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品 番:AS-75発売日:2008年04月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-75発売日:2008年04月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ穏やかな笑みに導かれ、時間は穏やかに流れる。安らぎの空間に、慎ましく寄り添う熟練のモダン・ピアノ・トリオ。 発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報
品 番:AS-169発売日:2021年07月30日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-169発売日:2021年07月30日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。澤野⼯房何と1年7ヶ⽉ぶりの新譜です。セルジュが、ピアノの⾳に注いだ感情の煌めきがきっとあなたに届きます。本作は澤野⼯房、アトリエサワノシリーズの169枚⽬の作品だ。少し振り返って、このフランスのピアニスト、セルジュ・デラートが初めて⽇本で紹介されたのは、AS029『ルッキン・アップ』(2003年)だった。決して⼤きく主張するアルバムではないのだけど、独特なメロディの美しさがあり、彼にはスタンダードなどの曲もしっかり⾃分⾃⾝のものとして聴かせる腕がある。そのAS029以降、じわじわとジャズファンの知るところとなり、サワノから本作を⼊れ14作をリリースしている。そしていつも思うのは、デラートの作品はとにかく⼀曲⽬の選曲が抜群にすばらしい、ということ。デビュー盤のミシェル・ペトルチアーニ作のタイトル曲も⾒事だったし、本作も実に聴き⼿を引きつける⼀曲⽬なのだ。今回はブラジル、ジルベルト・ジルの「A Paz」。このパラパラと降り注ぐようなピアノを何と⾔ったらいいのだろう・・淡⼝だけど⼼に残る演奏だ。他にガーシュウィン、ルグラン、ジョビンにチャーリー・パーカーまで取り上げているが、すべての曲が「デラートのテンポ」と呼びたい、間とリズム、優しさを持っていて、そのマエストロぶりがよく伝わってくる。そして最後に、⼀曲⽬に続く私のおすすめは、メランコリーな三曲目「ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー」。どこか懐かしいメロディの六曲目「ロレットの店で(Chez Laurette)」です。さて、みなさんのお気に⼊りはどの曲になりますか。Text by 神尾孝弥発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01.A Paz02.Nostalgia in Times Square03.When Sunny Gets Blue04.La valse des lilas05.That's Pad06.Chez Laurette07.Bloomdido08.Our Love Is Here to Stay09.Line for Lyons10.Never Let Me Go11.A Nice Guy12.Tricotism13.Joy Spring14.Fotografia
品 番:AS-65発売日:2007年03月16日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-65発売日:2007年03月16日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ2005年フランスにて録音されたライブ盤。トリオが吹き起こす風に乗って大空を駆け巡るような、爽快な気持ちにさせてくれる最高な一枚です。発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報
品 番:AS-66発売日:2007年04月20日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-66発売日:2007年04月20日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズハンガリーのピアニスト、ロバート・ラカトシュの2ndアルバム。前作と同じメンバーがバックを務め、その前作「SO IN LOVE」からより安定感の増した世界を描いています。発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報
品 番:AS-167発売日:2019年12月06日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-167発売日:2019年12月06日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。これぞ珠玉、あまりにも透明。Walter Langの繊細にして透徹した世界観がここに結晶。あまりにも美しい北欧の夢がここに。信じる者は救われる、とか。だから、このCDを今手にしているあなたは以下をなすべきだ。どのお店であれ、今すぐレジにこれを持って行き、そして我が物とすること。そうすれば、ここに収められた音楽は永遠にあなたのものとなり、果てしなく聴き返すことができるから。このアルバムについて言えることは、実は幾つかしかない。あなたがジャズ・ピアノのファンであれば、必ず耳をそばだてることになる何かがある。しかも、あなたが欧州、殊に、北欧発の演奏の愛好者なら、求めるものの殆ど全てを得ることが出来る。え?あなたは長年アトリエ・サワノを聴いているって?その場合は問答無用です。WALTERの新作はPure、と題されている。Pureとはまた身も蓋もない……。しかし、羊頭を懸けて狗肉を売るのが常の世間にあって、それが真に内容を映したタイトルであることに、あなたはきっと気づくことになる。その透明感、不純物のない世界観、マテリアルのいくつかを自らの外に得ながらもぶれることのない作品としての統一感。どれを取ってもPureとしか言いようがない。これは音楽の湧水だ。その底にクレソンを養うような清流だ。あるいはミルキイ・ウエイがそれと分かるほどに暮れながら、なお残照を残す澄み切った夕空だ。全編陶然とする美に満ちているが、中でも大半を占めるオリジナル曲は素晴らしい。だから、音楽に触れて、自らの裡にある美を目覚めさせるために、あなたはWALTER LANGを信じるべきなのだ。そこには、約束された救済があるだろう。Text by 北見 柊FEATURED ARTISTSWalter Lang : pianoThomas Markusson : bassMagnus otro : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Branduardi02. Always and Forever03. Little Brother04. Meditation in F min05. 2 You06. Sad Song07. You Must Believe in Spring08. Half Moon Bay09. Phases10. Who Can I Turn Tov11. Meditation in Bb min
品 番:AS-165発売日:2019年05月24日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-165発売日:2019年05月24日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズボーカル発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。美しい思い出を手繰り寄せるように音と音、曲と曲が結びつく。温かなヴォーカルとピアノトリオのアルバム。窓の向こうに漂う雲は、ところどころが柔らかな光に縁どられていた。これは本当に偶然なのだけど、オランダのシンガー、マリエル・コーマンとヨス・ヴァン・ビースト・トリオの新作を手にした日のことだ。いつしか見た絵が、デジャヴのように蘇って嬉しくなった。この『Love is the Answer』に収録された15曲には、そんな笑顔のヒントが隠されている。楽しげなピアノトリオのイントロで幕開けるオープニングは、チェット・ベイカーで有名な”Look for the Silver Lining”。英語のことわざを引用した曲で、雲を縁どる銀色の光(Silver Lining)を希望に例えている。「どんな時にも希望の兆しは見つかるよ」と紡ぎながら、その声は温かく弾む。砂浜の情景を歌った”Zon In Scheveningen”は、大切なひとときを愛しむナンバー。オランダ語でゆったりと歌われるこの曲は、絹糸のようなロングトーンが凛としていて美しい。続く”Brigas, Nunca Mais”はジョビンとヴィニシウスの名曲だ。彼女がボサノヴァを歌うと、空間はたちまち都会的な雰囲気に包まれるが、どこかいたずらっ子のような魅力には誰も逆らえない。また数曲ごとに繰り広げられるピアノトリオの演奏は、ライヴでのインタールードのような役割を果たしていて、聴き手をわくわくさせてくれる。全編を通して表情豊かに結びつく楽曲たち。移ろいや余韻を表現しつつ、瞬間ごとの音を心のままに綴る彼らは、聴き手を笑顔にする魔法の答えを知っている。Text by 小島 万奈FEATURED ARTISTSMarielle Koeman : vocalJos van Beest : pianoEvert J. Woud : bassGijs Dijkhuizen : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01.Look for the Silver Lining 02.Smile 03.A Weaver of Dreams04.I Remember Clifford 05.My Shining Hour06.Boum07.Make Someone Happy08.Sally's Tomato09.Zon In Scheveningen 10.Brigas, Nunca Mais11.When Sunny Gets Blue12.On Green Dolphin Street13.Fotografia14.You Made Me Love You (I Didn't Want to Do It) 15.Sweet Lorraine
品 番:AS-168発売日:2020年01月01日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-168発売日:2020年01月01日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。見届けよ、進化への意志。誠実に選び抜かれた音で描き出されたピアニストの自画像。MIKLOS GAYNIの全てがここに。「回顧的未来」と題されたMIKLOSのアトリエ・サワノに於ける3作目が届けられた。これはまた、彼自身にとって三部作の掉尾を飾るもの、と言う意味合いを持つ。MIKLOSこそは、サワノが独自に見出し、世に送り出したアーティストであるから、その歩みには殊更に思いを寄せて来た。ここまでを見守り、正直なところを申せば、ああ、この人は「飛び級」するようなタイプではないな、と感じている。決して器用ではないし、才能の抽斗を次々に開いて接する者を驚かすようなところもない。けれども、だからこそ、確実に自らの幅を広げて、より大きな世界を手に入れようとしているのだ、と思う。進化への意志、継続する努力はもちろん高い志に裏打ちされている。新作にはそうした彼の姿がありありと映し出され、強い印象を残すのだ。ジャズ・スタンダード、オリジナル・ナンバーにポップ・クラシック。マテリアルを様々に求め、同時に、ソロによる演奏も加えることで、自らの可能性を我々に問うている。きらびやかなテクニックではなく、時には逡巡するようにして選び抜かれた音のひとつひとつに、MIKLOS GANYIの全存在が籠められている。…なんと誠実な音楽…!このアルバムはまた、アーティストにとって初来日の記念盤でもある。そのパフォーマンスを目の当たりにするリスナーの方にとっても忘れがたいものになるだろう。近い将来、ブレイク・スルーを果たしたあとで、ここまでの歩みは「初期三部作」として懐かしまれるに違いない。だからこそ、このアルバムから見えるMIKLOSの姿は、Retrospective Futureなのだ。Text by 北見 柊FEATURED ARTISTSMiklos Ganyi : pianoPeter Olah : bassAttila Gyarfas : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Majority02. Get Lucky03. Estate *04. Continuum05. Fragile06. 'Round Midnight *07. One For P.B.08. Wicked Game09. Overjoyed *10. Body and Soul(*Piano Solo)
品 番:AS-163発売日:2018年09月21日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-163発売日:2018年09月21日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。CELESTE(天)より柔らかく注ぐ美音の雫があなたを浄める。典雅にして透明、深遠にして柔和。天才ピアニストが辿りついた至高の世界がここに!最初の一曲だけで十分だ。クラシカルな典雅を裡に秘めた、クリアでいて柔らかなタッチが紡ぎだす目くるめく美旋律……これぞ究極のOLZER節!これが通算163枚目となるASナンバーの作品群にあっても屈指のオープナーであるばかりでなく、ピアノ・トリオの歴史に刻まれるべき名演の誕生である。名付けてDeliverance、即ち、「救出」はROBERTO OLZER TRIOの新作を見事に定義づけている。澤野工房のカタログにOLZERが登場したそもそもの最初から、個人的には彼の音を天上からの響きに擬してきた。聴いていて、知らず「……美しい」と呟いてしまうことがある。そして、それはただ美しいだけではなく、「浄(きよ)い」と感じるのだ。類稀れだ、と言っても大げさだとは思わない。きっと頷いて下さる方もおいでだろう。このアルバムのタイトル、Celeste(チェレステ)はイタリア語で「神居ます至高の天空」を意味し、翻ってそれは空の「碧」でもある。ギタリストRalph Townerのペンによる同名曲も収録しているが、OLZER自身はアルバム全体のテーマとしてこれを捉えているようだ。同時に、それは女性の名としても用いられることがある(ラテン語で、意味するところはHeavenly)から、天、碧、愛おしき女性、を重ね合わせても味わいが深くなって楽しい。いずれにせよ、聴いて戴ければお分かりになる。外に求めることの難しい、特別な音楽のもたらす歓び。これを世に送り出すことは、サワノにとってもはや使命なのだ。Text by 北見 柊■FEATURED ARTISTS Roberto Olzer : piano Yuri Goloubev : bass Mauro Beggio : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Deliverance02. The Old Castle03. Song 604. G-Spot Tornado / Sleep Dirt05. Parisian Episode VIII06. Piece III07. ... And After08. A Simple Song09. Celeste10. Canova
品 番:AS-155発売日:2017年02月24日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-155発売日:2017年02月24日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。Listen to the Silence - 静謐を聴け。彼方なる天より滴る美音の雫。イタリアが生んだピアノの魔術師。Alessandro Galati が創造する「音時空」。日本のリスナーほど熱心に優れたピアノ・トリオの演奏を渉猟して止まない人たちがいるだろうか?それこそあらゆる機会を捉え、世界各国からの音源を何等かの形でチェックし、新しいものには早速に評価の声を挙げ、見逃されていたものには光を当てる。我が澤野工房もそうした皆様に支えられてここまで来ることが出来たわけだ。そういう「耳の立った」リスナーの方々に、以前から密かに語られてきた一枚のピアノ・トリオ作品がある。フィレンツェに住むピアニスト、Alessandro Galati が1994年に録音した"Traction Avant"である。透明感のある音色、空間の広がりを感じさせる演奏、そして何より、我々の琴線に触れるオリジナルのメロディ・ライン。……惹きあうべき縁はあるのだろう。それから20年余りを経て、Galati の新しい作品が、サワノの音としてお届けできることになった。そして、その内容はまさに期待に違わない。ビ−トルズ・ナンバーを素材にした(7)以下(8)〜(11)までは全て全くのインプロビゼイションで、ここだけでもこのトリオのクォリティは十分に体験して戴けるが、やはり、問答無用のタイトル曲(1)や(5)のオリジナルにこそ Galati の真髄はある。哀愁を湛えた美しいメロディから展開される深遠と呼ぶほかない音像は、どこか異なった時空への回廊を辿るような神秘を感じさせてくれるほど。紡がれている音も美しいのだが、その合間に存在する静寂もまた美しい。今までに無かったマインド・トリップを経験して戴けるはずだ。紹介できることが、サワノの誇りである。 Text by 北見 柊【FEATURED ARTISTS】 Alessandro Galati : piano Gabriele Evangelista : bass Stefano Tamborrino : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Cold Sand02. Mob Sick03. Lucy's Eyes04. Nina05. Nothing Much to Say06. Schosty07. Here, There and Everywhere08. Here09. There10. Everywhere11. Nowhere12. Uptown
品 番:AS-151発売日:2016年10月14日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-151発売日:2016年10月14日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。確固たる技術、ダイナミックで繊細なプレイ。心に残る一瞬一瞬と出逢うことになる。新鮮でスリリングなアルバム。これまで夜を描いてきたドイツのウォルター・ラング(p)がまた新たな世界への扉を開く。今回は全編を通して世界の土地や音楽への心を綴った、回想と現実を漂うようなアルバムだ。パット・メセニーの「ミヌアノ」(Tr.1)、ファンへ捧げる日本の名曲、ジャズスタンダードはそこそこに、たくさんのオリジナルによる全13曲が収録されている。今回もトーマス・マークッソン(b)とセバスティアン・メルク(ds)という布陣で、作風に新しいニュアンスを加えながら、ダイナミックで繊細なプレイを展開する。「牧歌」(Tr.2)は宮沢賢治の名作だ。わずか3音 (ファ・ソ・ラ) の旋律は、独自のフィルターを通すことで、懐かしさと透明感が共存する世界に広がりを加える。続く「フィドル」をイメージしたオリジナル(Tr.3)は前曲とのコントラストが面白く、欧州の牧歌風な明るい雰囲気がある。ヴォイシングが中でも美しい表題曲「フル・サークル」(Tr.10)は、ジャズの基本である五度圏〈Circle of 5th〉で一周する、ということなのだと思う。このアルバム全体の世界観にも通じるものがあり、ゆらゆらと浮遊しながらも3つのアーチによる美しい円が形成されていく。クロージング(Tr.13)は、「カンザスの空」を描写した今までになくソウルフルでどこかロックなナンバー。オーティス・レディングやキャロル・キングが歌ってそう、と思わせるような土や風の香りさえ感じる。確固たる技術を持ち、光やランドスケープを操るウォルター・ラングは、フォトグラファーのような奏者だ。この作品を手にした人は、ずっと心に残るであろう一瞬一瞬と出逢うことになる。Text by 小島 万奈【FEATURED ARTISTS】 Walter Lang : piano Thomas Markusson : bass Sebastian Merk : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Minuano02. Bokka03. Play that Fiddle04. Mathias05. Oborozukiyo06. Season of Lent07. Full Blast08. Old Folks09. Bali10. Full Circle11. Gipsies in Byzantium12. Taksim Meydani13. Kansas Skies
品 番:AS-148発売日:2016年01月01日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-148発売日:2016年01月01日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANOあなたをJAZZでROCKする!Tonuが心からの愛をこめて贈る、GREAT ROCK SONGBOOKその美しさ、心地よさは比類ありません。これはまた、何ともストイックなジャケットが出来たものだ。柔らかで優し気なイメージのヴィジュアルがほとんどのTõnuのアルバムの「顔」たちの中で、この新作は異彩を放つ。いっそ無骨と言っても良いような力強さと、はっとするようなカッコよさ。タイトルの「R」一発のレタリングが潔い。個人的には素晴らしいデザインだと感じている。ただ、そこから内容を推し量ることは出来ない。ヒントを探るにはジャケを裏返して戴こう。そこに並べられた曲名は、おそらく多くの方がすぐ分かる通り「R」ockのナンバーばかりなのだ。実は、この企画はTonu本人が長く温めていた構想の実現で、彼が心からやりたいことをやってみせた、というものらしい。どのアルバムでも必ずポップやロックのフィールドから選曲して、心憎いCookingを披露してくれたピアニストは、きっとこのジャンルを深く愛して来たのだろうと思ってはいたが、それにしても……。U2、 Nirvana、 Guns’N 、Coldplayと、従来は殆どジャズの素材としては取り上げられなかった90’sの、言ってしまえばオルタナ名曲大全集。ピアノ・トリオらしからぬその切り口は、しかし、聴いていただければ納得していただける通り、この上なく上質なジャズ演奏へと昇華されている。言い切ってしまおうか?これがTonuの最高傑作。だってめちゃくちゃ気持ち良いもん。ああ、あの曲たちはこんなに美しいメロディだったか、と、あなたもきっと膝を打つだろう。そうか、TonuにとってはBonoやAxelこそがGershwinだったんだ!なぜ、こんなに良いものが出来上がったのだろう?それは、このアルバムの背骨となった音楽がアーティストにとっての「R」ootsであり「R」omanceであったからに違いない。■FEATURED ARTISTSTonu Naissoo : pianoTaavo Remmel : bassAhto Abner : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. With or Without You02. Come as You Are03. Blackbird04. Sympathy for the Devil05. Sooner or Later06. November Rain07. Viva la Vida08. This Used to Be My Playground09. Don't Look Back in Anger10. She
品 番:AS-153発売日:2016年12月16日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-153発売日:2016年12月16日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO※インディーズ商品につき、お届けまでにお時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい。楽しい日々が、再びやってきた。知る人ぞ知るオランダの名ピアニスト、レックス・ジャスパー。幾多の困難を乗り越え、今ここに完全復活!オランダのジャズ・ピアノって、「らしさ」みたいなものがあるなぁ、と思う。代表的なピアニストの名前を並べてみると、そこから浮かび上がる共通点に、きっとあなたも気づくだろう。Pim Jacobs、Louis Van Dijk、Karel Boehlee、Arnold Klos 、Jos van Beestもちろん、Klos とBeestはサワノのファミリーと言って良い名前だけれど、それ以外の人たちも演奏を思い浮かべると、これがまた実に「澤野工房」していませんか?クリアなタッチ、美しい音色、メロディックなソロのライン。そして、70年代からの「ネオ・スタンダード」を素材として選ぶところも。親しみやすく、聴いて心地良く、そして、音楽として上質。サワノがレーベルのイメージとして標傍し、追いかけてきたテーマを最も体現してくれるのは彼らなのかも知れない。今回、体調不良によるリタイア状態からの復活を果たしたこのアルバムの主人公、Lex Jasperもまさにその一人だ。75年リリースのOut of My Heart を愛聴して来られたファンも多いと思うが、新作も期待を裏切ることのない素晴らしい出来ばえになっている。潔いほどにピアノを中心としたトリオとしてのまとまりも絶妙で、とにかく気持ちの良い演奏が聴ける。録音も「サワノ・クォリティ」保証つき。実に美しい。気が付けばリピートして、延々とあなたの空間を満たしている…そんな音楽だ。個人的には、ソロによるTr.3のトワイライトな拡がりに陶然とした。我々は、またJasperの演奏に出会えた。タイトル通り「楽しい日々が、再びやってきた」のだ。Text by 北見 柊【FEATURED ARTISTS】 Lex Jasper : piano Edwin Corzilius : bass Frits Landesbergen : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Exactly Like You02. Poor Butterfly03. Both Sides Now04. One Morning in May05. Pure Imagination06. Shiny Stockings07. The Way You Look Tonight08. Liesje09. Haunted Ballroom10. Speak Low11. Emily12. Uma Cadeira13. In a Mellow Tone14. Happy Days Are Here Again
品 番:AS-149発売日:2016年02月26日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-149発売日:2016年02月26日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO父ペトルチアーニとセルジュ、二人の名手が紡ぐ極上のデュオローグ。Serge Delaite、「街角」三部作、ここに完結。「昼と夜のセルジュ」で好評を頂戴したSerge Delaiteの新作が届いた。ジャケットをご覧戴ければ、前二作とこの作品が三部作を成していることがお分かりになるだろう。おそらくは、晴れた午前の空気がそこに封じ込められた、緑の街角……さしずめ、これは「朝のセルジュ」なのだろう。今回のフォーマットはギターとのデュオで、相方を務めるのは父ペトルチアーニこと、Tony Petrucciani。そう、夭折の天才ピアニスト、Michel Petruccianiの実父だ。おそらく、史上最も美しい音を聴かせてくれたピアニストの一人であるMichelの演奏を嫌う人は少ないだろうと思うが、その彼が短い生涯に遺した傑作のひとつが、父Tonyとのデュオであることはご存知だろうか?”Conversation” とタイトルされたそのアルバムを、個人的には「21世紀のUndercurrent」と呼んでいる。それほどに、スリリングで、白熱して、美しい。その演奏に接して、Michelのあのピアノは、一人彼の才能だけが生んだものではなく、「この父にして」ということなのだ、と分かった気がした。その名手を対話の相手に得て、Sergeのピアノはいつにもましてリラックスしている。これぞまさに、大人の余裕、ではあるまいか?休日のゆるやかな朝のしじまを彩る、穏やかにして滋味深い音楽がここに生まれた。三部作全てで取り上げたTr.5を聴き比べするのもこのシリーズならではのお楽しみ。お気に入りの椅子にゆったりと腰掛け、この小粋なアルバムとともに、素敵な時間を過ごして戴きたい。■FEATURED ARTISTSSerge Delaite : pianoTony Petrucciani : guitar発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. All of Me02. Moonlight in Vermont03. Stompin' at the Savoy04. In a Sentimental Mood05. I Can't Give You Anything but Love, Baby06. Sarah07. Body and Soul08. My Funny Valentine09. Summertime10. You Don't Know What Love Is11. The Shadow of Your Smile12. Darn That Dream13. Days of Wine and Roses14. Misty
品 番:AS-136発売日:2013年10月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-136発売日:2013年10月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANOアコーディオンとセルジュのピアノが絶妙な音を奏でる。穏やかな中にも、心華やぐ、素敵な作品。これはまた洒落た企画ではないか。サワノの看板ピアニストの一人であるSerge Delaiteの二枚の新作、ジャケットの意匠を是非ご覧戴きたい。パリの街角の、午後のカフェと、夜のビストロ。通りの名前を示すプレートには”AVENUE de ATELIER SAWANO”の文字が。さしずめ、澤野工房がお届けする「昼と夜のセルジュ」(おっと……決してパクリではありませんぞ)というところ。とすると、CDに収められた音楽は、ふたつの店の小さなステージで演奏されているものかも知れない。「昼」はピアノ・トリオに、アコーディオンを加えた編成になっている。パリの街に似合う音楽というと、どうしてもアコーディオンの音色を思い出してしまう。実際、休日のセーヌ河畔では、今も当たり前にアコーディオン弾きを見かけられるはずだ。旧いシャンソンに一番似合う伴奏は、多分そのセピア色の響きではないだろうか。ここでの主人公は、だから、むしろアコーディオンを操るAlain Bruelだと言っていいだろう。Sergeはいつもながらの軽やかなタッチでノスタルジックな世界を支えている。選曲もまた彼らしく、誰もが知るスタンダードを趣味よくチョイス。それらの楽曲はほとんどがアメリカ産のものなのだが、不思議なことに彼らが演奏すると、さしく「パリの音」になってしまう気がする。シャンソンのエッセンスが香り立ち、漂いはじめるのだ。晴れた日曜日の昼下がり、このCDをBGMに食事できたとしたら……あ、もちろん、できるなら大切な誰かと一緒が良い……かなり幸せな気分になれるのではなかろうか。穏やかな中にも、心華やぐ、素敵な作品である。 ■FEATURED ARTISTSSerge Delaite : pianoPascal Combeau : bassJean-Marc Lajudie : drumsAlain Bruel : accordion発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. I Can't Give You Anything but Love, Baby02. The Very Thought of You03. Feelings04. My Romance05. Fascinating Rhythm06. But Not for Me07. Le Rouge et le Noir08. Bemsha Swing09. The Way You Look Tonight10. My Foolish Heart
品 番:DREYFUS3852196発売日:2019年10月25日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:DREYFUS3852196発売日:2019年10月25日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:輸入盤※輸入盤※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。フランス最高のジャズ・ピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニ。1996年1月6日に彼がこの世を去ってから20年となる今年、彼が晩年作品をリリースしていたフランスのドレフュス・レーベルから、在りし日の彼の演奏と楽曲を偲ぶコンピレーションがリリースされる。彼の楽曲のタイトルでもある『COLORS』と名付けられた本作は、独自の流麗なスタイルをもつジャズ・ピアニストだけでなく、繊細で情感のある美しい楽曲を数多く遺した作曲家として才能も堪能できる文字通り多彩な色合いに富んだ作品。ライヴ音源が多数を占める本作には、スティーブ・ガッド&アンソニー・ジャクソンとのライヴ・トラックや、ドレフュスのレーベル・メイトでもあったフランスのジャズ・ミュージシャン、エディ・ルイスとの共演ナンバーも収録されている。収録情報[Disc 1]1. Colors2. Looking Up (Live)3. Rachid (Live) − By Eddy Louiss & Michel Petrucciani4. Hidden Joy5. September Second (Live) − By Michel Petrucciani & Steve Gadd & Anthony Jackson6. Brazilian Like (Live)7. Home (Live) − By Michel Petrucciani & Steve Gadd & Anthony Jackson8. Love Letter (Live)9. Guadeloupe[Disc 2]1. Cantabile (Live) − By Michel Petrucciani & Steve Gadd & Anthony Jackson2. Little Peace in C for U3. Trilogy in Blois (Live) (2007 Remastered Version)4. Charlie Brown5. Petite Louise6. She Did It Again (Live) (2007 Remastered Version)7. Even Mice Dance8. Romantic but not Blue (Live) (2007 Remastered Version)9. Montelimar
品 番:AS-144発売日:2015年07月17日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-144発売日:2015年07月17日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO端正で細やかなピアノ表現。闇夜に浮き立つ青白い光のように真夜中の覚醒を誘う。そのピアニストは、寡黙なピアノの前に座ると眼鏡の奥の瞳に鍵盤を映し、静かに一点を見つめている。あたりに音の気配がなくなると、指を細やかに走らせ一気に演奏を始めた。その正確な指の動きを追うようにベーシストは追奏を始め、ドラマーはブラシュをなめらかに滑らせる。闇夜に浮き立つ青白い光のように真夜中の覚醒を誘うエルマー・ブラスの『Nachtmusik』は、新生トリオの抑制の効いた精緻な演奏表現を随所に垣間見ることができる。ひとつひとつの指の動きを追いたくなるような、その端正で細やかなピアノ表現。2曲のオリジナル作品も含め、どの演奏も細胞が立ったような粒立ちのよい音を聴かせてくれる。ドイツ人の若手ピアニストとして、29歳でリリースした『Night Dreamer』(2008年)では軽やかに詩情を湛えたピアノを聴かせ、続く『Spellbound』(2013年)では、進むべき道を目指す勢いに満ちていた。今作を含む3枚のアルバム毎にすべてトリオのメンバーを代えている。それは、彼がひとつの場所にとどまらず常に前進を続けている証ではないだろうか。曲選びの幅は変わらず広いが、特にシダー・ウオルトンの「Bolivia」や、ハービー・ハンコックの「Chan's Song」など独特の間あいと表情をもった作品を選んでいることに共感を覚える。「Bolivia」は今回の彼が選んだトリオのメンバーのもつ個性によく合っている。本作の録音を終え、彼はすでに次の世界を探求し新たな一歩を踏み出しているに違いない。毎年味が変わる昔ながらの方法で作られたビオディナミのワインやウォッシュドのコーヒーのように、その時々によって味わいが変化するということは、人間がもっている固有の自然のリズムととても波長が合うということを、彼の音楽は物語っているように感じる。■FEATURED ARTISTSElmar Brass : pianoPhil Donkin : bassMartijn Vink : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Speak Low02. Out of the Night03. Blues for Bird04. Chan's Song05. Bolivia06. Everything Happens to Me07. Midnight Mood08. Misterioso09. Steeplechase10. Night Walk11. Summertime
品 番:AS-135発売日:2013年09月20日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-135発売日:2013年09月20日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO澄みゆく静けさの中に無数の星がまたたく。キャンバスに描かれたロマンティックなラヴソング。しんと静けさに包まれた夜、澄んだ空には無数の星がまたたく。上からピアノの音粒が舞い降りてくるとベースは低い鐘を鳴らし、シンバルがきらめくような足取りで現れた。なんだか素敵なことが起こりそうな予感!音楽とイマジネーションがひとつになる、幸せな時間のはじまりだ(Tr.1)。ドイツのピアニスト、ウォルター・ラングによる澤野工房の一作目が、この『Starlight Reflections』。一聴すればわかる、これは12の夜の情景を切り取ったアートワークだと。サイドにはスウェーデンからのベーシスト、トーマス・マークッソンと自国ドイツのドラマー、セバスティアン・メルクが起用されている。ベースは歩いても歌っても美しく、ドラムは剛柔のバランスが良い。ピアノはひんやりとした叙情性が印象的で、肘や手首の柔軟さに裏づけられた技量はもとより、旋律やヴォイシングにおける色・明・彩の巧みさが光る。When Lights Are Low(Tr.2)がなんともロマンティックで可愛らしいこと! E♭のキャンバスに描かれたこのラヴソングは、彼らの手によって、遠い昔の夜に読んだおとぎ話に変身する。可憐なピアノと軽やかなリズム、聴かせるツボを心得た演奏だと思う。ピアノのソロで始まるI’m a Fool to Want You(Tr.11)は、旋律の最初の3音をモチーフに対位法が用いられて面白く、たっぷりのイントロと続く本編にはまるで縫い目がない。透き通った音色は優しく、何かの秘密のように夜の余韻がたなびく。ウォルター・ラングは今後、私たちにどんな新しい景色を見せてくれるのか。今からとても待ち遠しい。■FEATURED ARTISTSWalter Lang : pianoThomas Markusson : bassSebastian Merk : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Waltzin'02. When Lights Are Low03. Could We Meet?04. In the Wee Small Hours of the Morning05. Sweet and Lovely06. No Moon Night07. Steppin' In08. I'll Remember Bill09. Misty Mountains10. Snow Castle11. I'm a Fool to Want You12. Without a Song
品 番:AS-137発売日:2013年10月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-137発売日:2013年10月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO誰もが知る美しいメロディたちを、あざやかにCookして、あなただけの夜のビストロを彩る洒脱なピアノ・トリオがここにある。二枚のCDとして届けられたSerge Delaiteの新作。片やアコーディオンを加えてのクァルテット、片やなじみのトリオ・フォーマット。ふたつをつなぐキーワードは「パリのエスプリ」。ジャケットも意匠を凝らして、それぞれに午後と夜のパリの街角をあしらった。名付けて「昼と夜のセルジュ」……サワノの看板ピアニストに成長した現在のSergeを心ゆくまでお楽しみ戴けると思う。さて、これはその「夜」のほうである。Sergeの演奏は不思議なところがあって、マテリアルは殆どがジャズ・スタンダードなのに、実際音になって出て来ると、何かしらシャンソンの香りがする。思い込みのなせる業か、気のせいなのか……いや、多分そうとばかりは言えない。澤野工房は、Serge以外にも数多くのフランス人ピアニストを紹介してきた。けれども、肩に力の入らない、軽やかなスゥイング感は彼だけが持つ味わいのような気がする。それが、パリを想うときに感じる懐かしい華やぎに重なるのだ。それも、季節を言うなら、リラの花が街路を染める春の暮れから初夏あたり……。え?それこそ思い込みじゃないか、って?良いじゃないですか。音楽が心遊ばせるままに、日常の中、小さな旅を楽しむのも、またジャズ。誰もが知る美しいメロディたちを、あざやかにCookして、あなただけの夜のビストロを彩る洒脱なピアノ・トリオがここにある。あとは心づくしのキュイジーヌと、そう、美味しいお酒があれば、あとは何もいらないのではありますまいか?■FEATURED ARTISTSSerge Delaite : pianoPatrick Hupin : bassJean-Marc Lajudie : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Up Jumped Spring02. Whisper Not03. My Foolish Heart04. Exactly Like You05. Wave06. A Child Is Born07. Meditation08. Feelings09. I Can't Give You Anything but Love, Baby10. For Heaven's Sake11. My Romance
品 番:SDV-1発売日:2002年08月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:SDV-1発売日:2002年08月25日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□DVD音楽(洋楽)発売元:ATELIER SAWANOあの名盤「Live At Groovy」を生んだ地ヘルシンキで、20年の時を経て、今再び新たな伝説を生む!幻のピアニストが、かつての盟友と共に繰り広げる感動的な名演を是非その目で御覧下さい!発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO映像特典:その他特典:収録情報
品 番:AS-134発売日:2013年08月23日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-134発売日:2013年08月23日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANOサバティーノが煌めく音色で、色彩感溢れるメロディを紡ぐ。2000年にリリースされ、入手困難な幻の名盤『Threeo』がここに蘇る。冒頭からのけ反るような音が出てくるのである。重量級のリズム陣がブルースはかくあるべしと握りしめた拳に、現代的洗練を込めて迫り来る。対するサバティーノはタメを利かせた見事なノリで、ピアノを朗々と鳴り響かせ、今にもスピーカーから飛び出してきそうな活きの良さだ。続くラテン曲となれば、これはもうオラシオ・エルナンデス無双。負けじとジョン・パティトゥッチは得意の6弦ベースで技巧の限りを尽くし、サバティーノが煌めく音色で、色彩感溢れるメロディを紡ぐ。まるで美音のシャワーのようなこのトラックをハイライトに、全編恐るべきテクニックを駆使しながら、難解なところが一つもない。そして寂寥感のある名曲「The Old Country」でもほんのりとした暖かさを滲ませて、リスナーに音そのものをすくい取る至福な時を過ごさせてくれる。だからピアノトリオの新名盤として、リリース以来愛され続けて来たのだろう。また名盤の大切な条件は再発されることにある。本作はサバティーノが1999年にシカゴの名門クラブ「JAZZ SHOWCASE」に出演したことを契機に、同地のHallwayレーベルからリリースされたが、気がつけば入手困難な状況で、タイミングを逃したファンからは歯噛みの大合唱だったのだ。しかし真に優れた作品がそのまま埋もれる事はない。ファンの声に応えるかのように澤野工房が動いた。それは信頼出来る「耳」からのお墨付きでもある。名盤の第二の誕生と言えよう。『Threeo』が傍にあることで、我々はこれからも幸福な時間を過ごせるのだ。■FEATURED ARTISTSPaolo Di Sabatino : pianoJohn Patitucci : bassHoracio Hernandez : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. F.S. Blues02. Coco's Way03. Meeting of Memories04. Just in Time05. Hallucinations06. Negrito07. A Weaver of Dreams08. Sotto La Nerve09. The Old Country10. That's All
品 番:AS-132発売日:2013年06月21日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-132発売日:2013年06月21日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANOセンス、アイディア、演奏すべてに優れたクオリティ。弦から放たれたベースの迷いのない力強さが醸す空気感がたまらない。センス、アイディア、演奏すべてに優れたクオリティ。端正でバランスのよいピアノトリオ・アルバムだ。一曲を除き、リーダーであるダヴィッド・モウの作曲であるが、これぞベーシストの作品だと感じさせる迷いのない力強さが醸す空気感こそ、このアルバムPourquoi Pas ? の聴きどころであろう。とにかくベースがよく歌っていて、弦から放たれた胴の鳴りの表情が豊かで、すべての曲に聴き応えがあり、それぞれ違う魅力を放っている。そんなダヴィッドに負けないほど存在感なるピアニストのJean-Yves Monjauze。汲めど尽きせぬ流麗なフレーズの連続。ダヴィッドとのインプロビゼーションの掛け合いは、会話より饒舌なのではと思わせる。また、ベースとのハミングも絶妙。ドラマーのエリックの的確無比なテンポの刻みと、繊細な音は、フランスのエスプリというか、曲にエレガントさを与えている。 オープニングを飾るに相応しい「T’aimes sur le lit」の手拍子が右、左、右とめぐり、ベースとドラムの見事な絡み。一度聴いたら忘れない。ずっとアタマに鳴り続ける。続くタイトル曲でもある「Pourquoi Pas ?」こそ、アルバムのハイライト。煌めくメロディーの素敵な作品だ。意味は、クエスチョンマークが付くので疑問形なのだが、やってみようよ!とか、いいんじゃない?という前向きなニュアンスを持つ。なるほど、アルバム全体に漂うポジティブさに合点がいく。それにしても、フランスというお国柄は次々に優れたベーシスト・コンポーザーが現れるなぁ。またひとり、お気に入りのジャズマンを見つけた。■FEATURED ARTISTSDavid Maur Cadiou : bassJean-Yves Monjauze : piano, rhodesEric Jaccard : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. T'aimes sur le lit02. Pourquoi Pas ?03. Sans Toit04. Roule ma poule05. In the Flush06. Automne07. -10 Degres
品 番:MEMB600542発売日:2019年10月25日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:MEMB600542発売日:2019年10月25日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:輸入盤※輸入盤※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。収録情報[Disc 1]MILES DAVIS − PORGY & BESS[Disc 2]CHET BAKER PLAYS THE BEST OF LERNER & LOEWE[Disc 3]SHELLY MANNE AND HIS FRIENDS MY FAIR LADY[Disc 4]THE THREE SOUNDS PLAY JAZZ ON BROADWAY[Disc 5]BLOSSOM DEARIE SINGS COMDEN & GREEN[Disc 6]THE MASTERSOUNDS KISMET[Disc 7]HERB GELLER & HIS ALL STARS GYPSY[Disc 8]MARTY PAICH THE BROADWAY BIT[Disc 9]ANDRE PREVIN & HIS PALS GIGI[Disc 10]OSCAR PETERSON TRIO WEST SIDE STORY
品 番:1907581630-2発売日:2018年07月06日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:1907581630-2発売日:2018年07月06日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:輸入盤※海外メーカー都合により、商品内容が急遽変更となる場合がございます。※発売日は現地の発売日です。※日本語ブックレット等は付属しておりません。※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。夏はこれで決まり! ジョン・レジェンド、ステイシー・ケント、キャット・エドモンソン等、上質のヴォーカル曲をコンパイルしたサマー・コンピレーション・アルバム。"I Got Rhythm", "Summertime", "Sway", "Love is Here to Stay", "I Can’t Be Bothered","Me & Mrs. Jones"等の有名曲を、夏にピッタリのラテン/ボサノバ/ ジャズのアレンジと、清涼感たっぷりのヴォーカルで聴かせる、夏のリラックス・タイムにぴったりの1枚。収録アーティスは、ジョン・レジェンド、セルジオ・メンデス、ステイシー・ケント、マリオ・ビオンディ、セウ・ジョルジ、リャンビコ、ティル・ブルーナー等、ジャンルを超えた個性豊かな面々が集結。収録情報1. I Got Rhythm / Lyambiko2. Make it up/ Stacey Kent3. Deixa eu dizer / Mario Biondi, Ivan Lins, Claudya4. I Can't Be Bothered / Hugh Coltman5. Love is Here to Stay / Till Bronner6. Don’t Say Goodbye / Sergio Mendes, John Legend7. Ginger Me Slowly / Somi8. It's Gonna Rain (Radio Edit) / Silje Nergaard9. Summer Samba / Lyambiko10. Me and Mrs. Jones / Max Mutzke, Cassandra Steen11. Sou Eu / Sergio Mendes, Seu Jorge12. Sway / Bria Skonberg13. What Else Can I Do / Kat Edmonson14. Summertime / Lyambiko15. Basically It's All Quite Simple / Triosence16. The Sweeter He Is / Dee Dee Bridgewater
品 番:LOS-2962発売日:2024年04月30日発売出荷目安:約2週間(品切時1〜2ヵ月)□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:LOS-2962発売日:2024年04月30日発売出荷目安:約2週間(品切時1〜2ヵ月)□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:輸入盤※海外メーカー都合により、商品内容が急遽変更となる場合がございます。※発売日は現地の発売日です。※日本語ブックレット等は付属しておりません。※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。【アーティスト】DAG ARNESEN(PIANO)MAGNE THORMODSÆTER(BASS)OYVIND SKARBO(DRUMS)収録情報1 A NEW ONE 5:482 ICE BREAKING 4:333 SARAH 5:004 THAT’S OK 4:525 PODSTRANA 5:406 BIM BAM BOM 4:277 AFTER DINNER 5:428 JUMPING AROUND 4:349 A SPECIAL MEMORY 4:18Total time 44:54
品 番:AS-110発売日:2011年05月27日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-110発売日:2011年05月27日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANOテナー・サックス&ヴィブラフォンを多彩&自在に操るタビー・ヘイズのプレイにノック・アウト。生まれる「GROOVE」は快感の一言に尽きる。「Groove」とは?「ノリ」と言われることが多いが、やはりプレイヤーやリスナーが自己陶酔できる気持ちのよいリズム(活性)である。このGrooveがプレイヤーの評価につながることは間違いない事実であるが、そんなGroove感をたっぷり味わえるアルバムが今回澤野により丁寧にリマスタリングされCD化となった『Tubby's Groove』Tubby Hayes Quartet(TAP29)だ。Tubby HayesがThe Jazz Couriers時代を見事に消化し、コンポーザーとして、またアレンジに磨きをかけ最高に脂がのりきった時を捉えた重要な作品だ。ワンホーンアルバムとして彼の個性を十分に発揮した、いわば集大成的な代表作である。Tubbyこの時24歳、すでにヨーロッパを代表するテナー奏者にあげられる。録音は1959年12月にデッカスタジオで行われ、プロデューサーにTonny Hall、エンジニアにMichael Mailes、フォトグラファーにBill Pennyを起用。メンバーはTubby Hayes(ts,vib)、Terry Shannon(p)、Jeff Clyne(b)、Phil Seamen(ds)のカルテットである。とにかくオープニングのTr.1 Chano Pozo作『Tin Tin Deo』につきる。Tubbyのソロがスゴイ。他メンバーを置き去りにし異次元でプレイしているのだ、このノリ、気持ち良さ、Grooveが集約されている。『Tubby's Groove』まさにGrooveのかたまりだ。これを聴かずしてTubby Hayesは語れない。Text by 足立 豪樹FEATURED ARTISTSTubby Hayes : tenor sax, vibraphoneTerry Shannon : pianoJeff Clyne : bassPhil Seamen : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Tin Tin Deo02. Embers03. Like Someone in Love04. The Surrey with the Fringe on Top05. Sunny Monday06. Blue Hayes
品 番:AS-128発売日:2012年12月21日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-128発売日:2012年12月21日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO新しき「スタンダード」に酔え!新鮮にして絶妙なる選曲がもたらすピアノ・ジャズの快感。トヌー・ナイソーのセンスをご堪能あれ!いきなりチャカ・カーン(いや、デヴィッド・フォスターと言うべきか?)ですよ。なんちゅう選曲!タイトルのFIREは、このオープナーとドアーズのサイケ・クラシックTr.3から来ているそうな。それにしても毎回楽しませてくれます。60年代以降のポップ・チューンはトヌーにとって文字通りの「スタンダード」なのだ。それは我々の感覚とぴったり重なるところでもあり、それゆえ聴いていてかくも心地良いのだろうか?収録された9曲中、自身も含めてジャズマンのオリジナルは4曲。それも勿論良いのだけれど、残る5曲にこそトヌーらしさが炸裂している。文句なく楽しい。ミュージカルHAIRの劇中曲、と言うより、ファンク・チューンとして有名なTr.4、ジャネット・ジャクソン(!!)のTr.7、そして、我が坂本龍一の極めつけであるTr.9。選ばれたどの曲も美しく魅力的なメロディを持ち、それをまたなんとも鮮やかにCookしてみせてくれる。いつも思うことだけれども、トヌー・ナイソー、センスが抜群。Tr.3は、有名なイントロを「後出し」にして、ヴォーカル部分の頭から入って来るし、Tr.4では本家のガルト・マクダーモット以上にベースを効かせて黒っぽさを押し出す(ゴキゲンです)。Tr.9では、つぶやくような導入部から静けさに満ちた世界が広がり、聴く者を打たずにはおかない。これだけヴァラエティに富みながら、ちゃんと統一感もある。離れ業めいた内容ではあるまいか?もうひとつ。録音が良い。特にベースだ。「頑張ればこんな音が録れるんだ……」と思ったりする。ここまで読んでこれを入手しないアナタ、どうかしてますよ。■FEATURED ARTISTSTonu Naissoo : pianoTaavo Remmel : bassAhto Abner : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Through the Fire02. Very Early03. Light My Fire04. Coffee Cold05. Young and Fine06. Lament07. Come Back to Me08. Spark It Up09. Merry Christmas, Mr. Lawrence
品 番:VRVE7799214発売日:2019年10月25日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:VRVE7799214発売日:2019年10月25日発売出荷目安:1週間(品切時2〜3週間)□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:輸入盤※輸入盤※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。ジャズこそがスーパー・エンターテイナー、ハリー・コニックJr.の真骨頂!ピアノ、アレンジ、オーケストレーション、そして歌までハリーの全てを堪能できる粋でロマンチックなコール・ポーター・トリビュート作品。ピアニスト、シンガー、アレンジャー、オーケストレイター、指揮者としてのコニックの才能を際立たせ、「エニシング・ゴーズ」、「ユー・ドゥ・サムシング・フォー・ミー」などの人気曲に新たな命を吹き込んだ作品。収録情報1. Anything Goes2. I Love Paris3. I Concentrate On You4. All Of You5. Mind If I Make Love To You6. Just One Of Those Things7. In The Still Of The Night8. Why Can’t You Behave9. Begin The Beguine10. You’d Be So Nice To Come Home To11. True Love12. You’re Sensational13. You Do Something To Me
品 番:AS-112発売日:2011年07月22日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-112発売日:2011年07月22日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANOハード・バップの精鋭が集結し、繰り出すソロの数々。クールとファンキーが交錯するアドリブの妙に酔えば、全身を包み込む最高のリラックス感。ヨーロッパのトランペッターといえば、UKにはジミー・デューカー、デンマークにはアラン・ボッチンスキー、イタリアにはオスカー・ヴァルダンブリーニ、ヌンツィオ・ロトンド、そしてフランスにはロジェ・ゲランがいる。当時アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのツアーメンバーとしてフランス滞在中であった、ベニー・ゴルソン、ボビー・ティモンズの2名を迎えたクインテット編成での録音である。一貫してメンバー全員が打ち解けたような、リラックスムードでの演奏が聴かれ、取り分けリーダーであるロジェ・ゲランのメロディアスに歌い上げるアドリブが素晴らしい。“Moanin'”, “Blues March”は同年録音であるメッセンジャーズのBlue Note作品に収録されている演奏と比較してみると、驚くほどに印象が違って聴こえる。ほどよくクールダウンされたファンキーさを漂わせ、ゲラン、ゴルソン、ティモンズの3人が叙情性豊かなメロディーを紡いでいく様は、この作品特有のものであり、昔から人気の高いタイトルである所以ではないだろうか。この後、ゴルソン、ティモンズは50年代後半にかけて、キラ星のような名盤の数々に録音を残していくが、それらの作品と比較してもなんら遜色の無い作品である事は明白で、もっと広く聴かれるべき一枚であると思う。非常に入手困難なオリジナル盤を手に入れる以外は、これまで、決して音質の良いとは言えない再発LPのみでしか聴く事ができなかったわけだが、今回復刻されたCDを聴いて驚愕した。澤野工房の方に「オリジナル盤もあんな凄い音なんですか?」と訊いてみたところ、あっさり「そうだよ。」という答えが返ってきた。なるほど、オリジナル盤がレアで高価なわけだ。Text by 中野 克彦FEATURED ARTISTSRoger Guerin : trumpetBenny Golson : tenor saxBobby Timmons : pianoPierre Michelot : bassChristian Garros : drumsMichel Hausser : vibraphoneMartial Solal : piano発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Stablemates02. Moanin'03. Blues March04. I Remember Clifford05. Not Serious
品 番:AS-138発売日:2013年12月08日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-138発売日:2013年12月08日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:ATELIER SAWANO大切な人との、暖かで幸せな時間がそこにある。沢山の“I LOVE YOU”が詰まった、甘くて美味しい贈り物。美味しいお菓子やお気に入りの音楽は、いつだって大切な人たちとの時間を温かなものにしてくれる。オランダのピアニスト、ヨス・ヴァン・ビーストの新作は、丁寧に作られたお菓子の箱。そこには甘くて美味しい、たくさんの「I Love You」が詰まっている。今回はピアノ・トリオを中心に、12曲中5曲でギターが参加している。まずTokyoがモチーフのオリジナル(Tr. 2)は、軽やかな4ビートが魅力のトリオ・ナンバー。和のメジャー・ペンタトニックが装飾的に用いられ、洋と和が融合したセンスの光る一品に。それにしても楽器の構成や曲想によって、その時々の最高のパフォーマンスができるヨスはなんて素敵な奏者なんだろう。例えばギターが入った表題曲(Tr. 4)は、繊細さをまといつつも全体が陽気な香りに包まれているし、ジョン・ルイスの名曲(Tr. 7)では冒頭のソロ・ピアノでクラシックのような格調を付け、後半に入った瞬間、世界はブルージーに一変する。スティーヴィーの「Isn’t She Lovely」(Tr. 10)はとにかく楽しい。「あえて弾かない音」がとても粋で、スウィンギン&ほんのりとハードバピッシュな造形は、甘くてビターな懐かしい味がする。最愛の人を持つヨスだからこそ、こんなにもたくさんの「I Love You」を表現できるのだろう。この作品は、お気に入りのお菓子の如く大切な人へも贈りたい、甘くて幸せな1枚だ。■FEATURED ARTISTSJos van Beest : pianoEvert J. Woud : bassFrits Landesbergen : drumsJoost Zoeteman : guitars発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Hello Dolly02. Tokyo City Lights03. Dymphy's Song04. I Love You05. As Times Goes By06. You Look Good to Me07. Django08. On the Sunny Side of the Street09. Stella by Starlight10. Isn't She Lovely11. Acapulco12. 'Round Midnight
品 番:AS-102発売日:2010年09月24日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□品 番:AS-102発売日:2010年09月24日発売出荷目安:4〜7日□「返品種別」について詳しくはこちら□CDアルバムジャズ発売元:メーカーオリジナル儚く消えるはずの、ベースがささやくその余韻はいつしか大きな奔流となる。繊細な音の飛沫は、幻想的な世界に光を与える。澤野工房プロデュース「ASシリーズ」の100作品目としてリリースされた大石学トリオ「WISH」。知性的でクールな緊張感にあふれたそのプレイ、改めてそのポテンシャルを再認識させられた。それはジャン=フィリップ・ヴィレの参加による化学反応に起因するところも大きかったに違いない。「ASシリーズ」のなかでも特別な輝きをみせるジャン=フィリップ・ヴィレ・トリオ。しなやかな感性を映し出す洗練されたサウンドは通算6枚目になるこの作品で、よりブラッシュアップされた印象だ。柔らかにそして鮮やかに展開する「Not Yet」、夜の空気を柔らげてくれるエレガントな輝きをもった「Le Re Grave」、抑えきれない感情が開放されたかのような「Page 345」、全体が潤んだ質感のやさしいオブラートに包まれ、デリケートな音が空間にこだまする「Le Corridor」、どこまでも繊細でロマンティックな旋律に引き込まれていく「Les Mots Rebelles」、多彩な展開で息をつかせない「Co-Errance」、大自然の鼓動に耳を澄ましているかのような錯覚にとらわれる「La Barge Rousse」、せつなく甘い郷愁に包まれる官能的でドリーミーな「Vert」。一瞬のスキも与えない凛としたサウンドに圧倒される白眉の全8曲。Text by 大河内 善宏FEATURED ARTISTSJean-Philippe Viret : bassEdouard Ferlet : pianoFabrice Moreau : drums発売元:澤野工房/ATELIER SAWANO収録情報01. Not Yet02. Le Re grave03. Page 34504. Le corridor05. Les mots rebelles06. Co-errance07. La barge rousse08. vert