル・シャウシヤン (チェロ) エドゥアルド・トプチヤン (指揮) アルメニア国立フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:2022年1月24-27日 (1,2) 、3月19-20日 (3) /アラム・ハチャトゥリヤン・ホール (エレヴァン、アルメニア)
日本語帯・解説付き 注目盤 世界が注目するピアニスト藤田真央 情熱大陸が密着取材した2022年ルツェルン音楽祭デビュー・ライヴが ブルーレイ&DVDで待望のリリース! ★今、飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト藤田真央。2022年ルツェルン音楽祭でのデビュー公演が遂に映像化!藤田真央にとって大きな飛躍を遂げた2022年のハイライトでもあったルツェルン音楽祭、そのデビュー公演とあってクラシックファンの注目を大いに集めていただけに見逃せないリリースとなります。さらに、現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団との共演とあってファン垂涎のコンサート映像です。 藤田真央とリッカルド・シャイーは2022年3月に初共演、その後すぐにシャイーのオファーにより2022年8月ルツェルン音楽祭でのコンサートが実現。ルツェルン音楽祭は、1938年トスカニーニ指揮で始まり、2003年にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を創設するなど、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇る音楽祭。藤田真央は当時23歳の若きピアニストとして巨匠指揮者シャイーから大抜擢され、見事な演奏で聴衆を魅了、音楽祭の輝かしい歴史に新たな1ページを刻み込みました。 ★演目は、2023年に生誕150年を迎えた作曲家ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。映画やドラマなどで多く使われており、クラシック音楽ファンだけではなく広く知られる名曲。ラフマニノフは、4つのピアノ協奏曲を作曲しましたが、この第2番は最も人気が高く演奏機会も多い作品です。重厚な第1楽章、甘く切ない美しい旋律が印象的な第2楽章、圧巻の盛り上がりをみせる第3楽章と聴きどころが満載。オーケストラの豊かな抒情性と重厚な響き、そして何と言っても藤田真央の自在な表現力そして煌めく音色は、ルツェルンの聴衆から熱狂的に受け入れられました。 後半は同じくラフマニノフの交響曲第2番。濃厚な響きに甘美で切ないメロディーに彩られたラフマニノフらしい楽曲で、特に第3楽章のアダージョの旋律は白眉。シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管から余すところなく豊かな表現力を引き出し見事にまとめあげています。 収録情報 曲目・内容 ルツェルン音楽祭 2022〜ラフマニノフ/藤田真央&リッカルド・シャイー ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 交響曲第2番ホ短調 Op.27 【アンコール (藤田真央) 】 バッハ (ラフマニノフ編曲) : 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より「ガヴォット」 アーティスト(演奏・出演) 藤田真央 (ピアノ) リッカルド・シャイー (指揮) ルツェルン祝祭管弦楽団 レコーディング 収録 : 2022年8月13日、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、コンサート・ホール (ルツェルン音楽祭ライヴ) 映像監督 : ウテ・フォイデル プロデューサー : ポール・スマチュニュイ
ミンナールのあざやかな快演! CHALLENGE CLASSICSベストセラーが廉価盤に ★CHALLENGE CLASSICSのベストセラー、ミンナールとフリエンドのベートーヴェンがお求めやすい価格で再発売。当レーベルから多数の録音を発表しているピアニスト、ミンナールのあざやかな快演が堪能できるセットです。神経の行き届いたタッチと落ち着き払ったテンポ感、そして明るく澄みきった音色が実に好印象。フリエンドのバックも申し分なく、目の覚めるような素晴らしいベートーヴェンがお聴き頂けます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン : ピアノ協奏曲全集 [CD1] 64:59 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 [CD2] 34:40 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 [CD3] 70:19 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』 Op.73 カデンツァ : すべてベートーヴェン作 アーティスト(演奏・出演) ハンネス・ミンナール (ピアノ) ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド (指揮) ネザーランド交響楽団 レコーディング 録音 : [CD1]2015年2月2-4日、[CD2]2016年9月23・27日、[CD3]2014年5月26-28日/オランダ、エンスヘデ、音楽センター
鈴木秀美&OLC がメユール「ストラトニース」序曲とハイドン「驚愕」大熱演!! また、佐藤俊介を迎えたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ではカデンツァにも注目! ★オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第39回定期演奏会を収めたディスクが遂にリリースされます。収録作品はメユールの歌劇「ストラトニース」序曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、そしてハイドンの交響曲第94番「驚愕」です!★エティエンヌ・ニコラ・メユール(1763-1817)は主に歌劇で活躍したフランスの作曲家。「ストラトニース」はハイドン「驚愕」と同じ1792年の作品です。★佐藤俊介を迎えてのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ではカデンツァにも注目。あのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調の初演を委ねたことでも知られるヴァイオリニスト、フェルディナンド・ダーヴィッド作のカデンツァに佐藤俊介が少し手を入れたもの演奏。佐藤俊介は自由自在なテクニックと実に雄弁な表現力で圧倒的な演奏を披露しており、同作品の新たな魅力に出会える名演です!★そして、ハイドンの「驚愕」《びっくりシンフォニー》。第2楽章で突然、太鼓を含む全合奏が鳴り響くあまりにも有名なこの作品を鈴木秀美率いるOLCが快演を聴かせてくれます! 収録情報 曲目・内容 1. メユール(1763-1817):歌劇「ストラトニース」序曲2. ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.613. ハイドン(1732-1809):交響曲第94番 ト長調 Hob.I:94「驚愕」 アーティスト(演奏・出演) 佐藤俊介(ヴァイオリン)[track-2]鈴木秀美(指揮)オーケストラ・リベラ・クラシカ レコーディング ライヴ録音:2017年6月24日/三鷹市芸術文化センター、風のホール
INA秘蔵ライヴ音源 ヴァイオリンの巨匠と織りなすふたつの名演 スターンの切れ味、シェリングの流麗さ、 そしてクリュイタンスの薫り高くも熱いひびき ★INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスし入魂のマスタリングでCD化。クリュイタンス&フランス国立放送管がスターンとシェリングを迎えた協奏曲。両巨匠の音色の違いが曲の味わいにも絶妙にマッチし、類まれな名演が生み出されています。 ★スターンのブラームスは同じ組合わせでモントルー・ライヴ(1956)が過去に出ていましたが、それとは別の初出音源。演奏の完成度はこちらが上か、驚くほど素晴らしい内容です。ソロは力強くキレがありつつも柔らかな表情とのバランスが実にみごと。オーケストラもたまらなく魅力的で、2楽章のオーボエなどため息が出るような最上級の美しさ。冴えわたる名技性と交響的構築性の完璧なる同居、大変な高まりを見せる必聴の大演奏です! ★シェリングのメンデルスゾーンもひさびさの復活。つややかな音色で美しいメロディを存分に歌い上げるソロ。それが伝播したか、オケものびのびと麗らかに歌い劇的な盛り上がり。さらに締めるところは締めるクリュイタンスの棒が音楽に大きな推進力を与え、フィナーレの痛快さたるや特筆もの!ぐいぐいと音楽に引きこまれます。 ★〈(スターンは)トップ・クラスの内容である。ジネット・ヌヴーに匹敵すると言っても過言ではない。安定感は抜群であり、しなやかさと力強さ、ほのかな甘美さと上品な味わい、それらが全く理想的にバランスされている〉〈(シェリングは)非常に古典的で流麗である。まことに感動的だ。クリュイタンスの棒も実に生き生きとした温かい空気に満ちており、気持ちが良い〉〜平林直哉氏の解説より 収録情報 曲目・内容 INA 秘蔵音源・クリュイタンス&フランス国立管ライヴ スターン・シェリング 2大ヴァイオリニストとの競演 1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 アーティスト(演奏・出演) アイザック・スターン(ヴァイオリン (1) ) ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン (2) ) アンドレ・クリュイタンス(指揮) フランス国立放送管弦楽団 レコーディング ライヴ録音:(1)1954年11月11日/パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)、(2)1959年9月20日/モントルー音楽祭(モノラル)
優しく歌う、心に染み入るような、マルツィのバッハ 協奏曲1番・2番のライヴ音源が世界初出CDで登場! ボーナス・トラックに、無伴奏ソナタ第2番(66年ライヴ)を追加。 ★至高の名演というべきバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」復刻盤が各社から相ついで発売され、いま人気が過熱中のヨハンナ・マルツィ。彼女の同じバッハ、協奏曲1番・2番のライヴ音源が世界初出CDで登場!エピタグラフ・レーベルの主宰者が自主製作盤(LP)を作ったことがありますが、CD化は初めて。協奏曲2番はクリュイタンス&NYPO(1957年)、ヨッフム&バイエルン(1959年)の2種CDが出ていましたが、1番は初めて。ライヴ遺産が少数しか日の目を見ていないマルツィのなんと初出曲になります!★1962年8月29日オランダで行われたコンサートの実況録音。聴衆の拍手入りです。演奏は、優雅で気品あり、ひたむきに温かく、優しく歌うバッハ。人間味豊かに心に染み入るようにささやきかけるバッハ・・・本当に感動的です!伴奏のオケと指揮もインティメートな雰囲気に満ちています。ノイズは少なく、リマスタリングされた音は良好。UHQCDによりさらに音質UPになります。★ボーナス・トラックに無伴奏ソナタ2番を追加。既発売スペクトラムCDとは別ルートの、DGGが製造した記念品(LP)から独自復刻した音源です。こちらの音は一段と鮮明。教会内の残響も取り入れて、生々しく響いてきます。(ただし、1カ所、LP復刻作業の際、生じたという歪みが第2楽章フーガの終和音にあります。予めご了承ください)1966年12月3、4日、フランクフルト近郊の小さな町エップシュタインで開かれたクリスマス前の待降節コンサートの実況録音。会場は教会(タールキルヒェ)らしく、かすかにそとの自動車の音が聞こえますが、臨場感は満点。有名な第3楽章「アダージョ」では、マルツィの切々とうたう自然な感情の発露がみられ、ひときわ感動的です!バッハの「無伴奏全曲」に、マルツィは屈指の名演(1954−55年のEMI録音)を遺していますが、ライヴ音源としては1番のソナタ、1960年モントリール盤(Doremi)しかなかっただけに本当に貴重です。 ヨハンナ・マルツィの貴重なバッハ・ライヴ・アルバム、ファンならずとも垂涎のCDといえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:1. ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV.10412. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV.1042[ボーナス・トラック]3. 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003 アーティスト(演奏・出演) ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)フランツ=パウル・デッカー(指揮)(1-2)ヒルヴェルスム放送管弦楽団(1-2) レコーディング 録音:(1-2)1962年8月29日(ライヴ)(3)1966年12月3、4日 待降節演奏会、エップシュタイン(ライヴ)Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
ケンプとミルシテイン、2日違いで残された貴重な記録 モントルー音楽祭の熱気あふれる名演が復活 ★しばらく入手困難が続いていた 1956年のモントルー音楽祭のライヴ音源をALTUSが復刻。この年は豪華にも2日違いでケンプとミルシテインが登場し、協奏曲を披露していました。オーケストラはどちらもケルン・ギュルツェニヒ管で、指揮者はカイルベルトとクレツキ。指揮者・独奏者の組み合わせで変わる雰囲気の聴き比べもおもしろい、ライヴの熱気をたたえた2つの名演奏です。 ★「ケンプの弾くベートーヴェンの第4協奏曲。言うまでもなく、全体の解釈は冒頭のソロに集約されている。ここをケンプは柔軟で落ち着いた表情で歌い始める。その後も古典的な均整美をきちんと保持しつつ打鍵しているのだが、意外に大胆であり、工夫が凝らされているところが散見されるのに驚いてしまった」「ミルシテインのドヴォルザークは妖気が色濃く漂う、まことに吸引力の強い演奏である。特に両端楽章のリズムの切れ味と自在な表情は、さすがとしか言いようがない。最も流麗で鮮やかな色彩による演奏である。第2楽章はジプシー・ヴァイオリンのような粘り気と、むせかえるような妖艶な音色がこれでもかと迫ってくる」 (平林直哉氏の解説より) 収録情報 曲目・内容 ケンプ&ミルシテイン、1956年モントルー音楽祭ライヴ 1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品 58 (カデンツァ:ヴィルヘルム・ケンプ) 2. ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品 53 アーティスト(演奏・出演) (1) ヴィルヘルム・ケンプ (ピアノ) 、ヨーゼフ・カイルベルト (指揮) (2) ナタン・ミルシテイン (ヴァイオリン) 、パウル・クレツキ (指揮) ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 レコーディング モントルー音楽祭でのライヴ録音: (1) 1956年9月12日、 (2) 1956年9月14日 (モノラル)
20世紀のチェロ協奏曲の傑作「遥かなる世界が・・・」 デュティユーの信頼厚いケラスをソリストに迎え 決定的名演の登場! ★メシアン作品集 (HMM.905336/KKC.6787 (4月中旬発売予定) ) が強烈だったヒメノ&ルクセンブルク・フィルによる、デュティユー作品集の登場。チェロ協奏曲「遥かなる世界が・・・」にはデュティユーからの信頼も厚かったケラスがソリストとして登場している注目盤です。 ★ケラスは、若い新進奏者だったころ、「私の作品を演奏してくれてありがとう」という内容の手紙をデュティユーから受け取ったそう。その後長きにわたって、ケラスは何度もデュティユーの作品を演奏し、また、デュティユーの自宅 (2台のコンサート・グランドのピアノが置いてあるために窮屈だったという) を何度も訪れ、そこでもデュティユーの作品を演奏し、助言を得たといいます。チェロ協奏曲「遥かなる世界が・・・」は、20世紀の名曲であり、非常に高い音も多用された難曲でもあります。ケラスの最高峰の技術と、作曲家の意図を瞬時に汲み取る深く鋭い洞察力、そしてヒメノ率いるオーケストラとの精巧なアンサンブルが、この現代の名曲に決定的な名演を生み出しました。 この「遥なる遠い国へ」は連続して演奏される5つの楽章からなる作品で、各楽章にボードレールの一節が掲げられています。この作品が生まれる前、ボードレールの「悪の華」にデュティユーが音楽をつけ、ローラン・プティが振り付けをするというプロジェクトがありました。しかしそれは実現しませんでしたが、かわりにこの作品が生まれたといえます。ロストロポーヴィチによって初演されています。非常に静かで謎めいた、ソリストだけが奏でるトレモロで終わるという謎めいた結末まで、高い集中でひきつけられる演奏です。 ★交響曲第1番は、4楽章からなる30分ほどの作品で、パッサカリアの形式をとりながらジャズ風な要素があらわれたり、最後の謎めいたエンディングまで、デュティユーならではのセンスに満ちた作品。「メタボール」は、メタボリズム (代謝、物質交代、あるいは細胞または微生物内でおこる化学変化など) という言葉から派生したタイトル。第1楽章では木管楽器、第2楽章では弦楽器区群、第3楽章はパーカッションがそれぞれ際だって活躍し、そして第4楽章ではオーケストラ全体がヴィルトゥオジックに鳴り響きます。委嘱・初演したのがセル率いるクリーヴランド管という超人集団だったということも影響しているかもしれません。ここでのヒメノ率いるルクセンブルク・フィルも、驚くほどの鮮やかな音色で目の覚めるような演奏が展開されています。 収録情報 曲目・内容 デュティユー (1916-2013) : ・メタボール〜オーケストラのための (1964年) 【録音:2019年7月】 ・チェロ協奏曲「遥かなる世界が・・・」 (1967-1970年) 【録音:2023年4月】 ・交響曲第1番 (1951年) 【録音:2022年2月】 アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ) グスターヴォ・ヒメノ (指揮) ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
イダ・ヘンデル追悼盤。壮年期の情熱! サン= サーンス3 番の秘蔵ライヴ登場! カップリングはこれまた唯一の録音、モーツァルトの5 番《トルコ風》 ★(2020年)6月末に亡くなったイダ・ヘンデル追悼盤。サン=サーンス3番の秘蔵ライヴ登場、唯一の録音、世界初出の音源!イダ・ヘンデルは1928年12月15日生まれのユダヤ系ポーランド人。3歳でヴァイオリンをはじめ、7歳でワルシャワの音楽院入学、同郷のフーベルマンに認められ、フレッシュ、エネスコに師事。60-80年代の録音が少なかったこともあり、「幻のヴァイオリニスト」と呼ばれてきましたが、98年のラトルとの来日以降はたびたび来日。日本に多くのファンをつくってきたのはおなじみのところです。1699年製の愛器ストラディヴァリウスから繰り出される知的センスと卓越した技巧、そして何と言っても情熱みなぎる官能的な美音が魅力的。このサン=サーンスは彼女33歳のときの録音です。第2楽章は抒情性豊かに歌い、第3楽章は緊張感あふれる出だしから情熱が一直線!この名曲をヘンデルが商業録音で遺さなかったのは不思議でありません。バックをつとめるのは1957年に首席指揮者となったハイティンクとオランダ放送フィル。この録音は放送用ライヴで、音はテープヒス・ノイズ等あるものの、オケの音を含めしっかりとらえられています。★カップリングのモーツァルト5番の協奏曲もイダ・ヘンデル唯一の録音。こちらは2009年にターラからTAH670「ストラディヴァリウスの饗宴」(2CD)のなかで発売されたことがあります(現在廃盤)。もちろん音源出所は別、音の傾向も違います(ターラ盤はレンジを広くとっているのに対し、本盤は中音、ヴァイオリンの“肉声”を重視しています)。ノイズもほとんどなくしっかりした音質で、ヴァイオリンの音色は豊か。第2楽章ではヘンデルの吸引力強い美音に引き寄せられてしまいます。★余白の小品2曲はイダ・ヘンデルが19歳のときに、ジェラルド・ムーア(ピアノ)とともにHMVに入れたSPから復刻(初復刻!)。2曲とも62年にスプラフォンへスタジオ録音しており、同年のプラハの春音楽祭ライヴもあります。ブラームスにおける憂愁の表情、母国の大作曲家ヴィエニャフスキによせる情熱の発露、いずれもすばらしく、後年のレパートリーとして定着しただけのことはあります。 収録情報 曲目・内容 1. サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品612. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 《トルコ風》3. ブラームス:ハンガリー舞曲第17番 嬰ヘ短調 (クライスラー編)4. ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ 第1番ニ長調 アーティスト(演奏・出演) イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)(1) ベルナルト・ハイティンク(指揮) オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(2) フェルッチョ・スカーリア(指揮) ローマ・イタリア放送交響楽団 (3,4) ジェラルド・ムーア(ピアノ) レコーディング 録音:(1) 1961年12月19日 コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)(2) 1958年1月11日 RAIオーディトリウム(ホール) 、ローマ(ライヴ)(3,4) 1948年9月21日 HMV SP録音 (SP No.=C.3818)(Matrix No.= 2EA13271/2)Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
弟ミヒャエルの耳に愉しい秘曲も収録! 寺神戸亮、天野乃里子、山縣さゆり他、 オランダで活躍する名手が集結した古楽最前線のひびき あたたかな抑揚で歌いつむぐハイドン兄弟の協奏曲集 ★ハイドン兄弟の協奏曲集。2曲ともあまり録音されませんが珠玉の名品です。オランダで活動する天野乃里子が設立した古楽アンサンブル「バロックの真珠たち」による演奏で、寺神戸亮も参加。柔らかな抑揚をもつ演奏が特徴的で、古楽器のすっきりとした響きと音楽のあたたかさが融合した、新たな次元のピリオド演奏を提示。教会の残響を絶妙にとり入れた録音もすばらしく、贅沢なほどに心地よい響きに包まれます。 ★兄ヨーゼフの『ヴァイオリン協奏曲第4番 (1769) 』は現存する最後のヴァイオリン協奏曲。エステルハージの宮廷楽団コンサートマスター、ルイジ・トマジーニのために書かれたとされています。シンプルにして含蓄あるハイドンならではの磨きぬかれた音楽。急ぐことなくあたたかな音色でしなやかに弾きすすむ寺神戸の独奏が曲の魅力を十二分に伝えてくれます。通奏低音チェンバロが美しく溶け込む全体の音響バランスもすばらしいです。 ★弟ミヒャエルの『ヴィオラとチェンバロ (オルガンでも可) のための二重協奏曲 (1762) 』は、その編成からしてとても珍しいもの。ヴィオラ特有の音域と音色がチェンバロとじつに好ましく絡みあい、楽器の選び方からして一本取れられたという感じの秘曲です。各楽器の持ち味を生かした書法が耳をおおいに愉しませ、終楽章では天野がきらびやかな独奏を披露。落ち着き払ってたっぷりと歌われる緩徐楽章の合奏体としての美しさも絶品です。 収録情報 曲目・内容 ハイドン兄弟の協奏曲集 1. ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) :ヴァイオリン協奏曲第4番 ト長調 Hob.VIIa/4 2. ミヒャエル・ハイドン (1737-1806) :ヴィオラとチェンバロのための協奏曲 ハ長調 P55, MH41 カデンツァ作:寺神戸亮 アーティスト(演奏・出演) 寺神戸亮 (1. ヴァイオリン、2. ヴィオラ) 天野乃里子 (チェンバロ、芸術監督) 「バロックの真珠たち」室内合奏団 [山縣さゆり (ヴァイオリン) 、迫間 野百合 (ヴァイオリン) 、森田芳子 (ヴィオラ) 、ルシア・スヴァルツ (チェロ) 、ロベルト・フラネンベルク (コントラバス) ] レコーディング 録音:2022年9月19-21日/ハールレム、ドープスゲジンデ教会
18世紀の多彩なソロ協奏曲を集めた 「ヴィルトゥオーゾの芸術」第2弾 ★ドイツのルール地方の西部に位置するヴェストファーレンで活動する古楽アンサンブル、カテルヴァ・ムジカ。同団は、1998年にエルケ・ファブリ、ヴォルフガング・ファブリ夫妻によって設立。オリジナル楽器による演奏で、歴史的な音楽をただ蘇らせるだけではなく、現代的なアプローチを取り込んだ生き生きとした演奏で定評があります。18世紀のソロ協奏曲を集めた「ヴィルトゥオーゾの芸術」第2弾 は、14歳のモーツァルトがロンドンを訪れた際に、J.C.バッハのソナタをピアノ協奏曲に編曲した作品からはじまります。ピアノ・パートはそのままに、若き天才の驚くべき才能でロココの宝石のような魅力的な作品に仕上げています。モルターの「ソナタ・グロッサ」は、トランペット、ティンパニ、オーボエ、弦楽器と様々な楽器を使用した祝祭感溢れる作品。イラーネクの非常に技巧的な「ヴァイオリン協奏曲」や美しいハーモニーが印象的なザイフェルトの「オーボエ協奏曲」。そしてドイツで活躍しているリュート奏者佐々木勇一がソリストとして参加するヨハン・ジギスムント・ヴァイスの協奏曲。兄シルヴィウス・レオポルトの陰に隠れて忘れられていますが、このヨハン・ジギスムントのリュート協奏曲は、マンハイム楽派に先立つ音楽を聴くことができます。またヨゼフ・ヘフナーの、19世紀前半には画期的だったキートランペットをソロ楽器とした序奏とポロネーズなど多彩なプログラムが収録されています。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:3つのピアノ協奏曲〜第3番変ホ長調KV107(J.C.バッハのソナタ編曲)マルティン・ザイフェルト(1681-1745):オーボエ協奏曲ハ短調ヨハン・ジギスムント・ヴァイス(1690-1737):リュートと弦楽のための協奏曲ト短調フランティシェク・イラーネク(1698-1778):ヴァイオリン協奏曲イ長調ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):ソナタ・グロッサ(3トランペット、2オーボエ、ティンパニ、弦楽、通奏低音)ヨゼフ・ヘフナー(19世紀前半):キートランペットのための序奏とポロネーズ アーティスト(演奏・出演) ソリスト;アダ・タニール(チェンバロ)ハンス・ハインリヒ・クリーゲル(オーボエ)佐々木勇一(リュート)エルケ・ファブリ(ヴァイオリン)ペドロ・H・デ・ソウザ・ローサ(キートランペット)カテルヴァ・ムジカ レコーディング 録音:2022年6月2日、9月2,4日、10月27-29日、、マリエンミュンスター修道院コンツェルト
マルツィのモーツァルト4番、ベイヌム&ACOとのライヴ! カップリングはクレンペラーとのメンデルスゾーン! マルツィの琴線は聴く者の心の琴線に触れてきます。 ★そのナイーヴな感性でファンの心をとらえて離さないマルツィ。遺された録音が少ないことから、各社でライヴ音源の掘り起しが活発な状況となっております。今回のモーツァルト4番は(1952年に独DGGにヨッフム&バイエルン放送室内管弦楽団とともにスタジオ録音、1962年にシュトゥットガルトでのライヴもありますが)51年にコンセルトヘボウ管弦楽団(ACO)の定期演奏会に迎えられたマルツィのライヴ記録。これは初出音源ではないかと思われます。音は放送原盤から復刻した際のスクラッチノイズがあるものの良好で、マルツィの美音はしっかりとらえられています。演奏もマルツィのテンペラメント燃え盛り、生き生きと表現、曲との相性は抜群。常任指揮者ベイヌム&ACOも堅実なバックで支えています。★メンデルスゾーン協奏曲はマルツィのメイン・レパートリーのひとつ。英Columbia/EMI/WMへのサヴァリッシュ指揮(1954)とクレツキ指揮(1955)の録音と同じころのライヴで、クレンペラー指揮というのが最大の魅力!1954年ハーグで行われたオランダ音楽祭でのライヴ。クレンペラーにとってハーグ・レジデンティ管弦楽団に客演した最後の公演となりました。これまで数種のLP, CDが出回っていましたが、ピッチが高かったのを、今回初めて修正しています。名盤「スコットランド」「真夏の夜の夢」(EMI録音)でおなじみ、メンデルスゾーンを得意としていたクレンペラーのロマンあふれる濃厚な指揮に、マルツィは繊細な精神の発露!正常ピッチで聴くこの演奏はすこぶる魅力的。清冽でいて、エネルギーの高さも感じられる名演!マルツィの琴線は聴く者の心の琴線に触れてきます。音はノイズが残っていますが、関口台スタジオでのリマスタリング技術で改善、UHQCDによりさらに音質UPになります。ただし残念なことに、原盤損傷のため第2楽章冒頭のオケ前奏部分(ソロが始まる前)25-30秒が欠落しています。予めご了承ください。★余白にはヘンデルのヴァイオリン・ソナタ作品1の12、1955年の放送用録音を収録。ハープシコードの名手ピヒト=アクセンフェルトがここではピアノを弾いています。こちらはノイズもほとんどなくいい音。演奏もしみじみ聴かせます!この曲については、マルツィは(ほかに2種のライヴCDがありますが)スタジオ録音を残しておらず貴重です。 以上、ヨハンナ・マルツィの貴重な3曲、ファンならずとも垂涎のCDといえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.2182. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品643. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品1の12 アーティスト(演奏・出演) ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)(1) エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(2) オットー・クレンペラー(指揮)ハーグ・レジデンティ管弦楽団(3) エディット・ピヒト=アクセンフェルト(ピアノ) レコーディング 録音:(1) 1951年1月16日 コンセルトヘボウ、アムステルダム(ライヴ)(2) 1954年6月23日 ハーグ(ライヴ)(3) 1955年(放送用スタジオ録音)Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
「黄金の組み合わせ」バックハウス&ベーム&VPOによるベートーヴェン、世界初出音源発見!! ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番/バックハウス&ベーム&ウィーン・フィル(1966) ★エピタグラフから今年3月に発売したベームの2CD(EPITA.012/3)の1枚目は、66年ウィーン芸術週間のオープニング・コンサート、楽友協会ホールでウィーン・フィルを振ってのベートーヴェンで、曲は「コリオラン」と「運命」ですが、前半のプログラムもう1曲はバックハウスを迎えて4番のコンチェルトでした。「50、60年代欧州で黄金の組み合わせ」と称されたバックハウス=ベーム=ウィーン・フィルによるこの曲の実演テープをついに発見!「4番」はバックハウスが最も愛好した曲。ベームとの「4番」はウィーン交響楽団との67年映像がユニテルから、リアス交響楽団との50年ライヴがAUDITE(95.610)から出ていますが、ウィーン・フィルとの録音は初めて!まさに夢の組み合わせによる実現ライヴです!★ウィーン・フィルの深い美音を生かしたベームの堅実な指揮のもと、バックハウスのピアノは冴えわたり、高純度の響きで、メロディの謳わせ方、リズムの弾みなど、まさに絶品!音もテープヒスノイズこそありますが、高音をそのまま生かしています。細かいパッセージの動きも見事にとらえた良好録音。★カップリングは、イギリスの「ピアノの女王」マイラ・ヘスが渡米公演でトスカニーニ&NBC響のバックで弾いたライヴ。かつてトスカニーニ協会のLPやナクソスのCD(いずれも廃盤)で発売されたことがありますが、今回の音のリアルさにびっくり!録音年(1946年)を感じさせないほど、明瞭です。マイラ・ヘスはベートーヴェンの4番協奏曲でデビュー、ベートーヴェン弾きとしても名声を博していただけに、重厚さと軽妙さ、自在なタッチで妙技を披露して圧巻。そして、ここにきかせるトスカニーニの雄弁きわまりない指揮!唸り声まで聞こえます。デッドな響きで有名(?)な8Hスタジオの面目を一新させる、このライヴな響きは特筆すべきです。トスカニーニ・ファンにとっても、ベートーヴェン演奏の一端を堪能できる垂涎のCDといえるでしょう。★Epitagraph提供のオープンリール・テープから、キング関口台スタジオでデジタル・マスタリング。各曲ともテープヒス等残っていますが、総じてバランス良好な音質となっています。さらには「高音質CDの決定版」であるUHQCDになりますので、音質面でも期待充分のCDといえるでしょう。(エピタグラフ)・・・ 歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。現在発売中は以下10点−「フルトヴェングラーの第九(1953.5.30)」EPITA-001「ブラームス:交響曲第3番他/クナッパーツブッシュ」EPITA-002/3 「ベートーヴェン:英雄&ピアノ協奏曲第3番/シューリヒト&ゼルキン」EPITA-004/5「ブルックナー:交響曲第7番/シューリヒト」EPITA-006「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/ヌヴー」EPITA-007「運命&シューマン第4番/シューリヒト」EPITA-008「ブラームス:交響曲第4番他/シューリヒト」EPITA-009「モーツァルト&ワーグナー/クナッパーツブッシュ」EPITA-010「バッハ:ヴァイオリン協奏曲集/マルツィ」EPITA-011「運命&ブラームス3番/ベーム&ウィーン・フィル」EPITA-012/3 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:1. ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58 【世界初出】2. ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37 【本邦初CD】 アーティスト(演奏・出演) 1. ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1946年11月24日NBC,8Hスタジオ、ニューヨーク(ライヴ)(MONO)Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
若きベームと若き日の巨匠たち 全盛期シュターツカペレ・ドレスデンの貴重な遺産 ★人気のエディション・シュターツカペレ・ドレスデン・シリーズ第48弾は戦前のベームの協奏曲録音。彼らの交響曲や管弦楽曲は同シリーズで復刻されましたが、協奏曲も興味津々。何より独奏者が魅力的。ギーゼキング、バックハウス、シュナイダーハンら巨匠の若々しい時代の演奏が貴重。同団のトップメンバーだったダーメンやシュトループなどの名演も味わえます。 ★いずれも「カール・ベーム独EMI録音集」に収録されていたものと同音源ですが、同Boxが現在入手困難となっているため大歓迎のリリースと申せましょう。またエディション・シュターツカペレ・ドレスデン・シリーズの楽しみであるフルカラー豪華解説書も今回は92ページ、貴重な写真もふんだんに用いて価値をあげています。 収録情報 曲目・内容 エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.48 カール・ベーム協奏曲集1938〜1940 Disc1 1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」 2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」 ヤン・ダーメン (ヴァイオリン) (1)、エドウィン・フィッシャー (ピアノ) (2) Disc2 1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58 2. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61 ヴァルター・ギーゼキング (ピアノ) (1)、マックス・シュトループ (ヴァイオリン) (2) Disc3 1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37 ヴォルフガング・シュナイダーハン (ヴァイオリン) (1)、リュプカ・コレッサ (ピアノ) (2) Disc4 1. モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447 2. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 マックス・ツィモロング (ホルン) (1)、ヴィルヘルム・バックハウス (ピアノ) (2) アーティスト(演奏・出演) カール・ベーム (指揮) シュターツカペレ・ドレスデン レコーディング Disc1 : 1938年6-7月(1)、1939年7-8月(2)、Disc2 : 1939年(1)、1939年7-8月(2)、Disc3 : 1939年、Disc4 : 1940年12月(1)、1939年5-6月(2)/ドレスデン・シュターツオーパー
2006年ミュンヘン国際コンクール覇者 ベン・キムによるモーツァルトの協奏曲第2弾 ★ベン・キムによるモーツァルトの協奏曲集第2弾。第17番・第23番を収録した第1弾 (CC-72816) に続き、今作では第24番と第25番を収録しています。どちらも1786年にウィーンで作曲された規模の大きな作品で、悲劇的なハ短調と明朗なハ長調という、対照的な性格を持っています。ベン・キムは軽やかなタッチでモーツァルトを奏で、作曲家特有のよろこびとかなしみの両面性をふわりと香らせます。ベン・キム1983年オレゴン州ポートランド生まれ。5歳でピアノを習い始め、8歳でソロ・デビュー、12歳でオーケストラと共演。ピーボディ音楽院でレオン・フライシャーに師事したのち、マルタ・アルゲリッチらが主宰する7人のピアニストのためのプログラム「コモ湖国際ピアノアカデミー」のメンバーに選ばれる。ベルリン芸術大学ではクラウス・ヘルヴィッヒに師事。2006年、ミュンヘン国際コンクールで優勝を飾る。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491 (カデンツァ:ベン・キム) ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K503 (カデンツァ:ユージン・イストミン / ベン・キム) アーティスト(演奏・出演) ベン・キム (ピアノ;Steinway D584307) コンセルトヘボウ室内管弦楽団 レコーディング 録音:2022年3月21-24日
大好評のラフマニノフに次ぐ第2弾はブラームス 舘野泉・渡邉暁雄幻の共演 舘野 泉デビュー20周年記念 1980年5月24日コンサート・ライヴ ●今日左手のピアニストとして活躍する舘野泉が1980年の若き日、デビュー20周年を記念して行なったコンサート幻のライヴ。大反響のラフマニノフに次いでの第2 弾は大曲ブラームスのピアノ協奏曲第1番。 ●オーケストラが渡邉暁雄指揮日本フィルというのも非常な魅力。渡邉氏のブラームスのピアノ協奏曲第1番はここでしか聴くことができませんが、緊張感にあふれた大きな音楽作りがさすが巨匠。また「魔笛」序曲も氏ならではの人間的温かみに満ちた滋演。 ●舘野の演奏も雄大かつ緊張感あふれ、難技巧の要求されるこの協奏曲を余裕で征服しています。表現もナイーヴで清潔感に満ちています。渡邉暁雄のサポートともども、二大巨匠によるこれほどの充実の名演が埋もれてきたのは驚きの限り。 ●もともとレコード発売を前提としていたため、録音も本格的。会場にいるかのようなリアルなサウンドを再現しています。 ●加えて、アンコールとして弾かれたシベリウスの小品も絶品。若き舘野の至芸を味わえます。 収録情報 曲目・内容 1. モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲 K.6202. ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品153. シベリウス:即興曲 作品5の5 アーティスト(演奏・出演) 舘野泉(ピアノ) 渡邉暁雄(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 レコーディング 録音:1980年5月24日/東京文化会館(ライヴ)
日本語帯・解説付き ユリア・フィッシャーの名盤、 チャイコフスキー・アルバムがCDフォーマットで再発売! ★類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーが20代前半に収録した名盤、チャイコフスキー・アルバムがCDフォーマットで再発売いたします。ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONE レーベルからのデビュー盤となったロシアン・アルバムで、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光ります。協奏曲では、雄大に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。 ※CD再発売にともない、SACDハイブリッド盤(KKC-5987 および PTC-5186610)は廃盤となります。 収録情報 曲目・内容 チャイコフスキー: 1. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 2. 憂鬱なセレナード Op.26 3. ワルツ=スケルツォ Op.34 4. なつかしい土地の思い出 Op.42 アーティスト(演奏・出演) ユリア・フィッシャー (ヴァイオリン) ロシア・ナショナル管弦楽団 ヤコフ・クライツベルク ( (1-3) 指揮、(4) ピアノ) レコーディング セッション録音: 2006年4月/(1-3)DZZ第5スタジオ(モスクワ)、(4)MCO1スタジオ5(ヒルヴァーサム) エグゼクティヴ・プロデューサー:ヨブ・マールセ レコーディング・プロデューサー:(1-3)ヨブ・マールセ、(4)セバスティアン・シュタイン バランス・エンジニア:(1-3)エルド・グルート、(4)ジャン=マリー・ヘイセン レコーディング・エンジニア&エディター:セバスティアン・シュタイン
シュタインバッハーの優美で艶やかな音色を堪能。待望のモーツァルト第2弾はヴァイオリン協奏曲第1&2番! ★人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と情熱のバランスのよさ—彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。★当アルバムはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲の第2弾で、ヴァイオリン協奏曲第3-5番を収めた2013年録音の第1弾(PTC-5186479)以来、実に8年ぶりのモーツァルトの録音です。共演は第1弾同様、ダニエル・ドッズ率いるルツェルン祝祭弦楽合奏団(ルツェルン弦楽合奏団、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団)です!★第2弾はヴァイオリン協奏曲第1番、第2番に加えてヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョそしてロンドも収録しております。優美で艶やかなシュタインバッハーのモーツァルトは極上の一言。協奏曲では当団の創設者でもあるヴォルフガング・シュナイダーハン作曲のカデンツァを採用。当団との絶大なる信頼関係のもと、ふくよかなモーツァルトをご堪能いただけます。また、当録音では1716年製のストラディヴァリウス?Ex Benno Walter“を用いて演奏。ベンノ・ヴァルター(1847-1901)はリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン協奏曲を献呈されたヴァイオリニストで、シュタインバッハーが敬愛する作曲家と深く関わる演奏家が所有していた楽器で喜びに満ちた演奏を聴かせます。★演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルート、ジャン=マリー・ヘイセンなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音です。なお、当ディスクはCD仕様となります。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:1. ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207(カデンツァ:シュナイダーハン)2. ヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョ ホ長調 K.2613. ヴァイオリンとオーケストラのためのロンド ハ長調 K.3734. ヴァイオリンとオーケストラのためのロンド 変ロ長調 K.269/261a5. ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211(カデンツァ:シュナイダーハン) アーティスト(演奏・出演) アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス?Ex Benno Walter“(1716年製))ルツェルン祝祭弦楽合奏団ダニエル・ドッズ(指揮)【音楽監督】 レコーディング セッション録音:2021年2月/パウル・ザッハー・ザール、バーゼル(スイス)エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)レコーディング・プロデューサー、バランス・エンジニア&エディター:エルド・グルート(Polyhymnia International)バランス&レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン(Polyhymnia International)
ジネット・ヌヴー生誕100年&没後70年記念 この音質の良さには思わず興奮! 気迫と情熱、凛とした弾きぶりには思わず震撼、身ぶるい! 伝説の名演(ブラームスの協奏曲49年盤)がかつてないほど極上の音質で蘇る! ★「不世出の天才ヴァイオリニスト」ジネット・ヌヴー。1919年8月11日パリ生まれ。1949年10月28日、アメリカ演奏旅行のためパリから飛び立った飛行機がポルトガル領アゾーレス諸島(大西洋上)中のサン・ミゲル島に墜落、まだ30歳の若さで命を絶ってしまいました。遺された録音は数少なく、どれもが本当に貴重。なかでも、彼女が最も得意としたブラームスのヴァイオリン協奏曲。(1)46年8月のEMI録音(ドブロヴェーン指揮/フィルハーモニア管弦楽団)、(2)48年4月25日バーデン・バーデン・ライヴ(デゾルミエール指揮フランス国立放送管)、(3)48年5月3日ハンブルクのライヴ(イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響)、(4)49年6月10日ハーグでのライヴ(ドラティ指揮ハーグ・レジデンティ管)—4種の録音が遺されていますが、この(4)、事故にあう4か月前の録音が、従来盤を上まわる目覚ましい音質で蘇ります!!★従来盤には、世界初発売したキング・セブンシーズのKICC-2182(91年発売、ミュージック・アンド・アーツ原盤、廃盤)、ミュージック・アンド・アーツのCD-837(94年発売)、DanteのLYS389-392(98年発売、廃盤)等がありました。今回の音源はEPITAGRAPH(エピタグラフ)が知人を経由してオランダの放送局のアーカイヴから入手したもの。記録・保存用のアセテート・ディスクから復刻、デジタル・トランスファーした音源です。スクラッチ・ノイズこそありますが、高域を損なわないように過度なノイズ・リダクションはしていないため、臨場感は抜群。第1楽章のあと、聴衆の拍手が起き、その後軽くチューニングしていますが、この間合い(22秒間)もトラックを設け、カットすることなく、本CDに収録しています。★第1楽章から、猛烈な気迫が聴く者の心を揺さぶります。吸引力の強さは無類です。第2楽章ではロマン的な情緒も爽やかに、歌心に溢れて美しく、惚れ惚れとさせてくれます。そしてフィナーレに入ると情熱の塊が火を噴いたよう!ドラティとハーグ・レジデンティ管弦楽団も堅実なバックアップで対応しています。 ヌヴーのソロの音、凛とした弾きぶり、ストラディヴァリウスの艶やかな音がしっかり捉えられていることでは有名なイッセルシュテット盤等と比べてもこれが一番です。この録音、これまで音の貧しさから演奏の真価が正確に伝えられてきたとは言い難く、今回は、面目躍如の決定盤CDであるといっても過言ではありません。しかも今回は"高音質CDの決定版"であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。 収録情報 曲目・内容 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77 アーティスト(演奏・出演) ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)アンタル・ドラティ指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団 レコーディング 録音:1949年6月10日 ハーグ(ライヴ)Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
★ルーマニアの麗しきヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコが祖国の「エレクトレコード」に録音したすべての音源をオリジナル・マスターテープからLP化。ステレオ編(ELECTLP 001/2、2枚組)とモノラル編(ELECTLP 003/5、3枚組)に分かれての発売です。★ボベスコはまず音楽教師であった父からヴァイオリンの手ほどきを受け才能を開花させ、その後オークレールやヌヴーなどの師として有名なジュール・ブーシュリにヴァイオリンを学びます。パリ音楽院を首席で卒業。イッセルシュテット&ベルリン・フィルとブラームスの協奏曲で共演し、イッセルシュテットに「これこそが音楽だ!」と言わしめるなど数々の伝説とともに華々しく活躍しました。1980年以降に7回来日、多くの日本のファンの心をつかんだヴァイオリニストでもあります。★ボベスコの音楽の特徴は、いかにも女性らしい繊細な音運びと等身大の表現力。華やかな技巧を聴かせつつも愛らしさのあるサン=サーンス、丁寧な演奏から不意に旋律の面白さが顔をのぞかせるバッハとベートーヴェン、古典的様式美の中に自由な感性が垣間見えるストラヴィンスキーとニン、ゆったりとしなやかで優しいモーツァルト、どれもが時を超えて人々に愛される味わい深い演奏です。※エレクトレコードのCDは東武ランドシステム株式会社様がお取扱いをしています。LPタイトルのみ、トーメイ電子株式会社(ALTUS)が製作・発売元となり、キングインターナショナルが販売いたします。※オリジナルの初期盤に見られた「イタリア組曲」の編集ミスは修正されています。 収録情報 曲目・内容 [LP1-A] サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61 第1・2楽章[LP1-B] サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61 第3楽章、序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28[LP2-A] J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV1017[LP2-B] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3 アーティスト(演奏・出演) ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)[LP1]イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指揮)ブカレスト放送管弦楽団[LP2]アルバート・ガットマン(ピアノ) レコーディング 録音:[LP1]1979年12月、[LP2]1968年5月
ベイエ&リ・インコーニティ クラリネットも登場の注目のヴィヴァルディ作品集 愉悦の極みの「逆さまの世界」! ★フランス古楽界の新時代の担い手、ベイエ率いるリ・インコーニティ (名もなき者たち、の意。2006年結成) 。待望の新譜は、ヴィヴァルディによる、もはや「交響曲」ともいえるようなスケールの協奏曲集。ベイエの奏でるヴァイオリンの明るく輝く音色は、生まれ故郷でもある南仏の太陽を思わせるよう。そして奏でる音符やパッセージが微笑んでいるかのよう。そしてクラリネットのユニゾン、リコーダーのトリル、官能的なオーボエの二重奏、燃え上がるようなホルンの響きが加わって、交響曲のようなサウンドながら、親密かつ軽やかなアンサンブルは必聴です。 ★ティンパニも登場する「聖ロレンツォの祝日のために」 RV 556は、1720年代中頃に作曲されたと考えられますが、クラリネットが使用されているのも注目ポイントです。クラリネットは、ヴィヴァルディ当時はまだ新しい楽器でした (18世紀初めに登場) が、ヴィヴァルディは、ヴェネツィアにこの楽器が存在していたことに敬意を表してこれを作曲したと思われます (のちに、クラリネットを含まないヴァージョンも作曲している) 。 ★アルバムのタイトルにもなっている「プロテウス、あるいは逆さまの世界」と題されたRV 544は、ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲に、フルート、オーボエ、チェンバロという編成の作品。入れ替えて演奏可能なヴァイオリンとチェロ双方のソロ・パートに相当な技術が要求される作品です。さらに、他の楽器も、ソロ楽器と同じ旋律をオクターブのユニゾンで演奏するという、ソリストだけでなくメンバーの腕も要求される作品。そこにヴィオラがドローンのように長い音符を奏で、なんともいえない厚みのあるサウンドが生まれる歯ごたえのある作品。ベイエ率いるリ・インコーニティの面々は、パッセージのひとつひとつを愉悦に満ちた表情で奏でています。 収録情報 曲目・内容 ・協奏曲 ニ長調 RV 562「聖ロレンツォの祝日のために」 ・フルート協奏曲 ホ短調 RV 432 ・協奏曲 ハ長調 RV 556「聖ロレンツォの祝日のために」 (1720年半ば) ・協奏曲 ヘ長調 RV 571 ・ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ト短調 RV 576 ・ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV 344 ・2つのオーボエのための協奏曲 イ短調 RV 536 ・協奏曲 ヘ長調「プロテウス、あるいは逆さまの世界」RV 572 (1723-24) アーティスト(演奏・出演) アマンディーヌ・ベイエ (Vn&指) ≪リ・インコーニティ≫ トラヴェルソ&リコーダー:エレオノーラ・ビシェビチ、マニュエル・グラナティエロ (ソロ:RV432) オーボエ:ネヴェン・ルサージュ (ソロ:RV 576) 、ガブリエル・ピドゥ クラリネット:ロベルタ・クリスティ、ルノー・ギィ=ルソー ファゴット:アレハンドロ・ペレス=マラン ホルン:テオ・スカネク、シリル・ヴィトコク ヴァイオリン:川久保洋子、フラヴィオ・ロスコ、ヴァディム・マカレンコ、アルバ・ロカ、カティア・ヴィエル、エレナ・ズマノヴァ ヴィオラ:マルタ・マラモ、リカルド・ジル・サンチェス チェロ:レベカ・フェリ、カルラ・ロヴィロサ ヴィオローネ:バルドメロ・バルシエラ テオルボ&バロックギター:フランチェスコ・ロマノ チェンバロ&オルガン:アンナ・フォンタナ ティンパニ:クレマン・ロスコ レコーディング 録音:2021年4月、スペイン
ベルクのヴァイオリン協奏曲を室内楽版で演奏! ブリリンスキー率いる名手4人が ウィーン生まれの作曲家の作品を録音。 ★名手マクシム (マキシム) ・ブリリンスキー率いるウィーン生まれの4人の演奏家が同郷の3人の作曲家アルバン・ベルク、アレクサンダー・ツェムリンスキー、トーマス・ヴァリー (1981-) の作品を録音。 ★収録作品はベルクのヴァイオリン協奏曲、室内協奏曲より第2楽章「アダージョ」、ツェムリンスキーの付随音楽「シンベリン」、新作委嘱のヴァリーの「変容」で、ベルクとツェムリンスキーはブリリンスキー編曲による室内楽版です。 ★当録音はCOVID-19のため無観客ライヴを収録したもの。ヴァイオリン、ピアノ、クラリネット、コントラバスという非常に珍しい編成で、どの作品も冒頭から聴き手の好奇心を刺激します。 ★1985年ウクライナのリヴィフに生まれたブリリンスキーはウィーン音楽院、パリ音楽院で研鑽を積み、2004年に開かれた第2回仙台国際音楽コンクールで第2位を受賞するなど、世界の名だたるコンクール入賞歴を誇ります。2008年、23歳でウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。その後2011年、26歳で名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、現在同団の第1ヴァイオリン首席奏者を務めております。ヘンスラー・レーベルからイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ (HC-20087) をリリースしており圧倒的なテクニックで高く評価されております。 収録情報 曲目・内容 「ウィーンの変貌」 1. ベルク:ヴァイオリン協奏曲 (ブリリンスキー編曲によるクラリネット、ヴァイオリン、コントラバス、ピアノ版) 2. ツェムリンスキー:付随音楽「シンベリン」 (ブリリンスキー編曲によるクラリネット、ヴァイオリン、コントラバス、ピアノ版) 3. ヴァリー:変容 4. ベルク:室内協奏曲より第2楽章「アダージョ」 (クラリネット、ヴァイオリンとチェロ編) アーティスト(演奏・出演) マクシム・ブリリンスキー (ヴァイオリン) シュテファン・ノイバウアー (クラリネット) バルトシュ・シコルスキ (コントラバス) ヨハネス・ピールト (ピアノ) レコーディング 録音:2021年5月17日/アーノルト・シェーンベルク・センター (ウィーン) 【無観客ライヴ】
イタリア・バロックの激辛刺激的音楽 ★17世紀イタリアは唐辛子の一大消費地でしたが、同時に名人芸爆発するバロック音楽の発祥の地でもありました。プラッティ、ヴィヴァルディ、ジェミニアーニの協奏曲はその代表と申せましょう。それらはドイツにも影響し、ここに収められたようなテレマンの作品が生まれました。★1987年創立のフライブルク・バロック・オーケストラが音楽監督ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの指揮でこれらスリリングなヒリヒリする作品から耳で辛みを感じる演奏を繰り広げています。 収録情報 曲目・内容 1. テレマン:2つのホルンのための協奏曲TWV52:D22. プラッティ:オーボエ協奏曲ト短調3. ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲変ホ長調RV4834. ジェミニアーニ:コレッリによる合奏協奏曲ニ短調「ラ・フォリア」5. テレマン:交響曲ト長調「コオロギ」TWV50:1 アーティスト(演奏・出演) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)フライブルク・バロック・オーケストラヘイス・ラシュール&リカルド・ロドリゲス(ホルン)[track-1]アン=カトリン・ブリュッゲマン(オーボエ)[track-2]ハビエル・サフラ(ファゴット)[track-3] レコーディング 録音:2020年10月26-28日/フライブルク・アンサンブルハウス
祈りに満ちたシャコンヌ 最晩年の記録を含むコーガンの至芸 SACDで登場! ★Spectrum SoundからCDでリリースされたものの廃盤となっているタイトルを、Global Culture AgencyがライセンスしてSACD化。フランス国立視聴覚研究所 (INA) 所有のオリジナル音源 (24bit/192kHz) から、国内で独自リマスターを施して商品化しています。 ★コーガンの貴重なパリ・ライヴ。まずは1977年、ベートーヴェンの協奏曲は温かみのあるふくよかなコーガンの独奏と、元ヴァイオリニストであった指揮者クリヴィヌらしいソリストに十分配慮した好サポートが、互いにみごとに高まり合う名演。アンコールも極上です。そして 1982年、死の直前に娘ニーナのピアノ伴奏で行われたリサイタルはさらに貴重な録音で、ブックレット所収の平林直哉氏による解説では「最晩年の澄み切った世界を思わせるような、心にしみいる演奏」とあります。無伴奏の『シャコンヌ』も忘れがたい感動の名演! 〈ライヴ・イン・パリ1977〉初出:CDSMBA-012/3「コーガン、オークレール、グリュミオー 名演集」 〈ライヴ・イン・パリ1982〉初出:CDSMBA-005「コーガン、伝説の1982年10月20日のパリ・リサイタル」 収録情報 曲目・内容 レオニード・コーガン/ライヴ・イン・パリ 1977&1982 1. 〈ライヴ・イン・パリ1977〉 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より サラバンド (アンコール) 2. 〈ライヴ・イン・パリ1982〉 シューベルト:ヴァイオリン・ソナチネ 第3番 ト短調 D.408 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934 ブラームス:F.A.E.ソナタより スケルツォ ハ短調 WoO2 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17 ファリャ (コハンスキー編) :スペイン民謡組曲 プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より 仮面 (アンコール) アーティスト(演奏・出演) レオニード・コーガン (ヴァイオリン) (1) エマニュエル・クリヴィヌ (指揮) 、フランス放送ニュー・フィルハーモニー管弦楽団 (2) ニーナ・コーガン (ピアノ) レコーディング ライヴ録音 (1) 1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ (ステレオ) (2) 1982年10月20日/シャンゼリゼ劇場、パリ (ステレオ)