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ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」が手掛ける、ニュイ・サン・ジョルジュの南側の村名畑より、力強いタンニンを持つ長期の熟成に耐え得る赤ワイン! ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャリオ」は、ニュイ・サン・ジョルジュの南側、谷間からの扇状地にある村名畑であり、扇状地独特の小石とともに、赤い色をした一種のシレックスやシリカが見られる。ワインはとてもミネラルが強く、ピュアな果実味とともにきれいな酸味。タンニンは力強く、長期の熟成に耐え得るタイプ。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 2020年から2021年にかけての冬は温暖で雨が多かったため、冬の終わりには土壌に十分な水分が供給された。2月末の気温が穏やかだったため、非常に早い芽吹きが心配された。幸い3月は涼しかったが、3月末には再び気温が上昇した。4月6、7、8日の強烈な霜に見舞われたときには、すでに生長サイクルが始まっていた。被害は非常に深刻だったが、区画によって大きな差があった。丘の上の最も早い圃場は壊滅的な被害を受けたが、平地の最も遅い圃場は比較的被害が少なかった。コート・ド・ニュイの区画では、平均して40?50%の損失と推定される。オート・コート・ド・ニュイは標高が高く、ブドウの収穫時期が遅かったため、被害を免れた。この突然の停止に続き、かなり寒い4月と5月にも助けられ、植生は再び動き出すのに苦労し、ヴィンテージは遅いものになりそうだった。凍結したブドウの木と他の木との間の発育の差は、はっきりと目に見えた。 6月には夏の天候に戻り、ブドウの木は電光石火の勢いで成長し始めた。夏の残りは不順な天候が続き、グリーン・ハーヴェストを難しくし、菌類による病気の発生を促した。8月中旬以降は天候が回復し、ブドウのヴェレゾンが完了し、成熟が進んだ。この段階でブドウの健康状態は良好だったが、うどんこ病が発生した。 Domaine Michel GROS Nuits Saint Georges Les Chaliots ドメーヌ・ミシェル・グロ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャリオ 生産地:フランスブルゴーニュコート・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ 原産地呼称:AOC. NUITS SAINT GEORGES ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディMichel GROS / ミシェル・グロ 1830年から続くヴォーヌ・ロマネの名門中の名門グロ一族 旧ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」 ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。 中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。 あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。 ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。 ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。 ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。 ミシェル・グロのワインは濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。しかしながら、アペラシオンごとのテロワールはそのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーである。 また生産量の多いオート・コートは、価格の割りに質が高く、ラインナップの中でもとくにお値打ちの1本といえよう。
【輸入元:ラック・コーポレーション】 ミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主! ヴォギュエのフラッグシップ、特級ミュジニー。 ブルゴーニュで最も優美で洗練されたワインを生み出す地と言われるシャンボール・ミュジニーにおいて最上級のドメーヌとして君臨するコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ。ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。 現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏の3名によって行われています。言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。 「ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエだが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれる。このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):20?30%、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:年による、所有面積:7.20ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:ギュイヨ・サンプル、コルドン・ドゥブル、平均樹齢:25?55年、収穫量:11000本/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・アンテグレ Domaine Comte Georges de VOGUE Musigny Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. MUSIGNY GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。Comte Georges de Vogüé / ヴォギュエミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。その比率は面積にしておよそ10%と大きい。ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
まだ知られていないうちに、是非お試しいただきたい!エレガントでアプローチャブル、マルサネの新星シャルル・オードワン! ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。元詰めを始めたのは72年。当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。 フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 「マルサネ レ・ロンジュロワ」は、30cm程の表層土の下に石灰の岩盤。ミネラル味に富み、フレッシュさが際立つ。果実はあくまでピュアで繊細。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 現在ドメーヌで指揮をとるのはシャルル・オードワンの息子シリル・オードワン。2001年からドメーヌに参画。今回入荷の2021年は、「すごく難しい年であった。」とシリル・オードワン。2021年にエコセール認定を取得。難しい年であったが、自らを含むビオロジックを実践する生産者は、畑の状況が読めるため、うまく作ることができたという。ピュアなヴィンテージで、色は淡い、15年前のブルゴーニュのピノ・ノワールのスタイル。 ■ワインレポートより(2023/01/16)■ シャルルが1972年に自家元詰を始めた時、畑は2.5haしかなかったが15haにまで広がった。2000年から参画していた1978年生まれのシリルが、2009年に引退した父から引き継いで、品質が上がった。2021年にオーガニックの認証を得た。 マルサネ主体で、フィサンとジュブレ・シャンベルタンにも畑が広がる。5代目のシリルは単一畑に力を入れている。2014年に完成した新ワイナリーで、全房発酵を導入している。穏やかな抽出を好み、ピジャージュよりルモンタージュが主体。新樽比率は25%程度。 Charles AUDOIN Marsannay Les Longeroies シャルル・オードワン マルサネ レ・ロンジュロワ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ マルサネ 原産地呼称:AOC. MARSANNAY 品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ジェームスサックリング:94 ポイント DOMAINE CHARLES AUDOIN MARSANNAY LES LONGEROIES 2021 Tuesday, August 8, 2023 Country France Region Burgundy Vintage 2021 Score 94 This is showing aromas of cherries, green olives, strawberries, watermelon and some cocoa powder. Medium-bodied, with more powdery tannins and a savory finish full of flavor. From organically grown grapes. Drink now or hold.Charles AUDOIN / シャルル・オードワン 内外から熱い注目を浴びる、マルサネのライジングスター ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。 元詰めを始めたのは72年。当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 このドメーヌのアリゴテは樹齢90年の古木で、マルサネACに植えられている。よく熟して酸味が柔らかく、ボディに厚みすら感じられる。 マルサネは赤、白、ロゼの3色を展開。ロゼは一般的なショート・マセレーションではなく、ダイレクト・プレスによって造られ、新鮮味の感じられる赤い果実とミネラル感。とてもデリケートでピュアなロゼに仕上がっている。 赤ワインの場合、全房率はヴィンテージと区画により異なり、低温マセレーションの後、アルコール発酵。ピジャージュとルモンタージュを2週間行う。その後、樽に詰めて12ヶ月。さらにタンクで半年寝かせてから瓶詰めする。 マルサネの「キュヴェ・マリー・ラゴノー」は、ドメーヌの草創期に活躍したシリルの祖母に捧げられたワイン。マルサネにある5つの区画でも、樹齢が70年を超える古木のブドウのみ使用する。ピュアな果実味とストラクチャーが見事にバランスしている。 また白ワインは、228リットルのブルゴーニュ樽ではなく500リットルのドゥミ・ミュイを用いて醸造。マルサネ・ブランで新樽率は30%。バトナージュによってワインに厚みを与えながら、約1年間寝かせる。クロ・デュ・ロワ、ラ・シャルム・オー・プレートル、シャン・サロモンなどから、ミネラルのしっかりした白ワインが生み出される。
「コート・ド・ボーヌのワインの花」と呼ばれるポマールのブドウから造られたオスピス・ド・ボーヌ! オスピス・ド・ボーヌは、寄進された畑のワインを毎年11月の第3日曜日のオークションで売ることで運営されていいます。1443年、大法官ニコラ・ロランによって医療と擁護の施設である慈善院オスピス・ド・ボーヌが創設されました。寄進された畑のワインを毎年11月の第3日曜日の競売会で売ることで運営されていいます。現在では寄進された畑も60haを超え、ブルゴーニュにおける一大ドメーヌとなっています。毎年行われる、ワインオークションからの利益は、医療機器の最新化、快適にするための施設の改善と歴史的遺産の保護にすべて寄進されています。 「ポマール キュヴェ・レイモン・シロ」のブドウが作られるポマールの赤ワインは、中世の頃から「コート・ド・ボーヌのワインの花」と呼ばれ、ブルゴーニュワインの代表格としてその名が知られておりボーヌに次いで生産量が多いアペラシオンです。レ・グラン・セプノをはじめとする28の1級畑と村名ワインから、濃厚な色合いと豊富なタンニン、そして素朴で開放的な雰囲気が特徴の赤ワインが造られています。こちらのワインはフィリップ・ブシャールによって瓶詰めされています。 フィリップ・ブシャールは、1950年よりランスにてシャンパンハウスを開業しワインに携わり始め、1977年よりブルゴーニュに拡張。現在はフランスの大手ワイングループであるグラン・シェ・ド・フランスの傘下となっています。ムルソーに本拠を構え、テロワール、気候の知識に長けており、広範囲に渡るブルゴーニュのワインを手掛けます。ブルゴーニュ随一の生産量とクオリティを誇るブランドの地位を確立した大規模生産者です。 Hospice de Beaune Pommard Cuvee Raymond Cyrot / Philippe Bouchard オスピス・ド・ボーヌ ポマール キュヴェ・レイモン・シロ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ポマール 原産地呼称:AOC. POMMARD ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディHOSPICES DE BEAUNE / オスピス ド ボーヌ1443年8月4日(フィリップ善良公の財務長官であった)ニコラ・ロランがこの世を去るに際して、財産をすべて換金し、貧者の面倒をみる病院を建てる費用にあてるよう言い残した。かくして施療院は1451年に完工し、のちにオテル・デューとして有名になるが、地域の病院や老人、貧民を介護し、住宅を提供した。オテル・デューとその周辺の建物はオスピス・ド・ボーヌ(ボーヌの施療院)と呼ばれたが、多くの地主から何世紀にも渡ってこのオスピスはブドウ畑を寄進され、その益に浴したのである。つまり、寄進された畑産ワインの売上からあがる利益がオスピスの運営に用立てられる。これまで寄進者が多数にのぼったので現在ではオスピス・ド・ボーヌは58haの畑を所有している。土地はすべてコート・ド・ボーヌにあるが、1977年に寄進されたコート・ド・ニュイはマジ・シャンベルタンの1.5haの小区画だけが例外である。出来たワインはすべて11月の第3日曜日に慈善競売会にかけられる。この週末は明けても暮れてもブルゴーニュ、とりわけオスピス・ド・ボーヌを祝う盛大なお祭りとなる。この競売では、流通、販売業者側の評価とブルゴーニュ生産者の値付けの思惑とが交錯して、最新ヴィンテージを評価するひとつのバロメーターとなる。オスピスのワインは1977年にアンドレ・ポルシュレ氏が発酵から販売に至までの育成管理の任に当たって以来、じつに申し分がない。まず収穫を適度に抑える為にぶどうの剪定を厳しく行い、さらに肥料や農薬の量も厳格に制限し、新樽は100%使用、最大限度の風味と濃度とを抽き出すために3週間以上にも渡って浸漬を行う。現在はぶどうの腐敗の程度や、出来具合いしだいで4分の1から3分の1の果梗が付け加えられる。ポルシュレはドメーヌ・ルロワでワインづくりを担当するため1987年にここを辞任し、ブリュレ氏と交替した。オスピスのワインのスタイルは誰しも変えて欲しくはないところだが、ワインの質はブドウ樹の栽培と育成管理の任に当たる個人によって左右されることは間違いない。ブリュレ氏はポルシュレほど才能に恵まれていないと、一般に考えられている。1977年以前はオスピス・ワインの大半は不出来な代物で、畑の実力が反映されなかった。ワインは収穫後数ヵ月で樽ごと売られ、買い手(通常はブルゴーニュの大手ネゴシアン)のセラーに移された。質を求める者にとって事態はややこしくて、というのも落札したワインをきちんと面倒をみるかどうかはネゴシアン次第だったから。しかし1977年以来ワインの品質に確たる根拠をもって文句を付ける人はほとんどいない。とはいえ批判はやまず、なかでもイギリス人のアントニー・ハンスンが著した『バーガンディー』(1982年)において、オスピスのワインに矛先が向けられたが、これはもはやあてはまらない。ただ私も疑問に思うのは、1984年のような軽量級のヴィンテージにも100%オークの新樽を使っていること。えてしてぶどう畑の個性が抹殺され、沈黙を強いる結果になってしまう。オスピス・ド・ボーヌは、ほぼ80年代のヴィンテージを通じて素晴らしい出来栄えで、83年には腐敗果の味がでない様に100%除梗した。おかげで失敗者が少なくないこの悲惨なヴィンテージにも、ワインは非常な成功を収めた。オスピスで競売後の全てのワインの行く末を見届けるのは難しいが、赤ワインについて問題なく最高の価格を付けるものは次のキュヴェである。ここ数年、赤ワインの最高落札価格はオスピス唯一のコート・ド・ニュイ産であるマジ・シャンベルタン・マドレーヌ・コリニョンであった。白ワインはコルトン・シャルルマーニュ・フランソワーズ・ド・サランがいつも最高価格で落札される。 ブルゴーニュ ロバート・M・パーカー著より注(現在、コート・ド・ニュイで、1991年の寄進でクロ・ド・ラ・ロシュでキュヴェ・ジョルジュ・クリテールが2番目のオスピス・ド・ボーヌの所有の畑となっています。)
前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の生まれ年1920年植樹、そのワインを献上し、特別に法王名を冠する許可を頂いた、ドメーヌを代表するキュヴェ! ポーランド生まれの彫刻家でもあったジョルジュ・ブリチェック氏は1938年に戦禍を逃れるように単身渡仏。ブルゴーニュで生産者としての修行を始め、ドメーヌは1953年に創設されました。ジョルジュ氏は、1983年に引退し、長男のエドゥアール氏に引き継がれ、2003年より彼の息子クリストフ氏が3代目としてドメーヌを引き継ぎました。クリストフ氏の代になり、エレガントで優美なスタイルへと変わりつつあり、新たに多くのファンを世界中で増やしています。 「モレ・サン・ドニ 1er キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール 2世」は、平均年産2700本、樹齢100年、15か月樽熟後、3ヵ月ステンレスタンク熟成。100%新樽。1級畑 Les Chenevery 0.6ha。前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の生まれ年1920年植樹、そのワインを献上し、特別に法王名を冠する許可を頂いた、ドメーヌを代表するキュヴェ。 深みがあり、とても濃密。シダーやブラックチェリー、スパイス、ヴァニラ、ショコラ、タバコ、牡丹、ローストコーヒーなどの複雑な芳香。樽の要素も感じられるが果実の力強さが印象的。樽だけが前面に出過ぎず、果実味とうまく溶け合って、若いうちからエレガントで滑らかな味わいが楽しめるワインで、飲む度にいつでもその時点での最高の味わいを素直に表してくれる稀有なスタイル。モレ・サン・ドニの専門家だと自らを評すクリストフ氏、渾身の一本。 ■テクニカル情報■ 所有面積:0.6ha、使用ぶどう品種(セパージュ):ピノ・ノワール、農法:ビオロジック、※年により厳格なリュット・レゾネ、収穫方法:手摘み CHRISTOPHE BRYCZEK MOREY ST DENIS 1ER CUVEE DU PAPE JEAN-PAUL II クリストフ・ブリチェック モレ・サン・ドニ 1er キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール 2世 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. MOREY SAINT DENIS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディCHRISTOPHE BRYCZEK / クリストフ・ブリチェック ポーランド生まれの彫刻家でもあったジョルジュ・ブリチェック氏は1938年に戦禍を逃れるように単身渡仏。ブルゴーニュで生産者としての修行を始め、ドメーヌは1953年に創設されました。ジョルジュ氏は、1983年に引退し、長男のエドゥアール氏に引き継がれ、2003年より彼の息子クリストフ氏が3代目としてドメーヌを引き継ぎました。 ブリチェック家はバチカンの洗礼を受けており、彼のワインカーヴの中は教会のような装飾が施されています。ジョルジュ氏は敬虔なキリスト教徒で、ポーランド出身のカロル・ヨゼフ・ヴォイティワ枢機卿が教皇ヨハネ・パウロ世となられた折、ポーランド出身の教皇は初めてだったことから大変誇りに思ったそうです。そこでヨハネ・パウロ世の生まれ年である1920年に植樹された畑を購入し、出来上がったワインを持参し教皇庁に出向き、この畑から出来上がるワインに教皇の名を冠する許可を頂いたのです。こうしてブリチェック最高のキュヴェ「キュヴェ・デュ・パプ・ジャンポール世」は生まれたのです。これは当然ながらバチカンの正式な許可も受けています。ヨハネ・パウロ世(1920-2005)は死後聖人認定され、今も全教会の崇敬の対象となっています。 ブリチェックの栽培は厳格なリュット・レゾネで、基本的にはビオ・ロジックで有機肥料を使用します。除草剤などの化学的な介入は行わず、微生物の活動を活発にする為に土を耕すなど基本の仕事をひたすら繰り返す事が大事だと言います。 ビオディナミではボルドー液を多用する傾向にあるのでそれとは違うアプローチを模索し続けています。厳密で細やかな剪定と芽掻き作業によって収量を制限しています。(ぶどう一株あたり収量は6?8房)収穫は手作業で行い、果実を傷めないよう小箱を使用。古樹のぶどうをふんだんに使い古典的な醸造法で造られるワインは清澄のみを行い、濾過はしません。凝縮感のある味わいと芳醇で強烈な香りを持つワインは十数年の熟成が十分に可能です。 クリストフ氏の代になり、エレガントで優美なスタイルへと変わりつつあり、新たに多くのファンを世界中で増やしています。
カリフォルニア高品質ピノノワールの象徴「サンフォード& ベネディクトヴィンヤード」と何世紀もかけて作られた「ブルゴーニュの視点」の融合 「歴史あるカリフォルニアのブドウ畑で、ブルゴーニュの精神をもとに栽培・醸造したワインを造る」 偉大なワインは特別な畑からしか生まれない 共通の情熱、そして世界の偉大なブドウ畑に対する好奇心、深い信念を持った二人、ジョン・テルラートとフランソワ・ラベのパートナーシップによって始まったドメーヌ・ジャン・フランソワ。 アメリカを拠点にした世界有数のファインワイン会社テルラート・ワイングループ(TWG)代表のジョン・テルラート。自身もワイン造りに携わり、カリフォルニアにブドウ畑、複数のワイナリーを所有。また、ブルゴーニュ屈指のワインを輸入。ブルゴーニュでの栽培、醸造、ワインへの探求心を持ち、その情熱がカリフォルニアでのワイン造りに繋がっています。 何度もブルゴーニュに足を運び、フランソワ・ラベ(クロ・ド・ヴージョの最大の所有者シャトー・ド・ラトゥールのオーナー)に出会い、シャトー・ド・ラトゥールの特級畑のワインに感動したことがきっかけで交流が始まりました。 ワイン文化と偉大なブドウ畑に対する尊敬の念によって結ばれた二人が生み出すワインです。 「サンフォ?ド & ベネディクト・ザ 12 ロウズ ピノ・ノワール」は、サンフォード& ベネディクトヴィンヤード区画T6の特別に選別された12列の畝のブドウのみで造られています。選び抜かれた12列の畝は1999年に植えられたディジョンクローンNo.667。この樹齢の古いピノ・ノワールの樹は、深く割れ目のある、岩の多いモントレー頁岩に根ざしており、深みのあるエキゾチックなワインを育んでいる。このワインは力強く、注目を集めるが、控えめで魅惑的。表情豊かで濃い果実味と香ばしいアロマは、口に含むと何層にも重なり、繊細で複雑な味わいをもたらす。 果実味豊かで、ブルーベリー、ラベンダー、バラの花びらなどの香りが広がります。まろやかで口当たりがよく、明るい酸味、きめ細かく複雑な味わい。 ■2019年ヴィンテージ情報■ 2019年のドメーヌ・ジャン・フランソワのピノ・ノワールは深みのあるエキゾチックなワインだ。濃い果実のアロマは表情豊かで、グラスに引き込まれる。 味わいの複雑さは層状で、繊細に彫刻され、正確だ。このワインは若いうちから美しく、完成度が高いが、この先何年も楽しみなワインである。 ■テクニカル情報■ アペラシオン:カリフォルニア州サンタ・バーバラ、スタ・リタ・ヒルズ ヴィンヤード:サンフォード&ベネディクト コンポジション:ピノ・ノワール100 収穫:夜間手摘み 樽熟成:フレンチオークバリックで16ヶ月(新樽比率33) 澱引き:伝統的なブルゴーニュ式樽から樽への澱引き(0回) pH:3.55、TA:3.82グラム/リットル アルコール度数:13.5% 収穫日:2019年9月14日 生産ボトル:3432本(11バレル) 夜間に手摘み収穫。気温が低いうちにセラーに運び、30%は房ごと亜硫酸は添加せず丁寧に開放式発酵樽に移します。2-4日間野生酵母でコールドマセラシオンを施し、3-7日間発酵。パンピングオーバー、ブルゴーニュの伝統的な方法、足でピジャージュを行います。 ポンプは使わず、手作業で重力に任せて樽から樽へ移し丁寧に澱引きしてから、瓶詰め。 Domaine Jean Francois Sanford & Benedict The Twelve Rows Pinot Noir ドメーヌ・ジャン・フランソワ サンフォ?ド & ベネディクト ザ 12 ロウズ ピノ・ノワール 生産地:アメリカ カリフォルニア サンタ・バーバラ サンタ・リタ・ヒルズ 原産地呼称:AVA. Sta Rita Hills ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:97 ポイント 97 Drinking Window 2023 - 2034 From: Santa Barbara: On the Road…Finally! (Oct 2021) The 2019 Pinot Noir Sanford and Benedict Vineyard The Twelve Rows is magnificent. Rich and textured on the palate, with tremendous depth, the 2019 exudes class. Inky dark fruit, lavender, spice and tobacco are wonderfully vivid. The 2019 is endowed with so much complexity and sheer pedigree. What a wine! - By Antonio Galloni on June 2021 Now in its second release, this joint venture between Jean Francois Labet and John Terlato is really starting to hit its stride. Winemaker Trey Fletcher turned out two fabulous wines in 2019. Fletcher favors a stark, minimalist style, with manual punchdowns, a fair amount of stems in the Pinot, no SO2 during long elevage and no racking until bottling. As for the wines, they are truly special. Then again, they should be, as Labet, Terlato and Fletcher have their choice of blocks at Sanford & Benedict. ワインアドヴォケイト:96 ポイントThe Wine Advocate RP 96 Reviewed by: Erin Brooks Release Price: NA Drink Date: 2022 - 2032 Medium ruby-purple, the 2019 Sanford & Benedict Pinot Noir The Twelve Rows features blackberries and blueberries on the nose, with tones of aniseed, clay, dark spices and blood orange. The medium-bodied palate is soft, plush and inviting with intense, savory fruits, seamless acidity and a youthful sheen of new oak spices on the long, gently warming finish. Domaine Jean Francois is a new collaboration between Sanford and Francois Labet, owner of Chateau de la Tour, the largest landowner in the Clos Vougeot and the only winery located within the Clos itself. The de la Tour wines are imported into the US by the Terlato Wine Group, which purchased a majority stake in Sanford in 2005. John Terlato, Sanford winemaker Trey Fletcher and Labet decided to work together on a new cuvee made from the old vines planted at Sanford. "We followed Francois's winemaking program, issuing thoughts and suggestions from pruning through to bottling," Terlato notes. If this first bottling of Domaine Jean Francois is any indication, this will be an exciting project to follow in the future. Published: Dec 09, 2022Domaine Jean Francois / ドメーヌ・ジャン・フランソワ カリフォルニア高品質ピノ・ノワールの象徴「サンフォード&ベネディクトヴィンヤード」と何世紀もかけて作られた「ブルゴーニュの視点」の融合 「歴史あるカリフォルニアのブドウ畑で、ブルゴーニュの精神をもとに栽培・醸造したワインを造る」 偉大なワインは特別な畑からしか生まれない 共通の情熱、そして世界の偉大なブドウ畑に対する好奇心、深い信念を持った二人、ジョン・テルラートとフランソワ・ラベのパートナーシップによって始まったドメーヌ・ジャン・フランソワ。 アメリカを拠点にした世界有数のファインワイン会社テルラート・ワイングループ(TWG)代表のジョン・テルラート。自身もワイン造りに携わり、カリフォルニアにブドウ畑、複数のワイナリーを所有。また、ブルゴーニュ屈指のワインを輸入。ブルゴーニュでの栽培、醸造、ワインへの探求心を持ち、その情熱がカリフォルニアでのワイン造りに繋がっています。 何度もブルゴーニュに足を運び、フランソワ・ラベ(クロ・ド・ヴージョの最大の所有者シャトー・ド・ラトゥールのオーナー)に出会い、シャトー・ド・ラトゥールの特級畑のワインに感動したことがきっかけで交流が始まりました。 ワイン文化と偉大なブドウ畑に対する尊敬の念によって結ばれた二人が生み出すワインです。 ?サンフォード & ベネディクトヴィンヤードからすべては始まった? 植物学者マイケル・ベネディクトと友人のリチャード・サンフォードは、ヨーロッパの最高品質のワインに匹敵するものを造ることを目指し、冷涼な気候で生育に必要な日照量が十分にあり、かつ過熟になり過ぎない場所を探していました。カリフォルニアの冷涼な沿岸地域の膨大な量の調査、観察、データ収集、分析を経て、総合的に完璧な場所を見つけたと確信しました。サンタバーバラカウンティのサンタイネズヴァレーにある、のちのサンフォード&ベネディクトヴィンヤードとなる土地でした。 1971年植樹後すぐにこのピノ・ノワールが話題となり、この地の魅力を伝えようと他の栽培者も続々と参入。サンフォード&ベネディクトヴィンヤードは、現在のサンタリタヒルズA.V.A.のバックボーンを形成しました。 2005年、テルラート家は畑の大半を取得し、経営パートナーになりました。半世紀以上にわたって高級ワイン業界のさまざまな場面で成功を収めてきた彼らは、「品質を第一に考えることで、品質が持続する」というシンプルな原則に従っています。 シャルドネとピノ・ノワールが自根で植えられている歴史的なサンフォード&ベネディクトヴィンヤードの真のポテンシャルを引き出すには、この2つの高貴な品種の栽培と醸造をより深く理解することが必要だと考えたジョン・テルラート。ブルゴーニュを訪れフランソワラベと出会い、二人は人々の記憶に残るワインを造ることを決心します。
【ハリデイ・ワインコンペティション 5つ星獲得ワイナリー】 オーストラリアの No.1ワイン評論家ジェームズハリデーは、ウィロー・ブリッジ・エステートを「2013年のダークホースワイナリー」に挙げ、次に「2014年のベストワイナリー」に挙げました。また、パースワインショーで「最も成功した西オーストラリア出展者」を180回受賞しています。 Willow Bridge Estateは、世界クラスのワインを生産するという共通のビジョンを実現するためにジェフ&ヴィッキー・デュワー夫妻により家族経営されています。ジェフ夫妻は理想的なブドウ園の場所をマーガレットリバー地域で徹底的に探した後、1996年に絵のように美しい420エーカーの土地を購入しました。 この土地は、ファーガソンバレー西オーストラリア州のジオグラフとして知られる地域の隠された場所にあり、当時は小さなブドウ園が数軒しかありませんでした。ジェフ夫妻はすぐに100エーカーのワイン用ブドウの木を植え、1998年にはさらに50エーカーを植え、ウィロー・ブリッジ・エステートは当時はまだほとんど知られていなかったこの地域で最大のワインブドウ生産者となりました。 「ウォーター・ダンサー カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ」は、香り豊かなブラックベリー、ハーブ、熟したブラックプラム、ベイリーフのアロマ。鮮やかなマルベリーとブラックベリーの果実味が長いタンニンと上質なフレンチオークのバランスのとれた風味。 Willoow Bridge Estate Water Dancer Cabernet Sauvignon Merlot ウィロー・ブリッジ・エステート ウォーター・ダンサー カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ 生産地:オーストラリア 西オーストラリア州 ジオグラフ 原産地呼称:GI. GEOGRAPHE ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディWilloow Bridge Estate / ウィロー・ブリッジ・エステート 【ハリデイ・ワインコンペティション 5つ星獲得ワイナリー】 オーストラリアの No.1ワイン評論家ジェームズハリデーは、ウィロー・ブリッジ・エステートを「2013年のダークホースワイナリー」に挙げ、次に「2014年のベストワイナリー」に挙げました。また、パースワインショーで「最も成功した西オーストラリア出展者」を180回受賞しています。 Willow Bridge Estateは、世界クラスのワインを生産するという共通のビジョンを実現するためにジェフ&ヴィッキー・デュワー夫妻により家族経営されています。ジェフ夫妻は理想的なブドウ園の場所をマーガレットリバー地域で徹底的に探した後、1996年に絵のように美しい420エーカーの土地を購入しました。 この土地は、ファーガソンバレー西オーストラリア州のジオグラフとして知られる地域の隠された場所にあり、当時は小さなブドウ園が数軒しかありませんでした。ジェフ夫妻はすぐに100 エーカーのワイン用ブドウの木を植え、1998年にはさらに50エーカーを植え、ウィロー・ブリッジ・エステートは当時はまだほとんど知られていなかったこの地域で最大のワインブドウ生産者となりました。 ブドウ畑はダーリング・レーンジズの西側流域の高台に位置し、ブドウの木からは海岸平野と、ジオグラフィー・ベイの海を越えてケープ・ナチュラリストまでの素晴らしい眺めを楽しむことができる。海岸から25kmのところにあり、夏の間は午後の涼しい潮風を受ける。標高は230?280メートルで、一般的に海岸沿いの平野部より2度以上涼しく、成熟期は近隣のマーガレット・リヴァーの冷涼なワイン産地の南部と似ています。年間降雨量は914ミリと比較的多く、その80%はブドウの木が休眠する冬の4カ月間に降ります。夏の生育期は非常に乾燥し、日照に恵まれるため、ヴィンテージ間の一貫性が保たれ、おそらくワインの世界では他に類を見ないでしょう。 ドメーヌの土壌はすべて『マリー土壌』で、マリーのユーカリの木に由来する。花崗岩が約25億年かけて風化したこの土壌は、黄色または白色の粘土質の上に、ラテライト質の赤い砂利とロームが混ざった水はけのよい層で構成されている。このようなマリの土壌は、西オーストラリア州のブドウ栽培者たちに珍重されている。60ヘクタールのブドウ畑は1997年に設立された。2つの丘を囲むように植えることで、ブドウの品種を360度異なる日照条件に合わせることができました。この地域はフィロキセラの心配がないため、すべてのブドウの木は自根で植えられ、稜線に沿って植えることで、春先の霜によるリスクを最小限に抑えている。
バックヴィンテージ入荷しました! ロンシエールは、ニュイ・サン・ジョルジュの南側の丘に位置しており、表土が薄く石灰質が豊富な土壌の1級畑。 ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨンは、レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロと、ニュイの南側と北側のそれぞれに素晴らしい1級クリマを有しています。樹齢はいずれも高く、平均して50?75年。ヴォークランには樹齢100年にもなる古木が植わる。この高い樹齢が自然に収量を抑え、それによって濃密感や緻密さがもたらされ、長期熟成のポテンシャルが高いのがこのドメーヌで造られるワインの特徴となっています。 特級をもたないニュイのスペシャリストのため、これまではさほど顧みられることはありませんでしたが、「ワインの良し悪しは畑の段階で決まる」というのが、ドメーヌの哲学。モダンな醸造技術を柔軟に取り入れつつ、伝統を重んじてテロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを続け、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっています。現在では、ロバート・パーカー氏から「ニュイ・サン・ジョルジュの王様」と評されるトップ・ドメーヌとなりました。 「ニュイ・サン・ジョルジュ 1er レ・ロンシエール」は、ニュイ・サン・ジョルジュの東南部分に位置。ほのかに甘草と植物のニュアンス。ワインの構造を支えるミネラル味もある。 ROBERT CHEVILLON NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU LES RONCIERES ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ 原産地呼称:AOC. NUITS SAINT GEORGES ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:(92-94) ポイント (92-94) Drinking Window 2022 - 2040 From: 2018 Burgundy: Confounded Expectations (Jan 2020) The 2018 Nuit Saint-Georges Les Roncieres 1er Cru comes from a one-hectare parcel of around 60-year-old vines. It has a clean, precise bouquet of blackberry, briar, crushed rocks and light marine scents (oyster shell and crustacean), understated and quite reserved for this domaine. The medium-bodied palate offers sappy black fruit, displaying more sapidity than Les Bousselottes and fanning out gently toward the finish. This feels quite approachable in style thanks to its silky finish. Touches of hoisin and truffle emerge on the aftertaste. Excellent. - By Neal Martin on November 2019 I was straight off the plane, up the autoroute to Nuits Saint-Georges and knocking on the door of currently the appellation's best producer in week two of my Burgundy marathon. As is always the case, Denis Chevillon was out the back, silently rolling barrels across the courtyard, his brother Bertrand escorted me through their 2018s in the cellar. "There was great warmth in the season," he told me. "The fermentation went well for us here but it could be difficult. We began the picking on 5 September. We lost 20% and 40% in Premeaux because of the hail on the day of the World Cup, a Sunday, but the damaged berries seemed to fall off before the harvest. Specifically it affected: Les Cailles, Vaucrains and Les Saint-Georges. It was the only appellation to be affected. We finished on 15 September with magnificent health of the grapes. Everything is de-stemmed as usual with alcohol levels between 13.5% and 14.0%. All the Premier Crus are matured in 30% new oak and they will all be bottled next Spring." ワインアドヴォケイト:(91-93) ポイント The Wine Advocate RP (91-93) Reviewed by: William Kelley Release Price: NA Drink Date: N/A A touch more introverted than the exuberant Chaignots and Bousselots, the 2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Roncieres unwinds in the glass with notes of blackberries, cassis, sweet soil tones and toasty new oak. Medium to full-bodied, rich and structured, this is a serious, muscular Nuits, with tannin and concentration to burn, but it's very promising. Published: Feb 14, 2020Robert Chevillon / ロベール・シュヴィヨン古木がワインに緻密さを与えるニュイ・サン・ジョルジュのスペシャリストニュイ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ぶべきドメーヌが、このロベール・シュヴィヨン。レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロと、ニュイの南側と北側のそれぞれに素晴らしい1級クリマを有している。ロベールが父モーリスの下で働き始めた頃、ドメーヌの規模はわずか3haに過ぎず、それが今では13haまで広がった。 樹齢はいずれも高く、平均して50?75年。ヴォークランには樹齢100年にもなる古木が植わる。この高い樹齢が自然に収量を抑え、ブドウの凝縮度に貢献しているのだ。2000年に引退したロベールに代わって、今日、会社組織となったドメーヌの運営はふたりの息子、ドゥニとベルトランに任せられている。ドゥニがおもに栽培、ベルトランがおもに醸造を担当。ふたりとも寡黙な栽培農家といった風貌で、仕事に対するひた向きさがうかがえる。レ・サン・ジョルジュに加え、1892年にニュイの新しい村名を決める際、ニュイに組み合わせるクリマ名として、レ・サン・ジョルジュと最後まで争ったヴォークラン(つまりニュイ・ヴォークランが村名になる可能性もあった)と、レ・サン・ジョルジュの北に隣接するレ・カイユを合わせて、ベルトランはニュイの3大テノールという。どれもコート・ド・ニュイきっての重低音が効いたクリマだが、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかみがあり、ヴォークランがもっとも骨太。レ・サン・ジョルジュはその中間的な存在だ。こうした違いも、ロベール・シュヴィヨンのワインを並べて試飲すると一目瞭然に理解が可能となる。栽培法はリュット・レゾネ。選果は畑で行い、100%除梗。10?15度の温度で1週間低温マセレーションのうえステンレスタンクでアルコール発酵。トータルで3週間?1ヶ月の長いキュヴェゾンをとる。1級畑のワインはおおむね30%の新樽を用い18ヶ月間の熟成。マロラクティック発酵終了後と瓶詰め直前の2回澱引き。清澄なし、無ろ過で瓶詰めだ。ドメーヌの隠し球に村名ニュイ・サン・ジョルジュの白ワインがある。アンリ・グージュの畑で発見された、ピノ・ノワールの突然変異からなる白ブドウ、通称、ピノ・グージュから造られ、いかにもニュイの白らしい、リッチなテイストが持ち味である。ロベール・シュヴィヨンの赤ワインはいずれもその高い樹齢がもたらす濃密感や緻密さが特徴で、長期熟成のポテンシャルが高い。特級をもたないニュイのスペシャリストのため、これまではさほど顧みられることはなかったが、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっている。カルト的な存在になる日も近そうだ。
洗練さが前面に出た柔らかな味わいが素晴らしいオート・コート・ド・ニュイ ルージュ! グロ・フレール・エ・スールは、ジャン・グロ氏の兄ギュスターヴと、姉コレット女史によって設立。1980年からは2人の甥であり、ジャン・グロ氏の次男であるベルナール氏が運営を任されます。ベルナール氏は品質の更なる向上のために先進機器を用いた醸造技術を導入。 2016年からは彼の息子のヴァンサン氏と共にワイン造りを行っています。 所有するのは、リシュブール、クロ・ド・ヴージョ、グラン・エシェゾーなどのグラン・クリュをはじめとする20haのブドウ畑。手摘みで収穫されたブドウは、温度調整ができる冷却装置付きのコンクリート製タンクを用い伝統的な方法で醸造。ベルトランジュの森で生育した樫の木で作られる、ドメーヌ専用のオーク樽を熟成に用います。生み出されるワインは、飲み応えがあり甘くて心地良い味わいが魅力です。 「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ ルージュ」は、約9haの畑から生み出されるキュヴェ。比較的早くから楽しめるつくりで、フレッシュな果実味、しなやかな口当たりが魅力的。 Domaine Gros Frere et Soeur Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDomaine Gros Frere et Soeur / ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール ヴォーヌ・ロマネ村きっての名門グロ一家の血をひくドメーヌ。グロ家4代目のルイが1963年に引退するとドメーヌは3人の子供によって3つに分割され、生まれたドメーヌの一つがギュスターヴとコレットによって設立されたこのグロ・フレール・エ・スール。 ジャン・グロの次男であるベルナールは、1980年に叔父夫婦のドメーヌに入り、3年間叔父と共同でワインを造った後、1984年から栽培・醸造を取り仕切るようになりました。 現在2.6haにのぼるグラン・クリュを含む20haを超える畑を所有していますが、名門ジャン・グロの次男として相続した畑は意外に少なくACブルゴーニュのみ。叔父と叔母からグロ・フレールを引継いだ後に得た畑は、この実家からの相続分(ACブルゴーニュ)と、新たに自ら植樹したオート・コート8ha。ベルナールがこのドメーヌを継いで以来、全てのブドウは植え替えられ、ワインのスタイルも独自のものとなりました。 ベルナール氏がこのドメーヌに入った後、最初に行なったのがブドウの植え替えだったため、このドメーヌにヴィエイユ・ヴィーニュはありません。ですが、ミシェル・グロと共に購入した果汁濃縮機を用いるほか独自の手法を行なっており、その結果、力強く逞しいスタイルのワインが生まれています。 有機肥料を使い、ヴォーヌ・ロマネ村の他の生産者同様に生えた雑草を枯らす薬品を使用。SO2を多量に必要とする低温浸漬を好まず、除梗後は果汁濃縮機にかけ直ぐに発酵されます。発酵にはブルゴーニュ内で選抜された培養酵母を用い、コンクリートタンクの中で最高温度30℃、10?12日間かけられます。糖分がなくなってからタンクの温度を40度に上げ、ポリフェノールを最大限抽出、24時間かけて温度を下げてから圧搾されます。7?10日間タンクで静かに置かれ、不要な沈殿物を除去します。これは、1年間の樽熟成中に一度の澱引きもせずシュール・リーで熟成されるため、不要な香りを移さないように行われます。瓶詰め数カ月前に卵白で清澄されますが、フィルターはかけられません。
【平均樹齢なんと115年!】 ラ・リシュモーヌの中でも特に樹齢の古い樹から取れた葡萄で造られる、「超ウルトラ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」! <キュヴェ・ウルトラ> 通常のラ・リシュモーヌ・ヴィエーユ・ヴィーニュ との違いは、ネーミングの通り「超ウルトラ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」ということです。 所有するラ・リシュモーヌの中でも特に樹齢の古い樹から取れた葡萄を使い造られたキュヴェ。 モレ・サン・ドニに本拠を構え、家族4代にわたって続くドメーヌです。1993年に現当主のクリストフ ペロ・ミノ氏が父からドメーヌを引き継いだ際にワイン造り・ブドウ造りを大幅に変更し、ワイン・スペクテーターなどで特集記事が組まれるなどその評価もうなぎのぼりに上がって来ている大注目株です。最新のクラスマンの評価では、メオ・カミュゼやドミニク・ローランなどと並ぶ「★★2つ星」を獲得し、現段階では「さまざまな技法・最新技術を試している段階です。これらを習熟すれば昔ながらの手仕事に頼っているだけでは到達できない高いレベルの品質の安定を得られるだろう」(途中略)とかなりの高評価と将来に渡る期待を寄せられています。 「ニュイ・サン・ジョルジュ 1er ラ・リシュモーヌ VV キュベ・ウルトラ」は、リシュモーヌの最南の区画で1902年に植樹されたブドウから造られる。この区画の土壌は個性的で、水はけがよく、根が深くはる石礫と粘土質石灰岩の両方で構成。この豊かな土壌が、スパイシーなアロマとシルキーなタンニンが感じられるまろやかでかつフレッシュなワインを生み出す。 ラ・リシュモーヌの区画は、ヴォーヌ・ロマネと血続きの斜面であり、ヴォーヌ・ロマネと土質構成が似ています。オー・ミュルジェやレ・ダモードに隣接するように位置し小さな畑ながらも、生み出されるワインはプルミエ・クリュとしては群を抜くものです。 見事に凝縮味あふれるワイン。タンニンもきめ細かく、しかも濃密。力強さと優しさを兼ね備えた名品です。 ■テクニカル情報■ 土壌:砂利、粘土石灰質 ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100% 平均樹齢:115年 DOMAINE PERROT MINOT NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU LA RICHEMONE VIGNES CENTENAIRES CUVEE ULTRA ドメーヌ・ペロ・ミノ ニュイ・サン・ジョルジュ 1er ラ・リシュモーヌ VV キュベ・ウルトラ 生産地:フランスブルゴーニュコート・ド・ニュイニュイ・サン・ジョルジュ 原産地呼称:AOC. NUITS SAINT GEORGES ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:(94-96) ポイント (94-96) Drinking Window 2025 - 2050 From: La Lumiere Noire: 2019 Burgundy - Cote de Nuits (Dec 2020) The 2019 Nuit-Saint-Georges La Richemone Vieilles Vignes "Cuvee Ultra" has a very intense bouquet that threatens to overwhelm the sense: black cherries, boysenberry, violet with hints of sage and orange rind. The palate is medium-bodied with supple tannins that caress the sense, very Vosne-like in style with a satin-textured and very luxurious finish. This will be impossible to resist in its youth so don’t say I didn’t warn you. - By Neal Martin on October 2020 “The most important thing was to have the freshness in the wines,” Christophe Perrot-Minot told me. “We harvested from 17 to 25 September. The challenge was to eliminate the berries that were dry or over-ripe. For the vinification there were no problems at all. The average yield was around 20hl/ha. We did much more remontage than pigeage and will rack at the end of the year. There is a maximum of 20% new oak and around 50% whole bunches across the range. The malos were all finished within two months and the wines will be bottled around the end of March.” Highlights in 2019 include a very impressive Chapelle-Chambertin and voluminous Mazoyeres-Chambertin, closely followed by the Griottes-Chambertin. I also loved the Nuits Saint-Georges Richemone Cuvee Ultra that will be dangerously seductive. There is always a glossy veneer to these wines, not that dissimilar to Arlaud in some ways, and they deserve requisite time in the cellar. ワインアドヴォケイト:(92-94) ポイント The Wine Advocate RP (92-94) Reviewed by: William Kelley Release Price: NA Drink Date: N/A A special old-vine selection, the 2019 Nuits-Saint-Georges 1er Cru La Richemone Vieilles Vignes "Cuvee Ultra" is very promising, unwinding in the glass with aromas of raspberries, plums, sweet spices, loamy soil and espresso roast. Medium to full-bodied, deep and concentrated, it's lively and tightly wound, with beautifully refined tannins and tangy acids. The darling of the Francophone wine press, Christophe Perrot-Minot, continues his evolution in the direction of textural finesse and aromatic range: the extraction and richness of yesteryear have given way to melting tannins and ethereal aromas, exemplified by a beautiful set of 2019s. In recent vintages, despite that turn toward elegance, I had found the sheer sweetness of Perrot-Minot's wines a little overwhelming: his concentrated yet supple 2016s were, I felt, encumbered by fruit of almost confectionery sweetness despite their undeniable vivacity. These 2019s, tasted from barrel, unracked, were just as polished but more sapid and savory, and I eagerly look forward to revisiting them from bottle. As readers may know, Perrot-Minot now farms organically and is currently seeking certification. Barrels are mostly sourced from Francois Freres and the forest of Jupilles, he tells me, and a maximum of 30% new are employed. Published: Jan 15, 2021Perrot Minot / ペロ・ミノ■ドメーヌの歴史モレ・サン・ドニに本拠を構え、家族4代にわたって続くドメーヌです。1993年に現当主のクリストフ ペロ・ミノ氏が父からドメーヌを引き継いだ際にワイン造り・ブドウ造りを大幅に変更し、ワイン・スペクテーターなどで特集記事が組まれるなどその評価もうなぎのぼりに上がって来ている大注目株です。新しい畑の購入、ジュブレ・シャンベルタン プルミエクリュ カズティの買いブドウでの醸造、2002年の醸造時からCPM(自動攪拌器)を使い始めるなど最新技術の導入にも努めており、試行錯誤を繰り返しています。最新のクラスマンの評価では、メオ・カミュゼやドミニク・ローランなどと並ぶ「★★2つ星」を獲得し、現段階では「さまざまな技法・最新技術を試している段階です。これらを習熟すれば昔ながらの手仕事に頼っているだけでは到達できない高いレベルの品質の安定を得られるだろう」(途中略)とかなりの高評価と将来に渡る期待を寄せられています。■ブドウ畑このドメーヌの畑には、2つの種類があります。1つは家族代々受け継がれドメーヌ アンリ ペロ・ミノとしてリリースされるワインに使われるブドウを栽培する畑です。そしてもう1つはクリフトフ ペロ・ミノ氏がドメーヌを引き継いでから増やした畑で、その多くは1999年に引退したペルナン・ロッサンの畑です。これらのワインはドメーヌ クリストフ ペロ・ミノとしてリリースされていますが、どちらもクリストフ氏が畑の管理、醸造を一手に手がけているものです。また、栽培面ではクリストフ氏がドメーヌを引き継いでからは化学肥料の使用を止め、グリーン・ハーヴェストを徹底的に行い1つの木から6?7房しかならないように収量も大幅に抑えています。例をあげると2002年ヴィンテージの収量はグランクリュ?ヴィラージュクラスの平均で約25hl/haでした。ブルゴーニュのグランクリュだけでの収量の平均は約30hl/haと言われており、畑全体で非常に収量を抑えた管理が行われているというのがわかります(因みに2003年ヴィンテージに至っては17hl/haという非常に少ない収量となっています)。さらにブドウ果汁の凝縮度を高めることに細心の注意を払う同氏は、収穫時期に雨が降り水滴がブドウの表面についている時などは友人とヘリコプターを共同でチャーターしてブドウの表面についた水分を吹き飛ばしてから収穫を行なうという逸話の持ち主でもあります。最後にこのドメーヌの畑の特徴として特筆すべき点は、平均樹齢の高い畑(50年?70年)が非常に多い点です。その中でもシャンボール・ミュジニーに所有する畑などは平均樹齢100年のヴィエイユ・ヴィーニュというものもあり、このため複雑で凝縮した味わいを楽しめる物が多くあります。
シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ! ニュイ・サン・ジョルジュ一級畑の下方に位置するお値打ちの1本。 プレモー・プリセに拠点を置くドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン。ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌである。ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続した。ドメーヌの至宝、ロマネ・サン・ヴィヴァンはまさにシャルル・ノエラより受け継がれしクリマ。今日、このドメーヌを率いるのは故ジャン・ジャックの娘ソフィーの夫であるアラン・ムニエ。かつては濃厚、新樽の風味豊かな特徴であったが、今はバランスよく果実味のはっきりしたワインに仕上がっている。 「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴィニョット」は、ニュイ・サン・ジョルジュ1級クロ・ド・ラ・マレシャルの下に位置するコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの畑。色は深いルビー色をし、ダークチェリーのアロマが広がる。ミディアムボディでタンニンは丸く、アフターに香ばしいカカオのフレーバー。 DOMAINE JEAN JACQUES CONFURON COTE DE NUITS Villages Les Vignottes ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴィニョット 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. COTE DE NUITS VILLAGES ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口Jean Jacques CONFURON / ジャン・ジャック・コンフュロンシャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ寡黙で仕事熱心なつくり手が生み出す、バランスに優れた柔らかな味わいのワインニュイのお隣、プレモーの村で18世紀以来ワインを生んできたドメーヌは、今では当たり前となった元詰めも前世紀の初頭と、かなり早い時期からおこなってきた。名称ともなっている前の当主ジャン=ジャックの伴侶はかつての名ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘にあたり、現在あるグラン・クリュのロマネ・サン=ヴィヴァン、クロ=ヴジョーなどはその相続によりポートフォリオに加わったもの。ドメーヌを率いるのはアラン・ムニエ。1980年代の半ば、ジャン=ジャックの娘ソフィーがまだボーヌの農業高校に通っていたころに知り合い、その後結婚。マニィ=レ=ヴィレールの定評あるドメーヌ、ジャイエ=ジルの先代ロベールの指導も受け、今では8ヘクタール強にまで広がった地所を妻ソフィーとともに精力的に運営している。アランがドメーヌの基準になるワインと考えているのがコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ。そのレ・ヴィニョットはニュイのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルのすぐ下の斜面に位置するという区画で立地は上々。なお同じコート・ド・ニュイ=ヴィラージュのラ・モンターニュは2005年の収穫後、半分を白に全面的に植え替えた。ヴィラージュのシャンボル=ミュジニーは3パーセルからつくられ、平均で50年以上と樹齢は高い。ニュイのフルリエールも樹齢は40年に達し、シャンボルとスタイルは異なるものの、双方とも常に安定した仕上がりを見せる。グラン・クリュに目を向けるとクロ=ヴジョーはクロ最上部にある極めつけの区画――ミュジニーのすぐ下に接している――を所有。そしてフラッグシップであるサン=ヴィヴァンは1929年の植え付けというトレ・ヴィエーユ・ヴィーニュで、ドメーヌの大きな財産となっている。畑での作業を第一に考えるアランは1991年よりビオロジークを導入、テロワールを最大限に引き出す栽培――2003年より耕作には馬も使用――をおこなっている。果実はヴァンダンジュ・ヴェールトも付し、しっかりと切り詰め、さらに厳しいトリ――2008年は果実の3割を廃棄、グラン・クリュでは22ヘクトリットルという数字だった――で選別される。果梗が十分に熟していればプルミエ、グラン・クリュには2割から3割残し、低温浸漬の後アルコール発酵となり期間は2週間前後。新樽はコート・ド・ニュイ=ヴィラージュで3割、シャンボルとニュイが4割前後、プルミエ・クリュは5割から8割で、グラン・クリュのクロ=ヴジョーとロマネ・サン=ヴイヴァンに8割ないし10割というのが基本。熟成期間は15ヵ月から18ヵ月間ほどで、その後清澄、フィルター無しで瓶詰め。出来上がるワインに共通するのは、滑らかで一体感のある味わい。果実は濃厚というよりはしっとりとした風合いで、樽も突出することなく、雑味のない味わいが心地よくまとまっている。アランとソフィーが20年にわたり二人三脚で生む、バランスに優れた安心できるブルゴーニュである。なお、2008年のミレジムよりシリアル番号が入るようになった。 画像の女性、ソフィ・ムニエ(旧姓コンフュロン)は、コンフュロン家の娘です。 アラン・ムニエ(婿養子)は、ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロンと。フェリ・ムニエの現醸造家です。 ◆2019/10/16 ジャン・ジャック・コンフュロン訪問しました!◆
バックヴィンテージ入荷しました! ロンシエールは、ニュイ・サン・ジョルジュの南側の丘に位置しており、表土が薄く石灰質が豊富な土壌の1級畑。 ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨンは、レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロと、ニュイの南側と北側のそれぞれに素晴らしい1級クリマを有しています。樹齢はいずれも高く、平均して50?75年。ヴォークランには樹齢100年にもなる古木が植わる。この高い樹齢が自然に収量を抑え、それによって濃密感や緻密さがもたらされ、長期熟成のポテンシャルが高いのがこのドメーヌで造られるワインの特徴となっています。 特級をもたないニュイのスペシャリストのため、これまではさほど顧みられることはありませんでしたが、「ワインの良し悪しは畑の段階で決まる」というのが、ドメーヌの哲学。モダンな醸造技術を柔軟に取り入れつつ、伝統を重んじてテロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを続け、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっています。現在では、ロバート・パーカー氏から「ニュイ・サン・ジョルジュの王様」と評されるトップ・ドメーヌとなりました。 「ニュイ・サン・ジョルジュ 1er レ・ロンシエール」は、ニュイ・サン・ジョルジュの東南部分に位置。ほのかに甘草と植物のニュアンス。ワインの構造を支えるミネラル味もある。 ROBERT CHEVILLON NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU LES RONCIERES ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ 原産地呼称:AOC. NUITS SAINT GEORGES ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:(89-92) ポイント (89-92) From: The 2015 Red Burgundies: You Are So Going To Want Them (Jan 2017) Healthy dark red. Black raspberry aroma complicated by soil tones of truffle and underbrush. Then juicy and rather tight, showing good clarity and reserve to its medicinal dark cherry and dark chocolate flavors. Densely packed and smoothly tannic. Doesn't quite come alive today but this wine nicely combines power and a sophisticated texture. - By Stephen Tanzer on December 2016 Yields were down 40% to 50% in 2015 for Domaine Chevillon owing to the lack of rainfall, and more like 60% in 2016, said Bertrand Chevillon. The family began harvesting on September 3 in 2015, bringing in their fruit with potential alcohol levels ranging from 12% to 12.8% and finishing before the rains. Extraction was rather gentle, with Chevillon substituting some arrosage (“watering” the cap with juice from below) for pigeage.”Robert Chevillon / ロベール・シュヴィヨン古木がワインに緻密さを与えるニュイ・サン・ジョルジュのスペシャリストニュイ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ぶべきドメーヌが、このロベール・シュヴィヨン。レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロと、ニュイの南側と北側のそれぞれに素晴らしい1級クリマを有している。ロベールが父モーリスの下で働き始めた頃、ドメーヌの規模はわずか3haに過ぎず、それが今では13haまで広がった。 樹齢はいずれも高く、平均して50?75年。ヴォークランには樹齢100年にもなる古木が植わる。この高い樹齢が自然に収量を抑え、ブドウの凝縮度に貢献しているのだ。2000年に引退したロベールに代わって、今日、会社組織となったドメーヌの運営はふたりの息子、ドゥニとベルトランに任せられている。ドゥニがおもに栽培、ベルトランがおもに醸造を担当。ふたりとも寡黙な栽培農家といった風貌で、仕事に対するひた向きさがうかがえる。レ・サン・ジョルジュに加え、1892年にニュイの新しい村名を決める際、ニュイに組み合わせるクリマ名として、レ・サン・ジョルジュと最後まで争ったヴォークラン(つまりニュイ・ヴォークランが村名になる可能性もあった)と、レ・サン・ジョルジュの北に隣接するレ・カイユを合わせて、ベルトランはニュイの3大テノールという。どれもコート・ド・ニュイきっての重低音が効いたクリマだが、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかみがあり、ヴォークランがもっとも骨太。レ・サン・ジョルジュはその中間的な存在だ。こうした違いも、ロベール・シュヴィヨンのワインを並べて試飲すると一目瞭然に理解が可能となる。栽培法はリュット・レゾネ。選果は畑で行い、100%除梗。10?15度の温度で1週間低温マセレーションのうえステンレスタンクでアルコール発酵。トータルで3週間?1ヶ月の長いキュヴェゾンをとる。1級畑のワインはおおむね30%の新樽を用い18ヶ月間の熟成。マロラクティック発酵終了後と瓶詰め直前の2回澱引き。清澄なし、無ろ過で瓶詰めだ。ドメーヌの隠し球に村名ニュイ・サン・ジョルジュの白ワインがある。アンリ・グージュの畑で発見された、ピノ・ノワールの突然変異からなる白ブドウ、通称、ピノ・グージュから造られ、いかにもニュイの白らしい、リッチなテイストが持ち味である。ロベール・シュヴィヨンの赤ワインはいずれもその高い樹齢がもたらす濃密感や緻密さが特徴で、長期熟成のポテンシャルが高い。特級をもたないニュイのスペシャリストのため、これまではさほど顧みられることはなかったが、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっている。カルト的な存在になる日も近そうだ。
【特別価格】当店通常価格49,170円 (税込10%)のところ、セット限定41,800円 (税込10%)の特別価格! 超低収量の2021年は、収穫したブドウを2つのキュヴェに集約させた特別なヴィンテージ! フィリップ・シャルロパンは、1977年に父アンドレ氏から1.5haの畑とドメーヌを引き継ぎワイン造りを始めました。ヴォーヌ・ロマネなどに8つのグラン・クリュを含む25haの畑を所有。また、フィリップ氏はブルゴーニュで「神様」と最も賞賛された造り手である、故アンリ・ジャイエ氏から指導を受けた一人で、大きな影響を受けていることでも知られています。徹底した収穫量の制限や、低温マセラシオンによるエキスの抽出、野性酵母を用いた発酵など、師であるジャイエ氏の影響が色濃く受け継がれています。 2021VINだけの特別な2つのキュヴェ 霜の被害で非常に低収量だった2021年。収量の少なさ、そして愛好家が期待するレベルの品質にならないと思い、いつものキュヴェを造ることを断念。アサンブラージュし、ブルゴーニュ コート ドールに格下げして2つのキュヴェのみをリリース。白は全て売ってしまい造りませんでした。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 超低収量の2021年は、収穫したブドウを2つのキュヴェに集約させた特別なヴィンテージ! 2021年の出来は、多くの人を肉体的にも精神的にもがけっぷちに追いやった最悪の生育期だったという観点からみると、驚くほど素晴らしい。ある意味、説明がつかない。少し前まで、ワインメーカーは自然に翻弄される下僕だったが、一見不可能に見える勝算を自らの手でたぐり寄せるセンスを磨き上げてきた。このヴィンテージは、ピノ・ノワールが鮮やかな赤い果実味と酸味がしっかりと表現されていた頃に立ちもどっていて、軽快さと力強さ、透明度とテロワールの表現という、両立し難い絶妙なコンビネーションがある。 ■セット内容■ フィリップ・シャルロパン ブルゴーニュ・コート・ドール ルージュ テート・ド・キュヴェ [2021]750ml (赤ワイン) 当店通常価格:38,170円 (税込) フィリップ・シャルロパン ブルゴーニュ・コート・ドール ルージュ プルミエ・キュヴェ [2021]750ml (赤ワイン) 当店通常価格:11,000円 (税込) ★フィリップ・シャルロパン ブルゴーニュ・コート・ドール ルージュ テート・ド・キュヴェ [2021]750ml (赤ワイン) 「ブルゴーニュ・ルージュ コート・ドール テード・ド・キュヴェ」は、所有する全ての1級畑、特級畑をブレンド。非常に凝縮していて、熟した黒果実や華やかな赤果実が、混ざり合った複雑なアロマ。アールグレイやオレンジピールのニュアンス。集中力があり、タンニンは細やかながら、しっかりした骨格がある。濃密で、トーンが高くエレガントなワイン。 ■ブレンド内容■ 【Grands Crus】 Chambertin, Charmes Chambertin, Mazis Chambertin, Clos de Vougeot, Clos St. Denis, Bonnes Mares, Echezeaux 【1er Cru】 Gevrey Chambertin Bel Air ■テクニカル情報■ 畑:所有する全ての村名クラスのアペラシオンをブレンド 醸造:手作業で収穫した後、選果台で選果。ステンレスタンクで15日間発酵。10度で1週間のコールドマセレーション。 熟成:バリック10-16ヶ月 (新樽40%) Philippe Charlopin Parizot Bourgogne Cote d'Or Rouge Tete de Cuvee フィリップ・シャルロパン・パリゾ ブルゴーニュ・ルージュ コート・ドール テード・ド・キュヴェ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ★フィリップ・シャルロパン ブルゴーニュ・コート・ドール ルージュ プルミエ・キュヴェ [2021]750ml (赤ワイン) 「ブルゴーニュ・ルージュ コート・ドール プルミエ・キュヴェ」は、所有する全ての村名クラスのアペラシオンをブレンド。 明るく淡いルビー色。フランボワーズなどの華やかで凛とした赤い果実のアロマ。土のニュアンス。タンニンは軽やかで細やか。赤い果実のフレーバーが口いっぱいに広がり、ミネラルや酸とともにしっかりとした余韻が続く。 ■ブレンド内容■ Gevrey Chambertin V.V., Gevrey Justiece, Gevrey Evocelles, Chambolle Musigny, Vosne Romanee, Morey St. Denis, Marsannay Montchenevoy, Fixin Clos de Fixey等 ■テクニカル情報■ 畑:所有する全ての村名クラスのアペラシオンをブレンド 醸造:手作業で収穫した後、選果台で選果。ステンレスタンクで15日間発酵。10度で1週間のコールドマセレーション。 熟成:バリック10-16ヶ月 (新樽25%) Philippe Charlopin Parizot Bourgogne Cote d'Or Rouge Premier Cuvee フィリップ・シャルロパン・パリゾ ブルゴーニュ・ルージュ コート・ドール プルミエ・キュヴェ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディPhilippe Charlopin / フィリップ・シャルロパン アンリ・ジャイエの教えを継ぐ、ブルゴーニュのスター生産者! フィリップ・シャルロパンは、トップドメーヌがひしめくジュヴレ・シャンベルタンのみならず、ブルゴーニュを代表する造り手だ。1976年に1.5haのささやかな畑とともに自身のドメーヌを設立。その後少しずつ畑を広げ、現在では25haの所有畑から35のアペラシオンのワインを手掛けている。 8つのグランクリュを含むこの絢爛たるラインナップにふさわしく、彼のワインは華やかな果実とアロマに満ちている。そのゴージャスな味わいから、時にはテロワールよりも『シャルロパンのスタイル』が強調されていると評されることもある。確かに彼のワインは濃厚なスタイルだが、それは各畑独自のキャラクターを凝縮した完熟ブドウの持てる全てをワインに反映させた結果である。 彼の作品にじっくりと向き合えば、そのふくよかな味わいの中には、ピノ・ノワールの旨みとともに、畑の個性とブルゴーニュならではの精緻さが密に詰まっていることが分かるだろう。2006年に新設された醸造施設が、家族経営のブルゴーニュのドメーヌとしては並外れて大規模であるのも、テロワールの違いを表現するためだ。140もの区画に分かれた畑に対応するために、発酵用の小さなステンレスタンクがずらりと並ぶ様子は壮観である。 畑自身にテロワールを表現させることを目指すフィリップは、自然なワイン造りをモットーとしている。栽培はリュット・レゾネで行い、除草剤や殺虫剤は使わない。低収量にこだわる彼は、自然と収量が低くなる古樹を大切にしているため、所有畑の樹齢は高い。 駆け出しの頃はブドウを房ごと発酵させたり、バトナージュを多用していたが、現在ではなるべく人為的な干渉を避けた醸造を行っている。 フィリップがアンリ・ジャイエの愛弟子であったことは広く知られているが、彼のワイン造りの随所に師の影響がみられる。ブドウは全て除硬し、バトナージュではなく、長い低温浸漬でエキスを抽出する。この手法でワインを造るためには本当に熟した健全なブドウが必要だという彼の選果は厳しい。 一部のワインにはボルドーのトップシャトーで使われる光学式の選果台も使うほどである。アルコール発酵は必ず自然酵母で行い、補酸も決してしない。近年では新樽の使用も控えており、ワインは瓶詰めまで澱引きされることなく長期間熟成される。畑の個性を体現してこそグランヴァン、という彼のワインには、時代の寵児たる風格すら感じられる。
【リアルワインガイドセレクト×Dionyプレゼンツ】 石灰岩土壌の地に、日本ワインの未来を想う造り手「ドメーヌ・テッタ」が手掛ける、海外のお客様にも是非おすすめしたい日本の赤ワイン! 瀬戸内海と日本海の中間に位置する岡山県新見市、08年より廃業したブドウ農家を継いだ高橋社長の物語が始まりました。domaine tettaのぶどう畑は、岡山県北西部、新見市哲多町にあります。『晴れの国・岡山』と言われる通り、長い日照時間と寒暖差、そして美しい自然の山々に囲まれた石灰質の土壌。標高400メートルの小高い山の頂上に広がる集約したぶどう畑は、まるでヨーロッパのぶどう畑のように爽快な景観。この地の可能性を最大限引き出せるぶどう栽培にチャレンジしています。 醸造は、自社原料100%でワインを醸しています。自分達が栽培したぶどうのポテンシャルを最大限引き出すため、醸造はぶどうのチカラを信じ人間の手を極力介さないアプローチで醸造しています。そして、この地域特有の資源でもある石灰岩採掘トンネルを活用し、無振動・超静音の『天然のワインカーブ』の環境を活用。坑道内は通年平均12℃?15℃の温度で湿度は80%前後で安定。日本では珍しい天然のワインカーブで長期熟成用のワインを最高の状態で熟成、貯蔵しています。 「マスカット ベーリー A」は、テッタのブドウの中でも特に樹齢が高く、これまで15VT 以上造ってきました。様々な造りに 挑戦して多くのアイテムが世に出ていきましたが21VTGで一つの形、方向性が見えてきました。人為的なアプローチ を排除しながらナチュラルで綺麗なマスカットベーリー Aを表現出来つつあります。海外のお客様にも是非おすすめしたい日本の赤ワインです。 やや濃い目のルビー色、フランボワーズ、ラズベリー、コンフィチュールなどフレッシュで甘酸っぱい香りとシナモン、キャラメルなどの熟成由来の香り、味わいはドライですが香りにほんのりと甘さを感じます。酸とタンニンは穏やかで飲み疲れせず、余韻はとても長くエレガントな果実味が口いっぱいに広がります。 ■テクニカル情報■ テロワール:石灰 赤土、標高:400m 品種:マスカットベーリーA 100% 収穫/樹齢:手摘み/6-24年 酵母:自生酵母 発酵:11月7日? 15日収穫/除梗、ステンレスタンクで発酵 熟成:木樽で熟成、濾過あり・無清澄/瓶詰め:2022年9月1日 SO2:瓶詰め前15mg/L domaine tetta Muscat Bailey A ドメーヌ・テッタ マスカット ベーリー A 生産地:岡山県 新見市 哲多町 ぶどう品種:マスカットベーリーA 100% アルコール度数:12.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDOMAINE TETTA / ドメーヌ・テッタ 『晴れの国・岡山』より、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出し造られるワイン。 domaine tettaのぶどう畑は、岡山県北西部、新見市哲多町にあります。tettaの広大な農園には、現在、生食用ぶどうとワイン原材料用ぶどうの木が約18,000本あります。そして土質は、フランスの銘醸地に似た石灰岩土壌(石灰岩と赤土)で水はけ良好。標高も高く( 約400m)、寒暖差もありぶどう栽培には非常に適した環境で栽培をしています。 雨の影響を受けやすい日本の中では、比較的晴れの日が多い岡山。気候と土質の条件がこれだけ揃う地の利に感謝の気持ちをこめて、高品質なぶどうから上質なワインづくりを続けていきたいと思っています。 日本におけるぶどう栽培は、欧州や新大陸の産地に比べて雨(特に梅雨)や気温(夏の猛暑)の影響がその年の収穫量を左右する状況にあります。そのため、tettaではそれらの気候的な影響を軽減して生育環境を改善するために、雨に対しては被覆ビニールによる栽培を行っております。このようにぶどうが健全に成長できる環境を整える事が一番肝心であると考えて、一年を通じて栽培しております。 tettaのワイン醸造は、自社原料100%でワインを醸しています。自分達が栽培したぶどうのポテンシャルを最大限引き出すため、醸造はぶどうのチカラを信じ人間の手を極力介さないアプローチで醸造しています。 新見の主産業は石灰業です。この地域特有の資源でもある石灰岩採掘トンネルを活用し、無振動・超静音の『天然のワインカーブ』の環境を活用。坑道内は通年平均12℃?15℃の温度で湿度は80%前後で安定。日本では珍しい天然のワインカーブで長期熟成用のワインを最高の状態で熟成、貯蔵しています。石灰を採掘するための坑道トンネルを300mほど進んだところでワインゆっくり静かに寝てます。
しなやかで飲みやすく、4-8年の熟成で飲み頃を迎える、熟成のポテンシャルを持つ、最もパワフルで最もタニックなマルサネ! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「マルサネ・ルージュ レ・グラス・テット」は、斜面中腹に位置し、粘土の厚い、重い土壌。したがってワインは最もパワフルで最もタニックなキャラクター。ダークチェリーやカシスの果実香に、甘草の風味も混じる。4-8年の熟成で開き、熟成のポテンシャルは高い。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、使用酵母:自生酵母、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングル・ギュイヨ、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE BRUNO CLAIR MARSANNAY LES GRASSE TETES ドメーヌ・ブリュノ・クレール マルサネ・ルージュ レ・グラス・テット 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ マルサネ 原産地呼称:AOC. MARSANNAY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディBruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。
北カリフォルニアのテロワールの多様性をフィーチャーした、クルーズ・ワイン・カンパニーのフラッグシップ・ワイン! 「Cruse Wine Co.」と「Ultramarine」は今、世界中から最も注目を浴びているカリフォルニア・ブランドです。この2つのブランドのオーナー兼醸造家であるMichael Cruseは、UC Berkley校で生化学を専攻し、卒業後はSutterHomeやStarmont等で科学的な観点から醸造を学びました。フォーマルな醸造の教育は一切受けていなく、手探りと現場での経験をもとにワイン科学を全て独学で学び、2013年にCruse Wine Co.とUltramarineを設立しました。そして、そのわずか3年後に「サンフランシスコ・クロニクル」紙でWinemaker of the Yearに選ばれ、カリフォルニア・ワイン業界における異端児として脚光を浴びます。 アメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤーが、喉から手が出るほど欲しがる人気ワインです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のスタイルやブドウ品種に囚われずに、複雑で個性あるフレッシュなワインを造ります。クチコミやSNS等を積極的にマーケティング・ツールとして活用し、まさに次世代を担う新進気鋭のワインメーカーとして世界に飛躍しています 「モンキー・ジャケット レッド・ブレンド ノース・コースト」は、北カリフォルニアのテロワールの多様性をフィーチャーした、クルーズ・ワイン・カンパニーのフラッグシップ・ワインです。モンキー・ジャケットはヴァルディギエ主体のカジュアルに飲めるブレンド・ワインを造ろうという思いから始まりました。2020年は全体の65%がヴァルディギエです。ヴァルディギエはフルーティなアロマとしっかりとした酸を持つブドウです。ここにプティット・シラーの重厚感と、その他赤ブドウのブレンドやカリニャン(いずれも樹齢50年以上)が加わることで完成します。 モンキー・ジャケット史上、最もフレッシュで若々しい仕上がりです。グラファイト、西洋杉、みずみずしいラズベリー、心地よい青っぽさもほのかに感じます。生き生きとした口当たりで、ジューシーさもあり、パキパキ感を思わせるようなタンニンがあります。余韻には白いラズベリーやルバーブが香ります。アウトドアやバーベキューにピッタリで、友人との会話が弾むワインです。 ■テクニカル情報■ 全体のおよそ35%を全房のまま発酵しました。全てのブドウはコンクリートで発酵をし、プレス後はフレンチオーク旧樽とコンクリート・タンクで熟成され、果実の透明感を損なわないように意識しました。MLFは自然に発生し、瓶詰め直前にごく僅かの亜硫酸塩を加えました。 AVA:ノース・コースト Solano 45%、Mendocino 39%、Napa 14%、Contra Costa 2% CRUSE WINE CO. MONKEY JACKET RED BLEND NORTH COAST クルーズ・ワイン・カンパニー モンキー・ジャケット レッド・ブレンド ノース・コースト 生産地:アメリカ カリフォルニア 原産地呼称:AVA. NORTH COAST ぶどう品種:ヴァルディギエ65%、プティット・シラー14%、カリニャン12%、その他9% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:92 ポイント RP 92 Reviewed by: Erin Brooks Drink Date: 2022 - 2027 The 2020 Monkey Jacket has a medium ruby-purple color and pretty aromas of cranberries, raspberries and rhubarb with touches of tea leaves, powdered sugar and dusty earth. The palate is light-bodied, bright and juicy, offering a core of fragrant fruits and a gentle tanginess to the acidity that makes your mouth pucker and drives you to take another sip. This is so easy to drink! Published: Sep 09, 2022 ワインレポート:91点 ヴァルディギエ65%にプティット・シラーやカリニャンなどをブレンド。全房発酵35%。スミレ、ラズベリー、野イチゴ、トマト、ルバーブ、ジューシーで、はつらつとしている。しなやかなタンニン、塩気を帯びたうまみが乗っていて浮遊感がある。塩気を帯びたフィニッシュ。アプローチャブル。 ヴァルディギエ(Valdiguie)は1990年代までは「ナパ・ガメイ」と名付けられ、カルボニック・マセラシオンによるボジョレー・スタイルで造られていた。2008年に初めて出会い、ラピエールを敬愛するマイケルはすぐに好きになった。「熟成したロキオリのヴァルディギエが、ピノ・ノワールのようだった」のがこの品種に興味を持った理由だ。Cruse Wine Co. / クルーズ・ワイン・カンパニー 新CAワイン界を牽引する、実力派スター! 「Cruse Wine Co.」と「Ultramarine」は今、世界中から最も注目を浴びているカリフォルニア・ブランドです。この2つのブランドのオーナー兼醸造家であるMichael Cruseは、UC Berkley校で生化学を専攻し、卒業後はSutterHomeやStarmont等で科学的な観点から醸造を学びました。 フォーマルな醸造の教育は一切受けていなく、手探りと現場での経験をもとにワイン科学を全て独学で学び、2013年にCruse Wine Co.とUltramarineを設立しました。 そして、そのわずか3年後に「サンフランシスコ・クロニクル」紙でWinemaker of the Yearに選ばれ、カリフォルニア・ワイン業界における異端児として脚光を浴びます。 「Cruse Wine Co.」ブランドではカリフォルニア特有のピュアな果実味と透明感、そしてしっかりとした骨格を持つ感受性の高いワインを、Ultramarine」ブランドではシャンパーニュのレコルタン・マニュピュランをインスピレーションに、単一畑、単一ヴィンテージの香り高い手造りスパークリング・ワインを生産しています。 アメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤーが、喉から手が出るほど欲しがる人気ワインです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のスタイルやブドウ品種に囚われずに、複雑で個性あるフレッシュなワインを造ります。クチコミや SNS 等を積極的にマーケティング・ツールとして活用し、まさに次世代を担う新進気鋭のワインメーカーとして世界に飛躍しています。
シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ! プレモー・プリセに拠点を置くドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン。ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌである。ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続した。ドメーヌの至宝、ロマネ・サン・ヴィヴァンはまさにシャルル・ノエラより受け継がれしクリマ。今日、このドメーヌを率いるのは故ジャン・ジャックの娘ソフィーの夫であるアラン・ムニエ。かつては濃厚、新樽の風味豊かな特徴であったが、今はバランスよく果実味のはっきりしたワインに仕上がっている。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール キュヴェ・ジュネス」は、「ジュネス」とは、仏語で若者・青春という意味ですが、ルイ氏がわずか15歳の時に、1つの小さな区画を使って初めてこのキュヴェを造ったことに由来しているそうです。現在では、本拠地であるプレモーの多くの区画(平均樹齢40年)から造られているそうです。 粘土石灰質とシルト質の土壌を持つ区画で収穫されたブドウで造られます。イチゴやチェリーなどの赤い果実の香りに、スパイシーなニュアンスが伴う赤ワインです。味わいはなめらかで、果実味に寄り添うように木の香りがほのかに感じられます。万能でシルキーなACブルゴーニュです。 DOMAINE JEAN JACQUES CONFURON BOURGOGNE PINOT NOIR Cuvee Jeunesse ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン ブルゴーニュ ピノ・ノワール キュヴェ・ジュネス 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BORGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口Jean Jacques CONFURON / ジャン・ジャック・コンフュロンシャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ寡黙で仕事熱心なつくり手が生み出す、バランスに優れた柔らかな味わいのワインニュイのお隣、プレモーの村で18世紀以来ワインを生んできたドメーヌは、今では当たり前となった元詰めも前世紀の初頭と、かなり早い時期からおこなってきた。名称ともなっている前の当主ジャン=ジャックの伴侶はかつての名ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘にあたり、現在あるグラン・クリュのロマネ・サン=ヴィヴァン、クロ=ヴジョーなどはその相続によりポートフォリオに加わったもの。ドメーヌを率いるのはアラン・ムニエ。1980年代の半ば、ジャン=ジャックの娘ソフィーがまだボーヌの農業高校に通っていたころに知り合い、その後結婚。マニィ=レ=ヴィレールの定評あるドメーヌ、ジャイエ=ジルの先代ロベールの指導も受け、今では8ヘクタール強にまで広がった地所を妻ソフィーとともに精力的に運営している。アランがドメーヌの基準になるワインと考えているのがコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ。そのレ・ヴィニョットはニュイのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルのすぐ下の斜面に位置するという区画で立地は上々。なお同じコート・ド・ニュイ=ヴィラージュのラ・モンターニュは2005年の収穫後、半分を白に全面的に植え替えた。ヴィラージュのシャンボル=ミュジニーは3パーセルからつくられ、平均で50年以上と樹齢は高い。ニュイのフルリエールも樹齢は40年に達し、シャンボルとスタイルは異なるものの、双方とも常に安定した仕上がりを見せる。グラン・クリュに目を向けるとクロ=ヴジョーはクロ最上部にある極めつけの区画――ミュジニーのすぐ下に接している――を所有。そしてフラッグシップであるサン=ヴィヴァンは1929年の植え付けというトレ・ヴィエーユ・ヴィーニュで、ドメーヌの大きな財産となっている。畑での作業を第一に考えるアランは1991年よりビオロジークを導入、テロワールを最大限に引き出す栽培――2003年より耕作には馬も使用――をおこなっている。果実はヴァンダンジュ・ヴェールトも付し、しっかりと切り詰め、さらに厳しいトリ――2008年は果実の3割を廃棄、グラン・クリュでは22ヘクトリットルという数字だった――で選別される。果梗が十分に熟していればプルミエ、グラン・クリュには2割から3割残し、低温浸漬の後アルコール発酵となり期間は2週間前後。新樽はコート・ド・ニュイ=ヴィラージュで3割、シャンボルとニュイが4割前後、プルミエ・クリュは5割から8割で、グラン・クリュのクロ=ヴジョーとロマネ・サン=ヴイヴァンに8割ないし10割というのが基本。熟成期間は15ヵ月から18ヵ月間ほどで、その後清澄、フィルター無しで瓶詰め。出来上がるワインに共通するのは、滑らかで一体感のある味わい。果実は濃厚というよりはしっとりとした風合いで、樽も突出することなく、雑味のない味わいが心地よくまとまっている。アランとソフィーが20年にわたり二人三脚で生む、バランスに優れた安心できるブルゴーニュである。なお、2008年のミレジムよりシリアル番号が入るようになった。 画像の女性、ソフィ・ムニエ(旧姓コンフュロン)は、コンフュロン家の娘です。 アラン・ムニエ(婿養子)は、ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロンと。フェリ・ムニエの現醸造家です。 ◆2019/10/16 ジャン・ジャック・コンフュロン訪問しました!◆
【クール送料無料商品について】送料+クール代が含まれています。 ※ドライ(常温)便でお届けをご希望の場合、注文受付後に変更対応いたしますので、ご注文時に備考欄へご記入ください。 1620年創立の由緒あるヴォーヌ・ロマネを代表する造り手「モンジャール・ミュニュレ」! ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。1941年創立ですが、18世紀の終わり頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広く畑を所有しています。現当主は8代目、ヴァンサン・モンジャール。既存畑の維持だけでなく、更なる規模拡大にも力を入れており、積極的に畑の購入を進めています。現在所有している畑は、エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(2位の所有者)、クロ・ド・ヴージョ、レ・スショなど総合面積は33ha。アペラシオンの数は35にものぼります。伝統的な手法を頑固に守りつつ、力強く芳醇で、長寿自慢の素晴らしいワインが生まれます。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」は、若いうちは赤みがかった紫の色味、そしてすぐに開いて赤い果実風味のパレットを感じさせてくれる。熟成していくと動物のニュアンスも加わってくる。滑らかさと控えめなタンニンが織りなすストラクチャーがあることで、若いうちに飲んでもエレガンスさと典型的なブルゴーニュ・ピノノワールらしさを感じることができる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:1、瓶詰め時のフィルターの有無:なし、所有面積:2.48ha、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、平均樹齢:30-55年、収穫方法:手摘み ■2021年ヴィンテージ情報■ 「2021年のヴィンテージは、自然の気まぐれに翻弄されました。完璧な糖度と酸度のバランスを得るべく、各区画毎の忍耐のお陰で果実は十分に成熟しました。 この美しい収穫は、ノウハウ、忍耐力、注意深く観察すること、区画毎のを定期的な管理、ワイナリーでの全ての人力を駆使して細心の注意を払った選別など、長期にわたる作業の結果です。リッチではありませんが、2012年ヴィンテージのように繊細で、ピノ・ノワールの素晴らしさを余すところなく表現しています。」(モンジャール・ミュニュレ 現地ヴィンテージレポートより) DOMAINE MONGEARD MUGNERET BOURGOGNE PINOT NOIR ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ ピノ・ノワール (ブルゴーニュ・ルージュ) 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ★単品商品はこちらモンジャール・ミュニュレ / MONGEARD MUGNERET エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ! ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。 ヴァンサン氏と奥様との3ショット ヴァンサン氏・後継者のアレクサンドラ氏と ■2023年10月07日 モンジャール・ミュニュレ訪問しました!■
輸入元:株式会社JALUX (正規代理店) バックヴィンテージ入荷しました! カレラが所有する中で最も高い標高760mの冷涼な単一畑で造られる、完熟した果実味とミネラルが魅力的な希少キュヴェ。 ブルゴーニュワインの不思議な力に引き込まれた創業者のジョシュ・ジェンセンは1969年よりDRC(ロマネ・コンティのワイナリー)でスタッフとして当時のセラー責任者アンドレ・ノブレの元で働き、「ぶどうにほとんど手をかけない自然なワイン造り」に魅せられ、「アメリカで最高のピノ・ノワールを造る」という目標を掲げ、長い長い土壌探しの旅の果てにカリフォルニア、マウントハーランにてワイン造りを開始。今ではカリフォルニアのロマネ・コンティと称され、世界中で愛されるワインを造り続けています。 「ライアン・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン」は、1998年に植樹された単一畑ライアンは、1979年からカレラのヴィンヤード・マネージャーとして長年醸造に携わってきたジム・ライアン氏にちなんで名付けられました。 ライアンは約13.1ha、カレラが所有する中で最も高い標高760mの冷涼な単一畑で造られる、完熟した果実味とミネラルが魅力的な希少キュヴェ。1998年(9.4エーカー)と2001年(3.7エーカー)に植樹された5番目の畑。一番高い所で約760mの西向きの畑。他の畑よりもより密集して植樹。豊かなミネラル感を兼ね備えた輝きのある活き活きとしたワインが造られます。2002年にリリース。 カレラの畑の中で、しっかりとした骨組みと、ミネラル感、優しく滑らかなタンニンのバランスが取れている、最もマウント・ハーランの特徴が出ているワインだそうです。 2017.06.21 カレラ ジョシュ・ジェンセン氏来日セミナーにて。 ■AVA Mt. Harlanについて■ この一帯にワイナリーを構えているのはカレラだけにもかかわらず、あまりの品質の高さからカレラのための唯一の原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」が1990年に認められることになりました。 ■テクニカル情報■ ブドウの品種:100%ピノ・ノワール アペレーション:マウント・ハーラン 収穫期間:8月26日から9月9日 CALERA MT.HARLAN RYAN PINOT NOIR カレラ ライアン・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン 生産地:アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト 原産地呼称:AVA Mt. Harlan ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.3% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ VINOUS:92 ポイント 92pts Drinking Window 2020 - 2030 From: Santa Cruz Mountains ? The Gorgeous 2016s (Aug 2018) The 2015 Pinot Noir Ryan Vineyard is dense and powerful in the glass, with a real sense of gravitas that gives the wine its somber feel. Vertical in construction and yet also dense, the Ryan is another wine that is going to need bottle age to be at its very best. There is plenty of potential though, that much is obvious, although the elevated ripeness and hints of slightly roasted fruit are impossible to fully escape. - By Antonio Galloni on June 2018CALERA Wine Company / カレラ・ワイン・カンパニーカリフォルニア / ピノ・ノワールの匠カレラワインカンパニーの歴史は今から30年前にさかのぼります。ジョシュ・ジェンセンはブルゴーニュワインに惚れ込んでしまい、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけることを誓ったことからはじまります。ジョシュ・ジェンセンはフランスのブルゴーニュでのワインつくりの師匠から“ピノ・ノワール“と”シャルドネ“は石灰岩が肥沃な土地で素晴らしいバランス のワインが造ることが出来ることを学びました。カリフォルニアでピノ・ノワールの最初の成功者となった彼は、1971年に2年の年月を費やして石灰岩がある土地を探しました。そして、ようやくサンフランシスコから南に150キロ、大西洋から40キロメートル内陸に入った、カリフォルニアで最も高い標高2,200フィートのマウント・ハーランの頂上近辺 に石灰質が豊富にある冷涼な土地を見つけ出したのです。 1975年にジョシュはオリジナルとなるテロワールが少しずつ違う3つのパーセル、リード・ヴィンヤードに5エーカー、セレック・ヴィンヤードに5エーカー、ジェンセン・ヴィンヤードの14エーカーのそれぞれにピノ・ノワールの葡萄を植えていきました。1977年1000フィート低い場所に電気と電話の使用可能な醸造所を購入しました。 ジョシュは葡萄を山の頂上まで車で運び、平地の醸造所で行われているポンプでくみ上げたりするのではなく、テラスの段差を利用した重力流動ワイン醸造所を 造り始めました。1978年から生産量は少ないけれどカリフォルニアにおいては上質なピノ・ノワールを造りはじめました。さらにジョシュは1982年には隣接している石灰岩がたくさんある300エーカーの土地を購入し、翌年1982年には2エーカーだけ白葡萄品種の“ヴィオニエ”を植えました。カリフォルニアにおいてヴィオニエという葡萄品種を選択した最初のワインメーカーです。1984年に4番目のパーセルとなるミルズ・ヴィンヤード12エーカーとジョシュにとっては最初の“シャルドネ”を6エーカー植えたのです。1989年にはさらに”ヴィオニエ“を3エーカー植樹しました。※「カレラ」はスペイン語で「石灰(ライムストーン)焼き窯」と言う意味です。※「カレラ」はその3フィートの高さのある石灰焼き窯をロゴにマークとしているのです。
ムルソーとモンテリーの村の中にあるブルゴーニュACの区画から。 適度なミネラル感をもつ、優しい味わいの赤ワイン! ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール ガローデです。モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けてきました。ムルソーで4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてコント・ラフォンの契約農家も務めていました。現在コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、ブドウを契約農家に任せていました。このためガローデのワインはコント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」は、ムルソーとモンテリーの村の中にあるブルゴーニュACの区画から。チャーミングな赤い果実のフレーバーとしなやかなタンニン。適度なミネラル感をもつ、優しい味わいの赤。飲み頃は早く、この生き生きとした果実味を味わいたい。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):温度調整付きタンク、発酵温度:最大30度、発酵期間:15日、使用酵母:自生酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):25-35%、熟成期間:15-18ヶ月、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:しない、所有面積:0.23ha、土壌:泥灰土、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングルギュイヨ、平均樹齢:25年、密植度:10000本/ha、平均年間生産量(本数):2400本、収穫量:50hl/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ ■赤ワインの醸造■ ピノ・ノワールは、完熟した状態で収穫し、完全に除梗した後、5-8日間低温でマセラシオンを行ないます。アルコール発酵は、果実の膜や果皮に付着した土着の天然酵母で20-25日間かけてゆっくりと自然発酵させた後、重力を利用して発酵桶から樽へ移し替えます。マロラクティック発酵も無添加で自然発酵させた後、12-18ヶ月間シュールリー熟成させます。赤ワインは清澄処理をせず、自然に澄んだ状態になるよう少し冷やします。このような製法をとることで、果実の風味を生かします。こうして出来る赤ワインは、香り豊かでバランスが良く、若いうちから飲みやすい味わいながらも、5-15年間の長期熟成力を備えたワインに仕上がります。 Paul Garaudet Bourgogne Pinot Noir ポール・ガローデ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディPaul Garaudet / ポール・ガローデ コント・ラフォンを彷彿とさせる芳醇で複雑な味わい ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール・ガローデです。モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けています。ムルソーで父から息子へ4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてはコント・ラフォンの契約農家兼醸造長も務めていました。現在、コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、葡萄栽培を契約農家に任せていました。このためポール・ガローデのワインは、コント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 ポール・ガローデのワインは、テロワールと伝統的手法を守って作られる本格的なブルゴーニュワインで、果実味が溢れる濃厚な味わいが特徴です。モンテリーに4つの1級畑を所有する他、ヴォルネイ、ポマール、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェにそれぞれ畑を所有し、それぞれのキュヴェに独自の個性を持たせつつ、一貫した高い品質を維持しています。 この素晴らしいドメーヌを見出し世に知らしめたのが、アメリカで最も良心的で有能なワイン輸入商としてロバート・パーカーに高く評価されるピーター・ヴェザンです。パリ在住のブルゴーニュ・ワインのエキスパートで、無名ながら優良なドメーヌを探し出す能力に非常に長けています。ミシュランのワイン版といわれるワインの格付け本『クラスマン』でも、ポール・ガローデのワインは、コストパフォーマンスに優れたワインとして評価され、「ストックを買い占めるべし」と絶賛されています。高品質でありながら入手しやすい価格であることから、フランス国内でも注目を集めています。 ポール・ガローデが目指すのは、個々のテロワールが持つ多様でユニークな個性を余すところなく引き出し体現することです。完璧というものは存在しないという考えの下、より高い品質を目指し、たゆまぬ努力を継続しています。
輸入元:株式会社JALUX (正規代理店) バックヴィンテージ入荷しました! カレラが所有する中で最も高い標高760mの冷涼な単一畑で造られる、完熟した果実味とミネラルが魅力的な希少キュヴェ。 ブルゴーニュワインの不思議な力に引き込まれた創業者のジョシュ・ジェンセンは1969年よりDRC(ロマネ・コンティのワイナリー)でスタッフとして当時のセラー責任者アンドレ・ノブレの元で働き、「ぶどうにほとんど手をかけない自然なワイン造り」に魅せられ、「アメリカで最高のピノ・ノワールを造る」という目標を掲げ、長い長い土壌探しの旅の果てにカリフォルニア、マウントハーランにてワイン造りを開始。今ではカリフォルニアのロマネ・コンティと称され、世界中で愛されるワインを造り続けています。 「ライアン・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン」は、1998年に植樹された単一畑ライアンは、1979年からカレラのヴィンヤード・マネージャーとして長年醸造に携わってきたジム・ライアン氏にちなんで名付けられました。 ライアンは約13.1ha、カレラが所有する中で最も高い標高760mの冷涼な単一畑で造られる、完熟した果実味とミネラルが魅力的な希少キュヴェ。1998年(9.4エーカー)と2001年(3.7エーカー)に植樹された5番目の畑。一番高い所で約760mの西向きの畑。他の畑よりもより密集して植樹。豊かなミネラル感を兼ね備えた輝きのある活き活きとしたワインが造られます。2002年にリリース。 カレラの畑の中で、しっかりとした骨組みと、ミネラル感、優しく滑らかなタンニンのバランスが取れている、最もマウント・ハーランの特徴が出ているワインだそうです。 2017.06.21 カレラ ジョシュ・ジェンセン氏来日セミナーにて。 ■AVA Mt. Harlanについて■ この一帯にワイナリーを構えているのはカレラだけにもかかわらず、あまりの品質の高さからカレラのための唯一の原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」が1990年に認められることになりました。 ■テクニカル情報■ ブドウの品種:100%ピノ・ノワール アペレーション:マウント・ハーラン 収穫期間:9月27日から10月11日 瓶詰め:2011年6月2日 樽:フレンチオーク100%の樽で18ヶ月熟成(新樽30%) CALERA MT.HARLAN RYAN PINOT NOIR カレラ ライアン・ヴィンヤード ピノ・ノワール マウント・ハーラン 生産地:アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト 原産地呼称:AVA Mt. Harlan ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.1% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ワイン・アドヴォケイト:93 ポイント RP 93 Reviewed by: Antonio Galloni Release Price: $40 Drink Date: 2014 - 2024 The 2009 Pinot Noir Ryan Vineyard shows off layers of sweet tobacco, crushed flowers, leather, spices and dried cherries. The 100% whole clusters come through on the saline, floral-infused finish. Bottle age should help the stems to integrate and the tannins to soften. Ryan is Calera’s highest altitude site. Anticipated maturity: 2014-2024. Readers who want to experience the finest Pinot Noirs being made in California should put Calera at or near the top of their lists. The 2009s are simply breathtaking in their beauty. I am not sure why I was so blown away by the estate’s 2009s, as the entry-level 2009 Central Coast Pinot I reviewed last year provided more than enough clues as to the quality of the rest of the lineup. Based on that wine, I should have known what to expect. Congratulations to proprietor Josh Jensen and his entire team on these magnificent, utterly compelling wines. Organic farming, native fermentations and minimal racking are some of the choices that inform the Calera wines. Published: Aug 31, 2012 VINOUS:93 ポイント 93pts Drinking Window 2014 - 2024 From: California's Central Coast: Better than Ever (Aug 2012) The 2009 Pinot Noir Ryan Vineyard shows off layers of sweet tobacco, crushed flowers, leather, spices and dried cherries. The 100% whole clusters come through on the saline, floral infused finish. Ryan is Calera's highest altitude site. Bottle age should help the stems to integrate and the tannins to soften. - By Antonio Galloni on August 2012 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。CALERA Wine Company / カレラ・ワイン・カンパニーカリフォルニア / ピノ・ノワールの匠カレラワインカンパニーの歴史は今から30年前にさかのぼります。ジョシュ・ジェンセンはブルゴーニュワインに惚れ込んでしまい、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけることを誓ったことからはじまります。ジョシュ・ジェンセンはフランスのブルゴーニュでのワインつくりの師匠から“ピノ・ノワール“と”シャルドネ“は石灰岩が肥沃な土地で素晴らしいバランス のワインが造ることが出来ることを学びました。カリフォルニアでピノ・ノワールの最初の成功者となった彼は、1971年に2年の年月を費やして石灰岩がある土地を探しました。そして、ようやくサンフランシスコから南に150キロ、大西洋から40キロメートル内陸に入った、カリフォルニアで最も高い標高2,200フィートのマウント・ハーランの頂上近辺 に石灰質が豊富にある冷涼な土地を見つけ出したのです。 1975年にジョシュはオリジナルとなるテロワールが少しずつ違う3つのパーセル、リード・ヴィンヤードに5エーカー、セレック・ヴィンヤードに5エーカー、ジェンセン・ヴィンヤードの14エーカーのそれぞれにピノ・ノワールの葡萄を植えていきました。1977年1000フィート低い場所に電気と電話の使用可能な醸造所を購入しました。 ジョシュは葡萄を山の頂上まで車で運び、平地の醸造所で行われているポンプでくみ上げたりするのではなく、テラスの段差を利用した重力流動ワイン醸造所を 造り始めました。1978年から生産量は少ないけれどカリフォルニアにおいては上質なピノ・ノワールを造りはじめました。さらにジョシュは1982年には隣接している石灰岩がたくさんある300エーカーの土地を購入し、翌年1982年には2エーカーだけ白葡萄品種の“ヴィオニエ”を植えました。カリフォルニアにおいてヴィオニエという葡萄品種を選択した最初のワインメーカーです。1984年に4番目のパーセルとなるミルズ・ヴィンヤード12エーカーとジョシュにとっては最初の“シャルドネ”を6エーカー植えたのです。1989年にはさらに”ヴィオニエ“を3エーカー植樹しました。※「カレラ」はスペイン語で「石灰(ライムストーン)焼き窯」と言う意味です。※「カレラ」はその3フィートの高さのある石灰焼き窯をロゴにマークとしているのです。
4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り! このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まりました。1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住し、メルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立。1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大しました。 当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図りました。また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行っています。それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致します。 「コルトン グラン・クリュ レ・コンブ」は、摘みたての赤い果実のジューシーな香り。空気に触れるとスパイシーでウッディなニュアンスが現れる。ベリーの皮を噛んだ時のような繊細で歯ごたえのある口当たり。果実味に溢れたゆったりと広がるグラン・クリュ。 GENOT BOULANGER CORTON GRAND CRU LES COMBES ジェノ・ブーランジェール コルトン グラン・クリュ レ・コンブ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ アロース・コルトン 原産地呼称:AOC. CORTON ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディGenot Boulanger / ジェノ・ブーランジェール 4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まった。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住。そしてメルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立した。1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大した。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図った。また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行う。それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致する。 彼らは試行錯誤の結果、自然と土壌を尊重するブドウ栽培を目指し、ビオディナミへの転換を決意。2018年にはAB認証(AgricultureBiologique)を取得している。 セラーでは、なるべく人手を加えないという考え。彼らの哲学は、比類の無いテロワールを表現し、素晴らしいブルゴーニュのクリマを抽出すること。バランス良く、若いうちに飲んで美味しく、かつ4、5年寝かせた後に別の次元の魅力が現れるワイン造りを志向する。 白ワインは、アペラシオン問わず、パワフルさとフレッシュさのバランスが良いものを目指す。収穫は手摘み。ブドウは全房のままプレスし、軽く沈殿させた後、オーク樽にて自生酵母で発酵の後、熟成。熟成前酸化を避けるため、バトナージュはしない。12か月の熟成の後、澱引き、タンクに移しさらに6か月熟成。テロワールが表現されながらリッチさと、柔らかさ、エレガンスを兼ね備えたワインになる。 赤ワインも全て手摘み。ヴィンテージによって全房比率を判断。3?4週間かけて極力自然発酵。自生酵母は毎年同じにはならないため、それもその年の特長となる。柔らかい抽出を目指し、ピジャージュの回数はキュヴェとヴィンテージによって調節。続いて12カ月間オーク樽で、その後6か月ステンレスタンクで熟成させる。
蔵出しバックヴィンテージ入荷! 「シャルル・ノエラ」はネゴシアンであるセリエ・デ・ウルシュリーヌがリリースするブランドの一つです。 シャルル・ノエラはかつてあの「アンリ・ジャイエに匹敵する」とも言わしめた伝説的なドメーヌでしたが、1988年にドメーヌは売却され、畑はルロワやジャン・ジャック・コンフュロンなどのドメーヌに渡り、「シャルル・ノエラ」という商標は、ネゴシアンのセリエ・デ・ウルシュリーヌに引き継がれました。 シャルル・ノエラの実孫であるステファン・モローは、偉大な家系の恩恵によるネットワークと、ブルゴーニュNO.1クルティエと呼ばれた父がいたことからコートドールで絶大な信頼を得て、ルイ・ジャドやジョゼフ・ドルーアン等といった著名ネゴシアンを顧客に持つクルティエとして活躍しながらも、自身のルーツであるドメーヌ・シャルル・ノエラが破格の値段でルロワに売却され消滅してしまったことを口惜しく思い、なんとか現代にその名声を復興できないかと模索していた。 そんな中でルロワがシャルル・ノエラの商標については取得していないことを知り、伝説を復活させるべく2013年に購入したネゴシアンでシャルル・ノエラを冠したワインをリリース。広大な情報網を持つ彼は特に古酒の発掘力が群を抜いており、表に出ないような小さなドメーヌであっても、品質の高さを見抜いて買い付けることができるため、古酒愛好家の垂涎の的となっています。 ※エチケットにはシャルル・ノエラの記載がありますが、ワインはセリエ・ド・ウルシュリーヌが別の生産者から買い付けた「ネゴシアン」ワインです。 「サヴィニー・レ・ボーヌ 1er ラヴィエール」は、透き通ったルビーレッドからレンガ色に変わりつつあり、熟成感がうかがえる。香りのトップから紅茶やきのこ、土、シナモンといった熟成由来の綺麗なブーケがしなやかに漂う。赤系のストロベリーのあまやかな香りもまだまだ健在。味わいには重すぎない果実の肉付きがあり、細やかなミネラル、タンニンが散りばめられている。余韻にはじんわりと旨味の広がる、状態の良い熟成ブルゴーニュ。 ■セリエ・デ・ウルシュリーヌについて■ セリエ・デ・ウルシュリーヌは「親しみやすく、コストパフォーマンスの高いワインを提供する」というモットーのもと、70年台に設立されたネゴシアンです。 厳選した契約農家から葡萄を買い付ける他、オールドヴィンテージのボトル買いなども行っており、その品質の高さから、ルイ・ラトゥールやドルーアンなどの他ネゴシアンもここから買い付けるほどです。 Charles Noellat Savigny Les Beaune 1er Cru Lavieres (Cellier des Ursulines) シャルル・ノエラ サヴィニー・レ・ボーヌ 1er ラヴィエール (セリエ・デ・ウルシュリーヌ) 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サヴィニー・レ・ボーヌ 原産地呼称:AOC. SAVIGNY LES BEAUNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。Cellier des Ursulines / セリエ・デ・ウルシュリーヌCellier des Ursulinesは70年代に創業したワイン商です。ワインの供給元にも恵まれ、ドミニク・ラボー氏の目にかなったワインを購入しラベリングしています。ウルシュリーヌは40年の歴史があり、ブルゴーニュではよく知られているネゴシアンです。古酒を所有しているたくさんの農家と契約しており、多くの古酒を購入する事が可能です。ウルシュリーヌは80%国内で販売しており、20%が海外(ヨーロッパ、アメリカ、そして日本)。ラボー氏は契約農家の全てでリュットレゾネを実践しています。そして前発酵を10度前後で3?5日、アルコール発酵は20度前後で15?18日、その後樽熟成を行い、ジェネリックワインやヴィラージュものは9?15ヶ月、プルミエクリュやグランクリュは14?18ヶ月熟成、その後ボトリングされたものをブリニー・レ・ボーヌにあるウルシュリーヌのカーヴに運び込まれます。
リッチでパワフル、キメ細かなタンニンのしっかり感じられる、ジュヴレ・シャンベルタンらしい味わいの1本! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「ジュヴレ・シャンベルタン」は、D974の西側に位置する2つの区画、レ・カルージョとアン・ジュイーズからなる村名ジュヴレ・シャンベルタン。コンブ・ラヴォーからの体積土壌で、表土は厚い。リッチでパワフル、キメ細かなタンニンのしっかり感じられる、ジュヴレ・シャンベルタンらしい味わい。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、使用酵母:自生酵母、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングル・ギュイヨ、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE BRUNO CLAIR GEVREY CHAMBERTIN ドメーヌ・ブリュノ・クレール ジュヴレ・シャンベルタン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディBruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。
モンテリのテロワールを知り尽くしたガローデならでは。ヴォルネイの優雅さやポマールの骨格に負けない、しっかりした味わいを持つメ・バタイユ! ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール ガローデです。モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けてきました。ムルソーで4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてコント・ラフォンの契約農家も務めていました。現在コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、ブドウを契約農家に任せていました。このためガローデのワインはコント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 「モンテリー 1er ル・メ・バタイユ ルージュ」は、ヴォルネ村から続く斜面の西側で、日当たりの良い南向き斜面。この区画の赤は、深い色調と豊かな味わいで知られています。 ■赤ワインの醸造■ ピノ・ノワールは、完熟した状態で収穫し、完全に除梗した後、5-8日間低温でマセラシオンを行ないます。アルコール発酵は、果実の膜や果皮に付着した土着の天然酵母で20-25日間かけてゆっくりと自然発酵させた後、重力を利用して発酵桶から樽へ移し替えます。マロラクティック発酵も無添加で自然発酵させた後、12-18ヶ月間シュールリー熟成させます。赤ワインは清澄処理をせず、自然に澄んだ状態になるよう少し冷やします。このような製法をとることで、果実の風味を生かします。こうして出来る赤ワインは、香り豊かでバランスが良く、若いうちから飲みやすい味わいながらも、5-15年間の長期熟成力を備えたワインに仕上がります。 Paul Garaudet Monthelie 1er Cru Le Meix Bataille Rouge ポール・ガローデ モンテリー 1er ル・メ・バタイユ ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ モンテリ 原産地呼称:AOC. MONTHELIE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディPaul Garaudet / ポール・ガローデ コント・ラフォンを彷彿とさせる芳醇で複雑な味わい ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール・ガローデです。モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けています。ムルソーで父から息子へ4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてはコント・ラフォンの契約農家兼醸造長も務めていました。現在、コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、葡萄栽培を契約農家に任せていました。このためポール・ガローデのワインは、コント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 ポール・ガローデのワインは、テロワールと伝統的手法を守って作られる本格的なブルゴーニュワインで、果実味が溢れる濃厚な味わいが特徴です。モンテリーに4つの1級畑を所有する他、ヴォルネイ、ポマール、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェにそれぞれ畑を所有し、それぞれのキュヴェに独自の個性を持たせつつ、一貫した高い品質を維持しています。 この素晴らしいドメーヌを見出し世に知らしめたのが、アメリカで最も良心的で有能なワイン輸入商としてロバート・パーカーに高く評価されるピーター・ヴェザンです。パリ在住のブルゴーニュ・ワインのエキスパートで、無名ながら優良なドメーヌを探し出す能力に非常に長けています。ミシュランのワイン版といわれるワインの格付け本『クラスマン』でも、ポール・ガローデのワインは、コストパフォーマンスに優れたワインとして評価され、「ストックを買い占めるべし」と絶賛されています。高品質でありながら入手しやすい価格であることから、フランス国内でも注目を集めています。 ポール・ガローデが目指すのは、個々のテロワールが持つ多様でユニークな個性を余すところなく引き出し体現することです。完璧というものは存在しないという考えの下、より高い品質を目指し、たゆまぬ努力を継続しています。
バックヴィンテージ入荷しました! 「新樽の魔術師」の異名を持つ、パーカー5ツ星の生産者! 1988年にドメーヌを引き継いだクリスチャン氏は徐々に畑を買い足し、特級畑シャルム・シャンベルタンを筆頭に、合計約5.3haの区画を所有。クリスチャン氏の功績によって「新樽の魔術師」の異名を持つパーカー5ツ星の生産者として、ジュヴレ屈指のスター・ドメーヌとなりました。クリスチャン氏は2012年に完全に引退。現在は3代目として、彼の姪であるフレデリック女史が栽培・醸造を、娘であるカリーヌ女子がマーケティングを担っています。 「ジュヴレ・シャンベルタン」は、ジュヴレ・シャンベルタンの樹齢35年以上のブドウで仕立てるキュヴェ。ブドウを手摘みで収穫した後、発酵前にコールド・マセレーションを行うことで色素とアロマを抽出し、ステンレスタンクで発酵を行います。新樽比率約50%で熟成を行い、澱引きが一切行われないため、ワインは瓶詰め直前まで旨味を蓄えます。そのまま無濾過・無清澄でボトリング。こうして造られるワインは、凝縮した果実味と複雑味、絹のような滑らかさを持ちます。 燻製肉や完熟した赤系・黒系果実、下草などのアロマ。控えめだが奥深さのあるブラックベリーのフレーバー、そこにミネラルが加わることで、非常に複雑で長い余韻につながる。 Serafin Pere et Fils Gevrey Chambertin セラファン・ペール・エ・フィス ジュヴレ・シャンベルタン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディSerafin Pere et Fils / セラファン・ペール・エ・フィス 「新樽の魔術師」の異名を持つ、パーカー5ツ星の生産者! クラシックな長期熟成タイプのジュヴレ ドメーヌは、創業者シュタニラウス・セラファンが戦後、シャルム・シャンベルタンの畑を買ったことに始まる。 彼はポーランドから移住してきた木工職人だったが、この畑を手に入れたのを機会に栽培農家に転身した。その後、2代目クリスチャンが継いで畑を増やし、現在、合わせて5.3haの畑を耕作している。 所有するアペラシオンはブルゴーニュ・ルージュに始まり、村名ジュヴレ・シャンベルタンのノーマルとヴィエイユ・ヴィーニュ、村名シャンボール・ミュジニー・レ・ボードとモレ・サン・ドニ・ミランド、ジュヴレ・シャンベルタンの1級がコルボー、フォントニ、カズティエ。そして最後に特級シャルム・シャンベルタン。 このシャルム・シャンベルタンはふたつの区画からなり、ひとつはシュタニラウスが買ったシャルムで、もうひとつはクリスチャンが手に入れたマゾワイエールだという。 クリスチャンは2012年に完全に引退。現在は、3代目として、クリスチャンの娘カリンヌとその従姉妹で同じ年のフレデリック・グーレイの二人で運営している。 カリンヌが販売・管理を、フレデリックが栽培・醸造を担当。カリンヌは2006年から、フレデリックは1999年からドメーヌで働き2003年からは栽培、醸造ともに担当している。 つくりはクリスチャンのつくりを踏襲し、クラシックながらピュアで長熟なタイプのワインを生み出している。 セラファンのワインは高い新樽率が特徴だが、クリスチャンの時代に比べて樽の焼き加減は少ない。 ブルゴーニュ・ルージュは40%が新樽を用い、村名ジュヴレイが50%、同ヴィエイユ・ヴィーニュ以上は100%となり、樽熟成期間は14か月。 澱引きなしで樽熟し、その後、アッサンプラージュし、2?4か月間のタンク熟成をおこなう。 製樽会社はおもにセガン・モローとフランソワ・フレール。前者はエレガントなクリマに、後者はパワフルなクリマに向いているとのこと。 ワインがこれほど高い新樽に耐えられるのも、ブドウの品質が確かだからだ。 畑での作業はビオロジックに近い。認証は取っていないが、作業自体はビオロジックそのもの。 依然と変わらず100%除梗し発酵作業をする。発酵は収穫の最後の日以降に開始。 収穫したものは発酵が始まらないように低温保管しておく。約1週間で収穫が終わると、そこから発酵作業。 キュヴェゾンは約17日間。収穫を待っている1週間とその後の発酵日数の10日間。 その間、発酵初期段階は日に2回のピジャージュ、後半は1回のピジャージュと1回のルモンタージュを合わせて行う。 瓶詰には出来るだけ月の運行カレンダーに従い、月の沈むタイミング、かつ、フルーツの日に瓶詰するようにしている。 しかし、ビオやビオディナミの認証を取るつもりはない。 ドメーヌのスタイルは、瓶熟によってタンニンが丸くなり、香りも開いてくるタイプ。 時間に余裕がある人は、買ったら10年ほど忘れてしまったほうが、より幸せな結果を得られるはずだ。
1620年創立の由緒あるヴォーヌ・ロマネを代表する造り手「モンジャール・ミュニュレ」! ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。1941年創立ですが、18世紀の終わり頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広く畑を所有しています。現当主は8代目、ヴァンサン・モンジャール。既存畑の維持だけでなく、更なる規模拡大にも力を入れており、積極的に畑の購入を進めています。現在所有している畑は、エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(2位の所有者)、クロ・ド・ヴージョ、レ・スショなど総合面積は33ha。アペラシオンの数は35にものぼります。伝統的な手法を頑固に守りつつ、力強く芳醇で、長寿自慢の素晴らしいワインが生まれます。 「サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ナルバントン」は、サヴィニー・レ・ボーヌというかボーヌの中でも少なくともトップ5には入ると思われる素晴らしい造り。良くここまで幅広いアペラシオンを持ちながら、その個性を見事に引き出している才能には感心させられます。村のアペラシオンよりも濃厚な色調のワインです。ブーケはエレガントで力強く、赤い果実が主体となっています。プルミエ・クリュは、凝縮したタンニンが特徴で、個性、フィネス、エレガンスを兼ね備えています。これらのワインはフィネスに優れており、非常に早い時期に味わうことができ、良い年には素晴らしいコンディションで熟成させることができる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:1、熟成(樽【新樽率】/タンク):30?40%新樽、瓶詰め時のフィルターの有無:なし、所有面積:1.37ha、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、平均樹齢:53年、収穫方法:手摘み DOMAINE MONGEARD MUGNERET SAVIGNY LES BEAUNE 1ER CRU LES NARBANTONSS ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ナルバントン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サヴィニ・レ・ボーヌ 原産地呼称:AOC. SAVIGNY LES BEAUNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディモンジャール・ミュニュレ / MONGEARD MUGNERET エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ! ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。 ヴァンサン氏と奥様との3ショット ヴァンサン氏・後継者のアレクサンドラ氏と ■2023年10月07日 モンジャール・ミュニュレ訪問しました!■
まだ知られていないうちに、是非お試しいただきたい!エレガントでアプローチャブル、マルサネの新星シャルル・オードワン! ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。元詰めを始めたのは72年。当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。 フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 「マルサネ オー・シャン・サロモン ルージュ」は、樹齢72年のV.V.のブドウを使用。果実の厚みがあり、ストラクチャとなっているタンニンはキメ細かくバランスのいい酸。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 現在ドメーヌで指揮をとるのはシャルル・オードワンの息子シリル・オードワン。2001年からドメーヌに参画。今回入荷の2021年は、「すごく難しい年であった。」とシリル・オードワン。2021年にエコセール認定を取得。難しい年であったが、自らを含むビオロジックを実践する生産者は、畑の状況が読めるため、うまく作ることができたという。ピュアなヴィンテージで、色は淡い、15年前のブルゴーニュのピノ・ノワールのスタイル。 ■ワインレポートより(2023/01/16)■ シャルルが1972年に自家元詰を始めた時、畑は2.5haしかなかったが15haにまで広がった。2000年から参画していた1978年生まれのシリルが、2009年に引退した父から引き継いで、品質が上がった。2021年にオーガニックの認証を得た。 マルサネ主体で、フィサンとジュブレ・シャンベルタンにも畑が広がる。5代目のシリルは単一畑に力を入れている。2014年に完成した新ワイナリーで、全房発酵を導入している。穏やかな抽出を好み、ピジャージュよりルモンタージュが主体。新樽比率は25%程度。 Charles AUDOIN Marsannay Au Champ Salomon シャルル・オードワン マルサネ オー・シャン・サロモン ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ マルサネ 原産地呼称:AOC. MARSANNAY 品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ジェームスサックリング:97 ポイント DOMAINE CHARLES AUDOIN MARSANNAY AU CHAMP SALOMON 2021 Sunday, November 19, 2023 CountryFrance RegionBurgundy Vintage2021 Score 97 Cherry stones, dark raspberries, chalk, black tea and cocoa on the nose, with some orange peel and incense. Dark and brooding in fruit profile, with so much muscle without being heavy in any way. Firm tannins. Incredible power. Where are we here? From organically grown grapes. Try this from 2025. ワインレポート:89 ポイント 「ドメーヌ・シャルル・オードワン マルサネ・シャン・サロモン 2021」(Domaine Charles Audoin Marsannay Champ Salomon 2021)はシャルルのお気に入りの畑。クシェのマルサネとの境界に位置する中腹の畑。軽やかでエレガント、ラズベリー、バラの花弁、バランスがとれていて、はつらつとしている。リニアなフィニッシュ。Charles AUDOIN / シャルル・オードワン 内外から熱い注目を浴びる、マルサネのライジングスター ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。 元詰めを始めたのは72年。当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 このドメーヌのアリゴテは樹齢90年の古木で、マルサネACに植えられている。よく熟して酸味が柔らかく、ボディに厚みすら感じられる。 マルサネは赤、白、ロゼの3色を展開。ロゼは一般的なショート・マセレーションではなく、ダイレクト・プレスによって造られ、新鮮味の感じられる赤い果実とミネラル感。とてもデリケートでピュアなロゼに仕上がっている。 赤ワインの場合、全房率はヴィンテージと区画により異なり、低温マセレーションの後、アルコール発酵。ピジャージュとルモンタージュを2週間行う。その後、樽に詰めて12ヶ月。さらにタンクで半年寝かせてから瓶詰めする。 マルサネの「キュヴェ・マリー・ラゴノー」は、ドメーヌの草創期に活躍したシリルの祖母に捧げられたワイン。マルサネにある5つの区画でも、樹齢が70年を超える古木のブドウのみ使用する。ピュアな果実味とストラクチャーが見事にバランスしている。 また白ワインは、228リットルのブルゴーニュ樽ではなく500リットルのドゥミ・ミュイを用いて醸造。マルサネ・ブランで新樽率は30%。バトナージュによってワインに厚みを与えながら、約1年間寝かせる。クロ・デュ・ロワ、ラ・シャルム・オー・プレートル、シャン・サロモンなどから、ミネラルのしっかりした白ワインが生み出される。
【クール送料無料商品について】送料+クール代が含まれています。 ※ドライ(常温)便でお届けをご希望の場合、注文受付後に変更対応いたしますので、ご注文時に備考欄へご記入ください。 ラヴィアール夫妻が2000年に購入してから、リュサックのアペラシオンで最も主要なシャトー! ラヴィアール夫妻が2000年に購入してから、リュサックのアペラシオンで最も主要なシャトーとなっています。品質が高くボディがあり、熟成のポテンシャルのあるワインを造るために、最大限のケアと最新の管理技術が施されています。高い品質を保ち、収量を制限するために、ブドウの木には、キャノピーを管理したり、グリーンハーベストが行われます。発酵は温度管理可能なステンレスタンクで行い、熟成には樽を使用。 「シャトー・ド・リュサック」は、ブドウの1/3を10度で5日間のコールドマセラシオン。発酵はステンレスタンクで温度管理しながら行い、マセラシオン。マロラクティック発酵は20%は新樽、残りはステンレスタンクで行います。ローストしたナッツのリッチで複雑味あるアロマ。その後スパイスやブラックチェリーの甘みを伴う香りも出てきます。シルキーでまろやかなアタックで、黒系果実のニュアンスがありボディも感じられる味わい。 CHATEAU DE LUSSAC シャトー・ド・リュサック 生産地:フランス ボルドー サン・テミリオン衛星地区 原産地呼称:AOC. LUSSAC SAINT EMILION ぶどう品種:メルロ 80%、カベルネ・フラン 20% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ■2006年ヴィンテージの感想です■ 実はこのシャトー・ド・リュサック2006年、当店のお客様よりご推薦いただいて仕入れたワインです。15年以上の熟成を経た古酒ですので、到着後しっかりと落ち着かせて、期待を込めて抜栓。 2006年とは思えないほど色はしっかりと濃く、鮮やかなルビー色。カシス、ブラックベリーなどの黒系果実、リコリスや胡椒のスパイス感、少しローストされた樽のニュアンスも感じ取れます。非常にリッチで複雑な香りが口内いっぱいに広がります。時間とともに甘みが出てきて 、程よいボリューム感が飲んでいてとても心地よい。 15年以上たった今でもまだ生き生きとしたタンニンの力強さがあり、この先さらに進化していくであろうポテンシャルを持っています。ボトルの裏を見てみると、コンサルタントにミッシェル・ローランのチームが関わっているようですね。 価格を知らなければ、間違いなく5,000円代のボルドーと答えてしまいそうです。この味わいにして2,000円代とは驚き。お客様の推薦に間違いなし!これは複数本買って頂きたい赤ワインです。2022.07.02 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 【ご注意】送料無料セット商品の同梱本数について 通常サイズ 750ml ボトル ドライ便 12本 クール便 9本 まで、1口で、同梱可能です。 送料無料セット商品に他のワインを同梱する場合は、同梱可能本数の上限にご注意ください。 セット商品の場合、注文時の個数が1でカウントされてしまうため、セット商品に他のワインを同梱する場合に、1口の上限本数を超えてしまう場合がございます。送料無料セットの場合、1口分の送料が無料となります。1口分の同梱可能本数を超えた場合、ご購入後、店舗での確認時に、必要口数の送料を追加させていただきます。Chateau de Lussac / シャトー・ド・リュサック リュサックのアペラシオンで最も主要なシャトー! シャトー・ド・リュサックはサン・テミリオン地区の衛星都市の1つであるリュサック・サン・テミリオンに位置します。設立は1876年と古い歴史がありますが、2000年にラヴィアール夫妻が2000年に購入してから、リュサックのアペラシオンで最も主要なシャトーとなっています。 品質が高くボディがあり、熟成のポテンシャルのあるワインを造るために、最大限のケアと最新の管理技術が施されています。高い品質を保ち、収量を制限するために、ブドウの木には、キャノピーを管理したり、グリーンハーベストが行われます。発酵は温度管理可能なステンレスタンクで行い、熟成には樽を使用。
シャンボール・ミュジニーの名手が仕立てるジュヴレ・シャンベルタンの偉大な特級畑。力強いタンニンを包み込む豊かな果実味が魅力の1本! ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。偉大な造り手のひとつである。 「シャンベルタン クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ」は、ジュヴレ・シャンベルタンの9つの特級畑の中でもシャンベルタンと並び、特に評価の高い畑です。石灰質土壌に、泥灰土が絶妙な割合で含まれており、豊かなタンニンと程良い酸味が調和した力強い味わいのワインが造られています。*ラベルには、≪Hommage a Mme et M. Robert Groffier≫の文字が印字されています。 けっして小さくはない面積のクロ・ド・ベーズを所有するグロフィエ。シャンベルタン系の筋肉質でストラクチャーのしっかりしたワインではあるが、グロフィエらしく充実した果実味がタンニンを和らげる。セルジュ・グロフィエによれば、「ボンヌ・マールよりミネラルがある」とのこと。コショウや花びらのアロマにジンジャーのニュアンスが香ります。厚みのあるタンニンを持つ非常に力強い味わいで、フィニッシュにスパイシーな黒果実のアロマが広がります。 赤系果実、白コショウ、林床を思わせる非常に濃厚なアロマ。ミディアムボディの味わいで、洗練されたエレガントさを備え、白コショウのニュアンスが漂う。後味は、調和がとれており、ミネラルが顕著に感じられ、茎の要素が巧みに表現されている。秀逸な味わい。≪飲み頃:2025-2038 年|2022/11 掲載≫ VINOUSより ■2022年ヴィンテージ情報■ この年のブルゴーニュ地方は、春霜による大きな被害を受け、歴史的な低収量を記録した前年と比べて、量、質ともに素晴らしいヴィンテージとなりました。4月初旬に数回、霜が降りたものの、以降は気温が上がり、ブドウの樹の成長が早まりました。開花は、例年より早く、5月下旬に始まり、全体的に良好な結実がみられました。その後は乾燥した日が続きましたが、6月中旬にまとまった雨が降り、水不足を補うことができました。8月は暑く乾燥していましたが、ブドウは順調に成熟し、中旬から徐々に収穫が始まりました。美しいバランスと凝縮感を備えたブドウが収穫でき、偉大なヴィンテージになることが期待されています。 ■テクニカル情報■ 畑面積:0.42ha、平均樹齢:100年、醸造:全房使用率 100%使用。新樽率 100%。 ■栽培・醸造■ 有機栽培。コルドン仕立てを採用。理由はブドウの樹の間の風通しが良くなり、病害のリスクを抑えることが出来ることと、より多くの日照量を得るため。自然酵母を用いて、高めの温度で発酵し、ピジャージュを施しながら多くの色素を抽出。発酵後はさらに数日間低温でマセラシオンを行い、プレス後に樽熟成。 Robert Groffier Pere & Fils CHAMBERTIN CLOS DE BEZE GRAND CRU ドメーヌ・ロベール・グロフィエ シャンベルタン クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAMBERTIN CLOS DE BEZE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ winehog:Outstanding+ - (96-97p) ポイント Domaine Robert Groffier Chambertin Clos de Beze 2022 Groffier makes a magnificent Clos de Beze each year, but the 2022 is one of its better efforts. It's a substantial wine, with tremendous liveliness and freshness. Made with 100% whole-cluster fruit and 100% new oak, it's an intense Clos de Beze. As with many '22s, it is fresh and open, with a vivid, extroverted side presented in an explosion of perfumed fruit with an intense mineral backbone. (Drink from 2038) - Outstanding+ - (96-97p) -Robert Groffier / ロベール・グロフィエ レ・ザムルーズ最大の所有者が造る、果実味豊かでシルキーな喉越しのワイン! ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わっている。瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。2008年、2010年は3分の1が全房。2011年は40%を全房とした。ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。8?9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40?50%、ボンヌ・マールで50?60%に留め、12?13ヶ月間の樽熟成を施す。製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。偉大な造り手のひとつである。