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産地スペイン > アルマンサ生産者ボデガス・アタラヤ品種ガルナッチャ・ティントレラ 100%英字Alaya Tierra Bodegas Atalaya土壌粘土石灰質土壌、標高1000m醸造フレンチオークとアメリカンオークの新樽で15か月熟成飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4935919071741輸入元稲葉《生産者について》 ヒルファミリーエステーツは、スペイン各地の土着品種と高樹齢のブドウ樹に注目し、マイナーでもその地の魅力を最大限引き出したワイン造りを目指すワイナリーグループ。このワインを造る「ボデガス・アタラヤ」もその一つです。マイナー産地アルマンサに根付く個性的な土着品種「ガルナッチャ・ティントレラ」を栽培し、この品種がもたらすパワフルかつ濃厚な味わいで、世の旨濃いワイン好きを虜にしています。 《このワインについて》 普通は黒ブドウも、色がついているのは皮の部分だけで果肉は透明です。しかしガルナッチャ・ティントレラは果肉まで赤く染まるのが特徴。それゆえにワインの色合いは、赤ワインというよりもはや『黒』。少量でもグラスの底が見通せないほどの濃さです。 その見た目通り、味わいも素晴らしく濃厚。ただ濃いワインは他にもいろいろとありますが、このワインは濃厚な味わいをきちんと酸味が支えています。きっとブドウの樹の樹齢がかなり高いからでしょう。 《テイスティングノート》 このワインの特徴は、口に含んだ時に風味が爆発し、それが長く続くこと。赤や黒のベリー、コーヒー、バニラ、焦げた木、ベーキングスパイス・・・舌先にちょっと乗せたワインから、そんな様々な香りが芳醇に鼻を抜けていき、一瞬で虜にされます。新樽100%熟成ゆえに口当たりも素晴らしくなめらかで重厚。 開けてみて香りをあまり感じないなと思ったら、ワインが眠っている可能性があります。1時間くらい置いて様子を見てみましょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲45丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1
【年数表記にorがある商品は年数指定はできません】産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ生産者フロッグス・リープ・ワイナリー品種ジンファンデル 85% 、 プティット・シラー 15%英字Frog's Leap Zinfandel Napa Valley飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード0715962081157輸入元ラ ラングドシェン《生産者について》 フロッグス・リープはナパ・ヴァレーにおいてオーガニック栽培のパイオニアと言える存在。畑にはマスタードをはじめとしたさまざまな植物が生い茂り、多様な生物が見られます。除草剤や殺虫剤を使わないからです。 今でこそナパ・ヴァレーのワイナリーは、サスティナビリティーのための取り組みをするのがスタンダード。しかし、フロッグス・リープはその取り組みを30年以上も続けてきました。 また、アルコール度数を上げすぎない、食事と共に飲み続けられるスタイルが持ち味。ロバート・パーカー全盛期のビッグなワインがもてはやされた時代も、そのスタイルを貫いてきたのは特筆すべき点です。 《このワインについて》 ジンファンデルの醸造においても、アルコールが高くなりすぎないことを意識しているといいます。プティット・シラーや年によってはカリニャンをブレンドするのですが、別に醸造して後でブレンドするのではなく、一緒にタンクに入れて発酵させます。これがアルコール度数を下げることにつながるのだとか。 熟成は半分は通常のオーク樽ですが、半分はセメントタンクで行うことで、樽の風味をコントロールしています。 《テイスティングノート》 ラズベリーなどのベリーの風味に、土やスパイスのような複雑な香りもしっかり感じます。ジンファンデルらしい"甘濃さ"は控えめで、ナパ・ヴァレーらしい芳醇さのなかにきちっとエレガントな酸味を備えたジンファンデルです。 最近流行りのこのエレガント・ジンファンデル。フロッグス・リープはずっと前からつくり続けてきました。時代が追い付いたと言えるでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N 食用カエル 蛙 カエルが跳ねるフルボディ 辛口 子1酉32≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > ピエモンテ生産者ブルーノ・ジャコーザ品種ネッビオーロ 100%英字Barolo Falletto Vigna Le Rocche Bruno Giacosa飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4997678190422輸入元モトックス《生産者について》ブルーノ・ジャコーザはバローロとバルバレスコにおいて特に評価が高く、そして特に高価に取引される生産者の一人。トップキュヴェである「バローロ・レ・ロッケ・リゼルヴァ」の2000年は、イタリアワインとして史上3本目のパーカーポイント100点獲得ワインです。そのコメントの中では「バローロのロマネ・コンティである」とまで称されています。目指すのは「今日は素晴らしく、明日は驚くほどにうっとりするワイン」。繊細でありながら深くフィネスがあり、熟成によりスケール感を増しているワインです。昔から変わらない伝統のスタイルを貫いており、まさに「今飲むのはもったいない」ワインの代表格でしょうが、入荷数はかなり少ないです。飲み頃のものを手に入れるのは簡単ではなく、手に入るときに買ってセラーの肥やしとすべきワインでしょう。【パーカーポイント96+点】[ワインアドヴォケイト誌 2023年8月のレビュー]白ラベルの2019年バローロ・ファレット ヴィーニャ・レ・ロッケは、口中を四方八方から襲う寛大で広がりのあるワインだ。甘い果実の余韻が感じられ、適度な力強さと筋力が背後から押してくる。その勢いは、ダークフルーツ、錆びた土、湿った粘土、ブラッドオレンジに後押しされている。エレガンス、実質、細かく調整された色調を示し、かなりの緊張感と引き締まりがある。このワインもセラーの奥に置いておきたい1本だ。[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2026-2048年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲22丁N戊N己N フルボディ 辛口 ≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ボルドー > サン・テステフ生産者シャトー・カロン・セギュール品種カベルネ・ソーヴィニヨン 、 メルロー 、 カベルネ・フラン 、 プティ・ヴェルド 英字Chateau Calon Segur飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元JIS【パーカーポイント94点】 [ワインアドヴォケイト227号 2016年10月の試飲] 1995年のカロン・セギュールは、このドメーヌの知名度を上げ、故ガスケトン女史の時代の幕開けを告げるヴィンテージとなった。20年経った今でも、このワインはその頂点に達する気配がない。骨太な赤い果実、アスファルト、軽い海洋性の影響など、まだ若々しく見える愛らしいブーケがある。ワインが開いてくると、ほのかにワインガムの香りがする。味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニン、印象的な深みと骨格があり、後半は近年まろやかになり、親しみやすくなっている。このワインを最後に味わってから数年経ちますが、熟成させることでますます印象的になるようなワインだ。ロバート・パーカーは、発売当時、このカロン・セギュールを正しく評価した。20年経った今、その約束はすべて果たされている。 [Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2015-2045年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ハートのマークミディアムボディ 辛口 酉19東5
産地イタリア > ヴェネト生産者ヴィッラ・アンナベルタ品種コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ英字Canaja Rosso Gold Villa Annaberta醸造バリックで24ヶ月 40%水分が失われるまで、自然の空調で乾燥飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4935919056182輸入元稲葉《生産者について》ヴィッラ・アンナベルタはコッティーニ家が手掛けるブランドの一つ。イタリアのヴェネト州で「アマローネ」をはじめとした高品質なワインをつくる生産者です。「アンナベルタ」は当主ディエゴ・コッティーニ氏の妻の名前で、「妻に捧げるワイン」という意味も持っています。このブランドに関してはインスピレーションを大切にしており、創造的で独創的な味づくりを目指しています。自社畑が140ha、それに加えて契約畑が240haとかなりの大規模な生産。そのスケールメリットを生かした「安くて美味い」とその美味しさの安定性が魅力です。《このワインについて》畑は標高の高い、ヴェローナにごく近いガルダ湖の東岸にあり、北西向きです。通常より遅い10月下旬に収穫します。土壌は貧しく石が多いので、ワインが力強くしっかりしたものになります。ブドウは40%水分が失われるまで、自然の空調を利用した部屋で乾燥させます。破砕後、低温で5〜6日間醸しをします。温度が低く、陰干しによりブドウの糖分が高いため、1ヶ月かけて発酵させます。バリックで24ヶ月熟成させます。《テイスティングノート》アマローネは通常プルーンの風味がありますが、このワインにはタバコの風味があり、より複雑さがあります。まさにアマローネそのもので、この価格はお値打ちです。(輸入元資料より抜粋)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ やや辛口 樽熟成 新樽香 樽リッチ バニラ香 ココナッツの香り トースト香 甘い香り 味種類 :子1 ≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ生産者テキストブック品種メルロー 80%、カベルネ・ソーヴィニヨン 20%英字Textbook Merlot Napa Valley醸造新樽比率30%のフレンチオークで14か月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス評価ワインスペクテーター91点内容量750mlJANコード798304195521輸入元オルカインターナショナル《このワインについて》 ナパ・ヴァレーの中でも特に銘醸地とされるオークヴィル。それからより海からの冷たい風の影響を受けるオーク・ノール・ディストリクト・オブ・ナパ・ヴァレー。その2つの地区にある8つのロットからこのメルローはつくられます。 このワインの目指すところは、ナパ・ヴァレーらしさの中にヨーロッパ・テイストの表現。特にオークヴィルのメルローは、豊満な果実味と複雑性を持ちます。水はけのいい土壌がブドウにストレスを与えるからです。 そこに涼しい海風によって自然な酸味と軽やかな味わいを持つオークノールのメルローを加えています。されに「メルロー」表記ではありますが、20%のカベルネ・ソーヴィニヨンによってタンニンと味わいの骨格がプラス。それによってボルドー的な上品で引き締まった味わいに仕上がっています。 《テイスティングノート》 フレッシュなブラックベリーやチェリーのような豊かなアロマに、オールスパイスのような深みのあるスパイス香を感じます。口当たりのベルベットのような質感はメルローという品種に対する期待に大いに応えてくれるでしょう。適度な渋味が味わいを端正なものにしています。 《生産者について》 「このワインはまさにナパワインのテキストブックだわ!」作り手が持つナパワインのイメージを、的確に表現したその味わい…設立者のひとりであるスーザン・ペイの漏らした感想が、ワイナリー名の由来となりました。 この生産者は自分たちのテイスティングルームやワイナリー施設を持っていません。ナパの地で施設を持つには多額の資金が必要で、それだけお金を掛けるなら、より良い樽を購入するなど、ワイン造りの道具に使いたいとの考えに基づいてのことです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 教科書的ワイン 教科書 カリフォルニアの教科書的メルロー 緑色ラベル グリーンラベル 味種類 :子1 酉11 惰H≪関連カテゴリ≫
産地ドイツ > ラインヘッセン生産者バッテンフェルト・シュパニア品種シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 100%英字Battenfeld Spanier Spatburgunder飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4260061879267輸入元ジェロボーム《疲れた時に飲みたいワインとは》 残業して帰ってきた後や、集中力を要する大事な仕事が終わった日。どんなお酒を飲みたくなりますか? 普段はワインが好きな人でも、ひょっとすると「今日はビールでいいや」となるかもしれません。 高級なワインほど、香りが豊かで余韻が長いもの。味わい自体も強いものが多いです。その方が値段が高いことに対する説得力があるから。 元気な時はそんなワイン歓迎なんですが、お疲れモードの自分にはちょっとしんどい。ビールならいいけど、ガツンと濃いお酒はちょっと・・・癒しが必要なときにピッタリなのが薄旨ピノ・ノワールです。 《テイスティングノート》 この赤ワイン、まず色合いが淡いです。彩度は高く鮮やかなルビーレッドで、その色合いが想像させるとおり香りにはレッドベリーやチェリーなどの可憐なフルーツを感じます。熟度の低さによる青いニュアンスは全くありません。口に含めば軽やかな果実感が広がり、穏やかなタンニンと丸い酸味が優しく舌を刺激します。フレッシュ感がありながらも尖りすぎていないので、ついもう一口、ついもう1杯と飲み進めてしまいます。 このワインが代謝されるころには、前日の「気苦労」はおぼろげになっていることでしょう。 《生産者について》 バッテンフェルト・シュパニアは1991年にドイツ・ラインヘッセンに設立されたワイナリー。ラインヘッセンはドイツの中でもオーガニック栽培に積極的なエリアで、「エコヴィン」に所属しバイオダイナミックを実践。「ラ・ルネッサンス・デ・ザペラシオン」にも加盟しています。 しかしそのワインは「自然派ワイン」というくくりにしてほしくない。サスティナブルな農法ながらワインの味わいは決して奇抜なものではありません。この地域の伝統を尊重しながら、ブドウ品種やグレードによる特徴をきちんと表現しています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 赤ワイン≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > ヴェネト生産者ルイジ・リゲッティ品種コルヴィーナ、ロンディネッラ、その他英字Valpolicella Ripasso Classico Superiore Campolieti Luigi Righetti醸造30hLのフレンチオークの大樽で12ヶ月熟成飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード4935919050975輸入元稲葉《このワインについて》 日本に輸入され始めて20年あまり。当初の値段が定価2000円(現在2200円+税)だそうです。なんと20年間ほとんど値上がりしていない!ほかのワインとは時間の流れが違うかのように、飽きのこない美味しさをずっとずっと手ごろに提供し続けてきたワインです。 このワインは「リパッソ」という方法でつくります。イタリア語で「元に戻す」という意味で、通常の発酵をさせたヴァルポリチェッラに、翌年の2〜3月にアマローネの搾りかすを加え再度発酵させます。アマローネとは収穫後に陰干しで乾燥させたブドウからつくる、濃縮した風味の高級ワイン。それをつくったあとの搾りかすにもしっかり風味や糖分が詰まっており、それを加えることで最低1%はアルコールが上がり、風味豊かなワインになるのです。 手間はかかりますが原価としてはそれほど変わらず、コスパよく美味しいワインが出来上がります。 《テイスティングノート》 スミレの鼻や甘いプルーンのような香り。通常のヴァルポリチェッラよりもしっかりと飲みごたえのある味わいですが、アマローネのような甘濃い感じはなく、端正でスマート。他の生産者がつくる「リパッソ」と比べてもエレガント路線でしょう。料理が欲しくなるようなバランス感です。濃厚でチーズをたっぷりつかった和風イタリアンというより、和洋折衷の普段の夕食がちょうどいいでしょう。 《生産者について》 イタリアのほぼ全ての生産者が参加すると言われる特大展示会、「ヴィニタリー」にも出展しない稀有なアマローネの生産者です。彼らは「そんな暇があるならワイン造りに費やす」と言い放つまさに職人。その結果彼らのワインには販促費がかけられておらず、昔ながらの提携農家のブドウを使用するため、より品質の高いアマローネが驚くべき価格で購入できます。そんな彼らのワインはヴィニタリーに出展せずとも既に国際的に認められており、輸出が98%を占めています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ≪関連カテゴリ≫
産地南アフリカ生産者ステラー・ワイナリー品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字Stellar Running Duck Cabernet Sauvignon飲み頃温度13〜15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750mlJANコード6009679891579輸入元マスダ《生産者について》 ステラーはイギリスのオーガニックワインとして2008年にNo.1 になったブランド。オーガニックワインを品質に妥協せずつくる生産者として知られています。 彼らがオーガニックに取り組む理由は環境保護とサスティナビリティ。その一環として労働者もステラー社の株を所有して、販売利益が直接還元される仕組みをつくっています。また近隣の託児所に出資するのも、今後数年だけでなく、数十年後も百年後もここでワインづくりが続くようにとの目的です。 エチケットに描かれるアヒル。畑では殺虫剤をまく代わりに彼らが害虫を食べてくれます。 《このワインについて》 酸化防止剤無添加でつくるため、ワインボトルは密閉性の高いスクリューキャップを使用。ヘッドスペースの空気を窒素で置換することで、極力酸素が入らないようにしています。 ダークチェリーや赤ピーマン、バニラの香り。カベルネ・ソーヴィニヨンとしては渋味も酸味も控えめで、優しい柔らかなボディ。フルーティーな赤ワインです。 ※醸造・瓶詰に置いて亜硫酸の添加は行いませんが、発酵過程で自然発生する亜硫酸は含みます。「亜硫酸塩含有」の表示があるのはそのためです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲55丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子2酉19
産地フランス > ブルゴーニュ > ボジョレー生産者シャトー・ド・ベル・アヴニール品種ガマレ 100%英字Chateau de Bel Avenir Gamaret飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラス白ワイングラス内容量750ml輸入元アズマコーポレーション《このワインについて》 ガマレはスイス生まれの交配品種で、「ライヘンシュタイナー」という白ブドウとガメイの掛け合わせで生まれました。 スイスでは1970年ごろから栽培されており、ボジョレーに持ち込まれたのはつい数年前だといいます。 栽培上は寒さに強いことが特徴で、味わいの点ではしっかり目のタンニンと凝縮感のある果実味。バランス感としてはオーストラリアのシラーズに少し似ていますが、スパイスや野性的なニュアンスは感じません。 まだ樹齢が若いため熟成能力のある高級ワインはつくれませんが、20年後は期待していいかもしれません。 《テイスティングノート》 しっかり日照を浴びたことを感じさせるベリー系の明るい果実味は、この生産者のガメイにも共通しており、ボジョレーの特徴が出ているのでしょう。比較するとガマレの方がタンニンが強いのですが、尖った荒々しいものではありません。分厚い牛肉が食べたくなります。 《テイスティングノート》 シャトー・ド・ベル・アヴニールは1850年代に設立された生産者であり歴史が長いのですが、ワインづくりの点では現在のオーナーが引き継いだ2019年のスタートと言っていいでしょう。エマニュエル・ベルトラン氏は「ワインはバランス、ピュアさ、複雑さ、ハーモニーが大切」という信念のもと、有機栽培を始めます。 現在ワインはVDFヴァン・ド・フランスというランクであることもあり、ブルゴーニュワインらしからぬ目を引く個性的なエチケット。とはいえ近々AOCに昇格予定です。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 惰K≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ボルドー生産者シャトー・ムートン・ロートシルト品種メルロー 、 カベルネ・ソーヴィニヨン 、 カベルネ・フラン 英字Mouton Cadet Rouge Classique飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード3262151444752輸入元エノテカ《有名で安い赤ワインは意外と少ない?》 「誰でも知っているようなワイン」といえば何を思い浮かべますか? モエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニヨン、ヴーヴ・クリコ・・・まずはシャンパンのいくつかの銘柄が出てくるでしょう。続いて「ロマネ・コンティ」や「オーパス・ワン」「ボルドー五大シャトー」のような高級赤ワイン。モエやヴーヴは1万円以下で手に入りますが、そのほかはみな高級ワインです。 デイリーワインの価格で楽しめる有名赤ワインって、実は結構希少なんです。なぜなら膨大な銘柄が流通しているから。 2000円の赤ワインなんて山ほどあるなか、この「ムートン・カデ」が有名なのは理由があります。「五大シャトー」がつくる「セカンドワインの先駆け」だからです。 《ムートン・カデのはじまり》 ボルドーは収穫期に雨が降ってしまうことも多い、ブドウ栽培が難しい土地です。なのでメドック地区のトップの一角に君臨する「シャトー・ムートン・ロートシルト」といえども、満足のいくワインがつくれない、いいブドウが穫れなかった年もあります。このブドウでは、いつもムートンを楽しみにしている顧客を満足させられない。 そこで考えたのが、弟分(=カデ)のグレードのワインをつくること。「ムートン」の看板ブランドを守るため、その基準に達しないワインを安く販売したのです。これが「セカンドワイン」の先駆けだと言われます。 現在は「ムートンのチームがつくるデイリーワイン」という位置づけに変わり、正式なセカンドワインは別銘柄となりました。それでもムートンのブランドを冠したワインの一つであり、知名度も入手性も抜群です。 《テイスティングノート》 ラズベリーやブルーベリーの香りに、ハーブやバニラのニュアンス。スムースな果実感に程よい酸味と控えめに主張するタンニン。ボルドーの赤ワインとして教科書的な、安心感のある味わいです。 自分の好みを表すとき、「ムートン・カデみたいなワインが好き」と言えば、殆どのワイン好きにはきちんと伝わることでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 酉11羊が王冠の旗を持っているイラスト 惰H≪関連カテゴリ≫
産地ニュージーランド > セントラル・オタゴ生産者フェルトン・ロード品種ピノ・ノワール 100%英字Felton Road Pinot Noir Calvert土壌深いシルトと炭酸カルシウムを含む土壌で、フェルトン・ロードが管理している醸造全房発酵25%、新樽比率30%で16か月間熟成飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元ヴィレッジセラーズ《ヴィレッジ・セラーズ熟成》 フェルトン・ロードは南半球のワイナリーですので、リリースは早く、ヴィンテージの翌年には入ってきます。その一部を輸入元のヴィレッジ・セラーズ様が富山の自社倉庫で保管。新しいヴィンテージがリリースされる度に古いものは少しずつ値上げされますが、その差はごくわずか。一般的なワイナリー蔵出しバックヴィンテージと比べると手頃に楽しめるのがありがたい! 輸入元で長期保管したものと、ワイナリー蔵出しのものを比べると、一般的には後者の方が状態が良く若々しいもの。それは出荷時に補酒やリコルクがされるからです。その点このワインはスクリューキャップ。栓が劣化することもなければ、ワインが減っていくスピードもゆるやかで、ボトル差も少ないです。 《生産者について》 1997年にピノ・ノワールをリリースするなり世界中を驚かせ、「セントラル・オタゴ」という地区を世界に知らしめたフェルトン・ロード。 早期よりバイオダイナミック農法、重力に配慮した醸造所設計、天然酵母による発酵、人的介入を最小限に抑える手法などを導入。今日のセントラル・オタゴのピノ・ノワールの基本ともいえるスタイルを築き上げた生産者です。 《このワインについて》 フェルトン・ロードのホームヴィンヤードといえる「エルムズヴィンヤード」から東に1km。深いシルト土壌が特徴のカルヴァート・ヴィンヤードからつくられるワインです。 《2019年ヴィンテージの特徴》 春から夏にかけて、例年の2倍の雨が降り、夏も暑かったヴィンテージ。普段は夏に乾燥するのでむしろそれは好ましく、収穫まで葉っぱは緑色を保ちました。収穫は3月29日から4月上旬まで。果粒は小さくも凝縮しており、果皮が厚く種は十分に熟しました。収穫は3月29日〜4月上旬でした。アルコール度数13.7%。 リリース時のコメント:カルヴァート特有の華やかでフローラルな香りに続き、ミネラルやスパイスが鼻腔をくすぐる。口に含むと緻密でエレガントな旨みがシームレスに広がり、タンニンの存在感はこのワインの複雑さをバックボーンとして支える。カルヴァートらしい優美なフィネスを備えたワイン。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子4酉18≪関連カテゴリ≫西1
産地ニュージーランド > マーティンボロー生産者マ・メゾン品種ピノ・ノワール 100%英字Ma Maison Martinborough Pinot Noir土壌シルト層の下に水はけの良い堆積土壌醸造新樽10%で12ヶ月間の樽熟成おすすめ料理鴨のテリーヌ飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード9421902017308輸入元サザンクロス《生産者について》 マ・メゾンは、ともにワイン愛好家であるエドワードとマージョリー夫妻により、ピノ・ノワールへの情熱を多くの人々と分かち合いたいという思いから、1993年に設立されました。食事を楽しむこと、そしてワインに深い情熱を持っていたエドワードは、彼らのレストラン「Ma Maison」と同じ名前をワイナリーにも付けました。 《このワインについて》 ニュージーランド北島のワイララパ地方にある「マーティンボロ」という産地は、少量生産の高品質なワインが作られている産地。そのためマールボロのものよりも全体的に価格は高くなってしまいますが、割高というより廉価品がないだけ。このワインももちろんハイクオリティで、単純な果実味に頼らない繊細なフレーバーと、ニュージーランドらしいフルーティな味わいが、素晴らしいバランスで表現されています。 《テイスティングノート》 フレッシュラズベリーやブルーベリーの香りに、わずかにクローブが寄り添います。味わいはベリーのニュアンスの後、まろやかな旨味とともに黒コショウのようなスパイスをほのかに感じ、心地よく余韻をまとめ上げます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子4酉18 惰S≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > セントラル・コースト生産者カレラ品種ピノ・ノワール 100%英字Calera Mount Harlan Mills Vineyard Pinot Noir 飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード4961350124579輸入元JALUX ( ジャルックス )[ワインアドヴォケイト誌 2020年2月のレビュー] 新樽30%のフレンチオークで17ヶ月間熟成させた2016年のピノ・ノワール ミルズ ヴィンヤードは、グラスの中は淡いルビーからミディアムルビー色だ。香りは埃っぽい土と砕いた石のノートから始まり、シャルキュトリー、ドライレッドチェリー、マッシュルーム、木の皮に紅茶の葉のヒントへと肉付けされる。味わいはミディアムボディで、風味豊かでしっかりとした骨格を持ち、フレッシュさとフィニッシュのニュアンスがシームレスに織り込まれている。 [Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2020-2025年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子4酉18 惰H≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ボーヌ > ポマール生産者ベルトラン・バシュレ品種ピノ・ノワール 100%英字Pommard Bertrand Bachelet飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス輸入元フィラディス《生産者について》コート・ドール最南端のアペラシオン、「マランジェ」。そこに本拠地を置くのが、「バシュレ・モノ」の従弟にあたる「ベルトラン・バシュレ」です。所有している畑はマランジェからポマールにかけての13haほど。ブドウ畑の中で幼少から育ち、ボーヌの醸造学校でワインづくりを学び、各地で修行して実家に戻りました。様々なアペラシオンからワインをつくる中で、それぞれのテロワールの個性をワインに表現するのが彼の目指すところ。それゆえに醸造においては特別なことはせず、最小限の介入をこころがけているといいます。味筋としては今どきの少し還元的で引き締まったスタイル。酸味の上品さやミネラル感といったブルゴーニュワインファンが求める要素はしっかりと兼ね備えています。決して派手さや力強さを追い求めるスタイルではありません。《輸入元によるテイスティングノート》若いうちはフレッシュな果実のアロマが感じられ、熟成によってチョコレートやコショウのような香りに変化する。ふくよかでしっかりとした味わいのワイン。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ≪関連カテゴリ≫
産地スペイン生産者ベルベラーナ品種テンプラニーリョ、シラー、ガルナッチャ英字Berberana Dragon Gran Reserva醸造アメリカンオークとフレンチオークで48か月熟成。瓶熟成1年以上。飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード4935919072328輸入元稲葉《「グラン・レセルバ」とは》 スペインには熟成期間による表記ルールがあり、「グランレセルバ」はその最上級です。赤ワインの場合最低5年以上の熟成、そのうち最低18か月オーク樽熟成と定められています。テンプラニーリョやモナストレルをはじめタンニンの強いブドウ品種が多いスペイン。その口当たりをまろやかにして、より親しみやすいようにという目的なのでしょう。 つまり収穫から少なくとも6年程度を経て、ようやく日本に届くということ。このワインも決して売れ残りというわけではなく、現行として今このワインを楽しめるのです。 他の国にもワイナリー独自に熟成リリースするところはありますが、これほど低価格でいろいろな熟成ワインが楽しめるところは、スペインとボルドー以外にありません。 《テイスティングノート》 樽熟成によるアーモンドやチョコレート、ヴァニラ、コーヒーのような複雑なアロマ。荒々しいタンニンはまったくなく、艶やかに舌の上を滑っていき、複雑な余韻が残ります。 《生産者について》 ドン・ミゲル・マルティネス・ベルベラーナは1877年にリオハに設立されたワイナリー。コストパフォーマンスのあるワインに定評があり、近年はその生産地域をカタルーニャにも広げています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 リザーブ リザーヴ レゼルブ レゼルヴ レゼルバ レゼルヴァ レセルバ 味種類 :子1 酉10≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ソノマ生産者フリーマン品種ピノ・ノワール 100%英字Freeman Akiko's Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス評価パーカーポイント93点(2018VT)、92点(2017VT)内容量750ml輸入元ワイン トゥ スタイル《生産者について》 フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマン氏と奥様のアキコさんによって 2001 年に設立されました。彼らが夢見たのは、カリフォルニアでブルゴーニュのような複雑味と、飲み手を惹き込む力を持ったワインを自分達の手で造ることです。 現在日本人女性として、唯一畑を所有するオーナー醸造家なのがアキコさんです。 《このワインについて》 アキコズ・キュベはワイナリーのファーストヴィンテージである2002年から作り続けられている特別なワインでフラッグシップ。 ワインメーカーのアキコ氏と、コンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ、その年の様々な畑・樽からブレンドを作り上げます。それを他のスタッフを交えてブラインドテイスティングしたところ、毎年のようにアキコ氏のブレンドが一番人気になることから、この名前がつけられました。 《テイスティングノート》 フリーマンのワインの中で最も濃密なアロマを持ちます。開けるタイミングによってはデキャンタージュも必要になるでしょう。 深みを感じるベリー系の香りに、様々な花の香りが混ざります。フレッシュハーブや森の下草などの複雑な風味もありながら、味わいには透明感があり素晴らしくエレガント。「グロリア」「ユーキ」などの単一畑のワインと比べても、一段階上級であることをしっかりと訴えかけてきます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N アキコ 西ソノマコースト あきこ ヴィンヤード&ワイナリー 甥っ子 おいっこ ユーキ 日本人生産者 女性生産者 日本人オーナー女性醸造家 お嬢様 高級赤ワイン エレガント バラク・オバマ元大統領のホワイトハウス公式晩餐会ミディアムボディ 辛口 子4酉18≪関連カテゴリ≫南1
産地フランス > ボルドー > ポイヤック生産者シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト品種カベルネ・ソーヴィニヨン 75% 、 メルロー 20% 、 カベルネ・フラン 5%英字Chateau Grand Puy Lacoste飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元JIS【パーカーポイント94点】[ワインアドヴォケイト誌2016年5月のレビュー]ロンドンで開催されたボルドー・インデックスの年次10年オンテイスティングで試飲した。2006年のシャトー・グラン・ピュイ・ラコステは、10年前に樽から試飲したときに絶賛したものだ。このワインは、非常に美しく、非常にクラシックなポイヤックのブーケを持ち、生き生きとしたブラックベリー、ラズベリー、ワイルドミントのアロマが、巧みにオークを吸収しているのが特徴だ。口当たりはミディアムボディで、上質なタンニンがあり、おそらく他のヴィンテージよりも前面に出た「GPL」ですが、タンニンには本物の繊細さがあり、後方にある余韻は素晴らしい精度を備えている。長期熟成可能なことを示唆する実体があり、あと3〜4年経てば飲み頃を迎えるできるかもしれない。[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2019-2038年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 赤ワイン酉19≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ボーヌ生産者メゾン・ジョセフ・ドルーアン品種ピノ・ノワール 100%英字Chorey les Beaune Maison Joseph Drouhin土壌粘土石灰質、平均樹齢53年醸造ステンレスタンクにて、トータル2〜3週間のかもし発酵。天然酵母を使用。 新樽を10%含むフレンチオークで12〜15ヵ月熟成。おすすめ料理ローストチキン、鴨のスモーク、仔羊のグリル、ブリーチーズ、ルブロション(ウォッシュタイプ)など飲み頃温度16 - 20℃おすすめグラスブルゴーニュグラス評価ワインスペクテーター90点(20220VT)内容量750mlJANコード12086515613輸入元三国ワイン《生産者について》1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌで創業。140年以上に渡る家族経営の中でテロワールへの信念を守り続ける、ブルゴーニュを代表するワイナリーです。現在舵を取るのは4世代目の4兄弟。いち早いビオディナミ農法転換や地球温暖化への対策等、真のブルゴーニュスタイルを貫くため手腕を発揮しています。1976年より除草剤などの化学薬品は一切使用せず、1988年には本格的な有機栽培へ転換。1997年より切り替えをはじめているビオディナミ農法は、10年の歳月をかけて2007年に全自社畑約80haへの導入が実現されています。《このワインについて》「コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ」の名で販売されることの多いショレイのワインですが、ドルーアンでは実際にぶどうを産出している村の名前を冠しています。ボーヌ市の北近郊、コルトンの丘の裾野に近い、小さなショレイの村周辺に広がる畑です。本国フランスのレストランで極めて需要が高いアイテムのひとつです。コート・ド・ボーヌ地区のワインの中でもその特徴のあらわれた、王道的味わいをこの価格帯で実現させた逸品です。《テイスティングノート》香りは驚くほどフルーティで強烈、口に含むと柔らかくしなやか、のど越しもよく丸みがあります。後味は非常に香り高く、ブラックベリージャムを思い出させます。若いうちは、野生のベリーの香りが強く、約3〜5年で、トリュフや下草の香りへと変化していきます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 味種類 :子3 酉18 惰S≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ生産者ハーラン・エスエート品種カベルネ・ソーヴィニヨン 70% 、 メルロー 20% 、 カベルネ・フラン 8% 、 プティ・ヴェルド 2%英字Harlan Estate Red Wine飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元中川ワイン[ワインアドヴォケイト誌 2021年1月のレビュー] 2018年のハーラン・エステートは、3月に瓶詰めされる樽サンプルとして試飲した。深いガーネットパープル色で、ブルーベリーパイ、チョコレートがけチェリー、マルベリー、ブラックカラントのパスティーユが素晴らしくほどに香り高く、クミンシード、ローズオイル、ブラックオリーブのほのかな香りが現れるには、かなりのスワリングが必要である。ミディアムからフルボディーで、粒状の触感のある口当たりで、説得力のある主張の強い味わいで長く優雅な土の混じった余韻で驚くべきエネルギーを感じさせる。 [Lisa Perrotti-Brownによる試飲]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲33丁N戊N己N フルボディ 辛口 酉19 東5
産地アメリカ > カリフォルニア生産者マックマニス・ファミリー・ヴィンヤーズ品種ジンファンデル 77% 、 テロルデゴ 15% 、 プティ・シラー 8%英字McManis Zinfandel Lodi Californiaおすすめ料理肉類全般、赤ワイン煮込みやデミグラスソースをつかった料理飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード0670580009177輸入元中川ワイン《生産者について》 マックマニスは1938年創業。ブドウ栽培農家として、カリフォルニアのワイン産業を長年支えてきました。 1990年台にはいってロン&ジェイミー・マックマニス夫妻の代になり、自社でのワインづくりを開始。「リボン」という地域に1000ha、ローダイに1000haと広大な自社畑を持ち、そこから非常にコストパフォーマンスに優れたワインをつくっています。 《このワインについて》 ジンファンデルの畑は、カリフォルニアの中でも特にジンファンデルに適した地であるローダイの畑から。 アルコール発酵の途中でプレスにかけ、ワインだけで発酵を終了させる製法により、渋味の穏やかな赤ワインに仕上げています。 《テイスティングノート》 ブルーベリーやストロベリーなどのフルーツ感のある香り。樽熟成による甘いニュアンスもあり、穏やかなタンニンと合わせて非常に親しみやすく、ワイン初心者にもお勧めしやすい赤ワインです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲55丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子1子2酉32 惰S≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア生産者ポール・ラトー品種シラー 95% 、 ヴィオニエ 5%英字Paul Lato Bien Nacido Vineyard il Padrino Syrah飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元ilovecalwine[ワインアドヴォケイト 2020年10月] 2018年のシラー・イル・パドリーノは、Zブロックから。5%のヴィオニエと共同で発酵させ、約10%の茎が含まれている。85%の新樽で熟成させたこのワインは、中から深みのあるルビーパープルの色をしており、ブラックベリーとボイゼンベリーのジャムの華やかな香りに、スミレ、コショウ、メントール、コーヒーのピュアなノートが加わっている。ミディアムからフルボディで、しっかりとした熟したタンニンと継ぎ目のない新鮮さに支えられて、味が外に向かって膨らんでいき、非常に長く味わい深いフィニッシュとなる。なんて上品なシラーなんでしょう! 150ケースのみ生産。 [Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2020-2030年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1酉12 惰H≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > レイク・カウンティ生産者シャノン・ファミリー・オブ・ワインズ品種プティット・シラー 100%英字Shannon Ridge Petit Sirah飲み頃温度14 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750mlJANコード0857680001021輸入元布袋ワインズ《レイク・カウンティとそのワイン》 レイク・カウンティはナパ・カウンティの北側にあります。その名の通り「クリア湖」という大きな湖を囲むように広がります。ワイン産地としては決して有名ではなく、ワイナリー数は20ほどしかないそうです。一方で栽培農家はたくさんあります。昔からナパ・ヴァレーのワイナリーにブドウを出荷しており、手ごろなワインのブレンドに使われていたといいます。 (アメリカのワイン法で、15%までは別の地域のブドウをブレンドしても「ナパ・ヴァレー」が名乗れます) 標高が350-750mと高いため環境は冷涼です。果実味がそれほど強く表れず、赤ワインはタンニンにしっかり収斂性があります。カリフォルニアワインとしてはボルドーのニュアンスを強く持つ部類です。 《このワインについて》 シャノン・ファミリー・オブ・ワインズの設立自体は40年以上前。1996年から1000エーカーの畑でブドウをつくってきました。作業効率の悪い斜面の畑にもかかわらず有機栽培を実践。2022年ヴィンテージからはCCOFというカリフォルニアの基準の厳しいオーガニック認証を受けています。 《このワインについて》 レイク・カウンティ内の複数の畑からつくります。ハイ・ヴァレーAVAの赤いフルーツ感と力強いタンニン。レッド・ヒルズAVAはブラックベリーなどの濃厚な果実味を与えています。ビッグ・ヴァレーAVAのブドウで、味わいに厚みもたらされるそうです。 果実感が強調されたワインを飲むのが年齢とともにしんどくなってきた方にとっては、どこかホッとする味わい。強い味わいになりやすいプティット・シラーとは思えない上品さです。グイグイ迫ってこないので、心地よく飲み続けられます。 これまで注目されてこなかった産地からの手ごろで上質なワインとして、「隠れた逸品」と言えるでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子1≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > セントラルコースト > モントレー > サンタルシアハイランズ生産者ロア・ワインズ品種ピノ・ノワール 100%英字Roar Santa Lucia Highlands Pinot Noir 飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750ml輸入元アイコニックワイン・ジャパンサンタルシアハイランズでピゾーニ・ヴィンヤードに勝るとも劣らない人気のゲーリーズ・ヴィンヤード, ロゼラス・ヴィンヤードを所有するゲーリー・フランシオーニのエステートワイン。 彼の家はサンタルシアハイランズで100年続いた農家で、1996年よりブドウ栽培を始めます。ピゾーニ・ヴィンヤードから株分けされたピゾーニ・クローンが植えられていて、これらの優れたブドウはシュデューリを始めとする著名ワイナリーに供給されています。自らのブドウでエステートワインを造るようになったのは2001年からで、リリースされるなり高評価を得て、今やカリフォルニアを代表するピノノワールのひとつとなりました。 アメリカ本国でもなかなか入手困難なワインです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン味種類 : 子4酉18 惰H≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ボルドー > ポイヤック生産者シャトー・ムートン・ロートシルト品種カベルネ・ソーヴィニヨン 68% 、 メルロー 32%英字Le Petit Mouton de Mouton Rothschild飲み頃温度15〜18℃おすすめグラスボルドーグラス評価ワインアドヴォケイト92点内容量750mlJANコード3262156052754輸入元JIS【パーカーポイント92点】 [ワインアドヴォケイト誌 2022年4月のレビュー] 2019年のル・プティ・ムートンは、ミンティ・ベリー、チェリー、甘草、トースティな新樽の豊かなブーケが特徴的な、とりわけ真面目なワインだ。ミディアムからフルボディーで、深みがあり、濃縮された果実味、若々しく噛み応えのあるタンニン、長く樹液のニュアンスの多い余韻を持つ。少し瓶熟成させることで味わいが深まるだろう。 [William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2025 - 2045年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲33丁N戊N己N プチ セカンドワインフルボディ 辛口 子1酉19≪関連カテゴリ≫東5
産地フランス > ブルゴーニュ > ボジョレー生産者シャトー・カンボン (マルセル・ラピエール)品種ガメイ 100%英字Brouilly Chateau Cambon内容量750mlJANコード4582652584252輸入元テラヴェール2010年に亡くなったマルセル・ラピエール氏は、『自然派の父』と呼ばれています。 アンリ・フレデリック・ロック、フレデリック・コサール、マルク・アンジェリ、フィリップ・パカレ、ピエール・ブルトン。彼に影響を受けた生産者は、いまワイン界をリードする存在として、大きなムーブメントを起こしています。 シャトー・カンボンは、マルセル・ラピエール氏が起こした別ブランド。氏亡きあとは、妻のマリーと息子のマチューが意思を継いで経営しています。 赤い花崗岩の典型的なボジョレーの土壌。赤いベリーの生き生きとしたアロマが広がる、どこまでもピュアな果実感をもつワインです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲42丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 ワイン 赤ワイン酉34 ≪関連カテゴリ≫
産地イタリア > トスカーナ生産者テヌータ・サン・グイド品種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー英字Guidalberto Tenuta San Guido醸造ステンレスタンクで発酵・マロラクティック発酵、フレンチオークとアメリカンオークで15か月熟成、リリース前に瓶熟成3か月飲み頃温度13 - 15℃おすすめグラスボルドーグラス評価パーカーポイント94点(2021VT)、92点(2020VT)内容量750mlJANコード4562301185085輸入元エノテカ《生産者について》 イタリア・トスカーナ州について一時代を築いたワイン「サッシカイア」。 生産者である「テヌータ・サン・グイド」は、「スーパートスカーナ」という言葉を世界に広めたワイナリーです。 サッシカイアのリリース当時、フランス品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンを85%以上使うワインは、トスカーナ産ワインとしては認められていませんでした。だからワイン法におけるグレードは最下級の「テーブルワイン」。 しかしその品質は突出しており、1985年ヴィンテージはイタリアワインとして初のパーカーポイント100点を獲得。その品質と人気はついに法律を動かし、「ボルゲリ・サッシカイアDOC」という単独の認定産地ができたほどです。 《このワインについて》 サッシカイアの高評価は決して過去のものではなく、2018年ヴィンテージはワインスペクテーターの年間TOP100において第1位を獲得。今も進化を続けています。それに伴って価格も順調に上がっており、最新ヴィンテージで3万円弱。そうそう手が出るものではありませんし、若いうちはタンニンが強すぎてバランスが良くありません。 普段飲みとはいわずとも、何かちょっといいことがあったときに開けたいワイン。そんな「自分へのご褒美」としてピッタリなのが、セカンドワインにあたるこの「グイダルベルト」です。 違いとしてはサッシカイアがカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランという構成なのに対し、グイダルベルトはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローからつくられます。 《テイスティングノート》 カシスなどの黒や赤のベリー香に、スミレやスパイス、ヴァニラなどの豊かでありながら引き締まったアロマを感じます。凝縮感のある果実味ときめ細かく豊富なタンニン。渋みが苦手な方はデキャンタをして飲むことを検討していもいいでしょう。余韻と共に全体を引き締める酸味はどこまでもエレガントです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号 :甲43丁N戊N己N フルボディ 辛口 味種類 :子1 酉19 惰H≪関連カテゴリ≫
産地フランス > ボルドー > グラーヴ > ペサック・レオニャン生産者シャトー・オー・バイィ品種カベルネ・ソーヴィニヨン 50% 、 メルロー 45% 、 カベルネ・フラン 5%英字Chateau Haut Bailly飲み頃温度15 - 18℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元JIS【パーカーポイント93点】[ワインアドヴォケイト誌171号 2007年6月のレビュー]2004年のオー・バイィは、このアペラシオンの最高級ワインの候補となるものだ。濃いルビー/紫色で、焦げた土、甘いブラックカラント、チェリー、そしてほのかなパングリルのクラシックなアロマを伴っている。足取りは軽いが、しっかりとした風味があり、驚くほど純粋で、程よい酸味、熟したタンニン、豊かな風味と余韻を備えている。口の中で少しずつ、そして繊細に膨らんでいくが、これは本物だ。[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2010-2024年]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲43丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 赤ワイン子5東5酉19≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > セントラル・コースト > パソ・ロブレス生産者ポストマーク(ダックホーン)品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字Postmark Cabernet Sauvignon Paso Robles飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量750ml輸入元中川ワイン《ブランドについて》 「ポストマーク」を手掛けるのはダックホーン・グループ。ダックホーンがかかわりを持つナパ・ヴァレー各地の畑から、リーズナブルなカベルネ・ソーヴィニヨンをつくるべくスタートしたプロジェクト。 「ポストマーク」とは、昔から重要な場所や日付を示すために手紙に押されるスタンプのことです。友人から来た「ポストマーク」の押された手紙のように、このワインがあなたに喜びをもたらしますように。 《産地の変更》 カリフォルニアでは近年、大きな山火事が頻発しています。秋口におきる大きな山火事は、ワインづくりに致命的な影響を与えることが多いのです。というのも、ブドウの状態で煙をかぶってしまえばワインにその臭いがあらわれるため、台無しになってしまうからです。 ポストマークのように買いブドウ中心にリーズナブルなワインをつくっている場合は影響を受けやすく、ブドウが調達できなくなったのでしょう。2019年から産地をパソ・ロブレスに移してつくっています。 《テイスティングノート 》 よく熟したベリー系のアロマ。凝縮したダークチョコレートやコーヒー、プラムのジャムのような風味。しなやかで優しいタンニンが特徴です。以前よりも押し寄せるような果実感は控えめになりましたが、味わいの立体感が増しています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N フルボディ 辛口 子1酉19 惰S≪関連カテゴリ≫
産地アメリカ > カリフォルニア > セントラル・コースト > モントレー生産者モーガン・ワイナリー品種ピノ・ノワール 100%英字Mogan Winery Monterey Pinot Noir醸造オープントップタンクでの発酵、新樽比率25%のフレンチオークで10か月熟成おすすめ料理サーモングリル、ラムの煮込み飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスブルゴーニュグラス内容量750mlJANコード0715897009738輸入元アイコニックワイン・ジャパン《生産者について》 近年は高品質ピノ・ノワールの産地として注目を集めるサンタ・ルシア・ハイランズ。そこが1991年に認定される以前から、この地に目をつけてきたのが、モーガン・ワイナリーのダン・モーガン・リーです。 1996年に購入した自社畑ダブルLヴィンヤードは、2001年にサンタ・ルシア・ハイランズで初めて有機栽培農地として認められました。 「テロワールの持つ特性、ブドウ品種の特徴が忠実に反映されたワインをつくること」を目指しています。 《このワインについて》 アレン・ヴィンヤードを中心に、モントレー・カウンティ内のいくつかの産地のブドウを購入してつくるエントリーレンジ。 ラズベリーやストロベリーの鮮やかなアロマ。キャンディーのような甘い香りや杉のニュアンスも感じます。赤色のベリーのリッチな果実味の中に、ハーブのような爽やかさを持ちます。 この地の名手モーガンの腕前を感じさせるワインで、上級ワインの期待感を高めます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲44丁N戊N己N ミディアムボディ 辛口 子4酉18 惰H≪関連カテゴリ≫