24時間タイムセール
美容 健康関連ランキング
食品関連ランキング
ファッション関連
子供部屋 キッズ用品
家電・生活家電
お酒・アルコール類
花・DIY・犬・猫用品
ワイン、お酒類
ドリンク、コーヒー類
食品、健康類
カメラ、家電類
ホーム&キッチン
おもちゃ
ほしいものランキング
食品&飲料
1000円
1000円〜
2000円〜
3000円〜
4000円〜
美容・健康
ハイチを舞台にした戯曲からの新作オペラ ★ハイチの劇作家フォーベール・ボリバル (1979-) の同名の戯曲をもとに2020年に作曲されたオペラです。世界初録音。 歌手4人とオーケストラによる室内オペラ。 収録情報 曲目・内容 ダヴィド・ボンタン (1978-) :歌劇『La Flambeau』 アーティスト(演奏・出演) アラン・トゥルーデル (指揮) モントリオール・クラシック・オーケストラ ムッシュ:ポール・ウィリアムソン (テノール) マダム:カトリーヌ・ダニエル (メゾソプラノ) マドモアゼル:スザンヌ・タフォ (ソプラノ) 男:ブランドン・コールマン (バスバリトン) レコーディング 録音:2023年2月8日/モントリオール
コリン・デイヴィス追悼公演ブリテンの心理劇オペラの傑作「ねじの回転」次代の英国オペラ界を担う俊英、ファーンズの指揮! ★2013年4月16、18日、ロンドンのバービカン・センターでブリテンの「ねじの回転」が演奏会形式で上演されました。本来、この上演はロンドン交響楽団の前首席指揮者コリン・デイヴィスが指揮する予定でしたが、数ヶ月の体調不良の末、公演直前の4月14日に亡くなってしまいました。この上演は図らずも追悼公演になってしまったのです。出演者たちの思いが一つになっていることは、録音を通しても実感できることでしょう。代役指揮者はリチャード・ファーンズ。1964年生まれの英国の中堅指揮者。日本ではまだ知名度は低いでしょうが、北イングランド、リーズのオペラ・ノースの音楽監督を2004年から務め、意欲的な上演を立て続けに成功させて名声を高めつつある人物。遠からず国際的人気指揮者になることでしょう。その冴えた劇場感覚はこの演奏からも十分伝わってきます。「ねじの回転」は2010年に演奏したことがあるそうです。キャストは適材適所。家庭教師のサリー・マシューズは、LSOシリーズではお馴染みの英国のソプラノ。透明感のある美声がこの役にピタリです。ピーター・クイントのアンドルー・ケネディは1977年、英国生まれの若いテノール。バロック音楽やモーツァルトのテノールとして人気が高い美声のテノールですが、ミステリアスな雰囲気と声の張りにも不足はなく、クイントは当り役でしょう。重要な役であるグロース夫人には、英国のベテランのメッゾソプラノ、キャサリン・ウィン=ロジャースを起用。そしてマイルズ少年はマイケル・クレイトン=ジョリ君が天使の声で歌っています。デイヴィス追悼で聞くにしても、次世代のオペラ界の担い手を耳で知るにも、新しい世代の歌手を目当てにするも、いずれにしても注目の録音です。 収録情報 曲目・内容 ブリテン:「ねじの回転」 アーティスト(演奏・出演) アンドルー・ケネディ(T 前口上,ピーター・クイント)サリー・マシューズ(S 家庭教師)マイケル・クレイトン=ジョリ(Bs マイルズ)ルーシー・ホール(S フローラ)キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms グロース夫人)キャサリン・ブロデリック(S ジェスル嬢)リチャード・ファーンズ(指揮)ロンドン交響楽団 レコーディング 録音:2013年4月16、18日/ロンドン(ライヴ録音)
ノイマイヤーとアウエルバッハが贈る 21世紀版「エフゲニー・オネーギン」 ★ジョン・ノイマイヤーとハンブルク・バレエ団による、レーラ・アウエルバッハのバレエ第2弾が登場。今回はアウエルバッハの偉大な先達プーシキンの「タチヤナ」。 ★原作はチャイコフスキーのオペラで知られる「エフゲニー・オネーギン」。このバレエではオネーギンでなく、ヒロインのタチヤナの視点から描いています。ドストエフスキーなども、この小説の真の主人公はオネーギンではなくタチヤナだと述べていますが、ノイマイヤーとアウエルバッハも同意見でした。 ★「エフゲニー・オネーギン」のバレエはノイマイヤーの師ジョン・クランコが1965年に制作したものが知られていますが、その影響を全く受けず、むしろアンドレア・ブレートが演出したチャイコフスキーのオペラでの1980年代風解釈を参考にしたとのこと。 ★タチヤナはロシアの片田舎に住む多感な少女。ノイマイヤーは、この話で起こるすべての出来事が彼女の妄想に端を発するとしています。そのためチャイコフスキーもクランコも扱わなかったタチヤナの夢の場を中心に据え、熊をフロイト心理学の象徴のように登場させ、意外な結末となります。音楽の雄弁さも特筆で、原作はロシア人アウエルバッハにとって諳んじているうえ、自身の文才と妄想力で21世紀のプーシキンを再創造しています。 ★予想外なのがレヴァゾフ演じるオネーギン。ノイマイヤーはロシア・アヴァンギャルドの有名な画家ロトチェンコをモデルにしたとのことで、19世紀ロシアの虚無的な貴族の若者がスキンヘッド、裸にジャケットをはおったパンク風ファッションで登場します。 ★ボーナス映像は、ノイマイヤー、ブシェ、レヴァゾフが作品観や意図について語る興味深いもの。日本語字幕付きです。 収録情報 曲目・内容 レーラ・アウエルバッハ : バレエ音楽「タチヤナ」 (全曲) [+ボーナス映像 : ドキュメンタリー「プーシキンへ帰れ」] アーティスト(演奏・出演) サイモン・ヒューウェット (指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 エレーヌ・ブシェ (タチヤナ) エドヴィン・レヴァゾフ (オネーギン) レスリー・ヘイルマン (オリガ) アレクサンドル・トゥルシュ (レンスキー) カーステン・ユング (N公爵) ハンブルク・バレエ団 レコーディング 原作 : アレクサンドル・プーシキン 振付、舞台美術、衣裳、照明 : ジョン・ノイマイヤー 収録 : 2014年/ハンブルク国立歌劇場 (ライヴ) 監督 : E.モーリッツ
2021年2月ベルリン国立歌劇場上演 ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》 愛と絶望に振り回されるイェヌーファを カミラ・ニールンドが見事に演じる! ★故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。 ★あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。 ★本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》 アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ベルリン国立歌劇場合唱団 (合唱指揮:マルティン・ライト) ハンナ・シュヴァルツ (アルト / ブリヤ家のおばあさん) スチュアート・スケルトン’ (テノール / ラツァ・クレメニュ) ラディスワフ・エルグル (テノール / シュテヴァ・ブリヤ) エヴェリン・ヘルリツィウス (メゾソプラノ / コステルニチカ) カミラ・ニールンド (ソプラノ / イェヌーファ) レコーディング 演出:ダミアーノ・ミキエレット 舞台:パオロ・ファンティン 衣装:カーラ・テティ (共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー) 照明:アレッサンドロ・カルレッティ 振付:トーマス・ヴィルヘルム ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ 映像監督:ベアトリクス・コンラート 日本語字幕:西久美子 収録:2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン (ライヴ)
★アリア「穏やかな夜に」で知られるヴェルディのオペラ「ルイーザ・ミラー」は、「リゴレット」より1年ちょっと前に初演された作品。シラー原作の身分違いの愛に陰謀が絡んだ悲劇がヴェルディの楽想をかき立た傑作ですが、上演はそれほど多くはありません。ここに収録されているのは2007年10月にパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された際のライヴ映像。ここでは、タイトルロールに大プリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス、ロドルフォには甘いヴェルディ・テノールを歌わせたら今筆頭格のマルセロ・アルバレス、ルイーザの父ミラーには偉大なバリトン、レオ・ヌッチ、さらにワルテル伯爵にはもう一人大ベテラン、ジョルジョ・スルヤンを配するという、びっくりするほど豪華な配役。さらにドナート・レンゼッティの様式感を大事にした指揮も素晴らしければ、デニス・クリーフ伝統的な舞台作りに今風の美感を巧妙に取り入れた演出も見事、そしておまけに最新の鮮明映像と、「ルイーザ・ミラー」の決定盤と言うに足りる出来栄えです。日本語字幕も付いているので、今まで「ルイーザ・ミラー」を見る機会がなかった人に特にお勧めです。 収録情報 曲目・内容 ボーナス:「ルイーザ・ミラー」について アーティスト(演奏・出演) フィオレンツァ・チェドリンス(S ルイーザ)マルセロ・アルバレス(T ロドルフォ)レオ・ヌッチ(Br ミラー)ジョルジョ・スルヤン(Bs ワルテル伯爵)フランチェスカ・フランチ(Ms フェデリーカ)ラファル・シヴェク(Bs ヴルム)カテリーナ・ニコリック(Ms ラウラ)アンジェロ・ヴィッラーリ(T 農夫)ドナート・レンゼッティ(指揮)パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団デニス・クリーフ(演出,舞台,衣装,照明) レコーディング 収録:2007年10月20、22日、パルマ
チェドリンス、アルバレス、ヌッチ、スルヤン!!!! 豪華スターが集まった「ルイーザ・ミラー」! BRDは「ルイーザ・ミラー」初!! 日本語字幕付 ★アリア「穏やかな夜に」で知られるヴェルディのオペラ「ルイーザ・ミラー」は、「リゴレット」より1年ちょっと前に初演された作品。シラー原作の身分違いの愛に陰謀が絡んだ悲劇がヴェルディの楽想をかき立た傑作ですが、上演はそれほど多くはありません。ここに収録されているのは2007年10月にパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された際のライヴ映像。ここでは、タイトルロールに大プリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス、ロドルフォには甘いヴェルディ・テノールを歌わせたら今筆頭格のマルセロ・アルバレス、ルイーザの父ミラーには偉大なバリトン、レオ・ヌッチ、さらにワルテル伯爵にはもう一人大ベテラン、ジョルジョ・スルヤンを配するという、びっくりするほど豪華な配役。さらにドナート・レンゼッティの様式感を大事にした指揮も素晴らしければ、デニス・クリーフ伝統的な舞台作りに今風の美感を巧妙に取り入れた演出も見事、そしておまけに最新の鮮明映像(Blu-ray Discでは初の「ルイーザ・ミラー」)と、「ルイーザ・ミラー」の決定盤と言うに足りる出来栄えです。日本語字幕も付いているので、今まで「ルイーザ・ミラー」を見る機会がなかった人に特にお勧めです。 収録情報 曲目・内容 ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」 +ボーナス 「ルイーザ・ミラー」について アーティスト(演奏・出演) ドナート・レンゼッティ(指揮) パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 フィオレンツァ・チェドリンス(S ルイーザ) マルセロ・アルバレス(T ロドルフォ) レオ・ヌッチ(Br ミラー) ジョルジョ・スルヤン(Bs ワルテル伯爵) フランチェスカ・フランチ(Ms フェデリーカ) ラファル・シヴェク(Bs ヴルム) カテリーナ・ニコリック(Ms ラウラ) アンジェロ・ヴィッラーリ(T 農夫) レコーディング デニス・クリーフ(演出,舞台,衣装,照明) 収録:2007年10月20、22日、パルマ
ミンコフスキがヘンデルのオペラ録音に帰ってきた! コジェナー、モーリー、ボニタティブスら豪華歌手による「アルチーナ」! ★ヘンデルの「アルチーナ」は、1735年に初演されたオペラで、ルドヴィコ・アリオストの「狂えるオルランド」を原作とした、いわゆる「魔法オペラ」と呼ばれるジャンルの作品です。魔女アルチーナの魔法で魅了され、その島にとらわれた騎士ルッジェーロを、恋人ブラダマンテが仲間とともに救い出すというストーリーとなっています。ヘンデルは、カストラートスター、ジョヴァンニ・カレスティーニやトップソプラノ、アンナ・マリア・ストラーダという当時イギリスで高い人気を誇ったイタリア人歌手を両主役に添えながら、ソプラノのセシリア・ヤングや15歳の少年歌手ウィリアム・サヴェイジといった後のヘンデル作品には欠かせなくなる気鋭のイギリス人歌手にも重要な役を与えました。このオペラにおいて、ヘンデルは、アルチーナを単なる悪役の魔女として描くのではなく、聴き手の情動を揺さぶり、シンパシーを抱かせる、一人の人間としての感情表現を与える役柄とすることによって、聴衆たちの共感を得ることに成功し、大きな評判を呼び、初演以降、何度も上演されました。「アルチーナ」は、ヘンデルにとって最後のヒット・オペラとなったのです。 ★ヘンデル作品はミンコフスキの主要レパートリーの一つであり、「メサイア」や「水上の音楽」など代表的な作品はもちろん、オペラもかつてERATOやARCHIVといったレーベルで主要な作品を録音し、それらはほぼすべてが話題を呼び、高く評価されていますが、最近では録音から遠ざかっていました。この「アルチーナ」はミンコフスキによる久々のセッション録音でのヘンデルのオペラであり、過去に同オペラを上演しているミンコフスキにとって満を持したセッション録音となるものです。 ★タイトルロールのアルチーナに、PENTATONEレーベルでもソロ・アルバムをリリースしている世界的メゾ・ソプラノ、マグダレーナ・コジェナー、モルガーナに、メトロポリタン歌劇場を中心に活躍する実力派ソプラノ、エリン・モーリー、ルッジェーロに、バロック・オペラでカストラートが担った英雄役を得意とするメゾ・ソプラノ、アンナ・ボニタティブス、ブラダマンテに、過去に小澤征爾音楽塾にも参加するなど世界中の歌劇場で活躍中のメゾ・ソプラノ、エリザベス・デション、オロンテに、ミンコフスキ指揮のバッハの「ヨハネ受難曲」に参加していたバロックを得意とするテノール、ヴァレリオ・コンタルド、メリッソには、古楽の分野で活躍目覚ましい若手バス、アレックス・ローズを起用。そして、初演時には少年歌手が歌ったというオベルトには、ボーイ・ソプラノとして世界中で名声を博し、現在はカウンターテナーに転向して活躍中のアロイス・ミュールバッハーが歌っていることも見逃せません (彼は、2010年にミンコフスキがウィーン国立歌劇場で「アルチーナ」を指揮した際にも、ボーイ・ソプラノとしてオベルトを歌っていました) 。すべての役柄に最高の歌手が起用された、実に豪華なキャスティングと言えるでしょう。 ★オーケストラは、マルタン・ジェステルのル・パルルマン・ド・ミュジクやエルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルなどフランスの著名な古楽グループのトップ奏者を務めたバロック・ヴァイオリンの名手アリス・ピエロがコンサートマスターを務め、ミンコフスキのタクトの下、実力派ぞろいのピリオド楽器奏者たちをまとめあげています。また世界的リュート奏者、今村泰典がテオルボで参加している点にも注目です。 ★ミンコフスキにとって久しぶりのヘンデルのオペラ録音となる今作は、ヘンデル録音史、そしてオペラ録音史に新たな歴史を刻むことになるでしょう! 収録情報 曲目・内容 ヘンデル:歌劇『アルチーナ』HWV34 (1735年) 台本:アントニオ・マルキ「アルチーナの島」 (1728年) アルチーナ (魔女) :マグダレーナ・コジェナー (メゾ・ソプラノ) モルガーナ (魔女、アルチーナの姉妹) :エリン・モーリー (ソプラノ) オベルト (ブラダマンテの従兄弟の息子) :アロイス・ミュールバッハー (カウンターテナー) ルッジェーロ (騎士) :アンナ・ボニタティブス (メゾ・ソプラノ) ブラダマンテ (ルッジェーロの恋人の女性騎士) :エリザベス・デション (メゾ・ソプラノ) オロンテ (アルチーナ側の将軍) :ヴァレリオ・コンタルド (テノール) メリッソ (ブラダマンテの師) :アレックス・ローゼン (バス) アーティスト(演奏・出演) マルク・ミンコフスキ (指揮) ルーヴル宮音楽隊 (レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル) レコーディング セッション録音:2023年2月/オーディトリウム、ボルドー (フランス) カバー絵画:イアサント・コラン・ド・ヴェルモン (1693-1761) :「アルチーナの島を訪れたルッジェーロ」 (グルノーブル美術館)
プロコフィエフ狂気のエロ世界が 精神科病棟を舞台に炸裂! ★「炎の天使」はプロコフィエフが完成させたオペラ第3作で、1919年から1927年にかけて作曲されました。交響曲第2番、ピアノ協奏曲第3番などと同時期の初期の過激な作風によります。彼の生前に全曲が上演されることはなく、交響曲第3番に素材を流用しました。 ★16世紀ドイツ、ライン地方を舞台に、レナータという不思議系主人公が、幼時から仲良くしていた妄想上の「炎の天使」に肉欲的な恋心を抱き、悪夢にうなされるようになります。彼女を慕う騎士ルプレヒトはなんとか救おうと努力するものの無駄で、修道院に入れられます。彼女が来たことで雰囲気が悪くなり、宗教裁判にかけられ悪魔祓いが行われますが、本物の悪魔を呼ぶこととなり、レナータは火刑を言い渡されます。 ★演出のアンドレア・ブレートは、超現実的な話を現実的な統合失調ととらえ、舞台を修道院から現代の精神科病棟に移しています。雰囲気は陰気ですが、音楽はプロコフィエフ節炸裂。不協和音、異常なリズム、耳を聾する音響などアヴァンギャルド芸術を示しています。 ★1976年生まれのリトアニアのソプラノ、アウシュリネ・ストゥンディーテの狂気に満ちた演技、彼女をささえるボー・スコウフスも囚人風でオペラの概念が変わります。 収録情報 曲目・内容 プロコフィエフ:歌劇「炎の天使」 (全5幕) アーティスト(演奏・出演) コンスタンティン・トリンクス (指揮) ウィーン放送交響楽団 アルノルト・シェーンベルク合唱団 レナータ:アウシュリネ・ストゥンディーテ (ソプラノ) ルプレヒト:ボー・スコウフス (バリトン) 宿屋の女将&修道院長:ナターシャ・ペトリンスキー (メゾソプラノ) 異端審問官:アレクセイ・チホミロフ (バス) 女占い師:エレーナ・ザレンバ (メゾソプラノ) ネッテスゲイムのアグリッパ&メフィストフェレス:ニコライ・シューコフ (テノール) ファウスト&マティアス:マルクス・ブッター (バス) ヤコブ・グロック&医者:アンドルー・オーウェンス (テノール) 居酒屋の主人&使用人:クリスティアン・ヨハンネソン (バリトン) レコーディング 演出:アンドレア・ブレート 舞台美術:マルティン・ツェートグルーバー 衣装:カルラ・テティ 照明:アレクサンダー・コッペルマン 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ ロシア語上演 録音:2021年3月/アン・デア・ウィーン劇場 (ライヴ)
収録情報 曲目・内容 ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』 アーティスト(演奏・出演) リチャード・タッカー(リッカルド) レナート・ブルゾン(レナート) オリアンナ・サントゥニオーネ(アメーリア) リリ・コーカシアン(ウルリカ) ヴァレリア・マリコンダ(オスカル) ジョルジョ・ジョルジェッティ(シルヴァーノ) フェルッチョ・マッツォーリ(サムエル) グラツィアーノ・デル・ヴィーヴォ(トム) ヴァリアーノ・ナターリ(判事) オッターヴィオ・タッデイ(アメーリアの召使い) アドルフォ・ファンファーニ(合唱指揮) リッカルド・ムーティ(指揮) フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 レコーディング 録音:1974年1月26日/フィレンツェ、コムナーレ劇場(モノラル、ライヴ)商品番号 MAGGIO-028 "初出!ムーティの『仮面舞踏会』74年ライヴ! フィレンツェ五月音楽祭の公式アーカイヴ音源から嬉しいCD化!" ムーティ/ヴェルディ:仮面舞踏会 リッカルド・ムーティフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 Verdi: Un Ballo in Maschera / Riccardo Muti, Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino 2CD 国内仕様 日本語解説付き 発売日:2020年1月31日 レーベル:MAGGIO LIVE 初出!ムーティの『仮面舞踏会』74年ライヴ! ★1969年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任したムーティが74年に振った『仮面舞踏会』。本家本元・フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIO」からのリリースです。同レーベルからは『清教徒』(MAGGIO-021)、『道化師』(MAGGIO-023)、『アッティラ』(MAGGIO-025)などのムーティの貴重音源が定期的にリリースされてきましたが、今回も大注目のリリースと言えましょう。ライヴならではの生き生きとした歌をお楽しみください。 関連商品リンク RMM-2020DV
大注目盤! イタリアを拠点に、国際的な活躍をつづける脇園彩、初のCDリリース! 36ページ・フルカラー解説書、脇園彩による歌詞対訳収載!! ●ミラノ・スカラ座をはじめ、世界の舞台で活躍をつづけるメゾ・ソプラノの脇園彩が、ついにCDをリリース。 ●収録曲目は、ジョルダーニ、ベッリーニ、トスティのイタリア歌曲から、また、モーツァルト、メルカダンテ、ロッシーニの有名オペラ・アリア、さらにはリストの《ペトラルカの3つのソネット》を収録。脇園彩の魅力全開のアルバムとなっています。 ●ピアノ伴奏は、ミラノ在住でコレペティトール及び指揮者を務める丸山貴大が担当。日ごろから親交のある脇園と息のあった名演を聴かせてくれます。 ●2022年10月に、府中の森芸術劇場・ウィーンホールにおけるセッション録音。脇園本人が納得いくまで練り上げた最良の作品となりました。 ●36ページ・フルカラー解説書には、脇園自身の翻訳による歌詞対訳と、アーティスト写真を満載、世界を駆けるプリマドンナにふさわしい豪華な仕上がりとなっています。 【香原斗志/ライナーノートより抜粋】 このように『Amore』は、脇園彩がイタリアに渡って9年間の総決算であり、そこから先に歩みを進める方向をも指し示しているといっても過言ではない。(中略)録音の際、1音1音に妥協なく、徹底してこだわる姿勢が印象的だったが、そのことはこのCDの質と同時に、彼女の将来をも担保していると思われる。 【演奏家プロフィール】 脇園 彩(メゾ・ソプラノ) 東京都出身。東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。2013年文化庁派遣芸術家在外研修員としてパルマ国立音楽院に留学。ロッシーニ・オペラ・フェスティバルのアカデミーに参加し『ランスへの旅』メリベーア侯爵夫人役でイタリアでのオペラデビューを果たす。ミラノ・スカラ座アカデミー修了。主にロッシーニ・モーツァルトおよびベルカント作品をレパートリーとし、一方で各国語の歌曲の研究や現代作曲家の新作発表にも意欲的に取り組んでいる。 すでに、ミラノ・スカラ座、ボローニャ歌劇場、トリエステ・ヴェルディ劇場ほか『セビリアの理髪師』ロジーナ役、フィルハモニコ劇場『チェネレントラ』アンジェリーナ役、『フィガロの結婚』ケルビーノ役、トリエステ・ヴェルディ歌劇場『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ役、『ナブッコ』フェネーナ役、マドリード・テアトロレアル『ナブッコ』フェネーナ役、アコルーニャ・テアトロコロン『ノルマ』アダルジーザ役、パレルモ・マッシモ劇場『イドメネオ』イダマンテ役など出演多数。2018年にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルに『セビリアの理髪師』ロジーナ役で出演、ロッシーニ没後150周年記念という特別な公演で大きな話題となった。2020年には、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルに『セビリアの理髪師』ロジーナ役で再出演を果たし、ストリーミングで行われた公演が視聴数20万回を超えるなど大きな反響があったほか、幅広い観客の高い期待に応え批評でも絶賛された。 日本では2017年、藤原歌劇団『セビリアの理髪師』ロジーナ役でオペラデビュー。新国立劇場では2019年『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役で出演以来、2020年『セビリアの理髪師』ロジーナ役、2021年『フィガロの結婚』ケルビーノ役、2023年『ファルスタッフ』メグ役で出演。2021/22シーズン開幕公演の『チェネレントラ』ではタイトルロールで出演し、その圧倒的な存在感と卓越した歌唱で聴衆を魅了した。 現在イタリアを拠点に活動し、世界中から注目されるアーティストのひとりである。 2022年第52回ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。 (2023年3月現在) 丸山貴大(ピアノ) 東京音楽大学音楽学部指揮科卒業。群馬県立高崎高等学校在学中、合唱部にて3年間合唱指揮を務める。東京音楽大学在学中に、パーヴォ・ヤルヴィ、ニルス・ムース各氏の公開指揮レッスンを受講。また、藤原歌劇団公演に副指揮者として携わる。その後イタリアに渡り、ミラノ市立音楽院においてルーカ・ゴルラ氏に師事し、オペラ伴奏及びコーチング法を学ぶ。2019年、マルティーナフランカ音楽祭にコレペティトールとして参加。ノヴァーラ・コッチャ劇場の指揮アカデミーを修了。また、マリエッラ・デヴィーア、アンナ・マリア・キウリ、ソニア・ プリーナ、ブルーノ・デ・シモーネ各氏他、国際的な歌手によるマスタークラスやリサイタル伴奏、コレペティトールを多数務める。現在、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院指揮科ビエンニオコース在籍中。 これまでに、指揮を広上淳一、ダニエーレ・アジマン各氏、オペラ伴奏及びコーチング法をルーカ・ゴルラ、ステファノ・ジャンニーニ各氏に師事。 指揮者としての統合的な視点を持ち、声楽技術への造詣の深さと高い傾聴力、また声楽への情熱と的確な指摘に多くの歌手が全幅の信頼を寄せる、次世代のベルカント指揮者である。 収録情報 曲目・内容 アモーレ 1. トマーゾ・ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン 2. パオロ・トスティ:最後の口づけ 3. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:激しい希求(いつその日は訪れるだろう)〜《3つのアリエッタ》より 4. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:せめて私にかなうなら〜《6つのアリエッタ》より 5. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:喜ばせてあげて〜《6つのアリエッタ》より 6. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:追憶 7. サヴェリオ・メルカダンテ:どんなに感謝していることか、おお平和よ!(パオロのカヴァティーナ)〜歌劇《フランチェスカ・ダ・リミニ》より 8. ジョアキーノ・ロッシーニ:今の歌声は〜歌劇《セビリアの理髪師》より 9. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:あの人でなしは私を欺き〜歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より 10. ジョアキーノ・ロッシーニ:苦しみと涙のうちに生まれて〜歌劇《ラ・チェネレントラ》より フランツ・リスト:《ペトラルカの3つのソネット》 11. 第1番 平和は見出せず 12. 第2番 祝福があるように、かの日 13. 第3番 私は地上に天使のような姿を見た アーティスト(演奏・出演) 脇園彩(メゾ・ソプラノ) 丸山貴大(ピアノ) レコーディング セッション録音:2022年10月11〜13日/府中の森芸術劇場・ウィーンホール
ベチャワも好演! ポーランド・オペラの最高傑作モニューシコの「ハルカ」、 日本語字幕付最新映像! ★モニューシコの「ハルカ」はポーランド最初の国民オペラのみならず、ポーランドのオペラを代表する作品。2019年12月に行われた当公演はアン・デア・ウィー ン劇場とワルシャワのテアトル・ヴィエルキの共同制作で、ベチャワ、コニエチュニをはじめとする主要キャストや演出、指揮をはじめポーランド人スタッフが数多 くかかわっている点も注目です。 ★ほぼ同世代のショパンがピアノで行ったように、モニューシコはオペラでポーランド人の愛国心を目覚めさせ鼓舞させました。1847年作の「ハルカ」は若領主ヤ ヌシュに弄ばれ捨てられる小作人の娘ハルカを題材としていますが、前年の「クラクフの蜂起」失敗への義憤をヴォジミエシュ・ヴォルスキが比喩を用いて戯曲に し、モニューシコがオペラ化しました。 ★原作は18世紀半ばのポーランド南部タトラ山を舞台にしていますが、演出のマリウシュ・トレリンスキは20世紀後半のホテルに話を置き換え、農民の娘ハルカ もメイドに、彼女を愛し見守るヨンテクも山男ではなくボーイとなっています。原作の領主貴族と小作人の関係が20世紀後半にも支配者と労働者で変わりなく続 き、支配者の横暴に泣くか弱き存在とその同情と義憤から反旗を翻す民(従業員)として辛辣に批判しています。 ★主役ハルカを演じるのはアメリカのソプラノ、コリーン・ウィンターズ。若領主ヤヌシュに裏切られ狂乱する様を迫真の演技で熱演。美しいアリアの数々も聴き惚 れます。彼女を愛するヨンテクをベチャワが演じているのも豪華。母国語であるのとポーランド人にとって別格のオペラだけに美声と表現力で聴かせます。女たら しの主人は「東京・春音楽祭」でもおなじみのコニエチュニ。「灰とダイヤモンド」のチブルスキを彷彿させるサングラスと髪型なのも、演出のトレリンスキの隠れ た意図を感じさせます。 ★オリジナル・ポーランド語上演ですが初の日本語字幕付きなのも嬉しい限り。ポーランド人が愛してやまない名オペラの全貌に初めて触れることができます。 収録情報 曲目・内容 モニューシコ:歌劇「ハルカ」(全4幕) アーティスト(演奏・出演) ウカシュ・ボローヴィチ(指揮) ウィーン放送交響楽団 アルノルト・シェーンベルク合唱団 ハルカ:コリーン・ウィンターズ(ソプラノ) ヨンテク:ピョートル・ベチャワ(テノール) ヤヌシュ:トマシュ・コニエチュニ(バス・バリトン) ストルニク:アレクセイ・チホミロフ(バス) ゾフィア:ナタリア・カヴァウェク(メゾソプラノ) ジェムバ:ウカシュ・ヤコプスキ(バス) レコーディング 演出:マリウシュ・トレリンスキ 舞台美術:ボリス・クドリチカ 衣装:ドロテー・ロケプロ 照明:マルク・ハインツ 映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ 録音:2019年 12月15、17日/アン・デア・ウィーン劇場(ライヴ) アン・デア・ウィーン劇場とポーランド国立テアトル・ヴィエルキ共同制作
アスミク・グリゴリアンが歌う 水の精ルサルカの悲恋の物語 2020年11月テアトロ・レアルにて上演 クリストフ・ロイ演出による《ルサルカ》 ★スラヴ民話に登場する水の精を題材としたドヴォルザーク作曲のメルヘン・オペラ《ルサルカ》。人間の王子に恋をした水の精ルサルカの悲しい物語。《ルサルカ》の音楽は、森の精たちの合唱や、王子の登場シーンで響きたわる壮大な金管など、ワーグナーのオペラの影響を感じさせつつ、ドヴォルザークらしい美しい旋律を堪能できます。特に第1幕で、王子を好きになった水の精ルサルカが、人間になりたい気持ちを歌う「月に寄せる歌」は、屈指の名アリアとして世界中のソプラノ歌手が単独でも取り上げている曲です。 本作は、2020年11月にスペインのテアトロ・レアルで上演された際の映像。驚くべきことに、テアトロ・レアルでの上演は、1966年の再オープン以降初めてということ。本上演はドイツの鬼才クリストフ・ロイによる新演出。ルサルカを歌うのは、圧倒的な歌唱と存在感を放つリトアニア出身のソプラノ、アスミク・グリゴリアン。王子への愛のために人間になったものの、王子の裏切りによって絶望の淵に立たされる水の精を完璧に演じています。クリストフ・ロイは、この物語を一人の若い女性の人生の軌跡として描いています。そしてテアトロ・レアルの音楽監督を務めるアイヴァー・ボルトンによる、ロマンティックなリリシズムと圧倒的なドラマで、質の高い上演となっています。 収録情報 曲目・内容 ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》 アーティスト(演奏・出演) アスミク・グリゴリアン(ルサルカ)エリック・カトラー(王子)カリタ・マッティラ(外国の公女)マキシム クズミン=カラワエフ(水の精)カタリーナ・ダライマン(魔法使い)テアトロ・レアル合唱団(合唱指揮: アンドレス・マスペロ )アイヴァー・ボルトン(指揮)テアトロ・レアル管弦楽団演出:クリストフ・ロイ レコーディング 収録:2020年11月、テアトロ・レアル、マドリード(ライヴ)
狩猟青年マックスが悩める作曲家に! クリスティアン・レートの革新的演出で上演された ウェーバーの傑作《魔弾の射手》 アンドレアス・シャーガー&カミッラ・ニールンドの 見事な歌唱にも注目! ★2018年ウィーン国立歌劇場でクリスティアン・レート演出、トマーシュ・ネトピル指揮、カミッラ・ニールンド、アンドレアス・シャーガーらによって上演されたウェーバーの傑作オペラ《魔弾の射手》。30年戦争終結直後のボヘミア地方の森を舞台にしたストーリーを、ウェーバーのシンプルながら、効果的な音楽によって「ドイツ国民オペラ」と呼ばれるほど、人々の心をつかみました。この作品はまさにロマン主義的に、現実世界と非現実世界、意識と無意識、あるいはウェーバーの言葉を借りれば「狩人の生活」と「悪魔の力による支配」の対比を中心に展開。最初の部分では、親しみやすい旋律や明るい響きが特徴的ですが、次第に「音楽の悪魔」と呼ばれる三全音を含めたディミニッシュの和音や、薄暗く青白い音色が、狼谷の奥深くへと聴き手をいざなっていきます。この対比はすでに序曲にも使っており、フィナーレに突入する際の爆発的なハ長調の和音が、この歌劇全体を端的に表現しています。モーツァルトの《魔笛》やベートーヴェンの《フィデリオ》を出発点として、ウェーバーはドイツ語によるジングシュピールをあらたな段階へと導いたといえるでしょう。 ★本上演では、クリスティアン・レートはウェーバーの素晴らしい音楽をより楽しむための知的かつ革新的な演出を行っています。そのためには、射撃大会で男らしさを証明しなければならないブルジョアな狩猟青年を描くだけでな不十分だと考え、ウェーバー自身も苦しんだ創造者としてのスランプ「クリエイティブ・ブロック」に苦しむ作曲家としてマックスを描いています。さらに世界の一流歌劇場を席巻しているヘルデンテノールのアンドレアス・シャーガーがマックスを、フィンランド出身のリリック−ドラマティック・ソプラノのカミッラ・ニールンドが心に響く見事なアガーテを歌うという贅沢な共演を聴くことができます。カミッラ・ニールンドは一年後2019年にウィーン国立歌劇場より宮廷歌手の称号が贈られました。 収録情報 曲目・内容 ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》 アーティスト(演奏・出演) トマーシュ・ネトピル(指揮) ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 カミッラ・ニールンド(アガーテ/ソプラノ) ダニエラ・ファリー(エンヒェン/ソプラノ) アラン・ヘルド(オットカール侯爵/バリトン) アンドレアス・シャーガー(マックス/テノール) アルベルト・ドーメン(隠者/バス) ハンス・ペーター・カンマラー(ザミエル) レコーディング 演出:クリスティアン・レート 舞台&衣装:ゲーリー・マッキャン 照明:トーマス・ハセ 映像:ニーナ・デュン 振付:ヴェスナ・オルリック 映像監督:アグネス・メータ 収録:2018年6月、ウィーン国立歌劇場、ライヴ
収録情報 曲目・内容 ヘンデル:「ジュリアス・シーザー (ジュリオ・チェーザレ) 」 (抜粋) アーティスト(演奏・出演) J.ラーモア (C-A) B.シュリック (S) B.フィンク (Ms) R.ヤーコプス (指揮) コンチェルト・ケルン
ムーア、ポップ、リンチなど豪華歌手陣にも注目。 カルロ・モンタナーロ率いるベルリン放送交響楽団が『トスカ』を熱演! ★SACDハイブリッド盤。カルロ・モンタナーロ率いるベルリン放送交響楽団が、メロディ・ムーア (トスカ役) 、ステファン・ポップ (カヴァラドッシ役) 、レスター・リンチ (スカルピア役) ら豪華ソリスト陣とともに、プッチーニの『トスカ』を熱演! ★1900年初演の『トスカ』は「歌に生き、愛に生き」、「星は光りぬ」などの有名なアリアを含む20世紀オペラの幕開けを告げたプッチーニの最高傑作。愛と欲望を描いたこの作品をプッチーニは印象的な旋律とともに非常にドラマティックに仕上げており、当演奏ではまばゆいばかりの力強い演奏を展開しております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音です。 ★トスカ役のメロディ・ムーアはヴェルディの『オテロ』 (PTC 5186562) のデスデモーナ役、プッチーニ:『西部の娘』 (PTC-5186778) のミニー役などでも圧倒的な存在感をしめした実力派。ソロ・アルバム「アメリカン・ソング・アルバム」 (PTC-5186770) 、「テバルディを偲んで」 (PTC-5187070) もリリースしております。 収録情報 曲目・内容 プッチーニ:歌劇『トスカ』 アーティスト(演奏・出演) カルロ・モンタナーロ (指揮) ベルリン放送交響楽団 (コンサートマスター:ライナー・ヴォルターズ) メロディ・ムーア (トスカ/ソプラノ) ステファン・ポップ (カヴァラドッシ/テノール) レスター・リンチ (スカルピア/バリトン) ケヴィン・ショート (アンジェロッティ/バス) アレクサンダー・コペクツィ (堂守/バス) コリン・ジャドソン (スポレッタ/テノール) ゲオルク・シュトレウベル (シャルローネ/バリトン) アクセル・シャイデック (看守/バス) リーン・ミレイ・ユックセル (羊飼いの少年/ソプラノ) ベルリン・ドイツ・オペラ児童合唱団 (合唱指揮:クリスティアン・リンドホルスト) ベルリン放送合唱団 (合唱指揮:イレス・カウン) レコーディング 録音:2022年4月/ハウス・デス・ルンドフンクス (ベルリン) エグゼクティヴ&レコーディング・プロデューサー:クラーラ・マーレロ (Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin) 、ステファン・ラング (Deutschlandfunk Kultur) 、ヨブ・マールセ (San Francisco Classical Recording Company) レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ バランス・エンジニア&エディティング:エルド・グルート (Polyhymnia International B.V.) レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン (Polyhymnia International B.V.)
リッカルド・ムーティが語るドニゼッティの魅力傑作《ドン・パスクワーレ》のリハーサル&コンサート映像とCDセット ★現代の巨匠リッカルド・ムーティ。2004年に自らが創立したユース・オーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団とのリハーサル&コンサート映像。今回はドニゼッティの傑作《ドン・パスクワーレ》です。ドニゼッティの数あるオペラ・ブッファの中でも完成度の高い作品です。ムーティはのこの作品について以下のように語っています。「《ドン・パスクワーレ》は、他のドニゼッティの作品のように皮肉の効いたオペラであるが、その喜劇性やアイロニーは常に大いなる悲哀に満ちています。これは強調されるべきです。これがドニゼッティとロッシーニの違いでもあります。しかしロッシーニがメランコリーでもなく、ドラマチックでもなく、悲劇的でもないと言っているわけではありません。ロッシーニのオペラ・ブッファではドニゼッティが思いつかない楽器の妙技で楽しませることができるのです。実際、ドニゼッティは、音楽と言葉を巧みに融合させ、台本から皮肉と微笑みを見出すことができます。そのような小さなヒントでドニゼッティは《ドン・パスクワーレ》をドラマトゥルク的に完璧なオペラとして創り上げることができたのです。」この商品にはムーティによる充実した作品解説(字幕なし)も入っており、作品をより深く知ることができます。(この商品にはRMM MUSICのデジタル・ストリーミング・プラットフォームでHDの映像を観ることができるアクセス・コードが入っています。) 収録情報 曲目・内容 DVD1(2h33') リッカルド・ムーティ〜ピアノ演奏によるオペラの紹介(字幕なし) ドン・パスクワーレ:クラウディオ・デスデリ、ニコラ・アライモ マラテスタ医師:マリオ・カッシ、ブルーノ・タッディア エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル、デイヴィット・アレグレ ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ、サンドラ・パストラーナ 公証人:バブリエレ・スピナ 収録場所:アリギエーリ劇場、ラヴェンナ DVD2(58') リッカルド・ムーティ〜オーケストラ・リハーサル(字幕なし) ドン・パスクワーレ:クラウディオ・デスデリ マラテスタ医師:マリオ・カッシ エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ 公証人:バブリエレ・スピナ 収録場所:ピアチェンツァ市劇場 DVD3(2h9') リッカルド・ムーティ〜コンサート形式(字幕あり) (ムーティによるオペラ紹介あり/字幕なし) ドン・パスクワーレ:ニコラ・アライモ マラテスタ医師:マリオ・カッシ エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ 公証人:ルーカ・ダッラミーコ ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団 ピアチェンツァ市劇場合唱団(合唱指揮:コッラード・カサティ) 収録場所:ソチャーレ歌劇場、コモ CD1(1h16') 第1幕&2幕 CD2(40') 第3幕 ※DVD3と同じ演奏 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ(指揮)
2024年に没後70年を迎えるフルトヴェングラー。 ターラの国内未発売の名盤、べートーヴェンの《フィデリオ》 (1948) が 25年ぶりについに復活! 「レオノーレ第3番」はデモーニッシュな迫力! 劇的緊迫感みなぎる最高の名演! ★フルトヴェングラーの《フィデリオ》全曲盤は、4種類の音源があります - 1. 1948年8月3日ザルツブルク・ライヴ 2. 1950年8月5日ザルツブルク・ライヴ 3. 1953年10月12日ウィーン・ライヴ (DISCOS/SEVENSEAS原盤、弊社KKC-4228/9で発売中) 4. 1953年10月13〜17日ウィーンでのHMV/EMI録音。 今回のは1. 、巨匠が戦後ザルツブルク音楽祭に復帰して翌年 (1948年) に行なったライヴ。ターラが1999年にORFの音源から正規初CD化を行なったものです。いままで国内発売されずに幻の名盤となってきたのは第1幕の第5〜8曲が欠落しているから。しかし改めて聞いてみてもこの演奏はすごい。巨匠の気合いの入れ方が違います。全編を貫く熱気と緊張感!「レオノーレ」序曲第3番の白熱ぶりとド迫力はこの演奏が最高です!重々しいゆったりした出だしからコーダにおける猛烈なアッチェレランド、自由への歓喜の爆発まで・・・フルトヴェングラーが「圧政への抵抗」がテーマのこのオペラを愛し、第2幕の「牢獄の場」が終わったところでこの「レオノーレ」序曲第3番を演奏するスタイルを確立した理由もわかります。 歌手陣ではドイツのワグネリアン・ソプラノ、エルナ・シュリューター (1904-1969) がスケジュールの都合でキャンセルとなったフラグスタートの代役を立派に務めており、フロレスタンを歌うパツァーク、ピツァロ役のフランツはとりわけ、見事です。 ★貴重な資料、ターラのオリジナルCD (FURT-1047/8) に掲載されている公演プログラム2点 (1. 1915年3月23日リューベックでの、フルトヴェングラーが「フィデリオ」を初めて指揮した公演2. 1942年1月16日ウィーン国立歌劇場で「フィデリオ」を初めて指揮した公演) を転載します。 ★音源が一部 (第1幕の第5曲〜第8曲) 欠落しておりますが、この頃の放送録音としては非常に良好な音質!ノイズもほとんどありません。従来の海外盤に勝るとも劣らない鮮明な音質がキング関口台スタジオでの最新リマスターによってさらにパワーアップ!フルトヴェングラーの《フィデリオ》、1948年ザルツブルクでの公演、緊迫感・劇的感最高の名演をご堪能ください。 ★台詞の場面も含む原語 (ドイツ語) の歌詞・対訳をトラックNoも入れてPDFファイルで弊社HP (WEBサイト) に掲載します。音源欠落箇所も明示。プリントアウトも可能です。 (ブックレットに記載するパスワードを入力してください) *こちらには歌詞対訳が付いておりません。ブックレット中のパスワードで弊社ホームページにてPDFをダウンロードできます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》 (全曲) /フルトヴェングラー (1948) 【2CD】 エルナ・シュリューター (ソプラノ:レオノーレ) リーザ・デラ・カーザ (ソプラノ:マルツェリーネ) ユリウス・パツァーク (テノール:フロレスタン) ルドルフ・ショック (テノール:ヤキーノ) フェルディナント・フランツ (バス:ドン・ピツァロ) ヘルベルト・アルゼン (バス:ロッコ) オットー・エーデルマン (バリトン:ドン・フェルナンド) アーティスト(演奏・出演) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 レコーディング 録音:1948年8月3日 ザルツブルク祝祭小劇場 (ライヴ) 原盤:仏ターラ (FURT-1047/8) (P) 1999 注:第1幕の第5曲〜第8曲の音源が欠落しています。
大バッハも賞賛したハッセのオペラを 最高の演奏陣で披露! ★大人気「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズの第53弾は1992年5月31日にゼンパーオーパーで行われたベルニウス指揮によるハッセの音楽劇「オリンピーアデ」全曲。ドレスデン国立図書館所蔵の1756年版スコアを使用した演奏会形式での上演で、名のみ知られたこの作品が優れた演奏で復活した記念すべき公演でした。 ★ヨハン・アドルフ・ハッセ (1699-1783) はドイツの作曲家ながらナポリでポルポラやスカルラッティに学び、イタリアで作曲家として成功しました。1731年にドレスデン宮廷楽長となり、ナポリ楽派様式による歌劇を上演しました。 ★「オリンピーアデ」は1756年の作。古代ギリシャのオリンピックを題材にしているのも興味津々。メタスタージオの台本でも最も人気が高く、多くの作曲家が作品化しています。カストラート用に書いた役はカウンターテナーのスティーヴン・リッカーズと男性ソプラノのランドール・ウォンが担い、当時の雰囲気を味わわせてくれます。主役は実力派クリストフ・プレガルディエン。ヤーコプスとモンテヴェルディの「ウリッセの帰還」を録音したのと同時期です。 ★ドイツ合唱界の大御所フリーダー・ベルニウスは1985年以降古楽合唱へ転向、まさに実績を積んだ解釈が光ります。手兵シュトゥットガルト室内合唱団の美しさも光ります。 収録情報 曲目・内容 エディション・シュターツカペレ・ドレスデン53 ハッセ : 三幕の音楽劇「オリンピーアデ」 アーティスト(演奏・出演) カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン シュトゥットガルト室内合唱団 フリーダー・ベルニウス (指揮) クリステネ (シキオンの支配者) : クリストフ・プレガルディエン (テノール) アリステア (その娘) : キャサリン・ロビン (メゾソプラノ) アルジェーネ (クレタの王女) : ドロテア・レシュマン (ソプラノ) メガークレ (リチーダの友人) : デイヴィッド・コーディア (テノール) リチーダ (クレタの王子) : ランドール・ウォン (男性ソプラノ) アミンタ (リチーダの裁判官) 、アルカンドロ (クリステネの側近) : スティーヴン・リッカーズ (カウンターテナー) レコーディング 録音 : 1992年5月31日/ゼンパーオーパー (ライヴ)
2024年に没後70年を迎えるフルトヴェングラー。 ターラの国内未発売の名盤、モーツァルトの《魔笛》 (1949) が24年ぶりに復活! ★フルトヴェングラーはその著『フルトヴェングラーの手記』のなかで、《魔笛》について次のように述べております。 「奉納祝典劇、生のミサ曲、生の浄化、あらゆる高貴さと崇高さの具現となっている。モーツァルトの、かつて偉大な一音楽家の名づけたこの『音楽のキリスト』の素朴で甘美な人間性は、彼の他のいかなる作品にあっても、この奇蹟的作品におけるほど完全に、包括的に、明白に語ってはいない。」 (芦津丈夫, 石井不二雄 訳 白水社 1983年初刊) 《魔笛》をモーツァルト作品の中で最高に評価していた巨匠はザルツブルク音楽祭で1949,50,51年の3年連続で演奏しています。50年の録音は第2幕の断片しか遺されておらず、51年盤は旧EMI、伊CETRA (DISCOS/SEVENSEAS音源=KKC.4280/2) で発売されてきました。51年盤は荘重で格調高いが、重々しすぎ、ザルツブルクに復帰した翌々年 (49年) のこの盤のほうが劇的で彫りが深く、流れも良く、最高の演奏という声が高いのは事実です。主要歌手はタミーノ、パパゲーノ以外は51年盤のメンバーと同じですが、端役まで名歌手を揃えた布陣 (エルンスト・ヘフリガーが武士役!) は申し分なく、パパゲーノ (カール・シュミット=ヴァルター) 、ザラストロ (ヨーゼフ・グラインドル) 、夜の女王 (ヴィルマ・リップ) も名唱を披露していて、この盤のほうが出来が良いと思わせるほどです。 ★本公演は慣習的なカットもなく上演されており、総収録時間は2時間58分 (3時間近く) に及ぶため、CD3枚に収録。この頃の放送録音としては非常に鮮明な音質!ノイズもほとんどありません。2000年正規CDとして初出となったターラ盤ですが、2005年ORFEO盤も発売されたため、このターラ盤の (キングインターナショナルからの) 国内発売は見送られてきました。今回、従来のORFEO盤等海外盤を凌駕する良好な音質が、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、さらに改善、明瞭度を増して登場。フルトヴェングラーの《魔笛》最高の名演 (49年ザルツブルクでの公演) をご堪能ください。価格も特別価格を設定しております。 ★1917年4月27日にマンハイムでフルトヴェングラーは「魔笛」をはじめて指揮しましたが、このときの公演プログラムをターラ盤 (FURT.1049/51) ブックレットより転載します。 ★台詞の場面も含む原語 (ドイツ語) の歌詞・対訳をトラックNoも入れてPDFファイルで弊社HP (WEBサイト) に掲載します。プリントアウトも可能です。 (ブックレットに記載するパスワードを入力してください) *こちらには歌詞対訳が付いておりません。ブックレット中のパスワードで弊社ホームページにてPDFをダウンロードできます。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:歌劇《魔笛》全曲 /フルトヴェングラー (1949) 【3CD】 ヨーゼフ・グラインドル (バス:ザラストロ) ヴァルター・ルートヴィヒ (テノール:タミーノ) ヴィルマ・リップ (ソプラノ:夜の女王) イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ:パミーナ) カール・シュミット=ヴァルター (バリトン:パパゲーノ) ペーター・クライン (テノール:モノスタトス) エディット・オラヴェツ (ソプラノ:パパゲーナ) パウル・シェフラー (バス:弁者) ほか アーティスト(演奏・出演) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 レコーディング 録音:1949年7月27日 フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク (ライヴ) 原盤:仏ターラ (FURT-1049/51) (P) 2000
豪華キャストにも注目! 巨匠ヤノフスキがヴェルディの『仮面舞踏会』を録音! ★SACDハイブリッド盤。巨匠マレク・ヤノフスキがモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団とヴェルディの傑作『仮面舞踏会』を録音。フレディ・デ・トマーゾ(リッカルド)、レスター・リンチ(レナート)、サイオア・エルナンデス(アメリア)など豪華キャストを迎えてお届けします!★『運命の力』『ドン・カルロ』と並ぶヴェルディ中期の傑作『仮面舞踏会』。軽快さと悲劇さを併せ持つこの歌劇は娯楽的であると同時に非常に洗練された作品で、リッカルドの民衆への愛、リッカルドに対する反逆者の敵意、そしてリッカルドとアメリアの愛という3つのモティーフをヴェルディは見事な音楽で表現しています。★ヤノフスキはヴェルディの作品を熟知した歌手をメイン・キャストに指名し非常に生き生きとしたバランスのとれた演奏に仕上げています。★録音は2021年6月、7月にモナコのレーニエ III 世講堂で行われましたが、合唱パートのみ、同年11月にルーマニアのクルージュ放送局内のスタジオで収録され、ミキシングされているのも注目。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音です。 収録情報 曲目・内容 ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(全3幕6場) アーティスト(演奏・出演) フレディ・デ・トマーゾ(テノール /ウォーウィック伯爵リッカルド、ボストン知事)レスター・リンチ(バリトン / レナート)サイオア・エルナンデス(ソプラノ / アメリア)ケヴィン・ショート(バス / サミュエル)アダム・ラウ(バス / トム)エリーザベト・クールマン(コントラルト / ウルリカ)アニカ・ゲルハルズ(ソプラノ / オスカル)ジャン=リュック・バレストラ(バリトン / シルヴァーノ)サミー・カンプス(テノール / 判事&アメリアの召使)トランシルヴァニア州立フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:コーネル・グロッツァ)モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(コンサートマスター:リザ・ケロブ)マレク・ヤノフスキ(指揮) レコーディング セッション録音:2021年6&7月/レーニエ III 世講堂、モンテカルロ(モナコ)(合唱パートのみ:2021年11月/クルージュ放送局内スタジオ、(ルーマニア))エグゼクティヴ・プロデューサー&レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ(SFCRC)バランス・エンジニア&エディティング:ジャン=マリー・ヘイセン(Polyhymnia International)
ベチャワも出演! レハール生誕150年記念コンサートとドキュメンタリーDVD ★2020年はレハールの生誕150年にあたり、彼と縁の深いウィーン交響楽団とアン・デア・ウィーン劇場で記念コンサートが行われました。当代きっての人気者ベチャワとニールンド、シャーデが代表作を披露する豪華きわまりない内容をライヴ収録。まさにウィンナ・オペレッタ銀の時代といわれる20世紀初頭の雰囲気と魅力を満喫できます。 ★レハールといえば誰もが知るワルツ「金と銀」に始まり、「メリー・ウィドウ」「ほほえみの国」「ジュディッタ」のアリアや二重唱を甘く謳いあげます。ベチャワが歌う「メリー・ウィドウ」のダニーロのアリア「マキシムへ行こう」も聴きもの。このメロディをショスタコーヴィチが交響曲第7番「レニングラード」の第1楽章の素材に使用しているとされ、曲の説明で現れますが、ベチャワの歌唱で再確認できます。 ★DVDはオーストリア放送協会が2020年にテレビ用に制作したドキュメンタリー。名優ヴォルフガング・ヒュープシュがレハールに扮し、アグライア・シシュコヴィチ演じるウィーンのジャーナリスト、エルザ・ヘルツが1945年夏の第2次世界大戦終戦直後に行った架空のインタビューとなっています。レハール自身は戦争に協力してはいないものの、「メリー・ウィドウ」がヒトラーお気に入りの作品で、その作者ということで優遇されたことを中心に、人生、作品などについて語ります。いずれもフィクションではなく、実際レハールが語ったり、書いたりしたものを忠実に用いているとのこと。ドイツ語で日本語字幕はありません。 ★深刻なドキュメンタリーに対し、ベチャワとニールンドがド派手な衣装と舞台で、甘く美しいレハールの曲を歌うことで不条理さが際立ちます。 収録情報 曲目・内容 君はわが心のすべて〜レハール絶美の世界 CD レハール: 1. ワルツ「金と銀」 2. 「メリー・ウィドウ」〜マキシムへ行こう 3. 「メリー・ウィドウ」〜ヴィリアの歌 4. 「メリー・ウィドウ」〜唇は黙っていても(二重唱) 5. 「メリー・ウィドウ」〜シレーヌの舞踏会(メリー・ウィドウのワルツ) 6. 「ルクセンブルクの伯爵」〜今日私は人妻となります 7. 音詩「熱」 8. 「フリーデリケ」〜なぜキスで私を目覚めさせるの 9. 「ロシアの皇太子」〜ヴォルガの歌 10. 「ほほえみの国」〜君はわが心のすべて 11. 「ほほえみの国」〜私たちの心に誰が恋を沈めたか(二重唱) 12. 「ほほえみの国」〜いつもほほえみをたたえて 13. 「ジュディッタ」〜私の唇はあなたに熱い口づけをした 14. 「ジュディッタ」〜友よ、人生は生きる価値がある DVD ドキュメンタリー「フランツ・レハール、ほほえみの人」(2020年トーマス・マホ監督作品) アーティスト(演奏・出演) [CD] カミッラ・ニールンド(ソプラノ)ピョートル・ベチャワ(テノール)ミヒャエル・シャーデ(テノール)マンフレート・ホーネック(指揮)ウィーン交響楽団 [DVD] レハール:ヴォルフガング・ヒュープシュエルザ・ヘルツ:アグライア・シシュコヴィチ レコーディング 録音:2020年6月/アン・デア・ウィーン劇場(ライヴ)
フィレンツェ五月音楽祭より、若きムーティの貴重ライヴ音源! ★1969年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任したムーティが71年に振った『道化師』。本家本元・フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIO」からのリリースです。30歳のムーティが生き生きと奏でる音楽は後年の録音と比べてもとても魅力的です。タッカーの名唱など歌手の活躍も聴き逃せません。 収録情報 曲目・内容 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』 ミエッタ・シゲーレ (ネッダ) リチャード・タッカー (カニオ) カリ・ヌルメラ (トニオ) エルマンノ・ロレンツィ (ペッペ) ウォルター・アルベルティ (シルヴィオ) オッターヴィオ・テッデイ (農夫1) マリオ・フロジーニ (農夫2) アドルフォ・ファンファーニ (合唱指揮) アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ (指揮) フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 フィレンツェ五月音楽祭合唱団 レコーディング 録音:1971年1月2日/フィレンツェ、コムナーレ劇場
1990年ローマ、カラカラ浴場で行われた「三大テノール」による伝説コンサートが 彼らのオペラ人生にまつわるドキュメンタリー映像も収録! ★今から31年前、全世界16億人が観戦したサッカーW杯イタリア大会。サッカー界最大の英雄マラドーナ率いるアルゼンチン代表と「皇帝」の異名をもつベッケンバウアーが代表監督を務めた西ドイツ代表(東西ドイツが統一される直前)が決勝で戦いました。★W杯の歴史に残る名勝負の前日、決勝戦の前夜祭としてこれまたかつてないコンサートがローマのカラカラ浴場で行われました。人気と実力を兼ね備えた当代きっての3人の名テノール歌手、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティの「三大テノール」、そしてズービン・メータ指揮によるコンサートは夢の饗宴として、大きな話題となりました。サッカー・ファンであっても、1990年W杯の一番の思い出を聞かれたら<誰も寝てはならぬ>と答えるほど、聴衆に熱気を与えた伝説のコンサートは、その後も、W杯毎に「三大テノール」のコンサートは開かれ、3人による世界ツアーも行うなど、オペラの魅力を広めることに大きく貢献しました。★その「三大テノール」の最初のコンサートの記録である本映像は、伝説のコンサートとして世界中で愛されていますが、この度デジタル・リマスター版として初ブルーレイ化されました。歴史的なコンサート映像が鮮やかに甦りました。さらに『From Caracalla to the World』(三大テノール カラカラ浴場から 世界へ)と題された88分にわたるドキュメンタリーも収録。(2021年日本公開の映画「甦る三大テノール 永遠の歌声」)ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ズービン・メータ、パヴァロッティ未亡人のニコレッタ・マントヴァーニ、ラロ・シフリン、ブライアン・ラージ、マリオ・ドラディ、ポール・ポッツ、サー・ブリン・ターフェル、ノーマン・レブレヒト、などの最新インタビューが収録され、1990年ローマでのコンサートの裏側、その4年後のロサンゼルス大会の様子、カレーラスの白血病との闘い、3人のライバル関係、壮大な商業イベントにまつわる金銭的な問題、など3人のオペラ・スターの人生が詰まった見ごたえのある内容です。 収録情報 曲目・内容 コンサート『3大テノール/世紀の競演〜ローマ1990』1. チレア:ありふれた話(フィデリコの嘆き)(歌劇『アルルの女』より)[カレーラス]2. マイアベーア:おおパラダイス(歌劇『アフリカの女』より)[ドミンゴ]3. プッチーニ:妙なる調和(歌劇『トスカ』より)[パヴァロッティ]4. レハール:君はわが心のすべて(喜歌劇『ほほえみの国』より)[ドミンゴ]5. デ・クレシェンツォ:つばめは古巣へ[パヴァロッティ]6. カルディッロ:カタリ、カタリ(つれない心)[カレーラス]7. ヴェルディ:歌劇『シチリアの晩鐘』より序曲8. デ・クルティス:帰れ、ソレントへ[パヴァロッティ]9. ララ:グラナダ[カレーラス]10. ソロサーバル:そんなことはあり得ない(サルスエラ『港の酒場女』より)[ドミンゴ]11. ジョルダーノ:ある日青空を眺めて(歌劇『アンドレア・シェニエ』より)[カレーラス]12. プッチーニ:星は光りぬ(歌劇『トスカ』より)[ドミンゴ]13. プッチーニ:誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)[パヴァロッティ]14. メドレー[カレーラス/ドミンゴ/パヴァロッティ] マリア〜トゥナイト〜太陽の土地〜シェリト・リンド〜メモリー〜〜キャッツ〜黒い瞳〜カミニート〜バラ色の人生〜マティナータ〜ウィーンわが夢の街〜アマポーラ〜オ・ソレ・ミオ15. ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ[カレーラス/ドミンゴ/パヴァロッティ](アンコール)16. プッチーニ:誰も寝てならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)[カレーラス/ドミンゴ/パヴァロッティ](アンコール)ドキュメンタリー『From Caracalla to the World』(三大テノール カラカラ浴場から 世界へ) アーティスト(演奏・出演) ホセ・カレーラス(テノール)プラシド・ドミンゴ(テノール)ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)ズービン・メータ(指揮)ローマ国立歌劇場管弦楽団フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 レコーディング 収録:1990年7月7日、ローマ、カラカラ浴場(ライヴ)
2018年リセウ大劇場ライヴ《マノン・レスコー》 現代を代表するイタリアオペラのドラマティックソプラノ ウクライナ出身のリュドミラ・モナスティルスカがタイトル・ロール! 鬼才ダヴィデ・リヴェルモーレによる演出! ★2018年6月にスペイン、バルセロナの名門劇場リセウ大劇場で上演されたプッチーニの3作目のオペラにして大成功を収めた《マノン・レスコー》。原作であるアベ・プレヴォ (1697-1763) の小説『マノン・レスコー』は、作者の自伝的長編小説『ある貴族の回想と冒険』の第7巻目として書かれました。ファム・ファタール (男を破滅させる女/運命の女) の草分け的存在で、1731年の刊行以来、世界中の人々の心を掴んできました。当時もオベールの《マノン・レスコー》、マスネの《マノン》、そしてプッチーニと同じ題材によるオペラが複数存在したこのともその人気の高さがうかがえます。プッチーニは、劇的展開と美しい音楽で、マノンの奔放さと悲劇性を克明に描いています。 本映像では、ウクライナ人のオペラ歌手リュドミラ・モナスティルスカが、愛に生き愛に死んだ奔放な女主人公マノンを、そして情熱的なデ・グリューをドラマティック・テノールの第一人者として世界中の劇場に引っ張りだこのグレゴリー・クンデが演じています。演出は鬼才ダヴィデ・リヴェルモーレ。舞台は、1892年にアメリカ合衆国政府の入国審査施設が建設されたエリス島。しかし、オペラの冒頭はエリス島が閉鎖された1954年から始まり、老人デ・グリューが回想するというシーンで始まります。指揮者はリセウ大劇場のデビューとなったエマニュエル・ヴィヨーム。サン・カルロ劇場とリセウ大劇場との共同制作。 収録情報 曲目・内容 プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》 リュドミラ・モナスティルスカ (ソプラノ/マノン・レスコー) デイヴィッド・ビズィック (バリトン/レスコー) グレゴリー・クンデ (テノール/騎士デ・グリュー) カルロス・ショーソン (バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール) ミケルディ・アトクサンダバーソ (テノール/エドモンド) マルク・プジョル (テノール/宿屋の主人) カロル・ガルシア (メゾソプラノ/音楽家) ホセ・ミゲル・サパタ (テノール/舞踊教師) ミヒャエル・ボルス (バス/軍曹) ダヴィッド・サンチェス (テノール/船長) ジョルディ・カサノヴァ (テノール/点灯夫) アーティスト(演奏・出演) エマニュエル・ヴィヨーム (指揮) リセウ大劇場管弦楽団・合唱団 (合唱指揮:コンシータ・ガルシア) レコーディング 演出:ダヴィデ・リヴェルモーレ 舞台:ダヴィデ・リヴェルモーレ&ジオ・フォルマ 衣裳:ジュシ・ジュスティーノ 照明:ニコラス・ボヴィー 映像監督:ファブリス・カスタニエール 収録:2018年6月、リセウ大劇場
フランコ・ファジョーリがPENTATONEデビュー! 圧倒的歌唱力で表現するモーツァルトとカストラートの声の肖像 ★現代のトップ・カウンターテナーの一人、フランコ・ファジョーリのPENTATONEデビューとなるアルバムはモーツァルトがテーマ。モーツァルトがカストラートの声を想定して書いたオペラと宗教作品からのアリアと有名な「エクスルターテ・ユビラーテ」を収録しています。作品によって楽器や演奏法まで変化させるフレキシブルなオーケストラ、バーゼル室内管弦楽団との共演です。 ★カストラートとモーツァルトというと一般的にはあまり結び付くイメージはないかもしれませんが、実は「ルーチョ・シッラ」「偽の女庭師」といった初期のオペラから1790年代に書かれた「皇帝ティートの慈悲」までカストラートが歌う役柄が登場します。また現在ではソプラノ歌手のレパートリーとして好まれる名作「エクスルターテ・ユビラーテ」も、モーツァルトのお気に入りのカストラート、ヴェナンツィオ・ラウッツィーニのために書かれた作品でした。カストラートのために書かれた楽曲は、美しい声と高い技巧が求められる難曲ばかりですが、ファジョーリは、持ち前の力強い声と圧倒的歌唱技術で完璧に歌いあげています。まるで在りし日のカストラートが現代によみがえったかのようです。 ★音楽家人生を歩み始めた時から、いつかモーツァルトのアルバムを作りたいと強く思っていたというファジョーリ渾身の録音です。 収録情報 曲目・内容 アニメ・インモータリ (不滅の魂) 〜モーツァルト:アリア集 モーツァルト: 〈小鳥は鳥かごから逃げ出しても〉〜《偽の女庭師》K.196より 〈ああ、残酷な運命が私に死を呼び込んだとしても〉〜《ルーチョ・シッラ》K.135より 〈そして、この記しにたどり着き〉〜《偽の女庭師》K.196より 〈行ってしまえ、別の男の腕の中へ〉〜《偽の女庭師》K.196より 〈不愉快な悩みは遠ざかり〉〜《悔悟するダヴィデ》K.469より 〈私は行く、でも愛しい人よ〉〜《皇帝ティートの慈悲》K.621より 〈ああ、この瞬間だけでも〉〜《皇帝ティートの慈悲》K.621より 《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ (エクスルターテ・ユビラーテ) 》K.165 アーティスト(演奏・出演) フランコ・ファジョーリ (カウンターテナー) ダニエル・バード (指揮) バーゼル室内管弦楽団 レコーディング 録音:2020年10月3-9日/パウル・ザッハー・ザール、ドン・ボスコ、バーゼル (スイス)
斬新な演出で話題のイヴォ・ヴァン・ホーヴェによる2017年上演R.シュトラウスの楽劇「サロメ」ガッティ&コンセルトヘボウ管SACD,BD,DVDで同時発売! ★ROC LIVE久々の新譜の登場です。2017年6月にオランダ国立歌劇場で上演されたR.シュトラウスの楽劇「サロメ」。現在の演劇シーンで最も注目を集める、ベルギー生まれのオランダの演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェによる新演出です。イヴォ・ヴァン・ホーヴェは2017年11月舞台『オセロー』で東京公演を行い大きな話題となりました。タイトル・ロールを歌うのは、スウェーデン出身のソプラノ、マリン・ビストレム。この作品はタイトル・ロールにかかっているともいえるほど重要な役どころ。マリン・ビストレムの声質、容姿ともに男を破滅させる宿命の女ファム・ファタールを見事に演じ切っています。ダニエレ・ガッティ指揮コンセルトヘボウ管は、この作品の持つ官能美、サロメの狂気を演奏で効果的に表現しています。余計な装飾のない舞台は、サロメの純粋無垢さから、ヨカナーンの首を求める官能や残酷さを、リアルに感じ取れる舞台となっています。 収録情報 曲目・内容 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):楽劇「サロメ」 アーティスト(演奏・出演) ランス・ライアン(ヘロデ王/テノール)マリン・ビストレム(サロメ/ソプラノ)ドリス・ゾッフェル(ヘロディアス/メゾソプラノ)エフゲニー・ニキーチン(ヨカナーン/バス)ピーター・ソン(ナラボート/テノール)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ダニエレ・ガッティ(指揮) レコーディング 録音:2017年6月24-27日アムステルダム、オランダ国立歌劇場、ライヴ演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ舞台・照明:ヤン・ヴァースウェイヴェルド衣装:アン・デュハウス舞台映像:タル・ヤーデン振付:ヴィム・ヴァンデケイビュスドラマトゥルギー:ヤン・ファンデンホーヴェ映像監督:フランソワ・ルシヨン
圧巻のアルマヴィーヴァを聴かせる 現代最高のロッシーニ・テノールのフローレス ロッシーニの申し子ミケーレ・マリオッティ指揮 ウィーン国立歌劇場による《セビリアの理髪師》 ★ロッシーニ屈指の人気作《セビリアの理髪師》。スペインのセビリアを舞台に、アルマヴィーヴァ伯爵と町娘のロジーナが、町の何でも屋フィガロの機転で結ばれるまでを描いたコミカルな恋の物語を、躍動感あふれる音楽で描き出したオペラ・ブッファの最高傑作です。 本映像は、現代最高のロッシーニ・テノールのファン・ディエゴ・フローレス、そしてロッシーニの申し子といわれている指揮者ミケーレ・マリオッティという鉄壁のロッシーニ布陣。ロジーナは、華やかさと卓越した技巧で注目のメゾソプラノ歌手のヴァシリサ・ベルジャンスカヤ。そしてフィガロにはカナダのバリトン歌手エティエンヌ・デュピュイ。 なんといってもフローレスのアルマヴィーヴァは、機知に富んだ軽やかさ、豊かな声量、輝かしさ、そして完璧なテクニックという一流のロッシーニ歌手の全てを兼ね備えた歌唱は圧巻のひとこと。 収録情報 曲目・内容 ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》 ファン・ディエゴ・フローレス (アルマヴィーヴァ伯爵) パオロ・ボルドーニャ (バルトロ) ヴァシリサ・ベルジャンスカヤ (ロジーナ) イルダール・アブドラザコフ (ドン・バジリオ) エティエンヌ・デュピュイ (フィガロ) ルース・ブラウアー=クヴァム (アンブロージオ) ステファン・アスタホフ (フィオレッロ) オーロラ・マルテンス (ベルタ) アレハンドロ・ピツァロ=エンリケ (隊長) アーティスト(演奏・出演) ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 ミケーレ・マリオッティ (指揮) マルティン・シェベスタ (合唱指揮) レコーディング 演出:ヘルベルト・フリッチュ 衣裳:ヴィクトリア・ベーア 照明:カーステン・サンダー ドラマトゥルク:ニコラウス・シュテニッツァー 日本語字幕:井内百合子 収録:2021年9月、ウィーン国立歌劇場 (ライヴ)
収録情報 曲目・内容 ペルゴレージ : 歌劇「サルスティア」 アーティスト(演奏・出演) セレナ・マルフィ (メゾ・ソプラノ/サルスティア) ラウラ・ポルヴェレッリ (メゾ・ソプラノ/ジュリア) フローリン・チェザール・オウアツ (カウンターテナー/アレッサンドロ) ヴィットリオ・プラート (バリトン/マルツィアーノ) ジャチンタ・ニコートラ (ソプラノ/アルビーナ) アカデミア・バロッカ・デ・イ・ムジチ・イタリアーニ コラド・ロヴァリス (指揮) レコーディング ジュリエット・デシャン (演出) ベニート・レオノーリ (装置) ヴァネッサ・サンニーノ (衣装) アレッサンドロ・カルレッティ (照明) 収録 :2011年イタリア、イエージ、G.B.ペルゴレージ劇場 (ライブ) ※世界初収録