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★SACDハイブリッド盤。シンガポールを代表する国立オーケストラ、シンガポール交響楽団は1997年、アメリカでの活動にも実績があった中国人指揮者ラン・シュイを音楽監督に迎え、世界的に活躍するオーケストラに成長しました。レコーディングにも積極的で、BISレーベルよりリリースされているチェレプニンの交響曲全集の世界初録音やラフマニノフの交響曲で高い評価を得ており、近年はドビュッシーのオーケストラ作品集でも知られます。当アルバムではリヒャルト・シュトラウスの作品をとりあげました。充実の演奏が光り輝いております。 【曲目・内容】 ◆レコード芸術 2020年11月号 特選盤 リヒャルト・シュトラウス: 1.交響詩「マクベス」 Op.23(1887-88) 2.歌劇「ばらの騎士」からの組曲 TrV 227d(1945) 3.交響詩「死と変容」 Op.24(1888-89) 【アーティスト(演奏・出演)】 ラン・シュイ(指揮) シンガポール交響楽団 【レコーディング】 セッション録音:(1)2018年7月、(2)2017年5月、(3)2017年8月/エスパラネード・ホール(シンガポール)
★プロコフィエフの「ピーターと狼」とブリテンの「青少年のための管弦楽入門」はともに子供も親しめる名作ですが、プロコフィエフが歿したのは当コンサートの3年前、ブリテンは山田より1歳年少という、まさに同時代の音楽でした。 ★両作品とも語りが重要ですが、「ピーターと狼」を佐藤美子、「青少年のための管弦楽入門」を高岡一郎が務めているのも注目。佐藤美子(1903~1982)は往年の名ソプラノ歌手。「カルメン」が当たり役で「カルメンお美」と称されるほどでした。母はフランス人で海外生活も長かったにもかかわらず、古風な日本語の美しさに驚かされます。高岡一郎はニッポン放送アナウンサーで長くフジセイテツコンサートのナレーションを務めましたが、1967年に開始された「オールナイトニッポン」の初代パーソナリティとしても人気を誇りました。山田一雄の音楽の語り口の巧さともどもプロの至芸を再認識させてくれます。 【曲目・内容】 1. プロコフィエフ:ピーターと狼(1956年5.19放送) 2. ブリテン:青少年のための管弦楽入門(1961.12.16放送) 【アーティスト(演奏・出演)】 山田一雄(指揮) NFC交響楽団 佐藤美子(1) 高岡一郎(2)(語り)
こんな「牧神の午後」は聴いたことがない! ロトとレ・シエクルによる ドビュッシー・イヤー最大の話題作がSACDに! ★ロトと手兵レ・シエクルによるドビュッシーの管弦楽作品集【HMM-905291/ KKC-5998】。ハルモニアムンディよりハイレゾ音源の提供を受け、キング関口 台スタジオにてSACDリマスタリングを施し、SACDシングルレイヤー(STEREO)として発売いたします!日本独自企画・限定盤。※ハルモニアムンディ発売の 盤に付属していたDVDはつきません。 ★ドビュッシーイヤー記念盤(2018年発売、ドビュッシー歿後100年)。今回選ばれた3篇のうち、「牧神の午後への前奏曲」と「遊戯」はニジンスキーの振付で ディアギレフのロシア・バレエ団により初演されたもので、ロトの「ペトルーシュカ」「春の祭典」「ダフニスとクロエ」の系譜上の作品となっています。また「夜想 曲」はバレエ作品ではありませんが、初期の「牧神」と後期の「遊戯」の中間に位置するものとして、作風の変遷を実感させてくれるようになっています。 ★「牧 神の午後への前奏曲」は、ピリオド楽器による録音もありますが、ロトとレ・シエクルは格が違います。エラールのハープの繊細な音色、ノンヴィブラートのフルー トの不思議な響きいずれも超新鮮。それでありながら潤いと香りにも欠けていません。 ★「夜想曲」の「雲」は、ノンヴィブラート奏法でどこか雅楽のような響 きを感じさせます。また「祭」は驚くほど強烈で大きな演奏で過去の巨匠の解釈を彷彿させます。そしてレ・クリ・ド・パリの女声合唱が入る「シレーヌ」の、この世 のものとは思えぬ世界こそドビュッシーが思い描いていた音と目から鱗が落ちます。 ★ドビュッシー晩年の「遊戯」は1913年にパリで初演され物議を醸しまし たが、2週間後に同じ団体がストラヴィンスキーの「春の祭典」を初演、一大スキャンダルとなったため不遇な扱いを受けてきました。ドビュッシー後期の前衛的で 実験的な手法が難解と思われがちですが、ロトとレ・シエクルは、この作品が実はとんでもないエロ音楽であることを認識させてくれます。 ★今回もブックレッ トに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。ロトの演奏はますます精緻になり才気煥発。歴史的な意義はもちろんなが ら、切れの良いリズムとスピード感など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。 ★このたびのSACD化により、ドビュッシーが思い描いていた音の世界がより一層なまめかしく広がっているように感じられます。 収録情報 曲目・内容 クロード・ドビュッシー(1862-1918): 牧神の午後への前奏曲 バレエ音楽『遊戯』 夜想曲【雲 / 祭 / シレーヌ *】 アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル *レ・クリ・ド・パリ室内合唱団(女声【ジョフロワ・ジュルダン指揮】) マリオン・ラランクール(フルート) レコーディング 録音:2018年1月/フィルハーモニー・ド・パリ [2022年SACDリマスタリング(関口台スタジオ)]
紆余曲折を経て完成したハンブルクの新しいホール エルプフィルハーモニー・ハンブルクのグランド・オープニング・コンサート エルプ・フィル&ヘンゲルブロックと豪華共演者たちによるライヴ映像 日本語帯・解説付き ★2017年1月11日にドイツ、ハンブルクでグランドオープンを果たしたコンサートホール「エルプフィルハーモニー・ハンブルク」。その記念すべきこけら落しコンサートのライヴ映像が発売となります。 ドイツ北西部のエルベ川の河口から100kmほど上流に位置する港町ハンブルク。エルベ川が悠々と流れるハンブルク港は欧州第2の貿易港としてその名を馳せています。そのハンブルクの古い工業地帯を再開発して建てられたのがエルプフィルハーモニー・ハンブルクです。建築設計は北京オリンピックの開幕式が行われたスタジアムや日本では青山のプラダ・ブティックを手がけた世界が注目するスイスの建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン。ホールの最も重要音響には、世界を代表する音響設計者である豊田泰久氏が担当、設置されるピアノは内田光子氏が選定したという、日本人も多く関わって完成しました。 ハンブルクを代表するオーケストラである北ドイツ放響はこのホールが新たな本拠地となり、それに伴いオーケストラ名を「NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団」と改名。そして小ホールを「アンサンブル・レゾナンツ」が拠点とし、新しいスタートを切っています。 このオープニング記念コンサートはNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団と首席指揮者ヘンゲルブロックはもちろんのこと、一流の音楽家が沢山出演しています。世界的カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーがカッチーニの「麗しのアマリッリ」などをハープのマルグレート・ケールと共演。澄み切った歌声がホールに響き渡ります。またドイツ人現代作曲家ヴォルフガング・リームがこの日のために作曲した「追悼 〜ハンス・ヘニー・ヤーンを悼む三連の詩句と引用句」の世界初演も行われました。作家でありオルガンの制作者でもあったハンス・ヘニー・ヤーンは、晩年をハンブルクで過ごした土地ゆかりの人物。そして最後にはベートーヴェンの交響曲第9番の終楽章。ハンナ・エリーザベト・ミュラー (ソプラノ) 、ヴィープケ・レームクール (アルト) 、パヴォル・ブレスリク (テノール) 、ブリン・ターフェル (バス・バリトン) 近年目覚ましい活躍を見せている豪華ソリスト陣と華やかに締めくくっています。このコンサートにあわせて、建物の外観にプロジェクションマッピングを施し、「音」と「光」が融合された見事な映像に仕上がっています。 コンサートのライヴ映像の他に、53分のドキュメンタリーも収録されています。実はこのホールは2007年に着工されてから10年の歳月を経てようやく完成されました。ハンブルク港の歴史ある倉庫街をコンサートホールにしようという斬新なアイデアとデザインは、3年の予定であった工期が10年に、総予算は計画の10倍に膨れ上がり、事業として多くの問題を抱えていました。その着工から完成までの紆余曲折を関係者のインタビューを交えて制作されたドキュメンタリー【新しいランドマーク、エルプフィルハーモニー・ハンブルク】。歴史の目撃者となる貴重なドキュメンタリーとなっています。 収録情報 曲目・内容 エルプフィルハーモニー・ハンブルク〜グランド・オープニング・コンサート ・ブリテン : オウィディウスによる6つの変容Op.49〜「パン」 カレフ・ユリウス (オーボエ) ・デュティーユ : 「瞬間の神秘」〜呼びかけ/エコー/プリズム ・カヴァリエーリ/アルキレイ : 「ラ・ペッレグリーナ」 (1589) 〜高き天球から フィリップ・ジャルスキー (カウンターテナー) マルグレート・ケール (ハープ) ・ベルント・アロイス・ツィンマーマン : 「フォトプトシス」大管弦楽のための前奏曲 イヴェタ・アプカルナ (オルガン) ・ヤコプ・プレトリウス : 「5声と通奏低音のためのモテット」〜「あなたはなんと美しいことか」 プレトリウス合奏団 ・ロルフ・リーバーマン : フリオーソ (1947) シェ・ヤーオウ (ピアノ) ・カッチーニ : 新しい音楽 (1601) 〜「麗しのアマリッリ」 フィリップ・ジャルスキー (カウンターテナー) マルグレート・ケール (ハープ) ・メシアン : トゥランガリラ交響曲 (1948) 〜「終曲」 シェ・ヤーオウ (ピアノ) トマ・ブロック (オンド・マルトノ) ・ワーグナー : 「パルシファル」〜前奏曲 ・ヴォルフガング・リーム : 追悼〜ハンス・ヘニー・ヤーンを悼む三連の詩句と引用句 (世界初演) パヴォル・ブレスリク (テノール) イヴェタ・アプカルナ (オルガン) ・ベートーヴェン : 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」〜 第4楽章 ハンナ・エリーザベト・ミュラー (ソプラノ) ヴィープケ・レームクール (アルト) パヴォル・ブレスリク (テノール) ブリン・ターフェル (バス・バリトン) 【ドキュメンタリー】新しいランドマーク、エルプフィルハーモニー・ハンブルク アーティスト(演奏・出演) トーマス・ヘンゲルブロック (指揮) NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団 北ドイツ放送合唱団 (合唱指揮 : フィリップ・アーマン) バイエルン放送合唱団 (合唱指揮 : ハワード・アーマン) レコーディング 収録 : 2017年1月11日エルプフィルハーモニー、ハンブルク (ライヴ)
「これはサティの栄光を伝える記念碑的な録音だ」byダリウス・ミヨー 音楽・演奏・音質と3拍子揃った痛快な名盤! 国内盤初登場、ミヨーの書き下ろしはじめオリジナルの解説はすべて日本語訳で掲載。 ユニークなバレエもドビュッシーらの編曲もとにかく楽しくて新しい、 これぞサティの管弦楽! XRCD化でオーディオマニアにも大変お薦め!! ★米ヴァンガード・レーベルの名盤を正規にライセンスして、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDで復刻。サティのバレエ作品にドビュッシーやプーランクら親交のあった作曲家の管弦楽編曲などを組み合わせた面白い趣向のアルバムです。 ★演奏はサティの管弦楽アルバムのベストワンに挙げたい見事さ。もともと鮮明なステレオ録音でしたがXRCD化によりさらに眼の醒めるようなサウンドに生まれ変わりました。ピストルやタイプライターが登場する《パラード》などじつに痛快でオーディオ・マニアにもお薦め。そしてドビュッシー編曲の《ジムノペディ》では抑えた感情と繊細な音色が涙を誘い、ミヨー編曲の《びっくり箱》では底抜けに楽しい音の饗宴が堪能できます。 ★1968年の初出LP (VCS-10037/38) 発売時になんとミヨーが解説を書き下ろしていたのもポイント。国内盤初登場となる当盤ではこの貴重なオリジナル解説の日本語訳が読めます。ジャケット・デザインも初出LPのものを使用。 ★アブラヴァネルはユタ響と長きにわたって蜜月関係を築き、マーラー全集などの録音を残した名指揮者。若い頃にミヨーと面識を持ち、ドイツとフランスで修行し、アメリカに渡りオペラや師クルト・ヴァイル作品の演奏で名を上げました。ゆえにサティ特有の語り口もお手のもので、洒落た舞台音楽を生き生きと響かせる術を心得ています。 ★音楽・演奏・音質と3拍子揃った、まさに記念碑的なサティの名盤。知らない方にはぜひ聴いてもらいたい素晴らしいアルバムです。 収録情報 曲目・内容 サティに捧ぐ 〜 友人たちの編曲を含む管弦楽作品集 [CD1] 1幕の現実的なバレエ《パラード》 3場の造形的ポーズ《メルキュール》 (メルクリウス) 真面目な幻想曲《風変わりな美女》より第1曲 大リトルネッロ 真夏の夜の夢のための《5つのしかめっ面》 2幕の瞬間主義バレエ《本日休演》 (ルラーシュ) [CD2] 馬の装具で (原曲:4手ピアノ連弾/サティ自身による管弦楽編曲) 3つのジムノペディより 第1番&第3番 (原曲:ピアノ独奏/クロード・ドビュッシーによる管弦楽編曲) 梨の形をした3つの小品 (原曲:4手ピアノ連弾/ロジェ・デゾルミエールによる管弦楽編曲) 2つの遺作の前奏曲とグノシエンヌ (原曲:ピアノ独奏/フランシス・プーランクによる管弦楽編曲、作品番号 FP104) 《星たちの息子》への3つの前奏曲より (原曲:ピアノ独奏/ロラン=マニュエルによる管弦楽編曲) びっくり箱 (原曲:ピアノ独奏/ダリウス・ミヨーによる管弦楽編曲) 【解説ブックレット】 ダリウス・ミヨー「エリック・サティ (1866〜1925) の管弦楽曲」 S・W・ベネット「作品について」 (収録曲解説) 「サティ、自らを語る」 以上、オリジナル解説からの日本語訳を掲載 アーティスト(演奏・出演) モーリス・アブラヴァネル (指揮) ユタ交響楽団 レコーディング 録音:1968年5月1・2日/ユタ州、ソルトレイクシティ、タバナクル公会堂
アニヴァーサリー屈指の注目作 ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管の顔合わせ ツァラトゥストラ、ティル、マクベス ★リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏した映像作品が登場。 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「マクベス」op.23 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 アンドリス・ネルソンス (指揮) 演出 監督:ヨースト・ホンセラール (op. 30) 、フェレンツ・スーテマン (opp. 23 & 28)
ウォルト・ディズニー・ホールが熱狂に包まれた! ドゥダメル&ロス・フィルによる映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ ダース・ベイダーも登場! パールマンによる「シンドラーのリスト」も! ★映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ。映画監督スティーヴン・スピルバーグとのタッグで数々の名作を生み出しています。この映像は、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールの2014/2015シーズンのオープニングイベントとして行われたもの。ホールを拠点とするグスターボ・ドゥダメル率いるロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団が、ヴァイオリニストのイツァーク・パールマンを迎え、ジョン・ウィリアムズの音楽を演奏しました。 ★オープニングには、1984年ロサンゼルス・オリンピックの際に作曲された〈オリンピック・ファンファーレとテーマ〉が選ばれました。ジョン・ウィリアムズは、この作品でグラミー賞も受賞し、これ以降アメリカで開催された3回のオリンピックでも作曲を担当しています。続くは、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールのこけら落とし公演で初演し、近代的なホールの外観をイメージして作曲された〈サウンディングス〉。そして〈シンドラーのリスト〉ではパールマンが登場。優しく切ない音楽をパールマンの優れた感性とテクニックで聴かせ、映画のシーンを思い出させてくれます。さらに劇中ではアイザック・スターンが演奏した〈屋根の上のバイオリン弾き〉もパールマンが弾いています。ドゥダメルの熱烈なリクエストでプログラムに入った〈キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン〉。映画の舞台である60年代の雰囲気を取り入れたジャズ風の曲。ジョン・ウィリアムズは、若い頃ジャズをやっており、その経験を作品に反映させています。そして何と言ってもジョン・ウィリアムズとスティーヴン・スピルバーグといえば〈スター・ウォーズ〉。アンコールで演奏された「帝国の逆襲」〜帝国のマーチでは、ジョン・ウィリアムズが自ら指揮台に立ち、ダース・ベイダーも登場しコンサートを盛り上げています。アンコールでは他に、アメリカの奴隷制度を題材とした歴史映画〈アミスタッド〉をロサンゼルス児童合唱団が感動的な歌声で聴かせ、さらに〈ジョーズ〉と最後までジョン・ウィリアムズの傑作を楽しむ事ができます。 ★ボーナス映像では、ジョン・ウィリアムズとグスターボ・ドゥダメルが、各楽曲の誕生秘話、作曲裏話などを語っています。 収録情報 曲目・内容 ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション ジョン・ウィリアムズ: オリンピック・ファンファーレとテーマ サウンディングス 映画「シンドラーのリスト」〜追憶 /ユダヤ人街 /テーマ 映画「屋根の上のバイオリン弾き」〜カデンツァと変奏 映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」〜エスカペイズ 映画「スター・ウォーズ」〜王座の間とフィナーレ 〈アンコール〉 映画「アミスタッド」〜アフリカよ 涙をふいて 映画「ジョーズ」より 映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」〜帝国のマーチ* 【ボーナス】インタビュー [ジョン・ウィリアムズ、グスターボ・ドゥダメル、イツァーク・パールマン] アーティスト(演奏・出演) ジョン・ウィリアムズ (指揮) * グスターボ・ドゥダメル (指揮) イツァーク・パールマン (ヴァイオリン) アメリカ陸軍 ヘラルド・トランペット隊 ダン・ヒギンズ (アルト・サックス) グレン・ポールソン (ビブラフォン) マイケル・ヴァレリオ (ベース) ロサンゼルス児童合唱団 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 収録:2014年9月30日/ロサンゼルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール (ライヴ) 映像監督:ミヒャエル・ベイヤー プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
「5人目のビートルズ」 ジョージ・マーティン映画音楽集 世界初録音楽曲も! ★「5人目のビートルズ」ジョージ・マーティンの音楽作品集。初収録ものも含まれており、注目です! ★ジョージ・マーティン (1926-2016) は、「ザ・ビートルズ」の作品をほぼすべてプロデュースした人物。ギルドホール音楽演劇学校でクラシック音楽の基礎を学び、オーボエとピアノを専攻しました。1950年にEMIに入社、当時EMIのクラシック・レーベルだったパーロフォンで様々な録音に関わりました。その後ジャズやコメディなども手がけています。そして1962年、ビートルズを見出し、同年レコード・デビューさせました。これによりプロデューサーとして一挙に大成功をおさめます。その後は独立してビートルズのほぼすべての作品にプロデューサーとして関わりながら、他にも多数のアーティストのプロデュースや、映画音楽 (作曲) 、また、自身のクラシックの経験も活かしてオーケストレーションなども手がけました。1965年の「イエスタデイ」から、マーティンはオーケストラも録音に取り入れるようになり、ポップスとクラシックの垣根を超えたサウンドは世界中を魅了しました。 ★ビートルズ初のアニメ映画『イエロー・サブマリン』の音楽。海の底にある音楽に満ちた平和な国ペパーランドを、音楽が大嫌いな青鬼 (ブルー・ミーニーズ) の侵略から守るため立ち上がったビートルズが、イエロー・サブマリンに乗って海の底に向かう、という物語を彩る美しくドビュッシーをも思わせる音楽をアンサンブルでお楽しみ頂けます。他にも007の『死ぬのは奴らだ』の音楽やディラン・トマスのラジオ劇『Under Milk Wood』のための付随音楽など、どれも非常に聴きやすく、美しいメロディに満ち、時に古楽を思わせる瞬間もあり、クラシック音楽の素地があるマーティンならではの音づくり。 ★トラック19のバッハの編曲ものは、EMI入社後、パーロフォンを担当していた頃の作品。高貴な悲しみをたたえた原曲が、弦楽オーケストラによってさらに純度の高い美しい音楽となって響きます。 ★世界初録音の2作について。フルートと室内オーケストラのためのワルツ ニ短調は、フルートが奏でる息の長く物悲しい旋律を弦楽アンサンブルが彩る美しい楽曲で、マーティンのメロディのセンスと、楽器の扱いの巧さが光る曲。映画『ミッション』 (1986年のイギリス映画で、18世紀中ごろの南米におけるイエズス会宣教師たちの物語) の音楽も世界初録音。この映画の音楽は当初ジョージ・マーティンに依頼がきて、マーティンはこの映画の音楽のスタイルの例として、一連のコラールを書きました。しかしスケジュールが合わず、最終的にエンニオ・モリコーネが作曲を完成、映画公開されています。後にマーティンはこれらの楽曲をコンサート・ピースとして完成させ、2008年に初演されました。録音は今回が初めてです。ラテン語のミサをテキストに した、純度の高い美しい合唱に心奪われます。 ★指揮を手がけるのは名プロデューサー、クレイグ・レオン。パヴァロッティらクラシックの大アーティストとコラボレーションしているほか、パンク・ロックのラモーンズやブロンディらのレコーディングも手がけています。ベルリン・ミュージック・アンサンブルは2011年に結成されました。ベルリン・フィル、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ベルリン放送響といった一流のオーケストラで活躍する面々が集い、TVCMや映画、ポピュラー音楽などを演奏しています。 収録情報 曲目・内容 The Pepperland Suite (ペパーランド・スイート) 映画『イエロー・サブマリン』のために書かれたオリジナル音楽 1. ペパーランド (Pepperland) [02:15] 2. マーチ・オブ・ミーニーズ (March of the Meanies) [01:51] 3. シー・オブ・ホールズ (Sea of Holes) [02:25] 4. シー・オブ・モンスターズ (Sea of Monsters) [02:08] 5. ペパーランド・リプライズ (Pepperland Reprise) [00:56] Live and Let Die Suite 映画『死ぬのは奴らだ』のためのオリジナル音楽 6. ウィスパー・フー・デアズ (Whisper Who Dares) [01:44] 7. ボンドとソリティア (Bond Meets Solitaire) [02:10] 8. 毒蛇の襲撃 (Snakes Alive) [02:38] 9. サメディ男爵の死の踊り (Baron Samedi’s Dance of Death) [01:47] 3 つのアメリカン・スケッチ〜ヴァイオリンと室内オーケストラのための 10. ウェストウォード・ルック! (Westward Look!) [03:54] 11. オールド・ボストン (Old Boston) [05:48] 12. ニューヨーク・ニューヨーク (New York, New York) [05:03] 13. ジュディのテーマ 『Under Milk Wood』 ディラン・トマスのラジオ劇『Under Milk Wood』のための付随音楽 14. Under Milk Wood (メイン・テーマ ) [02:30] 15.ラブ・デュエット (Love Duet) [02:02] 16. Waldo’s Song [01:43] (George Martin, Andy Leek) 17. Belle Etoile [02:16] 18. フルートと室内オーケストラのためのワルツ ニ短調 [02:44] ※世界初録音 19. 弦楽のためのプレリュード〜《平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番変ホ短調 BWV 853プレリュードの編曲》 [03:25] ミッション・コラール (The Mission Chorales) 映画『ミッション (The Mission) 』のためのオリジナル・スケッチ ※世界初録音 20. Prelude [00:37] 21. Chorale 1 [01:21] 22. Chorale 2 [01:33] 23. Orchestral Interlude [01:27] 24. Chorale 3 [01:17] 25. Chorale 4 [01:35] 26. Orchestral Interlude 2 [00:33] 27. Chorale 5 [01:05] 28. Chorale 6 [02:56] 29. Chorale 7 [01:00] アーティスト(演奏・出演) ベルリン・ミュージック・アンサンブル クレイグ・レオン (指揮) レコーディング 録音:2017年7月9-10&12日、エミール・ベルリナー・スタジオ、マイスター・ザール (ベルリン、ドイツ)
秘蔵音源SACD化! ライヴの熱気がすばらしいクリュイタンス&パリ音楽院管の至芸 《選ばれた乙女》は注目の初音盤化レパートリー ★INA (フランス国立視聴覚研究所) 所有音源をライセンスしCD化して話題となったディスクのSACD化。限定数生産です。 ★クリュイタンスとパリ音楽院による 1日のコンサートを収録。ドビュッシーの2曲はクリュイタンスにとって正規録音がなく、特に《選ばれた乙女》はレパートリーとしても初音盤化と思われる貴重音源!ラヴェルの作品も既発演奏との聴き比べが興味津々です。楽器毎の色彩が濃厚でライヴならではの強烈な盛り上がりもあり、ミュンシュを彷彿とさせる瞬間も。モノラルながら丹念なマスタリングでこの時代の響きをたっぷりと楽しめる音質に仕上げました。 ★《選ばれた乙女》を歌うソプラノのジャニーヌ・ミショーはパリ音楽院で学んだフランス音楽のスペシャリスト。名作フランス・オペラのソプラノ役をほとんど歌いつくしコンサート活動も多かった彼女、《選ばれた乙女》は得意曲のひとつで、楽曲の勘所を見事に押さえた美しい歌唱が聴けます。 ★〈「ラ・ヴァルス」はいかにもライヴらしい、覇気の感じられる演奏だ。弦楽器、管楽器を問わず独特な音色も楽しいし、最後の激しい加速もいかにも一発勝負的である。クリュイタンスは日本公演のベルリオーズの幻想交響曲でも、オーケストラが崩壊寸前になるまでオーケストラをあおっていたのを思い起こさせる。〉〜平林直哉氏の解説より ★通常CD版 (ALT-501/2) はレコード芸術2022年3月号で特選盤に選ばれています。 収録情報 曲目・内容 INA秘蔵音源・クリュイタンス&パリ音楽院ライヴ ドビュッシー&ラヴェル管弦楽作品集 ドビュッシー: 1. 3つの夜想曲 2. カンタータ《選ばれた乙女》 ラヴェル: 3. 道化師の朝の歌 4. マ・メール・ロワ 5. ラ・ヴァルス アーティスト(演奏・出演) ジャニーヌ・ミショー (選ばれた乙女 ; ソプラノ (2) ) アニエス・ディスネ (語り手 ; メゾソプラノ (2) ) マルセル・ブリクロ (合唱指揮 (1,2) ) フランス放送合唱団 (女声合唱 (1,2) ) アンドレ・クリュイタンス (指揮) パリ音楽院管弦楽団 レコーディング ライヴ録音:1958年9月4日/ブザンソン音楽祭 (モノラル)
実に明快な解釈! ゲーベル率いるベルリン・バロック・ゾリステンが モーツァルトのセレナードを録音! ★世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。近年は独ヘンスラー・レーベルより非常に積極的なリリースが続いております。当アルバムではモーツァルトのセレナードを録音。指揮は今回もラインハルト・ゲーベルです。ゲーベルといえばムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)と1986年から1987年にかけて録音したブランデンブルク協奏曲の録音で、ピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革新的な演奏で聴衆を魅了してきました。2018年にベルリン・バロック・ゾリステンの音楽監督に就任し、ヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3(HC-19031)、ベンヤミン・アップルをソリストに迎えた「バッハ・ファミリーのカンタータ集」(HC-19081)をリリースしております。ゲーベルが描くモーツァルトは実に明快。見通しのよい解釈のもとベルリン・バロック・ゾリステンの質の高い演奏が光ります! 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:1. セレナード第6番 ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」2. 自動オルガンのためのアダージョとアレグロ ヘ短調 K.5943. アダージョとフーガ ハ短調 K.5464. セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 アーティスト(演奏・出演) ベルリン・バロック・ゾリステンロベルト・ゴンザレス=モンハス*(コンサートマスター)町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ハンデ・コデン(第1ヴァイオリン)ドリアン・ジョジ*、アンナ・ルイーザ・メーリン、ライマー・オルロフスキー、コルネリア・ガルテマン(第2ヴァイオリン)ヴァルター・キュスナー*、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)ウルリヒ・ヴォルフ*(ヴィオローネ)(*=ソロ)[track-1] ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)ラインハルト・ゲーベル(指揮) レコーディング セッション録音:2021年1月25-28日/ベルリン・フィルハーモニー、カンマームジークザール(ベルリン)
24bit/96KHzのハイレゾ化&2022年最新リマスタリング! ミヨー自作自演の大名盤! ★伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの録音の中でも指折りの大名盤。ミヨー自身の指揮による自作自演集。代表作、「屋根の上の牡牛」は必聴です!この香り高い演奏が2022年の最新リマスタリングでハイレゾ化 (24bit/96KHz) されました。さらに当セットではCD、同音源USBメモリ (24bit/96KHz のWAV) 、レーベル・ロゴ入りの拭き取り布 (ホコリ取り) がセットになった豪華装丁仕様。50セットの完全限定リリースです! 収録情報 曲目・内容 ミヨー: 屋根の上の牡牛 Op.58 世界の創造 Op.81 (CD+USBメモリ) アーティスト(演奏・出演) シャンゼリゼ劇場管弦楽団 ダリウス・ミヨー (指揮) レコーディング 録音:1956年/シャンゼリゼ劇場 (パリ) デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ (2022年)
ついにSACD化!豊饒な響きをとことん堪能!! 若杉 N響ライヴ音源9作品完全収録 詳細な楽曲解説も含め空前絶後のメシアン集成 ★1996年から98年にかけて3期9公演に渡り行われた若杉弘指揮・NHK交響楽団によるブルックナー・チクルス「2つの世紀のカトリック」は、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムで構成されていました。この時に演奏されたメシアンを、このたび贅沢にもSACDシングルレイヤー盤でリリース。SACDの収録時間を活かし1枚のディスクに全9作品たっぷりと収録しています。 ★NHK収録のオリジナルマスターをALTUSがマスタリングして製品化。これほどの規模と完成度で残された、一貫した解釈によるライヴ録音はメシアン演奏史上でも珍しく大変貴重。1曲1曲とても丁寧に作り上げられた演奏がまた素晴らしく、心から感動させられます。大編成の管弦楽と官能的な響きを特徴とするメシアンとあらば、SACD化の効果も絶大。めくるめく豊饒な音響に心行くまで浸れます。2022年メシアン没後30年に出される注目盤。 ★ブックレットには当時のプログラムに掲載された笠羽映子氏による楽曲解説を掲載。相当な文量で詳細に書かれており、日本語で読める資料としてもたいへん貴重なもの。若杉の清冽な演奏を聴きながら読めば、メシアンの複雑な作曲技法が鮮やかに解きほぐされていくよう。女声合唱を伴う『神の顕現の三つの小典礼』の歌詞対訳もついています。 《若杉弘/NHK交響楽団「2つの世紀のカトリック」》 ・ブルックナー:交響曲全集(10CD)ALT-431/40(レコード芸術 2020年10月号特選盤) ・メシアン:管弦楽作品集(3CD)ALT-483/5(レコード芸術 2021年9月号特選盤) ・ブルックナー:交響曲全集(3SACD)ALTSA-431/3 収録情報 曲目・内容 メシアン:管弦楽作品集 サントリーホール 10周年記念公演 ブルックナー・チクルス1996〜98 「2つの世紀のカトリック」より オリヴィエ・メシアン(1908-1992): 【チクルス第1期】 1. 忘れられた捧げもの(1930) 録音:1996年1月29日 2. 教会のステンドグラスと小鳥たち(1986)〈日本初演〉 録音:1996年2月26日 3. かの高みの都市(1987)〈日本初演〉 録音:1996年3月31日 【チクルス第2期】 4. われら死者のよみがえりを待ち望む(1964) 録音:1997年1月13日 5. 聖体秘蹟への賛歌(1932)〈日本初演〉 録音:1997年2月24日 6. キリストの昇天(1932-33) 録音:1997年3月18日 【チクルス第3期】 7. 天国の色彩(1963) 録音:1998年1月27日 8. 神の顕現の三つの小典礼(1945) 録音:1998年2月28日 9. 輝ける墓(1931) 録音:1998年3月13日 アーティスト(演奏・出演) 木村かをり( (2,3,7,8) ピアノ) 原田 節( (8) オンド・マルトノ) 東京混声合唱団( (8) 女声合唱) 大谷研二( (8) 合唱指揮) 若杉 弘(指揮) NHK交響楽団 レコーディング 録音:1996〜98年/サントリーホール(ライヴ)
MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ ヴッパータール交響楽団によるレスピーギ ★MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。今回は、ヴッパータール交響楽団によるレスピーギの管弦楽作品集。 『ローマ三部作』に代表されるような管弦楽法を駆使した鮮やかで華麗なオーケストレーションが魅力のレスピーギですが、バロック期までの古いイタリア音楽を研究し、その成果を存分に自作に反映させている点も彼の大きな特徴と言ってよいでしょう。 ここに収録されているのは、レスピーギ晩年の作品でボストン交響楽団創立50周年記念委嘱作「第12旋法によるメタモルフォーゼ」。ロッシーニの最晩年の作品「老いの過ち」に基づいて編曲された組曲「ロッシニアーナ」。未出版の初期作品「ブルレスケ」、そしてバッハのパッサカリアのオーケストラ編曲版。 ウィーンのムジークフェラインザールに匹敵する響きを持つ歴史的なホール、ヴッパータール・シュタットハレでの録音というのも注目です。 収録情報 曲目・内容 レスピーギ:管弦楽作品集 オットリーノ・レスピーギ (1879-1936) :管弦楽作品集 ・主題と変奏「第十二旋法によるメタモルフォーゼ」 (1930) ・組曲「ロッシニアーナ」 (1925) ・オーケストラのための「ブルレスケ」 (1906) ・J.S.バッハ (レスピーギ編) : パッサカリア ハ短調 (BWV582) アーティスト(演奏・出演) ヴッパータール交響楽団 ジョージ・ハンソン (指揮) レコーディング 録音:2000年9月、ヴッパータール・シュタットハレ
アニヴァーサリー屈指の注目作 ネルソンスと「シュトラウスゆかり」の コンセルトヘボウ管の顔合わせ ツァラトゥストラ、ティル、マクベス ★リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏した映像作品が登場。 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が 2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「マクベス」op.23 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 アンドリス・ネルソンス (指揮) 監督:ヨースト・ホンセラール (op.30) 、フェレンツ・スーテマン (opp.23 & 28)
完全限定プレス! ベルリン放送交響楽団、創設100周年記念。 ユロフスキが振った「アルプス交響曲」をアナログ盤でリリース! ★1923年、ベルリン中央放送局によって設立され、ドイツ最古の放送交響楽団という歴史をもつベルリン放送交響楽団が、今年 (2023年) 100周年を迎えました!それを記念し、ウラディーミル・ユロフスキ指揮のR.シュトラウスの「アルプス交響曲」のLPをリリースします。当演奏はSACDハイブリッド盤 (KKC-6399/PTC-5186802) でリリースされており、レコード芸術誌「特選盤」などで絶賛されている名盤です。 ★R.シュトラウスが書いた管弦楽のための大曲「アルプス交響曲」は、アルプス登山のいろいろな場面を映画のように写実的に描いた作品で、自然描写の大家といわれたR.シュトラウスの傑作にかぞえられます。ユロフスキは2016年4月にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と同曲をライヴ収録 (LPO-0106) しておりますが、当演奏は2019年2月、ベルリン放送交響楽団とのライヴ収録です。管楽器が活躍する場面での巧みなバランス感覚はユロフスキならではといえ、同団の腕の確かさと相性のよさを実感できる白熱の演奏を聴くことができます。完全限定プレスのLPとなりますのでお見逃しなく! ★祖父が作曲家、父親が指揮者という音楽一家に1972年モスクワで生まれたユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこしております。また、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、PENTATONEレーベルよりマーラーの「大地の歌」 (PTC-5186760) 、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、交響的前奏曲 (KKC-5846/PTC-5186597) 、シュニトケの交響曲第3番 (PTC-5186485) 、アラベラ・美歩・シュタインバッハーを独奏に迎えたブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲集 (KKC-5839/PTC-5186625) をリリースしております。 収録情報 曲目・内容 リヒャルト・シュトラウス (1864-1949) : アルプス交響曲 (1911-15) アーティスト(演奏・出演) ベルリン放送交響楽団 ウラディーミル・ユロフスキ (指揮) レコーディング ライヴ録音 : 2019年2月22&24日/コンツェルトハウス (ベルリン) エグゼクティヴ・プロデューサー : ステファン・ラング (ドイチュラントラジオ・クルトゥーア) &ルノー・ロランジェ (ペンタトーン) レコーディング・プロデューサー : フローリアン・B・シュミット
ラヴェルの作品のピアノ版と管弦楽版を収録! ピアノはスペイン出身のペリアネス 管弦楽はポンス指揮パリ管 絶妙の顔合わせ! 炸裂するスペインのリズムの血潮 ★ラヴェルのピアノ曲と同曲のオーケストラ版を鏡のようにあわせて収録した注目盤の登場。管弦楽は、スペイン生まれのポンスとパリ管弦楽団という絶妙の顔合わせです。ラヴェルを語る上で欠かせないのがスペイン趣味ですが、スペインの血が流れるポンスが、パリ管に一流のスペインらしさをもたらしており興味津津です。「道化師の朝の歌」も「クープランの墓」もいずれもオリジナルはピアノ作品ですが、こちらもスペイン出身のハヴィエル・ペリアネスが演奏。「道化師の朝の歌」では持ち前の透明感と静謐な世界観の音楽性を保ちつつも、内側から否応なくあふれ出る熱きリズムが炸裂しております。「クープランの墓」での硬質な響きは息をのむ美しさですが、「道化師の朝の歌」を聴いたあとの耳には、トッカータなどもスペイン音楽のような熱きリズムと色彩感を備えていることが感じられ、ラヴェル作品のさらなる魅力にふれるようです。ピアノ協奏曲での管弦楽とピアノのしゃれた掛け合いも素晴らしい、極上のラヴェル・アルバムの登場です! 収録情報 曲目・内容 ラヴェル:Jeux de Miroir(鏡遊び)〜管弦楽およびピアノ作品集 1. 道化師の朝の歌(管弦楽版) 2. クープランの墓(ピアノ独奏版) 3. ピアノ協奏曲 ト長調 4. クープランの墓(管弦楽版) 5. 道化師の朝の歌(ピアノ独奏版) アーティスト(演奏・出演) ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ 2,3,5) ジョゼプ・ポンス(指揮 1,3,4) パリ管弦楽団(1,3,4) レコーディング 録音:2017年3月(1,3,4) 2018年11月(2,5)
BIS創業50周年、超お買い得BOX。 最高の演奏、最高の音質、バッハの管弦楽はこれでOK! ★今年2023年がBISレーベル創業50周年であることを記念して、2016年発売のBCJバッハ管弦楽Boxを大幅値下げで限定発売します。 ★ブランデンブルク協奏曲 (旧盤) とヴァイオリン協奏曲全集は通常盤CDしか現在は入手できませんが、ここでは全点がSACDハイブリッド盤。協奏曲のソリストは寺神戸亮、若松夏美、鈴木雅明、鈴木優人ほか、アンサンブルも鈴木秀美、高田あずみ、三宮正満など最高のキャストで臨んでいます。また、ブランデンブルク協奏曲の新盤では、ヴィオリーノ・ピッコロ (寺神戸亮) 、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ (ディミトリー・バディアロフ) といった楽器を用いているのも興味津々です。 ★7枚組箱入りで、これが1セットあればバッハの管弦楽作品の大半を最高の演奏と録音かつ驚きの価格で揃えることができます。記念製造につき今回の機会を逃すと入手不可能となります。お忘れなくご注文下さい。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ : 管弦楽BOX DISC 1 ヴァイオリン協奏曲全集 第1番イ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042/2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060 寺神戸亮、若松夏美 (ヴァイオリン) 、マルセル・ポンセール (オーボエ) DISC 2 ブランデンブルク協奏曲全集 (旧録音) 1 第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048 DISC 3 ブランデンブルク協奏曲全集 (旧録音) 2 第4番ト長調BWV1049/第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/第5番第1楽章の初版BWV1050a DISC 4 ブランデンブルク協奏曲全集 (新録音) 1 第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048/第4番ト長調BWV1049 DISC 5 ブランデンブルク協奏曲全集 (新録音) 2、管弦楽組曲全集1 第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/組曲第4番ニ長調BWV1069 DISC 6 管弦楽組曲全集2 第3番ニ長調BWV1068/第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067 DISC 7 2台のチェンバロのための協奏曲全集 協奏曲第1番ハ短調BWV1060/第2番ハ長調BWV1061/第3番ハ短調BWV1062/管弦楽組曲第1番BWV1066 (鈴木優人編による2台チェンバロ版) 鈴木雅明、鈴木優人 (チェンバロ) アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン レコーディング 録音 : 1998-2013年/神戸松蔭女子学院大学チャペル、彩の国さいたま芸術劇場コンサートホール
スティング、ズッケロ、ネックら超豪華シンガーも参加!天才フルート奏者グリミネッリがモリコーネに捧げるハートウォームなアルバム。 ★ランパルやゴールウェイに師事し若くして世界的スターとなった天才フルート奏者アンドレア・グリミネッリ。近年はクラシックを中心レパートリーに据えながらジャンルを超えた共演でも注目されており、世界的アーティストからも絶大なる信頼を寄せられております。★注目の最新作はエンニオ・モリコーネ(1928-2020)へのトリビュート・アルバム。8歳のときに『夕陽のギャングたち Gi? la testa』、『荒野の用心棒 Per un pugno di dollari』のテーマを聴き、虜になったというグリミネッリ。以来モリコーネの音楽のファンとなり自身の重要なレパートリーとしても演奏してきました。★モリコーネとの夢の初共演は80年後半。モリコーネがピアノを演奏し、美しい旋律が魅力の『古い階段の下で Per le Antiche Scale』のテーマを演奏しました。また2016年には『ミッション The Mission』の主人公のガブリエル神父が劇中で演奏する「ガブリエルのオーボエ Gabriel’s oboe」をグリミネッリが演奏し、それを聴いたモリコーネが「アンドレアが演奏するフルート版も実に素晴らしい!」と激賞したそう。そんなグリミネッリが敬愛するモリコーネの名作から15曲を選び、愛情深く演奏しております。★なんといっても驚きなのが世界的シンガーとの共演!スティング Stingが“I Sleep Beneath the Stars”、ズッケロ Zuccheroが“Lost Boy Calling”、ネック Nekが“Se telefonando”をそれぞれ歌っておりその超豪華なアーティスト達にも注目。またトランペットのリス・ボッティ、ソプラノのアイーダ・ガリフッリーナとも共演しており、このアルバム作成に対するグリミネッリの並々ならぬ思いが伝わってきます。★指揮のディエゴ・バッソがフルートとオーケストラのために編曲し、モリコーネのハートウォームな音楽の美観を最大限に引き出しております。ここにモリコーネへの最大の賛辞と敬意を表した最高のアルバムが完成ました。 収録情報 曲目・内容 ハイドン:天地創造 アーティスト(演奏・出演) [track-1] スティング(ヴォーカル)[track-2] ズッケロ(ヴォーカル)[track-5] ネック(ヴォーカル)[track-6] クリス・ボッティ(トランペット)[track-7] アイーダ・ガリフッリーナ(ソプラノ)アンドレア・グリミネッリ(フルート)ブダペスト・アート管弦楽団&同合唱団ディエゴ・バッソ(指揮)ネッラ・フリストワ(ピアノ)ステファノ・ロイエッティ(ピアノ)アレッサンドロ・ズッキ(ティンパニ)ヴァレリオ・ガッラ(パーカッション)ジュリア・レットレ(ハープ)セルジオ・ボルゴ(ギター) レコーディング 録音:2019年-2020年
クリーヴランド管弦楽団の自主レーベル、 TCO(The Cleveland Orchestra)、発足! ★クリーヴランド管弦楽団が自主レーベルを立ち上げました!その名も「TCO(The Cleveland Orchestra)」。言うまでもなくクリーヴランド管は、アメリカのビッグ5の一つとして鳴らす世界屈指のオーケストラ。1918年に設立、既に100年の歴史を数えていますが、オーケストラにとってのあらたな世紀の始まりにあたり、自主レーベルを発足するはこびとなりました。内容は、現在の音楽監督を務めるフランス・ウェルザー=メストが指揮し、また自身が選曲した3枚組。この約20年間の両者の足どりの中から特に優れた極めつけの演目がセレクトされています。★現在音楽監督を務めるフランツ・ウェルザー=メストは2002年からこの職にあり、タイムズ誌は、メストの下でのクリーヴランド管の、そのヴィルトゥオーゾ性、音の優雅さ、豊かな色彩、そして室内楽のような音楽の結束力をたたえ、「アメリカのベスト・オーケストラ」であると評しています。メストの下でオーケストラは挑戦的なプログラム、そして委嘱への積極的な取り組み、さらにオペラの取り組みも増やし、若い聴衆も獲得してきています。エデュケーション・プログラムも充実しており、まさに世界をリードするオーケストラといえます。メストはウィーン・フィルへの客演も多く重ねているほか、ウィーン国立歌劇場の音楽監督(2010-2014)、チューリヒ歌劇場でも長年音楽監督を務めています。ブルックナー教会からキレニー・メダルを授与されているほか、ケネディ・センターから芸術部門の金メダルを授与されるなど、世界でその功績が高く評価されています。オーケストラの歴代の音楽監督はニコライ・ソコロフ(1918-33)、アルトゥール・ロジンスキ(1933-43)、エーリヒ・ラインスドルフ(1943-46)、ジョージ・セル(1946-70)、ロリン・マゼール(1972-82)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(1984-2002)。こうした指揮者たちとのヒストリカル音源もリリースされるか心待ちにしながら、新レーベルの誕生を祝いたいところです。★レーベル第1弾は3枚で構成されています。[CD 1]は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を、オケの全弦楽セクションで演奏したもの。メストの細かな表情づけと、弦楽器セクションのうまさ、そして美しさが際立った演奏となっています。カップリングは大規模でパンチのきいたヴァレーズの「アメリカ」という、なんとも興味深い組み合わせです。新しい作品を聴くことにより、過去の作品の理解も深まり、その逆も然り、ということを提示しています。[CD 2]は、シュタウトとR.シュトラウスの作品を収録。シュタウトはインスブルック出身の作曲家で、ウィーン音楽大学で学び、哲学と音楽学も修めています。その作品は日本でも読響が五嶋みどりをソリストに迎えた公演でも演奏されているほか(ヴァイオリン協奏曲「オスカー」)、2018/19のシーズンにはオペラがウィーン国立歌劇場で初演されるなど、まさに今活躍している作曲家のひとりです。R.シュトラウスの「イタリアから」は、あまり演奏されない初期の管弦楽作品ですが、情景が鮮やかに眼前にうかぶような演奏となっています。[CD 3]はセヴェランス・ホールの名高い大オルガンとオーケストラによる協奏曲。作曲者のベルント・リヒャルト・ドイチュは1977年オーストリアのメートリンク出身。2011年度武満徹作曲賞第2位を受賞しました。その作品は東フィルなども取り上げている、世界的な作曲家です。このオルガン協奏曲は、ウィーン楽友協会とウィーン放送交響楽団の委嘱によるもので、2014-15年に作曲されました。題名の「Okeanos」はギリシャ神話では世界を網羅する河川のような意味。4楽章(緩—急—緩—急)から成り、それぞれの楽章は4大元素である水、空気、地、火と関連付けられます。オルガンの壮大な響きと管弦楽の融合が魅力な、壮大な作品です。そしてカップリングは極めつけのプロコフィエフの交響曲第3番。ハープ2台に打楽器も多数活躍する大規模な作品ですが、冒頭からものすごいボルテージの高さ。メストの知と情熱のバランスがとれたリードと、オーケストラの持ち味であるサウンドにより、理想的な演奏が誕生しています。 収録情報 曲目・内容 [CD 1] ・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調 op.132(弦楽オーケストラによる演奏)[録音:2019年7月12日] ・ヴァレーズ:アメリカ[録音:2017年5月25,26,27日] [CD 2] ・ヨハネス・マリア・シュタウト(b.1974):Stromab [録音:2018年1月11,12,13日] ・R.シュトラウス:イタリアから [録音:2019年5月23,24,25日] [CD 3] ・ベルント・リヒャルト・ドイチュ(b.1977):Okeanos(オルガン協奏曲)[世界初録音] パウル・ジャコブ(オルガン)[録音:2019年3月14,15,16,17日] ・プロコフィエフ:交響曲第3番 ハ短調 op.44 [録音:2018年9月27,30日] アーティスト(演奏・出演) フランツ・ウェルザー=メスト(指揮) クリーヴランド管弦楽団 レコーディング すべてクリーヴランド、セヴェランス・ホールでの録音
格調典雅の極み。水戸室内管との一期一会。 ★Tobu RecordingsからCDで発売され話題となっている音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★シモン・ゴールドベルクは93年4月に水戸室内管弦楽団を2回指揮しますが、その3か月後に急逝。図らずもこの共演が彼にとって最後の演奏会となります。演奏は大変に格調高いもので、その貴人的存在感が会場を圧倒。現在もなお語り草となっている感動的な公演です。その貴重な録音が待望のLP化となりました。水戸室内管のLPとしても初となる嬉しいリリースです。 収録情報 曲目・内容 シモン・ゴールドベルク・水戸室内管最期の演奏会 [LP1-A] J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067 [LP1-B] ハイドン:交響曲第82番ハ長調『熊』 [LP2-A] モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第1・2・3楽章 [LP2-B] モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第4楽章 ヒンデミット:弦楽のための5つの小品 作品44-4 ハイドン:交響曲第82番 ハ長調『熊』 第4楽章 (アンコール) アーティスト(演奏・出演) シモン・ゴールドベルク (指揮) 工藤重典 (フルート) 水戸室内管弦楽団 レコーディング 録音:1993年4月11日/水戸芸術館 コンサートホールATM
若い世代を中心に絶大な人気を誇るデンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズが 限定LPボックスで登場!! ★若い世代を中心に絶大な人気を誇るデンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズが限定LPボックスで登場。ゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた「GALAXYMPHONY2」、ハリウッド映画の祭典「アカデミー賞」を彩った名作映画の音楽が演奏された「Hollywood Gala」の人気4シリーズが収録されています。 収録情報 曲目・内容 映画音楽コンサート/デンマーク国立交響楽団 FANTASYMPHONY 1. ナルニアの子守歌 (映画『ナルニア国物語』) 2. 黄金の手 (テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』) 3. アンティル・ウィ・ゴー・ダウン (テレビドラマ『シャナラ・クロニクルズ』) 4. ミステリー・マウンテン (映画『ホビット』) 5. 指輪の詩 (映画『ロード・オブ・ザ・リング』) 6. 一行の離散 (映画『ロード・オブ・ザ・リング』) 7. 全ての終わり (映画『ロード・オブ・ザ・リング』) GALAXYMPHONY II 1. 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ (ジョン・ウィリアムズ) ドラマ『マンダロリアン』 (スター・ウォーズ原作のテレビドラマ) (ルドヴィグ・ゴランソン) 2. 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:ジン・アーソと希望の組曲 (マイケル・ジアッチーノ) 3. 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn (ジョン・ウィリアムズ) 4. 映画『アバター』:アイ・シー・ユー (ジェームズ・ホーナー) 5. 映画『フィフス・エレメント』:ディーヴァ・ダンス (エリック・セラ) 6. 映画『インターステラー』:組曲 (ハンス・ジマー) Gaming in Symphony 1. グレッグ・エドモンソン:『アンチャーテッド2』 2. イェスパー・キッド:『アサシン・クリード』〜Ezio's Family 3. イーマ・ヌーン:『ワールド・オブ・ウォークラフト』〜Malach, the Angke Messenger 4. ピーター・マコーネル:『グリム・ファンダンゴ』 5. 伝説のゲーム・ミュージュック・メドレー (神吉由美子、ロバート・プリンス、山根ミチル、中村正人、阿部功、近藤浩治 / ピーター・デュー編曲) 6. マーティン・オドネル&マイケル・サルヴァトーリ:『ヘイロー』組曲 Hollywood Gala 1. 『ボディガード』〜オールウェイズ・ラヴ・ユー (ドリー・パートン) 2. 『ムーラン・ルージュ』〜ネイチャー・ボーイ (デン・アーベ) 3. 『シェルブールの雨傘』〜アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー (ミシェル・ルグラン) 4. 『グラディエーター』〜ついに自由に (ハンス・ジマー) 5. 『ハリエット』〜スタンド・アップ (ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ) 6. 『アリー/スター誕生』〜シャロウ (レディー・ガガ) 7. 『アルフィー』〜メイン・テーマ (バート・バカラック&ハル・デイヴィッド) 8. 『ムーラン・ルージュ』〜カム・ワット・メイ (デイヴィッド・ベアウォルド) アーティスト(演奏・出演) デンマーク国立交響楽団
日本語帯・解説付き ロト&レ・シエクルの「海」 リマスタリングされて再登場! ★ロトと手兵の時代楽器オーケストラによる、レ・シエクルとドビュッシーの名作「海」。このたびあらたにマスタリングしなおして、harmoniamundiから登場します。★「海」は、1905年10月、シュヴィヤール指揮のコンセール・ラムルー管により初演された際の響きを再現しています。弦楽器はガット弦、金管は細管、木管やハープは当時のフランス製、パリ音楽院直伝の奏法を遵守しています。何よりヴィブラートとトレモロに終始するようなこの作品で、ヴィブラートが極力抑えられているため、聴感上の印象はがらりと異なり、雅楽のようでさえあります。名演ひしめく作品ながら、目から鱗の落ちる衝撃度No.1ディスクと申せましょう。★さらに注目なのが、ドビュッシー初期の作品「管弦楽組曲第1番」の世界初録音。1882年から84年、ドビュッシー20‐22歳パリ音楽院の学生時代の作で、長く失われたとされてきましたが、最近草稿が発見され話題となりました。オーケストラ版とピアノ連弾版の2種があり、後者はすでに録音もありますが、待望のオーケストラ版は初めて。第3曲「夢」はオーケストラ・スコアが見つからず、他にも不完全な部分があったため、現代フランスの作曲家フィリップ・マヌリが補筆完成させ、2012年2月2日にロトとレ・シエクルがパリで世界初演を行いました。演奏時間が30分近くかかる大作ですが、ドビュッシーの初期作品に特有のナイーヴな叙情性と人好きするメロディにあふれた魅力作で、オーケストラの響きに若きドビュッシーが私淑したワーグナーの影響が感じられるのが興味津々です。ほぼ同時期の「小組曲」や「春」に劣らぬ魅力を湛えています。★ACTES SUDから発売の同内容のCD、ASM-10 (2013年5月発売) および、KKC-5330 (2013年9月発売) は、レーベル在庫終了次第廃盤となります。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー : 1. 管弦楽組曲第1番 (1882) 【祭 / バレエ / 夢 / 行列とバッカナール】2. 海〜3つの交響的スケッチ アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト (指揮) レ・シエクル レコーディング 録音 : 2012年2月2日 / シテ・ド・ラ・ミュジーク (パリ) [track-1]、4月13日 / 聖チェチーリア音楽院 (ローマ) [track-2] (ともにライヴ)
初演のオーケストラ、ケラス、タベア・ツィンマーマン、ロトが「ドンキ」に集結! ★今やリリースするディスクがすべてニュースとなるフランソワ=グザヴィエ・ロト。彼はリヒャルト・シュトラウスに並々ならぬ情熱を示し、6年ほど前にバーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団と交響詩全集を完成しています。★そのロトが「ドン・キホーテ」と「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」に再挑戦。今回はケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団で、「ドン・キホーテ」の独奏者がジャン=ギアン・ケラスとタベア・ツィンマーマンという2大スターなのも注目です。★短期間で再録音の理由は、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」が1895年11月に、「ドン・キホーテ」が1898年にギュルツェニヒ管弦楽団により初演されていることによります。ロトはギュルツェニヒ管弦楽団が世界初演したマーラーの交響曲第5番を2017年に、交響曲第3番を2019年に録音していて、そのシリーズとなります。★「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」と「ドン・キホーテ」は、「ツァラツストラはかく語りき」を間にはさんだシュトラウス30代前半の力作。どちらも架空の人物の気まぐれな冒険をオーケストラの機能を駆使して描いています。★「ドン・キホーテ」は事実上二重協奏曲で、とりわけ主役ドン・キホーテ役のチェロは大物が起用されます。ケラスはまさに適任で、ロトと音楽性も共通するだけでなく、オーケストラという権力とそれに立ち向かうチェロを演じる役者ぶりに感心させられます。★さらにサンチョ・パンサ役のタベア・ツィンマーマンの圧倒的な存在感。これくらいサンチョが雄弁だと、音楽がますます映像的で面白くなります。曲を知り尽くしたロトの自在な表現も神業。ゆかりの深いギュルツェニヒ管弦楽団から極彩色の絵巻と悲哀を引き出します。★2つのピカレスク・ロマンに満腹となったデザートとして、ケラスとロトがシュトラウス初期の美しいロマンスを奏でます。シューマンとブラームスの系譜上のあるドイツ的な歌をしっとりと聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 リヒャルト・シュトラウス:1. 交響詩「ドン・キホーテ」Op.352. 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.283. ロマンス (1883)〜チェロと管弦楽のための アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス(チェロ) [track-1,3]タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ) [track-1]フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 レコーディング 2019年1、2、7月/ギュルツェニヒ管弦楽団リハーサル場(ケルン)
米兵の凶弾に倒れた悲劇の指揮者が残した偉大な演奏 ベルリン・フィルが完全燃焼、ボルヒャルトの名盤復活!! ★長らく廃盤で復活を望む声が多かったボルヒャルトの名盤!!ターラ音源をAltusがライセンスしリマスター復刻いたしました。戦後フルトヴェングラーに代わりベルリン・フィル首席指揮者として活躍したものの、1945年8月23日に米軍の誤射で亡くなってしまった悲劇の大巨匠ボルヒャルト。残された録音は少なくどれも貴重なもので、ベルリン・フィルの白熱した演奏からはお互い強い信頼関係にあったことが見て取れます。30〜40年代の録音としては聴きやすい音質で、ボルヒャルトの至芸を十二分に堪能できるディスクとなっています。★収録された作品はどれもいわゆる大曲というものではありませんが、ボルヒャルトの音楽を知るに十分なバラエティに富んだ内容と言えます。引き締まったスマートな響きを基調としつつも、細やかな構築力で大きなクライマックスを立派に作り上げる手腕に脱帽。オーケストラの統率も見事でベルリン・フィルならではの輝かしさが大いに生かされています。あまり聴く機会のない『ステンカ・ラージン』なども素晴らしい出来栄えで、襟を正して聴きたくなる名演。ボルヒャルトの個性が強烈に刻印されたアルバムです。★解説書にはオリジナルの輸入盤に載っていたミリアム・シェルヘンとルネ・トレミヌによる文章の日本語訳を掲載。ボルヒャルトの人となりや誤射事件の日の話など、資料としても価値ある内容です。 収録情報 曲目・内容 1. チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』 作品71a2. ウェーバー:『オベロン』序曲3. チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』4. グラズノフ:交響詩『ステンカ・ラージン』 アーティスト(演奏・出演) レオ・ボルヒャルト(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:[track-1] 1934-1935年、[track-2,3] 1945年6月30日、[track-4] 1945年6月17日
読響常任指揮者カンブルラン 2013年に絶賛を浴びた「春の祭典」! ★2010年の東京の音楽界に新たな旋風を巻き起こして以来、今日まで個性的な選曲と充実の演奏で圧倒的な評価を確立しているカンブルラン&読響。色彩感あふれる演奏で多くの聴衆を魅了してきた名匠のタクトのもと、2013年に演奏され、絶賛を浴びた「春の祭典」がリリースされます。不協和音や複雑なリズムが連続するストラヴィンスキーの傑作を驚くほどクリアに描き出し、大きな反響を呼んだ快演が収録されています。バルトークの名作「中国の不思議な役人」も併録。常に躍進を続けているカンブルラン&読響の演奏を、存分にお楽しみください。 ◆レコード芸術 2015年2月号 特選盤 収録情報 曲目・内容 1. ストラヴィンスキー : バレエ音楽「春の祭典」 2. バルトーク : 組曲「中国の不思議な役人」 アーティスト(演奏・出演) シルヴァン・カンブルラン (指揮) 読売日本交響楽団 レコーディング ライヴ録音 : (1) 2013年9月8日/東京芸術劇場、(2) 2013年12月10日/サントリーホール
至極強烈、痛快無比! 自在にうねり変容していく大管弦楽。 浪漫的演奏の極意ここにあり! ★ターラレーベルが力を入れてリリースしていた指揮者の一人、アーベントロート。その強烈に個性的な演奏が刻まれた名盤をALTUSがリマスター復刻いたしました。オリジナルは長らく廃盤であり、唯一無二の痛快な演奏に改めて向き合える貴重な1枚の登場です。 ★リヒャルト・シュトラウスの交響詩はアーベントロートの真骨頂たる爆演気質がおおいに発揮された必聴のレパートリーと言えるでしょう。『ドン・ファン』開始部のほとばしりからして尋常ではありません。自在なテンポ、うずまく熱気、強靭なドラマ性。とことん壮大で痛快な大管弦楽が嫌というほど堪能できます。常に推進力にあふれた猛烈な音の運びはもはや芸術の域、誰にも止められません。『死と変容』クライマックスの際限なく膨れ上がるハ長調の轟音には唖然とさせられます。『ティル』の皮肉交じりのユーモアも切れ味鋭く、また豪快極まりなく、これでもかという強烈な語り口に痺れます。アーベントロートの刹那的な指揮に喰らい付くように演奏しているオーケストラがまた魅力的で、手に汗握る緊張感と底抜けの面白さが同居した逸品となっております。アーベントロート芸術のひとつの極北、と言っても過言ではない凄まじい内容です。 収録情報 曲目・内容 リヒャルト・シュトラウス:交響詩集 1. 『ドン・ファン』 作品 20 2. 『死と変容』 作品 24 3. 『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』 作品 28 アーティスト(演奏・出演) ヘルマン・アーベントロート (指揮) ライプツィヒ放送交響楽団 レコーディング 録音: (1) 1952年2月11日、 (2) 1949年10月24日、 (3) 1950年11月14日
2019年ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント音楽祭 公式CDラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019と同テーマ! ★1995年にフランスの港町ナントで生まれたクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭。今年のテーマは「Carnets de voyage (旅へのチケット) 〜ボヤージュ (旅) から生まれた音楽 (ものがたり」。さまざまな時代の作曲家たちが、旅先で得たインスピレーションをもとに書きあげた名作の数々が演奏されます。2019年5月にはラ・フォル・ジュルネ音楽祭が日本でも開催 (第15回目) 、テーマは今年のナントでの音楽祭と同じもの。一足先に、音楽祭の雰囲気を味わって頂けるセットです。 収録情報 曲目・内容 CARNETS DE VOYAGE (旅へのチケット) 〜ボヤージュ 旅から生まれた音楽 (ものがたり) [CD1] 1.サン=サーンス (1835-1921) : ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 op.103「エジプト風」〜第1楽章 アレグロ・アニマート ブリジット・エンゲラー (ピアノ) アンドレア・クイン (指揮) パリ室内管弦楽団 2.ドヴォルザーク (1841-1904) : 交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」〜第2楽章 ラルゴ ユーリ・テミルカーノフ (指揮) サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団 3.チャイコフスキー (1840-1893) : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35〜第2楽章 カンツォネッタ ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 ドミートリー・ヤブロンスキー (指揮) イリヤ・カーラー (ヴァイオリン) 4.マヌエル・ド・ファリャ (1876-1946) : スペイン舞曲第1番 (はかなき人生より) エマニュエル・ロスフェルダー (ギター) モディリアーニ弦楽四重奏団 ギュイ=ルー・ボワノー (カスタネット) 5.ホアキン・ロドリーゴ (1901-1999) : アランフェス協奏曲〜第2楽章 アダージョ ラムルー管弦楽団 フェイサル・カルイ (指揮) カニサレス (ギター) 6.テレマン (1681-1767) : ソナタ ト短調TWV43 : g1〜第2楽章 ラルゴ レ・ゾンブル マルゴー・ブランシャール&シルヴァン・サルトル (指揮) 7.ジャン=ルイ・デュポール (1749-1819) : チェロ協奏曲第1番 イ長調〜ロマンス (アダージョ) ストラディヴァリア ダニエル・キュイエ (ヴァイオリン&指揮) ラファエル・ピドゥ (チェロ) 8.ベルリオーズ (1803-1869) : イタリアのハロルド op.16〜第3楽章 アレグロ・アッサイ 南西ドイツ放送交響楽団 (現シュトゥットガルト放送交響楽団) シルヴァン・カンブルラン (指揮) ジャン=エリック・スーシ (ヴィオラ) 9.ラロ (1823-1892) : スペイン交響曲 op.21〜第2楽章 スケルツァンド カタルーニャ・エ・バルセロナ交響楽団 ダレル・アン (指揮) ティアンワ・ヤン (ヴァイオリン) 10.ラフマニノフ (1873-1943) : パガニーニの主題による狂詩曲 op.43より (抜粋) ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ) ドミトリー・リス (指揮) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 [CD2] 1.チャイコフスキー (1840-1893) : イタリア狂詩曲 イ長調 op.45より (抜粋) ウクライナ国立交響楽団 テオドール・クチャル (指揮) 2.R=コルサコフ (1844-1908) : スペイン奇想曲 op.34 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 エイドリアン・リーパー (指揮) 3.グリーグ (1843-1907) : ピアノ協奏曲 イ短調 op.16〜第2楽章 アダージョ ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団 エイヴィン・グルベルグ・イェンセン (指揮) シャニ・ディリュカ (ピアノ) 4.ジャック・イベール (1890-1894) : 寄港地〜第3曲バレンシア コンセール・ラムルー管弦楽団 佐渡裕 (指揮) 5.シャブリエ (1841-1894) : 狂詩曲「スペイン」 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 エイドリアン・リーパー (指揮) 6.サン=サーンス (1835-1921) : アルジェリア組曲 op.60〜第3曲 夕べの幻想 バスク国立管弦楽団 準・メルクル (指揮) 7.マヌエル・ド・ファリャ (1876-1946) : スペインの庭の夜〜第2曲 はるかな踊り バスク国立管弦楽団カルロ・リッツィ (指揮) ルイス・フェルナンド・ペレス (ピアノ) 8.ドヴォルザーク : 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op.96「アメリカ」〜第2楽章 レント モディリアーニ弦楽四重奏団 9.ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラージ (1640-1708) : トリオ・ソナタ ト短調〜アダージョ ラ・レヴーズ フロランス・ボルトン&バンジャマン・ペロー (指揮) 10.リスト : トリスティア〜「オーベルマンの谷」より トリオ・ショーソン 11.リスト : ワレンシュタットの湖で (巡礼の年第1年「スイス」より) ニコラ・アンゲリッシュ (ピアノ) 12.リシャール・ガリアーノ (b.1950) : フランス風小組曲より夜明けの曲 (Aubade) フェリシアン・ブリュ (アコーディオン) エルメス弦楽四重奏団 エドゥアルド・マカレス (コントラバス)
知る人ぞ知るムラヴィンスキーの2大壮絶ライヴ、 R.シュトラウスのアルプス交響曲とドビュッシーの「海」、 2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻登場! ■制作者より 自然をこよなく愛した旧ソ連の巨匠指揮者ムラヴィンスキー (1903-1988) にふさわしく、自然をテーマにした2作品、R.シュトラウスのアルプス交響曲とドビュッシーの「海」が2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻で登場します。音はともにモノラルですが、ムラヴィンスキーならではの透徹した厳しい解釈が別次元の感動を呼び起こします。ことにアルプス交響曲の凄まじさは知る人ぞ知る内容で、より明瞭な音質となった当盤では、その妙技がいやというほど堪能出来ます。また、解説書にはムラヴィンスキー自身がアルプス交響曲につて語った文章を掲載しています。これはムラヴィンスキー夫人から伝えられたもので、ごく短いものですが、貴重な証言です。 (平林 直哉) 収録情報 曲目・内容 1. R.シュトラウス:アルプス交響曲 2. ドビュッシー:交響詩「海」 アーティスト(演奏・出演) エフゲニー・ムラヴィンスキー (指揮) レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1. 1962年4月21日、2. 1962年3月18日または20日/レニングラード・フィルハーモニー大ホール 使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ) 録音方式:モノラル (ライヴ録音)
スウェーデンの現代音楽を演奏するために設立された「ノルボッテン NEO」。 当アルバムではクラス・トシュテンソンの シンフォニエッタのための『ランタン・レクチャー』を録音! ★SACDハイブリッド盤。クラス・トシュテンソン Klas Torstensson (1951-) は、スウェーデン南東部のネッシェーに生まれ、1970年代の初めにユトレヒト大学内の電子音楽スタジオ、ソノロジー研究所で学びました。オランダのハーレムを拠点に活動。オランダのマッテイス・フェルミューレン賞と王立スウェーデン音楽アカデミーの賞を受けた《Stick on Stick》をはじめとする管弦楽曲、室内アンサンブル曲、声楽曲と、幅広く手がけています。彼の音楽は、スタイル的にヴァレーズ、クセナキス、ストラヴィンスキーを思わせ、粗い花崗岩や海、凍ったバルト海の入江の氷、北極の氷帽、北極光など、彼が経験した「自然」からインスピレーションを得た楽想と表現に独自性がみられると言われます。サミュエル・アウグスト・アンドレーの悲劇的結末に終わった北極への気球旅行を題材にしたオペラ《The Expedition (探検) 》は、そうした特徴が顕著に現れ、トシュテンソンの代表作のひとつに挙げられています。 ★《Lantern Lectures (ランタン・レクチャー) 》は、《The Expedition (探検) 》の作曲を終えた後、小編成の「もっと軽い」音楽を書きたいという思いから作られた作品です。「幻灯機とスライドを使った講義」に見立てた「岩盤 I」「岩盤 II」「北極光」「ポットホール (甌穴) 」のタイトルをもつ4つの「レクチャー」と、それを繋ぐ、トランペットとホルンとトロンボーンによる3つの「ブラス・リンク」で全曲が構成されています。それぞれの「レクチャー」は、2001年から2003年にかけてモントリオール、シュトゥットガルト、ストックホルム、ウィーンで初演され、2003年2月26日、アムステルダムでスサンナ・マルッキがアスコ・アンサンブルを指揮して、初めて全曲演奏されました。 ★ノルボッテン NEO (Norrbotten NEO) は、2007年、現代の室内楽作品をプロモートする目的で設立されました。フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロは、ピーテオー室内オペラでも演奏するノルボッテン室内管弦楽団の首席奏者が固定メンバー。作品の楽器編成に合わせ、各国の首席クラスのプレーヤーが招かれます。アンデシュ・エリーアソンの室内楽作品 (BIS SA-2270) の他、クリスチャン・カールセン Christian Karlsen (1985-) が指揮した、スウェーデン・グラミー賞を受けた『アランフエス協奏曲』 (BIS SA-2485) の3つの作品を演奏していました。 収録情報 曲目・内容 クラス・トシュテンソン (1951-) :『Lantern Lectures (ランタン・レクチャー) 』〜シンフォニエッタのための (1999-2002) Brass Link I (ブラス・リンク I) Lantern Lectures I. Solid rocks I (ランタン・レクチャー I:岩盤 I) Brass Link II (ブラス・リンク II) Lantern Lectures II. Solid rocks II (ランタン・レクチャー II:岩盤 II) Brass Link III (ブラス・リンク III) Lantern Lectures III. Aurora Borealis (ランタン・レクチャー III:北極光) Brass Link IV (ブラス・リンク IVS) Lantern Lectures IV. Giant’s Cauldron (ランタン・レクチャー IVS:ポットホール) アーティスト(演奏・出演) クリスチャン・カールセン (指揮) ノルボッテン NEO サラ・ハンマシュトレム (フルート) クリストファー・バウマン (オーボエ、コールアングレ) ローベット・エーク (クラリネット) ソウム・ハウイー (バス・クラリネット) ベルトルト・グローセ (ファゴット) ソーレン・ヘルマンソン (ホルン) マシュー・サドラー (トランペット) ミーケル・ルドルフソン (トロンボーン) ダニエル・ザウアー (打楽器) モッテン・ランドストレム (ピアノ) ブルスク・ザンガネ (第1ヴァイオリン) カルロッタ・グラーン・ヴェッテル (第2ヴァイオリン) キム・ヘルグレーン (ヴィオラ) エレメール・ラヴォタ (チェロ) シモン・マルチニアク (コントラバス) レコーディング 録音:2018年12月3-6日/スタジオ・アクースティクム、ピーテオー (スウェーデン)
収録情報 曲目・内容 リッカルド・ムーティ/リハーサル&コンサートDVDボックス [DVD1](1h36')リハーサル ベートーヴェン:交響曲第7番 [DVD2](1h55') リハーサル プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より間奏曲 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より間奏曲 カタラーニ:瞑想 ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」 [DVD3](1h15') コンサート ベートーヴェン:交響曲第7番 プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より間奏曲 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より間奏曲 カタラーニ:瞑想 ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ(指揮) ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団 レコーディング 収録:2017月7月商品番号 RMM-2018DVD "ムーティが心血を注ぐ ケルビーニ管とのリハーサル&コンサート映像 日本語字幕付" ムーティ/リハーサル&コンサートBOX リッカルド・ムーティ Rehearsals and Concert DVD Box / Riccardo Muti 3DVD 国内仕様 日本語解説付き 発売日:2019年1月21日 レーベル:RICCARDO MUTI ムーティが心血を注ぐケルビーニ管とのコンサート映像 ★今年第30回世界文化賞の音楽部門を受賞したリッカルド・ムーティ。現在77歳、2010年からシカゴ交響楽団の音楽監督を務め、現在もなお世界中のオーケストラを指揮するムーティ。その一方で後進の指導にも情熱を注いでいます。本DVDで演奏するケルビーニ管は、2004年にムーティによって設立されたオーケストラで、30歳以下の優秀なイタリアの若手音楽家で構成されています。 本DVDは、コンサートに向けたリハーサルと本番を収録した映像。イタリアを代表するオペラ作曲家プッチーニ、マスカーニ、レオンカヴァッロ、そしてカタラーニ、ジョルダーノといった作品を、ムーティの熱血かつ、情熱のこもったリハーサルをみられるのは貴重。本番へと仕上げていく過程も興味深く、世界中の若き音楽家たちに大きな刺激となるでしょう。そのため本DVDには日本語の字幕もついています。コンサート映像では、溌剌とした若さに満ちたベートーヴェン交響曲第7番。そして歌心満載のイタリア・オペラ音楽を堪能することができます。 関連商品リンク MAGGIO-028