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Information 品名 モンテリー ルージュ ド モンティーユ ワイン名(原語) Monthelie Pinot Noir de MONTILLE タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノノワール 商品説明 ムルソーとヴォルネイの丘向こうに位置するモンテリー。4つのクリマが混ぜられているが、その一つ、レ・クルーは2006年に1級昇格を果たしている。気候的に涼しいため、赤い果実の香りがフレッシュに香り、ピュアな酸味をもつミディアムボディの赤ワイン。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 de MONTILLE ド モンティーユ 頑固な古典派から大きく脱皮 ニュイへ、ピュリニーへと拡大した大ドメーヌ 先代ユベールからエティエンヌへ受け継がれた名門 ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたので、ご記憶の方も多いに違いない。 先代のユベールはディジョンでの弁護士が本業。というのも1947年にドメーヌを相続した時、ブドウ畑の面積はわずか3haしかなかった。その後、息子のエティエンヌとともにブドウ畑を拡張し、1990年代には7haを超えるまでに広がった。このエティエンヌもパリのクーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)の会計士として働いていたが、2001年にブルゴーニュに戻り、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェの経営に就くと同時に、ドメーヌ・ド・モンティーユの当主となった。 もっともエティエンヌ自身は1983年からドメーヌのワイン造りに関与しており、1995年には実質的にドメーヌの主導権を握り、ブドウ栽培をビオロジックへと転換。父から子への継承は着々と進んでいたのである。 一気に拡大を果たし、大ドメーヌへと成長 エティエンヌがフルタイムで経営にあたるようになってからというもの、ドメーヌの版図拡大は凄まじい。 1993年にはすでに、ピュリニー・モンラッシェ1級カイユレをジャン・シャルトロンから買い取っていたが、2004年にボーヌ1級エーグロ(白)、特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・シャルルマーニュを入手。 2005年にドメーヌ・デュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収し、コート・ド・ニュイにも進出した。 この時にヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョをラインナップに加えている。 さらに2012年、エティエンヌが経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェをオーナーの金融機関から買い取ってしまったのだ。ただし、シャトーが所有していた特級モンラッシェとバタール・モンラッシェは、この買収に協力したシャトー・ラトゥールのフランソワ・ピノーに譲り、彼のドメーヌ・ドゥージェニーに加わることとなる。 白ワインのラインナップ拡充を見越して、エティエンヌはともにマイクロ・ネゴスのドゥー・モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から白ワインの醸造責任者に任命。一方、赤ワインはエティエンヌがおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン・シーヴが2010年に就任している。 こうしてあまりにも拡大したためヴォルネイの醸造施設では間に合わなくなり、現在は旧ロピトー・ミニョンが所有していたムルソーのセラーでワイン造りをしている。 大きく変化したワインのスタイル 一般にエレガントとされるヴォルネイでさえも、「いつ開くのかわからない」と言われたドメーヌ・ド・モンティーユのワインだが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化している。 全房を用いた醸造など、基本的にはユベール時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築いた。 ムルソーのジャン・マルク・ルーロの元妻であるアリックスが手がける白ワインも秀逸。 シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ所有のクリマがアリックスの手を経て、どのようなワインとなるのかも楽しみである。
Information 品名 シャルム / ニーポート ワイン名(原語) Charme / Niepoort タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 ポルトガル 品種 ティンタ・ロリス、トウリガ・フランカ他 商品説明 ブルゴーニュへの憧憬から生まれたエレガントの極み ブルゴーニュワインを愛するディルク・ニーポート。ディルクはドウロの地でブルゴーニュのスタイルのワインを生み出し、そして独自のワインを造り上げていきました。標高の高い葡萄畑の古木の葡萄を全房のままラガールを使って優しく破砕して造られたワインはエレガントの極みを感じさせるワイン。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ニーポート Niepoort ブルゴーニュをリスペクトするディルクの生み出すエレガントなポルトガルワイン 伝統のスタイルを守り続けるクオリティ重視のポートワインメーカー ポートワインは、ポルトガル北部を流れるドウロ河上流とその支流一帯に広がるドウロ地方が産地。 標高千メートルを超す山々に囲まれるドウロの地では、川沿いの急峻な斜面を耕して作った美しい段々畑で葡萄が栽培されている。 またその熟成は、ドウロ川河口にあるポルト市の年間を通して冷涼湿潤なヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区で行われている。 ニーポートは、1842年創業の歴史あるポートワインメーカーであり、現在の当主ディルク・ニーポートが5代目にあたる、今では数少ない家族経営のメーカー。 伝統の味わいを受け継ぐために、ポートワインでは最も重要な役割を担うマスターブレンダーのファミリーもニーポートとともに世代をつなぐ。 何よりも品質を重視するため、生産量はポートワイン全体の僅か1%にも満たない小規模生産者。 最高品質を目指して新たなるステージへ? 自社葡萄園の購入 世界のワイン産地で多くを学んだディルクは、最高品質のワイン造りに挑戦しはじめた。 その最初の取り組みが自社葡萄園の購入。 ポートワインメーカーは葡萄を契約農家から購入することが常識であったが、ニーポートはドウロ地方で最良の葡萄産地といわれる「シマ・コルゴ」地区にキンタ・デ・ナポレス、キンタ・ド・カリルという2つの葡萄園を所有している。 その一部には、元々植えられていた樹齢80年を超える多様な品種の混植畑が今も残されているなどワインに最適な葡萄樹を選別し、葡萄の本来の持ち味を生かすことに全力が注がれている。 ドウロのスティルワインの名声を世界に轟かせたニーポート ブルゴーニュワインのエレガントな味わいに魅了されたディルクは、自社畑の葡萄からスティルワイン造りを始めた。 ニーポートに共通する素晴らしさはとてもきれいに表現される酸味。 葡萄に酸を残すために収穫時期を少し早め、葡萄の持つ繊細な風味を引き出すために今でも足踏み破砕を行っている。 またフレンチオーク樽による熟成がさらに味わいを深く複雑にしている。 こうして生まれるニーポートのスティルワインは、多くのワインジャーナリストたちを驚かせ、フラッグシップの「バトゥータ」をはじめ世界にドウロのスティルワインの素晴らしさを広めるきっかけとなった。 ワインスペクテイターやアドヴォケイト誌など多くのワイン誌で高得点をたたき出し、ジャンシス・ロビンソンMWも彼のワインに最高得点を付け大絶賛している。 ドウロ地方の原産地管理について… ドウロ地方は、ポートワインの生産地域を限定することを目的に18世紀に世界で初めてワインの原産地管理が設定されたエリア。 最古の原産地管理地域と美しい葡萄の段々畑の景観は世界遺産に登録されている。 1982年にはスティルワインのドウロDOCが制定され赤、白、ロゼの生産が認められるようになった。 ポート&ドウロDOCで使用が認められている葡萄品種は、トウリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス、トウリガ・フランカ他土着品種ばかり。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ クリストフ シュヴォー ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Christophe Chevaux タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノノワール 商品説明 元DRCの頑固職人の父から受け継いだ技 すべてフラジェ・エシェゾー村でLes Rouchamps等3つの区画で合計0.51haを所有します。樹齢は40〜50年のヴィエーニュ・ヴィーニュ。3〜4回使用樽で15〜16ヶ月間の熟成を経て瓶詰めされます。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。Christophe Chevaux クリストフ・シュヴォー DRCと深く関わる一家が生み出す優しくしなやかなワイン 30年間DRCで働いてきた職人のドメーヌ 正直言うと毎回会うのが怖い、超ド級の頑固職人ベルナール・シュヴォーは、1962年から1992年までの30年間、DRC社の正社員として栽培・醸造の両面で同社の礎を築いてきました。 定年後も1998年まで契約社員として引き続き勤務し、その期間中に彼から学んだアンリ・オーディフレッド(1993年入社)曰く、「仕事は盗んで覚えろ、というような根っからのアルティザンで、ほとんど何も教えてくれませんでした。ですので、実際にあの親父さんから盗んで覚えました(笑)。特に畑仕事に関しては神様のような人でした」。 ベルナール・シュヴォーはDRC社勤務の傍ら、1966年にヴォーヌ・ロマネ村に小さなドメーヌを拓き、休日や夜間に細々とワイン造りを続けてきました。 ちなみに彼の奥さんも元DRC社員で、職場結婚でした。また、夫妻には4人の息子と2人の娘がいますが、長男、次男、三男は、現役のDRC社員です(!)。 1992年、24歳になった四男のクリストフを、設立3年目を迎えていた「プリューレ・ロック」のアンリ・フレデリック・ロックの元へ修行に出し、10年後の2001年に、このクリストフが実家のドメーヌを継承することになりました。 「10年間、正社員としてプリューレ・ロックに勤務しました。父から教わったDRCにおける栽培と醸造、そして、実際に僕がロックで携わってきた栽培と醸造は、多くの点で実によく似ています。そのほぼすべてを、僕のドメーヌでも採用しています。というかそのやり方しか知らないので・・・。ただ、家族で細々とやっているドメーヌで栽培担当者を何人も雇うことはできないので、完全なビオロジーは難しく、身の丈に合ったリュット・レゾネに取り組んでいます。あと、SO2をまったく入れないのは醸造中に酸化するリスクが極めて大きいので、僕は必要最小限、使うようにしています」(クリストフ・シュヴォー)。 オーディフレッドの畑もそうですが、プルミエ・クリュもグラン・クリュも持っていないシュヴォーの村名畑が、DRCの畑ばりに深々と、ごっそりと耕されているのを見ると、本当に呆気にとられます。 「とにかく畑を耕して耕して、土に空気を取り込むことです。それが基本中の基本で、かつ、最も大事なことです。除草剤も殺虫剤も必要ありません」。 どんな味わいのワインを造りたいのですか?との質問には、「doux et souple」(優しくしなやかなワイン)との即答。試飲すると、口当たりは確かにdoux et soupleですが、旨味が後から後から途切れることなく湧き上がってきます。 ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュという、コート・ド・ニュイ主要村の村名フルラインナップもご一興です。 (インポーター資料より)
Information 品名 モレ サン ドニ プルミエクリュ レ ブランシャール アルロー ワイン名(原語) Morey Saint Denis 1er Cru Les Blanchards Arlaud タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 モレ・サン・ドニのほぼど真ん中の中心部に位置する1級畑。ふくよかにして繊細な果実味のあるワインに仕上がります。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 アルロー ARLAUD Pere&Fils モレ・サン・ドニを本拠とするブルゴーニュワインの革命児 3兄弟が力を合わせて作る、自然への敬意のこもったワイン 1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。 現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンとロメインで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。 ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。 2004年から全ての畑をビオに転換 1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、 畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。 それから、ブドウ畑の状態が見違えるほどに変わったと言います。 2004年からは15ヘクタールのすべての畑においてビオロジックを実践しています。 2005年よりブルティーユ・アルローが兄弟の仕事に参加、馬を使った耕作を蔵で始めることになり、彼女の仕事によりドメーヌ・アルローの大部分の畑が馬による耕作畑となりました。 さらに、2009年にはビオディナミへの転換を成し遂げました。 シプリアンの代になり、急速に高まった評価と実力 シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。 彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。 早速グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。 所有している葡萄の樹齢は平均的に古く35年〜50年です。 そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。 村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。 世界中から評価を受ける造り手にまで成長 醸造は、ステンレスタンクで低温マセラシオン醗酵を行うものの、過度の抽出は避けています。 格付やヴィンテージにより新樽を30〜60%使用し樽熟成。 また、SO2を極力最小限しか使用しないスタイルを採用しているため、ピノ・ノワールのピュアな果実味をダイレクトに味わうことができるのも特徴。 シプリアンの品質に対する厳格なまでのこだわりは、徹底した選果を行い、基準に満たない葡萄や樽は全てネゴシアンに売却してしまいるという話からも想像できます。 今やフランス国内だけでなく、ロバート・パーカー氏やイギリスのジャーナリストも注目するブルゴーニュの若手筆頭株と言って間違いありません。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ キュヴェMCMXXVI(1926)ローラン ペール エ フィス ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Cuvee MCMXXVI Laurent Pere et Fils タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ローラン・ペール・エ・フィスはドミニク・ローランの自社畑産から生まれるワイン。栽培はビオロジック、醸造は全房発酵で瓶詰め時以外は亜硫酸添加をしていません。 このACブルゴーニュは2007年の初めの頃に購入した区画。畑はニュイサンジョルジュから南に広がっています。ワイン名の"MCMXXVI"とはローマ数字で1926という意味。これは畑の中で一番古い樹齢を表しています。しなやかで旨みに満ちたスタイル。非常に完成度が高く、一般的なACブルゴーニュのレベルを超えています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。Dominique LAURENT ドミニク・ローラン パーカーが最高評価★★★★★を与える造り手。 特にドメーヌ「ローラン・ペール・エ・フィス」は店長もイチオシです。 菓子職人から転身、トップ生産者の仲間入りを果たす もともとは菓子職人だったドミニクは、ネゴシアンとして1989年にスタートを切ります。 当初は父親の菓子店のガレージでワインを造っていましたが、その後ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を構え、本格的なワイン造りがはじまりました。 世間を驚かせた「新樽200%」 ドミニク・ローランと言えば「新樽200%」。かつてはこの言葉が代名詞のように使われていた造り手です。 ネゴシアンであるドミニクは樽でワインを買い付けた後、これらをコストの高い新樽に全て移し替え、さらに熟成の過程においてもう一度新樽に移し替えるという常識を超えた技法を用い、 極めて樽の風味が強く、力強いワインを生み出していました。 これが有名な評論家であるロバート・パーカーの目にとまり、高い評価を得ると一気にその人気がブレイク、トップ生産者の仲間入りを果たします。 パーカー氏は著書「ワインバイヤーズガイド 7th エディション」の中で僅かな生産者にしか与えていない最高評価★★★★★にドミニク・ローランをレーティングしました。 ビオディナミで造るドメーヌ「ローラン・ペール・エ・フィス」は本当に素晴らしい出来 現在では、そのスタイルは時代とともに一変し、かつてのオークの香りの強いワインではなく、ナチュラルでエレガントと呼ぶにふさわしいスタイルにガラリと印象を変えています。 さらに2006年からは自社畑産で造るドメーヌもののワイン「ローラン・ペール・エ・フィス」の生産を息子のジャンと共にスタートさせました。 こちらは栽培にビオディナミを用いたり、醸造過程でのSO2を使用しないなど、より自然に近いワイン造りを行っています。 毎年少しずつ樹齢の高いブドウを持つ畑を買い足し、2009年にはエジュラン・ジャイエよりクロ・ヴージョやエシェゾーなどのグラン・クリュを取得しました。
Information 品名 メルロ? カベルネソーヴィニヨン マルベック / エスクヴァレー ワイン名(原語) Esk valley Merlot Cabernet Sauvignon Malbec タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750mlx9 産地 ニュージーランド 品種 メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック 商品説明 フルボディでリッチ、重厚なホークスベイ・ブレンド フルボディでリッチなホークスベイブレンド。濃い色調で、ブラックベリーやチェリー、ドライハーブの香りに、控えめなオークがアクセント。口当たりは滑らかで、タンニンが熟しているため若いうちから楽しめるが、寝かせることでより複雑さをもたらす可能性を持っている。 高品質のボルドー系赤品種で国際的に注目されている、ホークスベイのサブリージョン「ギムレットグラヴェル」のブドウを使用。発酵中に手作業の櫂突きによりブドウからタンニンと色を優しく抽出し、醸しを経て圧搾されたワインはタンクと樽でマロラクティック発酵後、フレンチオークの樽で14ヶ月の熟成。ブレンドを行い、ボトリングされる。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 エスクヴァレー Esk Valley ヴィラマリア傘下のブティックワイナリー エスクヴァレーのワイン造り ホークスベイへの風光明媚な入口の一つ、太平洋を望む美しいテラス状の畑を有すエスクヴァレーは、1970年プレミアムワインブランドとして創業。1 987年よりヴィラマリアの傘下となり、洗練されたワインを造りだす、ブティックワイナリーとして評価されてきました。 エスクヴァレーは伝統的な手法を守りつつ、同時に品質向上のために多くの改革を行ってきましたが、2018年より、ワイン造りの場所をギムレット・グラヴェルズへ移し、新たなステップを踏み出しました。 創業当時から使われていたコンクリートの発酵槽は、新たな場所で最新のものになりましたが、手作業による櫂(プランジャー)突きなど職人技のワイン造りは変わることはありません。 最良のブドウを選び、伝統的な手法を用い、できるだけ人の手を介さず自然に任せたワイン造りを行うことにより、それぞれの栽培地のテロワールをワインの中に表現しています。 ワインメーカー ゴードン・ラッセル ワインメーカーは2007年にニュージーランド最優秀ワインメーカーにも選ばれた、ゴードン・ラッセル。 ワインへの情熱と感動を持ったチームと共に、それぞれの栽培地域の真の特徴を反映したエレガントなワイン造りを目指しています。 「私は指揮者にすぎない。音楽は既に畑の中に書かれている。」 エスクヴァレーのレンジ エスクヴァレーのレンジには、エントリーレベルの「エスクヴァレーレンジ」、その上の「ワインメーカーズレンジ」、そして特別な年にのみ造られる、エスクヴァレーを象徴するワインである「テラス」があります。 エスクヴァレーレンジのソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールはマルボロウ、その他はホークスベイの厳選された畑のブドウを使用。 通常はリザーブクラスのワインに対して行われるような手法で造られ、上品で香り高く、食事に非常に合わせやすいワインとなっています。
Information 品名 メルキュレイ レ モン ルージュ ヴィレーヌ ワイン名(原語) Mercurey Les Montots Rouge Domaine de VILLAINE タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 人気の高いヴィレーヌの赤 このメルキュレイの畑は、南南東向きの斜面にあり、鉄分を含んだ赤土の土壌。樹齢が80年に及ぶ樹もあります 現在、ニュイ・サン・ジョルジュで圃場選抜した苗木に植え替え中だそうです。 力強く、複雑で、グラン・ヴァンの域に達したメルキュレイです。 ヴィレーヌがDRCの共同経営者ということもあり、赤の人気は非常に高くなっています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。A et P de VILLAINE アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの共同経営者ヴィレーヌ氏のドメーヌビオロジックによって栽培されるカリテプリなワイン AOCブーズロンを誕生させた功労者 A&Pド・ヴィレーヌは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌが、妻のパメラとともにコート・シャロネーズのブーズロンに展開するドメーヌ。 Aはオベール、Pはパメラのイニシャルである。 ブーズロンは中世の昔、クリュニーのベネディクト派修道会によりブドウ栽培が行われた歴史をもち、とりわけアルゴテの産地として名高い。 コート・ドールではシャルドネよりも格下にとらえられがちなアリゴテだが、ここブーズロンでは高貴品種とみなされており、98年、アリゴテを唯一の品種として認める村名ブーズロンAOCが誕生した (同じエリアで造られたシャルドネやピノ・ノワールは地方名AOCのブルゴーニュ・コート・シャロネーズになる)。 この新アペラシオンの制定をINAOに強く働きかけたのが、誰あろうオベール・ド・ヴィレーヌなのだ。 高品質アリゴテ「アリゴテ・ドレ」を用いた素晴らしい白 ドメーヌは標高270〜350mの斜面に合計21haの畑をもち、そのうち9haがブーズロンのアリゴテ。 このアリゴテはアリゴテ・ドレと呼ばれるクローンであり、コート・ドールで一般的なアリゴテ・ヴェールと異なり糖度が高く、香りも華やかとされる。 ドメーヌでは86年からビオロジック栽培を実践し、現在は一部の畑でビオディナミ農法も実践。97年にカリテ・フランスの認証を取得している。 ほかにコート・シャロネーズの赤と白、メルキュレイとリュリー、さらにサントネイにも畑をもつ。 醸造法はじつに伝統的。 アリゴテは大樽で発酵、熟成。その他のシャルドネから造られる白ワインも大樽と小樽を併用して醸造し、新樽は一切使わない。 赤ワインは木桶で発酵ののち小樽で熟成させるが、やはり新樽率はゼロである。 現在、ブルゴーニュの世界遺産登録に忙しいド・ヴィレーヌ夫妻に代わり、ドメーヌの切り盛りをしているのは甥のピエール・ド・ブノワ。 すでにこのドメーヌの後継者として活躍している。ピエールは2013年6月に独身生活にピリオドを打つ。
Information 品名 フィサン・ルージュ ルー デュモン ワイン名(原語) Fixin Rouge Lou Dumont タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx4 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 マイナーアペラシオンだからと侮れない立派な村名格ワイン 「クレ・ド・シェーヌ」と「シャン・ペルドリ」より。平均樹齢30年。収穫量35hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。セガン・モロー社製サントル森産の新樽3分の1、同社製同森産の2回使用樽3分の2で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。Lou Dumont ルー・デュモン 日本人醸造家が造る「天・地・人」のワイン 単身渡仏した日本人が成し遂げた偉業 仲田晃司。大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、 1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。 仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、 「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。 「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。 現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。 2008年8月、ジュヴレ・シャンベルタン村に念願の自社カーヴを取得しました。 間違いなく世界レベルにある秀逸なブルゴーニュ 仲田さんのワインは特に日本人であるから、ということで話題になることが多いことは確か。 しかし、それだけではこれだけ長い間多くの愛好家からの支持を受けることはなかったでしょう。 ACブルゴーニュからグラン・クリュに至るまで徹底した品質重視の姿勢と真摯な仕事の結果としての素晴らしいワイン。それが評価されていることは間違いありません。 中でもジュヴレ・シャンベルタン、グラン・クリュのシャルム・シャンベルタンは看板銘柄で、その名に恥じない高い品質を常に誇っています。 ジュヴレ・シャンベルタンの醸造ではブルゴーニュのネゴシアンでは非常に珍しい、バリック(小樽)に収穫したブドウを入れ、醸すという方法を取っています。 この方法が珍しいのは何より手間がかかるから。その手間暇を惜しまない姿勢がワインの美味しさに表れています。 また、フィサンやラドワと言った、ちょっと知名度の低いアペラシオンのワインはコストパフォーマンスが抜群で非常におすすめです。
Information 品名 クロ ド タール グランクリュ マグナムボトル クロ ド タール ワイン名(原語) Clos de Tart Grand Cru Magnum タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 1500ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品情報 極めて貴重な蔵出しマグナムボトル【専用木箱入り】 単独所有するモノポール。畑の土壌や立地に優れ、シャンベルタンの力強さとミュジニーのエレガンス、その双方を兼ね備えるとも言われます。名声を高めた前醸造長シルヴァン・ピティオ氏時代のワインです。特に貴重な熟成に最適と言われるマグナムボトル。蔵出し、正規品です。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 クロ・ド・タール Clos de Tart 12世紀に修道女によって設立されたブルゴーニュを代表するグランクリュ 12世紀を起源とする由緒正しき偉大なるワイン クロ・ド・タールは1141年に修道女によって設立されました。 1791年にマレ・モンジュ家が買い取り、その後マコネに本拠地を置くモメサン家に渡りました。 コート・ド・ニュイのモレ・サン・ドニ村に位置する7.53ヘクタールの単一畑で今まで一度も分割された事がなく、一社が所有するブルゴーニュのグラン・クリュでとしては最も大きい畑となります。 土壌はかなり均一な粘土石灰質ですが、石灰質の違いによって6つのミクロ クリマに分け、それらを別々に収穫しています。 平均樹齢は60年で古いものは100年を越えます。 植え替えはマサール・セレクションによって行い、自社の小さな育苗施設(ナーサリー)では厳選した台木を保管しています。 1999年に新しい醸造設備を設置し、発酵槽、プレス、選果台などを全てステンレス製のものに刷新しました。 ミクロクリマ別に収穫・選果し、それぞれ別に仕込みます。除梗の有無はその年のブドウの状態によって判断します。 アルコール発酵後、新樽に移し10ヶ月熟成させます。その後地下のセラーでさらに樽熟、そして瓶詰め後、気温13度、湿度75%に保たれた最も地下深いセラーにて保管されます。 この完璧な環境の中でゆっくりと美しくワインが熟成します。 シャンベルタンの力強さとミュジニーの繊細さを兼ね備えるとも言われ、唯一無二の存在として世界中の愛好家を惹きつけています。
Information 品名 クリムゾン ピノノワール アタ ランギ ワイン名(原語) Crimson Pinot Noir Ata Rangi タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 ニュージーランド 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アタ・ランギを代表する作品ニュージーランドのトップ・ピノノワールのひとつ チェリー、ローズヒップ、ローガンベリーの鮮やかな赤い果実とスパイシーな甘草の魅力的な香り。 当初、若木のブドウを使用したセカンドラベルとリリースさていましたが、樹齢も高まり、凝縮感ときめ細やかなタンニンが備わり、 特徴的なクオリティに達しています。 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・ご注文のタイミングにより、ヴィンテージが新しいものへと変更となる場合がございます。 ATA RANGI アタ・ランギ マーティンボロー地区で最初にワイン造りを始めたワイナリーのひとつパーカーも5つ星に選んだNZの最高峰の造り手 北島マーティンボローを切り開いた「夜明けの空」 “私の一番好きなニュージーランド・ワインは、おそらくアタ・ランギのピノ・ノワールだろう”クラウディ・ベイの醸造家ケヴィン・ジャッドがイヴニング・ポストのインタヴューにこう答えたことでもわかるように、アタ・ランギは消費者や評論家だけでなく、醸造家からも敬愛されているワインです。 1980 年クライヴ・ペイトン、妻のフィル、クライヴの妹のアリソンと彼女の夫オリヴァー・マスターズの4人によって設立されました。 アタ・ランギとはマオリの言葉で“新しい始まり、夜明けの空”という意味。 新しいワイン造りの出発点という気持ちを込めたネーミングでした。 妥協なき品質の素晴らしいピノノワールが得た歴史的快挙 妥協を許さぬ徹底した品質重視のブドウ栽培と醸造により、アタ・ランギのピノ・ノワールは瞬く間にニュージーランドのトップ・ワインと評されるようになりました。 またロンドンで開催される世界最大級のコンテスト、インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで1995年、1996 年、2001 年と3度最優秀ピノ・ノワール・トロフィーを受賞しました。 これは同ショーの歴史のなかでも類をみない快挙です。 “ビッグではないが濃縮した深みのあるワイン”がアタ・ランギの特徴であり目指しているスタイルであるとクライヴ・ペイトンは言っています。 ワインはいずれもシルキーできめ細か。熟成するほどに複雑な香りが現われてきます。(インポーター資料より)
Information 品名 マーティンボロー テ テラ ピノ ノワール / マーティンボロー ヴィンヤード ワイン名(原語) MARTINBOROUGH Vineyard Martinborough Te Tera Pinot Noir タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 ニュージーランド 品種 ピノ・ノワール 商品説明 若木から作られるお買い得なセカンド・ライン テ・テラ・ピノ・ノワールはホーム・ブロック、アレクサンダーズ、モイ・ホール、フレイターズ・ロードの各区画のうち、比較的樹齢の若い樹から造られるワインです(クローンは115、667、5、エイブル、777)。よく熟したチェリーやラズベリーなど赤い果実のアロマが華やかに香り、味わいもソフトでフルーティ。ニュージーランドのトップワイナリーのひとつであるマーティンボロー・ヴィンヤードの入門編としてうってつけの1本です。 -Wine orbit 93+ point 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 マーティンボロー ヴィンヤード MARTINBOROUGH Vineyard NZピノの素晴らしさを世界に知らしめたパイオニア 今日、世界的に高い評価を得るニュージーランド産ピノ・ノワールのパイオニアがマーティンボロー・ヴィンヤードだ。 1979年、モンタナの依頼を受けて国立土壌局が実施した調査でブルゴーニュとの気候的・土壌的類似性が認められ、その調査を担当したデレック・ミルヌ博士が、80年、ワイララパのサブリージョンであるマーティンボローにワイナリーを設立した。 1997年、ロンドンのインターナショナル・ワイン・チャレンジで世界で最高のピノ・ノワールに贈られるブシャール・フィンレイソン・トロフィーを獲得。 ニュージーランド、とりわけマーティンボローにおけるピノ・ノワールの質の高さを世界的にアピールすることに成功した。 今日、ワイナリーは環境マネジメントシステムのISO14001を取得し、環境に負荷のかからないブドウ栽培、ワイン醸造を行っている。 ピノ・ノワールで知名度を得たワイナリーだが、シャルドネ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなどの品種から造られるワインもきわめて秀逸。 ワイナリーではトップキュヴェのピノ・ノワールの下に、テ・テラと名のついたピノ・ノワールも造っており、こちらはスクリューキャップということもあって若いうちから楽しめるカジュアルなスタイルになっている。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ ロンスヴィ アルロー ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Roncevie Arlaud タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 元々は村名格ジュヴレだった畑から生み出される銘酒 このロンスヴィは常に飛び抜けたACブルゴーニュに仕上がりますが、それもそのはず、元々は村名クラスだった区画です。 両サイドを村名格に挟まれ、クオリティもそれらに十分に匹敵。アルローらしい、適度に凝縮しながらも滑らかでピュアな果実味が溢れています。ハイクラスのACブルゴーニュとして銘酒と呼んで差し支えない安定した高品質を誇っています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 アルロー ARLAUD Pere&Fils モレ・サン・ドニを本拠とするブルゴーニュワインの革命児 3兄弟が力を合わせて作る、自然への敬意のこもったワイン 1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。 現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンとロメインで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。 ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。 2004年から全ての畑をビオに転換 1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、 畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。 それから、ブドウ畑の状態が見違えるほどに変わったと言います。 2004年からは15ヘクタールのすべての畑においてビオロジックを実践しています。 2005年よりブルティーユ・アルローが兄弟の仕事に参加、馬を使った耕作を蔵で始めることになり、彼女の仕事によりドメーヌ・アルローの大部分の畑が馬による耕作畑となりました。 さらに、2009年にはビオディナミへの転換を成し遂げました。 シプリアンの代になり、急速に高まった評価と実力 シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。 彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。 早速グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。 所有している葡萄の樹齢は平均的に古く35年〜50年です。 そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。 村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。 世界中から評価を受ける造り手にまで成長 醸造は、ステンレスタンクで低温マセラシオン醗酵を行うものの、過度の抽出は避けています。 格付やヴィンテージにより新樽を30〜60%使用し樽熟成。 また、SO2を極力最小限しか使用しないスタイルを採用しているため、ピノ・ノワールのピュアな果実味をダイレクトに味わうことができるのも特徴。 シプリアンの品質に対する厳格なまでのこだわりは、徹底した選果を行い、基準に満たない葡萄や樽は全てネゴシアンに売却してしまいるという話からも想像できます。 今やフランス国内だけでなく、ロバート・パーカー氏やイギリスのジャーナリストも注目するブルゴーニュの若手筆頭株と言って間違いありません。
Information 品名 インシグニア ジョセフ フェルプス ワイン名(原語) Joseph Phelps Insignia Proprietary Red Wine タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 アメリカ・カリフォルニア 品種 カベルネ・ソーヴィニョン、プティ・ヴェルド、メルロー、マルベック 商品説明 インシグニアは、1978年にカリフォルニアで初めて独自のブランドを持ったボルドースタイルのワインとしてリリースされました。ブドウはスタッグス・リープやラザフォードなどのカベルネ・ソーヴィニヨンが主体で、ステンレスタンクで発酵後、新樽100%のフレンチオークで22ヶ月間熟成されます。 ワインアドヴォケイト 94点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。JOSEPH PHELPS ジョセフ・フェルプス カリフォルニア初の独自ブランドを持ったボルドースタイルワインを生み出した生産者 農場経営から始まり、歴史的傑作「インシグニア」を生み出したワイナリー 農場経営から始まったジョセフ・フェルプス社は1972年、カリフォルニアのセント・ヘレナ近郊、 スプリングヴァレーにその名を冠したワイナリーを設立しました。大切に育てられたブドウ畑は起伏のある広大な牧場や、 オークの森といった豊かな自然に囲まれています。また、多くの品種を生産するフェルプス社はナパ・ヴァレー・カルベネ・ソーヴィニヨンや バックス・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨン、そしてカルフォルニアで最も芳醇で深い味わいを持つインシグニアを世に送り出し 世界的に高い評価を得ています。 このインシグニアはカリフォルニアでは初めてとなる独自ブランドを持ったボルドースタイルワインとしてリリースされました。
Information 品名 シャンボール ミュジニー ヴィエーユ ヴィーニュ ユドロ バイエ ワイン名(原語) Chambolle Musigny Vieilles Vignes Hudelot-Baillet タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 「デリエール・ル・フール」「レ・ナゾワール」「レ・バビエール」「レ・パ・ド・シャ」「レ・モンビ」の5区画で合計1.5ha。樹齢約60〜80年のVV。新樽25%、1回使用樽30%、2回使用樽45%で16ヶ月間熟成。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ユドロ・バイエ Hudelot-Baillet 人気、実力急上昇中。ブルゴーニュ新世代の代表格生産者 空軍パイロットからワイン生産者への転身 1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。 フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。 醸造学校を修了した後、義父ベルナール・ユドロからワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。 彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。 義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。 いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。 それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。 (以上インポーター資料より)
Information 品名 ショレ レ ボーヌ / プティ ロワ ワイン名(原語) Chorey Les Beaune / Domaine Petit Roy タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ショレイ・レ・ボーヌの平地で石灰質が少なめの粘土石灰土壌で育 つピノノワールを全房でピジャージュしながらステンレスタンクで醸 し・発酵し木樽で熟成後、ステンレスタンクで追熟しました。朱色がかっ たルビー色、ブラックベリーやプルーン、トマト、湿った土の香り、果実 味の甘さがアタックに拡がり、しなやかで丸みのあるタンニンが心地 よく、アフターはスーッとフェードアウトしていきます。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 プティ・ロワ Petit Roy コートドボーヌで静逸、静謐なる挑戦 エレガント×ナチュラル 2017年、ブルゴーニュ/ショレイレボーヌでドメーヌ・プティ・ロワを立ち上げた斉藤政一氏は、1982年中国生まれ。 幼少期は中国北部で育ち11歳で日本へ帰国。 東京農工大在学中に、砂漠化の分析で中国を訪問した時、現地でぶどう栽培がおこなわれていたのを見てワインに興味を持ちます。 砂漠化という環境問題は経済と密接な関係を持っており、ただ緑化するだけでは根本的な問題解決にはならない事、そしてその土地に合った作物、なおかつ経済効果のある作物を植えて育てていかないと継続的な取り組みができないと感じた事。 中国訪問をきっかけとして「ワイン用のぶどう栽培」が、砂漠化問題解決にぴったりと合致している、糸口になりうるとの考えにいたります。 ぶどうは水分ストレスに強く、しかも原料を加工することによって付加価値が上がるため、緑化と経済効果をもたらす作物だからです。 この経験と考えが知らず知らずのうちに彼の人生を決定づけます。 ワイン造りをもっと知りたいと思うようになった彼は、在学中から日本のワイナリーを廻るようになります。 そしてその後、長野県の小布施ワイナリーで研修を開始、自然に本場のワイン造りを見たいという欲望が湧いてきます。 2006年に渡仏。ブルゴーニュで本格的にワイン造りの勉強を開始すると同時に、著名なワイナリーでぶどう栽培と醸造の仕事の経験を積み始めます。 (シモン・ビーズ、ジャック‐フレデリック・ミュニエ、アルマン・ルソー、リュイ・シェニュ) ワインの魅力にのめり込む彼がいつしか自分自身のワインを造りたいという夢を抱くようになるのもこれも自然の流れです。 彼の真骨頂は、ここで焦らずにじっくりと経験と準備を積み上げ始めたこと。 技術、知識、経験、資金を蓄え現地での人間関係を広げ、自らのポテンシャルを高めていきます。 ワインの勉強、仕事以外に、ボーヌに『ラ・リュンヌ』という和食店を立ち上げ、さらにはワイン機材の輸出を手掛ける等、自らがオーナーとなるビジネスも合わせて手掛け、栽培と醸造の仕事をしながらいつか自分のドメーヌをと2足3足のわらじをはき続けます。 その努力は身を結ぶまでに10年の時がかかります。 まずは2016年にネゴシアンの「メゾン・プティ・ロワ」を立ち上げます。 デビュー作となる『アルテス』はサヴォワの友人のブドウを買い、醸造所を借りて仕込んだキュヴェになります。 そして遂に! 2017年に「ドメーヌ・プティ・ロワ」を立ち上げ、自社畑をもち、ショレイ・レ・ボーヌの現在の場所へ引っ越しをします。 地下のカーヴを整え、隣接してる古い建物を工事して住居とし、奥様、娘さん2人の家族4人で生活をされております。 オート・コート・ド・ボーヌに1.2haの土地を借り、そこには0.8haのピノノワールが植わっております。 他に、ポマール村に1haのピノノワール、サヴィニー近郊に0.2haのアリゴテ、0.1haのシャルドネの畑があります。 最終的にはブルゴーニュで4〜6haのぶどう畑を持ちたいという目標を持っていますが、現在は合計2.5haの土地をもち(借り)、2.1haの畑でブドウを栽培しております。 (インポーター資料より)
Information 品名 ヴォーヌロマネ エマニュエル ルジェ ワイン名(原語) Vosne Romanee Emmanuel ROUGET タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アンリ・ジャイエの承継者として、最もそのエッセンスを強く引き継いでいるとも言われるルジェ。 村名格ヴォーヌロマネとしては非常に高額ですが、それに見合う品質を備えると言われるワイン。 -リアルワインガイド 95/96点(今/ポテンシャル) 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 EMMANUEL ROUGET エマニュエル・ルジェ 「神様」アンリ・ジャイエからワイン造りの魂と畑を承継するドメーヌ アンリ・ジャイエから直接ワイン造りを学んだ数少ない造り手 ブルゴーニュの神様と謂われ、あらゆる生産者の敬意を集めた「アンリ・ジャイエ」が引退したのが、1988年。 以降、彼は畑を甥のエマニュエル・ルジェに譲り、指導にあたりました。彼は1982年から叔父であるアンリ・ジャイエとともにワイン造りに携わり始めていました。 叔父の教えを尊重し、最高品質のものを造るという姿勢のルジェ氏のワインは、その外見とは裏腹に非常に繊細で芸術とも言える出来上がりになっています。 葡萄栽培に関してもアンリ ジャイエ氏の哲学を受け継ぎ、葡萄は出来るだけ自然な方法で育てること、葡萄の収穫は早すぎても遅すぎてもいけないので、その年にとって適切な収穫時期を見極めること、収穫量を厳しく抑制することを心掛けています。 畑仕事を重視するルジェ氏の手は荒れてゴツゴツとしていて固く、まさにそれは『農民の手』。 収穫は全て手摘みで、除梗は100%行っています。 アルコール醗酵前に7日間前後低温浸漬をして、アロマと色素を抽出。 アルコール醗酵にはコンクリートタンクを使い自然酵母で15〜20日間行われ、約18ヵ月樽で熟成させてから軽めに清澄をし、フィルターにはかけずに瓶詰されます。 代表作「クロ・パラントゥ」を始めとする入手が難しいワイン アンリ・ジャイエの引退後、実際に畑の管理から醸造の全てを任されていたことや、所有する大部分の畑を引き継いだことから、ルジェ氏がアンリ・ジャイエの後継者であるとみなされていると言っていいでしょう。 引き継いだ畑の中でも「ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・パラントゥー」は特に最も偉大な畑として名高いもの。 長い間休耕地となっていた畑をジャイエが開墾した、リシュブールの真上の斜面に位置する総面積僅か1.1haのこの畑は、エマニュエル・ルジェとアンリ・ジャイエがメタヤージュ(分益小作農)の契約をしていたメオ・カミュゼの2人 だけが所有しています。このクロパラントゥに代表されるエマニュエル・ルジェのワインの難点はなんといってもその入手の難しさ。 少ない生産量に対して、世界中からオファーが絶えないため、目にすることすら難しいと言われることもしばしば。 多くの愛好家がそれだけの価値を認める数少ない超一流生産者の一人です。
Information 品名 ヴォワユール / ニーポート ワイン名(原語) Voyeur / Niepoort タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 1000ml 産地 ポルトガル 品種 数10種の伝統ぶどう品種の混植 商品説明 赤ワインと白ワインをブレンドする異色の傑作 Voyeurとは覗き見るとの意味、アンフォラの中の状況が気になって覗き見たいとの気持ちから。ドウロ渓谷の標高の高い、いくつもの畑から樹齢40年〜50年の古木の葡萄を集めて1000Lの粘土製のアンフォラ6つを使用し、約8か月間浸漬と発酵・熟成を行う。6基のアンフォラの内、3基は赤ワイン、3基は白ワインが造られる。そして赤白のワインはブレンドされる。数多くの葡萄品種が混植された畑の葡萄を混醸すること、そして赤・白おもブレンドすることによって誕生するのはこの地の味わい、テロワールそのもの。 菫色やオレンジ色をまとった明るい色。豊かな果実味、エレガントで低アルコールの繊細な味わいに長い余韻。アンフォラワインの特徴を表現している。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ニーポート Niepoort ブルゴーニュをリスペクトするディルクの生み出すエレガントなポルトガルワイン 伝統のスタイルを守り続けるクオリティ重視のポートワインメーカー ポートワインは、ポルトガル北部を流れるドウロ河上流とその支流一帯に広がるドウロ地方が産地。 標高千メートルを超す山々に囲まれるドウロの地では、川沿いの急峻な斜面を耕して作った美しい段々畑で葡萄が栽培されている。 またその熟成は、ドウロ川河口にあるポルト市の年間を通して冷涼湿潤なヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区で行われている。 ニーポートは、1842年創業の歴史あるポートワインメーカーであり、現在の当主ディルク・ニーポートが5代目にあたる、今では数少ない家族経営のメーカー。 伝統の味わいを受け継ぐために、ポートワインでは最も重要な役割を担うマスターブレンダーのファミリーもニーポートとともに世代をつなぐ。 何よりも品質を重視するため、生産量はポートワイン全体の僅か1%にも満たない小規模生産者。 最高品質を目指して新たなるステージへ? 自社葡萄園の購入 世界のワイン産地で多くを学んだディルクは、最高品質のワイン造りに挑戦しはじめた。 その最初の取り組みが自社葡萄園の購入。 ポートワインメーカーは葡萄を契約農家から購入することが常識であったが、ニーポートはドウロ地方で最良の葡萄産地といわれる「シマ・コルゴ」地区にキンタ・デ・ナポレス、キンタ・ド・カリルという2つの葡萄園を所有している。 その一部には、元々植えられていた樹齢80年を超える多様な品種の混植畑が今も残されているなどワインに最適な葡萄樹を選別し、葡萄の本来の持ち味を生かすことに全力が注がれている。 ドウロのスティルワインの名声を世界に轟かせたニーポート ブルゴーニュワインのエレガントな味わいに魅了されたディルクは、自社畑の葡萄からスティルワイン造りを始めた。 ニーポートに共通する素晴らしさはとてもきれいに表現される酸味。 葡萄に酸を残すために収穫時期を少し早め、葡萄の持つ繊細な風味を引き出すために今でも足踏み破砕を行っている。 またフレンチオーク樽による熟成がさらに味わいを深く複雑にしている。 こうして生まれるニーポートのスティルワインは、多くのワインジャーナリストたちを驚かせ、フラッグシップの「バトゥータ」をはじめ世界にドウロのスティルワインの素晴らしさを広めるきっかけとなった。 ワインスペクテイターやアドヴォケイト誌など多くのワイン誌で高得点をたたき出し、ジャンシス・ロビンソンMWも彼のワインに最高得点を付け大絶賛している。 ドウロ地方の原産地管理について… ドウロ地方は、ポートワインの生産地域を限定することを目的に18世紀に世界で初めてワインの原産地管理が設定されたエリア。 最古の原産地管理地域と美しい葡萄の段々畑の景観は世界遺産に登録されている。 1982年にはスティルワインのドウロDOCが制定され赤、白、ロゼの生産が認められるようになった。 ポート&ドウロDOCで使用が認められている葡萄品種は、トウリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス、トウリガ・フランカ他土着品種ばかり。
Information 品名 ヴォーヌ ロマネ ロベール シリュグ ワイン名(原語) Vosne Romanee Robert Sirugue タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 艶やかで熟度の高い果実味、適度な酸の度合い、清らかで純粋なミネラル感と凝縮感あふれる豊かな果実と土の風味が絶妙に合わさっています。上質なタンニンもしっかりと感じられ、熟成のポテンシャルも感じられます。 エレガントさ、優しさ、そして力強さも兼ね備えた立派なヴォーヌ・ロマネ。 オー・レア、オー・コミューン、レ・バロー、レ・シャランダンの4区画のブドウを使用しています。平均樹齢は45年程度です。新樽比率は3割ほど。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ロベール・シリュグ Robert SIRUGUE 女性醸造家の作り出す丁寧な造りのヴォーヌ・ロマネ近年国内でも愛好家を中心に人気沸騰中 女性らしさの表現された繊細な造り マリー・フランス氏と弟のジャン・ルイ・シリュグ氏が切り盛りするドメーヌは1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。 40人もの人員を動員し、手作業で収穫作業を行っています。(100%除梗) リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年) 働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。 ここ数年で飛躍的に品質を向上させ変貌を遂げたドメーヌ また2年ほど前にD.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社)が現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しました。 具体的にはヴィンテージの出来不出来にあまり左右されず、雑味や青味のない甘く熟した果実のみを選別できるようになり、安定感が増したのです。 その味わいは特に近年、ワイン専門誌などで高い評価を受けるようになり、今後、目の離せない造り手のひとつです。 漫画「神の雫」で12使徒に選ばれたブルゴーニュを代表する秀逸なワイン 漫画「神の雫」では他の超著名生産者のワインに並び、ストーリーの重要なキーになるワイン「12使徒」としてこのシリュグのワインが掲載されました。 それを機に一気に知名度があがり、トップキュヴェの「グラン・エシェゾー」は今では非常に入手困難になっています。 それ以外のワインにもシリュグの繊細でエレガンス感あふれるスタイルは十分に表現されており、人気を博しています。
Information 品名 バローロ レ ヴィーニェ ルチアーノ サンドローネ ワイン名(原語) Barolo Le Vigne SANDRONE LUCIANO タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 イタリア・ピエモンテ州 品種 ネッビオーロ 商品説明 異なる畑のワインをブレンドさせて作るというスタイルから、伝統的なバローロと言えるでしょう。標高、土壌、畑の向きが異なる4つの産地の相乗作用によって、非常にユニークなワインに仕上がっています。 類まれなる豊潤さと複雑性を兼ね備えたバローロとして楽しむことができるルチアーノ・サンドローネを代表するワインです。 -ワイン・アドヴォケイト 97+点 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ルチアーノ・サンドローネ SANDRONE LUCIANO ルチアーノ・サンドローネのストーリーは非常にシンプルなものです。 大手ネゴシアンで長くセラーの仕事に従事した後、バローロの中心にあるカンヌビの畑を買うチャンスが突然訪れました。 最初の収穫は1978年、初めて自ら造ったワインに感銘を覚えました。 その後少しずつ畑が増え、毎年造り続けるうち、次第に認知されるようになりました。 ルチアーノと弟のルカは素晴らしいワインを造るために努力し続け、今日、この功績は世界中で認められ、毎年素晴らしい評価を得ています。 キーワードはバランスです。 セラーにおける伝統と革新、ワインにおけるエレガンスとボディ、ビジネスにおける国際的な取引と人間同士の付き合い。 カンヌビの麓にある新しい醸造所は近代的な設備を備え、バローロ、ランガ、ロエロの地区に最上の畑を所有しています。 全てのワインは固有の土壌、ミクロクリマ、酵母を持つ個々の区画を表現したものです。 それぞれの畑を理解し、日々注意を払い、尊重することによって初めてその個性をワインに映し出すことができるのです。 エステートワインがメインのラインナップです。
Information 品名 シャルム シャンベルタン グランクリュ トレ ヴィエーユ ヴィーニュ ジョセフ ロティ ワイン名(原語) Charmes Chambertin Tres Vieilles Vignes Joseph Roty タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ロティが誇るブルゴーニュ最高峰のシャルムシャンベルタン 植樹が1885年という驚異の樹齢を誇るワイン。柔らかく濃密でフィネス溢れる完全無欠とすら言える仕上がりです。 シャルムシャンベルタンはジュヴレのグランクリュの中では最も若飲みが出来ると言われますが、ロティのそれは間違いなく長期熟成タイプ。数十年の熟成にも耐えうる銘酒です。 常にロティのキュヴェの中で最も高い評価をされるだけに入手が難しいのが難点。濃密で、エキス分に富み、様々な要素が含まれています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Joseph ROTY ジョセフ・ロティ(フィリップ・ロティ) 樹齢100年を超える古木から最高峰のシャルム・シャンベルタンを生み出す造り手 11代も続くジュヴレ・シャンベルタンの名門 ロティ家は前当主のジョセフ・ロティ氏で23代目(ドメーヌとしては11代目)になるジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌ。 現在、畑仕事や醸造は2008年8月に亡くなった父親に代わり、息子であるフィリップ・ロティ氏が全て行い、2003年からは彼の弟もサポートしていました。 しかし、2015年10月、若くしてフィリップ・ロティ氏が急逝。その跡を継いだのは、弟のピエール・ジャン・ロティ氏。ドメーヌとして彼で12代目となります。フィリップはここ数年病に伏していた為、実質的には彼がドメーヌを任されておりその名声を高めていました。正式な後継者となった今、父と兄の意思を継ぎ、さらなる発展の為に意欲を燃やしています。 彼らの畑には多くの古木があり、地中深くまで根を伸ばし、そこから様々な要素を地上に引き上げ、そこからできた葡萄はその段階で既に他とはまったく比較にならないほど素晴らしく複雑な味わいを持っています。 近年ジャーナリストからも非常に高い評価を受けています 醸造法は古典的で、トロンセの樽を100%使用し、一年近くも樽熟させます。リュット・レゾネ(減農薬農法)で栽培され、清澄や濾過をしないで造られるワインはモダンの要素をうまく取り入れたクラシカルなスタイル。(ジョセフ・ロティとフィリップ・ロティは法律上の名義分けによるもので、造り方等は同じ) 最近では D.R.Cと全く同じ葡萄の選別機、プレス機などを新たに導入するなど、より凝縮されたピュアな味わいを表現し、改めてこのドメーヌの持つとんでもなく凄まじい力を世に知らしめました。驚くべき長命で複雑味溢れる香りと、洗練され、しなやかさと力強さとを見事に調和させた素晴らしいワインの数々。スティーブン・タンザー氏やロバート・ M・パーカー氏など多くのジャーナリスト、評論家が全てのキュヴェに対して大変高い評価を与えており、その人気は近年とどまる所を知りません。 ジュヴレとマルサネに特化した豊富なラインナップ ジュヴレ・シャンベルタンとマルサネにいくつもの区画を所有し、区画ごとの様々なキュヴェをリリースしているのもロティの特徴のひとつ。 何と言っても、グラン・クリュ「シャルム・シャンベルタン・トレ・ヴィエーユ・ヴィーニュ」は今や非常に入手の難しいキュヴェ。 これは1885年植樹というとんでもない古木から生まれるワインでこれ以上のシャルム・シャンベルタンを見つけるのは困難です。 また、「ジュヴレ・シャンベルタン・シャン・シェニュV.V」も1934年植樹から生まれる味わい深さは村名格ながら1級に遜色ない仕上がりを見せます。 その他、マルサネで造るそれぞれのキュヴェはコストパフォーマンスも抜群で、ニュイの有名村のワインにも決して引けを取らない出来栄え。 とくにフィリップが「マルサネのグラン・クリュ」と自信を見せる「クロ・ド・ジュ」は非常に人気の高いキュヴェです。 ロティのワインをどれも構造がしっかりしており、長期熟成に適したワインです。
Information 品名 シン クア ノン グルナッシュ ダーク ブロッサム シン クア ノン(赤ワイン カリフォルニア) ワイン名(原語) Sine Qua Non Grenache Dark Blossom タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 アメリカ・カリフォルニア 品種 グルナッシュ75%、シラー12.5%、ムールヴェードル11.5%、ルーサンヌ 商品説明 全米唯一にして史上最高、13回ものワイン・アドヴォケイト100点を獲得し、独自の世界観を持つ ワイン、「シン・クア・ノン」。シン・クア・ノンとはラテン語で「必要不可欠なもの」を意味する言葉。作り手のクランクル氏によれば、「真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられるものである」という哲学的な考えから名づけられたそうです。"同じものを2度造らない" という一風変わったスタイルから、極一部の作品を除いて、使用葡萄・ブレンド・ボトルデザイン・ラベルデザイン・ネーミングに至るまで全てを毎年変えています。 ワインアドヴォケイト 97点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 SINE QUA NON シネ・クア・ノン 毎年異なるワインを作り続けるブティック・ワイナリー パーカーポイント100点満点を17回も獲得するブティック・ワイナリー シネ・クア・ノンはサンタバーバラ近郊のオーク・ビューに位置する小さなワイナリーです。シネ・クア・ノンとはラテン語で『不可欠なもの』という意味ですが、オーナー兼ワインメーカーであるマンフレッド・クランクルが語る“シネ・クア・ノン”とは、『真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる』という少し哲学的な考えによるものです。1992年のリリース以来、ラベルは毎年アート性のあるデザインに毎年変更し、同じラベルは二度と使いません。またラベルだけではなくブレンドやワイン名も毎年替えております。各ワインにはユーモラスな名前をつけており、過去にAgainst the Wall(壁に向かって)、Other Hand(別の手)、Impostor Mc Coy (ペテン師マッコイ)等があります。それだけ毎年違うワインを造り続けながらも、過去にロバート・パーカーから17度も100点満点を獲得しております。 毎年変わるエチケットの意味とは 前述した通りSine Qua Nonは毎年ラベルを変えております。この事について、オーナーのマンフレッド・クランクルはこう語ります。ワイナリーを立ち上げた90年代前半の当時は、ワインのエチケットはほとんど似たような感じでした。偽物のシャトー(フランスでも珍しい本物の城がカリフォルニアにあるわけがありません)がヨーロッパ風に、家紋まで付けられて印刷されていました。私はこのようなフランスを模倣しただけの、アメリカらしさのないエチケットを嫌い、自身の哲学に沿ったワインを造るのと同時に、エチケットもその哲学に合わせようと思いました。更にエチケットのデザインだけでなく、ワインの名前も毎年変えることにしました。つまらなかったワインのエチケットに革命を起こせたことを誇りに思っています。 神の雫でも12使徒のひとつに ワイン漫画「神の雫」、「ソムリエール」にもシネ・クア・ノンが取り上げられました。「神の雫」では「十二使徒」の中の「第七の使徒」としてシネ・クア・ノンが取り上げられ、物語の重要な核として扱われております。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ キュヴェMCMXXVI(1926)ローラン ペール エ フィス ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Cuvee MCMXXVI Laurent Pere et Fils タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ローラン・ペール・エ・フィスはドミニク・ローランの自社畑産から生まれるワイン。栽培はビオロジック、醸造は全房発酵で瓶詰め時以外は亜硫酸添加をしていません。 このACブルゴーニュは2007年の初めの頃に購入した区画。畑はニュイサンジョルジュから南に広がっています。ワイン名の"MCMXXVI"とはローマ数字で1926という意味。これは畑の中で一番古い樹齢を表しています。しなやかで旨みに満ちたスタイル。非常に完成度が高く、一般的なACブルゴーニュのレベルを超えています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。Dominique LAURENT ドミニク・ローラン パーカーが最高評価★★★★★を与える造り手。 特にドメーヌ「ローラン・ペール・エ・フィス」は店長もイチオシです。 菓子職人から転身、トップ生産者の仲間入りを果たす もともとは菓子職人だったドミニクは、ネゴシアンとして1989年にスタートを切ります。 当初は父親の菓子店のガレージでワインを造っていましたが、その後ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を構え、本格的なワイン造りがはじまりました。 世間を驚かせた「新樽200%」 ドミニク・ローランと言えば「新樽200%」。かつてはこの言葉が代名詞のように使われていた造り手です。 ネゴシアンであるドミニクは樽でワインを買い付けた後、これらをコストの高い新樽に全て移し替え、さらに熟成の過程においてもう一度新樽に移し替えるという常識を超えた技法を用い、 極めて樽の風味が強く、力強いワインを生み出していました。 これが有名な評論家であるロバート・パーカーの目にとまり、高い評価を得ると一気にその人気がブレイク、トップ生産者の仲間入りを果たします。 パーカー氏は著書「ワインバイヤーズガイド 7th エディション」の中で僅かな生産者にしか与えていない最高評価★★★★★にドミニク・ローランをレーティングしました。 ビオディナミで造るドメーヌ「ローラン・ペール・エ・フィス」は本当に素晴らしい出来 現在では、そのスタイルは時代とともに一変し、かつてのオークの香りの強いワインではなく、ナチュラルでエレガントと呼ぶにふさわしいスタイルにガラリと印象を変えています。 さらに2006年からは自社畑産で造るドメーヌもののワイン「ローラン・ペール・エ・フィス」の生産を息子のジャンと共にスタートさせました。 こちらは栽培にビオディナミを用いたり、醸造過程でのSO2を使用しないなど、より自然に近いワイン造りを行っています。 毎年少しずつ樹齢の高いブドウを持つ畑を買い足し、2009年にはエジュラン・ジャイエよりクロ・ヴージョやエシェゾーなどのグラン・クリュを取得しました。
Information 品名 オルネライア ワイン名(原語) Ornellaia Bolgheri Superiore Ornellaia タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 イタリア・トスカーナ 品種 カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド 商品説明 サッシカイアと人気を二分するスーパー・タスカンの代表格 イタリア、トスカーナ州ボルゲリに位置するワイナリ、「テヌータ・デル・オルネライア」。1981年にアンティノリ家の当主の弟にあたる、ロドヴィコ・アンティノリ氏によって設立されました。サッシカイアと人気を二分するスーパー・タスカンです。 「品質を何よりも大切にしたワイン造り」を哲学とし、2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネライアが第1位を獲得。世界トップのワインメーカーのひとつとして評価されています。 ※2023年6月にフランスより定温コンテナにて入荷した商品となります。 ※古酒のため、ラベル、瓶に汚れ・傷がございます。また液面低下、コルクの劣化などがある場合もございます。予めご了承の上、お買い求めください。 ※商品についての詳細はお気軽にお問い合わせください。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。
Information 品名 ミニョン アロン ヴォワ ドメーヌ デ ザコル ワイン名(原語) MIGNON(NE), Allon voir… Domaine des Accoles タイプ ロゼ(ローズ)ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・アルデッシュ 品種 カリニャン・グリ 商品説明 美しい色あいも楽しみたいローズワイン 彼らはカテゴリーとして”ロゼ”でも”オレンジ”でもなく、”ローズ”としており、 ピエール・ドロンサールの有名な詩"Mignonne, allons voir si la rose..." ”愛しい人よ、さあ、バラを見に行こう”から引用。 愛しい彼女に、バラの咲いている庭に散歩に行こうと誘いかける詩ですが、 今は女性から男性を誘うことも多々ある時代(笑)なので、女性も男性もアプローチできるように(ne)がついています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 des Accoles ドメーヌ・デ・ザコル ブルゴーニュで天才と呼ばれた「オリヴィエ・ルリッシュ」の造る高品質ビオワイン ラルロの前醸造長「オリヴィエ・ルリッシュ」の新たなる挑戦 ドメーヌ・デ・ザコルはラルロでブルゴーニュの歴史にしっかりとその名を刻んだオリヴィエ・ルリッシュと妻フローレンスが2人で始めたファミリーヴェンチャーです。 オリヴィエはボルドーで98年に醸造学科を卒業した後、長年自らのドメーヌを持ちたいという夢を抱き続けてきました。 ドメーヌ名のザコルとはオック語でテラスやアルデッシュの丘、南ローヌ地方のぶどう畑の丘を意味する言葉。なぜアルデッシュ?と思われるかも知れませんが、彼らによると、この地方を旅し、この地を愛しているからだ、と答えていたそうです。 ラルロで培ったスタイルを昇華 ラルロでジャン・ピエール・ド・スメとともにワイン造りを行ったオリヴィエはそこで徹底したビオディナミをはじめ、自らのスタイルを確立する貴重な体験を積みました。 2007年にド・スメ氏の後任として醸造責任者になるやいなや、素晴らしいワインをリリースし、天才と呼ばれたことは記憶に新しいことです。 このザコルでは、そんな彼のノウハウが惜しみなくワイン造りに注がれることとなりました。 2011年の春に公的にオーガニック農法に切り替え、2011年の10月より初めてビオディナミ農法による準備を初め、2012年春にはすべての畑でこの農法による準備が整いました。 つまり、転換を短期間で完了できる非常に恵まれた条件の畑でした。 ぶどうの樹はほとんどが樹齢50年以上、過去の所有者も完全有機栽培ではないものの、人口化学肥料の類は使用していなかったそうです。 >>ラルロのワインはこちらから ブルゴーニュファンも注目する理由 ローヌ地方で造られるこのワインがなぜブルゴーニュファンに注目されるかと言えば、造っている人が、あのニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ・ラルロの前醸造長のオリヴィエ・ルリッシュ氏だから! ラルロでは名手ド・スメ氏の後任という重責を担いながら、見事にドメーヌを昇華して見せたオリヴィエ。 その人気は日本でも爆発的と言えるものでした。 ラルロで採用していたビオディナミを当然のこととしてこのザコルでも採用。 このザコルのワイン、不思議なことにグルナッシュを中心とした構成ながらも、どこかピノ・ノワールに通じる華やかさ、繊細さ、フィネスを感じさせます。。。 ほぼ普段ブルゴーニュしか飲んでいない店長も、このザコルだけは別! その自然で優しく、どこまでもエレガントな味わいに癒されます。
Information 品名 クロ サン ドニ グランクリュ アルロー ワイン名(原語) Clos St Denis Grand Cru Arlaud タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アルローの誇る最高峰のグランクリュのひとつ アルローが持つグランクリュの中でも恐らく最も人気が高いであろうものが、このクロ・サン・ドニです。 クロ・ド・ラ・ロッシュの上部に位置し、半分以下しかないこのグランクリュにアルローは南東向きの斜面中腹の最も優れるとされる区画を所有しています。 ヴィンテージによってクロ・ド・ラ・ロッシュとその評価を競い合いますが、やや一歩、全体的なスケール感、果実の凝縮、バランス感において優れているともされます。いずれにしろ、間違いなく偉大なるワインのひとつです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 アルロー ARLAUD Pere&Fils モレ・サン・ドニを本拠とするブルゴーニュワインの革命児 3兄弟が力を合わせて作る、自然への敬意のこもったワイン 1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。 現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンとロメインで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。 ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。 2004年から全ての畑をビオに転換 1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、 畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。 それから、ブドウ畑の状態が見違えるほどに変わったと言います。 2004年からは15ヘクタールのすべての畑においてビオロジックを実践しています。 2005年よりブルティーユ・アルローが兄弟の仕事に参加、馬を使った耕作を蔵で始めることになり、彼女の仕事によりドメーヌ・アルローの大部分の畑が馬による耕作畑となりました。 さらに、2009年にはビオディナミへの転換を成し遂げました。 シプリアンの代になり、急速に高まった評価と実力 シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。 彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。 早速グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。 所有している葡萄の樹齢は平均的に古く35年〜50年です。 そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。 村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。 世界中から評価を受ける造り手にまで成長 醸造は、ステンレスタンクで低温マセラシオン醗酵を行うものの、過度の抽出は避けています。 格付やヴィンテージにより新樽を30〜60%使用し樽熟成。 また、SO2を極力最小限しか使用しないスタイルを採用しているため、ピノ・ノワールのピュアな果実味をダイレクトに味わうことができるのも特徴。 シプリアンの品質に対する厳格なまでのこだわりは、徹底した選果を行い、基準に満たない葡萄や樽は全てネゴシアンに売却してしまいるという話からも想像できます。 今やフランス国内だけでなく、ロバート・パーカー氏やイギリスのジャーナリストも注目するブルゴーニュの若手筆頭株と言って間違いありません。
Information 品名 ヴォーヌ ロマネ 1er ラ クロワ ラモー / ジャック カシュー ワイン名(原語) J.CACHEUX et Fils / osne-Romanee 1er Cru La Croix Rameau タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ジャック・カシューのトップ・キュヴェ、グランクリュ・レベルのワイン 特級昇格を目指す、ロマネ・サン・ヴィヴァンの隅に隣接する1級畑。カシュー家のほかに2軒しか所有していない。ブラックベリーやカシスなど黒い果実のアロマが主体。濃密なスタイルで、リッチでゴージャス。ビロードのように滑らかな舌触りとシルキーな喉越しをもつ。 -リアルワインガイド 94/95点(今/ポテンシャル) 「バツグンの仕上がりです。奥深くて複雑で繊細な素晴らしい香りはどこまでもエレガント。近年のクロワ・ラモーはここの銘酒エシェゾーに引けを取らないばかりか上回るかものクオリティ。」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 J.カシュー エ フィス J.CACHEUX et Fils 豊かな果実味のワインを得意とし、一級ラ・クロワ・ラモーの所有者。 豊かな果実味のワインを得意とし、一級ラ・クロワ・ラモーの所有者。 ジャック・カシューの名前が挙がると真っ先に思い浮かぶクリマは、ヴォーヌ・ロマネ1級のラ・クロワ・ラモーであろう。 ロマネ・サン・ヴィヴァンに隣接する0.6ヘクタールのこのクリマはカシュー家のモノポールというわけではない。 ほかにも2軒のドメーヌが所有するが、カシューを代表するクリマとしてよく知られている。 もともとサン・ヴィヴァン修道院の畑として、今日のロマネ・サン・ヴィヴァンに含まれていた区画であり、80年代半ばにはジャック・カシューが特級昇格をINAOに申請した経緯がある。 ラベルに見える十字架(クロワ)はこのクリマの石垣上にあり、ヴォーヌ・ロマネにある5つの十字架のなかでも一番古いものだという。 94年にジャックは引退し、現在、ドメーヌの当主は息子のパトリスが務める。 眼鏡をかけた長身の彼は高校教師のような風貌で真面目一徹。クリマの特徴や樹齢などこと細かに記憶しており、それをわかりやすく説明する。 カシューが所有する畑の面積は合計6.7ha。 ほとんどがヴォーヌ・ロマネだが、ニュイ・サン・ジョルジュとシャンボール・ミュジニーにも小さな区画をもつ。 村名ヴォーヌ・ロマネはクリマごとに醸造し、5つの銘柄に分かれる。それぞれが異なる個性をもっており興味深い。 ブドウ栽培はリュット・レゾネ。ブドウは完全に除梗し、ステンレスタンクを用いて醸造する。 11〜15度の温度で1週間の低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。その後、17ヶ月の樽熟成を施す。 新樽率は村名で3分の1、一級以上は100%と高めだが、パトリスの造るワインは全体に果実の凝縮度が高いため、新樽を受け止めるには十分だ。 リッチな果実味を主体とするモダンな造りだが、各クリマの特徴を見事に引き出し、バランスはとてもよい。 またベーシックなブルゴーニュやブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイでもたっぷりとした味わいがし、高い満足度を得られる。 2012年からパトリスの息子、シャルルがドメーヌに参画。 これから少しづつブドウ栽培とワイン醸造が父によって叩き込まれていくことだろう。
Information 品名 ヴォーヌ ロマネ / リシャール マニエール ワイン名(原語) Vosne-Romanee Richard Maniere タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノノワール 商品説明 村の集落のすぐ下にある樹齢約65年のレ・ジャシェをメインに合計7区画をブレンド。濃い赤のチェリーやプラムなどのジューシーな果実に乾燥ハーブや土っぽいヒント。陰影がある果実は丸みがあり滑らか。フィニッシュにかけて豊かなタンニンが存在感を示す。クラシックな品の良さを備えたヴォーヌ・ロマネ。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 リシャール・マニエール Richard Maniere DRCから畑の交換を打診されるエシェゾー ドメーヌ・マニエールは、1795年からヴォーヌ・ロマネの村の中心に構える歴史ある造り手だ。現当主のリシャール・マニエールで5代目となる。 先代の頃はマニエール・ノワロ名義でワインを手掛けており、ロバート・パーカーからは、「熟成力のある凝縮したリッチなブルゴーニュを手掛ける」というコメントともに4ツ星評価を得ている。 因みにノワロはリシャールの母方の家系で、この一族はヴォーヌ・ロマネ最大の土地の所有者のひとりだった。 10haの所有畑は本拠地ヴォーヌ・ロマネを中心に、南はニュイ・サン・ジョルジュから北はフィサンまで広がり、古樹の畑を多く所有する。 そのラインナップは素晴らしく、グランクリュのエシェゾーをはじめ、ヴォーヌ・ロマネ屈指のプルミエクリュであるレ・スショや、ニュイ・サン・ジョルジュを代表するプルミエクリュ、オー・ブドやレ・ダモードを先祖代々受け継いできた。 特に、先々代が手に入れたエシェゾーは、このアペラシオン最上の区画とされるレ・プーライエールのほぼ中央と、絶好のロケーションを誇る。 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの所有区画に両サイドを挟まれているため、同社からドメーヌ対し5年おきに畑の交換が持ちかけられるそうだが、ロマネ・コンティ社が交換を打診する区画は、面積は大きいもののレ・プーライエールの北端にあり、畑としては劣るため、その要望に応じるつもりはないという。 優れた畑と評価がある一方、これまで無名の存在だったのは、ワインの大半をネゴシアンにバルク売りしており、ドメーヌの名を冠したワインが市場に出ることが絶対的に少なかったからだ。 しかし、そのクオリティに感銘を受けたブルゴーニュのワイン商が「絶対に元詰めをしてドメーヌの名前でワインを世に出すべきだ」と、リシャールを説得。 「庭園」と評される完璧な畑 ようやく元詰め本数は増えたものの、その内9割がフランス国内で消費されてしまうため、国外で彼のワインに出会う機会は非常に稀である。 黙々と畑仕事に取り組むリシャールは「畑で生まれ、畑で死ぬ」という生粋のヴィニュロンだ。 リュット・レゾネでの栽培では、除草剤や殺虫剤は使用しない。 同村の醸造家たちが「ブドウ畑ではなく庭園だ」と評するほど、彼の畑は完璧に整っている。 醸造はヴォーヌ・ロマネ村の中心にある年季の入ったセラーで行われる。 収穫後マセラシオンを行い、ステンレスタンクでアルコール発酵。ワインは全てバリックで長期間熟成させる。 緻密な畑仕事と伝統的なワイン造りから生まれる彼のワインからは、畑の良さがダイレクトに伝わってくる。 今のブルゴーニュでは貴重な、古典的な味わいと素性の良さを備えたワインである。 (インポーター資料より)
Information 品名 コート ロティ ラ ムーリーヌ ギガル ワイン名(原語) Cote Rotie La Mouline GUIGAL タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ローヌ 品種 シラー、ヴィオニエ 商品説明 ギガル3大コートロティ中、最高のエレガンスを誇る美しいコート・ロティ 最も最初に生まれた、ギガルのプレステージ・キュベがこの『ムーリーヌ』です。初ヴィンテージは1966年。 コート・ブロンドの1haから生まれる僅か5000本程のワインですが、これが今日の『ギガルの名声の礎となった伝説のワイン』なのです。今では樹齢はなんと75年にも達します。3つの最高最上のコート・ロティの中で最もエレガントなタイプとなっています。 他の2つのワインと並んで、現代コート・ロティの最高峰 として、世界中のワインファンを魅了する最高のワインのひとつです。 -ワインアドヴォケイト 95-97点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 E.GUIGAL ギガル 世界中が絶賛する北部ローヌの雄。揺るぎなきコート・ロティの最高峰生産者。 名実ともにローヌ地方を代表する偉大な生産者 初代エティエンヌがアンピュイの町に社屋を構えたのは1945年のこと。 その後現在の当主である息子マルセルの代になり、同社の名声のもととなるコート=ロティの区画の数々を手に入れました。 そして1980年代の半ば、かつてエティエンヌが働いていたコート=ロティの老舗ヴィダル・フルーリィ社に始まり、1990年代の後半にはサン=ジョゼフの名ドメーヌ、ジャン=ルイ・グリッパ、さらにローヌ北部に10ヘクタール以上を所有するド・ヴァルーイを、最近もコート=ロティに12ヘクタールの広さをもつドメーヌ・ド・ボンズリーヌを取得。 現在では総面積55ヘクタールに達する、名実ともにローヌを代表する生産者に君臨しています。 パーカーポイント100点満点を連発するコートロティの最高峰 ギガル社の名声を高めているのは、コート=ロティの3つのプレスティージュ・キュヴェ。 最初に購入したラ・ムーリーヌは66年のミレジメから発表されましたが、最上のコート=ロティを形づくる2つの急斜面、コート・ブロンドとコート・ブリュヌのうち、前者から生まれます。 以前はドメーヌ・デルヴューが所有していた区画で、広さは1ヘクタール。栽培されているのはシラー種89パーセント、ヴィオニエ種11パーセントの割合で、平均樹齢は75年! 次が78年のミレジメから世に出たラ・ランドンヌ。 ラ・ムーリーヌがあるコート・ブロンドに隣り合うコート・ブリュヌの斜面にある区画。 10年以上をかけて、20弱の所有者に分割されていた区画をまとめ上げました。 広さ2ヘクタール強に植えられているのはシラー種のみ。3番目のコート=ロティのクリュがラ・テゥルク。 85年がファースト・リリースで4,000本ほどのワインが市場に出回りました。 ラ・ランドンヌと同じコート・ブリュヌに位置する1ヘクタール弱の区画で、93パーセントのシラー種と7パーセントのヴィオニエ種からなります。 さらに95年のミレジメからリリースされたのがシャトー・ダンピュイ。 コート・ブロンドとコート・ブリュヌにそれぞれ3区画ずつ計6区画、広さ8ヘクタール弱の畑から生まれるワインで、95パーセントのシラー種、5パーセントのヴィオニエ種を使用。 それらのぶどうは19世紀に植えられたものも混ざり、樹齢は異常に高くなっています。 数十年の長期熟成にも耐えうる力強さと共存するフィネス これらはギガル独自の製法で生み出されます。赤は、摂氏30度以上となる高温での3週間から4週間にわたる長期間のアルコール発酵。 そして100パーセントの新樽を用いて42ヵ月間。(シャトー・ダンピュイは36ヵ月)熟成させます。 白もプレスティージュ・キュヴェは新樽発酵、新樽熟成されますが、コンドリューが8ヵ月、エルミタージュで30ヵ月というしつけを経ます。 生まれるワインは赤、白ともに凝縮感に優れ、高いポテンシャルを秘めていますが、濃厚ななかにもフィネスを備え、それぞれのアペラシオンのトップに君臨するのもむべなるかなという仕上がり。 ただ、クリュのコート=ロティを始めとするプレスティージュ・キュヴェはどれも数ヘクタール以下の区画から生まれる非常に数の限られたアイテム。 そのためこれらのワインに接することが出来るのはごく一部の愛好家に限られています。 妥協を許さない品質はデイリーワインにこそ現れる 幅広いラインナップを持ち、世界に誇る最高級ワインであるコート・ロティやコンドリューを生み出すギガルですが、その品質に対する妥協なき姿勢はデイリーワインでも変わりません。 最も手ごろなキュヴェであるコート・デュ・ローヌは誰もが気軽に楽しめる価格設定ながら、他が容易には真似できない驚くほどの優れたコストパフォーマンスを見せます。 普段はコート・デュ・ローヌを楽しみ、特別なの時間にはコート・ロティを楽しむ、そんな幅広いスタイルにも対応する懐の深さがあります。
Information 品名 ミュジニー グランクリュ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ワイン名(原語) Musigny Grand cru COMTE GEORGES DE VOGUE タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ブルゴーニュ最高峰のエレガンスを体現するワイン ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエですが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれます。このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになります。しかし、そのためには長い間の忍耐(熟成)を必要とすると言われ、簡単にはその真価を表してくれないワインでもあります。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ Comte Georges de VOGUE ミュジニーの7割を所有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主 シャンボール・ミュジニーにおける最も偉大なるドメーヌのひとつ ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーを最大所有し、幻の「ミュジニー・ブラン」も ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニー、その長い忍耐の末に訪れる至福とは ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。