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ーある女子大生の卒論より 広介童話の研究ー 如世 リフレ出版/東京図書出版イマコソヒツヨウナゼンニンノツヨサ ジョセ 発行年月:2023年10月04日 予約締切日:2023年09月15日 ページ数:150p サイズ:単行本 ISBN:9784866416632 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
王朝から中世へ 田渕 句美子 岩波書店ニョウボウブンガクシロン タブチ クミコ 発行年月:2019年08月24日 予約締切日:2019年08月23日 ページ数:646p サイズ:単行本 ISBN:9784000613583 田渕句美子(タブチクミコ) 1957年生まれ。1991年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。大阪国際女子大学助教授、国文学研究資料館助教授、同教授を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 女房文学史論の射程/第1部 女房たちの領域と制約ー制度のなかで/第2部 王朝女房たちの語りー物語と日記の基底/第3部 中世歌道家の女房たちー歌壇と家と/第4部 中世女房たちの仮名日記ー書き残すことへの渇望/第5部 教え論ずる女房たちー教育がひらく回路/第6部 女房たちと説話ー女房メディアの生成と展開 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
雅と俗の成熟 岩波人文書セレクション 中野三敏 岩波書店ジュウハッセイキ ノ エド ブンゲイ ナカノ,ミツトシ 発行年月:2015年10月 ページ数:330, サイズ:全集・双書 ISBN:9784000288125 中野三敏(ナカノミツトシ) 1935年生。1959年早稲田大学第二文学部卒。1964年同大学大学院日本文学研究科修了。近世文学専攻。九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 十八世紀の江戸文化/2 都市文化の成熟ー明風の受容/3 戯作の確立ー『一代男』首章を例にして/4 談義本略史/5 文人と前期戯作/6 大田南畝/7 秋成の文学観/8 すい・つう・いきーその生成の過程 近世文化は伝統文芸の「雅」と俗文芸の「俗」との二つの領域でとらえうる。この二つがもっともバランスよく保たれた「雅俗融和」、すなわち文化の成熟という視点からみると、従来、過渡期として把握されていた享保から寛政期の十八世紀こそが近世文化の最盛期と考えるべきではないか。新しい文化史観に基づく江戸文学論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
藤本 寿彦 田畑書店コウダアヤ ダイドコロソダチトイウアイデンティティー フジモト トシヒコ 発行年月:2017年09月01日 予約締切日:2017年08月31日 ページ数:512p サイズ:単行本 ISBN:9784803803457 藤本寿彦(フジモトトシヒコ) 昭和27(1952)年、愛媛県生まれ。奈良大学国文学科教授。日本近代文学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「台所育ち」というセルフイメージと、その表象世界/第1章 「文子」が生き直す物語たち/第2章 開かれていく語りの世界/第3章 幸田文の再生ー戦後世界を生きる女性性を表象する/第4章 身近にある生と死を物語る/第5章 大自然を歩く「台所育ち」の豊かな感性世界 「父・露伴の記録者」という役割を脱し、独自な作家スタイルを確立した幸田文ー素人を自認し続け、「台所育ち」の表現者として、生きるための知を求めた“稀有な批評的存在”を読み解く! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文豪たちの人生点描 中村 明 岩波書店ユーモアノゴクイ ナカムラ アキラ 発行年月:2019年02月27日 予約締切日:2019年01月11日 ページ数:216p サイズ:単行本 ISBN:9784000254298 中村明(ナカムラアキラ) 1935年9月9日山形県鶴岡市生まれ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て母校早稲田大学の教授となり、現在は名誉教授。日本文体論学会代表理事(現在は顧問)・高校国語教科書(明治書院)統括委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 人生のかけらが映る風景/1 漱石一門(心の底を叩いて見るとー夏目漱石/笑うから可笑しいのだー寺田寅彦/白々しい返済ー内田百〓)/2 職人一芸(恋人は捨てられてもー岩本素白・高田保/おでこで蝿をつかまえるー尾崎一雄/風邪は背後から忍び寄るー永井龍男)/3 井伏一隅(したたりの基本の正しい音ー井伏鱒二/大時計のある部屋ー小沼丹/貝がらから海の音がー庄野潤三)/終章 秋の夕陽に熟れてー福原麟太郎『チャールズ・ラム伝』界隈 『日本語 笑いの技法辞典』の著者が選びぬいたユーモア表現をめぐるエッセイ集。小説、随筆という文学空間から日本語による極上のユーモアの数々を、作家別に紹介する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
二つの植民地体験 シリーズ 日本の中の世界史 小谷 汪之 岩波書店ナカジマアツシノチョウセントナンヨウ コタニ ヒロユキ 発行年月:2019年01月18日 予約締切日:2019年01月17日 ページ数:240p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000283861 小谷汪之(コタニヒロユキ) 1942年生。東京大学文学部東洋史学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(史学)。インド史専攻。東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ 中島敦・スティーヴンソン・植民地体験/第1章 中島敦の朝鮮(一九二二ー三三年)/第2章 南洋庁編修書記、中島敦(一九四一ー四二年)/第3章 「光と風と夢」ーサモアのスティーヴンソンと中島敦/第4章 南洋に生きた人びと/第5章 中島敦の南洋/エピローグー植民地体験の追体験 「李陵」「光と風と夢」などで知られる作家・中島敦は、少年期を日本統治下の朝鮮で過ごし、のちに南洋庁編修書記としてパラオ諸島に暮らした経験を持つ。そこで中島は何を感じ、何を考えたのか。これらの体験は中島の表現や作品世界にどう反映されているだろうか。二つの植民地経験を追体験することを通じて、二〇世紀前半に多くの日本人が植民地支配とかかわったことの意味を改めて問い直す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
戦前期日本の論壇と文壇 大澤 聡 岩波書店ヒヒョウメディアロン オオサワ サトシ 発行年月:2015年01月20日 予約締切日:2015年01月19日 ページ数:336p サイズ:単行本 ISBN:9784000245227 大澤聡(オオサワサトシ) 1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員を経て、近畿大学文芸学部講師。専門はメディア史。各種媒体にジャーナリズムや文芸に関する批評・論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 編集批評論/第1章 論壇時評論/第2章 文芸時評論/第3章 座談会論/第4章 人物批評論/第5章 匿名批評論/終章 批評環境論 「論壇」「文壇」とはなにかー。「批評」はいかにして可能かー。本書は日本の言論を支えてきたインフラやシステムの生成過程に立ちかえる試みである。論壇時評、文芸時評、座談会、人物批評、匿名批評など各種フォーマットの来歴の精緻な総括に批評再生のヒントを探る。膨大な資料群の博捜渉猟に裏づけられた圧倒的な文体が知の基本構造をえぐり出していく。論理と実証の融合による新しい思想のデザインへ。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
加藤典洋 岩波書店コトバ ノ フル ヒ カトウ,ノリヒロ 発行年月:2016年10月 ページ数:310p サイズ:単行本 ISBN:9784000229531 加藤典洋(カトウノリヒロ) 1948年山形県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、文芸評論家、早稲田大学名誉教授。『言語表現法講義』(岩波書店、1996年)で第10回新潮学芸賞。『敗戦後論』(ちくま学芸文庫)で第9回伊藤整文学賞。『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社、2004年)の両著で第7回桑原武夫学芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 0 死が死として集まる。そういう場所/1 吉本さんと鶴見さん(吉本隆明(此岸に立ち続けた思想ー吉本さん追悼/「誤り」と「遅れ」ー吉本隆明さんの死 ほか)/鶴見俊輔(「空気投げ」のような教えー鶴見俊輔さんを悼む/鶴見さんのいない日 ほか))/2 太宰、井伏、坂口(太宰治、底板にふれるー『太宰と井伏』再説/老熟から遠くー井伏鱒二『神屋宗湛の残した日記』 ほか)/3 いまはいない人たち(多田道太郎さんの仕事/ひとりぼっちのアメリカー江藤淳『アメリカと私』 ほか)/4 言葉の降る日(死に臨んで彼が考えたことー三年後のソクラテス考/私の秘密ー「10・8山崎博昭プロジェクト」に ほか) 静かに言葉は降り積もる。いまはもういない、あの人たちへの思いとともにー。親しくその謦咳に接した吉本隆明、鶴見俊輔だけでなく、太宰治や坂口安吾、井伏鱒二、江藤淳、三島由紀夫など、その実像と思想の核心にふれ、切実なる生と死を彫琢する。在りし日の姿、その息遣いまでもが、聴こえてくる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
江戸から東京へ 鈴木 健一 岩波書店シノバズイケモノガタリ スズキ ケンイチ 発行年月:2018年10月26日 予約締切日:2018年09月05日 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784000612999 鈴木健一(スズキケンイチ) 1960年東京生まれ。1988年東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめにー池が生み出すものがたり/第1章 寛永寺の誕生/第2章 蓮見と料理茶屋/第3章 戊辰戦争の激戦地/第4章 「上野」の成立/第5章 近代文学の舞台として/第6章 現代の不忍池へ/おわりにー池の持っている力/少し長めのあとがきー自然と文化、過去と現在、高級感と庶民性 寛永寺の創建以来、庶民の憩いの場として発展した不忍池は、和歌、漢詩、浮世絵など、数多くの作品に描かれてきた。幕末期には、戊辰戦争の激戦地となるが、明治以降は、文化的施設が建と並ぶ欧化政策の拠点へと変貌する。江戸から現代まで、不忍池が育んだ文化の多彩な様相を、時代のなかに浮かび上がらせる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
玄順恵 岩波書店トラブゾンノネコオダマコトトノサイゴノタビ ヒョンスンヒエ 発行年月:2018年10月26日 予約締切日:2018年10月25日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784000612982 玄順恵(ヒョンスンヒェ) 水墨画家。植民地時代に日本へ渡ってきた済州島出身の両親のもと、1953年、神戸市に生まれる。82年に作家小田実と結婚。水墨画の他に、装丁、装画、挿絵の仕事を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 永遠の旅路/イスタンブールの迷い猫/旅は道づれ人は情け/トロイと『イーリアス』と「三十センチの高さ」/昼下がりのエーゲ海/アルキビアデス猫の憂うつ/玉砕/アソスの神殿とイソップ猫/デモス・クラトスよ!/トラブゾンの猫/別れのレクイエム/至福と喪失 作家は終生、私のことを妻と呼ばず「人生の同行者」と呼んだー並はずれた行動力で世界中を旅し、半世紀にわたり執筆活動を続けた小田実。アムステルダムからトルコの首都イスタンブールへ、チャナッカレを経てトロイ、アソス、そしてトラブゾンへ。やがて訪れる別れの前、「東のギリシャ」への旅を通して、作家の等身大の姿、思想の底流を伝える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
北川秋雄 大阪教育図書サタ イネコ ケンキュウ キタガワ,アキオ 発行年月:2016年03月 ページ数:417p サイズ:単行本 ISBN:9784271210450 北川秋雄(キタガワアキオ) 1950(昭和25)年滋賀県に生まれる。1974(昭和49)年同志社大学卒業。1983(昭和58)年同志社大学大学院修士課程修了。現在、姫路獨協大学外国語学部日本語専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 戦後出発と戦争責任問題(「樹々のさやぎ」ー敗戦直後の勧善懲悪小説/「私の東京地図」という迷路/佐多稲子の敗戦処理ー「虚偽」「泡沫の記憶」を中心に/「夜を背に昼をおもてに」論ー婦人民主クラブのことなど)/2 五〇年問題(佐多稲子の五〇年問題ー「みどりの並木道」のことなど/「機械のなかの青春」前後ー一九五一年党除名と復帰の間に)/3 党復帰から再除名まで(戦後の中間小説ー「体の中を風が吹く」「愛とおそれと」を中心に/「歯車」論ー非合法時代“正史”としての制約/「渓流」私注ー三つの家と背後の闇/「虚偽」その後ー「ある夜の客」「年賀状」のこと)/4 党から離れて、そして晩年(「塑像」私注ー階級的と、人間的ということ/「重き流れに」「樹影」論ー再除名からの反転/「時に佇つ」「夏の栞」論ー美しいということ)/補遺(ある時期の堀辰雄と佐多稲子/窪川鶴次郎の文学と佐多稲子/南方派遣と「若き妻たち」のこと/佐多稲子と播磨ー姫路・相生・明石、そして西沢隆二/佐多稲子「たけくらべ」論資料について) 戦後出発から晩年までの佐多稲子の文学と人生。明治・大正・昭和・平成を生き抜いた女性作家の今日的意味を問う。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
上原作和 正道寺康子 勉誠社ニホン キンガクシ ウエハラ,サクカズ ショウドウジ,ヤスコ 発行年月:2016年02月 ページ数:556, サイズ:単行本 ISBN:9784585291190 上原作和(ウエハラサクカズ) 1962年長野県佐久市生まれ。大東文化大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学ー名古屋大学)。現在、桃源文庫日本学研究所教授・法人理事。主な研究テーマ・文献史学、日本琴學史、物語文学 正道寺康子(ショウドウジヤスコ) 1969年富山県滑川市生まれ。新潟大学大学院博士課程単位取得満期退学。修士(文学)。現在、聖徳大学短期大学部准教授。主な研究テーマ・平安朝物語文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 概説篇(琴の文化史(緒言ー七絃琴(古琴)について/形態 ほか)/古代日本文学と琴曲(七絃琴の琴曲と琴人/奈良・平安時代と琴曲 ほか))/2 論攷篇(日本文化の中の琴學史(懐風の琴・其一ー「知音」の故事と歌語「松風」の生成/懐風の琴・其二ー石上乙麻呂の琴「白雲」 ほか)/平安朝物語文学と七絃琴ー琴曲・説話・絵画(『うつほ物語』の音楽と樹木神話/『うつほ物語』の音楽ー音楽故事の影響を考える ほか))/3 琴曲解説篇(琴曲/琵琶曲)/4 資料篇 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
正統と異端 1 丸山眞男 東京女子大学丸山眞男文庫 岩波書店マルヤマ マサオシュウ ベツシュウ マルヤマ,マサオ トウキョウ ジョシ ダイガク マルヤマ マサオ ブン 発行年月:2018年06月 予約締切日:2018年06月12日 ページ数:479p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000928045 1 正統と異端についてのノート 一九八八年五月二六日(前半)/2 「正統と異端」草稿断片三点/3 当初の基本的視点/思考パターンの発生条件 一九八九年五月一日/4 政事の構造をめぐって 一九八五年九月二七日/5 闇斎学派の内部抗争ーO正党と異端のダイナミズムのケース・スタディとして 一九八七年一〇月二一日/6 江戸時代における異端類型化の若干例 一九八七年七月二九日/7 国学における正統と異端 一九八九年七月二七日 未完に終わった「正統と異端」の研究。政事の構造、闇斎学派の内部抗争など、前近代の日本思想史上の問題をめぐる研究会記録を収める。 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(日本) 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文化を創造する文学者 菅野昭正 粟津則雄 平凡社ツジイ タカシ ツツミ セイジ カンノ,アキマサ アワズ,ノリオ 発行年月:2016年03月11日 予約締切日:2016年03月09日 ページ数:223p サイズ:単行本 ISBN:9784582837193 菅野昭正(カンノアキマサ) 文芸評論家、フランス文学者。1930年神奈川県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京大学教授、白百合女子大学教授などを歴任後、現在、世田谷文学館館長、東京大学名誉教授。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) まえがき 二つの世界を生きたひと/詩人・辻井喬/辻井喬=堤清二という人間/二つの名前を持つこと/辻井喬にとっての政治と文学/創り続けられた時間と空間 「セゾン文化」を創った詩人経営者の核心に迫る講演録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
張利利 翰林書房ニホン キンゲンダイ ブンガク サクヒン カイセキ チョウ,リリ 発行年月:2018年03月 予約締切日:2018年05月19日 ページ数:399p サイズ:全集・双書 ISBN:9784877374297 張利利(チョウリリ) 櫻美林大學准教授、中國作家協會會員、中國翻譯工作者協會會員、翻譯家。中國内蒙古出身。北京外國語學院(現北京外國語大學)畢業后奉職中國人民對外友好協會及中日友好協會。1999年獲得香川大學研究生院教育學研究科教科教育(教育學)碩士學位。2003年獲得廣島女學院大學研究生院言語文化研究科日本言語文化博士(文學)學位。曽任株式會社多田野公司和高松大學講師。2007年開始奉職櫻美林大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 明治啓蒙期文學/第2章 明治時期文學/第3章 大正時期文學/第4章 昭和時期文學/第5章 現代文學/第6章 短歌和俳句 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
続・小川国夫との日々 小川 恵 岩波書店ユビワノユクエ オガワ ケイ 発行年月:2015年09月17日 予約締切日:2015年09月16日 ページ数:140p サイズ:単行本 ISBN:9784000254205 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
高橋英夫 岩波書店ブンジン カフウ ショウ タカハシ,ヒデオ 発行年月:2013年04月 ページ数:203p サイズ:単行本 ISBN:9784000246842 高橋英夫(タカハシヒデオ) 1930年(昭和5年)に生まれる。文芸評論家。東京大学文学部独文科卒業。1985年『偉大なる暗闇』で平林たい子賞、2010年『母なるものー近代文学と音楽の場所』で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 文人の曝書/フランス語の弟子/晩年の交遊 「〓(ぼく)東綺譚」から抜け出してきたかのような不思議な女性、雪子。フランス語を教えながら、燈火管制の暗い部屋で、荷風は何を語っていたのか。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文学・思想にみる新霊性文化 リゼット・ゲーパルト 深澤 英隆 岩波書店ゲンダイニホンノスピリチュアリティ リゼットゲーパルト フカサワ ヒデタカ 発行年月:2013年01月24日 予約締切日:2013年01月23日 ページ数:368p サイズ:単行本 ISBN:9784000227889 ゲーパルト,リゼット(Gebhardt,Lisette) 1963年生まれ。フランクフルト・ゲーテ大学文化言語学部日本文化学科教授。主な研究領域は日本近現代文学、現代日本文化 深澤英隆(フカサワヒデタカ) 1956年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。宗教学専攻 飛鳥井雅友(アスカイマサトモ) 1962年生まれ。翻訳業。京都大学ほか非常勤講師。ドイツ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ 「日本病院」/第1章 問題領域への導入/第2章 現代日本における「スピリチュアル言説」ーその参画者、テーマ、および構造と位置づけの問題/第3章 遠藤周作ーイエスあるいは「アジア的スピリチュアリティ」?/第4章 大江健三郎ー神秘主義、千年王国論、癒し/第5章 フォークロアとしての宗教ー森の隠遁者、放浪僧、地方の「スピリチュアリティ」/第6章 グローバルな現代文化のなかの「新しいスピリチュアリティ」/補遺 「スピリチュアルなもの」への高い関心が現代日本社会の大きな特徴の一つである、とするドイツの日本文化研究者が、現代日本文学を主な題材に、様々な社会現象と文化メディアに拡散する霊性志向の潮流を批判的かつ精緻に解読・分析。日本人の「自己オリエンタリズム」にも鋭く迫り、その自己理解に新鮮な揺さぶりをかける。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
佐伯 一麦 岩波書店ムギシュギシャノショウセツロン サエキ カズミ 発行年月:2015年02月24日 予約締切日:2015年02月23日 ページ数:304p サイズ:単行本 ISBN:9784000249010 佐伯一麦(サエキカズミ) 1959年、宮城県仙台市に生まれる。仙台第一高校卒業後、週刊誌記者、電気工など様々な職業を経験した後、作家となる。著書に、『渡良瀬』(岩波書店、伊藤整文学賞)、『還れぬ家』(新潮社、毎日芸術賞)、『ノルゲ』(講談社、野間文芸賞)、『鉄塔家族』(朝日文庫、大佛次郎賞)、『ア・ルース・ボーイ』(新潮文庫、三島由紀夫賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 麦主義者の出発/2 近代日本の作家たち/3 私小説論/4 三浦哲郎ー「私小説」と「私小説家」/5 古井由吉ーガイストの芸術/6 作家の姿形/7 レクイエム 現代日本を代表する作家による、初めての小説論集。「麦主義者」としての作家の出発を促し、また方向づけた十代の読書経験と、上林暁、徳田秋声、志賀直哉、川端康成、太宰治など近代日本の作家たちについて(第1部、第2部)。自分自身を書くことは他者を書くことであるという「私小説」の核心をめぐって(第3部)。著者の小説世界に大きな影響を与えてきた三浦哲郎と古井由吉の文学をめぐって(第4部、第5部)。さらに、ときには反発しながらそれぞれの文学観に学んだ作家たちについて(第6部、第7部)。作家、佐伯一麦の文学はもちろん、日本の近現代文学に親しむための扉としても読める、貴重な本。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
キリスト教と近代を超えて 森 和朗 鳥影社ソウセキノモクシロク モリカズロウ 発行年月:2014年09月25日 ページ数:258p サイズ:単行本 ISBN:9784862654717 森和朗(モリカズロウ) 昭和12(1937)年、名古屋市生まれ。名古屋大学経済学部卒。NHKで報道番組などを担当。国際局チーフ・ディレクター、日本大学芸術学部文芸学科講師などを経て、現在フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 船上での遭遇/第2章 ロンドンで見た地獄/第3章 近代の闇に沈んで/第4章 自己本位と利己本位/第5章 キリストの仮面/第6章 死線をめぐる彷徨/第7章 則天去私への道/結論 逆回転する世界 ロンドン留学時代のキリスト教と近代文明批判に始まり、思想の核と言える「則天去私」にいたるまでの漱石の思想を、英文のメモ等もふまえて明らかにする。今に生きる吾輩がここにいる! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
中島国彦 長島裕子 岩波書店ソウセキ ノ アイシタ エハガキ ナカジマ,クニヒコ ナガシマ,ユウコ 発行年月:2016年09月 ページ数:142p サイズ:単行本 ISBN:9784000237321 中島国彦(ナカジマクニヒコ) 1946年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授を経て、早稲田大学名誉教授。日本近代文学館専務理事。著書に『近代文学にみる感受性』(筑摩書房、1994、やまなし文学賞)ほかがある 長島裕子(ナガシマユウコ) 1953年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士前期課程修了。早稲田大学文学学術院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「吾輩は猫である」の反響/第2章 門下生から/第3章 ゆかりの文学者たち/第4章 海外便り/第5章 満韓の人びと/第6章 修善寺の大患/第7章 家族とのやりとり/第8章 年賀状のさまざま/第9章 全国の読者から 門下生との気のおけないやりとりや、文人との交友。愛娘からの夏休みの報告や、読者による小説の感想。漱石が終生手放さなかった、いとしい絵はがきたち。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
岩波現代全書 古田 亮 岩波書店トッコウソウセキノビジュツセカイ フルタ リョウ 発行年月:2014年06月18日 予約締切日:2014年06月17日 ページ数:256p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000291361 古田亮(フルタリョウ) 1964年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程退学。東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て、2006年東京藝術大学大学美術館助教授、現在准教授。専門は近代日本美術史。04年「琳派RIMPA」展、06年「揺らぐ近代」展(倫雅美術奨励賞)、08年「狩野芳崖」展、12年「高橋由一」展、13年「夏目漱石の美術世界」展など、多くの美術展の企画を担当。著書に『俵屋宗達 琳派の祖の真実』(平凡社新書、2010、第32回サントリー学芸賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1講 漱石美術館、鑑賞の手引き/第2講 『倫敦塔』『薤露行』/第3講 『草枕』/第4講 『一夜』『夢十夜』/第5講 『三四郎』/第6講 『虞美人草』『門』『心』/第7講 漱石の美術批評/第8講 自然主義/第9講 浪漫主義と世紀末美術/第10講 漱石自筆画と南画世界 二〇一三年に開催された「夏目漱石の美術世界」展でキュレーターを務めた著者が、展覧会の成果をふまえて、漱石にとって美術とは何だったのかを考察する講義形式の一冊。こどもの頃に親しんだ日本の美術、ロンドンで鑑賞した西洋の絵画、小説の中に書きあらわした美術作品の意味、文展の会場で見た出品作に対する批評、そして自ら描いた南画山水、自著『心』の装幀にいたるまで、美術の視点から読むといっそう漱石の小説が面白くなる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
回想風思想論 柳澤勝夫 創英社(三省堂書店)マルヤマ マサオ ト ヨシモト タカアキ ヤナギサワ,カツオ 発行年月:2014年02月 ページ数:441p サイズ:単行本 ISBN:9784881428368 柳澤勝夫(ヤナギサワカツオ) 1942年東京都生まれ。早稲田大学卒業。元高校教諭。「春秋通信」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 丸山眞男と吉本隆明ー回想風思想論(四〇年代〜六〇年代/六〇年代〜七〇年代 ほか)/2 日本的思惟の様相(詩歌論における思惟の様相(荷田在満、賀茂真淵、本居宣長、藤原惺窩、荻生徂徠、熊沢蕃山、伊藤仁斎などにふれて)/渦動する思惟と整序する思惟(松尾芭蕉、藤原公任、菅原道真、江戸漢詩などにふれて) ほか)/3 日本近代における個人主義の契機と諸相(社会文明論と美学文学論における個人主義の契機/社会主義論と自然主義論における個人主義の諸相)/4 夏目漱石の個人主義(『老子の哲学』と『ホイットマン論』/『文学論』と『文学評論』 ほか) 丸山眞男と吉本隆明の思想、その特質と営為を二十世紀後半の思潮と、日本近現代の困難の中に追う!ヘーゲル、マルクス、サルトル、マルクーゼ、アルチュセール、フーコー、デリダ、ドゥルーズ、ガタリ、ボードリヤール、等に言及しつつ、同時代の思考者として、丸山・吉本思想を考察する。他、精神史的問題意識と状況論的視座からの力作三篇を収録。『ドストエフスキー白夜の詩魂』の著者による思想論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
尾崎翠フォーラム実行委員会 尾崎翠フォーラム実行委員会 今井出版オサキ ミドリ オ ヨム オサキ ミドリ フォーラム ジッコウ イインカイ 発行年月:2016年02月 ページ数:184p サイズ:単行本 ISBN:9784866110103 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
小松左京 イオ 角川春樹事務所コマツ サキヨウ マガジン コマツ,サキヨウ 発行年月:2010年04月 予約締切日:2010年04月21日 ページ数:96p サイズ:単行本 ISBN:9784758411585 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
漱石の死 川西政明 岩波書店シン ニホン ブンダンシ カワニシ,マサアキ 発行年月:2010年01月 ページ数:261p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000283618 川西政明(カワニシマサアキ) 1941年大阪府生まれ。中央大学卒業。文芸評論家。38年間筆一本の評論活動を続けてきた。著書に、『わが幻の国』(講談社、平林たい子文学賞)、『武田泰淳伝』(講談社、伊藤整文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 漱石の死/第2章 恋敵、久米正雄と松岡譲/第3章 芥川龍之介の恋/第4章 直哉、春夫、潤一郎/第5章 白秋と姦通罪/第6章 細君譲渡事件/第7章 文壇から消えた相馬泰三 大正五年十二月、文豪・夏目漱石は家族と芥川龍之介、菊池寛、久米正雄、松岡譲らの弟子に見送られて、四十八歳の生涯を終えた。漱石の死は大正文学の始まりでもあった。漱石の長女・筆子を争った久米と松岡、そして戦後の知られざる和解、芥川と女性達の恋の諸相、姦通罪で監獄に収容された北原白秋、「世紀のスキャンダル」といわれた谷崎潤一郎と佐藤春夫の細君譲渡事件など、大正文壇で繰りひろげられた事件を新たに発掘した資料を交えて克明に描きだし、作家達の素顔に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
石牟礼道子の宇宙 渡辺 京二 弦書房モウヒトツノコノヨ ワタナベ キョウジ 発行年月:2013年06月 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784863290891 渡辺京二(ワタナベキョウジ) 1930年、京都市生まれ。日本近代史家。主な著書『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)、『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(『苦海浄土』の世界/石牟礼道子の時空/石牟礼道子の自己形成/石牟礼道子小伝/「思想家」石牟礼道子/新たな石牟礼道子像を/生命の痛々しい感覚と言葉)/2(『苦海浄土・第二部』の真価/『西南役伝説』と民話的語り/帰れない者たちの逆さ図/水俣という文学風土/詞章『不知火』の誕生/海へ還った『不知火』/『天湖』の構造) 人間に生きる根拠を与える、もうひとつのこの世、とは何か。石牟礼文学の豊かさときわだつ特異性はどこから来るのか。半世紀におよぶ交流から生まれた石牟礼道子論を集成。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
熊谷えり子 でくのぼう出版 星雲社スピリチュアルナ ミヤザワ ケンジ ノ セカイ クマガイ,エリコ 発行年月:2009年08月 ページ数:260p サイズ:単行本 ISBN:9784434134517 第1部 宮沢賢治の童話から「死」を考える(「死」についての考え方・感じ方/「死」を描いた宮沢賢治の童話/因果律(宇宙の法)を示すために「死」を描いた/宮沢賢治は霊の世界が見えていた/「銀河鉄道の夜」に描かれた死後の世界/死とは何か、死後の世界とはースピリチュアリズムから/宮沢賢治の見事な臨終)/第2部 最澄と銀河鉄道(最澄と銀河鉄道/「海鳴り」ー「銀河鉄道の夜」へ至る内面の旅/天気輪の柱ージョバンニは誰か) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
秋山征夫 慶應義塾大学出版会カフウ ト イチカワ アキヤマ,ユキオ 発行年月:2012年05月 ページ数:200p サイズ:単行本 ISBN:9784766419429 秋山征夫(アキヤマユキオ) 1944年生れ。東京外国語大学スペイン語科卒。TBSに勤務し、2004年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 麻布をあとに/2 市川の発見/3 小西家に寄寓/4 「同居人荷風」以後/5 小西茂也の見た永井荷風/6 晩年まで/荷風と水ーむすびにかえて 荷風は、昭和二〇年三月一〇日の東京大空襲で東京麻布の偏奇館を焼失した後、転々と居を変え、岡山で終戦を迎えた。昭和二一年一月に千葉県市川市菅野に住み始め、昭和三四年四月に永眠するまで、同じ市川市で暮らし続けた。戦後市川時代の荷風の生活を、一時期荷風の大家であった仏文学翻訳者・小西茂也の「荷風先生言行録メモ帖」とともに多角的に検証して荷風の内奥に迫る評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
長谷川啓 岡野幸江 ゆまに書房センソウ ノ キオク ト オンナタチ ノ ハンセン ヒョウゲン ハセガワ,ケイ オカノ,ユキエ 発行年月:2015年06月 ページ数:319p サイズ:単行本 ISBN:9784843347836 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)