戦前期リベラリズムの帰趨 筑摩選書 鈴木貞美 筑摩書房ブンゲイシュンジュウノセンソウ スズキサダミ 発行年月:2016年04月13日 ページ数:384p サイズ:全集・双書 ISBN:9784480016386 鈴木貞美(スズキサダミ) 1947年生まれ。
■東京大学文学部仏文科卒業。
■学術博士。
■創作、文芸批評に従事ののち、東洋大学を経て、国際日本文化研究センターに勤務。
■定年後、同名誉教授。
■日本近現代文芸を中心に思想文化史の再編と取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 菊池寛、人と思想/第2章 菊池寛のエディター・シップ/第3章 『文藝春秋』と日中戦争/第4章 『文學界』グループの転向/第5章 文春グループの「大東亜戦争」/第6章 文春グループの戦後 一九二三(大正一二)年、『文藝春秋』は本文二八頁、定価一〇銭の薄いパンフレットのような体裁で創刊された。
■そして、瞬く間に新中間層を引きつけ、総合雑誌のトップに躍り出る。
■創刊以来、中道の立場をとっていたが、日中戦争の開始とともに「戦争」に深くコミットしていく。
■文壇、論壇の大御所となった菊池寛、その周辺に集まったリベラルな文化人たちは、ただ時代の空気に「迎合」し、呑み込まれてしまったのか。
■戦後民主主義の図式からは見えない「戦時言論」の深部を探り当てる。
■ 本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム その他......._..............