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▼ 絵本とあわせて欲しい♪タオルやポーチ、Tシャツなど。>>レオ・レオニグッズはこちら一緒なら、周りの色がどんなに変わっても大丈夫。おうむはみどり、きんぎょはあかい・・・動物はそれぞれ自分の色を持っていますが、カメレオンだけは周りの色に合わせて色が変わってしまい、「自分の色」がありません。カメレオンは自分の色を持てないことを嘆いていましたが、あるとき、もういっぴきのカメレオンに出会い、悲しみを共有します。二匹は一緒に暮らすことにして、一緒に緑になり、紫になり、黄色になり・・・。二人で一緒なら、周りがどんなに変わっても、いつも同じでいられる・・・そんな単純で、そして本質的なことを気付かせてくれます。自分の色にこだわっていたカメレオンが考え方を変えることで幸せになります。その発想の転換に、はっとさせられます。大人にもおすすめの美しい作品です。(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)可哀相なカメレオンは一つの悩みを持っていました。どうして他の動物のように、自分の色がないのだろうか? 行く先々、周りの環境で色が変わってしまう・・・次々と変わるカメレオンの色と気持ちに引き込まれて最初読んだときは、とにかく色の美しさにうっとり。息子がお話そっちのけで、絵だけを楽しんでめくってしまい、世界中の美しい色に染まるカメレオンがいいなぁと思ったほどでした。読み直すと、心に響く、深いお話。長い冬の夜のページで、カメレオンの悲しみがひたひたと伝わってきました。周りの人は持っている「自分の色」を、どうしても持つことができない自分。ふと、周囲に合わせて、本当の自分らしさが分からなくなってしまった頃の自分を思い出しました。けれど、春が来て、年上の賢いカメレオンとの出会いで、カメレオンの表情がまるで変わります。周囲に合わせて色が変わるのはそのままだけど自分と同じ気持ちを分かってくれる存在がいるという喜び。最後のあか(実際はピンク)に白の水玉模様に染まった、仲睦まじい2匹をみたら「ぼくらいっしょにいてみないか?」という言葉はプロポーズだったのかしら?なんて思えてきたりして。また、時々読み返したい絵本に出逢えたなぁと思います。息子が、また私が次に読むとき、どんなことを感じるのか楽しみな作品です。(ランタナ 40代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)#絵本ずかん200選
ぼくが今よりずっと小さかった頃、ぼくとおじいちゃんは、毎日のようにお散歩を楽しんでいました。それは、家の近くをのんびり歩くだけだけれど、冒険するような楽しさにあふれていたのです。おじいちゃんと手をつないで歩いていると、ぼくのまわりは魔法にでもかかったみたいに、どんどん広がっていくみたいで。でも困ったことに、出会いや発見が増えるたびに、怖いことや不安も多くなっていきます。そんな時、いつもおじいちゃんはぼくの手をにぎり、おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶ だいじょうぶ」この世界で生きていくのって、結構たいへん。だけど、おじいちゃんの「だいじょうぶ」は本当にすごい。その言葉には、全ての不安を包み込んでくれている様な不思議な強さがあるのです。心が落ち着いてくるのです。子どもに読んであげているうちに、その言葉の響きにいつの間にか励まされていた、という大人の方もいるのでしょうね。そして、思うのです。「この世の中、そんなに悪いことばかりじゃないな」作者のいとうひろしさんの言う通り、大人も子どもも、少し行き詰まったなと感じたら、こんな風にゆっくり、のんびり、歩いてみるのがいいのかもしれませんね。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)小さなぼくが不安な気持ちになると、いつもおまじないの言葉で助けてくれたおじいちゃん。生きていくためのしなやかな強さを育む、心にしみる絵本です。どくしゃのみなさんへおじいちゃん、おばあちゃんをさそって、みんなで、さんぽにでかけよう。ゆっくり、のんびり、あるいていけば、ほら、ぼくらのまわりは、こんなにも、たのしいことがあふれてる。――いとうひろし思わず買っちゃいました昨年、娘が長期入院の末、超未熟児で初孫の男の子が誕生しました。現在、9ヶ月でやっと寝返りが出来るようになったところです。本のタイトルと絵からは内容を想像出来ませんでしたが、購入して読んだところ、「なるほど」と思いました。ほのぼのとした、理想の二人ですね。私は孫にちょっかいを出しては、妻と娘に叱られています。孫が歩けるようになったら、こっそりと二人だけで散歩に行くのを楽しみにしています。私はまだまだ髪の毛がありますし元気です。これからも元気で長生きして、好かれるおじいちゃんになりたいと思える1冊でした。(とくちゃん 50代・じいじ・ばあば )#絵本ずかん200選
「おおきな おおきな 木があるといいな。 ねえ おかあさん」かおるは窓から顔を出して言います。「おや、まあ、どうしてなの」お母さんに聞かれて、かおるは話しだします。彼が考えたのは、こんな素敵な木なのです。それは手をまわしたって抱えられないような太い木で、はしごをかけて上へと登っていきます。木の幹にぽっかり空いた洞穴の中にもはしご。せっせと登っていくと、いきなり可愛い部屋の中へ! そこは枝が三つに分かれたところに建てたかおるの小屋。テーブルと椅子、そして小さな台所まであるのです。ここでかおるはホットケーキを焼きます。さらに登っていくと、見晴台。そこからは遠くの山が見えます。風がさっと吹いて髪の毛をそよがせます。少し揺れるけど、かおるは平気。「わーい」素敵な気分になって思わず声をあげます。さらにかおるの想像は続きます。夏になったら、大きな木の上の部屋はさぞ涼しいことでしょう。秋になれば…冬になれば…。佐藤さとる・村上勉コンビによるこの傑作絵本が誕生したのは、今から50年近くも前のこと。だけど「かおるの夢」は全くもって色褪せることがありません。人はどうしてこんなにも「おおきな木」に惹かれるのでしょう。木の幹の部分から丁寧にはじまる説明と共に縦開きとなり、上へ上へと読み進めていく感覚はまるで一緒に木に登っている様で……少し長めの文章も気になりません。そして大人にとっても、子どもの頃に受けた衝撃がそのまま蘇ってくる「永遠の憧れの絵本」として存在し続けているのです。今年もまた。夏がくれば、あの「かおるの小屋」を思い出して、うっとりしてしまいます。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)りすや小鳥が住み、見晴台がついている大きな木に登ってみたいとねがう、子どもの夢を描きます。すごいです!本を読み終えた後に5歳の息子が初めて、「おかあさん、続きが読みたい」と言った本でした。「植えた木はどうなるの?」と。まさに、佐藤さとるさんの空想の世界に引き込まれたみたいです。親の私自身も、話の90%以上が“かおるの空想”でつながれているのにも関わらず、村上勉さんの絵があまりにも、かおるの空想を上手く描きだしていて、惹きつけられました。特に、木の説明が始まると、本の向きを変えて読み進めることになるのがとっても魅力的です。木のその上はどうなるの? どうなるの? とワクワクしました。木のてっぺんにつくと、また元の正式(?)な本の向きに変わるところも素敵です。こんなに1つの木のことで、素敵に話を膨らませることが出来るなんて、やっぱり、佐藤さとるさんの空想世界はすごいなと思います。かおるの植えた「マテバシイ」が早く大きくなるといいなぁ!ちょっと話が長いので、やはり5歳以降のお子さん向きかもしれませんが、とてもお薦めです。是非、読んでみて下さい。(汐見台3丁目 40代・ママ 男の子5歳)#絵本ずかん200選
はじめての子育てに直面した時、どうあやしていいのかわからなくなって…。そんな時、ふと口をついて出てくるのが「童謡」や「こもりうた」。懐かしいメロディーに耳心地のいい言葉。背中をトントンしてあげながら、赤ちゃんもなんだか気持ちよさそうに聞いてくれているみたい。このまま寝てくれるといいな。そう。「うた」というのは子育ての心強い味方。こういう時にママやパパを支えてくれるのです。でも、いざ口に出して歌おうとすると、案外これが覚えていない。歌詞まで全部頭に入っている曲はほんとに数えるほどだってことにも気が付くのです。そんな時、大活躍してくれるのがこの『うたえほん』!赤ちゃんに繰り返し歌ってあげたい童謡が26曲。全ての歌に歌詞と楽譜がついています。そしてなんといっても人気の秘密は、どの歌にも添えてある、つちだよしはるさんの魅力的な絵。時には物語を描き、時には小さな赤ちゃんを見守る姿を描き。可愛い動物たちや風景、誰もが親しむ行事の絵まで。歌を口ずさむママやパパにも、それを聞く赤ちゃんにも、優しく微笑みかけてくれます。この「うたえほん」は『うたえほん 2』『うたえほん 3』と続き、シリーズとなっています。もっともっと歌をうたってあげたい! そんな風に感じたら揃えてみてくださいね。もちろん出産のお祝いにぴったり、きっと喜んで愛用してくれるはずです。掲載曲ゆりかごのうた / おかあさん / うさぎ / こもりうた / ことりのうた / ぞうさん / あかいとりことり / おはなしゆびさん / どんぐりころころ / ひらいたひらいた / ちょうちょう / かわいいかくれんぼ / やぎさんゆうびん / ぶんぶんぶん / いぬのおまわりさん / しゃぼんだま / かたつむり / とんぼのめがね / おすもうくまちゃん / きしゃポッポ / むすんでひらいて / ゆき / うれしいひなまつり / こいのぼり / たなばたさま / むしのこえ(磯崎園子 絵本ナビ編集長)こもりうた、いぬのおまわりさんなど、あかちゃんに、くり返し歌ってあげたいわらべうた、童謡26曲。1988年発行以来33刷を数える(2002年現在)グランまま社のベストセラーです。人気の秘密はなんといっても、つちだよしはる氏のあたたかい絵。すべての歌に楽譜がついています。赤ちゃんには、お母さんの声で歌ってあげてほしい。そしていつまでも、楽しくご家族で歌っていただきたい歌を選びました。プレゼントにもぴったりの美しい本です。曲名/作詞/作曲1 ゆりかごのうた /北原白秋 /草川信 2 おかあさん /田中ナナ /中田喜直 3 うさぎ /日本古謡 4 こもりうた /わらべうた 5 ことりのうた /与田準一 /芥川也寸志 6 ぞうさん /まど・みちお /團伊玖磨 7 あかいとりことり /北原白秋 /成田為三 8 おはなしゆびさん /香山美子 /湯山昭 9 どんぐりころころ /青木存義 /梁田貞 10 ひらいたひらいた /輪あそび 11 ちょうちょう /野村秋足 /スペイン民謡 12 かわいいかくれんぼ /サトウハチロー /中田喜直 13 やぎさんゆうびん /まど・みちお /團伊玖磨 14 ぶんぶんぶん /村野四郎 /ボヘミア民謡 15 いぬのおまわりさん /さとうよしみ /大中恩 16 しゃぼんだま /野口雨情 /中山晋平 17 かたつむり /不明 /不明 18 とんぼのめがね /額賀誠志 /平井康三郎 19 おすもうくまちゃん /さとうよしみ /磯部俶 20 きしゃポッポ /本居長世 /本居長世 21 むすんでひらいて /文部省唱歌 /ジャン・ジャック・ルソー 22 ゆき /文部省唱歌 23 うれしいひなまつり /サトウハチロー /河村光陽 24 こいのぼり /小出浩平 /小出浩平 25 たなばたさま /林柳波 /下総皖一 26 むしのこえ /文部省唱歌 ママの声で歌ってあげたい働いていた保育園で大人気だったこちらの絵本、我が子にも購入しました。古典的な童謡ばかりですが、私の知らない歌もありました。それを年配のパート保育士さんや自分の母親が知っていたりして、大人になってから教えてもらうのも新鮮な楽しさでした。中にはちょっと歌詞が古い感じのするものもあるけれど、大人になって改めて歌うと、その歌詞のあたたかみ、深みがわかったりします。これからも歌い継がれていってほしいと願う歌ばかりです。今はボタンを押すと歌が流れる絵本がたくさん出ていますが、やっぱりママの声で、記憶に残してあげたいし、一緒に歌う楽しさは、格別です。一組でも多くの親子に、この絵本を開いてほしいなと思います。ちなみに、家事をしているときに絵本を持ってこられると困るときもあるものですが、この絵本なら大丈夫!子どもが「これ」と開いたページの歌を歌ってあげるのは、手がふさがっていてもできます。「うたえほんなら歌ってあげるからもっておいで」と言える、心強い存在でした。(ピクルス 30代・ママ 女の子4歳、男の子0歳)
軽快で楽しい「たべものあいうえお」。最初に登場するのは、「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」。最初のページを見た途端、思わず声が出ちゃうはず。「おいしそう」「可愛い」「…でも、やっぱりおいしそう!」手足のあるアイスクリームさんたちが4人(?)、いい表情をしながら歌って踊っているのです。カップアイス、棒アイス、もなかアイス…何だか目に馴染みのあるようなアイスばかり。子ども達の目が釘付けになっている様子が簡単に思い浮かびます。隣のうたのページにも“あの”小さくてチョコでくるまれたアイスくんたちが登場しています。次に「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」。ああ、なんておいしそうないちごジャム、塗られてパンが喜んでいるよ!…なんて、いちいち解説していたら時間がいくらあっても足りません。だって「あっちゃん」から始まって、「わっちゃん」どころか「ばっちゃん」「ぺっちゃん」、「んっちゃん」まで!?濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場するんです。ものすごい数のおいしそうで可愛らしい食べ物たちが出てきちゃうんです。背表紙も分厚いのです。1ページ1ページそれぞれの絵にストーリー性が見えてきて、更にお互いにつながっているところもあったりして。とにかく読み応えがすごい。いくらでも楽しめて、すっごくお得な気分になれる絵本なのです。子どもがゆっくりと言葉遊びをしている横で、お母さんは思う存分食べ物の絵を堪能できちゃったりもします(笑)。おいしそうな食べ物を描かれる画家さんを無条件に信頼してしまう…というクセがある私なのですが、この一冊で当然のごとく、すっかりさいとうしのぶさんの大ファンになってしまいました。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)うたって、あそべて、たのしめる、愉快な「たべものあいうえお」。「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場。名前の頭文字で「ことばあそび」もできます。ママが好きなのはチョコの「ち」娘が3歳の誕生日プレゼントに購入、ひらがなを無理なく覚えるのに、とっても役にたちました。絵がとっても、愛らしくいつもお店で見ているパッケージやなつかしのお菓子も登場します。(駄菓子やに行きたくなることも)出てくることばは、食べ物ばっかりで興味しんしんでくいついていました。「あ」のアイスクリームからはじまり、「ち」のチョコ、なんと濁点シリーズまでも「が」のガム、「ず」のチーズなどなど。ちなみに、アイスのページでは、ピ○のアイスが転んで、中身が出ちゃったり、「せ」せんべいのページでは、おせんべいかけちゃって泣いてたり、食べ物達がキャラクターとなり、それを見ているだけでもたのしいです。うちはそうなのですが、お子さんが濁点の名前のお子さんでも、簡単におぼえられます。今は、4歳になった娘は、お友達に手紙を書くとき、この本を隣に置きむずかしいひらがなを辞書がわりにして、書いています。普通の絵本より少しだけお値段がプラスですが、すてきな本でした。(レーズン 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
木がある生活がどんなにいいか、その素晴らしさを描きます。木がたくさんはえると森になり、森はいつもいきいきしている。秋になって葉っぱが落ちると、落ち葉で色んな遊びができる。落ち葉を集めて焚き火もできる。木に登って遠くを見ることもできるし、ブランコをつけて遊ぶこともできる。木は木陰を作ってくれるし、それから、それから・・・。子どもの目で見た木への讃歌が、さわやかな水彩画でおおらかに描かれています。作者の保育体験から生まれた絵本です。読んでいるだけで森林浴気分こんなにも飾らない素直な気持ちで「木はいいなあ」と語れる人がどれだけいるかしら?緑の中をお散歩している時、誰でも自然に感じる「ああ、いいな」の思いが絵本になった、そんなホッとできる本です。どことなく、ターシャ・テューダーさんの世界に近い雰囲気もあって子どもが赤ちゃんの頃は自分の癒しのために読み、間もなく4歳になろうとしているこの頃は自然が大好きな娘がすすんで選んでいます。日々の生活にお疲れ気味の大人の方にもオススメできると思います!(しょこらぷりん 40代・ママ 女の子3歳)#絵本ずかん200選
ある日、ニューヨークに住むネッドくんにパーティーへの招待状が届いた。よかったね。でも、たいへん、パーティー会場は遠いフロリダ。……よかった、友だちが飛行機を貸してくれた。でも、たいへん! 飛行機は途中で爆発。……よかった、飛行機にはパラシュートがついていた。でも、たいへん! パラシュートには穴が開いていた。……よかった、下には柔らかい干草の山。でも、たいへん! 干草の山にはとがった草かきが……。パーティーに招かれたネッドくんのスリル満点大冒険物語。カラーページの「よかった!」と、モノクロページの「でも、たいへん!」が交互にやってきて、奇想天外な「運のいい」場面と「運のわるい」場面が劇的に展開されます。このスピード感に、子どもも大人もハラハラドキドキ。結末にも趣向が凝らしてあり、大冒険の末にたどりついたおかしな部屋で、ネッドくんはタキシードやドレスを身にまとった人々に囲まれて満面の笑みを浮かべています。さて、その理由は……?――(ブラウンあすか) ( )パーティーに出かけたネッドくん。運がよかったり悪かったり、スリルが連続の大冒険。アメリカで爆発的な人気をよんだ絵本です。【金柿パパ】無茶苦茶な状況設定とストーリー展開が面白い。運のいいことと、運が悪いことが交互にやってきて、場当たり的に見えるんだけど実はちゃんとお話のオチがあってスーッと納得がいく。「大人が読んで楽しい絵本」をたくさんあるけど、「大人が読んでもらって楽しい絵本」はきっと多くない。この作品は、子どもはもちろん、大人が聞いても面白いんです。子連れのパーティーなんかで読むと盛り上がりますね。僕はこれ持ち本(持ち歌でなく)にしようと思っています。文章がとても短く、絵本自体の構成力が優れているので、絵本初心者のパパでもきっと喜んでもらえます。イラストも美しくてカッコイイですよ。高学年でも大丈夫高学年の読み聞かせ、選書に困りますよね。内容の深いものでもついていける子もいれば、そうでない子もいる。低学年に比べて好みの幅もぐっと広い。そんな中で選んで読んでみたのがこの本。特に男の子の心をぐっとつかみます。カラーとモノクロのページが交互にくることは、すぐに予想がつき、次は、どうなるの?と食いついてくる姿に、こちらも嬉しくなります。読み聞かせバッグに、常に入っている1冊です。(あやっこう 40代・その他の方 男の子11歳、女の子8歳、)#絵本ずかん200選
お散歩している子ザルのジョジョ。ゾウやカメレオン、ヘビなど、いろんな動物が「ぎゅっ」っとハグしているのを見ているうちに、だんだんさみしくなってきました。「ぼくもママと『ぎゅっ』したい!」そんなジョジョのために、ゾウさんが一緒にママを探してくれることになりました。ジョジョはママと会って、「ぎゅっ」できるかな……?この絵本のすごいところは、全てのストーリーを、ほとんど「ぎゅっ」という言葉だけで展開していくというところです。「ぎゅっ」という言葉だけでなぜ物語が伝わるかというと、ジョジョをはじめとする動物たちの「表情」が語ってくれているから。楽しそうにみんなのハグを見ているジョジョ、でもだんだんとその表情が曇ってきて、とうとう泣き出してしまいます。心配そうに見つめる動物たち。そんな感情の移り変わりが、余計な言葉はなくても素直に入り込んできます。赤ちゃんは、身近な人の表情を真似ながら脳を発達させると言われています。ページをめくるごとに変化していくジョジョの表情から、どんなことを感じ、吸収していくのでしょうか。小さな子には「おさるさん、さみしそうだねぇ」、少し大きくなると「これってどんな気持ちなのかなぁ?」、もっと大きな子には「どうしてこんなお顔してるんだろう?」などと声をかけながら読んでいくと、親子でいろんな発見があるかもしれません。(洪愛舜 編集者・ライター)おさんぽしていたジョジョくん、みんなが「ぎゅっ」としているのをみてママがこいしくなりました。「ママー!」どうぶつたちのしあわせそうなかお!おもわず、ぎゅっとしたくなる絵本です。抱きしめたくなります「ぎゅっ」と言う言葉だけしか ありませんが 何とも 心温まります動物たちが「ぎゅっ」と抱き合っている姿が とてもかわいいし、やっと ジョジョがお母さんに 会えた時のうれしさは 孫もうれしかったようです。何度も読んで 今は本がボロボロです。孫と何度も「ぎゅっ」と抱き合えたのは この本のおかげかもしれませんね(でぶうさちゃん 50代・じいじ・ばあば )#絵本ずかん200選
「戦争が終わったら、あたらしいオーバーを買ってあげようね」アンナの古いオーバーはすりきれて小さくなってしまっていたから、去年の冬、お母さんはそう言いました。でも戦争が終わっても、お店にものはなく、家にはお金もありませんでした。お母さんはアンナに新しいオーバーを作るために知恵を絞ります。おじいさんの金時計と引き換えに、お百姓さんから羊毛をもらいます。でも羊の毛を刈るのは春なので、毎週羊に会いに行って春を待ちます。ランプと引き換えに、糸つむぎのおばあさんに羊毛を紡いでもらいます。でもおばあさんは早くつむげないので、夏まで待ちます。紡いだ毛糸を赤く染めるために、夏の終わりにお母さんとアンナで森でコケモモも摘みます。ガーネットのネックレスと引き換えに、はたやさんに毛糸で布地を作ってもらいます。これには二週間かかります。最後にティーポットと引き換えに、仕立て屋さんに布地でオーバーを縫ってもらいます。寸法を測って仕立てに一週間。ついに素敵な赤いオーバーが出来上がります。そしてクリスマスが近づきます。アンナとお母さんは、アンナの赤いオーバーを作ってくれた人たちをみんな、クリスマスイブに家に招待しました。みんな、新しいオーバーを着たアンナは本当にかわいいと思い、こんなに素敵なクリスマスはまったく久しぶりだ、と言い合ったのでした。実話を元にしたお話です。戦後の物のない時代に、一枚のオーバーを手に入れるのは大変なことでした。手間がかかること、長い間待つことをむしろ楽しみ、そうして出来上がったオーバーはアンナにとってかけがえのない大切な宝物になるでしょう。家の装飾品はなくなってしまいましたが、それ以上に大切なものを手に入れたのではないでしょうか。最初に登場するアンナと、新しいオーバーを着たアンナを比べると、大きく成長しているのがよくわかります。お話の背景には戦争の暗い影が見て取れます。お父さんは登場しませんし、オーバーの製作に関わった人たちも家族の姿が見えません。もの余りの時代ですが、年に一度はこんなお話を子どもに読んであげたいものです。大人の心も豊かにしてくれる作品です。( )戦争が終わったら、アンナは、新しいオーバーを買ってもらうことになっていました。戦争は終わりました。でも、お店はからっぽです。オーバーも、食べ物もなんにもありません。アンナのオーバーを手に入れるために、お母さんは、どうしたのでしょうか。お母さま方へ このお話は第二次世界大戦後、実際にあったことでした。自分達が大切にしていた物を手放し、また長い間がまんもして、とうとうすばらしい結果を導いたのです。 ハリエット・ジェーフェルトの文と、カルデコット賞をとったアニタ・ローベルの絵はこの絵本の深い主題----愛、忍耐、自己犠牲、不屈の精神----を知らず知らずのうちにさし示してくれるでしょう。お子さまといっしょに、くり返しお楽しみください。【金柿パパ】年に一度、この季節にはぜひ読んで欲しい作品がこれ。戦争が終わったら新しいオーバーを買ってもらう約束をしたアンナ。でも戦争が終わったら、物もないしお金もない。そこでお母さんは知恵を絞って、羊の毛を買い、赤く染めるためのこけももを二人で摘み・・・と足掛け2年かけて一着のオーバーを作り上げるのです。モノ余りの時代。理屈よりも、ちょっといいお話から何かを感じてくれたらいいと思う。実話を基にしたおはなしです。残念ながら在庫僅少とのこと。(絵本クラブで確保しちゃったからかな・・・?)温かい想い出と共に屋根も壁も崩れ落ち、荒廃した街並み。そして、お話の1番初めの言葉は、「戦争」・・・。ここを避けては、物語の先へ進むことはできません。娘には、まだ、戦争という言葉も、その意味も教えてありませんでした。小さいうちは、なるべく、夢のある、楽しい絵本を多く読み聞かせてあげたいと思い、戦争を扱ったお話にも触れずにきました。どのように話そうかと心構えもないまま、最初のページを開くと・・・。目を負傷した兵士の絵を見て、「Fightやったの? それで負けちゃったの? かわいそうだね・・・」と娘。まず戦争について、さらっと説明をしてから、「日本とアメリカもね、昔、戦争をしたことがあったんだよ」と言うと、娘は、「えっ!」と驚き、「Jが生まれる前に?」と聞いた後に、「またやるの?」と続けて言いました。とても、とても心配そうな、真剣な表情でした。私もまっすぐに娘と向き合って、「きっともうやらないと思うよ。」と、心の底からそう願いながら答えました。物語は、決して悲しいものではなく、希望に満ち、人々の温かさにあふれています。オーバーを作る工程は、「ペレのあたらしいふく」と重なり、「ペレは、青い色にしたけど、アンナは赤く染めたんだね」などと話しながら、楽しく読めました。染め粉を使う代わりに、お母さんといっしょに摘んだコケモモの煮汁で糸を染めるところが、特にすてきだな、と思いました。このオーバーを着るたびに、きっとコケモモ摘みの温かい思い出に包まれることでしょうね。娘のお気に入りは、アンナが羊の首に紙のネックレスをかけてあげ、クリスマスキャロルを歌ってあげる場面と、「毛糸をありがとう。」とお礼を言うアンナに、ひつじたちが「メエエエエ!」と、にっこりこたえる最後の場面。こんなにかわいらしい羊の毛でオーバーをつくってもらったアンナは、ほんとにしあわせだなあ、と羨ましく思っているようです。この絵本に関しては、あまり感想を言わない娘ですが、手渡したその日から毎晩続けてもってきて、静かに、うれしそうに、聞いています。(ガーリャ 40代・ママ 女の子5歳)
ジャングルに暮らす小さな可愛いゴリラ。みんなこの「ちびちび」が大好きなのです。おかあさんやおとうさんはもちろん、おばあさんもおじいさんも。ちびちびが生まれたその日から、みんな大好きなのです。木に登ったり、葉っぱをくわえてみたり、ツルにぶら下がったり。……なんて愛らしいちびちび!どんな動きも、しぐさも、表情も。そして、読者と同じように「ちびちびはかわいいな」と思っているのが、ジャングルの動物たち。オウムもさるも、でっかいへびだって。のっぽのキリンはちびちびを手助けし、ライオンのおじさんは彼を喜ばせようと悲鳴をあげてやるのです。そんなちびちびに、ある日、素敵な事件が起こります。それは……。ゴリラを心から愛する作者が描く、ちびちびの成長物語。優しくあたたかい眼差しの中、「だいすき」の言葉が繰り返し響きます。こうしてみんなに見守られて、愛されて、子どもたちは大きくなっていくのです。この絵本を通してわが子に伝えたい気持ちはひとつ。「あなたが可愛くて仕方がない」ってことですよね。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)ジャングルに生まれたゴリラは、仲間の動物たちみんなに好かれています。カバ、ライオン、キリン、ヘビ……森の動物たちとちびゴリラの交遊をユーモラスに描いています。 子どもを抱きしめながら読みました2歳半の息子に、図書館で借りました。かわいくってあたたかな気持ちになる1冊です。ストーリーもあたたかく、ゴリラのチビチビが森のみんなに温かく見守られながら大きくなっていくものです。そして、絵がとてもかわいい。特にゴリラたちの黒くてフワフワした表現がかわいらしく、質感がよくわかります。息子はとても喜んで読んでいました。ちびちびと自分を重ね合わせているようです。へび、ライオン、キリン、カバなど、いろいろな動物が出てくるのも楽しいみたいです。膝に乗せてギューと息子を抱きしめながら読んでいます。文句のつけどころがない絵本です。(トゥリーハウス 30代・ママ 男の子2歳)#絵本ずかん200選
クリスマスがやってきて、北の国のどうぶつの子どもたちもそれぞれおくりものをもらいました。サンタ=クロースのおじいさんは北の国にすんでいるので、ここの子たちから順番におくりものをくばっていくのです。なかでも白うさぎの子“ましろ”は、いちばん先にもらいました。でも、おおきなお菓子をぺろっと食べ、もっと他のものがほしくなった“ましろ”は、しろい体に炭をぬりつけてべつのうさぎの子のふりをすることにします。明け方、北の国にかえってくるサンタ=クロースのおじいさんを待ちかまえて、ましろが、さいごにもらったおくりものとは・・・。おくりものを手にいれたあと、ましろは炭をおとそうとして、払ってもこすっても黒色がとれないことに、急にこわくなります。「どうしよう。ぼく、ほんとに“ましろ”じゃなくて、べつのうさぎになっちゃったのかしら。」ましろは泣きながら「(このおくりものを)かみさまにおかえししておこう。土のなかへうずめて。」と思いつきます。その、かみさまにおかえししたおくりものは、一年でぐんぐん大きくなり、りっぱなもみの木のわか木になり・・・ある日もみの木のはやしのなかで、一本だけきらきら光かがやく、うつくしい木になります!ふしぎなことに、そのもみの木には世界中の子どもたちにプレゼントできるほどのおもちゃがなります。そして、クリスマスが近づくと、木になったおもちゃやベルの音が鳴りひびくのです。ましろのうそと、後悔。いつしかりっぱなもみの木を見守り、サンタ=クロースのおじいさんにわけを話して、もみの木からプレゼントをとるお手伝いをするよろこびを、絵本を手にする子どもたちは、じぶんのことのようにドキドキわくわくしながら味わうことでしょう。佐々木たづさんのクラシックな言葉がうつくしい。そして画家・三好碩也さんが描き出す、ユーモラスなましろと、聖夜にぴったりのしんしんとしずかでおごそかな空気が印象深いクリスマスの絵本。初版1970年、時をこえて読み継がれるロングセラー絵本です。(大和田佳世 絵本ナビライター)サンタクロースからもらったおかしを食べてしまった子うさぎのましろは、またほしくなってもらいにいくのですが・・・。○あらすじクリスマスの日、白うさぎの子「ましろ」も、サンタクロースのおじいさんから贈り物をもらいました。けれど、もっと何かほしくなったましろは、黒うさぎになりすまして、もう一度おじいさんに会いにいきました。おじいさんは、ましろに、小さな「たね」をひとつくれました。しかし帰り道、ましろは、おじいさんに嘘をついたことをくやみ、たねを神様に返そうと、雪をほって、森の土の下に大切にうめました。やがて春がきて、たねをうめたところから一本の木がのびだしました・・・。○編集部より1970年の刊行以来、毎年クリスマスが来るたびに読み継がれてきた絵本です。子うさぎ・ましろとサンタクロースのおじいさんのやりとりのなかに、こどもと大人の、あたたかな関係がみえてきます。 神様の木だよ サンタさんからもう1つプレゼントをもらいたくて、体に炭をこすりつけ、別のうさぎになりすまして、うそをつく子うさぎのましろ。 子どもは、時に、バレバレのうそや言い訳をすることがあるものです。自分自身の幼い頃にも覚えがあります。ましろのように、動機や理由は、本当に子どもらしい純粋なものなのだけれど、大人は、その気持ちを汲み取ってあげようとする前に、「うそはいけない」と、正義を盾にして、頭ごなしに叱りつけてしまうことが多々あるのではないかと思います。 うそと知りながら、黙ってそれを受け入れ、ましろに種を手渡すサンタさん。子どもの「芽」を摘まない、というのはこういうことなのかと、目の覚める思いでした。その芽がやがて立派な若木に成長し、こんなにも人を喜ばせることのできる大木へと育っていく。まさに子どもの将来を物語っているように感じました。 最初は、「欲張りはだめだよ」と言っていた娘も、「このたね かみさまに おかえししておこう。土のなかへ うずめて」ましろのこのセリフに、にっこり。そして、たくさんの金銀のベルや、おもちゃ、お菓子をつけた美しいもみの木を見て、「ぼくの木じゃなくて、かみさまの木だよ」というましろの言葉に、私も深い感銘を受けました。子どもも授かったものだと思うと、つい粗雑な心が出てしまうものですが、大事な預かりものをしていると思えば、もっと大切にしなければ、という心にもなれます。「かみさまの木だよ」というましろの真っ白な心を忘れないでいたいな、と思います。(ガーリャ 40代・ママ 女の子6歳)
どこにでもある、一本のナイフ。そのナイフが、次々に形を変えていきます。ふしぎなナイフが・・・まがる。ねじれる。おれる。われる。とける。きれる。ほどける・・・。ちぢんで・・・ふくらんで・・・。なんのへんてつもない1本のナイフ。ぺージをめくっていくと、ナイフがまがる。おれる。とける。ちらばる。そしてのびてはちぢんで、どんどんふくらむ。不思議な絵本の世界。ふしぎ ふくらんで ぱりっ♪ 目が輝くよこの絵本本当に ふしぎなナイフ 子どもたちの目が 輝きます手品のような 不思議さと あれ? ナイフが こんなになっちゃった!まがる きれる ほどける おもしろいな? この絵本こっぱみじんに でも・・・ 元通りに もどった ああ?良かた!のびて ちぢんで ふくらんでは 思わず笑顔に ラストは あ?あ ナイフの変化が 楽しめて おもしろい絵本です!発想の転換に いいかもね!(にぎりすし 60代・その他の方 )
兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずら心からついとってしまった“ごん”…。名作の世界を格調高い絵画で再現した大型絵本。わかってもらえてよかったな わたしは、お母さんと「ごんぎつね」という本を読みました。読みおわったとき、お母さんは、「かわいそうだね」と言ったけど、わたしは、ごんぎつねが、しぬまえに、ひょうじゅうに毎日くりをとどけていたのが、ごんぎつねだったとわかってもらえて、よかったな、と思いました。(天使のケーキちゃん 10代以下・その他の方 )
たまごの殻から足が二本、顔もしっかり出ていておまけに……自分で歩いている!? 驚きの格好をしているこの子の名前は「たまごにいちゃん」。本当はもう、たまごから出ていないといけないのだけれど。おかあさんからは「はやく大きくなるといいわね」と言われ、弟はすでにお兄ちゃんより大きくなっているのだけれど。たまごにいちゃんは、このままがいいと思っているのです。だってだって、いつでもおかあさんにあたためてもらえるし、みんなから怒られないし、水にだって浮かんでいられる!だけど、そんな時。ハプニングが起きて大切なたまごの殻にひびが入ってしまうのです。「このままじゃ 、ぼく本当のおにいちゃんになっちゃう」不安でいっぱいのたまごにいちゃんだったのですが……。あきやまただしさんの大人気「たまごにいちゃん」シリーズの記念すべき1冊目。たまごの殻をかぶったまま大きくなっていく突拍子もない設定は、読むたびに可笑しくて笑ってしまうのですが、全編を通して描いているのは、子どもたちの成長していく姿。早くお兄ちゃんになりたいって思っている子もいれば、いつまでだって赤ちゃんでいたいっていう子がいる。当然ですよね。殻を割るタイミングは、みんな同じじゃなくたっていいのです。きっかけはハプニングだったけれど、たまごにいちゃんだって殻から出て来た時にはほらね。おかあさんが言ってくれた通り。「大きくなったわね、とってもすてきよ」成長するって、悪くないでしょ? (磯崎園子 絵本ナビ編集長)本当はもう、たまごから出ているはずのたまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っていました。だって、たまごだったらお母さんにあたためてもらえるから。ところがある日、たいせつなたまごのからにひびが入ってしまって…。 成長する子どもの心の揺れをユーモアたっぷりに描いたお話です。成長を見守るということ息子も私も大好きな絵本です。シリーズも豊富なので、ほとんど読みました。素直で飾らず、子どもらしい「たまごにいちゃん」大好き☆そして、親目線で印象深かったのは、まだまだ甘えたいので殻を割ろうとしない「たまごにいちゃん」に対して、お母さんが全くの自然体で接していることでした。私だったら・・・焦りや心配を表に出して叱ったり、教育的なことを言ってのけたりして、どうにか殻を割る方へ、みんなに成長を追いつかせようと必死になるのでは?自分に置き換えて考えました。そして、殻が割れた日、お母さんが言った一言は「とっても すてきよ」。「たまごにいちゃん」はこの一言で、甘えられなくなったことに不安を抱きつつも、成長を喜びと自信に変えることが出来たんだと思います。こんなふうに自然体で成長を見守れる親でありたい!そう深く思いました。ユーモア有り、子どもも大人も感じるモノ有り!傑作だと思います。3歳頃?園児さんにオススメします。(カトリーヌみどりん 30代・ママ 男の子8歳、男の子4歳)#絵本ずかん200選
何でもかなう魔法よりも大切なものがある。ロバのシルベスターはとうさん、かあさんと一緒に住んでいました。かわった形や色の石を集めるのが楽しみだったシルベスターはある日、願ったことがかなう魔法の小石を手に入れます。大喜びで何を願おうかと考えていると、目の前に腹をすかせたライオンが。そこでシルベスターはあろうことか「ぼくはいわになりたい」と願い・・・、岩になってしまいます。たったひとつの希望は、誰かが小石をひろって、彼が元に戻ることを願ってくれること。でもそんなことは奇跡でも起こらない限り無理でしょう。無情にも時は流れていきます。ところが、奇跡は起こるのです。魔法よりも、ずっと大切なものがある。そう感じさせてくれる作品です。補足:1970年のコールデコット賞作品。作者のスタイグは映画「シュレック」の原作者です。2006年02月新版が刊行され、旧版は「ロバのシルベスターとまほうのこいし」と、ひらがなのタイトルでした(日本での初版1975年、ISBN4566001016)。(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)ながく愛され続けてきた名作絵本の美しい新版。コールデコット賞受賞の際のスタイグ氏のスピーチ収録。 ある日、ロバのシルベスターは、のぞみがかなう、まほうの小石をひろった。ところが…。水彩で描かれた原画の色合いをできるかぎり忠実に再現した〈新版〉。コールデコット賞に輝き、以来30年以上もの長い間、世界中で愛され続けてきた名作が、美しく生まれ変わって登場。ロバにもどれてよかったロバのシルベスターはひょんなことで、魔法にかかって自分が石に変わってしまいます。シルベスターの両親は、とつぜん癒えにもどらなくなった息子をさがします。軽いタッチの絵ですが、親子の気持ちが、とても伝わってきて、切なくなります。最後は、ハッピーエンド。本当に良かったと満足できます。親子の愛とは…と、大仰に語らなくても、それが伝わってくる。絵本ならではの、喜びだなと思います。(ピンピン 50代・その他の方 )#絵本ずかん200選
▼ 絵本とあわせて欲しい♪タオルやポーチ、Tシャツなど。>>レオ・レオニグッズはこちら小さな野ねずみたちが、とうもろこしや木の実、小麦やわらをせっせと集めて運んでいる。みんな昼も夜もはたらいている。彼らの住んでいる家は牧場に沿った石垣の中。豊かだったその場所は、お百姓さんが引っ越してしまったので、納屋はかたむき、サイロはからっぽ。おまけに冬が近い。食べ物を蓄えなくてはならないのです。ところが、フレデリックだけは別。ひとりでじっとしています。「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」じっとして陽に当たり、牧場を見つめ、ほとんど半分寝ているみたい。だけど、彼のこたえはこう。「こう見えたって、はたらいてるよ。」寒くて暗い冬のために光をあつめ、色をあつめ、言葉をあつめているのだと言う。一体どういうことなのでしょう。やがて冬がやってきて、楽しく過ごしていたのもつかの間、食べるものが尽き、からだは凍え、おしゃべりをする気にもならなくなった。その時、立ち上がったのはフレデリック。彼はみんなの前に立ち、口をひらき、話しだしたのは……。レオ・レオ二の描く絵本の世界の住人たち、その多くは小さく愛らしいものたち。この名作『フレデリック』もそう。愛嬌だって抜群です。だけど立ち向かっている問題はいつも骨太、なかなか考えさせられるのです。仲間たちで生きていこうとする時、目の前に立ちはだかった問題をどう解決していくのか。答えは一つのようで、一つではなく。思いもよらない方法があることを否定することなく。そこにこそ、芸術の可能性が秘められているのかもしれなくて……。もちろん、そんな堅苦しいことを言わなくても。「これは まほうかな?」日本では谷川俊太郎さんの翻訳により、子どもたちが存分にその素晴らしい世界を味わえるようになっています。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)仲間の野ねずみが、冬に備えて食料を貯えている夏の午後、フレデリックだけは何もせず、ぼんやり過ごしておりました。寒い冬がきて、フレデリックは・・・変わってるってどういう事? 主人が大好きな絵本で娘に買ってきてくれたもの。初めて読んだ時もなんだか詩的でレオ・レオニらしく芸術性にあふれた絵本だと思いました(実際、主人公のフレデリックは芸術肌の詩人なのです)。でも何度も何度も読んでいくと、色々な解釈がでてくるのです。絵本の奥深さを初めて知りました。 サブタイトルが、?ちょっとかわったのねずみのはなし?とあります。 人と違う考え方をしたり、人と違う視点で物を考えたり、一見すると悪い事に思えてしまうようなことも、自分を信じてそれをまっとうする。それで良いんだ。ってフレデリックは教えてくれる。それが自分でも、他人でも。 芸術家になろうと思ったり、今は偉人だと言われる人や、例えばエジソンだって、その時は出る杭は打たれるような扱いで、「あの人は変わってる」ってきっと言われていたはず。でも人と違う事を考えたり、違う視点で物を考える事を誰もしなくなってしまったら、なんてつまらない世の中になってしまうのだろう・・この絵本に出会って初めて気づきました。 みなさんの傍らにいるお子さんを見てください。 可能性にあふれ、柔軟で、純粋で・・・ 自分の子供がちょっと変わった考え方をする、と思ったり、子供から、あの子は変わってるんだよ。って聞いたりしたら、「フレデリック」を読んであげてほしい。『大丈夫。あなたはあなたでそれで良いんだよ』って教えてあげてほしいし、『あなたと違う考えをするからって、その子を排除しないで、そんな考えをする子もいるんだよ』って、教えてあげてほしい。 大人が言葉で説明するよりも簡単にそんな事を教えてくれるレオニ・マジックを是非一度! (ソレイユ 30代・ママ 女の子2歳)#絵本ずかん200選
東京に暮らす兄弟の夏休みのおはなし。お父さんもお母さんもお仕事で、今日も学校のプールとゲームと麦茶、ポテトチップス。すっかり退屈していた二人に、いなかのおじさんから遊びに来いとはがきが来ます。二人は東京を脱出してお母さんのいなかへ。イヤッホー!いなかの子と友達になった二人は、むしとりに森へ行きます。川に落ち、ヤブカにさされ、夕立にあってぐちゅぐちゅのボコボコのどろどろになるのですが、初めての経験に不思議と気持ちよさを感じます。夕飯はとれたての野菜、新鮮な魚、となりの豆腐屋さんが作った豆腐。びっくりするくらいたくさん食べます。そして海水浴、釣りとドキドキ楽しいことばかり。真っ黒になって東京へ帰ります。「またくるよ!」都会で暮らす子供達(特に男の子)にとって、田舎で過ごす夏休みは何と刺激的なことでしょうか。都会では体験することの出来ない、本物の自然の中でののびのびとした遊びや新鮮な食事といった、田舎ならではの魅力が存分に描かれています。森や川での忘れられない体験、さかなをたくさん釣ったときの何とも誇らしい気持ち...都会に住むお父さんから息子さんへ読んであげることをオススメします。( )夏休みに入っても退屈していた僕と弟。ある日おじさんから一枚のはがきをもらった。“あそびにおいで”と書いてある。ぼくたちは大喜びでおかあさんのいなかに行った。虫取り、海水浴、木のぼり…圧巻は海釣り! 大自然のなかで思いっきり遊んだ、ぼくと弟のまほうの夏の想い出で描く絵本。このタイトル…うまいなぁと思います。この絵本のお話は我が息子が私の実家で過ごす夏休みにとても似ています。(実家のある都市はもうちょっと「町」ですが)息子も田舎暮らしが大好きです。帰省の度に(息子の夏休みはここにあるんだなぁ)と感じます。そして お話の中に出てくる男の子と同じように家に帰りたくなくなっちゃうんですよね。でも生活は「家」のある都会にありますから泣く泣く帰ってくるわけですが…。自宅に戻り 普段の生活が始まってしまうと実家で過ごした夏は 夢だったのではないかと思われる瞬間もあり我が家の帰省もまさに「まほうの夏」です。この絵本を読む度に帰省した時間を思い出します。大好きな絵本です。(西の魔女 40代・ママ 女の子15歳、男の子11歳)
男の子に負けないくらい活発でお転婆。ふだんは短い髪の毛が一番!と思ってる女の子でも一度は風になびくさらさらとしたロングヘアに憧れたことがあるはず。この絵本の主人公、短いおかっぱのまあちゃんもそんなひとり。でも、負けず嫌いなまあちゃんのことです。ふつうのロングヘアなんか興味ないみたい。お友だちのはあちゃんとみいちゃんが、「せなかが ぜーんぶ かくれるくらい」髪の毛を伸ばすと宣言すると、「なーんだ、あんたたち たったのそれしか のばさないの? あたしなんかね、もっと ずっと のばすんだから」二人に絶対負けたくないもんだから、まあちゃんは次から次へと驚きのロングヘア活用術を得意気に展開するのです。もう、その独創的で可笑しなことといったら・・・!橋の上から餌をつけた長い、長い、長?いおさげをたらして、川のお魚を釣ってみたり、長い、長い、長?い髪の毛をぐるんぐるんにのりまきみたく体中に巻きつけて寝袋のかわりにして木の上で寝てみたり、さらには・・・。ムクムクと終わることなく膨らんでいく自由な発想と想像力に読者はすっかりまあちゃんのとりこになってしまうことでしょう。女の子三人が集まって「ああでもない」「こうでもない」と髪の毛論争に夢中になっている様子がもう本当に可愛らしくて仕方がないのです。ロングヘアの子もロングヘアにしたい子も、できない子もうっとりワクワクしてしまう素敵な絵本です。(富田直美 絵本ナビ編集部)髪の短いまあちゃんは、友達に髪をずうーっとのばすよといいました。「へえ、どれくらい?」ときかれて、まあちゃんの想像の世界が広がっていきます。ユーモアに富んだ絵本。【一宮図書館 早川さん】 お友達が髪を長く伸ばすと聞いたまあちゃんは、自分も長く伸ばした髪でどうするか、想像力豊かに語ります。まあちゃんの想像力、夢見る心は、忘れかけていた子どもの頃を思い出します。お風呂の中での「まあちゃんごっこ」は楽しいですよ!無限の想像力!以前から素敵な本とは聞いていましたが、いざ読んでみるととびきり素敵でした!もしも髪をとびきり伸ばしたら・・・という空想のストーリーをまあちゃんが活き活きと語ります。現実の世界のシーンは単一色のイラストで、シンプルなのに、空想のシーンはとびきり鮮やかな色彩で描かれ、縦に長く大胆な構図を使ったりと、まるで空想シーンが現実のよう。でも、子どもの世界はきっとそうなんですよね。現実よりずっと大きな空想の世界での方が活き活きと飛び回れるのかもしれません。まさに、そんな子どもの世界を絵本にしたら、こんな風になるんだろうなと思います。女の子の話ですが、3歳の息子もとってもお気に入りです。空想の世界では男の子も女の子も関係ないのかも。子どものお話は、どれもきっとこんな風に活き活きと壮大なんですね。何度も何度も読んでますが、これからもいっぱい読んで空想の世界を思う存分生きてほしいなと思います。(たっちママ 30代・ママ 男の子3歳)#絵本ずかん200選
あるところに、3びきのかわいいオオカミがおかあさんと一緒に暮らしていました。ある日おかあさんは、家を出て自分たちの家を作るよう3びきに言います。「でも、わるいおおブタには気をつけるのよ。」まず3びきはレンガの家を建てますが、わるいおおブタがやってきて、ハンマーで家を壊してしまいます。このわるいおおブタは、もう悪いのなんのって、次に建てたコンクリートの家は電気ドリルで、その次にもっと丈夫に鋼鉄と鉄条網で建てた家はダイナマイトで壊してしまいます。命からがら逃げ出した3びきのオオカミが次に建てたのは、なんと花の家でした・・・。ご存じ3びきのこぶたのパロディ作品、なのですが、このお話しの展開は実に秀逸で楽しめます。最初のページから子ども達はクスクス笑いだし、おおブタの悪者ぶりとオオカミたちの慌て振りには大笑い、読んでいる大人の方もついつい力がこもってしまいます。お話し会でも人気のこの作品、文章は長めですので、大勢に読むなら小学生におすすめします。園や学校にはもちろんのこと、ご家庭の蔵書にも加えたい傑作です。(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)「3びきのこぶた」をすてきにひねった愉快なお話。あちこちで話題になり、幼稚園や小学校でも子どもたちが劇にして楽しんでいます。 犯罪学者と人気画家のコンビによる、極上の絵本です。【田中パパ】3びきのコブタのパロディ。つまり弱々しくてかわいい3びきのオオカミと、凶悪な 大ブタのお話。ページをめくるたびに、この大ブタの過激さがエスカレートしていく プロセスがたまらなくキモチいい。なにしろ、オオカミが作った家を電気ドリルやダ イナマイトでぶっ壊しにくるんだから。 でも、原本の「さんびきのこぶた」、結構スゴイ結末だってこと、知ってる?図書室での読み聞かせパート3-2. 3回目の小学校の図書室での,おはなし会に「しゃっくりがいこつ」と,この可愛いオオカミさんたちを持って行きました。3匹の子豚のお話は,小学生なら皆ある程度知っているけれど3匹の可愛いオオカミって?!子供たちは(。´・д・)エッ?という顔です。ブタは出てくるんですよ。決して可愛いとはいえない,凶悪な大ブタが!オオカミたちの作る家が,レンガからコンクリート,そして現代のセキュリティのすいをあつめたような要塞になっていくのが,おかしいながらも,身につまされます。こんなに過剰に身を守らなきゃいけないのも,すべてあの大ブタのせい?!何しろドリルやダイナマイトで家をぶち壊すなんて,破壊力が半端じゃないです。子供たちは,目を丸くして大ブタの悪者ぶりに圧倒されています。読み手が,ものすごく悪い大親分みたいな声を出して悪ブタになりきっているから(それが楽しい読み手♪)。最後のお家は,お鼻(あ,ちがう)お花のお家。ふーっとふいてぷーっとふいておはなをくんくんいいかおり(はぁと)過剰防衛は,過剰攻撃をもたらし,優しいたたずまいは,優しい気持ちを起こさせる…。ただ笑えるパロディ,と言うだけでなく,今の世の中に起っている色々な事を 思い起こさせます。(あんぴか 40代・ママ 女の子15歳、女の子8歳)#絵本ずかん200選
夜明け前の、静かな湖のほとり。木の下で眠る、おじいさんとその孫。月が湖を照らし、山は黒々とたたずんでいる。なにもかもが、ぼんやりと影になったその場所に、今、少しずつ朝が訪れようとしていた――ある湖が夜明けを迎えるまでの光景を、淡くていねいに描いた作品です。湖で眠るおじいさんと孫が、朝を待って湖に漕ぎ出す。ストーリーはそれだけで、とてもシンプル。文章もごくごく短く、ただ淡々と、湖畔の様子を語るばかり。うごくものがないあ、そよかぜさざなみがたつしだいに、ぼおっと もやがこもるそれなのに、この作品はとても雄弁です。少しずつ朝を迎えて、青くよみがえっていくその空気までもが、描きこまれているような色使い。小さな月の光に照らされた湖畔の景色からは、あたかもその静けさが、しん、と耳に響いてくるようです。夜明けの空気の冷たい感触や、しっとりとした水辺の香りまでもが感じられそうなほど。目に見えて空気の色が変わっていく中で、じっと日の出を待つときの、不思議な高揚さえ覚えます。まだ夜のあけきらないうちに、湖畔に漕ぎ出したおじいさんと男の子。ふたりを待っていたのは、朝日が湖畔の山々を明るく照らし出す、壮大な光景でした。まぶしさに思わず目を細めてしまうほどの、色鮮やかな景色がページいっぱいに広がります。夜が朝に変わった瞬間の、あのさわやかな解放感がみずみずしく迫ってきて、本物の夜明けに立ちあったかのような感嘆が、胸を満たします。どんなに言葉を尽くしても伝えられない、壮大な色彩の光景!1ページ1ページを、かみしめながら味わって読んでほしい、静かで美しい一冊です。(堀井拓馬 小説家)夜明けの世界のさざめきを美しく描き出す山に囲まれた湖の畔、暗く静かな夜明け前。おじいさんと孫が眠っています。沈みかけた丸い月は湖面にうつり、そよ風の立てるさざ波にゆらめきます。やがて水面にもやが立ち、カエルのとびこむ音、鳥が鳴きかわす声が聞こえるようになると、おじいさんは孫を起こします。夜中から薄明、そして朝へ……。刻々と変わっていく夜明けのうつろいゆく風景を、やわらかな色調で描きだし、静かな高揚感をもたらしてくれる1冊です。静寂に心が引き寄せられましたよあけ夜明け前の 静寂 おともなく しずまりかえって・・・・絵を見つめているだけで 心が 落ち着きますだんだん 変化していく 湖の様子 山 水に写る 山の景色と月 静寂さざ波がたつ みずうみの姿が そよかぜに たなびきます「わ? すばらしい」簡単の声は 私の心の叫びです森の中にいきる こうもりや カエル そして おじいさんと孫のすがたよあけ 静寂から 山が緑に 湖が青く 太陽が東の山から顔を出した瞬間のうつくしさ見とれてしまいましたよあけに中国の柳宋元の 漁翁という 詩をもとに作られた絵本です中国の長江下りをしたときの 墨絵のような山々のすがたを思い出しました感動 すばらしい 感動を覚えたえほんでしたちょっと 大人向けの絵本ですね 中国の漢詩にも興味がわいてくるような そんな気持ちになれました(にぎりすし 60代・その他の方 )
これはくれよんです。でもねこの くれよんはこんなにおおきいのです。登場したのは一見、ごくふつうのオレンジ色のクレヨン。ところがページをめくると、その上に、猫が乗っている!?そう。実はこれ、大きな大きなゾウのクレヨンなのです。巨大なクレヨンを鼻で「にゅー」っとつかんで、「びゅー びゅー」と次々に絵を描くゾウ。それはもうすごい迫力で、ジャングルの動物たちは、本物の池だと思って飛び込んだり、火事だと思って逃げ出したり、次々と勘違いをしてしまいます。子どもたちが毎日のように手にする道具なのに、ちょっと考えもつかない設定です。長新太さんのシュールな世界は、のっけから子ども心をがっしりとつかみます。この「びゅー びゅー」のスピード感こそがお絵かきの気持ちよさだっていうことは、長さんと子ども達はよく知っているんですよね。カラフルで大胆なクレヨン画を眺めながら、感覚を刺激された子どもたちはきっと自らの手にもクレヨンを持って何かを描きはじめるのではないでしょうか。ぞうはまだ まだ かきたりない みたいでくれよんを もって かけだしました。 最後にクレヨンを持ったまま駆け出したゾウが描いたものは何でしょうか。この絵本では、そんなゾウの姿を通して長さんの描くことへの情熱までも伝わってくる気がします。子どもたちにも、いつまでも、こんなふうにのびのびとお絵描きをしてもらえたらすてきですね。(三木文 絵本ナビライター)( )こんなくれよんで、絵を描いてみたいな。ぞうのくれよんは、とても大きなくれよん。青で描いたら、カエルが池とまちがえてとびこんじゃった。でも、まだまだ描きたいんだ。今度は何色を使おうかな……!?もっとおおきく、もっとじゆうに。猫が乗るほど大きなクレヨン。あっさりと「こんなにおおきいのです」と始まってしまう長新太ワールド。こどもたちにはさほど驚きも違和感もなく受け入れているようです。びゅーびゅーとぞうくんが描く絵に他の動物たちからクレームが。こどもたちが自由に描く絵、大人がごちゃごちゃ言ったらつまらなくなるだろうなと考えさせられました。もっともっと広い場所で、どんどん自由にこどもたちと絵が描けるといいな。(Flappe 40代・その他の方 )
特典 おえかきペーパー ISBN/JAN 9784772102643 著者 馬場のぼる 出版社 こぐま社 レーベル 出版日 2023/05/31 商品説明 見覚えのあるあの“ネコ”や、イヌ、ウサギ、ブタに十二支の動物たち……。『11ぴきのねこ』で知られる馬場のぼるが、子どもたちになじみ深い動物や生き物の描き方を、丁寧な語り口で図解をまじえて教えてくれます。お絵かきが好きな子はもちろん、「絵を描くのはちょっと……」という大人の方まで、幅広い年齢層の読者におすすめしたい一冊です! 備考 馬場のぼる2026/04/12 更新
そろそろおやすみの時間、チビウサギはデカウサギの耳につかまってベッドに向かいます。そこでチビウサギは聞いてみたくなったのです。「どんなに、きみがすきだか あててごらん」そんなのわからないよ、というデカウサギに向かって、チビウサギは腕を思いっきり伸ばして言います。「こんなにさ」すると、デカウサギは言います。「ぼくは、こーんなにだよ」確かにそれは、チビウサギよりずっと長いのです。チビウサギは精いっぱい背伸びをしてみたり、逆立ちをしてみたり、跳ね回ってみたり。「好き」という気持ちを体いっぱいに表現します。でも、デカウサギは背伸びをしても、ジャンプをしても、やっぱりチビウサギよりずっとすごいのです。だけど……!小さな茶色ウサギと大きな茶色ウサギ。ふたりは親子でしょうか。友達でしょうか。それとも…。お互いを想う気持ちを競い合う、なんて純粋で濃密な時間なのでしょう。それを言葉にして、全身を使った表現で補い、さらに想像を巡らせて。そのまま疲れて眠りに落ちてしまったチビウサギにデカウサギはそっとささやくのです。「ぼくは、きみのこと……」この絵本を繰り返し読んでもらうたびに味わう幸福感。子どもたちには、それをいつまでも忘れずにいてくれたら、こんなに嬉しいことはないですよね。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)チビウサギはうでをい?っぱいひろげ デカウサギにいった。「きみのこと こんくらい すきだよ」するとデカウサギは・・・・!?言葉の代わりにほんとにほんとにあげたい人に絶対いつかプレゼントしよう、そう思って温めておいた絵本。チビウサギは自分がどれだけデカウサギを好きだか、自分のめいいっぱいで伝えようとします。それに対抗してくるデカウサギ。チビウサギは、体の大きいデカウサギにどうしても勝てない。チビウサギが必死になってぼくのほうがきみのことがすきだ!と伝えようとしている姿が本当にいとおしくてたまらないです。もうすぐカナダに仕事に行ってしまう友人にプレゼントをしました。ほんとに大切だと、大好きだと思っているのに、うまく言葉じゃ表現しきれなくてだけど伝えたくて、そうだこの本をあげよう、と思って。するとぽろぽろ涙を流してくれました「こんなにストレートに気持ちを伝えてもらえるなんて」と言って。シンプルが一番であることに気が付きました。(みみこめ 20代・その他の方 )#絵本ずかん200選
さあ、はじまりますよ! どこまでも広がる彼の世界。みんな心してページを開いてね。「もしもだよ、きみんちのまわりがかわるとしたら…… どれが いい?」そうして男の子が提示するのは、3つの選択。大水に浸っている家と、大雪にうまっている家と、ジャングルに囲まれている家。うーん、どれも大変なことになっている。ダメダメ、深く考えちゃ。ぱっと選んで、どんどんいきますよ。「ねえ、どれが いい?」ジャムだらけになるのと、水をかけられるのと、泥んこになるのと。お城で食事か、気球で朝ごはんか、川でおやつ……これは本当に迷う。どれなら食べられる?どれなら我慢できる?どっちがいや?どこからこんな想像が生まれてくるのでしょう。考えてもみなかった究極の選択ばかり。だって、ねえ。へびに巻かれるのは嫌だけど、魚に飲まれるのも怖いですよ。……だけど、子どもたちはこんな質問が大好きなのです! 見てください、その夢中になっている顔を。真剣に考えて選ぶその姿を。作者ジョン・バーニンガムの頭の中は子どもそのもの。「いいな」と「いやだな」のギリギリのところを攻めてくるので降参です。楽しいに決まってますよね。誰と読むか、いつ読むか。そのたびに答えが変わってくるのも大きなポイント? 一人で、二人で、大勢で一緒に。いろんな楽しみ方をしてみてくださいね。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)「ねえ、どれがいい?」と問いかけながら、次々と繰り出される奇想天外な選択肢。子どもたちは「どれもイヤ」と言いながら、大喜びであれやこれや悩みます。30年近く愛され続けてきたベストセラー絵本の〈改訳新版〉。親子で楽しもう この絵本は、本当に会話が弾みますね。本を読んでいる時間よりも、話している時間のほうがずっと長い! 子どもの豊かな発想に感動したり、我が子の意外な考えに驚いたり、1ページごとにいろんな楽しみが味わえます。 どれも究極の選択ばかり。「え?、どれもいや?!」というのもかなりありました。でも、1つ1つ「いやなわけ」もちゃんと説明してくれて、その答えに納得したり、笑ったり・・・。 ―きみんちの まわりが かわるとしたら、―「『大雪』だと、毎日雪を掘らないといけないでしょ? 穴に落っこちちゃうかもしれないでしょ?『ジャングル』になって、こんなにたくさん動物がいたら、お世話するのが大変でしょ?」 逆に、大人にとっては、どれも・・・と思うものでも、子どもには楽しい!というものもあり、それがかわいらしくて微笑んだり。―ジャムだらけになるのとさ、犬に引っぱられて ドロンコになるのとさ、―「泥んこ! だって、泥んこ 楽しいもん!」―へびに まかれるのと、魚にのまれるのと、―「へびに巻かれるの! あったかくて、ぐっすり眠れそうだから。それに、エイ、エイ、エイ、ってやれば(空手チョップのような格好をしながら)、すぐにスルンと出れちゃうもん!」 夢のある楽しい選択もいっぱい。1つに絞りきれなかったのは、―どれを手伝う?―「ようせいのまほう。サンタクロースのプレゼントくばりもいいな。でも、ちょっと眠くなっちゃうけどね! 10時過ぎちゃうでしょ? 」―どこになら住む?―「金魚ばち! だって1日中泳いでいられて楽しそう。」(私は水が苦手なので、この選択だけは絶対になし!)「やっぱり、にわとりごやにしようかな? いつでも好きなときに卵が食べれるもん!」 想像するのって本当に楽しい(!)と同時に、親子でもいろいろ違っておもしろい(!)と感じられる1冊です。(ガーリャ 40代・ママ 女の子6歳)
▼ 絵本とあわせて欲しい♪食器やランチグッズなど。>>『おばけのバーバパパ』グッズはこちら庭で、花に水をやっていたフランソワ。バーバパパはね、その庭で生まれたんですよ。(土のなかでだんだん大きくなってね!)さいしょ、フランソワはびっくりしたけど、すぐバーバパパと仲良しになりました。でも大きすぎて家においとくわけにいかないわ、とママがいうので、しかたなく動物園にいくことに。動物園で、姿を自由に変えられることに気づいたバーバパパは、ほかの動物と遊びたくて檻をぬけだします。ところが、だれもわかってくれなかったうえに、とうとう怒った園長さんに動物園も追いだされ、居場所がどこにも見つかりません。ひとりぼっちでさびしくて、泣きだすバーバパパ・・・。そのとき、「かじだぁー!」。火事場にかけつけたバーバパパは、姿を変えてビルに残された人たちを助け、一躍、町の人気者!こんな愉快な友達がいたらどんなにたのしいだろうと、バーバパパのことを空想するだけでわくわくしませんか? 世界じゅうで愛される、ピンク色のバーバパパは、この絵本からはじまったんですよ。奥さんのバーバママも、子どもたちもまだ登場していません。つまりフランス・パリ生まれのチゾンさんと、アメリカ・サンフランシスコ生まれのテイラーさんの夫妻が生み出した人気者「バーバパパ」の、記念すべきさいしょのお話絵本なのです。バーバ一家のお話を楽しむのなら、ぜひこの本からどうぞ。親子でバーバパパのとりこになってくださいね。(大和田佳世 絵本ナビライター)姿を自由に変形できるおばけのバーバパパは火事場で大活躍し、町の人気者になります。世界各国で愛読された軽妙な傑作絵本。【金柿パパ】バーバパパの凄いところは「何にでも変身できる」こと。このコンセプトによって子どもの感性が解き放れ、自由な発想が沸いてきます。この作品に続くシリーズでバーバパパは家族を作りますが、そのパパぶりは実にお見事で、尊敬に値します。ゆったり落ち着いていてにこやかで優しく、いつでもどこでもママへの愛情を示すのです。おはなしがわかり易く読みやすいので、絵本を読む機会が少ないパパにもおすすめです。楽しくなる絵本私が子供の頃大好きだった絵本。自由自在に形を変えながら大活躍するバーバパパシリーズの原点です。バーバママとも知り合う前。動物園に入れられて1人ぼっちになってしまいますが、大活躍が認められてフランソワの家の庭で暮らすことになります。この絵本を眺めているだけで、楽しく幸せだったと感じていた子供の頃の思い出蘇ってきます。息子も好きになってくれるかな?と思い読んでみると、気に入って何度も読んでとせがまれます。それにしても、バーバパパって土の中から生まれていたんですね。忘れていました。(ルルルの母さん 40代・ママ 男の子3歳)
「みなさん、明日は待ちに待った楽しい遠足です。 お寝坊しないように。それから、お弁当忘れずにね。」はりきってお話しているのは、園長先生。ところがその夜、遠足が楽しみでなかなか寝付けなかったのも、園長先生。大丈夫かな。さて、遠足の日。みんなでバスに乗ってしゅっぱーつ!公園につくと、広い空の下で思い思いに遊びます。いいね、いいね、楽しそう。お腹が空いてくると、そろそろお弁当の時間です。と、そのとき。「おーい」遠くから誰かがやって来ます。みんなはすっかり忘れていましたけど、どうやらお寝坊したのは……!?園の遊びや行事がたっぷり詰まった「ピーマン村の絵本」シリーズは子どもたちに大人気。元気な子どもたちとお茶目な園長先生、そして気持ちの良い風景。読んでいるだけで、参加しているような気分になれるのですから、嬉しいはずです。またみんなで「えんそくバス」に乗りたいね。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)今日は待ちに待った遠足。思いきり遊んで、さあお弁当。そこへねぼうした園長先生がやってきた。園長先生がおねぼう! みんな優しいお弁当のおすそわけ&#10園長先生が 遠足に行く前にお寝坊しないように おべんとうわすれないようにと言っていますが・・・朝 お寝坊したのです 遅刻 バスにも乗れません担任のひろみせんせいが 子供たちと 遠足へ 公園に到着です楽しい遊具もいっぱいありますみんないっぱい遊んで さあお弁当の時間です園長先生が 汗かいて 走ってきたの??お弁当も作る時間なくて みんな優しい子供たちから おすそわけ もらって「いただきまーす」子供たちのお手本になりませんでしたね 園長先生!(にぎりすし 60代・その他の方 )#絵本ずかん200選
おやおや、うららちゃん。ひとりで電車に乗って、おばあちゃんの所へお出かけ?手にはお土産と切符をしっかり持って。降りる駅は「ここだ」駅です。ガタゴトー ガタゴト―ガタゴト― ガタゴト―電車に揺られていると、次々にお客さんが乗ってきます。「わにだ」駅ではわにさんがたくさん、「くまだ」駅ではくまさん達が。次に乗ってきたぞうさんが大きすぎて、うさぎさんの座るところがない!?さらに乗ってきたへびさんはどうするの?でもね、みんなが機転を利かせてどうにかなるのです。ひとりで座っているうららちゃんも、なんだか楽しそう。ガタゴトー ガタゴト―ガタゴト― ガタゴト―あまりに心地が良いから、ついついウトウト。うららちゃん、大丈夫かな? おばあちゃんに会えるのかな。とよたかずひこさんが描いてくれた「でんしゃ絵本」は、やっぱり声に出して読むのが一番。期待通りの気持ちよさ。のんびり、ゆったり、みんながあたたかく見守ってくれていて。こんな一日、過ごせる機会があったらいいよね。でもまずは、絵本の中でたっぷり味わい尽くして。何回読んでも楽しいですよ!(磯崎園子 絵本ナビ編集長)うららちゃんがのった電車に次々とのりこんできたのは、わにさん、ぞうさん、うさぎさん……。こんな一日、あったらいいな。ゆずりあいがほほえましい。小さい子がひとりで電車に乗っておでかけ。はじめてのお使いのように、わくわくどきどき。きっと、憧れの眼差しで楽しんでくれそう。なんといっても、動物たちのゆずりあいがほほえましい。満員だからって、お膝の上に座らせてもらうなんて。それに、へびが座った場所って!?ナイス!と思いました。そうそう、電車に揺られると、皆うとうとしてきますよね。動物たちも一緒。思わず、乗り過ごしそうになるうららちゃん。でも、みんなの親切に、無事、目的の駅に着きました。駅の名前が面白いし、繰り返しが心地良く、最後の最後まで楽しめます。(多夢 40代・ママ 女の子11歳)#絵本ずかん200選
「ママ あのね…… きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。」おやすみ前のベッドの中で男の子はママに話します。その子はくまのこ、名前は「よるくま」です。よるくまは、夜みたいにまっくろくて、胸のおつきさまがひかってる。どうやらお母さんを探しにきたみたい。目が覚めたらいなかったんだって。ここから男の子とよるくまの夜の冒険が始まります。こんな可愛い子をおいて、どこにいったんだろうね。ふたりでよく行くお店や公園をまわってみますが、お母さんは見つけられません。「もしかして もう とっくに おうちにかえったのかもね。」ところが、おうちに帰ってみてもお母さんはいません。とうとうよるくまの目から夜みたいにまっくらまっくろの涙がこぼれてきて…。小さな男の子が、大好きなお母さんを探すよるくまのために奮闘する、素敵な夜のファンタジー絵本です。物語の後半で登場するよるくまのお母さんの大きなこと。子どもたちがみんな抱きつきたくなるような憧れのお母さんです。男の子も、きっとそんなよるくまのお母さんの優しさに触れながら、自分のお母さんのことを思うのでしょうね。ふかふかして気持ちよくていい匂い…。それは、この絵本を読んでいるたくさんの子どもたちと同じ気持ち。さあ、そのままゆっくり幸せな眠りについてね。「おやすみなさい」。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)母と子、そして子どもだった私たちの心に響き。母の匂いあたたかさを、思い起こさせる上質なファンタジー絵本。【安藤パパ】「パパ、コレ、ヨンデ!」。3歳の息子がこの絵本を本棚からチョイスするのは決まってママが仕事で不在のときだ。「ママ、あのね・・・」。読み出すとヒロシはよるくまに感情移入、「おかあさんは?」と、よるくまが涙するシーンでは一緒に泣き出してしまうこともしばしばだ。そう、本書は母親と子どもの愛情確認がテーマだが、同時にワーキングママへの応援絵本でもある。いつもママと一緒にいたいけどいられない保育園児のさみしい気持ちと、それを痛いほど感じながらも、仕事したい本能や生計のために働く母親の葛藤が交錯し、読んでいて切なくなってくる。「おかあさん、どこいってたの?」。よるくまが、やっとのことで母親と出会えた場面ではヒロシもニッコリ。きっとその笑顔は、母親が保育園に迎えに行ったときに見せるものと同じなのだろう。お前はあったかいね、が好き はじめてこの絵本を読み聞かせたとき、働くママたちのために書かれたんだと思いました。よるくまが、ママを捜して男の子所にくるシーン。男の子がママを一緒に捜すシーン。そのどれもが、きっと保育園児の娘達にとっては、心に響いてしまうのでしょう。 よるくまが泣き出すと一緒になって探している、と次女がまだ小さいとき言っていたのを思い出します。 そして、いつも私が泣けるのは「おまえはあったかいね」とよるくまのママが抱きしめるところ。もう、大きくなってしまったので、抱きしめることはすくなくなりましたが、今でも小さな頃の娘達の「だきあと」が自分の体の記憶にしみ込んでいます。(セルバ 30代・ママ 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳)#絵本ずかん200選
ひとりで暮らすふくろうくん。お人好しで心優しく、けれど一度考え出すと止まらない性格のせいで、何だか毎日が忙しそう……? そんなふくろうくんの個性あふれる日常のお話5つ。●「おきゃくさま」暖炉のそばにすわるふくろうくん。晩ごはんのバタつきパンと熱いスープを食べていると、玄関でどんどんと音がする。何度ドアを開けても誰もいません。「ははあ、かわいそうな冬がぼくんちの玄関をたたいてたんだな」 そう思ったふくろうくんは、ドアを大きく開けて冬を家の中に招き入れます。そのとたん、家じゅうが大変なことに!?●「こんもり おやま」ベッドに入っていると、ふくろうくんは毛布の下に二つこんもりとしたおやまを見つけます。「おや、これはなんだろう」一度気になりだしたらとまらない、ふくろうくん。毛布をのぞいてみたり、めくってみたり……。●「なみだの おちゃ」今晩は涙でお茶を入れようと思いついたふくろうくん。悲しかったことを考えはじめます。足の折れてしまったいす、うたえなくなった歌、読めなくなってしまった本……あとからあとから涙がこぼれて湯わかしに落ちていきます。●「うえと した」ふくろうくんの家には1階と2階があります。彼が2階のベッドの部屋にいる時は、1階にはいません。1階の茶の間にいる時は、2階にはいません。その時、2階はどうなっているのでしょう。いっぺんに2階と1階にいられるやり方があるはずです。そこで……。●「おつきさま」海辺で波を見ていたふくろうくん。するとお月さまが海の向こうから顔を出しました。やがて夜空へのぼっていったお月さまを見ながら、ふくろうくんは「ぼくたちお友だちにならなくちゃ」と言います。けれど、今日は帰らなくちゃいけません。するとお月さまは……。ふくろうくんが、ふくろうくんだからこそ起こる、エピソード。思いもつかない発想ばかり。滑稽に見えるでしょうか、それとも共感してしまうでしょうか。どちらにしても、こんな毎日を過ごしていたら、退屈なんてことはありませんよね。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)おひとよしで、ちょっぴりまがぬけていて、善意あふれるふくろうくんの物語。見事な絵と語り口の、いぶし銀のような絵本です。読みきかせに最適 味わい深い本味のある絵本です。ひとりで暮らしているふくろうくんの日常のおかしなお話。ふくろうくんはちょっと間抜けというか・・・突っ込みどころ満載で、まるで一人コントをみているようです。娘は「なみだのおちゃ」に突っ込みまくり。でもなんだかしみじみするというか、哀愁ただようというか・・・。ふくろうくんって愛すべきキャラクターなんです。大好きになりました。アーノルド・ローベルといえば「がまくんとかえるくん」ですが(?)、こちらもとってもおすすめです。地味だけど、最高です。(じっこ 30代・ママ 女の子5歳、男の子1歳)#絵本ずかん200選
表紙の絵はなんでしょう。きつねが見ているのは、なにかの・・・足?「あったとさ あったとさひろい のっぱら どまんなかきょだいな ピアノが あったとさこどもが 100にん やってきてピアノの うえで おにごっこキラリラ グヮーンコキーン ゴガーン」なんと「きょだいなピアノ」の足でした!だって、一番下の金具の部分だけで、きつねの背丈くらいあります。大きい!そしてまたお話は「あったとさ あったとさ・・・」と続きます。きょだいなせっけん、きょだいなでんわ(むかしなつかし黒でんわ!)、きょだいなトイレットペーパー・・・。ひろいのっぱらどまんなかに、でーんとそれがあらわれて、子どもが100にんやってきて、みんないったい何をする?あの『めっきらもっきらどおんどん』と同じコンビ、長谷川摂子さん・文章、降矢ななさん・絵の作品。文章から音やリズムがあふれ、透明感のあるカラフルな絵とあいまって、ダイナミックで夢いっぱい、長谷川さん・降矢さんならではの世界観をつくりだしています。最後はきょだいなせんぷうきに、ひらひらくるるるる・・・と吹き飛ばされた子どもたち。どうなったかというと・・・?おしまいの絵には、きっと幸せな気分にさせられちゃいますよ。「あったとさ、あったとさ♪ ひろーいのっぱらどまんなか♪」と子どもたちが笑顔で呪文のようにくりかえす、人気絵本。ぜひ声にだして読んでみてくださいね。(大和田佳世 絵本ナビライター)「あったとさ あったとさ……巨大なピアノがあったとさ」巨大なピアノ、巨大な石けん、巨大な扇風機などで百人の子どもが思いきり遊びます。リズミカルな言葉と元気な絵の楽しい絵本。これ、電話なん?!幼稚園の幼児クラブで、読み聞かせしていただいた絵本です。先生の読み方が素晴らしく、子供たちが真剣で絵本の中に吸い込まれたように聞き入っていたのが印象的でした。題名の通り、本当に大きいというよりいかにも「きょだい」な身近な者達が次々に登場します。とっても壮大な夢を育むお話だと思います。お話の中に出てくる懐かしい「黒電話」。お話を聞き終わった後、黒電話を初めて見た娘に「これも電話なん?」と聞かれて「うわっ!現代っ子!」と先生が言ったのでみんなで笑っちゃいました(^^)そうですよね、自宅ではファックスのついたスマートな四角い電話。パパとママは携帯を使っている。黒電話なんて見たこと無かったのか!知らないことの発見。それもまた絵本の醍醐味ですね。(ゆぺち 30代・ママ 女の子3歳、男の子1歳)