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商品種別CD発売日2024/07/10ご注文前に、必ずお届け日詳細等をご確認下さい。関連ジャンルクラシック声楽曲永続特典/同梱内容UHQCDグリーンカラー・レーベル・コートアーティスト小澤征爾、クリスティン・ゴーキー、アンソニー・ディーン・グリフィー、ジェイムズ・ウェストマン、東京オペラシンガーズ、栗友会合唱団、SKF松本児童合唱団、ピエール・ヴァレー収録内容Disc.101.戦争レクイエム 作品66 永遠の安息 主よ、永遠の安息を彼らに与え給え(6:11)02.戦争レクイエム 作品66 永遠の安息 家畜のように死んでゆく兵士たちに(3:36)03.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 その日こそ怒りの日である(3:45)04.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 夕べの大気を悲しげに(2:34)05.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 そのとき、この世を裁く(2:30)06.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 戦場で、ぼくたちはごく親しげに(1:47)07.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 慈悲深いイエスよ(4:24)08.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 汝の長く黒い腕が(1:39)09.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 怒りの日(1:04)10.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 罪ある人が裁かれるために(2:02)11.戦争レクイエム 作品66 怒りの日 彼を動かせ(5:48)12.戦争レクイエム 作品66 奉献文 栄光の王、主イエス・キリストよ(3:16)13.戦争レクイエム 作品66 奉献文 かくて、アブラハムは立ちあがり(5:25)14.戦争レクイエム 作品66 聖なるかな 聖なるかな、聖なるかな(5:45)15.戦争レクイエム 作品66 聖なるかな 東方から一筋のいなずまが(3:24)16.戦争レクイエム 作品66 神の小羊 かりそめにも爆撃された(3:21)17.戦争レクイエム 作品66 われを解き放ち給え 主よ、かの恐ろしき日に(7:50)18.戦争レクイエム 作品66 われを解き放ち給え ぼくは戦闘から脱出して(9:19)19.戦争レクイエム 作品66 われを解き放ち給え さあ、もう眠ろうよ(5:03)商品概要2009年行われたサイトウ・キネン・フェスティバルから、ブリテンの≪戦争レクイエム≫をライヴ収録。ステージを埋め尽くしたオーケストラと合唱に加え、客席には児童合唱が配置され、反戦のレクイエムを奏者全員が一丸となって演奏した渾身のライヴ。小澤征爾はこの作品を「ブリテンの最高傑作」と賞賛し、戦争の悲惨さや怒り、悲しみといった感情を見事に表現しています。録音年:2009年8月/収録場所:松本初回生産限定盤商品番号UCCD-41116販売元ユニバーサルミュージック組枚数1枚組収録時間78分 _音楽ソフト _クラシック_声楽曲 _CD _ユニバーサルミュージック 登録日:2024/05/16 発売日:2024/07/10 締切日:2024/04/30
商品種別CD発売日2024/07/24ご注文前に、必ずお届け日詳細等をご確認下さい。関連ジャンルクラシック声楽曲アーティスト田中彩子収録内容Disc.101.エーデルワイス(-)02.美しく青きドナウ(-)03.夜の女王のアリア(-)04.私の感謝をお受けください、慈悲の人よ(-)05.アヴェ・ヴェルム・コルプス(-)06.ああ、なんて美味しいの、コーヒーは!(-)07.アヴェ・マリア(-)08.私を泣かせてください(-)09.ラ・カンパネラ(-)10.ヴォカリーズ(-)11.月の光(-)12.アヴェ・マリア(-)13.ホワット・ゲーム・シャル・ウィ・プレイ・トゥデイ(-)14.サウンド・オブ・ミュージック(-)15.春の声 (以上収録予定/曲順未定)(-)商品概要100年にひとりとも称されるハイ・コロラトゥーラの才能を認められウィーンを拠点に活躍を繰り広げる田中彩子。鮮烈なデビューを飾ったデビューアルバム『華麗なるコロラトゥーラ』発売から10年を記念して、これまでに発表した4枚のアルバムからベスト・セレクトされたアルバムが登場!ハイ・コロラトゥーラならではのオペラ・アリアの名曲から、著名作曲家による美しいメロディに彩られた歌曲の数々に心が躍り魅了される極上のソプラノ作品集です。商品番号AVCL-84166販売元エイベックス・マーケティング組枚数1枚組 _音楽ソフト _クラシック_声楽曲 _CD _エイベックス・マーケティング 登録日:2024/05/23 発売日:2024/07/24 締切日:2024/06/06
商品種別CD発売日2024/08/27ご注文前に、必ずお届け日詳細等をご確認下さい。関連ジャンルクラシック声楽曲アーティスト菅原朋子、山形佑輔商品概要好評を博したCD『菅原朋子が歌う美しい日本の歌』に続く待望のオペラアリア集。オペラアリアから様々な愛と祈りの世界を辿る。「ルサルカ」月に寄せる歌、「夕鶴」私の大事な与ひょう、「タンホイザー」歌の殿堂、エリーザベトの祈り、「トリスタンとイゾルデ」おだやかに静かに、他。美しい響きと温かみのある音色で、ヒロインの気持ちを繊細かつドラマティックに歌い上げている。ソプラノ菅原朋子渾身の演奏。ピアノは山形佑輔。商品番号TSCD-6販売元ヴィヴィド・サウンドコーポレーション組枚数1枚組 _音楽ソフト _クラシック_声楽曲 _CD _ヴィヴィド・サウンドコーポレーション 登録日:2024/06/10 発売日:2024/08/27 締切日:2024/06/01
商品種別CD発売日2024/06/28ご注文前に、必ずお届け日詳細等をご確認下さい。関連ジャンルクラシック声楽曲永続特典/同梱内容解説歌詞対訳付アーティストジェズアルド・シックス、ガイ・ジェームズ、ジョゼフ・ウィックス、ジョシュ・クーター、マイケル・クラドック、サミュエル・ミッチェル、オワイン・パーク、アラスター・オースティン商品概要録音年:2023年6月22日-24日/収録場所:セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)来日記念盤商品番号JCDA-68453販売元東京エムプラス組枚数1枚組 _音楽ソフト _クラシック_声楽曲 _CD _東京エムプラス 登録日:2024/06/17 発売日:2024/06/28 締切日:2024/06/01
じっくりと深化していくブラームス語法 行きつく先は弦楽四重奏伴奏による『4つの厳粛な歌』 ★ブラームス晩年の傑作歌曲『4つの厳粛な歌』を頂点に据え、声楽曲とピアノ独奏曲を絡めて構成したアルバムです。愛について歌いながらも、どこか超越した雰囲気をもつ形而上学的な音楽が続き、最後の『4つの厳粛な歌』が本来のピアノ伴奏ではなく弦楽四重奏伴奏になっていることで、特別感のあるクライマックスが築かれています。この曲のもつ懐の深さ、一音一音を踏みしめる重みが、原曲とは一味違った質感で表現された魅力的な編曲です。★マリー=クロード・シャピュイはスイスのメゾソプラノ歌手。バロック・オペラや宗教曲での活躍が多く、ノリントン、ヤーコプス、アーノンクール、シャイーらと共演しています。 収録情報 曲目・内容 青春の歌 Op.63-5 永遠の愛について Op.43-1 お前の青い瞳 Op.59-8 日曜日の朝 Op.49-1 間奏曲 Op.116-4 * ドイツ民謡集 WoO 33より 第5曲 太陽はもう輝かない 第6曲 谷底で 第25曲 私の恋人の唇はバラ色 心変わり Op.48-2 カプリッチョ Op.116-3 * 2つの歌曲 Op.91 ** 第1曲 満たされた憧れ 第2曲 聖なる子守歌 カプリッチョ Op.116-1 * 4つの厳粛な歌 Op.121(ジャン=ピエール・メクリ編、弦楽四重奏伴奏版) *** 第1曲 世の人に挑むなら 第2曲 私は全ての虐げを見た 第3曲 おお死よ、何と苦痛に満ちたものか 第4曲 たとえ私が、人々、天使の言葉で語ろうとも *ピアノ独奏曲 アーティスト(演奏・出演) マリー=クロード・シャピュイ(メゾソプラノ)クリスティアン・シャモレル(ピアノ)ハンス・エディジ(ヴィオラ**)シネ・ノミネ四重奏団(***) レコーディング 録音:2021年1月14-16日/スイス、ラ・ショー=ド=フォン、サル・ド・ミュジーク
美しい合唱で聴くスイスのクリスマス・アルバム ★1988年生まれで指揮とオルガン、経済学を学び、合唱指揮者として活躍しているスイスの指揮者マルコ・アマードと、彼が2018年に設立した合唱団「シュヴァイツァー・ヴォーカルコンソート」によるクリスマスアルバム。 収録情報 曲目・内容 DORMI BEL BAMBIN スイスのクリスマス アルベルト・ベッカー (1834-1899) :Joseph, lieber Joseph カール・リュッティ (1949-) :O nata lux de lumine ザムエル・シャイト: (1587-1654) :Puer natus in Bethlehem ギオン・アントニ・デルングス (1935-2012) :Tut ils fideivels ジュリア・シュヴァルツ (1963-) :Das Christkind im Wald ゴットフリート・ヴォルタース (1910-1989) :Maria durch ein Dornwald ging ピーター・アッペンツェラー (1955-) :Maria va tras un god spinus ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク (1843-1900) :Meine Seele erhebt den Herrn アンドレ・サラ (1899-1968) :Que j’aime ce divin Enfant カルロ・ボラー (1896-1952) :Dormi bel bambin マスクス・フリッカー (1943-) :Advent フェリックス・メンデルスゾーン (1809-1847) :聖夜 Op.79-1 ピーター・アッペンツェラー:Neues Quempas-Lied I ピーター・アッペンツェラー:Neues Quempas-Lied II アンドレ・デュクレ (1945-) :La Marche des Rois ロバート・ルーカス・ピアサル (1795-1856) :In dulci jubilo マルクス・フリッカー (1943-) :Liislig fallt de Schnee ブルクハルト・キンツラー (1963-) :Still, still, still ツェザール・ブレスゲン (1913-1988) /マルクス・シュミードル (1971-) 編:O du stille Zeit アーティスト(演奏・出演) マルコ・アマード (指揮) シュヴァイツァー・ヴォーカルコンソート レコーディング 録音:2022年7月4-6日/チューリッヒ放送スタジオ
エリザベス女王の戴冠を祝して書かれた 『グロリアーナ』の組曲ほか、 ボルトンのイギリス愛が生んだブリテン作品集 ★2016/17年シーズンの初めからバーゼル交響楽団の首席指揮者を務めているアイヴァー・ボルトン。彼は常に祖国イギリスの音楽に特別な親近感を抱いており、ベンジャミン・ブリテンの割とマイナーな作品を取り上げた当盤はボルトンのやりたかったことが詰まったアルバムと言えます。パドモアら声楽陣の活躍も聴き逃せません。 ★『狩をする私たちの先祖』は23歳、『4つのフランス歌曲』は僅か14歳で作曲された天才的な作品。また1953年にエリザベス二世の戴冠式のために書かれたオペラ『グロリアーナ』からの組曲も収録しています。 収録情報 曲目・内容 ブリテン:声楽と管弦楽のための作品集 ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) : 1. テノールと管弦楽のための『狩をする私たちの先祖』 Op.8 (プロローグ / ネズミよ、さらば! / メッサリナ / 死の舞踏 / エピローグ) 2. ソプラノと管弦楽のための4つのフランス歌曲 (6月の夜 / 良識 / 幼時 / 秋の歌) 3. テノールと管弦楽のための交響組曲『グロリアーナ』 Op.53a 組曲I:トーナメント 組曲II:リュートの歌 組曲III:宮廷の踊り 〜行進曲 / コラント パヴァーヌ / モリスダンス / ガリアード / ラヴォルタ 組曲IV:宮廷の踊り 〜モリトゥーラ アーティスト(演奏・出演) クリスティーナ・ランツハマー (ソプラノ (2) ) マーク・パドモア (テノール (1) ) アラスデア・ケント (テノール (3) 「リュートの歌」) アイヴァー・ボルトン (指揮) バーゼル交響楽団 レコーディング 録音:(1,3) 2020年8月10-14日、(2) 2020年8月17・18日/ドルナッハ、ゲーテアヌム
収録情報 曲目・内容 R. シュトラウス 4 つの最後の歌、他 シェーンベルク:4つの歌曲 作品2[I: 期待,II: 僕に君の金の櫛を贈ってくれ〜イエスの懇願,III: 高揚,IV: 森の木漏れ陽] ウルマン:リカルダ・フーフの詩による5つの愛の歌 作品26 [I:お前はどこからそのすべての美を受けたのだ, II:ピアノを弾きながら, III:嵐の歌, :もし私に何か良いものが書けるとすれば, : おお、美しい手よ] 山田 耕筰:紫、澄月集 [I: 山また山, II:月をのする, III:行きまよひ, IV: ただ澄める, V: なかなかに] R・シュトラウス: 君は私の心の冠 作品21 の2 ばらの花飾り 作品36 の1 あした! 作品27 の4 私は漂う 作品48 の2 4つの最後の歌(ピアノ伴奏版)[I: 春,II: 9月,III: 眠りにつこうとしてIV:夕映えのなかで] アーティスト(演奏・出演) 天羽明惠(ソプラノ) ジークムント・イェルセット(ピアノ) レコーディング 2019年3月12〜15日、ベルリン、b-sharpスタジオ商品番号 AACL-2001 "実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏絶賛! 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱" 天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 天羽明惠 R.Strauss:Four Last Songs / Akie Amou(soprano) CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2020年11月20日 レーベル:AA CLASSICS 実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱「〈夕映えのなかで〉(《4 つの最後の歌》終曲)では、世のどんな混迷にもめげず力強く生き、人生を全うし、愛する相手と“静かな平和”を深々と呼吸する。その満足感に、身震いするほどの真実感がこもる。(中略)星の高みまで、来し方行く末を見はるかす天羽のスパンは、聴き手を深い自己観照に誘いこむ。まさにその肯いに、彼女の“歌”の本領がある(喜多尾道冬氏のライナーノーツより)」 ★ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等で活躍する実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム(自主レーベル「AA Classics」リリース第1 弾) ★「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、R・シュトラウス、シェーンベルク、ウルマン、山田耕筰の歌曲を収録。 ★伴奏は、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者ジークムント・イェルセット。 ★企画・制作(プロデューサー)は、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉。 ★レコーディングは、RCA、ソニー、DG 等への録音で知られる名プロデューサー、フィリップ・ネーデル(b-sharp)が担当。収録は、2019 年3月にベルリンのb-sharpスタジオで実施。 ★ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。作品解説・歌詞対訳付き。 ★ベルリン・コーミッシェ・オーパーに数シーズンにわたって出演し、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ジュネーヴ大劇場等、欧州のオペラハウスで活躍する実力派ソプラノの天羽明惠が、待望のソロアルバムをリリースします。プログラムは、R・シュトラウス「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、19 世紀末〜20 世紀前半のドイツ・リートおよび山田耕筰の歌曲23 曲で構成されています。R・シュトラウスは、1890 年代より20 世紀前半にかけての独墺音楽界を席捲しましたが、その長い人生は、ナチス・ドイツへの協力も含めて、波乱に富んだものでした。当盤では、初期の歌曲と、第2 次大戦後の晩年に書かれた「4つの最後の歌」を収録。一方、シェーンベルクとウルマン(1944年、アウシュヴィッツ強制収容所で殺害されたユダヤ系作曲家)の作品からは、ユーゲント様式で作曲された初期の「4つの歌」作品2、高名な女流詩人リカルダ・フーフの詩に付曲された「5つの愛の歌」作品26を取り上げています。さらに、1910年から3年間ベルリンで学んだ山田耕筰の作品より、《澄月集》、〈紫〉をフィーチャー。R・シュトラウスの強い影響のもとに書かれた、後期ロマン派的、ドイツ・リート的な作品です。伴奏に当たるのは、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者で、天羽と長年共演を続けるジークムント・イェルセット。企画・制作(プロデューサー)には、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉が当たっています。レコーディングは、RCA、ソニー、ドイツ・グラモフォン等で録音を行っているドイツ人トーンマイスター(レコーディング・プロデューサー)、フィリップ・ネーデル(b-sharb)が担当。録音は、2019 年3月にベルリンのb-sharp スタジオで行われました。なお本CD は、天羽の自主レーベル「AA Classics」のリリース第1 弾に当たります。ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。ブックレットには、邦盤リリースが稀なウルマン作品も含めて、歌詞対訳が付けられています。
フィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホの合唱曲集 ★SACDハイブリッド盤。フィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホは、1952年生まれ。シベリウス・アカデミーで、フィンランド・モダニズムの先駆的存在のパーヴォ・ヘイニネンに学び、マグヌス・リンドベリたちと進歩的グループ「コルヴァト・アウキ!(耳を開け!)」を結成して注目されました。1982年からパリのIRCAMで研究を始め、フランスを拠点に、ザルツブルク音楽祭のための歌劇《遥かなる愛》に代表される委嘱作を次々と手がけ、フィンランドを代表する作曲家のひとりとして活動をつづけています。★フィンランドでは、彼女の70歳の誕生日を祝うコンサート・シリーズ「カイヤ・サーリアホ 70」が2022年10月を中心に行われ、舞台作品と世界初演の作品など多岐にわたる彼女の作品が演奏されました。ヘルシンキ室内合唱団と芸術監督ニルス・シュヴェケンディークの『Reconnaissance』は、このシリーズの一環として行われたコンサートの作品によるアルバムです。★「エレクトロニクス付き」と「アカペラ」の2つのバージョンが演奏される《Nuits, adieux》は、眠る子供のためというより、この世に別れを告げる高齢者のための「子守歌」という作品。子供の合唱から思いついたという《Horloge, tais-toi!(時計さん、黙って!)》。《Echo!(エーコー!)》は、エーコーとナルキッソスの神話に基づくアレクシ・バリエールの詩的なテクストに作曲され、エレクトロニクス処理による「声」が「こだま」として使われます。人間の声、鳥、風、その他の自然音にまで「音世界」を広げた、ヘルダーリンの詩による《Tag des Jahrs(一年の日)》。ザルツブルク音楽祭の総監督を離れるジェラール・モルティエへのトリビュートとして音楽祭スタッフから依頼されたという、中世音楽の感覚による《Uberzeugung(確信)》。英語の「偵察」とフランス語の「再認」の両方の意味をもつ曲名の《Reconnaissance》は「サイエンスフィクション・マドリガル」とでもいう作品。すべての作品でテクストが自由にアレンジして使われ、彼女独自の音楽表現に実現されました。《Nuits, adieux》と《Tag des Jahrs》をのぞき、世界初録音の作品です。 収録情報 曲目・内容 カイヤ・サーリアホ(1952-): 1. 『夜、別れ(Nuits, adieux)』〜4人の歌手とエレクトロニクスのための(1991) 「夜 I(Nuits I)」 「別れ I(Adieu I)」 「夜 II (Nuits II)」 「別れ II (Adieu II)」 「夜 III (Nuits III)」 「夜 IV (Nuits IV)」 「夜 V (Nuits V)」 「別れ III?V (Adieu III?V)」 2. 『時計さん、黙って!(Horloge, tais-toi!)』〜女声合唱とピアノのための(2005) 3. 『エーコ−!(Echo!)〜8声とエレクトロニクスのための(2007) 4. 『一年の日(Tag des Jahrs)』〜混声合唱とエレクトロニクスのための(2001) 「春(Der Fruhlin)」 「夏(Der Sommeer)」 「秋(Der Herbst)」 「冬(Der Winter)」 5. 『確信(Uberzeugung)』〜3人の女声、クロタル、ヴァイオリンとチェロのための(2001) 6. 『偵察/再認(Reconnaissance)』〜混声合唱、打楽器とコントラバスのための(2020) 「長い間で初めての火星人(The First Martian in a Long Time)」 「カウントダウン(Count Down)」 「(合間:無線傍受(ソラリス))Interlude: Intercepted Radio Transmission (Solaris)」 「温室(Green House)」 「砂漠の民(Desert People)」 「レクイエム(Requiem)」 7. 『夜、別れ(Nuits, adieux)』〜4人の歌手と合唱のための(1996)(アカペラ版) 「夜 I(Nuits I)」 「別れ I(Adieu I)」 「夜 II (Nuits II)」 「別れ II (Adieu II)」 「夜 III (Nuits III)」 「夜 IV (Nuits IV)」 「夜 V (Nuits V)」 「別れ III?V (Adieu III?V)」 アーティスト(演奏・出演) ヘルシンキ室内合唱団ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)[track-1,3,4]ティモ・クルキカンガス(ライヴ・エレクトロニクス、エレクトロニクス)[track-2]アンナ・クヴァヤ(ピアノ)[track-5,6]ウーシンタ・アンサンブル【イ=ハン・フー(打楽器)、アレクシ・コティラ(ヴァイオリン)、ヨアシャ・チェスラック(チェロ)、エーロ・マルッティラ(コントラバス)】 レコーディング 録音:2022年8月22〜25日、2022年10月20日/ヴィヒティ教会、ヴィヒティ、フィンランド
ブラビンズ率いるBBCシンガーズ、 注目の新譜は英作曲家ジョン・ピカードの力強く、美しい合唱作品集 ★SACDハイブリッド盤。イギリスの作曲家ジョン・ピカードは、ウィリアム・マタイアスとルイ・アンドリーセンに学び、現在、ブリストル大学で作曲科の教授を務めています。一連のエネルギッシュな力のある管弦楽と器楽の作品で主に知られ、現在までに交響曲と弦楽四重奏曲を6曲ずつ書いています。ナッシュ・アンサンブルが彼の室内楽作品を演奏した『アレッポの園芸商』 (BIS SA-2461) は、2021年グラモフォン賞の現代音楽部門賞に選ばれました。 ★BBCシンガーズとマーティン・ブラビンズによる新しいアルバムではピカードが、ライフワークとする交響曲と室内楽曲の合間、1983年から2018年にかけて作曲した合唱作品が演奏されます。ブリストル大学在学中に課題として書いた〈光より生まれし光よ〉、シンプルな構造と明快なハーモニーの〈光の消ゆる前に〉、聖木曜日の聖歌の歌詞による〈慈しみと愛のあるところ〉の《3つのラテン語のモテット》。ブリストル大学のクリスマスキャロル・コンサートのために書いた《おお大いなる神秘》。直截的なハーモニーの語法に精巧なテクスチュアを加えた《めでたし海の星》。 ★パーシー・ビッシュ・シェリーのエジプトのファラオ、ラムセス二世を題材にとったソネット《オジマンディアス》は、ピカードが19歳の時に作曲されました。2018年の《ミサ曲》の足がかりとなる不協和音がすでに織りこまれた作品です。 ★《困苦の時のミサ曲》は、ハイドンがナポレオン戦争中に書いた《ネルソン・ミサ (Missa in Angustiis) 》からタイトルがとられました。カトリック神学教授ギャヴィン・デコスタが書いた、ミサ通常文と5つの言語による複雑なテクストに作曲された作品です。BBCシンガーズのために作曲され、2019年2月1日、ロンドンのセント・ピーターズ教会でアンドルー・グリフィスの指揮で初演されました。BBCシンガーズは、1924年にラジオ放送のために組織された合唱団です。イギリスの合唱音楽シーンの中心で活動をつづけ、ブリテンの《聖チェチーリア賛歌》やプーランクの《人間の声》などを初演しています。 収録情報 曲目・内容 『困苦の時のミサ曲』 ジョン・ピカード (1963-) : ●3つのラテン語のモテット (Three Latin Motets) (1983-87) 〜アカペラ合唱のための 光より生まれし光よ (O nata lux) (SATB) (1985) 光の消ゆる前に (Te lucis ante terminum) (SSAA) (1987) 慈しみと愛のあるところ (Ubi Caritas et amor) (SATB) (1983) ●おお大いなる神秘 (O magnum mysterim) (2015) 〜アカペラ混声合唱のための ●オリオン座 (Orion) (2004) 〜トランペットとオルガンのための オリオン大星雲 (Nebula) アルニタク (Alnitak) ベテルギウス (Betelgeuse) ●めでたし海の星 (Ave maris stella) (1992) 〜アカペラ混声合唱のための ●オジマンディアス (Ozymandias) (1983) 〜アカペラ二重混声合唱のための ●テッセラ (Tesserae) (2009) 〜オルガンのための ●困苦の時のミサ曲 (Mass in Troubled Times) (2018) 〜18声のための 入祭唱 (Introitus) キリエ (Kyrie) グローリア (Gloria) クレド (Credo) サンクトゥス (Sanctus) アニュス・デイ (神の子羊) (Agnus Dei) アーティスト(演奏・出演) BBCシンガーズ マーティン・ブラビンズ (指揮) クロエ・アボット (トランペット、フリューゲルホルン) デイヴィッド・グード (オルガン) スーザン・ビクリー (メゾソプラノ) [楽器] Trumpet : Van Laar Custom C/Flugelhorn : Van Laar Custom レコーディング 録音 : 2022年10月13&14日/セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教区教会 (ハムステッド、ロンドン、イングランド) 制作 : エイドリアン・ピーコック 録音エンジニア : ピート・スミス
パドモアの徹底した語りぶり、ポール・ルイスの文句なしの伴奏! ★ちょっと甘い歌声、言葉の美しい粒立ち、安定した歌唱で、宗教曲にリートに大活躍のパドモアのポール・ルイスとの共演によるシューベルト三大歌曲集から「白鳥の歌」。徹底して「語り部」として詩人のメッセージを音楽にのせて聴き手に語りかけるパドモアの技にはますます磨きがかかっています。「私」をとことん滅し、時に極めて冷淡で、時にはっとするほど優しく、歌っているのですが「語って」いるというほうがしっくりくるような演奏ぶりは見事です。詩人が語り描く世界に自分が迷い込んだような気分になります。「流れの上で」はホルンとのトリオ。ベートーヴェンの死の翌年に書かれたもので、ベートーヴェンの「英雄」の葬送行進曲の優しいエコーとなっています。ゲスト奏者としてホルンを吹いているのは、名手リチャード・ワトキンス。 収録情報 曲目・内容 フランツ・シューベルト: 白鳥の歌 D.957 流れの上で D.943* 星 作品96 D.939 アーティスト(演奏・出演) マーク・パドモア (テノール) ポール・ルイス (ピアノ) リチャード・ワトキンス (フレンチ・ホルン) * レコーディング 録音:2010年10月、AIRスタジオ、リンドハースト・ホール、ロンドン
世界中の作曲家が魅せられたシェイクスピアノの世界を サンプソンとウィリアムズが熱演! ★バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしても人気のキャロリン・サンプソンの最新盤はお国もののシェイクスピア。古典派から現代まであらゆる性別と国にまたがる27人の作曲家による作品を集めています。 ★これらをプロローグとエピローグ付き5幕の劇に仕立てました。シューベルトの名作をはじめ同じテクストに他の作曲家が付曲しているのも興味津々。シェイクスピアということでイギリスの作曲家が中心ではありますが、ハイドンやプーランク、オネゲル、カステルヌオーヴォ=テデスコ、エイミー・ビーチなど諸外国の作曲家によるものも味わえます。 ★またマデリーン・ドリングやジョン・ダンクワースのジャズ・テイスト、マーヴィン・ホーダーのタンゴ調も個性的。さらに1984年生まれのハンナ・ケンドールの現代的な「ロザリンド」までさまざまなスタイルの音楽が並びます。 ★サンプソンと魅力的な二重唱のほか独唱も聴かせるバリトンのロデリック・ウィリアムズもBCJのソリストとしておなじみ。何と彼が12歳の時に作曲した「溜息なさるな、御婦人方」があるのも驚き。多才なところを見せてくれます。 ★演奏者すべてがイギリス人なため説得力は誰も太刀打ちできぬ神業。演劇的要素も芸達者な彼らならではの巧さにうならされます。 収録情報 曲目・内容 サウンズ・アンド・スウィート・エアズ〜シェイクスピア歌曲集 1. アイアランド:五尋の深みに (テンペスト) 2. ヴォーン=ウィリアムズ:フィディーリのための挽歌 (シンベリン) 3. モーラン:恋に落ちた若者とその彼女 (お気に召すまま) 4. カステルヌオーヴォ=テデスコ:昇れ (シンベリン) 5. スミス (グレイヴス編) :舌の割れたまだらの蛇 (真夏の世の夢) 6. ティペット:エアリエルの3つの歌【来て、この黄色い砂のところに/五尋の深みに/ミツバチが蜜を吸う所で】 (テンペスト) 7. トマス・アーン:緑の森の木陰で (お気に召すまま) 8. ガーニー:緑の森の木陰で (お気に召すまま) 9. パリー:ソネット87 10. アイアランド:水仙が咲きだしゃあ (冬物語) 11. ハイドン:彼女は決して恋心を語らなかった (十二夜) 12. シューベルト:シルヴィアにD891 (ヴェローナの二紳士) 13. シューベルト:セレナードD889 (シンベリン) 14. シューベルト:酒の歌D888 (アントニーとクレオパトラ) 15. シューマン:狂人の最後の歌Op.127の5 (十二夜) 16. ヴォルフ:鳥づくしの歌 (真夏の世の夢) 17. コルネリウス:死よ、来たれ (十二夜) 18. フランシス=ホード:彼は死化粧もされず棺に入れられた (ハムレット) 19. ハンナ・ケンドール:ロザリンド (全5曲) 20. プーランク:恋する心は (ヴェニスの商人) 21. ブリテン:恋する心は (ヴェニスの商人) 22. オネゲル:エアリエルの2つの歌【来て、この黄色い砂のところに/ミツバチが蜜を吸う所で】 (テンペスト) 23. ブリッジ:吹け、吹け、冬の風よ (お気に召すまま) 24. マデリーン・ドリング:さあ持って行け、この唇を (尺には尺を) 25. ジョン・ダンクワース:ソネット18 26. マーヴィン・ホーダー:緑の森の木陰で (お気に召すまま) 27. クールリッジ=テイラー:柳の歌 (オテロ) 28. エイミー・ビーチ:妖精の子守唄 (真夏の世の夢) 29. ロデリック・ウィリアムズ:溜息なさるな、御婦人方 (空騒ぎ) 30. アーサー・サリヴァン:リュートを持ったオルフェウス (ヘンリー8世) アーティスト(演奏・出演) キャロリン・サンプソン (ソプラノ) 1-5,7,11,12,17-22,26-30 ロデリック・ウィリアムズ (バリトン) 1-3,5,6,8-10,14-17,19,23-25,29,30 ジョゼフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年6月27-28日/ワイアストーン・コンサートホール
ヤーコプスによる「ミサ・ソレムニス」が登場! ★ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズ。2021年初回のリリースはヤーコプス指揮による「ミサ・ソレムニス」。 ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」は、作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られますが、それだけに指揮者の力量が問われます。 ベートーヴェンは、親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、結局それには間に合わず、就任から4年後にようやく全曲が初演されました。実際完成したのは、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といったものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品でした。それは何より、この作曲家がミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘していたからといえるでしょう。 ヤーコプスは、今回の録音で合唱をオーケストラ左右に、ソリスト4人はオーケストラの後ろに配置しています。「19世紀の終わりまで、オラトリオの公演では合唱はオーケストラの横、前方にさえ置かれており、後ろに配置されることはありませんでした。それには大きな利点があり、第一に合唱団は難しいパッセージでも歌いやすく、第二に、聴衆はベートーヴェンが苦心したテキストをより深く理解することができます。また4人のソリストをオーケストラの後ろに配置するのはまるで天使の合唱のようです。私はこれがベートーヴェンの夢見ていた方法なのではないかと考えています。前方の地上の合唱と後方の天使の声お互いに呼応しダイナミックなコントラストを生むことができます。」 オーケストラと歌唱陣の高いテクニックとヤーコプスたちだからこそ実現できた、見事な録音が実現しました。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123 アーティスト(演奏・出演) ルネ・ヤーコプス(指揮) フライブルク・バロック・オーケストラ ベルリンRIAS室内合唱団(合唱指揮:デニス・コンテ) ポリーナ・パストリチャク(ソプラノ) ゾフィー・ハルムゼン(メゾソプラノ) スティーヴ・ダヴィスリム(テノール) ヨハネス・ヴァイサー(バス) レコーディング 録音:2019年5月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ハーディングが緻密かつ幻想的に響かせる ブリテンの独唱と器楽のための歌曲集! 繊細で透明感のある器楽の響き 気品あるテノール ★ハーディングが、ブリテンによる、 (弦楽) オーケストラ伴奏歌曲を録音しました。ハーディングといえば交響曲はもちろん、声楽付きの管弦楽やオペラ (ブリテンのねじの回転も含む) でもその手腕を発揮しているのは誰もが知るところ。ここでも、故郷の作曲家の作品を、手兵スウェーデン放送響の多彩な音色を駆使して、作品の魅力を120%引き出しています。歌うのは、1979年ロンドン生まれのテノール、アンドルー・ステイプルズ。ロイヤル・オペラ・ハウスでデビューしたのち、ラトル指揮のベルリン・フィルやウィーン・フィルなどとも共演、演奏会やオペラ、リサイタルで活躍する存在で、重すぎず品格ある響きはどこかピーター・ピアーズを思い起こさせる瞬間もあるようで、非常に魅力的です。さらに、フォトグラファーとしてもセンスある写真を多数撮影している存在です。 ★≪イリュミナシオン≫は、ランボーの詩によるもの (原語のフランス語で歌われる) 。ブリテンは、この詩について visions of heaven (天国の光景) と語っており、詩が含有する世界を見事な書法で華麗に音化しています。ハーディングが器楽から引き出す音色がとにかく極彩色で高精度。素晴らしい出来栄えです。≪セレナーデ≫ではホルンのクリストファー・パークスのソロが光ります。クリストファー・パークスは1981年ドンカスター (イギリス) 生まれ。はじめにコルネットを習ったあと、7歳でアルトホルン (イギリスではテナーホルン) をはじめ、15歳でフレンチホルンに転向。ロンドン・フィルのホルン奏者を務めたのち、2007年にロイヤル・フィルの首席奏者に就任。2010年からはスウェーデン放送交響楽団で首席奏者を務めています。≪ノクターン≫は8曲からなり、それぞれの詩は英国を代表する詩人 (あるいは作家) のものが採用されています。詩の素晴らしさもですが、各曲で、ファゴットやハープ、ホルン、ティンパニ、コールアングレ、フルートやクラリネットのオブリガート楽器が活躍するのもまた聴きどころの作品。ここではスウェーデン放送響のメンバーたちによる素晴らしいアンサンブルをお楽しみいただけます。1975年生まれのハーディングが、ここにきてさらに充実していることを感じさせると同時に、作品についての明確なヴィジョンを持っていることが、音からも実によく伝わってくる、秀逸な演奏です。 収録情報 曲目・内容 ブリテン (1913-1976) : ・≪イリュミナシオン≫ op.18 (高声と弦楽オーケストラのための、1939年/アルテュール・ランボー詩) [1.ファンファーレ (Fanfare), 2.都会 (Villes), 3a.フレーズ (Phrase), 3b.アンティーク (Antique), 4.王族 (Royaute), 5.海の景色 (Marine), 6.間奏曲 (Interlude), 7.ビーング・ビューティアス (Being Beauteous), 8.パラード (Parade), 9.たびだち (Depart) ] ・≪セレナード≫ op.31 (ホルン、テノールと弦のための、1943年) [1.プロローグ (器楽), 2.パストラル (チャールズ・コットン), 3.ノクターン (アルフレード・ロード・テニソン), 4.エレジー (ウィリアム・ブレイク), 5.挽歌 (Dirge) (作詞者不明、15世紀), 6.聖歌 (Hymn) (ベン・ジョンソン), 7.ソネット (ジョン・キーツ), 8.エピローグ (器楽) ] ・≪ノクターン≫ op.60 (テノール、6つのオブリガート楽器と弦楽のための、1958年) [1.詩人の唇の上で私は眠っていた (詩:パーシー・ビッシュ・シェリー), 2.深い海の雷鳴の下 (詩:アルフレッド・テニスン), 3.木の葉の衣をまとって (詩:サミュエル・テイラー・コールリッジ), 4.真夜中の鐘が鳴る (詩:トーマス・ミドルトン), 5.しかしその夜、私はベッドに横たわって (詩:ウィリアム・ワーズワース), 6.彼女は眠る、穏やか最後の息で (詩:ウィルフレード・オーウェン), 7.夏の風よりやさしいものがあるだろうか? (詩:ジョン・キーツ), 8.目をつぶっているときが、いちばんよく見える (詩:ウィリアム・シェイクスピア) ] アーティスト(演奏・出演) アンドルー・ステイプルズ (テノール) クリストファー・パークス (ホルン) スウェーデン放送交響楽団 ダニエル・ハーディング (指揮) レコーディング 録音:2018年3月、2019年5月/ベルワルト・ホール (ストックホルム)
ニューヨーク時代のワルター“伝説”の名演ライヴ? 「ミサソレ」「モツレク」「ヴェルレク」、望みうる最高音質で国内盤初登場! ★エピタグラフ・レーベルによるワルター没後60年企画のライヴ録音シリーズ。モーツァルト、ブラームス、マーラー、ブルックナーと続けてきて、今回は3大宗教曲集 (1) ベートーヴェンのミサ・ソレムニス (2) モーツァルトのレクイエム (3) ヴェルディのレクイエム。 ★ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス・・・宇野功芳氏がクレンペラー盤と並ぶこの名曲の代表的名演として海外盤を著作で紹介してきましたが、「欠点は録音の、あまりの悪さ」でした。それが今回、目覚ましく音の状態が良いのが登場!「これはワルターの最高傑作の一つであるばかりでなく、同曲CD中、クレンペラーのそれと並んで演奏面では一、二を争うものである。・・・クレンペラーの、遅いテンポを一貫させた堂々たる造型に対し、ワルターのはテンポを緩急自在に動かした極めて動的な表現で、好みからいえば、ぼくは断然ワルターを採りたい。」 (『名指揮者ワルターの名盤駄盤』宇野功芳著、講談社+α文庫1995年刊) また、「放送録音ディスクが良い音で残っている。残念なことに、最近出ているグロテスクに歪んだ音源によるコンパクト・ディスクは、1948年4月半ばにカーネギーホールで聴かれた崇高な演奏をひどく不当に扱っている。」 (『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』エリック・ライディング&レベッカ・ペチュフスキー共著、高橋宜也訳、音楽之友社2015年刊) として、本書籍では「数ヶ所の乱れを別とすれば、これはワルターの名演の一つである。キリエで醸し出される優しさ、唖然とするようなグローリアでの歓喜の激しい爆発、クレドの力強い信念の表出、サンクトゥスの揺りかごを揺らすような祝福、そして人生の重荷を厳かに思い、平安を乞い願うアニュス・デイ。スティーバーとメリマンは特に見事で、甘美な声色というのではなくて自分のパートを息づかせるドラマがすばらしく、神々しい熱狂にすっかり我を忘れているようであるが、オーケストラと合唱も、神にささげる恍惚とした喜びの音を奏でるのにひと役買っている。ワルターの、自分の巨大なヴィジョンを大編成の演奏家に伝達する能力と、テンポを変化させて歌手とオーケストラから多彩な抑揚を引き出す技は、時には息をのむほどである。」と称賛されております。 ★モーツァルト:レクイエム・・・1956年3月10・12日、モーツァルト生誕200年記念にワルターは米コロンビア・レコードにセッション録音し、この名曲の代表盤を完成していますが、11日にカーネギー・ホールでのモーツァルト・フェスティバルで披露していました。ワルターは4人の独唱者 (ゼーフリート、トゥーレル、シモノー、ウォ?フィールド) とのピアノ・レッスンの際、本番中は暗譜して歌うように要請。はたして本番では、四重唱として室内楽的なまとまりのある美しい音楽となったと、ウォ?フィールドは後年の雑誌インタビューで語っています。音も良好。最後の拍手歓声がすごく、当時のワルターのモーツァルトへの人気ぶりがうかがえるドキュメントとなっております。 ★ヴェルディ:レクイエム・・・「ミサ・ソレムニス」と同様、ワルター唯一の録音。何度も演奏してきましたが、レコーディングの機会に恵まれず、1959年3月27日と29日、つまり聖金曜日と復活祭の日にメトロポリタン・オペラでのお別れコンサートでこの曲を演奏、2日目の記録が本ディスクになりました。当時激しい合唱を含むこの曲を指揮するには老年のワルターには無理ではないかとの声も出ていた中、「首尾一貫した力強い演奏ができなくなっているとうかがわせるものはない。彼の熱のこもった気合の声や独唱者たちへのしばしばこちらまで聞こえる指示の言葉は、演奏行為に完全に没入している人間の様を表している。? ニューヨーク・タイムズ紙‘59.3.29」 (前掲『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』) なお、ソプラノ・パートのミラノフは「怒りの日」を歌い終わってから体調不良で降板、代役で控えていたクロールに替っています。 ★以上3曲とも、曲の最初から終わりまで途切れはなく、終了後の拍手も入っています。それぞれ1枚のディスクに収録。いずれも放送原盤ディスクからの復刻にともなうスクラッチ・ノイズが多少ありますが、従来の海外盤をも凌駕する明瞭な音質で登場!国内盤初発売になります。さらに“高音質CDの決定版”であるUHQCD仕様で発売!歌詞対訳付き。 収録情報 曲目・内容 宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ワルター【3UHQCD】 DISC 1 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 エレノア・スティーバー (ソプラノ) /ナン・メリマン (メゾ・ソプラノ) /ウィリアム・ヘイン (テノール) /ロレンツォ・アルヴァリ (バス) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1948年4月18日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 2 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626 (ジュスマイヤー版) イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ) /ジェニー・トゥーレル (メゾ・ソプラノ) /レオポルド・シモノー (テノール) /ウィリアム・ウォーフィールド (バリトン) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1956年3月11日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 3 ヴェルディ:レクイエム ジンカ・ミラノフ (ソプラノ) &ハイディ・クロール (ソプラノ) /ロザリンド・エリアス (アルト) /カルロ・ベルゴンツィ (テノール) /ジョルジョ・トッツィ (バス) /メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 録音:1959年3月29日メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター (指揮) レコーディング Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ)
旧約聖書の5つのテキストに基づく 米作曲家ラングの魅惑的な作品「the writings」を ロイス率いるカペラ・アムステルダムが 純度の高い歌声で世界初録音! ★ダニエル・ロイス率いるカペラ・アムステルダムのPENTATONEレーベル第2弾はデイヴィッド・ラング(1957-)の「the writings」です。 ★ラングはニューヨーク在住のアメリカ人作曲家。現代音楽の名人集団「バン・オン・ア・キャン(Bang On A Can)」をジュリア・ウルフ、マイケル・ゴードンとともに創設し、現在アメリカを代表する作曲家の一人として活躍しております。 ★ラングは映画音楽にも力を入れており『マッチ売りの少女の受難曲(The Little Match Girl Passion)』で2008年ピューリッツァー賞音楽部門を受賞。このほか多くのオーケストラ、演奏家からの委嘱作でも知られます。 ★「the writings」はユダヤ教の祝日にまつわる旧約聖書の5つのテキストに基づく作品。ラングの厳かな旋律はそれぞれの詩と完全にマッチしており深い感動を与えてくれます。オリジナルのブックレット(英語)にはラングによるプログラムノートに加え、ラングを尊敬してやまない現代作曲家ニコ・マーリー(1981-)による楽曲解説が添えられています。 ★カペラ・アムステルダムは1970年創立の名門。1990年より音楽監督を務める声楽アンサンブルの最高峰の指揮者ダニエル・ロイスとともに幅広いレパートリーを真摯に歌い上げてきました。「リーム:『7つの受難』&デ・ヴェルト:モテット集」(PTC-5186948)、「ラッスス:インフェルノ〜6声と8声のためのモテット集」(HMM-902650)、「ヤナーチェク:モラヴィア合唱曲」(HMM-932097)、「ジョスカン・デ・プレ:葬送モテット&挽歌集」(HMM-902620)など積極的なリリースが続いております。 収録情報 曲目・内容 デイヴィッド・ラング (1957-) :「the writings」〜ユダヤ教の祝日にまつわる旧約聖書の5つのテキストに基づく 1. again (伝道の書) 2. if I am silent (エステル記) 3. for love is strong (雅歌) 4. where you go (ルツ記) 5. solitary (哀歌) 6. again (伝道の書) アーティスト(演奏・出演) ダニエル・ロイス(指揮) カペラ・アムステルダム レコーディング セッション録音:2020年11月30日-12月2日/聖ピーテルス教会(ユトレヒト)
ゾフィー・カルトホイザーによるヴォルフの歌曲集 ★ベルギー出身注目のソプラノ歌手ゾフィー・カルトホイザーによるヴォルフの歌曲集。モネ劇場でヤーコプス指揮のもとパミーナを歌い「生まれながらのモーツァルト歌手」と喝采を浴び一躍注目を集めました。その後も、劇場での実績を着実に積み、録音ではモーツァルトの『偽の女庭師』やペルゴレージのオラトリオ『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』 (HMC-902155) でもヤーコプスの指揮のもと高評価を得ています。 ★本作はゲーテ、メーリケ、アイヒェンドルフの詩に基づくヴォルフの歌曲集。ヴォルフは一人の詩人に集中して歌曲を作曲することを好んでいました。ヴォルフ独特の諧謔的でユーモラスな曲から優しく甘い恋の歌まで様々な表情をもった作品が選曲されています。カルトホイザーのムラのないなめらかで、絶妙にコントロールされた歌声でじっくりとヴォルフの歌の世界を味わうことができます。 収録情報 曲目・内容 ヴォルフ: 歌曲集 ・4つのミニヨンの歌 (ゲーテ) ・ねずみとりのおまじない (メーリケ) ・捨てられた女中さん (メーリケ) ・ニクセのビンゼフース (メーリケ) ・花の挨拶 (ゲーテ) ・四季すべて春 ・アナクレオンの墓 (ゲーテ) ・春に (メーリケ) ・ある結婚式で (メーリケ) ・アグネス (メーリケ) ・妖精の歌 (メーリケ) ・お澄まし娘 (ゲーテ) ・心がわりした娘 (ゲーテ) ・秘めた愛 (アイヒェンドルフ) ・少年と蜂蜜 (メーリケ) ・ほとんど夜明け前のひと時に (メーリケ) ・彼は来た (メーリケ) ・エオリアンハープに寄す ・少女の初恋の歌 (メーリケ) ・夏の子守歌 (ライニク) アーティスト(演奏・出演) ゾフィー・カルトホイザー (ソプラノ) ユージン・アスティ (ピアノ) レコーディング 録音 :2015年10月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ティモシー・ファロンがレスピーギの歌曲を録音! ★SACDハイブリッド盤。マレク・ヤノフスキもその実力を認めるテノール、ティモシー・ファロン。リストの歌曲集(BIS SA-2272)でも注目されましたが今回はレスピーギを録音しました。 ★レスピーギといえば「ローマ三部作」があまりにも有名ですが、色彩豊かな旋律が魅力の美しい歌曲も多く作曲しております。詩はアントニオ・ルビーノ(1880-1964)、アダ・ネグリ(1870-1945)、カルロ・ザンガリーニ(1874-1943)、象徴主義者ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)など、レスピーギの多彩なスタイルと幅広い文学的インスピレーションが発揮されております。 ★ティモシー・ファロンはジュリアード音楽院で学んだアメリカ系のテノール歌手。マリリン・ホーンに師事したあと、2013年に開かれたウィグモア・ホール歌曲コンクールで優勝した実力派で、これまで鈴木雅明、ヘルムート・リリング、マリン・オルソップなど世界の名だたる指揮者と共演しています。エレガントでビロードのような明るさからダイナミズムの幅が広い声の持ち主。豊かな表現力でレスピーギの歌曲を歌い上げます。 収録情報 曲目・内容 「黄昏」 レスピーギ:歌曲集 ●森の神々【i. 「牧神」/ii. 「庭園の音楽」/iii. 「エグレ」/iv. 「水」/v. 「黄昏」】P107(1917) ●6つのメロディ P89(1909)より i. 「深い海の底で」 ●対照 P66(1906) ●最後の陶酔 P8(1896) ●6つのメロディ P89(1909)より ii. 「あきらめ」 ●ストロネッロを歌う女 P69 (1906) ●5つの古風な歌【i. 「時々耳にする愛の思い出」/ii. 「でもどのように私は我慢できようか」/iii. 「バラード」/iv. 「真っ赤な美しい唇」/v. 「エンツォ王のカンツォーネ」】 P71(1906) ●短いお話 P52(1904) ●6つの歌第2集 P97(1912)より iv. 「古のクリスマス祝歌」 ●6つの歌第1集 P90(1909)より VI . 「雨」 ●涙 P9(1896) ●4つのスコットランド民謡【i. 牛たちが帰ってくるとき/ii. エジンバラの町から1 マイルの所だった/iii. 私の心はハイランドにある/iv. ダンディーのバグパイプ吹き】P143(1924) ●6つの歌第1集 P90(1909)より i. 「三日月よ」 ●夜想曲 P11(1896) ●霧 P64(1906) アーティスト(演奏・出演) ティモシー・ファロン(テノール) アミエル・ブシャケヴィッチ(ピアノ) レコーディング セッション録音:2021年7月6-9日/バイエルン放送、ミュンヘン(ドイツ)
超豪華演奏陣による夢のシューマン歌曲全集シリーズ開始! ★ドイツの由緒あるレーベル、Profilならではの魅力的で貴重なアルバム。シューマンの歌曲すべてを超豪華な歌手陣で集めました。エルナ・ベルガーやユリア・ヴァラディ、フィッシャー=ディースカウからクリストフ・プレガルディエン、ディアナ・ダムラウといずれも主役級がとびきりの名匠で名匠で名歌を聴かせてくれます。★いずれも現在入手困難な音源ながら、お買い得価格でご提供。歌曲作曲家としてのシューマン、ドイツ語の美しさを存分に堪能できます。 収録情報 曲目・内容 [Disc1] 1. リーダークライスOp.24(全9曲) 2. ユリウス・ケルナーの12の詩Op.35 アンドレアス・シュミット(バリトン)、ルドルフ・ヤンセン(ピアノ)/1997年9月ベルリン [track-1] ウルフ・ベストライン(バリトン)、シュテファン・ラウクス(ピアノ)/2003年7月カールスルーエ [track-2] [Disc2] 1. リーダークライスOp.39(全12曲) 2. 詩人の恋Op.48(全16曲) 3. 恋の曙Op.37〜春の祭りの美しさ/太陽の輝くように 4. 私が鳥になれたらOp.43の1 5. 哀れなペーターはOp.53の3 クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ミヒャエル・ゲース(ピアノ)/2005年4月ケルン [track-1] ベンヤミン・ブルンス(テノール)、カローラ・タイル(ピアノ)/2015年10月 [track-2,5] ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)/1989年11月デュッセルドルフ [track-3,4] [Disc3] 1. 女の愛と生涯Op.42(全8曲) 2. 4つの二重唱曲Op.78 3. 5月の歌Op.79の9 4. 恋のたわむれOp.101〜私はあなたの木/千回の挨拶 5. ベルシャザルOp.57 6. あなたの顔はOp.127の2 7. 私の馬車はゆっくりとOp.142の4 8. 4つの二重唱曲Op.34 9. 夜にOp.74の4 エルナ・ベルガー(ソプラノ)、エルンスト=ギュンター・シェルツァー(ピアノ)/1956年ベルリン [track-1] ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)/1989年11月 [track-2,3,4,8,9] アンドレアス・シュミット(バリトン)、ルドルフ・ヤンセン(ピアノ)/1997年9月ベルリン [track-5,7] ウルフ・ベストライン(バリトン)、シュテファン・ラウクス(ピアノ)/2003年7月カールスルーエ [track-6] [Disc4] ミルテの花Op.25(シューマン夫妻の手紙朗読入り) ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)、イヴァーン・パレイ(バリトン)、シュテファン・マティアス・ラーデマン(ピアノ)、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ(朗読)/2006年2月フロイスドルフ
ワルター&ウィーン・フィルのドイツ・レクイエム、 「幻の名盤」ついに国内盤初登場! ★ブルーノ・ワルターによるブラームス「ドイツ・レクイエム」は5種のライヴ([1] 1950年ストックホルム、[2] 52年カーネギーにおけるニューヨーク・フィル(NYP)盤、[3] 52年ローマ・イタリア放送響盤、[4] 53年エジンバラにおけるウィーン・フィル盤、[5] 54年カーネギーにおけるNYP盤)のほか、54年12月にNYPを指揮してセッション録音(当時のコロンビア・レコード) をのこしていますが、ファンの間で「もっとも感動的で劇的、すごい演奏」と騒がれていた [4] が、ついに国内盤CDで登場します。しかもUHQCDで! ★聖書のドイツ語訳を歌詞に用いたことから、ブラームスの『マタイ』とも言われているこの名曲にワルターは愛着を示していました。1950/51年シーズンにブラームスの作品をNYPと録音する機会がありましたが、独唱者と合唱にかかるコストの問題で断念。52年のライヴ、前述の [2] では英語歌唱、 [3] はイタリア語歌唱で行われています。そして1953年9月にエジンバラ音楽祭で演奏された [4] 。ワルターの深く、激しく、重々しい情念のもと、ウィーン・フィルは強靭かつしなやかに美音を響かせ、ゼーフリート、フィッシャー=ディースカウは感動的な歌声!ワルターとの共演は初めてとなったフィッシャー=ディースカウはこのとき28歳。ワルター自身のピアノでリハーサル、指導を受けたときの思い出を『自伝』で語っています。音楽祭のため編成された合唱団はイギリスのコーラスの伝統に裏打ちされた立派なもの。第2曲の葬送行進曲、第6曲の「怒りの日」ではオーケストラ、独唱、合唱が一体となった凄まじい迫力の盛り上げを見せ、これを聞くとワルターが最後の年にNYPとセッション録音を残したものの、「ざらついた合唱と混濁したオーケストラの音」(『ブルーノ・ワルター〜音楽に楽園を見た人〜』エリック・ライディング&レベッカ・ペチェフスキー共著、高橋宣也訳、音楽之友社刊2015年)への不満から、生前はレコード発売を許可せず、お蔵入りにした理由もわかるというものです。 ★ 1953年9月8・10日、エジンバラ音楽祭でオール・ブラームスのプロ(ほかに「悲劇的序曲」「ハイドン変奏曲」)で行われた2日間の初日の録音。この音源の発売は、これまで一般には入手しがたい米ワルター協会のLP、同系WINGレーベルのCD、アンドロメダのCDしかありませんでした。エピタグラフ・レーベルの発売はラジオ中継された放送原盤より復刻されたテープからのCD化で、一般市販での発売、国内盤初登場になります! 音質は復刻につきまとうノイズこそ少し残っているものの、高域の伸び、低域の重厚さ等、比較的良好で鮮明な音。しかも「高音質CDの決定版」であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。 収録情報 曲目・内容 ヨハネス・ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45 アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) エジンバラ音楽祭合唱団 レコーディング 録音: 1953年9月8日エジンバラ音楽祭、アッシャーホール、エジンバラ(ライヴ) Produced by Epitagraph
名ソプラノ、ルビー・ヒューズが コロナ禍、困難な時代への希望のメッセージを歌と弦楽四重奏で表現! ★SACDハイブリッド盤。イギリスのソプラノ歌手ルビー・ヒューズは『愛と喪失のヒロインたち』 (BIS SA-2248) 、『クリュタイムネストラ』 (BIS SA-2408) 、『エコー』 (BIS SA-2568) と3枚のリサイタル・アルバムをリリースしてきました。新作の『わが人生の終わり (End of My Days) 』もこれまでと同じく「コンセプト」をもつアルバムとして作られています。「ビリティスの旅が、ほんとうに興味深い」とルビー・ヒューズが言うドビュッシーの《ビリティスの3つの歌》、ラヴェルの《2つのヘブライの歌》から追悼の歌〈カッディーシュ〉、マーラーが『復活』交響曲の楽章にした《原光》……「死ぬと何が起こるか?」 (ヒューズ) と、よく知られ親しまれている歌が「死と生、無言と途絶、愛と希望」をテーマにした文脈の中でどう息づくか。 ★アルバムのインスピレーションは、2020年の春、マンチェスター・コレクティヴとの初めてのコラボレーションが決まったことから生まれたといいます。COVID-19パンデミックのロックダウン下、限りある生命や孤立という問題をつきつけられた人々を支えるため、アーティストとして何ができるか。後悔することなく死を受け入れる生を謳う自作の詩にエロリン・ウォレンが作曲した《End of My Days (わが人生の終わり) 》が、タイトルにとられました。 ★ブライアン・エライアスが、ノースハンプトンの精神病院に送られたジョン・クレア (1793-1864) の自然詩に作曲した《緑の谷で会おう》。アルフレッド・エドワード・ハウスマンの『シュロプシャーの若者 (A Shropshire Lad) 』の詩によるヴォーン・ウィリアムズの《牧場にそって》。正教の精神性に惹かれていたというジョン・タヴナーが、ソ連の反体制詩人アンナ・アフマートヴァ (1889-1966) の詩をテクストに使った歌曲集から〈ダンテ〉〈ボリス・パステルナーク〉と短い〈クプレ〉。ダウランドのリュート伴奏の歌曲をイギリスの作曲家デイヴィッド・ブルースが、「声と弦楽四重奏」のために編曲した〈行け、透き通った涙よ〉と〈あふれよ、わが涙〉。「わたしは、平和をあなたがたに残し……」という『ヨハネによる福音書』の一節を使い、ヒューズとマンチェスター・コレクティヴの委嘱で作曲されましたデボラ・プリチャードの《平和》。 ★「オレンジを食べる感覚」を曲にしたキャロライン・ショーの《バレンシア》と北ヨーロッパ最古の現存するメロディのひとつとされるシェトランド民謡の《一日の夜明け (Da Day Dawn) 》の2つの弦楽四重奏の曲が間奏として挟まれます。 ★弦楽四重奏団「マンチェスター・コレクティヴ Manchester Collective」は、2016年、アダム・サボ (CEO芸術監督) とラキ・シング (音楽監督、第1ヴァイオリン) により結成されました。ドナルド・グラントの第2ヴァイオリン、ルース・ギブソンのヴィオラ、マリー・ビトロクのチェロ。実験的なプログラムと多彩なジャンルのアーティストとのコラボレーションで知られるグループです。 収録情報 曲目・内容 『わが人生の終わり (End of My Days) 』 ●ブライアン・エライアス (1948-) :「緑の谷で会おう (Meet Me in the Green Glen) 」〜ソロ・ヴォイスのための (2009) (ジョン・クレアの詩) ●キャロライン・ショー (1982-) :「バレンシア (Valencia) 」〜弦楽四重奏のための (2012) ●レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) :「牧場にそって (Along the Field) 」 (1927) (A・E・ハウスマンの詩) ●ジョン・タヴナー (1944-2013) :《アフマートヴァ歌曲集 (Akhmatova Songs) 》 (1993) (アンナ・アフマートヴァの詩) から「ダンテ (Dante) 」、「ボリス・パステルナーク (Boris Pasternak) 」、「クプレ (Couplet) 」 ●ジョン・ダウランド (c.1563-1626) (デイヴィッド・ブルース (1970-) 編曲) :2つのダウランドの哀歌 (2011) 【「行け、透き通った涙よ (Go Crystal Tears) 」、「あふれよ、わが涙 (Flow My Tears) 」】 (作者不詳の詩) ●伝承曲 (ドナルド・グラント編曲) :「Da Day Dawn (一日の夜明け) 」〜弦楽四重奏のための ●モーリス・ラヴェル (1875-1937) (サイモン・パーキン (1956-) 編曲) :《2つのヘブライの歌 (Deux melodies hebraiques) 》から「カッディーシュ (Kaddisch) 」 (1914) (伝承詩) ●エロリン・ウォレン (1958-) :「わが人生の終わり (End of My Days) 」 (1994) (エロリン・ウォレンの詩) ●クロード・ドビュッシー (1862-1918) (ジェイク・ヘギー (1961-) 編曲) :《ビリティスの3つの歌 (Trois chansons de Bilitis) 》 FL 97 (1897) 【「パンの笛 (La flute de Pan) 」、「髪 (La chevelure) 」、「ナイアードの墓 (Le tombeau des naiades) 」】 (ピエール・ルイスの詩) ●グスタフ・マーラー (1860-1911) (マンチェスター・コレクティヴ編曲) :《子供の不思議な角笛 (Des Knaben Wunderhorn) 》 (1888-94) から「原光 (Urlicht) 」 (作者不詳の詩) ●デボラ・プリチャード (1977-) :平和 (Peace) (『ヨハネによる福音書』 (キング・ジェームズ版) 14章27節) アーティスト(演奏・出演) ルビー・ヒューズ (ソプラノ) マンチェスター・コレクティヴ【ラキ・シング (第1ヴァイオリン) 、ドナルド・グラント (第2ヴァイオリン) 、ルース・ギブソン (ヴィオラ) 、マリー・ビトロク (チェロ) 】 レコーディング 録音:2022年1月11〜13日/ストラーホール (マンチェスター、イングランド) 制作:マシュー・ベネット 録音エンジニア:デーヴ・ロウウェル
男ゴロワノフ・怪演中の怪演!! 心ゆさぶる究極の演奏、異界へのいざない。 限界を超えてすべてを音楽にぶつけた大モツレク ピッチ修正であらわになった真の異形なる姿! ★これまでトラック毎に音の高さが変わるという不完全なピッチの音盤ばかり世に出ていたため、真の凄まじさが伝わり切らず今ひとつ人気の奮わなかったゴロワノフのモツレク。おそらく初の〈ピッチ修正版〉としてこの究極演奏を世に問いなおさんとするのが当盤です。本来のテンポ・音響バランスが蘇ることで逆にさらに明白になった異形さ、恐ろしいまでの音塊となって迫り来る声楽と管弦楽の大エネルギー。聴く者を異界へといざなう空前の怪演をより強く深く危険な領域まで踏み込んで味わえること請け合いです。 ★音楽が表現しうる極北、その限界をいとも簡単に乗り越え、遥か彼方めがけて未踏の地を突き進むゴロワノフ。合唱もソリストもオーケストラも、火の玉のように燃え上がり持っているすべてを音楽にぶつけ、驚異的な演奏を繰り広げていきます。「Tuba mirum」の全開トロンボーン、「Lacrimosa」の異様な暗さ、「Sanctus」の目もくらむ輝き、どこをとっても他では絶対に聴けない、かつて誰も考えたことのないような音が鳴り響く、とんでもないモツレクです。 ★〈「涙の日」は、全曲の中でも最も印象的と言えるだろう。テンポは非常に遅い。ヴァイオリンがソロに変更されており、これがいかにももの悲しげに奏される。合唱は全員が涙ながらに歌っているようで、涙が床に落ちてビショビショに濡れているような雰囲気である。最後の長いフェルマータもいかにもゴロワノフだ〉〈宗教的とは言えない、オペラ的にすぎる、モーツァルトらしくない、などいくらでもケチをつけられそうな演奏であることは確かだ〉〈ゴロワノフはきっと、自身の解釈が正しいかどうかは重要視していないと思う。彼が最も望んでいたのは、人の心をいかに揺さぶるかということである。それに全身全霊を傾けた、そうした姿勢が生々しいほど感じられる〉 (平林直哉氏の解説より) 収録情報 曲目・内容 ゴロワノフの芸術 第8集 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 〈ピッチ修正版〉 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ (指揮) モスクワ放送交響楽団 モスクワ放送合唱団 ナタリア・シュピーレル (ソプラノ) ワルワラ・ガガリーナ (アルト) ピョートル・マリュチェンコ (テノール) セルゲイ・クラソフスキー (バリトン) レコーディング モノラル録音:1951年
スウェーデン放送所蔵のオリジナル音盤使用、初の全録音集! ★WEITBLICKレーベルからリリースされた貴重音源をLP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上でLP化しております。 ★ストックホルム・フィルとスウェーデン放送が認めた、正規盤初登場となるスウェーデン放送全録音集 (2巻分売) です。ブラームスの「ドイツ・レクイエム」は巨匠唯一の完全全曲録音であり大変貴重。崇高でありながら燃え上がる情熱が同居した奇跡的な名演です。シュトラウスの「ドン・ファン」、ワーグナーの「トリスタン」はフルトヴェングラーの語り口の巧さが特筆もの。物語性の強い、うねる様なロマンが炸裂しています。 収録情報 曲目・内容 フルトヴェングラー スウェーデン放送全録音集 第2巻 ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45 [LP1-A] 第1曲 [LP1-B] 第2曲 [LP2-A] 第3曲 [LP2-B] 第4曲、第5曲 [LP3-A] 第6曲 [LP3-B] 第7曲 [LP4-A] R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20 [LP4-B] ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 前奏曲と愛の死 アーティスト(演奏・出演) ケルステン・リンドベルイ・トルリンド (ソプラノ) ベルンハルト・ゼネルステット (バリトン) ストックホルム・フィルハーモニー合唱団 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:[LP1〜3] 1948年11月19日、[LP4] 1942年11月25日/ストックホルム
★SACDハイブリッド盤。バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみでBISレーベルから積極的なリリースが続いている名ソプラノ、キャロリン・サンプソンが「ロベルト&クララ・シューマンのリートからの女性のためのアルバム」を録音しました。当アルバムでは8曲からなるロベルト・シューマンの連作歌曲『女の愛と生涯』の曲間にロベルトとクララがそれぞれ作曲したリート、さらにピアノ独奏曲を組み合わせた内容となっており、まるで一つの物語を聴いているかのようなコンセプトで仕上げております。 ★共演はサンプソンが「対等なデュオのパートナーシップ」と語るジョセフ・ミドルトンです。サンプソンと同じくバーミンガム大学で学んだミドルトンはこれまでにフェリシティ・ロット、セーラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇り、現在サンプソンが最も信頼を置くピアニストのひとりです。ピアノの独立性が高くさらには声楽と対等な音楽表現が特徴である『女の愛と生涯』はもちろんのこと、そのほかの演奏も素晴らしいの一言に尽きます。名唱サンプソンとの最強デュオがまたひとつ名盤を完成させました。 【曲目・内容】 「女性のためのアルバム〜ロベルト&クララ・シューマンのリート集」 ロベルト・シューマン(1810-1856)&クララ・シューマン(1819-1896)* 「プロローグ」 1. 「ゆっくりと、そして表情豊かに遊ぶ」〜子供のためのアルバム Op.68より第21曲 2. 「美しいために私を愛するのなら」〜3つの詩 Op.12より第2曲* 「彼に会って以来」 3. 「彼に会って以来」〜女の愛と生涯 Op.42より第1曲 4. 「おお、歓喜よ」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第6曲* 5. 「民謡」〜リートと歌 第2集 Op.51より第2曲 6. 「愛の魔法」〜6つの歌曲 Op.13より第3曲* 「彼は誰よりも素晴らしい人」 7. 「彼は誰よりも素晴らしい人」〜女の愛と生涯 Op.42より第2曲 8. 「ある明るい朝に」〜ユクンデによる6つの歌 Op. 23より第2曲* 9. 「なぜ他の人にたずねるのか」〜3つの詩 Op.12より第3曲* 10. 「恋の歌」〜リートと歌 第2集 Op.51より第5曲 「分からない、信じられない」 11. 「分からない、信じられない」〜女の愛と生涯 Op.42より第3曲 12. 「露見した恋」〜5つのリート Op.40より第5曲 13. 「無言のはすの花」〜6つの歌曲 Op.13より第6曲* 「わたしの指の指輪よ」 14. 「わたしの指の指輪よ」〜女の愛と生涯 Op.42より第4曲 15. 「月は静かに昇った」〜6つの歌曲 Op.13より第4曲* 16. 「花嫁の歌 I 」〜ミルテの花 Op.25より第11曲 17. 「花嫁の歌 II 」〜ミルテの花 Op.25より第12曲 18. 「満足」〜子供の情景 Op.15より第5曲 「手伝って、妹たち」 19. 「手伝って、妹たち」〜女の愛と生涯 Op.42より第5曲 20. 「はすの花」〜ミルテの花 Op.25より第7曲 21. 「あらしの夜の楽しみ」〜12の詩 Op.35より第1曲 「やさしい人、あなたは見つめる」 22. 「やさしい人、あなたは見つめる」〜女の愛と生涯 Op.42より第6曲 23. 「ハイランド地方の人びとの別れ」〜ミルテの花 Op.25より第10曲 24. 「眠りの精」〜子供のための歌のアルバム Op.79より第12曲 25. 「眠りに入る子供」〜子供の情景 Op.15より第12曲 「わたしの心に、わたしの胸に」 26. 「わたしの心に、わたしの胸に」〜女の愛と生涯 Op.42より第7曲 27. 「木馬の騎士」〜子供の情景 Op.15より第9曲 28. 「あなたの顔は」〜5つのリートと歌 Op.127より第2曲 29. 「おとめの憂い」〜4つの歌 Op.142より第3曲 「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。」 30. 「今、あなたは初めてわたしを悲しませる。」〜女の愛と生涯 Op.42より第8曲 31. 「レクイエム」〜6つの詩、レクエム Op.90より第7曲 「後奏曲」 32「冬の時 I 」〜子供のためのアルバム Op.68より第38曲 【アーティスト(演奏・出演)】 キャロリン・サンプソン(ソプラノ)[track-2-17, 19-24, 26, 28-31] ジョセフ・ミドルトン(ピアノ/スタインウェイD) 【レコーディング】 セッション録音:2018年8月/ブリストル聖ジョージ(イングランド) プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)
1945年2月3日ドレスデン爆撃追悼コンサート、ヘレヴェッヘが登場 ★第2次世界大戦中の1945年2月13日から15日にかけ、連合軍はドレスデンに無差別爆撃を行いました。これにより同市は灰燼に帰し、2万5千人とも6万人ともいわれる一般市民が犠牲となりました。この犠牲者を悼む式典が毎年行われますが、同市を代表するオーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンが追悼演奏を務めます。2021年はフィリップ・ヘレヴェッヘがバッハの教会カンタータを披露しました。★コロナ禍ゆえ無観客で行われましたが、全世界を覆うパンデミックの恐怖も加わり、今年のコンサートはひときわ印象的。というのは、とりあげられているカンタータ第82番と第199番は、どちらもソロ・カンタータで合唱が入っていません。これもソーシャルディスタンスゆえとも思われますが、声楽アンサンブルからキャリアを始めたヘレヴェッヘがあえてこの形態の作品を選んでいるのが意味深長です。★その抑えた情感と真摯な祈りがドレスデンの罪なき犠牲者とコロナで苦しめられている世界中の人々を救おうとしているかのようです。★Disc2はヘレヴェッヘのインタビューのほか、2014年、1994年、1995年の同コンサートの一部が披露されています。ティーレマン、コリン・デイヴィス、ハイティンクらそれぞれの祈りに満ちた世界を堪能できます。 収録情報 曲目・内容 [Disc1]J.S.バッハ:カンタータより1. 第21番「私の心は思い煩いで一杯でした」BWV21〜シンフォニア2. 第82番「私は満ち足りた」BWV82(バス版)3. 第12番「泣くこと、嘆くこと、案ずること」BWV12〜シンフォニア4. 第199番「私の心は血の中で泳ぐ」BWV199[Disc2]1. ヘレヴェッヘのインタビュー2. ヴェルディ:レクィエム〜レクィエム/怒りの日/奇しきラッパの響き3. ベルリオーズ:死者のための大ミサ曲(レクィエム)Op.5〜第2曲 怒りの日4. マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」〜第5楽章5. シュテファン・ラングによるアンドレアス・シュライバーのインタビュー アーティスト(演奏・出演) 【Disc1】クレシミル・ストラジャナッツ(バス・バリトン)[track-2]ドロテー・ミールズ(ソプラノ)[track-4]フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン2021年2月12日/ドレスデン、ゼンパーオーパー【Disc2】クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)マリーナ・プルデンスカヤ(メゾソプラノ)チャールズ・カストロノーヴォ(テノール)ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)ドレスデン国立歌劇場合唱団クリスティアーン・ティーレマン(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン[track-2]2014年2月13日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)キース・イカイア=パーディ(テノール)ドレスデン国立歌劇場合唱団ジンフォニーコール・ドレスデンジングアカデミー・ドレスデンサー・コリン・デイヴィス(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン[track-3]1994年2月14日ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ)ヤルド・ファン・ネス(アルト)ザクセン州立ドレスデン・シュターツカペレ合唱団ドレスデン交響合唱団ベルナルド・ハイティンク(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン[track-4]1995年2月13日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
フランス歌曲、古楽から現代音楽まで 知性とテクニック、 豊かな音楽で魅了する メゾ・ソプラノ小林真理が メシアンの「ハラウイ」を録音! ★現在フランスを拠点に演奏・教育の両面で活躍し続ける、日本を代表するメゾ・ソプラノ小林真理がメシアンの「ハラウイ」を録音しました。 ★小林はレジーヌ・クレスパンのもとで学び、ウィリアム・クリスティのクラスを1等賞で卒業した実績をもち、フランス歌曲、古楽から現代音楽まで知性とテクニック、豊かな音楽で魅了しています。その小林の東京芸術大学博士課程論文のテーマがメシアンの「ハラウイ」でした。そのライフワークともいえる作品を、パリ留学時代からの信頼おけるピアニスト、棚田文紀を迎えて満を持してリリースしました。 ★メシアンが1945年に作曲した異国趣味の作品「ハラウイ」は、ペルーに伝わるインカ帝国の民謡からインスピレーションを得た12からなる歌曲。「ハラウイ」はケチュア語で「愛と死の歌」を意味し、戦争という体験の中で死に近づいた後、再びメシアンが新しく生まれた如く生き始めたころに作曲された悲恋物語です。小林と棚田が思いを込めて演奏しております。 ★日本語解説書付の国内仕様版 (KKC-6694) には小林真理による楽曲解説および歌詞対訳付です。 収録情報 曲目・内容 オリヴィエ・メシアン (1908-1992) :「ハラウイ - 愛と死の歌 - 」 (1945) 1. 眠っていた町、おまえよ 2. こんにちはおまえよ、緑色の鳩よ 3. 山々 4. ドゥンドゥ チル 5. ピルーチャの愛 6. 惑星的反復 7. 別れ 8. 音節 9. 階段は繰り返す、太陽の行い 10. 星の愛の鳥 11. カチカチ星 12. 暗闇の中で アーティスト(演奏・出演) 小林真理 (メゾ・ソプラノ) 棚田文紀 (ピアノ) レコーディング 録音:2008年10月/モントロイユ、コンセルバトワール内ホール 録音技師:アントワーヌ・ドウモンケ
マーラー、ブラームス、マルタン 「死」への悲しみや苦しみを表現した3人の作曲家による 歌曲をハンノ・ミュラー=ブラッハマンが歌う ★マティアス・クラウディウスの詩によるシューベルトの「死と乙女」、そしてシューマンの連作歌曲「女の愛と生涯」の“今、あなたは初めてわたしを悲しませる”など、ドイツ・リート作品には「死」を扱ったテーマの作品が多く存在します。このアルバムでも、「死」への悲しみや苦しみを表現した3人の作曲家による作品を収録しています。子供の死に直面した父親の心理を見事に描いたマーラーの「亡き子をしのぶ歌」。戦争を繰り返す人間を揶揄したホーフマンスタールの戯曲(1912)に音楽を付けたフランク・マルタンの『イェーダーマン』より6つのモノローグ。そしてブラームス最後の歌曲集「4つの厳粛な歌」。 ★ハンノ・ミュラー=ブラッハマンは、バレンボイム指揮下、13年間ベルリン国立歌劇場のアンサンブルの一員として活躍。その後もハンブルク国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、サンフランシスコ・オペラなど世界のオペラハウスの舞台に立つ。またドイツ各地でリート・リサイタルも行い高い評価を得ています。現在は、カールスルーエ音楽大学で教鞭をとっています。 収録情報 曲目・内容 マーラー、ブラームス、マルタン:歌曲集〜あの丘の上で マーラー:亡き子をしのぶ歌 1. 第1曲「いま太陽が明るく昇ろうとしている」 2. 第2曲「いま私はわかった。なぜそんな暗い炎を」 3. 第3曲「おまえたちのおかあさんが戸口から歩み入るとき」 4. 第4曲「よく私は子供らはただ散歩に出かけただけだと考える」 5. 第5曲「こんな嵐のような天候の中で」 マルタン:『イェーダーマン』より6つのモノローグ 6. 第1曲「楽しき宴は終わりを迎え」 7. 第2曲「ああ、神よ、死とはなんと恐ろしいのでしょうか」 8. 第3曲「誰かが呼んでいるようだ」 9. 第4曲「わたしはすっかり滅ぼされてしまいたかった」 10. 第5曲「そう!私は信じます:主の成し遂げられたことを」 11. 第6曲「おお、永遠の神よ!神々しいお顔よ!」 ブラームス:4つの厳粛な歌 Op. 121 12. 第1曲「人の子らの運命と動物の運命は同じであり」 13. 第2曲「私は再び太陽の下で行われるあらゆる虐げを見た」 14. 第3曲「ああ死よ、お前を思い出すのはなんとつらいことか」 15. 第4曲「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも」 アーティスト(演奏・出演) ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス=バリトン) ヘンドリク・ハイルマン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年3月22-25日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス プロデクション:ヴェルナー・ダブリングハウス プロデューサー:ホルガー・シュレーゲル
イギリスのソプラノ、ルビー・ヒューズがマーラー、アイヴス、グライムを歌う。 ★SACDハイブリッド盤。BISレーベルより積極的なリリースが続く、イギリスの名唱ルビー・ヒューズがマーラー、アイヴス、グライムを歌ったアルバムをリリースします。ヒューズは2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位および聴衆賞を受賞し国内で話題となり、その後2011年と2013年にBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、以後は精力的な活動が続いております。「新しい人生と愛のための歌」をテーマに「さすらう若人の歌」、「亡き子をしのぶ歌など名曲を連ねたこのアルバムでヒューズは一層の輝きをみせる歌唱を披露。最後に収録されたウェールズ民謡「子守歌」で温かくそしてしっとりとアルバムを締めくくります。ピアノのジョセフ・ミドルトンはこれまでにキャロリン・サンプソン、フェリシティ・ロット、サラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇るピアニスト。歌唱を引き立てながら見事なデュオを聴かせます。ルビー・ヒューズのディスク■マーラー:リュッケルト歌曲集、他(BIS SA-2408)■マーラー:交響曲第2番「復活」(ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団)(KKC-5995 / BIS SA-2296)■17世紀の女性作曲家とヒロインにまつわる作品集(BIS SA-2248)■「ヴェネチアのクリスマス」〜ヴィヴァルディ、ハッセ、ペロッティ、トレッリ』(BIS SA-2089) 収録情報 曲目・内容 1. マーラー:さすらう若人の歌(1883-85)2. アイヴス:ストックブリッジのフーザトニック川(1921)3. アイヴス:霧(1910)4. ヘレン・グライム(1981-):ブライト・トラベラーズ(2017)5. アイヴス:平穏(1919)6. アイヴス:子供の時間(1901)7. アイヴス:母さんがあたしに教えて(1895)8. マーラー:亡き子をしのぶ歌(1901-04)9. ウェールズ民謡「子守歌」(ハウ・ワトキンス編) アーティスト(演奏・出演) ルビー・ヒューズ(ソプラノ)ジョセフ・ミドルトン(ピアノ) レコーディング セッション録音:2019年9月/ポットン・ホール、サフォーク(イギリス)プロデューサー:ロバート・サフ
ラトル&LSO最新盤ベルリオーズ没後150年記念イヤーに送るファウストの劫罰 ★ラトル&LSOによる大編成声楽作品、「ファウストの劫罰」の登場。ラトル&LSOの声楽作品といえば、ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」が2018年度レコード・アカデミー賞銅賞受賞、その完成度の高い演奏が高く評価されました。今回ラトルが世に放つのは、ベルリオーズ没後150年イヤーに向けて2017年に演奏された「ファウストの劫罰」。魂を悪魔に売り、最後に救いを見つけるまで・・・ゲーテが遺した大作「ファウスト」にほれ込んだベルリオーズが書きあげた劇的な作品です。★ベルリオーズの「ファウストの劫罰」は、ゲーテの「ファウスト」へのベルリオーズの執着から生まれました。かつて正義の学者であったファウストは、悪魔に魂を売り、自分の周りの罪なき者までをも巻き込み彼らを絶望と死へと引きずり込んでいきます。この物語は悲劇でもありながら暗いコメディでもあり、賢さと卑劣さをあわせもった人物が中心となった、劇作品かつ叙事詩でもあります。★ラトルは次のように述べています:「これはオーケストラへの、そしてコリン・デイヴィスへのオマージュです。私の世代は皆コリン・デイヴィスとLSOの演奏でベルリオーズを学びました。そして私の姉が働いていた音楽図書館に入りびたっていた風変りな子供であった私にとって、ベルリオーズの論文はバイブルでした。私達はどのようにしてファウストが早くから始まったかを忘れがちですが、ベートーヴェンは最初のスケッチを書いてすぐに亡くなっています。そのスケッチの独創性は今日なお非常に魅力的です。メフィストフェレスが歌う楽章では弦楽器が巨大なギターのように鳴りますが、誰もがその瞬間にまさにこの音を聴きたいと思うように音符が書かれており、他のページもすべてその調子で書かれています!これはどこからくるのでしょうか。どうして彼はオーケストラがこのようなことができるとわかっていたのでしょうか。これはもう映画を先取りしているとしか思えません。」 収録情報 曲目・内容 ベルリオーズ(1803-1869):ファウストの劫罰(全曲)(1845-46) アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル(指揮)ロンドン交響楽団ロンドン交響楽団合唱団(サイモン・ホールジー:合唱指揮)ティッフィン少年合唱団ティッフィン少女合唱団ディッフィン児童合唱団カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ/マルグリート)ブライアン・ハイメル(テノール/ファウスト)クリストファー・パーブス(バス=バリトン/メフィストフェレス)ガボール・ブレッツ(バス/ブランデル) レコーディング 録音:2017年9月/バービカン・センター(ロンドン)ライヴ
期待のバリトン歌手ジェームズ・ニュービーが歌う イギリスの作曲家たちの音楽によるプログラム! ★SACDハイブリッド盤。「BBC New Generation Artists (2018-2022) 」のひとりに選ばれたイギリスのバリトン歌手、ジェームズ・ニュービー (1993-) は、2020年、デビューアルバム『彷徨いながら不思議に思う』 (BIS SA-2475) をリリース。「素晴らしく均質なバリトンの声は、ビロードのようになめらかで、ゆるぎない技術により全声域で安定している」 (”Opera Today”) と好意的な評価を受け、共演のジョーセフ・ミドルトンのピアノとともに、「りっぱなデビューディスク」 (”BBC Music Magazine”) と言われました。 ★アルバム第2作『灰燼に帰す』は、イギリスの作曲家たちの音楽によるプログラムで作られました。「2015年、姉妹のローラが亡くなった。それからというもの、何か彼女に捧げることをしたいと願ってきた。そして、彼女の葬儀でジェラルド・フィンジの《照りつける太陽をもう恐れるな》を歌ったことから、この曲の入った曲集《花輪をささげよう》をメインにしたプログラムがふさわしいのではないかと思った」 (ジェームズ・ニュービー) 。『十二夜』『ヴェローナの二人の紳士』『お気に召すまま』といったシェイクスピアの戯曲をテクストにしたフィンジの曲集とともに、A・E・ハウスマンの『シュロプシャーの若者』の10の詩に曲をつけたアーサー・サマヴェルの作品も「ハイライト」です。 収録情報 曲目・内容 『灰燼に帰す』 1. ジョナサン・ダヴ (1959-) :今夜眠るものはみな (All You Who Sleep Tonight) 2. ジョージ・バタワース (1885-1916) :死者のための祈り (Requiescat) 3. レベッカ・クラーク (1886-1979) :シールマン (海から来た男) (The Seal Man) ジェラルド・フィンジ (1901-1958) : 4. 歳月の時計 (The Clock of the Years) 5. 花輪をささげよう (Let Us Garlands Bring) I. 来たれ、死よ (Come away, come away death) II. シルヴィアとは誰だ (Who is Silvia?) III. 照りつける太陽をもう恐れるな (Fear no more the heat o’ the sun) IV. おお、わが愛しの人よ (O Mistress Mine) V. 好いた同士が肩を寄せ (It was a lover and his lass) 6. ジョン・アイアランド (1879-1962) :三羽のカラス (The Three Ravens) 7. アイヴァー・ガーニー (1890-1937) :棺台の脇で (By a Bierside) 8. エドワード・エルガー (1857-1934) :心からの願い (Pleading) Op.48 no.1 9. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) :空は屋根の上にあって (The Sky above the Roof) 10. アーサー・サマヴェル (1863-1937) :シュロプシャーの若者 (A Shropshire Lad) I. こよなく愛しい木、桜がいま (Loveliest of Trees, the Cherry now) II. おれが21歳のとき (When I was one-and-twenty) III. いいかげんな連中が通っていく (There pass the careless people) IV. ブレドンの夏に (In summer-time on Bredon) V. 通りに兵士たちの足音が聞こえる (The Street sounds to the Soldiers’ tread) VI. 夏の暇な丘のうえで (On the idle hill of Summer) VII.月明かりに白く照らされ、長い道がある (White in the moon the long road lies) VIII. もう考えるな、若者、笑って、陽気にやれ (Think no more, Lad, laugh, be jolly) IX. おれの心に命を奪う風が吹き込んでくる (Into my Heart an Air that kills) V. 若者たちが何百と集まり (The Lads in their hundreds) 11. ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) (編曲) :トム・ボウリング (Tom Bowling) 12. アイヴァー・ガーニー (1890-1937) :最愛のあなた、私が死んでも (Dearest, when I am dead) 13. リザ・レーマン (1862-1918) :ヘンリー王 (Henry King) 14. エロリン・ウォレン (1958-) :このあたりは (About Here) 15. ウォルズリー・チャールズ (1889-1962) :緑色の目をした竜 (The Green-eyed Dragon) アーティスト(演奏・出演) ジェームズ・ニュービー (バリトン) ジョーセフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年1月31日-2月3日/ゼンデザール (ブレーメン) 制作:エリーザベト・ケンパー 録音エンジニア:ヴォルフガング・ヴィーゼ