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バラやラベンダーのアロマが漂う、カルメネールの個性際立つ1本 豊作となったカルメネールを23%と多めにブレンドした2019年ヴィンテージ。フルボディで丸みがあり、スパイシーで長く、ドライでシリアスなフィニッシュ。カルメネールの特徴であるハーブのようなフレッシュさを加えた味わいは、セカンドのエプと比べて、バラやラベンダーのアロマが際立っている。 シルキーでビロードのような質感。 生産者アルマヴィーヴァAlmavivaヴィンテージ2019容量3000ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2021 - 2030The 2019 Almaviva is a blend of 68% Cabernet Sauvignon, 23% Carmenère (from Peumo), 5% Cabernet Franc, 3% Petit Verdot and 1% Merlot, higher in Carmenere and reflecting a warmer and drier vintage when then bottled wine reached 15% alcohol. It fermented with destemmed grapes in stainless steel and matured in French oak barrels, 75% of them new, for 18 months. Here, the Carmenere adds herbal freshness and changes the aromatic profile when compared with the 2019 Epu. 2019 was a good year for Carmenere, which suffers in extremely warm years like 2017, but in moderately warm years like 2019, the variety displays that herbal character and has good density. It's full-bodied and round, with saturated tannins, tasty, spicy and long, with a dry, serious finish. It's balsamic, with notes of camphor and a silky and velvety texture. 200,000 bottles produced. It was bottled in January 2021.(Issue 256 End of August 2021, The Wine Advocate, 1st Sep 2021) 豪華コラボレーションで生み出された、チリのプレミアムワイン アルマヴィーヴァ Almaviva チリを代表するワインメーカー「コンチャ・イ・トロ」とボルドー5大シャトーの「シャトー・ムートン・ロートシルト」がタッグを組んでできたのが「アルマヴィーヴァ」。1998年9月に初ヴィンテージが発表されるやいなや「チリのオーパス・ワン」と呼ばれるほど、世界中で大絶賛されています。「アルマヴィーヴァ」の名は、後にモーツァルトによってオペラ化されたボーマルシェの名作「フィガロの結婚」に出てくるアルマヴィーヴァ伯爵に由来。ラベルの“ALMAVIVA”というロゴはボーマルシェ本人の筆跡をそのまま使用。一方、エチケットはチリの先祖代々の歴史に敬意を表し、古代マプチョ文明における地球と宇宙をシンボル化した図像です。二つの偉大な伝統文化が手を結び、造り上げたワインです。ボルドー最高峰の技術から生み出される、力強くもフィネス溢れるスタイル収穫は手作業で行われ、2016年から光化学選果台を用いての選別を追加。良質なブドウしかタンクに入れないというポリシーのもと、選別にこだわっているのがアルマヴィ―ヴァのワイン造りの特徴です。テクニカル・ディレクターは、フランスやオーストラリアで経験を積んだミシェル・フロウ氏。数十回ものテイスティングを経て、最終的なブレンドを決定するなど、徹底した品質管理を行っています。アルコール発酵は100?150hlのステンレスタンクを使用。熟成は、基本的にフレンチオークを用います。こうして造られるワインは、豊かな果実の風味が溢れる豊潤なスタイル。力強くもしっかりとした酸味が重なる、長期熟成のポテンシャルを備えた逸品です。 アルマヴィーヴァ 一覧へ
Opus One 2018 明るく大胆なボイセンベリー、温かみのあるカシス、熟したジューシーな黒プラムに加え、ライラック、ウーロン茶、シナモンスティック、耕した土、黒トリュフのニュアンスがグラスから湧きあがります。ミディアムからフルボディの味わいは、歯ごたえのあるブラックフルーツの層がぎっしりと詰まっており、しっかりとした粒状のタンニンと素晴らしいフレッシュさに支えられ、果実味のあるミネラリーな余韻へと続きます。 生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2024 - 2058Very deep garnet-purple in color, the 2018 Opus One soars out of the glass with bright, bold boysenberries, warm cassis and ripe, juicy black plums notes, plus emerging nuances of lilacs, oolong tea, cinnamon stick, tilled soil and black truffles. Medium to full-bodied, the palate is packed with tightly wound layers of crunchy black fruits, supported by firm, grainy tannins and fantastic freshness, finishing with lifted fruitiness and on a lingering mineral note.(Issue 253 End of February 2021, The Wine Advocate, 27th Feb 2021) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
無類の個性を放つカリフォルニア・カルトワインの頂点 世界中のワインマニアの心を動かすカリフォルニア・カルトワインの頂点。自社製品のプロモーションはメーリングリストでワインを売り切れるため行うことなく、まさにDRCと並び世界で最も高値で取り引きされる世界最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンの1つです。年間生産数は僅か6000本程度で、メーリングリストに登録された顧客のみに販売される究極のアイテムです。 生産者スクリーミング イーグルScreaming Eagleワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2013 - 2038The 2009 Screaming Eagle Cabernet Sauvignon (87% Cabernet Sauvignon, 8% Cabernet Franc and 5% Merlot) displays a slightly peppery nose, but ratchets up the level of concentration with pure black currant and black cherry fruit as well as licorice and lead pencil shavings. This beautiful, dense, full-bodied 2009 is exceptionally elegant, pure and seamless. Drink it over the next 20-25 years.(209, The Wine Advocate, 31st Oct 2013) 世界中で争奪戦が起きるキングオブカルト スクリーミング イーグル Screaming Eagle 始まりは不動産業で成功を収めたジーン・フィリップス女史と、全米史上初のパーカー・ポイント100点満点を獲得したダラ・ヴァレ・マヤを生み出したハイジ・バレット女史のコンビでした。1992年にロバート・パーカーが99点をつけて、一気にカリフォルニアカルトの最前線に躍り出ました。億万長者の実業家スタン・クロンケが買収してから、支配人のアルマン・ド・メグレとワインメーカーのニック・ギスラソンの下でさらに品質を上げています。徹底した区画別の栽培・醸造やカスタムメイドの発酵槽など、ブルゴーニュもかなわないハンズオンのアプローチで、エレガントなワインを世に出しています。様々な評価誌からの絶大な評価ロバート・パーカー監修ワインアドヴォケイトより1997年、2007年、2010年、2012年、2015年そして2016年に通算6度のパーフェクトスコア100点を獲得しています。またジェームス・サックリング氏より2012年、2013年、2015年に100点を獲得、ジェブ・ダナック氏より2015年に100点を獲得し、合計10回の100点を獲得しています。希少価値の非常に高いワイン毎年リリースされるのはたったの6,000本ほどと極端に少なく、これはロマネ・コンティの製造本数とほぼ同じです。非常に入手困難なワインであり、取り引き価格はカルトワインの中でもダントツのトップです。世界最高峰のカベルネソーヴィニヨンスクリーミング・イーグルは、五大シャトーをも上回る濃密で華やかなアロマと、驚愕とも言える果実の凝縮感が特徴です。口当たりはシルクのように超柔らかで、エレガントな酸にタンニンはとにかく滑らかです。ブドウそのもののピュアな甘さや旨みが溢れ、果てしなく長い余韻が続きます。濃厚でありながら繊細さもあり、重すぎない完璧なバランスに仕上がっています。 スクリーミング イーグル 一覧へ
並みの格付けシャトーを遥かに凌ぐクオリティを誇るラトゥールのセカンド 100年以上に渡って大切に守られてきたファーストの畑を囲む区画で育つ、樹齢40年を超える優良なブドウを使用し、ファーストとの醸造の違いは新樽率のみという贅沢な造りで仕立てられます。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourワイン名レ フォール ド ラトゥールLes Forts de Latourヴィンテージ2015容量1500ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2021 - 2041Composed of 63% Cabernet Sauvignon, 35.6% Merlot, 0.5% Cabernet Franc and 0.9% Petit Verdot, the 2015 Les Forts de Latour needs a fair bit of air to unlock a profound, powerhouse nose of blackcurrant cordial, boysenberries, plum preserves and dark chocolate, with suggestions of Chinese five spice, clove oil, violets and crushed rocks. The palate packs an absolute flavor wallop, bursting with rich, ripe black fruits and loads of spicy sparks, while framed by beautifully plush tannins, finishing long and minerally. Not at all heavy, on the contrary, the Les Forts is both expansive AND tantalizingly refreshing. In terms of evolution, it has barely budged since I last tasted it in 2017. While it's drinking very well right now, it easily has a good 20 years of cellaring ahead, maybe more. Impressive.(March 2021 Week 4, The Wine Advocate, 23rd Mar 2021) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ2001容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2018 - 2045The 2001 Chateau Margaux continues to evolve in impressive fashion. The nose feels sensual, veering towards red rather than black fruit, with disarming purity and perhaps showing more floral/violet character than the 1999. Both display tremendous precision and delineation. The palate is medium-bodied, edgy and tensile with crisp acidity, so fresh and vital in the mouth. Tasted next to the 1996 Château Margaux, it is clear to see that the 2001 is several steps behind, yet the way it fans out with such confidence and brio on the finish assures that this has a prosperous future. Tasted May 2016.(227, The Wine Advocate, 29th Oct 2016) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
無類の個性を放つカリフォルニア・カルトワインの頂点 世界中のワインマニアの心を動かすカリフォルニア・カルトワインの頂点。自社製品のプロモーションはメーリングリストでワインを売り切れるため行うことなく、まさにDRCと並び世界で最も高値で取り引きされる世界最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンの1つです。年間生産数は僅か6000本程度で、メーリングリストに登録された顧客のみに販売される究極のアイテムです。 生産者スクリーミング イーグルScreaming Eagleワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2025 - 2065Medium to deep garnet-purple colored, the 2018 Screaming Eagle soars out of the glass with vibrant notions of ripe blackberries, black cherries and fresh red and black currants plus wafts of licorice, candied violets, cedar chest and clove oil with a beguiling touch of sea spray. Medium-bodied with jaw-dropping elegance, the palate is finely textured and yet built like a brick house with a super taut backbone and exquisitely knit acidity. The intense black and red fruit flavors are accented by layers of mineral and floral notions, finishing with incredible length and depth. Undeniably stunning.(November 2020 Week 1, The Wine Advocate, 6th Nov 2020) 世界中で争奪戦が起きるキングオブカルト スクリーミング イーグル Screaming Eagle 始まりは不動産業で成功を収めたジーン・フィリップス女史と、全米史上初のパーカー・ポイント100点満点を獲得したダラ・ヴァレ・マヤを生み出したハイジ・バレット女史のコンビでした。1992年にロバート・パーカーが99点をつけて、一気にカリフォルニアカルトの最前線に躍り出ました。億万長者の実業家スタン・クロンケが買収してから、支配人のアルマン・ド・メグレとワインメーカーのニック・ギスラソンの下でさらに品質を上げています。徹底した区画別の栽培・醸造やカスタムメイドの発酵槽など、ブルゴーニュもかなわないハンズオンのアプローチで、エレガントなワインを世に出しています。様々な評価誌からの絶大な評価ロバート・パーカー監修ワインアドヴォケイトより1997年、2007年、2010年、2012年、2015年そして2016年に通算6度のパーフェクトスコア100点を獲得しています。またジェームス・サックリング氏より2012年、2013年、2015年に100点を獲得、ジェブ・ダナック氏より2015年に100点を獲得し、合計10回の100点を獲得しています。希少価値の非常に高いワイン毎年リリースされるのはたったの6,000本ほどと極端に少なく、これはロマネ・コンティの製造本数とほぼ同じです。非常に入手困難なワインであり、取り引き価格はカルトワインの中でもダントツのトップです。世界最高峰のカベルネソーヴィニヨンスクリーミング・イーグルは、五大シャトーをも上回る濃密で華やかなアロマと、驚愕とも言える果実の凝縮感が特徴です。口当たりはシルクのように超柔らかで、エレガントな酸にタンニンはとにかく滑らかです。ブドウそのもののピュアな甘さや旨みが溢れ、果てしなく長い余韻が続きます。濃厚でありながら繊細さもあり、重すぎない完璧なバランスに仕上がっています。 スクリーミング イーグル 一覧へ
Messorio 2017 プレミアムワイン《メッソリオ》はメルロー100%で造られた単一ワインで、ヴィンテージの特徴を見事に反映しています。2017ヴィンテージは、豊かに凝縮された果実と慎重に使用されたオーク樽に由来する、頑丈なストラクチャーとしっかりとまとまったタンニンを備えています。重心が高く、ダークフルーツのしっかりとした基盤に、キャラメル、ブラウンシュガー、スパイス、クリーミーなブラックベリーのジャムが加わっています。長期熟成のポテンシャルを持ちながら、今すぐにでも楽しめるワインです。 生産者レ マッキオーレLe Macchioleワイン名メッソリオMessorioヴィンテージ2017容量1500ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2022 - 2040Messorio is a wine that beautifully reflects the characteristics of the vintage and is a very accurate measuring stick of how any single vintage will eventually perform both in terms of near-term accessibility and long-term cellar aging. That said, the Le Macchiole 2017 Messorio plays its strongest cards in terms of mouthfeel and texture, revealing a robust structure and firmly integrated tannins that come from both the richly concentrated fruit and the careful use of oak. The wine shows a heavy center of gravity and a solid base of dark fruit that is enhanced by caramel, brown sugar, spice and creamy blackberry preserves. It does offer immediate appeal, but I'd wait a few more years to give this 2017 Messorio more time to flesh out and evolve.(Issue 251 End of October 2020, The Wine Advocate, 31st Oct 2020) レ・マッキオーレ一覧へボルゲリの農家が築き上げた伝説的なワイナリー レ・マッキオーレ Le Macchiole レ・マッキオーレは、オルネライアやサッシカイアなどの名立たるスーパータスカンが存在する銘醸地ボルゲリで、唯一、地元の農家が設立した小規模ワイナリーです。設立は1983年。創設者エウジェニオ・カンポルミ氏はボルゲリの地を愛し、地元のテロワールを忠実に反映した最上のボルゲリワインを追い求めました。「ビジネス目的でワインを造っているのではない」というエウジェニオ氏の発言からも、彼のワインに対する強い思いが読み取れます。同氏が亡くなってからも、妻のチンツィア氏と家族がその意志を受け継ぎワイナリーを経営。2002年からは有機栽培も開始し、その品質をより確固たるものにしています。
Chateau Latour 2013 ブラックフォレストケーキ、煮込んだプラム、桑の実、レッドカラントゼリーの上に、リコリス、サンダルウッド、バラの花びら、シガーボックスの香りが広がります。エレガントなスタイルのミディアムボディ。凝縮したブラックベリーのジャムの層で口の中を満たし、ソフトな質感のタンニンとしっかりとしたフレッシュさが感じられ、余韻は長くスパイシーです。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2021 - 2041Composed of 95.2% Cabernet Sauvignon, 4.4% Merlot and 0.4% Petit Verdot, the 2013 Latour offers an open-knit, fragrant nose of licorice, sandalwood, rose petals and cigar box over a core of Black Forest cake, stewed plums, mulberries and redcurrant jelly, plus a waft of cast-iron pan. The elegantly styled, medium-bodied palate (13% alcohol) fills the mouth with intense red and black berry preserves layers, framed by evolved, soft-textured tannins and well-knit freshness, finishing long and spicy. This vintage does not have the power and backbone of an outstanding vintage of Latour, but it is aging gracefully and, still possessing a lot of discernible fruit with plenty of tertiary pizazz, is absolutely delicious to drink right now. This sweet-spot stage is likely to continue for another 5-7 years, before the wine plateaus at a maturity peak and holds for a further 15+ years.(March 2021 Week 4, The Wine Advocate, 23rd Mar 2021) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。世界で最も高価で、知名度の高いワインです。収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。日本で市場に出るのは3年目の秋です。ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。この数字は作柄によって、大きく変動します。雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2033 - 2070Wafting from the glass with a deep and complex bouquet of dark wild berries, cassis, wilted rose petals, blood orange, exotic spices, licorice and coniferous forest floor, the 2017 Romanée-Conti Grand Cru is full-bodied, satiny textured and multidimensional. It's just as powerful as this year's La Tâche but even more elegantly framed by filigree structure, concluding with an intensely sapid and penetratingly fragrant finish. Pristinely balanced, this young Romanée-Conti possesses huge reserves for the long haul despite its deceptively supple youthful appeal, and it will reward extended bottle age.(January 2020 Week 2, The Wine Advocate, 10th Jan 2020) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。世界で最も高価で、知名度の高いワインです。収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。日本で市場に出るのは3年目の秋です。ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。この数字は作柄によって、大きく変動します。雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2014 - 2030Plums, blackberries, dark cherries, spices, and chocolate emerge from the rich aromas of the 2003 Romanee-Conti. A penetrating, medium to full-bodied, fleshy wine, it possesses, according to Aubert de Villaine, the estate’s co-director, the highest level of natural acidity (closely followed by the Richebourg) of the domaine’s 2003s. An enormously structured (verging on firm) effort, it offers cassis liqueur, spice, black cherry, and plum flavors. Its finish, marked by solid tannin, is impressively persistent. Projected maturity: 2014-2030+.(160, The Wine Advocate, 29th Aug 2005) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2019 - 2040Tasted at BI Wine & Spirits' 10-Years-On tasting, the 2007 Haut Brion has a perfumed bouquet with abundant red fruit, sage, sandalwood and black olive scents that just seem to soar from the glass. The palate is medium-bodied with fine tannin, beautifully judged acidity and a gentle build in the mouth towards the savory/meaty finish. There is class interwoven into this Haut Brion from start to finish, and the persistence is very impressive. This is just reaching its drinking plateau. Tasted February 2017.(231, The Wine Advocate, 1st Jul 2017) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
ジュヴレ・シャンベルタンの持ち味を生かしつつ、繊細さと優雅さも失わないスタイル ジュヴレ・シャンベルタンは鉄っぽいニュアンスと頑強なストラクチャーが持ち味ですが、ミスチーフ・アンド・メイヘムはその持ち味を生かしつつ、繊細さと優雅さも失わないスタイルです。アン・シャンとオー・コルヴェを含む樹齢55年の古木をブレンドして、ジュヴレらしいストラクチャーを表現しています。ダークチェリーやリコリスの上品なアロマです。 生産者ミスチーフ アンド メイヘムMischief and Mayhemワイン名ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュGevrey Chambertin Vieilles Vignesヴィンテージ2017容量3000ml イギリスで注目のマイクロ・ネゴシアン ミスチーフ アンド メイヘム Mischief and Mayhem ミスチーフ・アンド・メイヘムはアロース・コルトンで注目のマイクロ・ネゴシアンです。イギリスを代表するデキャンター誌でブルゴーニュ担当を務めるティム・アトキンMWが「注目すべき25のトップ生産者」の1つに挙げています。透明感ある白ワインの評価が高いライジングスターです。イギリスのワイン商「ベリー・ブラザーズ&ラッド」でバイヤーをしていたマイケル・ラグとフィオナ・トレイル・スティーブンソンが2003年、ブルゴーニュにやってきました。2人ともオーナーであり、ワインメーカーでもあります。自社畑もブドウを買う畑もビオディナミ。使用する全ての畑を訪れ、シーズンを通してブドウの木の健康状態やブドウ畑の発展状況をチェックしています。アロース・コルトン・やサヴィニ・レ・ボーヌの知名度の低いアペラシオンから始め、ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・ルフェールなどに拡大しました。自社畑は計1ha未満ですが、人為的な介入を排した醸造により、純粋で自然なワインを造っています。 ミスチーフ アンド メイヘム一覧へ
生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2025 - 2070The 2016 Haut-Brion is blended of 56% Merlot, 37.5% Cabernet Sauvignon and 6.5% Cabernet Franc. Medium to deep garnet-purple colored, the nose is at once profound and arresting, offering drop-dead gorgeous Morello cherries, lilacs and red rose scents with a core of Black Forest cake, warm blackcurrants and blueberry preserves plus wafts of sandalwood and underbrush. Medium-bodied, the elegantly crafted palate is completely packed with intense floral, mineral and cassis-laced flavors with a firm frame of very finely pixelated tannins and seamless freshness, finishing very long and achingly stunning.(Interim End of November 2018, The Wine Advocate, 1st Dec 2018) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
Chateau Lafite Rothschild 2017 2017年はラフィットにとって変革の年でした。若きサスキアが父のエリック男爵の後を継ぎ、LVMHのジャン・ギョーム・プラッツがCEOに就任しました。小気味よいタンニン、スムーズなテクスチャー。ミッドパレットから広がりが加速し、フィニッシュはとがったペン先のように焦点が合って、生き生きした果実が戻ってきます。ピュアなエキスだけを抽出したような心地よいうまみが詰まっています。 生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2024 - 2057Composed of 97% Cabernet Sauvignon, 2.5% Merlot and 0.5% Petit Verdot, the 2017 Lafite Rothschild is deep garnet-purple colored. It opens slowly, cautiously with restrained notes of chocolate-covered cherries, mulberries, warm blackcurrants and wild blueberries, followed by emerging notions of smoked meats, fragrant earth, crushed rocks and lilacs with touches of cast-iron pan and Marmite toast. Medium-bodied, the palate is deceptively light and quite ethereal on entry, growing in the mouth to reveal elegant layers of energetic red and black fruits with tons of savory accents. Framed by exquisitely ripe, wonderfully fine-grained tannins, it has exhilarating freshness and a very long, hypnotically perfumed finish. On a final note, the alcohol here is a jaw-dropping 12.5%, which is something of a miracle considering the ripeness of the Cabernet. A total head-turner, I cannot wait to follow the development of this wine!(March 2020 Week 3, The Wine Advocate, 17th Mar 2020) 5大シャトーの筆頭 シャトー ラフィット ロートシルト Chateau Lafite Rothschild ボルドー5大シャトーの筆頭として名高いシャトー・ラフィット・ロートシルト。13世紀にはラフィットは文献に登場していますが、ワインの評判を確立するのは、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵が所有していた18世紀になります。ヴェルサイユ宮殿でも高く評価され、貴族たちのステータスシンボルとして愛されるようになります。その後、何代ものオーナーを経て、歴史に翻弄されながらも、ボルドーの頂点にふさわしいワインへと成長していきます。近代でも、テクニカル・ディレクターのエリック・コレールにより更なる改革が進められ、5大シャトー筆頭の地位を不動のものにしています。 シャトー ラフィット ロートシルト 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。世界で最も高価で、知名度の高いワインです。収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。日本で市場に出るのは3年目の秋です。ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。この数字は作柄によって、大きく変動します。雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ1996容量750ml解説パーカーポイント: (96 - 98)点予想される飲み頃:NAThis is among the world's most expensive wines (as far as I know only certain late harvest wines from Germany are more expensive). It has a gorgeously bright dark ruby/purple color and extremely complex aromatics of fresh herbs, Asian spices, creamy cherries, super-ripe blackberries, and vanilla-imbued oak. This superb wine offers a mouthful of silky-textured cherries, blueberries, plums, boysenberries, earth, minerals, and spiced oak. This masterpiece is full-bodied, dense (yet extremely elegant and defined), thickly-textured, and immensely concentrated. Moreover, I sensed this wine was holding a significant amount in reserve!(118, The Wine Advocate, 31st Aug 1998) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2017 - 2027Tasted blind as a vintage comparison at the Valandraud vertical, the 2003 Margaux is fully mature on the nose. There is ample fruit here, well defined for the vintage with blackberry and cedar, this bottle demonstrating a subtle fungal character that I have not discerned in previous bottles. There are faint scents of rust iron piping that develop with further aeration. The palate is medium-bodied with slightly dry tannin, offering more fruit than the 2003 Valandraud it was paired with: feisty black pepper and allspice finish with a decent aftertaste. There might be better bottles than this, even so, there is probably not another Margaux that touches this First Growth. I see no harm in broaching bottles now and over the next ten years. Tasted December 2016.(229, The Wine Advocate, 1st Mar 2017) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
生産者ル パンLe Pinヴィンテージ2004容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2007 - 2027There are 580 cases of the exotic, flamboyant 2004 Le Pin. Its dense plum/ruby color is accompanied by sweet aromas of kirsch, cassis, smoke, earth, and roasted herbs. Super-opulent for the vintage, it possesses wonderful fruit and glycerin, medium to full body, and a fleshy personality. It should drink well young, yet age nicely for two decades or more. The Pomerol of the vintage?(171, The Wine Advocate, 29th Jun 2007)
Chateau Mouton Rothschild 1999 クリーンで正確なブーケ。味わいはフレッシュで、しなやかな赤い果実が酸のラインと交わっています。タバコと杉の香りがするフィニッシュには十分な深みとボディがあり、バランスが取れています。 生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1999容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2017 - 2030Tasted blind as a vintage comparison at the Valandraud vertical, the 1999 Mouton-Rothschild is a "useful," perhaps over-looked vintage from the First Growth estate. It has a clean and precise bouquet - you could almost describe this as dainty, which I mean in a positive sense. The fruit is beautifully delineated, almost pastille-like with subtle floral scents emerging with time. The palate is fresh on the entry with supple red berries pierced by a fine line of acidity. No, it is not complex and it has lost a little substance in recent years, yet it is well balanced with sufficient depth and body on the tobacco and cedar-tinged finish. If you can put its status aside, it boils down to nothing more than a well-made, easygoing and refined Pauillac to drink now and over the next decade. Tasted December 2016.(229, The Wine Advocate 1st Mar 2017) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: (94 - 96)点予想される飲み頃:2030 - 2060The 2010 Richebourg is a kaleidoscope of black fruit, graphite, mint, violets and spices. It is a towering, statuesque wine that completely saturates the palate in all directions, seemingly at the same time. The 2010 stands out for its beguiling, totally exquisite aromatics. The trademark Richebourg structure is present, but this seems to be a vintage where finesse takes precedence over sheer power. Anticipated maturity: 2030-2060.(199, The Wine Advocate, 23rd Dec 2011) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 99点予想される飲み頃:2023 - 2050The 2015 Chateau Margaux is a blend of 87% Cabernet Sauvignon, 8% Merlot, 3% Cabernet Franc and 2% Petit Verdot. Medium garnet-purple colored, the nose features oh-so-seductive notes of warm blackberries, cassis and black forest cake with touches of forest floor, sandalwood, anise and cigar boxes plus a waft of lavender. Medium to full-bodied, it delivers taut, muscular, densely packed black fruits and exotic spice flavor layers supported by a very firm backbone of grainy tannins with oodles of freshness and a long, savory finish. It is tightly knit and a little reticent at this very youthful stage; afford it at least 15 years in the cellar, and it will open out into a classic Chateau Margaux of incredible proportions. Readers may be interested to know that this wine is beautifully packaged in a special commemorative bottle honoring winemaker Paul Pontellier, who passed away in 2016. The gold-etched black bottle bears the message, “Hommage à Paul Pontellier” at the bottom. This 2015 is an achingly beautiful swan song from an incredibly gifted winemaker, taken from us too soon. In my view, this alone makes this vintage more than worth the investment for the many lovers of history in a bottle.(Interim Issue Mid-February 2018, The Wine Advocate 22nd Feb 2018) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
エレガントなミニ・ロマネ・コンティ ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。 植え替えで品質がさらに向上中 マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。ミュジニーに比肩される女性的なワインです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2016 - 2035The Romanee-Saint-Vivant was picked on 8 and 9 September at 24.7hl/ha. Now this has a very interesting bouquet, quite distinct from the Richebourg and the Grands Echezeaux. It is much more exuberant and lifted, very perfumed with fresh strawberry, red cherries, dried rose petals and a touch of quince. This is so lively and vivacious, as if it borrowed some of the succulence from the 2009 vintage. The palate is quite precocious on the entry, the mouth instantaneously tingling with glee. There is a beautiful crescendo before fanning out towards its silky caressing finish. There is something playful and joyous about this Romanee-Saint-Vivant, carefree and alluring, a wine to be enjoyed as much as respected. 1,164 cases produced. Drink 2016-2035.(211, The Wine Advocate 27th Feb 2014) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ1990容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:1993 - 2011This is a terrific Opus, with a broader, deeper palate and less of the overly-sculptured, structured feel that past examples have revealed. The 1990 exhibits a dark ruby/purple color, and a spicy, rich, sweet nose of cassis, vanillin, lead pencil, herbs, and minerals. Medium to full-bodied, with low acidity, sweet tannin, and wonderful layers of ripe, pure, rich fruit, the wine is in complete harmony, without being excessively acidified or brutally tannic. This is a gorgeous Opus for drinking over the next 16-18 years. My instincts suggest it is the most promising Opus One made to date.(89, The Wine Advocate 26th Oct 1993) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
オーパス・ワンの入門編 オーパス・ワンのセカンドワインのオーヴァチャーは1993年から生産され、ワイナリーとプライベート・カスタマー向けのメーリングリストで販売されてきました。日本での人気が高かったため、2014年からボルドーのネゴシアン経由で正式販売されています。ブレンド作業の際に、ファーストラベルからもれたワインで造られます。オーパスワンは飲み頃になるまでに時間がかかりますが、早くから楽しめるのが最大のセールスポイントです。収穫年とその1年前、2年前のワインまでブレンドして造るマルチ・ヴィンテージです。赤ワインでは珍しいのですが、巧みなブレンドによって、バランスのとれた味わいに仕上げています。オーパスワンの全生産量の15%程度がオーヴァチャーに回されます。ヴィンテージのブレンド比率は明らかにされていませんが、市場に出ているどのボトルを手に入れても、そのまま飲める親しみやすさを備えています。ジューシーで、ダークチェリーやドライハーブのアロマ。オーパスワンほどの凝縮度はありませんが、デカンターに移せばすぐに開きます。食事に合わせて生きるワインです。勝田商店は早い時期から、その魅力に着目して扱ってきました。 ホームラン!★★★★★(社長 勝田) 飲んだ印象ですが、ファーストのオーパスワンより美味しいのでは!?とそのくらい素晴らしいと感じられました。自宅での普段飲みの場合、オーパスは、不要です!オーヴァチャーで十分、かなり満足できます。ナパ特有の濃厚でパワフルな果実味最高です。ラベル表記には、アルコール度数が14.5とありますが、実際は、もっとあるように思いました。半分位飲んだだけで、かなり酔いが回りました。万人受けするワインであるのは間違いございません。アルコールが高く、強いワインがお好みな方には、かなりお気に入りいただけると思います。二日目の朝に飲みますと、アタックは、タンニンを感じ、その渋さ、力強さは、まるでシャトーラトゥール?!と思いました。 余韻は、甘くエレガントで、まるでシャトーマルゴー?!と感じさせてくれました。ホームラン!★★★★★です。 生産者オーパス ワンOpus Oneワイン名オーヴァチャーOvertureヴィンテージNV容量750ml 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
Opus One 2017 焼いたブラックチェリー、マルベリー、ブラックラズベリー、温かいカシス、ブラックベリーパイに加え、スパイスケーキ、酵母エキス、タプナード、リコリス、野生のセージのニュアンスを含む魅力的な香り。ミディアムボディで、味わいは生き生きとしたステップを踏み、熟した豪華なタンニンに支えられたさわやかなラインと長く優雅な余韻をもたらします。 生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2021 - 2036Opus One had picked 91% of their fruit before the fires started in 2017, and only two lots were eliminated from consideration. The 2017 Opus One, bottled in July 2019, is a blend of 81% Cabernet Sauvignon, 8.5% Petit Verdot, 5% Cabernet Franc, 4.5% Merlot and 1% Malbec. Medium to deep garnet-purple colored, it slowly grows on the nose, revealing compelling notes of baked black cherries, mulberries, black raspberries, warm cassis and blackberry pie with nuances of spice cake, yeast extract, tapenade, licorice and dusty soil with a waft of wild sage. Medium-bodied, the palate has a lively skip in its step, featuring bags of juicy raspberry and cassis-laced fruit and a refreshing line, supported by ripe, plush tannins, finishing long and graceful.(Issue 245 End of October 2019, The Wine Advocate, 1st Nov 2019) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
Le Pin 2017 スミレ、ブラックプラム、ミント、バルサミックでジューシー。フローラルで、香り高く、テクスチャーはスムーズ、生き生きしていて、重厚感はありません。愛すべきバランスがあり、2016のような怪物的パワーではなく、極めてエレガント。しったかりしたストラクチャーがあり、フィニッシュにかすかなヨード香。 生産者ル パンLe Pinヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2020 - 2055Made from 100% Merlot, the deep garnet-purple colored 2017 Le Pin opens a little closed and broody, slowly unfurling to offer notes of baked plums, Black Forest cake and raspberry pie with touches of iron ore, crushed rocks, roses and star anise plus a waft of cardamom. Medium to full-bodied, the palate delivers the most jaw-dropping, exquisitely ripe tannins with amazingly seamless freshness and layer upon layer of red and black fruits, finishing with incredible energy and depth. WOW!(March 2020 Week 3, The Wine Advocate, 17th Mar 2020) ル・パン一覧へメルロの頂点 ル・パン Le Pin 1980年代初めにポムロールに誕生し、約10年間で伝説となった「ル・パン」。ガレージワインのパイオニア的存在であり、その圧倒的な品質は世界中のワイン愛好家を魅了しています。所有している畑はわずか2haほどで、年間生産量は500?600ケースと極少量です。エキゾチックで華やかなブーケを放つ、メルローの最高傑作ともいえるワインです。
DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。栽培面積は3.52ヘクタール。全体の40%を占める最大の所有者です。グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。北にはミュジニーがあります。ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2020 - 2040The 2013 Grands Echézeaux Grand Cru was picked on the afternoon of October 6 and then the following morning, the yield delivering 21.5 hectoliters per hectare, higher than the Echézeaux. It has a vivid bouquet of Morello cherry, strawberry, crushed stone and just a touch of wilted rose petal, all beautifully defined and seeming to gain intensity in the glass. The palate is extremely well balanced and the acidity is well judged. There are earthy tones present, a hint of autumn woodland, a subtle but very attractive leafiness embroidered into the fruit. This is a very typical Grands Echézeaux, perhaps a little introspective compared to the more outgoing Echézeaux, but there is considerable length. Production is 782 cases. Tasted February 2016.(223, The Wine Advocate, 4th Mar 2016) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
Petrus 1982 炎暑の収穫時の最後に、大編成のチームによって一日で収穫された。最新の試飲について:いまだに深く豊かな色調。ブーケは調和がよくとれ、自己満足度。充実してリッチ。確かに印象的だが、欲をいえば、わかりやす過ぎて、トップ級のメドックが持つ経趣とドラマに欠ける。だからといって、世界の大金持ちが買い控えることはないだろう。最後の試飲は2000年10月。★★★★★(ヴィンテージ・ワイン必携 マイケル・ブロードベント著 柴田書店) 生産者ペトリュスPetrusヴィンテージ1982容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2002 - 2040Offering up aromas of sweet plums, fruitcake, warm spices, smoke, caramel and cedar, the 1982 Pétrus is medium to full-bodied, sweet and fleshy, built around powdery tannins that assert themselves on the somewhat firm finish. Served blind next to Trotanoy and Lafleur, Pétrus exhibits less sensuality than the former and less concentration and character than the latter, landing in third place. It remains a very attractive wine, but the great Pétrus of the decade of the 1980s is clearly not the 1982 but rather the monumental 1989.(Issue 264 End of December 2022, The Wine Advocate 31st Dec 2022) 世界最高のメルロ ペトリュス Petrus ポムロール地区を代表する最高級ワイン「ペトリュス」。全くの無名の状態から、1889年のパリ博覧会で金賞を獲得し、その名声を高めていきました。青い粘土を含む特別な土壌の小さな11.5haの畑から、ほぼメルロ100%で、厳格な管理のもと極限まで丁寧に仕上げられることにより、卓越した品質を誇るグラン・ヴァンが生み出されます。 ペトリュス一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名パパ シラーPapa Syrahヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2006 - 2021There are 860 cases of the 2003 Papa, a blend of 97% Syrah, 2% Mourvedre, and 1% Grenache sourced from six different vineyards. An old black and white photograph of Manfred Krankl’s father holding a baby with a head the size of a large watermelon (presumably Manfred) serves as the label for this wine, which has just about everything one could want in a great Syrah. It exhibits extraordinary power and richness along with large quantities of sexy, seductive cassis, black cherries, and a chocolaty undertone. Unctuously textured, rich, and full, it will provide amazing drinking over the next 10-15 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2006)