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シリーズ・日本の文学史 岩淵宏子 北田幸恵 ミネルヴァ書房ハジメテ マナブ ニホン ジョセイ ブンガクシ イワブチ,ヒロコ キタダ,サチエ 発行年月:2005年02月 ページ数:414, サイズ:全集・双書 ISBN:9784623038640 岩淵宏子(イワブチヒロコ) 日本女子大学教授 北田幸恵(キタダサチエ) 城西国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 明治初年代から二〇年代までの女性文学/第2章 明治三〇年代から大正初頭までの女性文学/第3章 大正初頭から末期までの女性文学/第4章 昭和初年代から敗戦までの女性文学/第5章 昭和二〇年代から四〇年代までの女性文学/第6章 昭和五〇年代から現在までの女性文学 明治から平成までの女性文学の軌跡と真価を、新視点から明らかにする。小説・短歌・俳句・詩・評論・戯曲・翻訳の全ジャンルを網羅し、女性文学の豊穣な全容を解明した一冊。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
彦坂諦 れんが書房新社ブンガク オ トオシテ センソウ ト ニンゲン オ カンガエル ヒコサカ,タイ 発行年月:2014年10月 ページ数:395p サイズ:単行本 ISBN:9784846204112 彦坂諦(ヒコサカタイ) 1933年生まれ。49年、中国の大連市から帰国。東北大学で日本史を、早稲田大学でロシア文学を学ぶ。木材検収員、通訳、非常勤講師など終始臨時雇いの身分で働いてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 自分をうしなわされて兵となるー富士正晴『帝国陸軍における学習・序』/体験はつたえられるのか?ー古山高麗雄『断作戦』/戦場における日常ー伊藤桂一『悲しき戦記』/日本軍将兵と性暴力ー田村泰次郎『裸女のいる隊列』『蝗』他/兵から人間にもどれるか?ー大岡昇平『野火』/青春なんてなかったー福永武彦『草の花』/こどもが生きた「満州」ー三木卓『ほろびた国の旅』/中国とどう出会ったか?ー堀田善衛『時間』、武田泰淳『風媒花』/まけいくさと庶民ー木山捷平『大陸の細道』『長春五馬路』/母語をうばわれるということー金達寿『玄界灘』/郷に入れば郷にしたがうじゃー井伏鱒二『遙拝隊長』/シベリア体験ー石原吉郎『望郷と海』 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文春ムック オール讀物 文藝春秋アベ チサト ヤタガラス シリーズ ファン ブック オール ヨミモノ 発行年月:2023年04月19日 予約締切日:2023年04月07日 ページ数:245p サイズ:ムックその他 ISBN:9784160070622 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
島尾敏雄 幻戯書房リュウキュウブンガクロン シマオ トシオ 発行年月:2017年04月24日 予約締切日:2017年04月23日 サイズ:単行本 ISBN:9784864881210 島尾敏雄(シマオトシオ) 1917年4月18日、横浜生まれ。九州帝国大学法文学部文科卒業(東洋史)。44年10月、第十八震洋特攻隊隊長として奄美群島加計呂麻島で着任。55年より奄美大島名瀬市に移住。57年、鹿児島県職員となり、のち県立図書館奄美分館に勤務。75年、指宿市へ転居し、鹿児島純心女子短期大学教授兼図書館長に就任。76年、奥野健男の要請を受け、多摩美術大学で講義を行なう(その後77年から83年まで非常勤講師)。86年11月12日、脳梗塞により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 なぜ、琉球文学かーその背景の琉球弧について/第2章 琉球語について/第3章 琉球文学の歌謡性/第4章 歌謡と古謡の区分/第5章 琉球弧の歴史/第6章 オモロ/第7章 琉歌/第8章 琉球の劇文学 日本列島弧の全体像を眺める視点から、琉球文化を読み解く。講義録、新発掘。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
植民地と他性 ボヴァ・エリオ 人文書院ナカジマアツシブンガクロン ボヴァエリオ 発行年月:2022年07月27日 予約締切日:2022年06月17日 ページ数:270p サイズ:単行本 ISBN:9784409161005 エリオ,ボヴァ(Elio,Bova) 1987年イタリア・カゼルタ生まれ。立命館大学(2009)、レイデン大学(2013)に通学。ナポリ東洋大学大学院マスター修了(2014)。立命館大学大学院博士課程修了後、日本学術振興会外国人特別研究員PD(2020〜2022、立命館大学所属)。現在、立命館大学、授業担当講師。専門は日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 主旨と構成/第1章 南洋日本文学の戦後表象ー「環礁」観を視座として/第2章 “物”と“名”の二分法ー「虎狩」という分水嶺/第3章 他性、記憶と忘却ー「木乃伊」との邂逅/第4章 他者とのロールチェンジー「ナポレオン」、帝国の境界までの旅/第5章 島民像と他者依存の自己規定ー「夾竹桃の家の女」/第6章 他者の服ー「マリヤン」という鏡/第7章 「私」の中の「寂しい島」ー寂しさと運命観/補遺 「古譚」ー「狐憑」・「木乃伊」の構想期再考/結章 中島敦はいかに「植民地」と向き合ったのか。南洋群島や朝鮮に赴き、現地を舞台に小説を書いた中島は、社会や他者との相克を、歴史を、どう捉えていたのか。“外地”での足跡と作品を丹念に分析し、西洋思想の視座を取り入れることで、新たな作家像を描き出す意欲作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
田代圭一 山中悠希 新典社ヘンタイガナ デ ヨム ニホン ノ コテン タシロ,ケイイチ ヤマナカ,ユキ 発行年月:2016年09月 ページ数:79p サイズ:単行本 ISBN:9784787906397 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
和泉選書 木村功 和泉書院ヤマイ ノ ゲンゴ ヒョウショウ キムラ,タクミ 発行年月:2016年04月01日 ページ数:248p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757607880 木村功(キムラタクミ) 1964年兵庫県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程(後期課程)単位取得退学。現在、岡山大学大学院教育学研究科教授。日本近代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 楽土/ディストピアの言説空間ー小川正子「小島の春」におけるハンセン病の言語表象/第2章 隔絶ー他者化の言語表象ー北條民雄「いのちの初夜」論/第3章 近代日本のディストピアー長島・明石海人・「奇妙な国」/第4章 エイズの表象/第5章 エイズのイデオロギー/第6章 精神病院の光景ー安岡章太郎「海辺の光景」論/第7章 メランコリーの光学ー梅崎春生における鬱病の病理とその言語表象/第8章 がん表象の地平ー山本文緒「プラナリア」を中心に/第9章 小説・映画の中の障害者像ー田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」論 ハンセン病、HIV/エイズ、精神病、鬱病、がん。あなたはこれらの病にどのようなイメージを持っていますか?我々は多かれ少なかれ、病と無縁で生きることはできない。病に対する差別や偏見が、言葉を通してどのように形成され、人々に受け入られてきたのかを日本近現代文学に表れた病の表現から考える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
〈大阪〉表象という戦略 近代文学研究叢刊 59 尾崎名津子 和泉書院オダサクノスケロン オザキ ナツコ 発行年月:2016年06月28日 ページ数:376p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757607996 尾崎名津子(オザキナツコ) 1981年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻修了。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院総合人文科学研究センター客員主任研究員。亜細亜大学、慶應義塾大学、日本大学、早稲田大学非常勤講師。専門は日本近現代文学、内務省検閲を中心とする検閲研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 大阪表象を問う意味/第1章 昭和期の内務省検閲ー織田作之助の出発期/第2章 『夫婦善哉』論ー発見された“大阪”の内実/第3章 『夫婦善哉』の周辺/第4章 一九四〇年前後における“地方”・“方言”の概念編成/第5章 体制関与の真相ー「鉱山の友」「文学報国」への寄稿を中心に/第6章 戦略としての“西鶴”/第7章 『わが町』『異郷』論ー土地の概念化と“大坂”の虚構化/第8章 『世相』『郷愁』論ー“大阪”という場の機能/第9章 “偶然小説”の可能性 一九三八〜四六年(昭和一三〜二一年)までのおよそ九年間にわたる織田作之助の創作活動を、内務省検閲や総力戦体制下の同時代状況と文学状況との関わりの中で捉え直し、織田文学の再定位を試みる。大阪という土地がいかなる論理のもとに虚構化されたのか、また、方言としての大阪弁は作家にいかに認識されていたのか。そして、現実の大阪が戦禍に見舞われたのちに織田は何を描いたのかー。織田の“大阪”という地域表象の戦略的な意図を明らかにする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
Century Books 人と作品 15 福田清人 遠藤充彦 清水書院ハヤシ フミコ フクダ,キヨト エンドウ,ミツヒコ 発行年月:2018年04月 予約締切日:2018年04月06日 ページ数:208p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389401238 福田清人(フクダキヨト) 1904(明治37)年長崎に生まれる。1927年東京帝国大学文学部国文科卒。立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1編 林芙美子の生涯(流浪の子/青春の日々/栄光にむかって/暗い時代のもとで/戦後の混乱の中から)/第2編 作品と解説(放浪記/清貧の書/泣虫小僧/稲妻/うず潮 ほか) 山口県下関に行商人の子として生まれ旅の空と木賃宿で成長した林芙美子は、宿命的に放浪者であった。希望にもえて上京した芙美子は激動する社会の中で転々と職をかえ、アナーキイな詩人たちとの交友や、愛の破局や、種々の苦悩を手記に書きつづり、『放浪記』として発表、一躍文壇におどり出た。さらに『清貧の書』『稲妻』とその地位をきずいた。昭和の暗い時代を庶民と共に歩みつづけ、戦後の混乱期にも人間の生きるべき道を探し求めて、『晩菊』『水仙』を発表、やがて総決算ともいうべき『浮雲』を描き、昭和二十六年六月、すべての力が尽きたように生涯を閉じた。大正、昭和の激動の時代に人間の生きるべき道を求めつづけた林芙美子の文学は、その苛烈な生涯と共に長く人々の心をうつものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
亀井俊介 松柏社エイブンガクシャツボウチショウヨウ カメイシュンスケ 発行年月:2021年04月27日 予約締切日:2021年03月03日 ページ数:205p サイズ:単行本 ISBN:9784775402764 亀井俊介(カメイシュンスケ) 1932年、岐阜県生まれ。東京大学文学部英文科卒業。文学博士。東京大学名誉教授。専攻はアメリカ文学、比較文学。著書に『近代文学におけるホイットマンの運命』(研究社、日本学士院賞受賞)、『サーカスが来た!ーアメリカ大衆文化覚書』(東京大学出版会、日本エッセイストクラブ賞受賞)、『アメリカン・ヒーローの系譜』(研究社出版、大佛次郎賞受賞)、『英文学者夏目漱石』(松柏社)、『有島武郎ー世間に対して真剣勝負をし続けて』(ミネルヴァ書房、和辻哲郎文化賞受賞)、『日本近代詩の成立』(南雲堂、日本詩人クラブ詩界賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 英文学者坪内逍遙への関心/最初の東京大学/文学士の翻訳家/東京専門学校/『小説神髄』/「不愉快」から「飛躍」へ/文学科と『早稲田文学』/没理想論争/早稲田の坪内博士/早稲田大学英文科/「逍遙に還れ」 英文学者・逍遙の軌跡を探究する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
作家・詩人たち二五〇名のお墓めぐり 大塚英良 原書房ブンガクシャ ソウタイロク トショカン オオツカ,ヒデヨシ 発行年月:2015年07月27日 ページ数:333p サイズ:単行本 ISBN:9784562051878 大塚英良(オオツカヒデヨシ) 1946年、兵庫県姫路市生まれ。市立姫路高等学校卒業後、上京、東京デザイナー学院卒。グラフィックデザイナー、インテリアデザイナーを経て、舞台、大道具の制作会社を設立。設計などのかたわら、文学者の墓を全国に訪ねて、その人生の一端を自らに重ね合わせた探墓の記録「文学者掃苔録」を1995年よりウェブサイトに公開運営、二〇年目に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 會津八一/仁山二郎/赤瀬川原平/芥川龍之介/安部公房/天野忠/鮎川信夫/有馬頼義/有吉佐和子/安西冬衛〔ほか〕 詩人、歌人、俳人、小説家たちの来歴と墓所を案内する掃苔紀行。巻末付録として墓所一覧一〇〇〇件を収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
主体とことば 研究叢書 501 山本一 和泉書院ホッシンシュウトチュウセイブンガク ヤマモトハジメ 発行年月:2018年06月08日 予約締切日:2018年05月15日 ページ数:328p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757608801 山本一(ヤマモトハジメ) 1952年生まれ。最終学歴:大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。学位:博士(文学)大阪大学。職歴:大阪大学文学部助手、金沢大学教育学部講師、同助教授、同教授を経て、2018年3月まで金沢大学人間社会研究域学校教育系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 説話集と編者主体(『発心集』巻一・巻二の展開ー思索の表現としての説話配列/袈裟と琵琶ー社寺宝物伝承と『発心集』編者の関心/『発心集』の思想的核心ー往生の条件/『発心集』の法華読誦仙人譚からー編者の関心と説話配列/恩義と信義への関心ー『発心集』増補の可能性との関係において ほか)/第2部 ことば、こと、ものー読解のために(副詞の「あやまりて」ー『宇治拾遺物語』『平家物語』の語彙から/「夢見」と「議勢」ー『平家物語』の語彙から/「霞」と反照ー藤原家良歌の「ほてり」など/「ふるさと」と「ふるや」ー『方丈記』の和歌的修辞/外山と音羽山ー『方丈記』の修辞と歌枕 ほか) 第1部:おもに説話集を編纂する主体に関する研究であり、長期間にわたり発表してきた『発心集』論をあらためて補筆体系化した九章に、『十訓抄』論二編を加えて構成。第2部:語と表現の解釈に関する問題をおもに取り上げ、発表時に反響の大きかった副詞的「あやまりて」についての論を再構成して収録したほか、『方丈記』、西行などに関する論考を収める。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
慷慨から煩悶へ 木村洋 名古屋大学出版会ブンガクネツ ノ ジダイ キムラ,ヒロシ 発行年月:2015年11月 ページ数:301, サイズ:単行本 ISBN:9784815808211 木村洋(キムラヒロシ) 1981年兵庫県に生まれる。2004年神戸大学文学部卒業。2010年神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員などを経て、熊本県立大学文学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 政治と文学の紐帯(徳富蘇峰の文学振興/経世と詩人論ー徳富蘇峰の批評活動/明治中期、排斥される馬琴ー松原岩五郎の事例/平民主義の興隆と文学ー国木田独歩『武蔵野』論/民友社史論と国木田独歩ー「人民の歴史」の脈絡/人生を思索する精神ー一八九〇年代の内村鑑三)/第2部 文学の卓越化(告白体の高山樗牛/藤村操、文部省訓令、自然主義/明治後期文壇における告白ー梁川熱から自然主義へ/自然主義と教育界ー正宗白鳥「何処へ」を中心に/政治の失墜、文学の隆盛ー一九〇八年前後/自然派ぶりの漱石) 政治の季節が終わり、蘇峰が新たな理想を求め、独歩が無名の人民の経験を「記憶せよ」と呼びかけるうちに、文学は切実な営みとして「発見」された。内面の告白や青年の煩悶をひとたび正面から受け止め、経世の世にあって人生を問いかけていった知識人の挑戦を、端正に描き出す力作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
齋藤孝 草思社ナツメソウセキノジンセイロン ウシノヨウニズンズンススメ サイトウタカシ 発行年月:2016年11月19日 予約締切日:2016年11月18日 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784794222381 齋藤孝(サイトウタカシ) 1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒、同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に『宮澤賢治という身体』(世織書房、宮澤賢治賞奨励賞)『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会、新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめに “漱石流真面目力”を読み解く/第1章 あなたは本当に真面目ですか/第2章 自分の本領を発揮していますか/第3章 生き切っていますか/第4章 世の中に立ち向かっていますか/第5章 人のために泣けますか/第6章 覚悟がきまっていますか/おわりに “人間の教師”夏目漱石 「牛のように進め」と若き弟子たちに書き送った漱石。牛は漱石にとって一つの理想のイメージだった。とかく、こぢんまりと真面目に生きる現代の若者に「本当の真面目」とは、もっと腹の底からの大真面目だと説く漱石からの魂のメッセージ。「仕事」「人間関係」「家庭」などについて述べた言葉から、現代人に役立つ教えを読み解く。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
金子 幸代 鴎出版オウガイ ワガセイシュンノドイツ カネコ サチヨ 発行年月:2020年11月17日 予約締切日:2020年10月22日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784903251172 金子幸代(カネコサチヨ) お茶の水女子大学大学院修士課程修了、一橋大学大学院博士後期課程満期退学、富山大学名誉教授。専攻は日本近代文学・比較文学。主に森鴎外研究(特にドイツ留学時代、および日独の女性解放運動との関係)、女性雑誌の研究、映画と文学の文化史的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 ベルリンー『舞姫』の舞台(マリーエン教会ーベルリン/ブランデンブルク門ーベルリン/ベルリン森鴎外記念館ーベルリン ほか)/2 ライプツィヒ・ドレスデンー『文づかひ』の舞台(ライプツィヒ駅ーライプツィヒ/オペラ座ーライプツィヒ/旧市庁舎界隈ーライプツィヒ ほか)/3 ミュンヘンー『うたかたの記』の舞台(ミュンヘンの凱旋門ーミュンヘン/ババリア像ーミュンヘン/王立美術学校ーミュンヘン ほか)/鴎外留学日録ー一八八四年(明治十七)〜一八八八年(明治二十一) 森鴎外、最初で最後の「青春の旅」。一九世紀末、森鴎外が留学の地ドイツに赴き滞在したベルリン、ライプツィヒ、ドレスデン、ミュンヘンの四都市を、「舞姫」「文づかひ」「うたかたの記」「独逸日記」等の作品を取り上げ、写真と解説で追体験する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
齋藤孝(教育学) 時事通信出版局 時事通信社ソウセキ オ デンシ ジショ デ ヨム サイトウ,タカシ 発行年月:2017年04月 ページ数:265p サイズ:単行本 ISBN:9784788715189 齋藤孝(サイトウタカシ) 明治大学文学部教授。1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 電子辞書を活用して語彙を増やす(リビングに1台電子辞書を/夏目漱石を取り上げた理由 ほか)/第2章 『坊っちゃん』を読む/第3章 『こころ』を読む(「上 先生と私」/「下 先生と遺書」)/第4章 漱石の作品の名言を味わう(『吾輩は猫である』/『草枕』 ほか) 近代日本語の基礎をつくった漱石。言葉にこだわると、ストーリーを追って読んでいた時には見えなかった『坊っちゃん』や『こころ』の世界が現われます。複数の辞書を瞬時に引ける電子辞書を使えば漱石の言葉の深くて、広い世界に簡単に触れられます。語彙力は飛躍的にアップします。その手法を紹介します。電子辞書を持っていない人も、本書で体験してください。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
南富鎭 春風社ムラカミハルキ セイシンノヤマイトイヤシ ナンブジン 発行年月:2019年06月28日 予約締切日:2019年05月15日 ページ数:360p サイズ:単行本 ISBN:9784861106521 南富鎭(ナンブジン) 1961年韓国醴泉生まれ。慶北大学校国語国文学科卒業。国語(韓国語)教諭。1990年日本文部省国費留学生として来日。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会外国人特別研究員。現在、静岡大学人文社会科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 夢現象、青年期の危機、欠損ー『納屋を焼く』『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』/第2章 発病、精神科医、風景構成法ー『中国行きのスロウ・ボート』『めくらやなぎと眠る女』/第3章 自閉、二つの世界、三つの主体ー『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』/第4章 自己消失、アイデンティティ、旅路説ー『象』『ピクニック』『象の消滅』『鏡』/第5章 徴候、予感、発作、病の不可逆ー『パン屋襲撃』『パン屋再襲撃』/第6章 分裂症、森田療法、反精神医学、旅路の始まりー『ノルウェイの森』/第7章 幻覚、有徴、無徴、ブラックホールー『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』/第8章 象の帰還、宗教妄想、恩寵、不在の暴力性、対象喪失ー『ねじまき鳥クロニクル』/第9章 旅路の終焉、物語の産屋、治癒の陥穽ー『アンダーグラウンド』『underground 2』 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
司馬遼太郎、半藤一利、村上春樹 福井雄三 総和社レキシ ショウセツ ノ ワナ フクイ,ユウゾウ 発行年月:2013年12月 ページ数:275p サイズ:単行本 ISBN:9784862860750 福井雄三(フクイユウゾウ) 東京国際大学教授。昭和28年7月鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒。企業勤務ののち、大坂青山短期大学教授を経て、現職。専攻は国際政治学、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 村上春樹と司馬史観/第2章 旅順攻防と乃木希典/第3章 司馬史観と東京裁判史観/第4章 ノモンハン事件の真実/第5章 司馬史観を受け継いだ半藤史観/第6章 作品でたどる司馬史観の萌芽と形成/第7章 『故郷忘じがたく候』の虚構/エピローグ 『永遠の0』で見えた日本の可能性/付録 特別対談ー司馬史観に象徴される戦後精神史(×東谷暁) 司馬史観徹底検証!国民的人気作家たちが紡ぐ虚構の近現代史を撃つ決定版! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
「書かず」と書くこと 田村 隆 東京大学出版会ショウヒツロン タムラ タカシ 発行年月:2017年07月31日 予約締切日:2017年07月30日 ページ数:300p サイズ:単行本 ISBN:9784130830737 田村隆(タムラタカシ) 1979年山口県岩国市生まれ。2001年九州大学文学部卒業。2006年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了、博士(文学)。九州産業大学国際文化学部講師、東京大学大学院総合文化研究科講師をへて、現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部(省筆論/夕顔以前の省筆/貫之が諌め/卑下の叙法/「ようなさにとどめつ」考/「思ひやるべし」考/与謝野晶子訳『紫式部日記』私見/省筆の訳出/「御返りなし」考)/第2部(施錠考/村雨の軒端/硯瓶の水/いとやむごとなききはにはあらぬが/「涙」の表記/玉葛の旧跡) 『源氏物語』はどのように書かれなかったのか。古典文学から与謝野晶子、谷崎潤一郎の現代語訳まで叙述のレトリックをめぐる裏側からの文学論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
文学・古代史・国家 廣瀬陽一 クレイン JRCキム ダルス ト ソノ ジダイ ヒロセ,ヨウイチ 発行年月:2016年05月 ページ数:471p サイズ:単行本 ISBN:9784906681457 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
見えないもののリアリズム 平凡社ライブラリー グレゴリー・ガリー 佐復秀樹 平凡社ミヤザワ ケンジ ト ディープ エコロジー ガリー,グレゴリー サマタ,ヒデキ 発行年月:2014年09月10日 ページ数:327p サイズ:全集・双書 ISBN:9784582768183 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
昭和の幻景 川本三郎 斎藤慎爾 柏書房クゼ テルヒコ ノ セカイ カワモト,サブロウ サイトウ,シンジ 発行年月:2007年03月 ページ数:424p サイズ:単行本 ISBN:9784760130849 川本三郎(カワモトサブロウ) 評論家。1944年東京都生まれ 齋藤愼爾(サイトウシンジ) 俳人・編集者。1939年韓国・京城生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 久世光彦作品集(真青な夏ー小沼丹/あんたとあたいのブルースー港が見える丘/朧絵師の死ー上村一夫/螢火の館ー弥生美術館/〓(ぬえ)のごとくー昭和風雲録 ほか)/久世光彦詞華集ー久世さんの愛した作品(村のエトランジエ(小沼丹)/かわうそ(向田邦子)/雪(川端康成)/満願(太宰治) ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
〈霧〉と〈二重性〉 開 信介 和泉書院ヒサオジュウランサクヒンケンキュウ ヒラキ シンスケ 発行年月:2023年03月30日 予約締切日:2023年03月15日 ページ数:260p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757610644 開信介(ヒラキシンスケ) 1980年、京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、三重大学人文学部特任講師。専攻は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 久生十蘭作品群における“霧”モチーフ/第2章 久生十蘭作品群における“二重性”モチーフ/第3章 久生十蘭「鶴鍋」(「西林図」)論ー敗戦と見立て/第4章 久生十蘭「予言」論ー二重化された語り/第5章 久生十蘭「母子像」論ー“二重性”モチーフと第二回世界短編小説コンクールにおける翻訳の問題/第6章 久生十蘭「湖畔」論ー合理と非合理の「幻想文学」/補論 新資料・三澄半造名義の久生十蘭作品六篇について 小説の魔術師、久生十蘭。十蘭の作品群は多様な文体、巧緻な構成といった小説技巧の面で高く評価されてきた。しかしながら、十蘭の作品世界についての網羅的かつ具体的な研究は未だ乏しいのが現状である。本書は、十蘭作品に頻出するモチーフを切り口として、その作品世界を明らめるものである。新資料を含む十蘭の創作全268作品を網羅的に調査・分析し、そこで得られた知見をもとに作品分析を行う。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
近代日本における女・夫婦・家族像の変遷 大村敦志 ミネルヴァ書房ブンガク カラ ミタ カゾクホウ オオムラ,アツシ 発行年月:2012年02月 ページ数:247, サイズ:単行本 ISBN:9784623062096 大村敦志(オオムラアツシ) 1958年千葉県生まれ。1982年東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手。1985年東京大学法学部助教授。1998年東京大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 小説・家族・法/第1章 明治後期(明治二〇年代/明治三〇年代)/第2章 大正末年から戦後まで(大正末年/戦後)/第3章 昭和末年から平成へ(一九八〇年代/二〇〇〇年前後)/終章 現在および将来/補論 法学と文学の交錯ー『虞美人草』と「明治民法」 時代を代表する文学作品に表れる、女・夫婦・家族像を考究するとともに、それぞれの時代の家族法を分かりやすく論じる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
単行本 猪瀬直樹 中央公論新社タイヨウ オトコ イシハラシンタロウデン イノセナオキ 発行年月:2023年01月19日 予約締切日:2022年12月02日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784120056192 猪瀬直樹(イノセナオキ) 1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年、辞任。15年、大阪府・市特別顧問就任。2022年から参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 敗戦の子/ヨットと貧困/公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩/運をつかむ/スター誕生/ライバル三島由紀夫/拳闘とボディビル/『亀裂』と『鏡子の家』/「あれをした青年」/挑戦と突破/「石原」亡国と三島「憂国」/嫌悪と海/天皇と核弾頭 『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した2人の天才を考察することで、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。東京都知事と副知事、また作家同士として都庁舎で折々語りあった猪瀬直樹が見た慎太郎の素顔とは…。『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』に続く作家評伝を、一周忌に満を持して上梓する著者渾身の書き下ろし。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
大城立裕 又吉栄喜 目取真俊 黒古一夫 アーツアンドクラフツヤマトヲウツオキナワブンガク クロコカズオ 発行年月:2023年11月24日 予約締切日:2023年11月09日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784908028908 黒古一夫(クロコカズオ) 1945年12月、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「日本=ヤマト」を撃つ沖縄文学(『沖縄ノート』に始まる/「沖縄」との再会・「大城立裕」との出会い/目取真俊の登場/立松和平・池澤夏樹・宮内勝典、そして……)/第1章 大城立裕論ー「同化」と「異化」のはざまで(『カクテル・パーティー』評価をめぐって/「沖縄戦」を描く/「集団自決」について/「戦争と文化」三部作/その「創作意識」は/「沖縄問題は文化である」/もう一つの「沖縄線」ー『普天間よ』/更に、『辺野古遠望』について)/第2章 又吉栄喜の文学ー“原体験・原風景”と向き合い、言葉を紡ぐ(「原体験」ー米軍基地とベトナム戦争/原風景1ー沖縄の古層文化と『豚の報い』//原風景2ー「時空超えた沖縄」//原風景3ー沖縄の「自然」と庶民の暮らし/「進化(深化)」の標か、それとも「停滞」の証か)/第3章 目取真俊の文学ー永遠の“異”で在り続ける(終わらない戦争(沖縄戦)1ー『水滴』へ/終わらない戦争(沖縄戦)2ー『風音』論//終わらない戦争(沖縄戦)3ー『魂魄の道』/「反日本(ヤマト)・反天皇制)」の彼方へー『平和通りと名付けられた街を歩いて』/刻印された反軍・反米軍(基地)の思想/「暴力」と「報復」の連鎖ー「反基地」思想の行方) 「政治と文学」論を超える新たな可能性。現代文学の傍流として扱われてきた「沖縄文学」を批判・検証し、新たな文学表現の可能性を論じる作家論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
新典社選書 保科恵 新典社ニュウモン ヘイアン ブンガク ノ ヨミカタ ホシナ,メグミ 発行年月:2020年04月 予約締切日:2020年04月04日 ページ数:206p サイズ:全集・双書 ISBN:9784787968463 保科恵(ホシナメグミ) 1966年7月24日横浜市に生れる。1990年3月二松学舎大学文学部国文学科卒業。1996年3月二松学舎大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専攻・学位:表現論・博士(文学)。現職、二松学舎大学・日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1講 まずは疑ってみることー古典文学を読むために/第2講 昔の暦の話ー『古今集』はくだらぬ集/第3講 月と干支の話ー平安時代のカレンダー/第4講 地名の話ー平安文学のふるさと/第5講 本文の話ー本当にそう読めるのか/補講 古典だけに留まらないことー本文をしっかりと読む 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
単行本 中央公論新社 中央公論新社カノジョタチノミシマユキオ チュウオウコウロンシンシャ 発行年月:2020年10月21日 予約締切日:2020年09月08日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784120053474 1 彼自身による三島由紀夫ー婦人公論アーカイヴ1 三島由紀夫/2 私の三島由紀夫/3 「彼女たち」との対話/4 追憶の三島由紀夫/5 『美徳のよろめき』を読む/6 女が美しく生きるにはー婦人公論アーカイヴ2 三島由紀夫 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
アジア遊学 216 河野至恩 村井則子 勉誠出版ニホンブンガクノホンヤクトリュウツウ コウノ シオン ムライ ノリコ 発行年月:2017年12月31日 予約締切日:2017年12月08日 ページ数:288p サイズ:全集・双書 ISBN:9784585226826 1 日本文学翻訳の出発とその展開(日本文学の発見ー和文英訳黎明期に関する試論/一九一〇年代における英語圏の日本近代文学ー光井・シンクレア訳『其面影』をめぐって/日本文学の翻訳に求められたものーグレン・ショー翻訳、菊池寛戯曲の流通・書評・上演をめぐって)/2 俳句・haikuの詩学と世界文学(拡大される俳句の詩的可能性ー世紀転換期西洋と日本における新たな俳句鑑賞の出現/最初の考えが最良の考えーケルアックの『メキシコシティ・ブルース』における俳句の詩学)/3 生成する日本・東洋・アジア(義経=ジンギスカン説の輸出と逆輸入ー黄禍と興亜のあいだで/反転する眼差しーヨネ・ノグチの日本文学・文化論/翻訳により生まれた作家ー昭和一〇年代の日本における「岡倉天心」の創出と受容)/4 二〇世紀北東アジアと翻訳の諸相(ユートピアへの迂回路ー魯迅・周作人・武者小路実篤と『新青年』における青年たちの夢/朝鮮伝統文芸の日本語翻訳と玄鎭健の『無影塔』における民族意識/ミハイル・グリゴーリエフと満鉄のロシア語出版物)/5 “帝国”の書物流通(マリヤンの本を追ってー帝国の書物ネットワークと空間支配/日本占領下インドネシアの日本語文庫構築と翻訳事業) 「翻訳」「流通」をキーワードに、日本文学の海外受容史を読み直し、その解釈の新たな可能性を提示する。近年の比較文学・日本文学研究の動向も踏まえつつ、19世紀後半〜20世紀前半の具体的な受容を通して、日本文学の世界での展開と世界的な枠組みから読み直しを目指す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
島国の彼岸へと漕ぎ出す日本文学芸術論; 栗原明志 作品社ウキヨバナレ クリハラアカシ 発行年月:2019年09月27日 予約締切日:2019年08月26日 ページ数:380p サイズ:単行本 ISBN:9784861827754 栗原明志(クリハラアカシ) 1971年東京生まれ。作家、東京大学教養学部教養学科卒。現在、株式会社TBRの代表取締役として、音楽レーベルや盆踊チームなどイベントのプロデュースも手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 浮きよばなれ/咎なくて死すー山田美妙/種田山頭火/兼好の方程式/兼好法師との対話/不壊の砦ー『保元物語』について/マイスター馬琴/思考/芳香ー歌川国芳/飛んでもニギハヤヒ/原理への憧れ/ファミリー・プロットー鳩摩羅什伝/日蓮/ようやく河口に辿り着いた、これから智慧の海へと漕ぎ出そう/弓と禅とアンチ禅/付託されたももの/姉を恐れるな、妹を犯せー『源氏物語』・宇治十帖より/永遠のソレルス/以心伝心ー五世野村万之丞/小津のエロティシズム/西馬音内/幸田露伴とビットコイン/パプアニューギニア随行記/二〇〇〇年の京都/二〇一七年の京都 古事記、万葉集、源氏物語、保元物語、日蓮、徒然草、南総里見八犬伝、歌川国芳、河口慧海、幸田露伴、山田美妙、種田山頭火、小津安二郎、西馬音内盆踊り…。日本の歴史に名を刻んだ偉業は、同時にこの「日本」を内奥から突き破るかのごとき破格の挑戦でもあった!「この島国に居ながらにして平然と外部へ飛び出していった者たち」を召喚し、古代の記紀神話から21世紀のIT社会にまで連なる、文学・芸術の知られざる系譜を縦横無尽に語りつくす! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)