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チェロの貴族マイナルディ、盟友ゼッキとの偉大な遺産。 驚愕の高音質で残されていた気品と滋味あふれる名演集を初LP化! ★気品ある音色と滋味あふれる歌いこなしで「チェロの貴族」と讃えられたマイナルディと、盟友ゼッキによる「3大B」の聴き応え満点ソナタ集。1956年に旧西ドイツ、フランクフルトのヘッセン放送協会のために放送用に収録した音源です。MELOCLASSICレーベルより完全初出としてCDで発売されたときに、その演奏と音質の素晴らしさに度肝を抜かれたヒストリカル・ファンも多いことでしょう。このたびレーベルよりライセンスを受けてALTUSがLP化を行いました。LP用のアナログ・マスターテープを製作し製盤することによりCDとはまた違った深い味わいを獲得しており、マイナルディのさらなる真価がお楽しみ頂けるかと思います。 ★ブラームスのソナタ冒頭、チェロで奏でられる主題は考えうる限りの暗さと侘しさを持っており、耳にしたが最後、瞬時にマイナルディの世界に引き込まれます。派手さはまったくありませんが、はっきり言って超名演。心にじわりと滲みこんでくる語り口、ゆったりと伸縮するテンポ、深い闇のような呼吸がたまりません。絶妙な間合いで対話するゼッキのピアノも見事。真摯にとことん音楽に没入したい方に捧ぐ、これぞアナログの本領発揮、LPの醍醐味ここにありといった逸品です。 収録情報 曲目・内容 エンリコ・マイナルディ ヘッセン放送未発表スタジオ録音集 [LP1-A] ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 (第1楽章) [LP1-B] ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 (第2・3楽章) [LP2-A] ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 [LP2-B] J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV1028 (グリュッツマッヒャー編) アーティスト(演奏・出演) エンリコ・マイナルディ (チェロ) カルロ・ゼッキ (ピアノ) レコーディング 1956年4月3日/フランクフルト・ヘッセン放送協会 ルーム1/B (ブラームス、バッハ) 1956年3月17日/フランクフルト・ヘッセン放送協会 ゼンデザール (ベートーヴェン)
ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現 ともに宮廷楽団で演奏したライヒャ、ロンベルクの作品集 ★ベートーヴェンを主軸に、周辺の音楽、作曲家にも焦点を当て、当時の宮廷音楽を再現していくシリーズ第2弾。 ベートーヴェンというと宮廷や教会に雇用されない自立した音楽家というイメージがありますが、ベートーヴェン家は、祖父が宮廷楽長で父が宮廷テノール歌手と代々ボン宮廷と関わりがあり、ルートヴィヒ自身も音楽家としてのキャリアは宮廷音楽家でありました。 このアルバムでは、楽聖ベートーヴェンの生誕の地ボンを本拠地とし、1907年に設立されたボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによる演奏で、ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現しています。 ボヘミア出身のアントン・ライヒャはベートーヴェンと同年生まれで、ケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者としてボンに移りそこでベートーヴェンと知り合います。後にパリ音楽院の作曲教授として名声を得、古典派様式の管楽室内楽に優れた作品を残した事で知られています。アンドレアス・ヤーコプ・ロンベルクはヴァイオリニストとして1790年、ボンの選帝侯の宮廷楽団に入団し、前述の通りここには若きベートーヴェンとライヒャも所属しており、彼らと親交を持ちました。優れたヴァイオリン奏者として活躍したロンベルクによるヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン・トリオ・ボンのミハイル・オヴルツキが卓越した技巧で演奏しています。パウル・ヴァインベルガーは6曲の交響曲を作曲。このニ長調の作品は名人芸を披露するようなソロパートがあり、実験的なアプローチと豊かなサウンドが際立った作品。今回200年ぶりにボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによって再演されました。 収録情報 曲目・内容 エディション・ホーフカペレ2〜宮廷コンサート アントン・ライヒャ (1770-1836) :大序曲ニ長調 アンドレアス・ロンベルク (1767-1821) :ヴァイオリン協奏曲第8番変ホ長調 パウル・ヴァインベルガー (1758-1821) 交響曲ニ長調 アーティスト(演奏・出演) ボン宮廷楽団 (ボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバー) ディルク・カフタン (指揮) ミハイル・オヴルツキ (ヴァイオリン) レコーディング 録音:2021年3月25,26日 (ライヒャ、ロンベルク) 、2023年1月9-12日 (ヴァインベルガー) 、ラ・レドゥーテ、ボン=バート・ゴーデスベルク
知られざるロシア作曲家の貴重な録音 社会主義リアリズムの枠に収まりきらない 繊細で力のある音楽 ★ほとんど知られていないロシアの作曲家、グレゴリー・フリード (1915-2012) のヴァイオリンとピアノのための作品を網羅したアルバムです。フリードはペトログラード生まれで、リチンスキー、シェバリーンに作曲を師事。社会主義リアリズムに則った作風に始まり、後年は12音技法などの現代的な書法も取り入れました。いかにもロシア的な、明るい和声を持ちつつもひねった不協和を採り入れた語法が特徴的。ソナタ第3番では一気に沈静化した暗く不気味な世界も見せます。 ★「15年ほど前にフリードの室内楽と管弦楽のスコアに始めて出会い、強い興味を持ちました。ヴァイオリンとピアノのための作品からは、作曲家の様式的発展を辿ることができます。初期作品はショスタコーヴィチの、後期作品はデニソフ、グバイドゥーリナ、シュニトケの語感に近いものがあります。〈暗い〉〈思索的な〉〈皮肉めいた〉〈秋日のような〉といったイメージが浮かんできます。」 (オリヴァー・トリンドル) ★「2019年の夏、集まったフリードのヴァイオリンとピアノのための作品の楽譜を前に、オリヴィエと読み合わせのセッションをし、その音楽のあまりの強さに何度も涙しました。いずれも繊細で深い悲しみをもった、作曲家の真の心が込められた作品です。」 (イザベル・ファン・クーレン) 収録情報 曲目・内容 グレゴリー・フリード (1915-2012) : ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ディヴェルティメント Op.45-1 (1969) アンダンティーノ ソナチネ Op.32 (1956) 自然の暦 Op.17-2 (1948) [Spring is Arriving / The Little Bird / Spouts / Autumn / The Rivulet / Sunset / A Sparkling Drop / Bunny / The Wasps Feel Cold / Fox Hunting] ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.27 (1952) ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.51 (1968) ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.57 (1968) アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファン・クーレン (ヴァイオリン) オリヴァー・トリンドル (ピアノ) レコーディング 録音 : 2020年9月3-6日/ケルン、ドイツ放送カンマームジークザール
息をのむ美しさ! 鬼才ホルン奏者バボラークの新譜は ブラームスの弦楽五重奏曲第2番をホルン+弦楽四重奏版でお届け! ★ホルン界の鬼才ラデク・バボラーク。コロナ禍においても来日を実現するなど日本でも絶大なる人気を博します。当アルバムでは「フレンチホルンと弦楽四重奏」の作品をお届け。ブラームスの弦楽五重奏曲第2番をバボラークとアスラマスが編曲したホルン+弦楽四重奏版を中心に瑞々しい抒情と旋律にあふれたグラズノフの「牧歌」「セレナード第2番」、そしてシベリウスの弦楽三重奏曲をバボラークが編曲・改編した五重奏曲「フィンランドのホルン」です。ロマン派の名作曲家の、この上なき美しい旋律をバボラーク率いるメンバーが奏でます。 収録情報 曲目・内容 1. ブラームス (バボラーク、アスラマス編) :弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111【世界初録音】 2. グラズノフ:「牧歌」〜ホルンと弦楽四重奏のための 3. グラズノフ:「セレナード第2番」 4. シベリウス (バボラーク編) :五重奏曲 ト短調「フィンランドのホルン」 (原曲:弦楽三重奏曲) 【世界初録音】 アーティスト(演奏・出演) ラデク・バボラーク (ホルン) バボラーク・アンサンブル【ミラン・アル=アシャブ (ヴァイオリン) 、マルティナ・バチョヴァー (ヴァイオリン) 、カレル・ウンテンミュラー (ヴィオラ) 、ハナ・バボラコヴァー (チェロ) 】 レコーディング セッション録音:2021年/ソノ・レコーズ、ノウゾフ (チェコ)
ケラス&タロー、共演による新譜はマラン・マレ!! ケラスの歌とタローの魔法の音色が炸裂! ★ケラスとタローが、マラン・マレを録音しました。モダン・チェロとピアノによるマラン・マレというだけでも興味津々なうえ、ふたりによる演奏となれば、黙って通り過ぎるわけにはいきません。ケラスはその圧倒的なうまさと音楽で、洋の東西、時代を問わずに演奏活動を展開、そしてタローはラモーのクラヴサン曲集のピアノによる演奏で世界をあっといわせた存在。そんなふたりによるマレ!ひとつの組曲を核に、さまざまなキャラクターの小曲を合間にちりばめた、1枚をとおしてたのしめるプログラムも魅力。ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロで演奏するとどちらかといえばゆったりと典雅、内省的な印象すらあるマレ。ケラスとタローによる演奏は、フレーズひとつひとつに満ちる歌、さりげない装飾音にただよう繊細なエレガンスが美しく、そしてスタイリッシュ。かと思うと、ワールドミュージックを聴いているような感覚になるような場面もあるなど、1曲1曲が実に新鮮。膀胱結石手術図の患者役にはコメディ・フランセーズの役者をゲストに迎えた力の入りよう。タローのソロも、ラモーやクープランにつづき、衝撃の美しさに心がふるえます。そしてスペインのフォリアでの、ケラスの圧倒的うまさ!!絶対注目です!!! 収録情報 曲目・内容 マラン・マレ (1656-1728) :作品集 1. プレリュード * 2. ガヴォット * 3. ミュゼット (ヴィオール曲集第4巻、組曲イ短調より) 4. スペインのフォリアのクプレ (ヴィオール曲集第2巻より) 5. ラ・レヴーズ (夢、夢想、夢見る女) (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より) 6. ファンタジー* 7. グラン・バレ * 8. サラバンド * 9. 膀胱結石手術図 (ヴィオール曲集第5巻) 10. クーラント * 11. 作者不詳 (伝:マラン・マレ) :Les Regrets (後悔) (ヴィオール曲集第2巻 組曲ホ短調より) 12. プレリュード (ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より) 13. サラバンド・グラーヴ (ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より) 14. きわめて速く - 遅く (マレ風ソナタ) 15. ル・バディナージュ (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より) [ ピアノ・ソロ編曲 ] 16. ジグ - ドゥーブル * 17. アルマンド * *= ヴィオール曲集第3巻 組曲イ短調より アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/ジョフレド・カッパ、1696年製) アレクサンドル・タロー (ピアノ/YAMAHA CFXグランドピアノ) ギョーム・カリエンヌ (コメディ・フランセーズ会員/9) レコーディング 録音:2022年8月、大ホール、アルセナル・ド・メス (フランス)hmm-902315
名手マンデルリング四重奏団が奏でるフレンチ・アルバム第2弾はドビュッシーと世界初録音のジャン・リヴィエ! ★独 auditeレーベルの看板アーティスト、マンデルリング四重奏団。前作「ペニーズ・フロム・ヘヴン」〜アンコール作品集(AU-97786)では弦楽四重奏の新たな魅力を伝える、ジャンルを超えた多様な音楽を聴かせてくれました。その後、フランスの作曲家、ラヴェルとラ・トンベルを組み合わせたアルバム(AU97709)をリリースしました。期待のアルバムはフレンチ第2弾としてドビュッシーとジャン・リヴィエを組み合わせました。 ★ドビュッシー唯一の弦楽四重奏曲はいわずと知れた名曲。1893年にイザイ四重奏団献呈されたこの作品は現在フランスを代表する弦楽四重奏曲として頻繁に演奏されております。 ★フランス、ヴィルモンブル出身のジャン・リヴィエ(1896-1987)。リヴィエは哲学を学んだ後、パリ国立高等音楽・舞踊学校にてモーリス・エマニュエル、ジャン・ギャロンなどに師事。その後 1947年から1966年まで作曲科の教授をつとめました。交響曲、歌劇、バレエ、協奏曲などの大曲から室内楽、詩篇、歌曲など様々なジャンルに挑み、生涯100曲ほど残しています。ここに収録された2つの弦楽四重奏曲は変化に富んだ情熱的な作品。この度世界初録音が実現しました。 ★マンデルリング四重奏団のアンサンブルは安定感抜群。激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏で、名門の名にふさわしい堂々たる演奏を聴かせてくれます。 ★2015年より新メンバーに迎えられたヴィオラのアンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。ワイマールの音楽学校を卒業後ヴィオラに転向し、ベルリン・ハンス・アイスラー高等音楽院にてアルフレート・リプカに師事。また、キム・カシュカシアン、クリストフ・ポッペンなど著名な演奏家から薫陶を得ました。その後、国際的な音楽祭に出演するほかファウスト・クァルテットのメンバーとして、また2001年よりベルリン放送交響楽団首席奏者として活躍しております。 収録情報 曲目・内容 1. ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 2. ジャン・リヴィエ:弦楽四重奏曲第1番 3. リヴィエ:弦楽四重奏曲第1番 アーティスト(演奏・出演) マンデルリング四重奏団 【ゼバスティアン・シュミット(第1ヴァイオリン)、ナネッテ・シュミット(第2ヴァイオリン)、アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)、ベルンハルト・シュミット(チェロ)】 レコーディング セッション録音:1. 3. 2019年10月10-12日、2. 2020年1月28&29日/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ プロデューサー:ステファン・ラング レコーディング・プロデューサー:ステファン・シュミット
おそろしいまでに最高のメンバーによるシューマン ★おそろしいまでに最高のメンバーがそろったシューマンのピアノ四重奏&五重奏曲録音が登場しました。 ★世界最高峰のヴァイオリン奏者ファウスト、フライブルク・バロック・オーケスラの創設メンバーでもある名手シュライバー、ヴィオラ・スペースの音楽監督など日本にもゆかりの深い世界最高のヴィオラ奏者タメスティ、現代からマラン・マレ、どんなジャンルのものも神業の完成度と鋭さで弾いてしまうケラス、そしてスケールが大きく、種々の楽器を神業の完成度で弾き分けるメルニコフ、というメンバーです (シュライバーは五重奏に参加) 。これ以上のメンバーはなかなかそろわないでしょう。 ★弦楽器ひとりひとりの歌がそれぞれ際立っていながらも見事に融和しております。そこを貫くように陰になり日向になりながら自在に歌い翔けるメルニコフのフォルテピアノが、全体をロマンティックの方向にリードしており、全体のバランスも極めてよい仕上がり。最高の形で実現した「名手たちによる室内楽」となっています。一音一音が過ぎていくのがもったいないような演奏となっております。 収録情報 曲目・内容 シューマン: ・ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47 ・ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44* アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト (ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス"スリーピング・ビューティ"、クレモナ) *アンネ・カタリーナ・シュライバー (ヴァイオリン/作者不明、1700年頃、オランダ) アントワン・タメスティ (ヴィオラ/1672年製ストラディヴァリウス、クレモナ) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/1696年製ジョフレド・カッパ、トリノ) アレクサンドル・メルニコフ (フォルテピアノ/1851年製プレイエル、パリ) レコーディング 録音:2021年6月、トロッシンゲン、連邦アカデミー
遂に登場! マイナルディのベートーヴェン・ソナタ全集! ★クオリティの高いLPでおなじみのAnalogphonicから、遂に!マイナルディによるベートーヴェンが3枚組で登場です。オリジナル盤はプレミアがついており、これまで復刻盤の発売もありませんでしたので、Analogphonicの確かなクオリティによる復刻盤の登場は大歓迎といえるでしょう。高貴なベートーヴェン像が、マイナルディの弓さばきから掘り出されていくような演奏です。高貴な音楽性、それでいて非常に抑制の効いた、静謐の世界のイメージの演奏。これほどまでに偉大で深遠で真の人間味を感じさせるベートーヴェンを今日聴くことは非常に稀といえるでしょう。モノラル録音ながら、素晴らしいマイクのセッティングにより、録音空間の空気の振動や、ボウイングのかすかな音までもがとらえられています。50代後半、円熟の極みを迎えていたマイナルディの貴重なる記録が、LPで遂によみがえりました! 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン : チェロ・ソナタ全集 [1-A] ソナタ第1番 ヘ長調 op.5-1 [1-B] ソナタ第2番 ト短調 op.5-2 [2-A] ソナタ第3番 イ長調 op.69 [2-B] モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 [3-A] ソナタ第4番 op.102-1 [3-B] ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2 アーティスト(演奏・出演) エンリコ・マイナルディ (チェロ) カルロ・ゼッキ (ピアノ) レコーディング 録音 : [LP1] 1955年10月17-20日、[LP2] 1956年5月27-30日、[LP3] 1957年1月6-10日 マスタリング : ライナー・マイヤール (エミール・ベルリナー・スタジオ)
室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演がここに新たに誕生!ファウスト、ケラス、メルニコフ超豪華メンバーによるベートーヴェンの『大公』! ★世界が注目する音楽家たち、ヴァイオリン奏者イザベル・ファウスト、チェリストのケラス、ピアニストのメルニコフ。このなんとも豪華な三名によるベートーヴェンの登場。第6番は、「幽霊」とならんで作品70として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。ファウストのヴァイオリンの伸びやかな音色で聴くメロディがえもいわれぬ美しさ。それをささえるメルニコフの溌剌としたフォルテピアノと、ケラスのハリのある音色が、活き活きと美しいアンサンブルを奏でます。「大公」は歴史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオリンと、ケラスの豊かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈しむように、実に細やかに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。それでいて、作品の雄大なスケール感を感じさせる、音楽の広がり具合も見事。奏者の懐の深さゆえの余裕のある出来栄えです。スケルツォでの弾むリズム、緩徐楽章での弦が織り成す美しいレガートは絶品です。終楽章の華やかなコーダは圧倒的です。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 op.70-2 ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 op.97『大公』 アーティスト(演奏・出演) アレクサンドル・メルニコフ (フォルテピアノ/Alois Graff、1828年頃 エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」) ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/Geoffredo Cappa、1696年) レコーディング 録音:2011年9月ベルリン、テルデックス・スタジオ
ルツェルン2020ライヴ ルツェルン祝祭管のソリストたちによる モーツァルト・ベートーヴェンの七重奏 日本語帯・解説付き ★2020年新型コロナウイルスの感染拡大を受けて通常開催は中止となったスイスのルツェルン音楽祭。10日間という短期間で新たに公演が組まれ、メイン会場であるカルチャーコングレスセンターは、感染予防のため1898席のち1000席を稼働して行われました。 このライヴ録音は、そんな中に行われ、名手揃いのルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーによるモーツァルトのディヴェルティメント 第11番 とベートーヴェンの七重奏曲 が演奏されました。モーツァルトのディヴェルティメント 第11番は、ヴァイオリン2、ヴィオラ、コントラバスの弦4とオーボエ、ホルン2の管3というユニークな楽器編成でオーボエが活躍する華やかな作品です。姉ナンネルの誕生日のお祝いに書かれたので、「ナンネル・セプテット」とも呼ばれます。そして作曲当時から人気を博したベートーヴェンの七重奏曲。時の皇妃マリア・テレジアに献呈されています。 メンバーは世界各国で活躍する一流奏者たち。オーボエ奏者のルーカス・マシアス=ナバロは、アバドからの信頼が厚く、2008年にはルツェルン祝祭管の首席奏者に招かれ、現在は母国スペインのグラナダ市管弦楽団の芸術監督を務める多才な音楽家。クラリネットは、マーラー室内管、レ・ディソナンスの首席クラリネット奏者として活躍しているヴィセンテ・アルベローラ。ベルリン生まれのファゴット奏者マティアス・ラッツ。2002年のミュンヘン国際音楽コンクールで第1位なしの第2位を受賞、チューリッヒ・トーンハレ管。およびルツェルン祝祭管の首席ファゴット奏者をつとめています。そして世界最高峰のホルン奏者でベルリン・フィルの首席を長らく務めるシュテファン・ドール。マーラー室内管のホルン奏者ヨナタン・ウェグループ。ルツェルン祝祭管のコンサートマスター、カメラータ・ザルツブルクの第一コンサートマスターを務め、室内楽者、ソリストとして、世界各地で活躍を続けているグレゴリー・アース。バイエルン放送響コンサートマスターを務めるコルビニアン・アルテンベルガー。そしてベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者を22年にわたって務めたヴォルフラム・クリストとその息子ヴァイオリン奏者のラファエル・クリスト。ベルリン・ドイツ交響楽団の第1ソロ・チェロ奏者を9年間務めた後、世界中の大舞台で活躍しているイェンス=ペーター・マインツ。スウェーデン放送響とマーラー室内管の首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者リック・ストーティン。 名手たちの息の合ったアンサンブルを堪能できる1枚です。 ◆レコード芸術 2021年5月号 特選盤 収録情報 曲目・内容 モーツァルト : ディヴェルティメント 第11番 ニ長調K.251 (ナンネル・セプテット) ベートーヴェン : 七重奏曲 変ホ長調 Op. 20 アーティスト(演奏・出演) ルツェルン祝祭管のソリストたち ルーカス・マシアス=ナバロ (オーボエ/モーツァルト) ヴィセンテ・アルベローラ (クラリネット/ベートーヴェン) マティアス・ラッツ (ファゴット/ベートーヴェン) シュテファン・ドール (ホルン) ヨナタン・ウェグループ (ホルン/モーツァルト) グレゴリー・アース (ヴァイオリン/モーツァルト) コルビニアン・アルテンベルガー (ヴァイオリン/モーツァルト) ラファエル・クリスト (ヴァイオリン/ベートーヴェン) ヴォルフラム・クリスト (ヴィオラ) イェンス=ペーター・マインツ (チェロ/ベートーヴェン) リック・ストーティン (コントラバス) レコーディング 録音 : 2020年8月、KKLルツェルン・コンサート・ホール (ライヴ)
20世紀前半、女性作曲家たちが挑んだ新しいヴァイオリンの表現 ★1996年生まれのラファエル・モローは、チェリスト、エドガー・モローの実妹のヴァイオリニスト。パリ音楽院でドガレイユに師事し、近年注目を集める逸材。 ★彼女が1992年生まれの個性派ピアニスト、セリア・オヌト・ベンサイドと20世紀4名の女性作曲家のヴァイオリン曲に挑戦。アルバム・タイトルのDuellesは「ふたり」の意味のほかに「決闘」の女性形をも暗示しているようで、単なるメロディと伴奏に終わらない火花散らす共演を披露しています。 ★4名はオランダ、ポーランド、クロアチア、フランス出身で、それぞれの民族色を出しつつ、高度な作曲技法を駆使して聴き応えある作品に仕上げています。オランダのボスマンスのソナタは最初期に作品で、あふれ出るエネルギーと才気に惹きつけられます。フランスで女性として最初にオーケストラを指揮したとされるカナル、自身がヴァイオリンの名手だったポーランドのバツェヴィチ、クロアチアの民俗素材によりながら、どこかロシアの感覚もあるペヤチェヴィチの作品までいずれも宝物を発見したように興奮させられます。 収録情報 曲目・内容 デュール (Duelles) 1. ヘンリエッテ・ボスマンス:ヴァイオリン・ソナタ (1918) 2. グラジーナ・バツェヴィチ:カプリス第3番 (1930) 3. ドラ・ペヤチェヴィチ:スラヴ・ソナタOp.43 (1917) 4. バツェヴィチ:オベレク第1番 (1951) 5. マルグリット・カナル:ヴァイオリン・ソナタ (1925) アーティスト(演奏・出演) ラファエル・モロー (ヴァイオリン) セリア・オヌト・ベンサイド (ピアノ;YAMAHA CFX) レコーディング 録音:2023年2月17日〜3月2日/ヴィルファヴァール農園
日本語帯・解説付き またひとつ名盤が登場! キアロスクーロ四重奏団が ハイドンの6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」から 第1〜3曲を収録! ★SACDハイブリッド盤。現代屈指のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団 (団名の“Chiaroscuro (キアロスクーロ) ”はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します) 。2005年結成の当団は結成当初から楽曲の深い解釈で注目を集め、演奏活動とともに録音にも積極的に取り組んできました。これまでリリースしたディスクはどれも高い評価を得ており、なかでもハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」はレコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤 500」で同楽曲の第1位に選ばれるなど、結成当時から変わらぬメンバーで進化を遂げている現代を代表する四重奏団です。 ★当アルバムにはハイドンの6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」 (第37〜42番) Op.33から第1〜3曲 (第37〜39番) を収録しました!「太陽四重奏曲」 (第31〜35番) の作曲から10年ほど経った時期に作曲した第37〜42番「ロシア四重奏曲」。由来はロシア皇帝パウル一世 (ロシア大公パーヴェル・ペトロヴィッチュ) に献呈されたことからその名がつけられました。 ★冒頭、表情豊かな二小節の旋律が印象的な第37番、軽妙な第38番「ジョーク」、そして主題に鳥のさえずりを模した第39番「鳥」と、キアロスクーロ四重奏団ならではのシャープにして温かみのある演奏が際立ちます。同曲集の新たな名盤誕生と申せましょう! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」 (第37〜42番) Op.33 より 弦楽四重奏曲第37番 ロ短調 Hob.III-37 弦楽四重奏曲第38番 変ホ長調「ジョーク」 Hob.III-38 弦楽四重奏曲第39番 ハ長調「鳥」 Hob.III-39 アーティスト(演奏・出演) キアロスクーロ四重奏団 アリーナ・イブラギモヴァ (ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780) パブロ・エルナン=ベネディ (ヴァイオリン/Andrea Amati 1570) エミリー・ホーンルンド (ヴィオラ/Willems,c.1700) クレール・チリヨン (チェロ/Carlo Tononi 1720) レコーディング セッション録音:2021年10月26-29日/メニューイン・ホール、ユーディ・メニューイン音楽学校 (イギリス) プロデューサー:アンドリュー・キーナー サウンド・エンジニア:オスカー・トレース
完璧なる美の世界 ハーゲン四重奏団&ヴィトマンの共演による モーツァルト ヴィトマン作の世界初録音作品も収録! ★誰もが認める弦楽四重奏グループの最高峰、ハーゲン四重奏団(1981年設立)と、クラリネット奏者・作曲家・指揮者として常に最先端に在るイェルク・ヴィトマンによる、夢の共演アルバムが登場します。★モーツァルトのクラリネット五重奏曲では、冒頭のハーモニーを聴いた瞬間から、その完璧なバランスと美しさに打ちのめされます。ヴィトマンのクラリネットの天上的な軽やかさと色彩が加わり、夢のような世界が広がります。ヴィトマンは幾度となくこの作品を演奏していますが、演奏のたびに美しさ色彩など新しい発見が尽きず、とても大切にしている作品だそう。長年にわたり共演しているハーゲン四重奏団との演奏、完璧なる美の世界、注目です。★ヴィトマンのクラリネット五重奏曲は、2009年にハーゲン四重奏団からの委嘱を受けて作曲されました。当時ヴィトマンは17小節まで書いたところで、モーツァルトのクラリネット五重奏を前にして書けなくなったといいますが、その後、約40分におよぶ巨大な五重奏曲(アダージョ)を書き上げました。モーツァルトの五重奏同様、やさしいような、悲しいような二面性を湛えているような雰囲気で、現代最先端で活躍するヴィトマンの、さらに深化した音楽がここにあります。 収録情報 曲目・内容 W.A.モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲イ長調 K581[33:03]イェルク・ヴィトマン(b.1973):クラリネット五重奏曲(世界初録音)[38:40] アーティスト(演奏・出演) ハーゲン四重奏団 【ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)、ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)、ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)、クレメンス・ハーゲン(チェロ)】イェルク・ヴィトマン(クラリネット) レコーディング 録音:2019年2月23-26日、センデザール、ブレーメン
★当代きってのヴィオラ奏者、アントワン・タメスティ。難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。ハルモニアムンディからは、「ベル・カント〜ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)、「ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲」(HMM902268/KKC5916)、「J.S.バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集」(HMM902259/KKC6057)、などをリリースし非常に高く評価されており、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。 ★本作は、ブラームスの2つのソナタを中心に、歌曲のヴィオラ編曲版と、歌にオブリガートのヴィオラ、ピアノが付いた珍しい編成の2つの歌など、「人の声に最も近い」とも言われるヴィオラの魅力が詰まった内容です。 ブラームスはその晩年、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに影響を受け、クラリネットの名曲を立て続けに書いています。なかでも 1894年に作られた 2曲のクラリネット・ソナタは、ブラームスにとって の最後のソナタであり、自身によってヴィオラ版にも編曲されました。情熱的な曲想の第1番、そして哀愁漂う旋律の第2番を滋味豊かに歌うタメスティと、1899年製のベヒシュタインで演奏したティベルギアンの優美な演奏は、ブラームス晩年の境地を見事に描いています。 そして、マティアス・ゲルネが歌う「2つの歌」。リュッケルトの詩による第1曲「鎮められたあこがれ」はヴィオラも歌い手の心情を共に表現し、タメスティの内省的な美しさとゲルネの心に訴えかける歌唱は必聴。第2曲「聖なる子守歌」は、友人ヨーゼフ・ヨアヒムの長子誕生を祝って書かれたとも言われる優美な子守歌で、ヴィイオラは古いクリスマスの歌を奏します。 【曲目・内容】 ブラームス: ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1 ナイチンゲール Op.97-1(ヴィオラとピアノ版) ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2 子守歌Op.49-4(ヴィオラとピアノ版) 2つの歌Op.91【1. 鎮められたあこがれ 2. 聖なる子守歌】* 【アーティスト(演奏・出演)】 アントワン・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス「マーラー」1672年製) セドリック・ティベルギアン(ピアノ/ベヒシュタイン) マティアス・ゲルネ(バリトン)* 【レコーディング】 録音:2019年9、11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
【来日記念盤】ケラス&タローによるアンコール・ピース集! ★ケラスの冴えたチェロの音色と、タローの魔術的なピアノの音色。黄金コンビの演奏がハルモニアムンディから登場します!タイトルは” Complices”、日本語にすると、“相棒”、あるいは“道連れ”。このタイトルには演奏者二人自身のことはもちろん、聴き手も、その時空を演奏者と共有する仲間である、という意味が込められています。 実演での共演機会も多いふたりが選んだプログラムは、有名曲から知られざる傑作までがそろった、いわばアンコール・ピース集。演奏会の時、告知された本編プログラムの時はもちろん、それが終わった後のアンコールの時、少しリラックスした空気の中にもまた違った素晴らしい自由や相互のやりとりが生まれると語るケラス。このアルバムにもそうした、よりのびやかで自由な雰囲気が素晴らしいかたちでとらえられています。トラック17では、人気サックス奏者ラファエル・アンベールが参加し、アルバムに華を添えています。ハイドンの交響曲第13番の第2楽章、独奏チェロが美しい旋律を歌う楽章でディスクが美しく閉じられます。編曲は二人によるものも含みます。ふたりのアンサンブルはこれまでにも増して特別な化学反応を見せており、鮮烈にして円熟の極み。叙情的にして超絶技巧の名曲の数々を、ふたりの最高のデュオでお楽しみいただけます! 収録情報 曲目・内容 COMPLICES =相棒= 1. ハイドン(ピアティゴルスキー編):ディヴェルティメント ニ長調 より‘アレグロ・ディ・モルト’ 2. クライスラー:愛の悲しみ 3. ブラームス:ハンガリー舞曲第2番 4. ヴェチェイ:悲しきワルツ 5. ポッパー:セレナーデ op.54-2(スペイン舞曲集より) 6. ポッパー:妖精の踊り op.39 7. チャイコフスキー:感傷的なワルツ op.51-6 8. シチェドリン:アルベニス風に(ヴァルター・デスパリ編曲) 9. ショパン:ノクターン op.9-2 10. ポッパー:マズルカ op.11-3(3つの小品より) 11. B.A.ツィンマーマン:短い練習曲より第4番 12. クライスラー:愛の喜び 13. ファリャ:ナナ(7つのスペイン民謡より) 14. フォーレ:蝶々 op.77 15. サン=サーンス:白鳥 16. プーランク:愛の小径 17. コルトレーン:アラバマ/バッハに基づく即興 18. デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェより第1曲 19. ハイドン:交響曲第13番よりアダージョ アーティスト(演奏・出演) ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ジョフレド・カッパ、1696年) アレクサンドル・タロー(ピアノ(1-10; 12-16)) ラファエル・アンベール(テナー・サックス17) ラ・ディアーヌ・フランセーズ/ステファニー・マリー・ドゥガン(指揮)(19) レコーディング 録音:2018年9月5-10日、アルセナル・ド・メス、サル・ド・レスプラナード(フランス)
東京フィルコンマス三浦章宏、初となるソロ・アルバム! 並々ならぬ意気込みで挑むベートーヴェン全集第1弾 『クロイツェル』ほか、真摯に作品と向かい合った注目演奏 ★東フィルのコンマス、三浦章宏の自主制作レーベル第1弾。自身初となるソロ・アルバムで取り上げたのは三浦の敬愛するベートーヴェン。この先ソナタ全集録音を完成させるという目標を掲げ、その第1集として大曲の『クロイツェル』と第1番、第6番を録音。ヴァイオリニストとして長いキャリアを持つ三浦が満を持して挑む、並々ならぬ意気込みの詰まったアルバムです。★三浦は室内楽にも積極的で、ヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会を既に何度か行っています。そのため各曲を深く理解しているのは勿論、交響曲との共通点や違いも肌で感じています。オーケストラ作品と比べると室内楽にはベートーヴェンのプライヴェートな部分が自然に反映されていて、親しみを感じるそう。またベートーヴェンは激しさが特徴のように言われますが抒情的な旋律を書くことにも長けた作曲家である、と語っていて、それらの要素はこのソナタ録音に大きな魅力となって息づいています。そしてピアノは三浦と50年来の知り合いで多く共演を重ねてきたという東誠三。彼もベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲演奏・録音を行った人物で、この全集録音企画に欠かせない演奏家と言えます。★演奏はまったく虚飾の無い、音楽そのものを真摯に見つめたもので、明朗にして輝かしい響きがストレートに伝わってきます。二人の演奏家の高い密度のやりとりが確固たる確信を持って迫ってくる『クロイツェル』はたいへんに見事。注目必至のシリーズ開始にふさわしい1枚です。 〈プロフィール〉 三浦章宏 東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。 筑波大学人間学類卒業後NHK交響楽団に入団。第53回日本音楽コンクール入選、第25回ディボール・ヴァルガ国際コンクール最高位など受賞多数。ソリストとして国内外のオーケストラとコンチェルトの共演、リサイタル、室内楽など多彩な演奏活動を展開。 ボアベールトリオ、ヴェーラ弦楽四重奏団、鎌倉芸術館ゾリステンメンバー。 宮崎国際音楽祭に毎年出演。 国立音楽大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。トヨタユースオーケストラキャンプ講師。世田谷ジュニアオーケストラストリングセクションディレクター。 東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターとして2001年就任から20年目を迎え、名誉音楽監督チョン・ミュンフン氏はじめ指揮者陣からも厚い信頼を得ている。 東誠三 東京音楽大学在学中に日本音楽コンクール第1位。その後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学。多くの国際コンクールに入賞し、演奏家活動に入る。 これまでに、国内外でリサイタル、オーケストラと共演し、国内ではN響、読響、日フィルなどのオーケストラにソリストとして招かれている。近年では、ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会とそのライヴ録音CD(全9集)が各方面より高い評価を受けた。 また2012年には、ジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門の審査員を務めた。 活発な演奏活動に加え、東京藝術大学教授、東京音楽大学客員教授を務めるなど、後進の指導も行っている。日本ショパン協会理事。 収録情報 曲目・内容 第9番 イ長調 作品47 《クロイツェル》、第6番 イ長調 作品30-1、第1番 ニ長調 作品12-1 アーティスト(演奏・出演) 三浦章宏(ヴァイオリン)東誠三(ピアノ) レコーディング 録音:2020年6月18日〜20日/三春交流館「まほら」
リゲティから同時代の作曲家まで。 実力派の若手演奏家で結成されたアルンドス木管五重奏団、 待望のデビュー・アルバム「起源」!! ★ケルン音楽大学、ライン・ドイツオペラで学んだ新進気鋭の5人の演奏家により2013年結成されたアルンドス木管五重奏団。アントン・ガルシア・アブリル国際室内楽コンクール(2014年)、カスティーリャ・イ・レオン国際室内楽コンクール(2015年)など数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る当団が独auditeレーベルよりついにデビュー・アルバム「起源(ORIGIN)」をリリースします! ★当団はノルトラインヴェストファーレン州を本拠に活躍するドイツの木管五重奏団。躍動的かつ魅力的なアンサンブルで聴衆を虜にしてきました。その演奏は「ウィットに満ちた表現能力、個々の完璧な演奏能力、そして官能的なプレゼンテーションが大きな一枚板となり、心に強く語りかけてくる。」(西ドイツアルゲマイネ新聞)など、演奏技術の高さはもちろんのこと豊かな表現力でも高く評価されています。 ★収録作品はジェルジ・リゲティ(1923-2006)、トーマス・ブローメンカンプ(1955-)(数々の国際作曲コンクールに入賞しており、リゲティからもその才能を高く評価されている作曲家)に加えて世界初録音となるマンフレート・トロヤーン(1949-)、マクシミリアン・グート(1992-)の4篇。リゲティ初期の作品「6つのバガテル」にはバルカンの民族音楽が、グートの「ンゴマ」にはアフリカのトランス音楽が、そしてトロヤーンとブローメンカンプの作品にはフランスのモダニズムの精神が反映されており、20世紀から21世紀へ脈々と継承される生命力にあふれる音楽をフルート、オーボエ、クラリネット、ホルンそしてファゴットという木管五重奏の演奏でご堪能いただけます。 ★これだけ多様な表情を見せる4人の作曲家の作品を当団は阿吽の呼吸で見事に演奏。アルバム・タイトル「ORIGIN」には“原点”としてのCDデビューだけでなく、歴史的な意義や遺産の“起源”や“発端”などの多角的な意味が込められています。 このジャンルの新たな魅力に気づかせてくれる名盤が生まれました! 収録情報 曲目・内容 「起源」 1. トーマス・ブローメンカンプ(1955-):「7つのデザート・リズミクス」〜木管五重奏のための(2006) 2. マンフレート・トロヤーン(1949-):ソナタ第3番〜木管五重奏のための(1991/1995) 3. マクシミリアン・グート(1992-):「ンゴマ(NGOMA)」〜木管五重奏のための(2020) 4. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):「6つのバガテル」〜木管五重奏のための(1953) アーティスト(演奏・出演) アルンドス木管五重奏団 【アンナ・シャハ(フルート)、志茂嘉彦(オーボエ)、クリスティーネ・シュテムラー(クラリネット)、リサ・ロジャース(ホルン)、メアレ有香(ファゴット)】 レコーディング セッション録音:2021年7月12-15日/イムマヌエル教会、ヴッパータール(ドイツ) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルドガー・ベッケンホーフ(audite) レコーディング・プロデューサー&エディティング:マルティン・ルスト
ベルリン拠点のアンサンブル1800による モーツァルトの弟子でベートーヴェンのライバル フンメル編曲のベートーヴェン交響曲編曲集第1弾! ★モーツァルトの弟子でベートーヴェンのライバルであったヨハン・ネポムク・フンメル (1778-1837) 。モーツァルトにピアノを師事し、アルブレヒツベルガーに対位法、サリエリに声楽作品、ハイドンにオルガンを学ぶ。さらにベートーヴェンと並び称されるピアニストでもありました。また師ハイドンの後継としてエステルハージ家の宮廷楽長に就任。その後ワイマールの宮廷楽長を務めるなど古典派からロマン派へと移行する過渡期にあって重要な位置にあった人物です。作品は交響曲を除く全てのジャンルを手がけ、作品数は200曲以上。その多くはピアノ作品でありました。 ★現代ではディスク配信など"音楽の再生装置"の恩恵を受けて、オペラや交響曲をはじめとする大編成の音楽も家庭で手軽に鑑賞できます。しかし18世紀半ばにはこうした大編成の音楽の再生は、それを小さな規模に編曲した合奏や独奏によって行なわれていました。また、それらの大編成ものの編曲版は当時の出版社にとって大きな収入源でもありました。そうした背景からフンメルもモーツァルトやベートーヴェンのオーケストラ作品を室内楽用に編曲しています。フンメルはベートーヴェンの交響曲第1〜7番までをフルート、ヴァイオリン、チェロとピアノ用に編曲しています。今回オリジナル楽器で18世紀の作品を演奏しているベルリンを拠点とするアンサンブル1800が録音を開始します。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン/フンメル編:交響曲第2&5番 ・交響曲第2番op.36 (32'37) ・交響曲第5番op.67 (31'45) アーティスト(演奏・出演) アンサンブル1800ベルリン アンドレア・クリッツィング (フルートトラヴェルソ) トーマス・クレッチマー (ヴァイオリン) パトリック・ゼペック (チェロ) ルーカス・ブロンディール (フォルテピアノ)
これぞ巨匠の芸術。 ジェラール・プーレがヴァンデン・エインデンと奏でる 極上のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ3篇! ★フランスの至宝ジェラール・プーレ。日本でも活躍する巨匠が長きに渡り共演を続けているジャン=クロード・ファンデン・エイデンと2019年5月に収録したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第3番、第5番「春」、第7番をおさめたアルバムをリリースします! ★ジェラール・プーレは1938年生まれ。父ガストン・プーレ (1892-1974) はドビュッシーのヴァイオリン・ソナタを作曲者と世界初演したことでも知られる名ヴァイオリニスト。父をはじめジノ・フランチェスカッティ、ユーディ・メニューイン、ナタン・ミルシテインなど、20世紀の錚々たるヴァイオリニストから薫陶を受け、なかでもヘンリク・シェリングの愛弟子として知られます。 ★一方ジャン = クロード・ヴァンデン・エインデンは1947年ベルギー生まれ。1964年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで当時史上最年少で3位入賞を果たし、その後ヨーロッパを中心に演奏活動を展開している名手。ソロだけでなく室内楽奏者として国際的に評価されており、プーレとは「フランク&マニャール:ヴァイオリン・ソナタ集」 (PDD-002) 、「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集」 (PDD-011) での録音でも知られます。 ★80歳を過ぎた現在も非常に安定した技術と軽やかで明るい音色を奏でるプーレ。しなやかなボウイングと香り高い音色で唯一無二の演奏を展開し、20世紀の名演奏家達から受け継いだ、誰も真似することのできない豊かな音楽を聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン: 1. ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3 (1798) 2. ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 「春」Op.24 (1800-01) 3. ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2 (1801-02) アーティスト(演奏・出演) ジェラール・プーレ (ヴァイオリン) ジャン=クロード・ファンデン・エイデン (ピアノ) レコーディング セッション録音:2019年5月15-17日/ヴォーヌ・ロマネ村、ドメーヌ・ロマネ・コンティのラ・ゴワイヨット
★SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団(団名の“Chiaroscuro(キアロスクーロ)”はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します)。BISレーベルで録音を続けているハイドンのシリーズは、レコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤500」で弦楽四重奏曲第77番「皇帝」が第1位となるなど、現在最も注目されている演奏です。期待の第4弾はエルデーディ四重奏曲より第78番「日の出」、第79番「ラルゴ」、第80番を収録しました。 ★エルデーディ伯爵に捧げられたことによりその名がついたハイドンの6つの弦楽四重奏曲(第75番〜第80番)。第78番「日の出」は第1楽章の冒頭の印象から名づけられました。第79番「ラルゴ」は第2楽章のラルゴが有名でこの名がついております。 ★ピリオド奏法で繊細にしてしなやかな演奏が持ち味の当団。この演奏でも溌溂とした演奏とともにイブラギモヴァの妙技が光る名演を聴かせてくれます。 ★当団は2016年4月、カルテットとして初来日を果たし大成功をおさめました。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団はこれまでにハイドン、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。 キアロスクーロ四重奏団によるハイドン・シリーズ ハイドン:弦楽四重奏曲第31-33番(KKC-5677 / BIS SA-2158) ハイドン:弦楽四重奏曲第34-36番(KKC-5832 / BIS SA-2168) ハイドン:弦楽四重奏曲第75-77番(KKC-6173 / BIS SA-2348) 【曲目・内容】 ハイドン: 1.弦楽四重奏曲第78番 変ロ長調「日の出」 Op.76-4 Hob.III -78 2.弦楽四重奏曲第79番 ニ長調「ラルゴ」 Op.76-5 Hob.III -79 3.弦楽四重奏曲第80番 変ホ長調 Op.76-6 Hob.III -80 【アーティスト(演奏・出演)】 キアロスクーロ四重奏団 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780) パブロ・エルナン=ベネディ(ヴァイオリン/Andrea Amati 1570) エミリー・ホーンルンド(ヴィオラ/Willems,c.1700) クレール・チリヨン(チェロ/Carlo Tononi 1720) 【レコーディング】 セッション録音:2018年1月/ライツターデル、ノイマルクト(ドイツ) プロデューサー:アンドリュー・キーナー サウンド・エンジニア:ファビアン・フランク(Arcantus Musikproduktion)
ケラス、ゼペック、シュタイアー豪華メンバーによる ベートーヴェン室内楽作品集 ★[CD1] は、ゼペックとシュタイアーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。使用した楽器は、リヒノフスキーがベートーヴェンにプレゼントした弦楽器のクヮルテット用4つの楽器の中のヴァイオリン。ボンのベートーヴェン・ハウスが初めて録音のための使用を許可したというなんとも意義深いものです。ハ短調のソナタで聴かせる凄み、イ短調で聴かせる熱い哀愁など、鬼才二人のアンサンブルが冴えわたっています。 [CD2] のベートーヴェン初期の作品第3番は、お得意のハ短調。1音目から3人の間に飛んでいる火花が見えてくるようです。つづく第5番は、なんといっても第2楽章のシュタイアーが見もの。「幽霊」のタイトルの由来にもなっている、この特徴的で幻想的な楽章を、病的に、そしてまぼろしのように演奏しています。それに絡む2人の弦も絶品としかいいようがありません。カップリングのフンメルは、ベートーヴェンがライヴァルと目していた人物。彼のピアノ三重奏曲は、ロマンティックさと若々しい魅力に満ちており、ベートーヴェンの2作品とは趣は異なりますが、この夢のトリオのさわやかな魅力が味わえる一枚となっています。 [ 原盤:[CD1]HMC 901919, [CD2]HMC 901955 (ともに廃盤)] 収録情報 曲目・内容 [CD1] ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ集 1-4. ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2 5. モーツァルトの『フィガロの結婚』から「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 ヘ長調 WoO40 6-8. ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23 ダニエル・ゼペック(Vn /ベートーヴェンが使用した楽器、ザルツブルク、1700年頃制作(ベートーヴェン・ハウス所蔵)) アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ/コンラート・グラーフ, 1824) 使用ヴァイオリン:ザルツブルク製(1700年c A.)(ボン、ベートーヴェン・ハウス所蔵) [CD2] ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3 ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」 フンメル: ピアノ三重奏曲第4番Op.65 アーティスト(演奏・出演) ダニエル・ゼペック(Vn/ロレンツォ・ストリオーニ(クレモナ、1780)) ジャン=ギアン・ケラス(Vc/ジョフレド・カッパ、1696) アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ/コンラート・グラーフ, 1824) レコーディング 録音:[CD1] 2005年10月、[CD2]2006年7月
ローザンヌの若手音楽家が出演する 「四季音楽祭・ローザンヌ」の8周年を祝うアルバム ★2014年オレグ・ギャフナーがはじめた「四季音楽祭・ローザンヌ」。春・夏・秋・冬の毎年4 回行っている同音楽祭は地元ローザンヌの若い演奏家達が意欲的なプログラムを披露する場を設けることを目的とし、また普段クラシック音楽に馴染みのない人たちに親しんでほしいということで入場料、飲食代を無料で開催しています。回を重ねるごとに知名度をあげており現在ではローザンヌを代表する音楽祭のひとつになっております。開催8周年を記念してリリースされるのが当アルバム。これまで出演してきた実力派アーティストが全身全霊で演奏しております。 収録情報 曲目・内容 「四季音楽祭・ローザンヌ」〜8年の歩み 2014-2022 1. コダーイ:間奏曲〜弦楽三重奏のための 2. ギィ=バティスト・ジャコテ (1998-) :小幻想曲〜ハープとハルモニウムのための 3. J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816より i.「アルマンド」、iii.「サラバンド」 4. スクリャービン:2つの詩曲 Op.32 5. シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1 6. ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58より第3、4楽章 アーティスト(演奏・出演) (1) TRIO 42’【エレーナ・モルツィ (ヴァイオリン) 、ミラ・ギャフナー (ヴィオラ) 、クララ・シュロッツ (チェロ) 】 (2) ギィ=バティスト・ジャコテ (ハルモニウム) 、サーシャ・ギャフナー (ハープ) (3,4,5) アウローレ・グロスクロード (ピアノ) (6) イオナ・マイアツキー (ピアノ) レコーディング 録音:(1,3-6) 2022年4月/メゾン・ド・カルティエ・ド・ラ・ポンテーズ (ローザンヌ) 、 (2)2020年10月/ラ・トゥール・ド・ペイルズ寺院
16世紀と21世紀という2つの時代の音響領域を巡る旅。 独リコーダー四重奏団、ボレアス・カルテット・ブレーメンによる ポリエッティとシェーネヴォルフの作品を組み合わせたアルバム ★古楽を中心に活躍する名歌手ドロテー・ミールズをゲストに迎えたデビュー・アルバム『「バゼヴィの写本」〜オーストリア、マルガレーテ王女の宮廷音楽』 (AU-97783) で、権威ある国際的音盤賞であるインターナショナル・クラシカル・ミュージック・アワード (ICMA) を受賞 (2022年) した、2009年の結成のドイツのリコーダー四重奏団、ボレアス・カルテット・ブレーメンによるセカンド・アルバム。17世紀初頭の作曲家アレッサンドロ・ポリエッティと現代作曲家マルクス・シェーネヴォルフの作品を組み合わせて構成した1枚です。 ★アレッサンドロ・ポリエッティは、1600年までに生まれ1683年に没したルネサンス最後期からバロック初期のイタリアの作曲家で、ウィーンのハプスブルク家の宮廷のオルガニストでした。特に描写的な鍵盤音楽で知られていて、自身の名前 (ポリエッティ=鶏) からか、「雄鶏と雌鶏の鳴き声によるカンツォーネ」や「小夜啼鳥のためのリチェルカーレ」など鳥の鳴き声を模倣した特異な音楽を作曲し、その模倣描写は現代に感覚からは過激とも思えるほどです。ボレアス・カルテットは、ポリエッティの特異な鍵盤音楽をリコーダー四重奏で演奏。様々な音域の楽器と鳥の鳴き声そのもののような吹き方まで繰り出す超絶技巧を駆使して、ポリエッティの個性的な作品を鮮烈に奏でています。ここにドイツの現代作曲家シェーネヴォルフのリコーダー四重奏のための音楽が織り交ざり、幻想的で不思議な音楽空間が生み出されています。40種類以上のリコーダーを駆使して、16世紀と現代の音楽を自由自在に行き来するボレアス・カルテットによる16世紀と21世紀という2つの時代の音響領域 (スフィア) を巡る旅をお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 ビトウィーン・スフィア〜ポリエッティ&シェーネヴォルフ 1. アレッサンドロ・ポリエッティ (〜1600-1683) :第7旋法のリチェルカーレ 2. マルクス・シェーネヴォルフ (1977-) :鶴の群れに※ 3. ポリエッティ:雄鶏と雌鶏の鳴き声によるカンツォーネ 4. ポリエッティ:第2旋法のフーガ 5. シューネヴォルフ:雲間を泳ぐために※ 6. ポリエッティ:第3旋法のリチェルカーレ 7. ポリエッティ:第5旋法のリチェルカーレ「この日こそ喜びあふれ」 8. ポリエッティ:3つの主題による第1旋法のリチェルカーレ 9. シェーネヴォルフ:急降下※ 10. シェーネヴォルフ:魂の旅※ 11. ポリエッティ:フーガ 12. ポリエッティ:第1旋法のリチェルカーレ 13. ポリエッティ:第4旋法のリチェルカーレ 14. シェーネヴォルフ:求愛※ 15. ポリエッティ:小夜啼鳥のためのリチェルカーレ 16. ポリエッティ:リチェルカーレのシンコペーション 17. ポリエッティ:リチェルカーレによる小夜啼鳥のためのカプリッチョ 18. 第2旋法のリチェルカーレ 19. シェーネヴォルフ:風が舞い春を告げる※ ※マルクス・シェーネヴォルフ:「リコーダー四重奏のための"うなり"」より アーティスト(演奏・出演) ボレアス・カルテット・ブレーメン (リコーダー四重奏団) 【ジン-ジュー・ペク、エリザベト・シャンポリオン、ユリア・フリッツ、ルイーゼ・マンスケ】 レコーディング セッション録音:2022年8月27-30日/フンクハウス・ハルベルク・ザールブリュッケン、グロッサー・ゼンデザール エグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ (audite)
収録情報 曲目・内容 フォーレ : チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 op.109 フロラン・シュミット : 悲歌 op.24 ケックラン : チェロ・ソナタ ハ長調 op.66 フォーレ : チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.117 アーティスト(演奏・出演) アラン・ムニエ (チェロ) アンヌ・ル・ボゼック (ピアノ/1917年製プレイエル) レコーディング 録音 : 2015年12月12-14日
★1976年結成以来、常に世界のトップに君臨するアメリカのクァルテット、エマーソン弦楽四重奏団。長年DGレーベルとの専属契約で数多の録音を発表し、その間6つのグラミー賞、2つのグラモフォン賞ほか、数々の受賞歴を誇ります。その後、2011年にSONYに移籍しましたが、この度新天地に選んだのはPENTATONEレーベルでその第1弾はシューマンの3つの弦楽四重奏曲です! ★シューマンの弦楽四重奏曲はDGレーベルに録音した第3番(1984年録音)のみで、意外にもこの度団としては第1番、第2番ははじめての録音となります。 ★1842年の夏に作曲された3つの弦楽四重奏曲は、シューマンの室内楽作品を語るうえで最も重要な作品群。ベートーヴェンの作品に触発されたシューマンは、伝統的な形式をとりながらもシューマンらしい幻想性と叙情性を、特に緩徐楽章で表現しております。 ★エマーソン弦楽四重奏団といえば、団結成以来シャープに研ぎ澄まされた演奏が持ち味ですが、このシューマンでは新鮮さと独創性を引き出しております。ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、バルトーク、ウェーベルン、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を録音してきた彼らのディスコグラフィに新たに加わる名盤の登場です! ★当団の特徴といえば第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを固定しない体制をとっていることですが、当録音でも作品と特徴を捉えて、ユージーン・ドラッカーが第1番、第2番の、フィリップ・セッツァーが第3番の、それぞれ第1ヴァイオリンを務めております。また、近年増えている演奏会における立奏スタイルですが当団は早くから取り入れておりました。常に進化し続けるエマーソン弦楽四重奏団、今後さらなる活躍にも注目です! ★また、当団の最初の録音から担当しているダー=ホン・シートーがレコーディング・プロデューサーを務めており、変わらぬサウンドをお届けいたします。 【曲目・内容】 シューマン: 1.弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.41-1 2.弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.41-2 3.弦楽四重奏曲第3番 イ長調 Op.41-3 【アーティスト(演奏・出演)】 エマーソン弦楽四重奏団 【ユージーン・ドラッカー(ヴァイオリン/[track-1,2] 1st&[track-3] 2nd) フィリップ・セッツァー(ヴァイオリン/[track-1,2] 2nd&[track-3] 1st) ローレンス・ダットン(ヴィオラ) ポール・ワトキンス(チェロ)】 【レコーディング】 セッション録音: (1)2018年12月19&20日 (2)2019年1月23&24日/ドリュー大学、マディソン(ニュージャージー州) (3)2018年5月16&17日/コンコーディア大学、ブロンクビル(ニューヨーク州) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE) A&Rマネージャー:ケイト・ロケット(PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:ダー=ホン・シートー
モディリアーニ弦楽四重奏団が 瑞々しくも高貴に奏でるグリーグ&スメタナ ★2003年に結成されたモディリーアニ弦楽四重奏団。若々しい弦楽四重奏団としてスタートしましたが早くも活動20年を迎え、その演奏はフレッシュさとみずみずしさを保ったまま、深みと凄みを増した表現で世界から極めて高く評価されています。 ★今回彼らが取り上げたのはグリーグとスメタナ。海を隔て、国民性も異なる2人は、お互いを知りませんでしたが、ほぼ同時期に書かれた彼らの四重奏曲は、作曲者自身の苦しい境遇の中で書かれたという点で共通しています。グリーグは、ピアノ協奏曲で賞賛され、ペール・ギュントで成功を収めた後、33歳でト短調の四重奏曲に着手しました。グリーグは娘と両親の死、そして崩壊寸前の結婚生活という苦悩に満ちた自身の境遇を、四重奏という編成に、自身の歌曲「吟遊詩人の歌」 (op.25-1) の旋律をメインの素材に用いながら、この上ない高貴さもって打ち明けています。30分超の大作です。一方のスメタナも、チェコ音楽の父として崇められながらも、50代で全聾になってしまい指揮者としてのキャリアを去ることを余儀なくされ、ボヘミア中部の村に隠棲し苦悩と貧困の生活を送っていました。1876年12月29日に「わが生涯」と題して発表された本作にはそうしたスメタナの様々な思いが反映されているようです。モディリアーニの面々が、16本の弦がひとつの楽器であるかのような一体感と、時にオーケストラのような熱と迫力あるサウンドで、これらふたつの劇的な作品を感動的に響かせています。 収録情報 曲目・内容 グリーグ (1843-1907) :弦楽四重奏曲 第1番 ト短調 op.27 (1878年) スメタナ (1824-1884) :弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調 「わが生涯より」 (1876年) アーティスト(演奏・出演) モディリアーニ弦楽四重奏団 [アモリ・コエイトー (ヴァイオリン) :1773年ジョヴァンニ・バッティスタ・グアダニーニ/ロイック・リョー (ヴァイオリン) :1734年製ガリアーノ/ローラン・マルフェング (ヴィオラ) :1660年製ルイジ・マリアーニ/フランソワ・キエフェル (チェロ) :1706年ゴフリラー「ヴァールブルク」] レコーディング 録音:2022年12月6-9日、シューベルティアーデ、オーストリア
またひとつ名盤が登場! キアロスクーロ四重奏団が ハイドンの6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」から 第1〜3曲を収録! ★SACDハイブリッド盤。現代屈指のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団 (団名の“Chiaroscuro (キアロスクーロ) ”はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します) 。2005年結成の当団は結成当初から楽曲の深い解釈で注目を集め、演奏活動とともに録音にも積極的に取り組んできました。これまでリリースしたディスクはどれも高い評価を得ており、なかでもハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」はレコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤 500」で同楽曲の第1位に選ばれるなど、結成当時から変わらぬメンバーで進化を遂げている現代を代表する四重奏団です。 ★当アルバムにはハイドンの6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」 (第37〜42番) Op.33から第1〜3曲 (第37〜39番) を収録しました!「太陽四重奏曲」 (第31〜35番) の作曲から10年ほど経った時期に作曲した第37〜42番「ロシア四重奏曲」。由来はロシア皇帝パウル一世 (ロシア大公パーヴェル・ペトロヴィッチュ) に献呈されたことからその名がつけられました。 ★冒頭、表情豊かな二小節の旋律が印象的な第37番、軽妙な第38番「ジョーク」、そして主題に鳥のさえずりを模した第39番「鳥」と、キアロスクーロ四重奏団ならではのシャープにして温かみのある演奏が際立ちます。同曲集の新たな名盤誕生と申せましょう! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:6つの弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」 (第37〜42番) Op.33 より 弦楽四重奏曲第37番 ロ短調 Hob.III-37 弦楽四重奏曲第38番 変ホ長調「ジョーク」 Hob.III-38 弦楽四重奏曲第39番 ハ長調「鳥」 Hob.III-39 アーティスト(演奏・出演) キアロスクーロ四重奏団 アリーナ・イブラギモヴァ (ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780) パブロ・エルナン=ベネディ (ヴァイオリン/Andrea Amati 1570) エミリー・ホーンルンド (ヴィオラ/Willems,c.1700) クレール・チリヨン (チェロ/Carlo Tononi 1720) レコーディング セッション録音:2021年10月26-29日/メニューイン・ホール、ユーディ・メニューイン音楽学校 (イギリス) プロデューサー:アンドリュー・キーナー サウンド・エンジニア:オスカー・トレース
今年は結成10周年!「12人のチェリスト」より2人分さらに贅沢な、プロフェッショナル集団のニュー・リリース!! ★ベルリン・フィル首席奏者ブラウが中心となって1996年に結成された「ベルリン14人のフルーティストたち」。ベルリンのオーケストラの首席奏者たちが揃いも揃ったゴージャスなアンサンブルとして知られ、第1作『ダンシング・フルート』もスマッシュ・ヒットとなりました。それから4年を経てセカンド・アルバムがようやく登場です。タイトルの『フルート・ウェイヴ』は彼らが現代作曲家ジークフリート・マットゥースに委嘱した新作。他にもクラシックの名曲に混じってマンシーニの『ピンク・パンサー』組曲などが収録されています(ピンク・パンサーはドイツで人気なのでしょうか、ベルリン・フィルの金管アンサンブルもよく演奏しています)。メンバーのほとんどがベルリンの主要オケ・メンバーという名手ぞろい。ピッコロからサブコントラバス・フルートという巨大フルートまでを駆使し、フルート属の無限の可能性を見事に引き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヘンデル: シバの女王の入場ラヴェル: 「クープランの墓」より 前奏曲〜メヌエット〜リゴードンヴェルディ: 歌劇 「椿姫」 前奏曲モーツァルト: 歌劇 「フィガロの結婚」 序曲メンデルスゾーン: 劇音楽 「真夏の夜の夢」より スケルツォバッハ: 協奏曲 ハ短調 BWV1060マシューズ: 海とフルートの波ディニク: ホラ・スタカートマンシーニ: 「ピンク・パンサー」組曲 アーティスト(演奏・出演) ベルリン14人のフルーティストたちアンドレアス・ブラウ(Fl)、他 レコーディング 録音:2005年6月
バラエティ豊かな6曲を世界初録音 知られざる古典派ディヴェルティメント ★レオポルト・ホフマンはゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイルの弟子であり、オーストリア皇室の音楽教師やシュテファン大聖堂の楽長を務めた人物。鍵盤奏者として有名でしたが、弦楽のための室内楽の作曲にも力を入れました。初録音となるディヴェルティメント Op.1は、2種の編成による6曲の三重奏曲集。おおむね古典派のすっきりした響きを用いたディヴェルティメントですが、ところどころバロックのトリオ・ソナタ的な音響が出てきたりと手が込んでいます。楽章構成も2楽章のものから5楽章のものまで幅広く様々。★マッテオ・チッキッティ率いるムジカ・エレジェンティアは、ヴァーゲンザイルの同編成のソナタ集も世界初録音しています (CC-72896) 。18世紀の知られざる音楽の紹介者として注目です。 収録情報 曲目・内容 ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネのための3つのディヴェルティメント・第1番 イ長調 ・第2番 変ロ長調 ・第3番 イ長調ヴァイオリン、チェロ、ヴィオローネのための3つのディヴェルティメント・第4番 変ホ長調 ・第5番 ニ長調 ・第6番 ヘ長調※全曲世界初録音 アーティスト(演奏・出演) ムジカ・エレジェンティア[マッテオ・チッキッティ (ヴィオローネ、指揮) 、パオラ・ネルヴィ (ヴァイオリン、ヴィオラ) 、アントニオ・コロッチャ (チェロ) ] レコーディング 録音:2022年8月/イタリア、サッレ
ファウスト、ケラス、メルニコフ 三人の名手によるベートーヴェンの傑作三重奏曲 ★SACDシングルレイヤー盤 (2022年リマスタリング) 。ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源をライセンスしてSACDリマスタリングを施した、日本独自企画盤です。 ★ファウスト、ケラス、メルニコフという豪華な三名によるベートーヴェンのピアノ三重奏曲集。このメンバーは、2004年にドヴォルザークのピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」を録音していますが、それから時を経て、三人とも深みを増してからの録音とあって、期待が高まるところです。 ★第6番は、「幽霊」とならんで作品70として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。ファウストのヴァイオリンの伸びやかな音色で聴くメロディがえもいわれぬ美しさ。それをささえるメルニコフの溌剌としたフォルテピアノと、ケラスのハリのある音色が、活き活きと美しいアサンブルを奏でます。 ★「大公」は歴史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオリンと、ケラスの豊かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈しむように、実に細やかに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。それでいて、作品の雄大なスケール感を感じさせる、音楽の広がり具合も見事。奏者の懐の深さゆえの余裕のある出来栄えです。スケルツォでの弾むリズム、緩徐楽章での弦が織り成す美しいレガートは絶品です。終楽章の華やかなコーダは圧倒的です。室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演がここに新たに誕生しました!このたびのSACD化により、三人のアンサンブルの空気感がより濃密に再現されています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 1. 第6番 変ホ長調 op.70-2 2. 第7番 「大公」変ロ長調 op.97 アーティスト(演奏・出演) アレクサンドル・メルニコフ (フォルテピアノ/Alois Graff, 1828頃 (エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵) イザベル・ファウスト (ヴァイオリン/1704年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」) ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/Geoffredo Cappa 1696年) レコーディング 録音:2011年9月/テルデックス・スタジオ (ベルリン) /2022年SACDリマスタリング