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身体・衣服・季節 塚本瑞代 新曜社キセツ ノ ビガク ツカモト,ミズヨ 発行年月:2006年10月 ページ数:373p サイズ:単行本 ISBN:9784788510227 塚本瑞代(ツカモトミズヨ) 1945年愛知県に生まれる。1968年お茶の水女子大学家政学部被服学科卒業。1970年お茶の水女子大学大学院家政学研究科修士課程修了(服飾美学専攻)。愛知教育大学助教授を経て、群馬県立女子大学文学部美学美術史学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 季節論(季節の意味ー井上靖を中心に/季節の諸相ーわたせせいぞう、俳句の季節感を中心に/季節の複層ー二つの季節観の対比/季節の成立ー平安朝の歌絵意匠を中心に/季節の認識ー俳句における取り合わせを中心に/雲の現象学/雪の現象学)/第2部 衣服論(衣服と身体/衣服と名称) 考えないときにはあるのに、いざ考えようとするとあやふやになる「季節」。それは、身体や衣服に似ているかもしれない。俳句や詩、エッセイなどの文学作品から、イラスト、絵画などを題材に展開される、深い洞察に満ちた「人間学的季節=身体=衣服論」の試み。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
続橋達雄 日本図書センターミヤザワ ケンジ ケンキュウ シリョウ シュウセイ ツズキハシ,タツオ 発行年月:1992年02月 ページ数:389p サイズ:全集・双書 ISBN:9784820591672 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文壇を遠く離れて 小谷野敦 新曜社ハン ブンゲイ ヒョウロン コヤノ,アツシ 発行年月:2003年06月 ページ数:290p サイズ:単行本 ISBN:9784788508590 小谷野敦(コヤノアツシ) 1962年(昭和37年)、茨城県に生まれる。1987年、東京大学文学部(英文学)卒業。1997年、同大学院比較文学比較文化博士課程修了。学術博士(超域文化科学)。1990〜92年、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学。1994年より大阪大学言語文化部講師・助教授を経て、現在、国際日本文化研究センター客員助教授、東京大学、明治大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「文芸批評」とは何か/1 文壇を遠く離れて(川上弘美における恋愛と幻想/「天皇と文学」という問題は存在するのか/筒井康隆の現在について/七五調と「近代」の不幸な結婚/藤堂志津子と日本のリアリズム ほか)/2 マスコミには載らない文芸評論(「堕落論」をめぐる謎/高田里恵子『文学部をめぐる病』に抗してー中野孝次のために/『ノルウェイの森』を徹底批判するー極私的村上春樹論) 『ノルウェイの森』は“いんちきポルノ”!?なぜ主人公はあんなにもてるの?その差別的な女性観など、言われてみれば不思議なくらい真っ当な批判。その他にも、権威におもねらない著者ならではの歯に衣を着せない表現で「文壇のタブー」に挑戦する爽快感抜群のエッセイ。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
川村二郎【著】販売会社/発売会社:講談社発売年月日:2008/09/10JAN:9784062900249
漱石文芸の世界 水谷昭夫 奥野政元 新教出版社ミズタニ アキオ チョサク センシュウ ミズタニ,アキオ オクノ,マサモト 発行年月:1997年06月 ページ数:337p サイズ:単行本 ISBN:9784400626114 初期作品群への一視点/『吾輩は猫である』の世界/「『文学論』序」と狂気/悲痛なる「余裕派」論ー『鶏頭』序を中心とした漱石的視点の形成/『夢十夜』の世界/漱石的深淵の開示ー『夢十夜』の恐怖と意味/狂気への方法/漱石的苦悩と罪ー『門』における運命の偶然性/漱石文芸における修善寺大患の意義/「修善寺日記」再論/漱石文芸とドストエフスキー〔ほか〕 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
昭和文学会編集委員会 笠間書院ショウワブンガクケンキュウダイハチジュッシュウ ショウワブンガクヘンシュウイインカイ 発行年月:2020年03月31日 予約締切日:2020年03月26日 ページ数:228p サイズ:全集・双書 ISBN:9784305003805 特集 元号と文学(「昭和文学」の輪郭ー「元号」が規定したもの/隠蔽したもの/転向問題の分水嶺としての「昭和三十年代」ー吉本隆明と中野重治/元号と文学ー天皇制と文学/転形期としての一九八九年と元号問題/「元号」に規定される想像力ーアーバンギャルド『昭和九十年』の鑑賞技術 ほか)/研究動向/研究展望/書評/新刊紹介 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
魂の言葉、いのちの海 河出書房新社イシムレミチコ 発行年月:2013年04月18日 予約締切日:2013年04月16日 ページ数:192p サイズ:単行本 ISBN:9784309740492 石牟礼道子全集未収録エッセイ(水俣から蘇りのための標しを/原田先生のご遺言)/座談 原点を書く(石牟礼道子/佐多稲子/土本典昭)/討議 たましい(魂・anima)への旅(石牟礼道子/伊藤洋典/岩岡中正/宮本久雄)/生命の痛々しい感覚と言葉(渡辺京二)/水俣と言葉の力(池澤夏樹)/三十八億年の生命の願い(緒方正人)/いのちはいのちー石牟礼さんを読む(最首悟)/わだっだっ、おおおわだっ、わだっだっ。(町田康)/死に負けない「生きる」行為ー『アニマの鳥』(伊藤比呂美)/美しさようなあかかしゃん(季村敏夫)〔ほか〕 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
わが石牟礼道子抄 河出書房新社サレクタマシイ 発行年月:2021年02月23日 予約締切日:2021年01月07日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784309029450 池澤夏樹(イケザワナツキ) 1945年、北海道生まれ。1984年『夏の朝の成層圏』で長編小説デビュー。1988年『スティル・ライフ』で芥川賞、1992年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞、1993年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』で毎日出版文化賞、2011年朝日賞、2020年『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』で毎日出版文化賞、他多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(『苦海浄土』ノート/不知火海の古代と近代/水俣の闇と光/明るくて電気で楽しそう/世界文学の作家としての石牟礼道子/「日本文学全集」『石牟礼道子』解説/『評伝 石牟礼道子ー渚に立つひと』文庫版解説)/2(書評『最後の人ー詩人 高群逸枝』/書評『葭の渚ー石牟礼道子自伝』/書評『不知火おとめー若き日の作品集1945ー1947』/『無常の使い』/『完本 春の城』/『道子の草文』)/3(ぼくのもとに無常の使い/石牟礼さんがお果てになった/夢とうつつを見る人/されく魂ー石牟礼道子一周忌に寄せて) 何十年追いかけても石牟礼道子は捕まらない。その言葉は、はみ出しあふれ出し時には飛び去る。はるかに高いところへ遠いところへ。石牟礼道子は存在自体が一つの文学的な奇蹟である。されく(さまよう)魂をもつ作家の奔放に豊潤に湧きいずる言葉の数々を追いつづけ、それらに真摯に対峙した渾身の論考集大成。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
五柳叢書 小笠原賢二 五柳書院ブンガクテキ コジタチ ノ ユクエ オガサワラ,ケンジ 発行年月:1990年10月01日 予約締切日:1990年09月24日 ページ数:182p サイズ:全集・双書 ISBN:9784906010431 現代文学にどう向き合うかー架空論争/ヒッピーからマレビトへー中上健次・村上龍・池田満寿夫の「新しさ」/現代文学の老年学ー高齢化社会における作家たち/二つの共通感覚がある風景ー現代日本文学の「切断現象」について/小説の周辺・作家の身辺ー文芸ジャーナリズム逍遥游/口語の時代の文学表現ー吉本ばななと村上春樹に見る「現在」/文学的孤児たちの行方ー「論争」という磁場の消滅 村上龍、田中康夫、村上春樹、高橋源一郎、小林恭二、山田詠美、島田雅彦、吉本ばなな、…みなし子としての“新時代の旗手たち”は、どこへ…。1970年代以降の感受性をルポルタージュする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
姫路文庫 橘川真一 神戸新聞総合出版センターハリマ ブンガク キコウ キツカワ,シンイチ 発行年月:1996年10月 ページ数:283p サイズ:全集・双書 ISBN:9784875212140 播磨路の『万葉集』ーきらめく古代の海の旅/紫式部の『源氏物語』ー明石を舞台に古代のロマン/『太平記』の世界ー播磨が熱く燃えた時代/井原西鶴の『お夏清十郎』ー元禄文化を彩る悲恋物語/大田南畝の『革令紀行』ー旅人の目に映った江戸時代の播磨/田山花袋の『続南船北馬』ー紀行作家が見た播磨路/木山捷平と姫路の青春ー播磨で育てた野人の文学/大仏次郎の『赤穂浪士』ー忠臣蔵小説の“決定版”/谷崎潤一郎の『乱菊物語』ー乱世を描く壮大なロマン/志賀直哉の『暗夜行路』ー姫路にも残る文豪の足跡〔ほか〕 「万葉集」「源氏物語」などの古典から、司馬遼太郎「播磨灘物語」、平岩弓枝「絹の道」に至る現代文学まで、播磨ゆかりの作品の舞台、作家のたどった道を丹念に歩いて取材、作家と作品の世界へ読者を案内します。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
その独自性と同時代性 西田良子 翰林書房ミヤザワ ケンジ ニシダ,ヨシコ 発行年月:1995年08月 ページ数:230p サイズ:単行本 ISBN:9784906424740 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
稲賀 敬二 妹尾 好信 笠間書院イナガケイジコレクション3 イナガ ケイジ セノオ ヨシノブ 発行年月:2007年08月17日 予約締切日:2007年08月16日 ページ数:456p サイズ:全集・双書 ISBN:9784305600738 第1部 『源氏物語』研究の指針(『源氏物語』の文献学的研究の現段階/『源氏物語』研究の現段階ー人物論は成立論とどんな関係を持つか ほか)/第2部 登場人物論(夕顔ー『源氏物語』作中人物論/近江の君登場 ほか)/第3部 巻々の論(雨夜の品定めー体験談/匂宮三帖の世界“実子とまま子”ー匂宮・紅梅・竹河、それに巣守 ほか)/第4部 研究・享受資料のさまざま(「つねみつ」の誕生ー東山御文庫御物本『源氏物語』と青表紙本・河内本の本文/源光行・親行と河内学派の形成 ほか)/第5部 近・現代の研究史と研究書紹介(近・現代の研究ー「“研究史”の研究」序説/池田亀鑑博士の「源氏物語構想論」についてー「池田亀鑑選集」『物語文学1』解説 ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小説1・戯曲 浅井清 明治書院シン ケンキュウ シリョウ ゲンダイ ニホン ブンガク アサイ,キヨシ 発行年月:2000年03月 予約締切日:2000年03月24日 ページ数:463p サイズ:全集・双書 ISBN:9784625513039 人名項目(坪内逍遙/二葉亭四迷/尾崎紅葉/幸田露伴 ほか)/文学史事項(明治の文学/大正の文学/私小説/昭和前期の文学 ほか) 21世紀に遺すべき、作家や評論家等を人選。人と文学活動の概観、主要著作の解説、著作者の研究情報を示した最新の研究成果。国語教育と文学研究に必読の資料集。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
コロナ・ブックス 平凡社 平凡社サッカ ノ コーヒー ヘイボンシャ 発行年月:2015年06月27日 予約締切日:2015年06月24日 ページ数:135p サイズ:単行本 ISBN:9784582634990 池波正太郎 おさんぽコーヒーー定宿の山の上ホテルで一杯 神田散歩の途中でもう一杯/安岡章太郎 安眠快眠コーヒーーよく眠れるからと就寝前にも飲んだ/山口瞳 ひねもすコーヒーー朝、妻が淹れたドリップコーヒーを温め直しては飲む/中里恒子 洋酒三匙コーヒーーウイスキーならバランタイン リキュールならミント/井上ひさし ひょっこりひょうたんコーヒーー「そのころ、ぼくはコーヒーを、月にすくなくとも二〇〇杯は飲んでいた」/安西水丸 クリープを入れないコーヒーー「線だけ引っぱってコーヒーカップ線そのものが好きなんです」/北村太郎 三段階方式コーヒーーブラックでひと口、砂糖を加えて飲み、最後はミルク入り/古今亭志ん朝 名人コーヒーー若い日、夢中になってジャズ喫茶に通った/高田渡 酔いどれコーヒーー喫茶店のハシゴで生まれた「珈琲不演唱」/東松照明 ぶらぶらコーヒーー町歩きの途中で立ち寄るのは自家焙煎のコーヒー屋〔ほか〕 ひょっこりひょうたんコーヒー、ファンキー古本三昧コーヒー、酔いどれコーヒー、倚りかからずコーヒーetc.コーヒーと作家25人のお熱い関係。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
〈大阪〉表象という戦略 近代文学研究叢刊 59 尾崎名津子 和泉書院オダサクノスケロン オザキ ナツコ 発行年月:2016年06月28日 ページ数:376p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757607996 尾崎名津子(オザキナツコ) 1981年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻修了。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院総合人文科学研究センター客員主任研究員。亜細亜大学、慶應義塾大学、日本大学、早稲田大学非常勤講師。専門は日本近現代文学、内務省検閲を中心とする検閲研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 大阪表象を問う意味/第1章 昭和期の内務省検閲ー織田作之助の出発期/第2章 『夫婦善哉』論ー発見された“大阪”の内実/第3章 『夫婦善哉』の周辺/第4章 一九四〇年前後における“地方”・“方言”の概念編成/第5章 体制関与の真相ー「鉱山の友」「文学報国」への寄稿を中心に/第6章 戦略としての“西鶴”/第7章 『わが町』『異郷』論ー土地の概念化と“大坂”の虚構化/第8章 『世相』『郷愁』論ー“大阪”という場の機能/第9章 “偶然小説”の可能性 一九三八〜四六年(昭和一三〜二一年)までのおよそ九年間にわたる織田作之助の創作活動を、内務省検閲や総力戦体制下の同時代状況と文学状況との関わりの中で捉え直し、織田文学の再定位を試みる。大阪という土地がいかなる論理のもとに虚構化されたのか、また、方言としての大阪弁は作家にいかに認識されていたのか。そして、現実の大阪が戦禍に見舞われたのちに織田は何を描いたのかー。織田の“大阪”という地域表象の戦略的な意図を明らかにする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
古典にみる「にほひ」の世界 樋口百合子 淡交社イニシエ ノ カオリ ヒグチ,ユリコ 発行年月:2012年05月 ページ数:223p サイズ:単行本 ISBN:9784473038166 樋口百合子(ヒグチユリコ) 大阪府生まれ。奈良女子大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在、奈良女子大学古代学学術研究センター協力研究員。武庫川女子大学非常勤講師。香道志野流に入門以来、二十世家元・蜂谷宗玄宗匠の指導を受ける。冷泉家歌会「玉の緒会」創設時に入門、中断を経て平成12年に再入会。平成18年「平成の歌会」において産経新聞社賞、同19年同大賞を受賞。香道・歌道での名は、久禮(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序文 香りが道になるまでー『いにしへの香り』上梓にあたって/はじめに 古代日本人の香りへの思い/第1章 「にほふ」と「かをる」/第2章 『古事記』の香りー屎尿より生まれた神/第3章 『風土記』の香りー地名は匂ふ/第4章 『日本書紀』の香りー香木の煙上る淡路島/第5章 『懐風藻』の香りー漢詩に閉じ込められた薫風/第6章 『万葉集』の香りー咲き匂ふ花たちばな/第7章 『続日本紀』の香りー梅を詠い、菖蒲を被く 『古事記』『日本書紀』『万葉集』などの古典文学に漂う香り・匂いを読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
中期を中心に太宰を誤解している全ての人に 和泉選書 佐藤隆之 和泉書院ダザイ オサム ノ ツヨサ サトウ,タカユキ 発行年月:2007年08月 ページ数:287p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757604131 佐藤隆之(サトウタカユキ) 1960年、鹿児島県生まれ。1986年、千葉大学文学部史学科卒。1988年、千葉大学大学院文学研究科日本文学専攻修了(修士課程)。1993年、中央大学大学院文学研究科国文学専攻満期修了退学(博士後期課程)。現在、予備校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1章 太宰治の強さ/2章 太宰治の転向の特異性/3章 太宰治の戦争期/4章 「花火」論ー全文削除とその影響/5章 「富嶽百景」論ー陽・母性・草花vs陰・父性・通俗/6章 『津軽』論ー太宰治の父性と母性の問題/7章 『新釈諸国噺』論ー「粋人」を中心に 戦争期・転向を経て確固たる形で形成された作家精神と強い自負心。その心底には「自信の無さ」「卑屈の素直な肯定」から「前例の無い見事な花の咲く」という「祈念」があった。20年来太宰の魅力に惹き付けられてきた著者が、これまであまり注目されてこなかった「太宰治の強さ」に光を当てる。大部の論考や、新資料の発掘により実証的・総体的に考察を行い、研究史に一石を投じる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文学にみる港の姿 志澤政勝 有隣堂ヨコハマコウ モノガタリ シザワ,マサカツ 発行年月:2015年11月17日 予約締切日:2015年11月16日 ページ数:229p サイズ:単行本 ISBN:9784896602203 志澤政勝(シザワマサカツ) 1952年神奈川県生まれ。法政大学法学部卒。横浜みなと博物館館長。公益財団法人帆船日本丸記念財団理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 横浜開港から近代的な港へ(オサラギの国のヨコハマの波止場ー大佛次郎著『霧笛』『その人』『鞍馬天狗敗れず』より/ジュール・ヴェルヌの描いた横浜港ージュール・ヴェルヌ著『八十日間世界一周』より/二号ドック建設と現場小僧ー長谷川伸著『自伝随筆 新コ半代記』より/横浜船渠とかんかん虫ー吉川英治著『忘れ残りの記』『かんかん虫は唄う』より/桟橋、鉄桟橋、大さん橋ー森鴎外著「棧橋」より/港内物売り事情ー沖売ろうー葉山嘉樹著「波止場の一日」より/船員の求職活動とボーレンー葉山嘉樹著『海と山と』『海に生くる人々』より/市営埋立と浚渫船と臨港工業地帯ー船方一著「闘う日産の仲間たちに」「別れの歌」より/横浜に春を告げるクルーズ船ー大野林火著『海門』より/臨港カフェと桟橋食堂ー川端康成著「花のワルツ」より)/第2章 戦後復興からコンテナ船の時代へ(国際観光基地計画と公園ふ頭ー獅子文六著『やっさもっさ』より/ミス横浜と国際観光船歓迎ー斎藤栄著「三人のミス・ミナト」より/戦後の移民船と母国観光団ー岡松和夫著『魂ふる日』より/マリンタワーの誕生ー吉行淳之介著『砂の上の植物群』より/シップ・チャンドラーの仕事ー生島治郎著『傷痕の街』より/高度経済成長期入口の横浜港の風景ー三島由紀夫著『午後の曳航』より/若者の夢を乗せたナホトカ航路ー五木寛之著『青年は荒野をめざす』より/艀の盛衰ー城山三郎著『毎日が日曜日』より) 17人の作家の横浜港を舞台にした作品を手掛かりに、開港から昭和にいたるそれぞれの時代の港の姿を浮かび上がらせる。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小西正保 創風社ワタシ ノ ミヤザワ ケンジ ロン コニシ,マサヤス 発行年月:1997年03月 ページ数:351p サイズ:単行本 ISBN:9784915659881 第1部 宮沢賢治散策(賢治童話との出会い/賢治のふるさとイーハトーブ/童話集『注文の多い料理店』の出現/詩「永訣の朝」その他 ほか)/第2部 宮沢賢治研究(宮沢賢治の位置ー児童文学史へのこころみ/「グスコーブドリの伝記」論/賢治童話の影響ということ/賢治童話の魅力についてー「セロ弾きのゴーシュ」論 ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
中村邦生 千石英世 水声社ミカン ノ コジマ ノブオ ナカムラ,クニオ センゴク,ヒデヨ 発行年月:2009年07月 ページ数:290p サイズ:単行本 ISBN:9784891767365 中村邦生(ナカムラクニオ) 1946年、東京都生まれ。作家、大東文化大学文学部教授。1993年「冗談関係のメモリアル」で『文學界』新人賞を受賞。「ドッグ・ウォーカー」、「森への招待」がそれぞれ芥川賞候補となる 千石英世(センゴクヒデヨ) 1949年、大阪府生まれ。文芸評論家、アメリカ文学者、立教大学文学部教授。1983年「ファルスの複層ー小島信夫論」で『群像』新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 対話篇1 小島信夫と読書の来歴/第2章 千石英世ー小島信夫ふたたび/第3章 対話篇2 小島信夫をどう読むか?/第4章 中村邦生ー小島信夫的なるもの/第5章 対話篇3 小島信夫の新たな光源/第6章 小島信夫との対話 なぜ、いまなお私たちは小島信夫に魅了されるのか?作家と評論家が縦横に語りつくす等身大の魅力とその実像。小島信夫との発掘対談も併録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
神奈川・文学のヒロイン紀行 原良枝 かまくら春秋社カノジョ ノ バアイ ハラ,ヨシエ 発行年月:2006年01月 ページ数:198p サイズ:単行本 ISBN:9784774003153 原良枝(ハラヨシエ) 横浜生まれ。國學院大學文学部文学科卒。昭和57年テレビ神奈川に入社。社員アナウンサーとして12年間勤務。平成6年退社、フリーに。現在、国や自治体が主催するシンポジウムのコーディネーターのほか、「ことばの力」をテーマにした講演を学校などで行うとともに、神奈川県内の公立中学校の国語科教職員を対象に、朗読研修講師も務めている。また、アロマテラピーアドバイザーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 炎のように(桜の花が咲く頃にー安西篤子『化粧』(鎌倉市)/白檀あるいは物語の魔ー篠田節子『妖櫻忌』(鎌倉市)/妻の気持ちー横光利一『春は馬車に乗って』(葉山町)/女であることー円地文子『朱を奪うもの』(逗子市) ほか)/風のように(夕日が美しすぎてー川端康成『千羽鶴』(鎌倉市)/華やかに少女は行くー神西清『鎌倉の女』(鎌倉市)/友だち幻想ー角田光代『対岸の彼女』(横浜市)/白いワンピースの少女ー山川方夫『夏の葬列』(二宮町) ほか) 名作と神奈川の風景にヒロインの姿を求めて。32人の女ごころが綾なす物語。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
大分県先哲叢書 古庄ゆき子 ドメス出版ノガミ ヤエコ コショウ,ユキコ 発行年月:2011年11月 ページ数:350p サイズ:単行本 ISBN:9784810707557 古庄ゆき子(コショウユキコ) 1929年大分県国東市安岐町生れ。別府女子大学(現別府大学)国文科卒業。別府大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 明治期/第2章 大正期/第3章 昭和期(前期一九二六ー一九四五)/第4章 昭和期(戦後一九四五ー一九五九)/第5章 昭和期(後期一九六〇ー一九八五)/第6章 断章三つ 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
THE INTERVIEWS 西村京太郎 重田玲 サンポスト コスモの本ジンセイ ワ アイ ト ユウジョウ ト ソシテ ウラギリ トデ デキテイル ニシムラ,キョウタロウ シゲタ,レイ 発行年月:2015年07月 ページ数:141p サイズ:単行本 ISBN:9784864850186 西村京太郎(ニシムラキョウタロウ) 昭和5年(1930年)東京生まれ。日本の推理作家。トラベルミステリーの第一人者。東京陸軍幼年学校在学中に終戦を迎え、東京都立電機工業学校(現・東京都立産業技術高等専門学校)卒業後、臨時人事委員会(後の人事院)に就職。11年間勤務の後に退職し、私立探偵や警備員などを経て作家生活に入る。初期は社会派推理小説を書いていたが、パロディ小説や歴史小説など多彩。日本中にトラベルミステリーというジャンルを示すきっかけとなったヒット作『寝台特急殺人事件』後に全面的にトラベルミステリーに移行 重田玲(シゲタレイ) 1985年生まれ。山口県出身。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、編集プロダクション勤務を経て独立。フリーランスのライターとして雑誌等で執筆し、特にボクシング専門誌「ボクシング・マガジン」では、6年間にわたり国内選手を幅広く取材。多くのボクシング関係者をはじめ、選手から厚い信頼を得る。現在は出版プロデュースをメインにコンテンツプロデュースを手がける株式会社スターダイバーに在籍し、ライター、エディターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 ベストセラーは“ふっ”としたきっかけ/第2章 自分はできるという根拠なき自信だけがあった/第3章 戦争で仲間がどんどん死んでいく/第4章 マッカーサーのせいで大学に行けなかった/第5章 京都のほうがおもしろいだろうと、環境を変えた/第6章 五〇〇万円の収入が五億円になった/第7章 家を買ったけど騙されちゃって/第8章 各駅停車に乗って一人旅をしよう 日本一売れている作家の独白。「騙されても裏切られても笑って許す。だけど忘れられないことも」 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
著者:赤石宏出版社:北方新社サイズ:単行本ISBN-10:4892970352ISBN-13:9784892970351■通常24時間以内に出荷可能です。※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 発送まで72時間かかる場合があります。あらかじめご了承ください。■宅配便(送料398円)にて出荷致します。合計3980円以上は送料無料。■ただいま、オリジナルカレンダーをプレゼントしております。■送料無料の「もったいない本舗本店」もご利用ください。メール便送料無料です。■お急ぎの方は「もったいない本舗 お急ぎ便店」をご利用ください。最短翌日配送、手数料298円から■中古品ではございますが、良好なコンディションです。決済はクレジットカード等、各種決済方法がご利用可能です。■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。■クリーニング済み。■商品画像に「帯」が付いているものがありますが、中古品のため、実際の商品には付いていない場合がございます。■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の痛みがある場合があります。
村上春樹・村上龍論集成 吉本隆明 小川哲生 論創社フタリノムラカミ ヨシモトリュウメイ オガワテツオ 発行年月:2019年07月06日 予約締切日:2019年06月13日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784846018283 吉本隆明(ヨシモトタカアキ) 1924ー2012年。東京月島に生まれる。東京工業大学電気化学科卒業。詩人、思想家、文芸批評家。詩人として出発し、1950年代に文学者の戦後責任論・転向論で論壇に登場。長期にわたり言論界をリードして「思想界の巨人」と呼ばれ、時代と社会に多くの影響を与えた。『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞、『吉本隆明全詩集』で藤村記念歴程賞、永年の宮沢賢治研究の業績により宮沢賢治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) イメージの行方/村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』/解体論/村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』/像としての文学/走行論/村上龍『ニューヨーク・シティ・マラソン』/村上龍『愛と幻想のファシズム』/村上春樹『ノルウェイの森』/村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』/瞬間論/現在への追憶/反現在の根拠/村上春樹『国境の南、太陽の西』/「現在」を感じる/村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第1部・第2部/村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第3部/形而上学的ウイルスの文学/村上春樹『アンダーグラウンド』批判 『ノルウェイの森』と『コインロッカー・ベイビーズ』で一躍、時代を象徴する作家となったふたりの村上。その魅力と本質に迫る吉本隆明の「村上春樹・村上龍」論。16年間の思索の軌跡を示す全20稿を集成! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
悪場所の発想 広末保 岩崎武夫 影書房ヒロスエ タモツ チョサクシュウ ヒロスエ,タモツ イワサキ,タケオ 発行年月:1997年03月 ページ数:397p サイズ:全集・双書 ISBN:9784877142353 道行の時空/遊行的なるもの/遍路拒斥すべし/現代流民考/遊行の時空ー遊行民・連歌師・芭蕉/伝承の創造的回復ー西鶴諸国はなし・笛吹川・吹越の城/負の呪縛からー常陸坊海尊・かさぶた式部考/痴の弁慶/土俗・狂気・ユーモア/悪場所論おぼえがき〔ほか〕 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
〈母なるもの〉の探究 下野 孝文 九州大学出版会エンドウシュウサクトキリシタン シモノ タカフミ 発行年月:2023年10月06日 予約締切日:2023年09月21日 ページ数:406p サイズ:単行本 ISBN:9784798503615 下野孝文(シモノタカフミ) 九州大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、長崎県立大学シーボルト校国際社会学部教授。博士(学術、九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 切支丹物のはじまりー長崎、そして“浦上四番崩れ”/第2章 『哀歌』ー『沈黙』の前奏曲としての役割/第3章 『沈黙』ー資料のなかの登場人物/第4章 「母なるもの」と周辺作品ー日本人と“母の宗教”/第5章 『女の一生 一部・キクの場合』ーキクの献身、清吉の帰還/第6章 『女の一生 二部・サチ子の場合』ーコルベ神父と修平、それぞれの殉難/第7章 “合わない洋服”ートミズム(Thomism)と「日本的感性」 遠藤文学の創作過程と長崎・キリシタン資料。「最後の殉教者」『沈黙』『女の一生』など、長崎を舞台にした小説の執筆にあたり、作家は資料をいかに読み解き、作品に反映させたのか。遠藤周作研究の新たな可能性を示す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
鴎外の知的空間 平川祐弘 新曜社コウザ モリ オウガイ ヒラカワ,スケヒロ 発行年月:1997年06月 ページ数:472p サイズ:単行本 ISBN:9784788506039 鴎外の漢学的素養/「陰の仕事」ー『於面影』の「野梅」をめぐって/『西青散記』の双卿と鴎外後期作品の女性像/「幻怪なもの」の大海からードイツ文学と森鴎外/鴎外とロシア文学/後れてきた演劇改良論者としての鴎外と『折薔薇』の翻訳/戯曲翻訳者としての森鴎外ー特に弟三木竹二との関連において/鴎外の社会思想・序説ーブルジョア・デモクラットへの道/森鴎外の哲学ー『ヰタ・セクスアリス』から『かのやうに』へ/森鴎外と発禁問題〔ほか〕 鴎外は何を見、何を読み、何を考えたか。和漢洋にわたる驚くべき素養の成立、その演劇思想、社会思想、哲学、さらに発禁問題、脚気問題、戦争などへの作家として軍医としての関わり方等々をめぐる力作17編。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
『創』編集部 創出版ツツイ ヤスタカ ダンピツ メグル ダイロンソウ ツクル ヘンシュウブ 発行年月:1995年03月 予約締切日:1995年02月25日 ページ数:352p サイズ:単行本 ISBN:9784924718142 第1部 「無人警察」をめぐる応酬/第2部 差別表現をめぐる論争 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
宮澤賢治ブックス 鈴木貞美 左右社ミヤザワ ケンジ ハンランスル セイメイ スズキ,サダミ 発行年月:2015年08月 ページ数:454p サイズ:単行本 ISBN:9784865281224 鈴木貞美(スズキサダミ) 1947年生まれ。東京大学文学仏文科卒。学術博士。人間文化研究機構/国際日本文化研究センター名誉教授。総合研究大学院大学文化科学研究科名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 「雨ニモマケズ」がアメリカで読まれ/第1章 賢治ワールドの深い謎/第2章 イーハトヴの歩き方/第3章 信仰の根かた/第4章 歌稿とその周辺/第5章 賢治、百面相/第6章 氾濫する生命/第7章 再考「雨ニモマケズ」/第8章 万華鏡の彼方へ 作品と人生を総合し、全体像を立ち上がらせるニュー・スタンダード。賢治と通信するための必携必読書!心象スケッチの謎、『銀河鉄道の夜』の謎、短歌の謎、「雨ニモマケズ」の謎、人生の謎、世界観の謎。同時代の科学、宗教、芸術、精神の地層を徹底的に掘り起こすことで、迷宮世界の歩き方を示す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)